国立メディア芸術総合センター計画は、水の泡になったわけではなく、形を変えて民主党がナンカしてくれるかも~ という話を昨日の、NHK【ニュースウォッチ9】でやっていたので記録しておきます。(青字はナレーション)
-VTR-
そもそもの目的は何だったのか。
海外での人気がすっかり根付いた
日本のアニメやマンガなどのコンテンツ産業。市場規模は、14兆円。
政府は、6年前に知的財産戦略本部を設置し、21世紀の日本の主力産業に育てようと取り組んで来ました。・・.
さくらにゃん
ゲストに麻生さんと安倍さんを迎えた、読売テレビ【たかじんのそこまで言って委員会】(8/28)『日本人のチカラ スぺシャル』、
どよ~んとした民主党代表選の討論会とは月とスッポン、麻生さん・安倍さんのスケールの大きさが分かる番組でしたよね☆津川さんのキャラもスゴイ! レギュラー決定ちゃう?(笑) 以前、記事にした
「メディアの自民党叩きは酷かった」by辛坊アナ 【たかじんのそこまで言って委員会】
を裏付けるような、特に私の思い入れの深い、国立メディア芸術総合センター(いわゆる国営巨大マンガ喫茶)についての部分のみ書き起こししました(青字はナレーション)
・・続いては日本の文化のチカラ。
本日スタジオにお越しの麻生太郎元総理の力の源と言っても過言じゃないモノは、日本が世界に誇るマンガ。
かつて委員会では麻生さんがロゼンメーデンというマンガを愛読していた事から、「ローゼン閣下」などと呼ばせていただいた過去もございます。
そんな麻生さんが総理時代、「日本のマンガやアニメの力が今後外貨獲得の鍵になる」として建設を計画したのが、「漫画・アニメの殿堂」! しかし・・
当時、鳩山由紀夫氏らに「なぜ巨費を投じて国営の漫画喫茶をつくるのか?」と揶揄され、計画を断念したのは2年前のこと。
ところが今、日本のアニメや漫画がその力を発揮しようとしている。
先日名古屋で行われた世界コスプレサミット2011には、日本の漫画やアニメを愛してやまない外国人達が世界17カ国から訪れ、
またフランスで毎年開催されているジャパンエキスポには、ナント19万人もの日本大好き欧米人が集結した。
これら海外での日本ブームは、クールジャパンと言われ、漫画やアニメ・ゲームの他にファッションや食文化も大人気。
寿司などの和食は健康に良いと好評な上、とある地方の地酒は国内価格5000円そこそこのものが、ドバイの高級レストランではナント1本17万円で売れるんだとか。
この日本ブームを受け、政府は昨年当時の鳩山総理自らが本部長となり、漫画やアニメなどで外貨獲得を目指す知的財産戦略本部を立ち上げました。2020年までにその輸出規模を17兆円までに伸ばす方針。そんな中、一足先にアジア各地で力を増してきているのが韓国。
今の日本には抗議デモが起きるほど韓流ブームが溢れていますが、ホンコン・韓国・シンガポールでも韓国ドラマやKーポップが席巻中!!
韓国ドラマが人気を得ると、韓流スターの着こなすファッションを売りこみ、韓国政府の売り上げに繋げる。韓国はそんなビジネススタイルを早くから官民力、を合わせて築いてきたのだそうです。
日本は一日でも早く漫画やアニメをはじめとする様々な日本文化のチカラを世界にアピールしていければいいのですが・・ここで皆さんに質問です。今後、日本が世界にアピールすべきチカラは何チカラだと思いますか?
(VTR終了 スタジオへ)
たかじん「官民がなって良い物は、その世界に向かって発信するべきだとは当然思うんですね。韓国の場合は、特に人口含めてね、あのー音楽CD売ったところで、(日本の半分以下ですから:勝谷) うん、以下なんですよ。だから市場がものすご狭いんですね。
だからもう国策として国がもう推奨してやってる(国家資本主義:勝谷) そういうのが日本にもうひとつないですよね?文化に関して特に。今、その鳩ポッポがやりだした事に関してどうですかねぇ? 」
麻生氏「あのー(笑) 基本的には日本で、、少なくともMANGAっていうのは、今フランス語ですからね。 フランス語ってのはそういったものではなかなか外国のものをする事は無いと。それが正式に認めたMANGA。
で、日本で国際漫画賞をやろうと言って外務省でやり始めて今年で何年目になりますかねぇ、国際漫画大賞ってのがやりはじめて、、」
辛坊氏「あっ麻生さんに会ったらいっぺん聞いとこと思ったのは、あのローゼンメイデン逸話って、あれほんまなんですか?」
(空港でたまたま手に取ったら女子高生にパシャパシャ撮られたという話)(中略)
勝谷氏「麻生さんがやろうとした漫画の殿堂っていうのは、巨大漫画喫茶っていうのは、本当に非常に貧困な発想でね、鳩山さんは。何もそこ行って読むんじゃないんですよ。
コンテンツとしてのアーカイブとしてそこにちゃんと保存しておこうと、こういう場所を作ろうとしていたわけ、、」
江川氏「でも、国立国会図書館には全ての漫画入ってますよ。」
勝谷氏「一応ね、まっ紙だから、紙っていうかマイクロフィルムだからね。」
辛坊氏「漫画家の立場としてはそのへんどうなんですか?」
江川氏「(漫画は国とか普通の社会と全く違う低いレベルの、もうドロップアウトした人が入っていく世界ですっごい貧乏。誰からの援助も受けなくて、援助を受けないから良いという話など) だからぁ、国が保護を与えたりだとかそういう事しない方がむしろ発展するんじゃないかと思います。」
安倍氏「しかしね、まぁそれは気持ちとしては分かるんですが、保護と言うよりもですねぇ、アニメとか漫画っていうのは日本にとってですね、輸出していく上においてのですね、大変なチカラなんですよね。せっかく資産がありますからこの資産は資財としてしっかりと守っていく必要もありますし、
更にですね、アニメのクリエーターになりたいって人たちはアジアにたくさんいるんですよ。そういう人達が日本にやってきて、その場に行けばですね、それに触れることも出来るし、そこで自分が勉強できるって場を作ろうっていうことで、
実はあの予算はですねぇ、予算化したのはですねぇ、多くの人たちはこれ勘違いしているんですが、これ安倍内閣の時にですねぇ、起案されて予算化したんですよ。なんかいかにも麻生さんがやりそうでしょ?!(笑) でねぇ、執行したのが麻生政権なんですよ、で、なんか随分麻生さんが批判されて可哀想だったんですがね。
もし、日本が止めるんであればね、さっそくシンガポールのリーシェンロンがやって来ましたよ。同じ物をつくりたいから、日本はソフトを出してくれと。ハードはコッチで造ってシンガポールに置きたいと。
それ位やっぱりこれはね、本来であれば大きな武器になるものなんだろうなと思いますよ。」
江川氏「1つね、ポイントがあって、漫画の良さってのは自由さなんですよ。だからエロだったり、バイオレンスだったり、そういうその学校の先生が怒っちゃうようなのを隠れて書いてたりしたのが、まぁ漫画家になっていくわけで、比較的にその国がね、やろうとするとそこにこうスタンダードが設けられるじゃないですか、そこが一番怖い。」
安倍氏「国がやろうとする考えとか、全然そんなことではなくて、国がそういうハコを造って、誰かがどっかでね資財を保護しなければいけないし、、」
江川氏「エロも自由なんですか?それ(もう自由ですよ:麻生) 自由ですか?!あっ分かりました。エロ自由ならオーケー」
麻生氏「今の話を聞いているとなんとなーく、こうマスコミの新聞の情報しか持っておられんなぁとつくづく思うんですけれども、もう少し現実としてあの時の政府が言った話ってのは、少なくても世界中から、これだけ日本に観光に来てどこに行きたいんですかって言ったら、みんなアキバって言うんですよ。
そのアキバに何で行くんだと言ったら、何も漫画だけじゃないわけじゃないですか、テレビゲームからおもちゃのセンターからみんなありますから。
それ全部集めてね、なんか古くても開いているようなビルあるだろうがと。それ買ってきて、ねっ、借りても良いよと。全部中にして漫画から何から全部見せるようにして、作り直したらどうだと。中、改装するなら安いもんだろうと 言って、その代わり少年マガジンの第1巻からずーっとあるわけですから、そういったものを全部アーカイブみたいにして残しておく、、(それはエロマンガも入ってる?:江川) ぜーんぶ! えらい拘るね。」
江川氏「重要なんです。違う違う。アングラものが支えてるんですよ。」
麻生氏「間違いないですよ、例えばカラオケ。例えば回転寿司。あんなもの輸出産業にしようなんて思った人は1人もいませんな。絶対に、あのパイオニアの松本さんみたいに、小松にあるあの回転寿司70%持っている人がいますけど、それぞれお目にかかって話を聞いたことがありますけど、まっっったく海外に輸出する、、もう全然ない。それが結果として、、好きでドンドン作る。漫画だってそうですよ。
みんな落ちこぼれみたいなという事を使われたけど、最初必死で書いて売れたってだけの話ですから、それがレベルが非常ーーに高かった。そういった1つ1つの積み重ねが結果として日本という国のチカラ、底力の元はもっとこう純粋なところをいかに伸ばしてやるかっていう事を考えた方がいいのではないかと。」
宮崎氏「そういう意味じゃ、特に津川さんにお願いしたいのはもうちょっと日本映画頑張ってほしいですよね。」
津川氏「失礼しました(一同笑い)
サヨクばっかり。つまりまぁ芸能人は、映画人はサヨクにあらずんば映画人であらずみたいな時代があってね、このサヨクの一番悪い体質の、その権力、、だから
山田洋次はじめね、ほとんどが、90%はダメですね、日本は、映画がね。」(以下 話題が変わったので略)
漫画家の江川氏が勘違いしているのは、世界に発信しているコンテンツ・MANGAは、クレヨンしんちゃんやドラえもんワンピースやドラゴンボール・・であり、アングラものではないってこと。
そのへんは「私の漫画は国営漫画喫茶には置かせない」と会見した女漫画家とダブって見えます(´ρ`)ぽか~ん
まぁ、当時マスコミは全くトンチンカンな情報を流して、全力でこの国立メディア芸術総合センターを潰しに掛かっていたので勘違いするのもムリもないかぁ・・↓
《日テレとテレ朝の報道比較 いわゆるアニメの殿堂準備委員会発足について》より抜粋
麻生総理「・・またアニメの殿堂の話を具体例としてされましたけれども、これ、何も思いつきで私の段階で出たんでも何でもないんで、これは前々に安倍内閣のときにこれがスタートし、福田内閣でこれを企画をし、私の時で実行させて頂いたというそれまでの経緯がございます。(←ここだけ切り取るマスコミ)
少なくとも我々は、今これからの日本のソフトパワーとしては、コンテンツというものは、今日本で約14兆円位のものがありますけれど、14兆、世界では150兆のコンテンツ関係のものがあり、これはこれからも更に伸びるといわれる部門であります。我々としては、映画・写真、いろいろアニメ以外にもいっぱいありますが、こういったものをきちんとして我々としては系統立てて、我々はそれを支援していく。
役人が、政治家が、この種のことに秀でていると思ったことはありません。従ってこれは、運営等々は民間に基本的にやってもらうのが筋だと言うことを申し上げてきているので、思いつきで何もやっていると言うことは全くないことだけは、私としては誤解を招かるような話になりすぎていると思っております。」
一番トンチンカンな報道していたのはこれかなぁ
《「#国立メディア芸術総合センター」テレ朝の伝え方(玉川徹)【スーパーモーニング】【モーニングバード】》
とにかく!江川氏は日本のソフトパワーの潜在能力を理解してないと思いました↓
「・・・例えば、アメリカのアニメーション市場ってのは、日本からの鉄鋼輸出額よりも多いんですよ。正規市場だけでもね。(ワーー オーーーの歓声)鉄よりもマンガやアニメーションの方がたくさん稼いでいるんですよ。実はね。」
※国立メディア芸術総合センターに関しては、カテゴリー国立メディア芸術総合センターにまとめてあります。
鳩ポッポがパクッた知的財産戦略本部の件、NHKは好意的に特集していましたが、他の情報番組ではみてないような・・
国立メディア芸術総合センター とは「国立メディア芸術総合センター」の今後 NHKニュースウォッチ 9
国立メディア芸術総合センター計画は、水の泡になったわけではなく、形を変えて民主党がナンカしてくれるかも~ という話を昨日の、NHK【ニュースウォッチ9】でやっていたので記録しておきます。(青字はナレーション)
-VTR-
そもそもの目的は何だったのか。
海外での人気がすっかり根付いた
日本のアニメやマンガなどのコンテンツ産業。市場規模は、14兆円。
政府は、6年前に知的財産戦略本部を設置し、21世紀の日本の主力産業に育てようと取り組んで来ました。・・.
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