IHI
日本の大手造船会社の経営統合は自衛隊の増強だというニュースと、アメリカの東南アジア戦略のニュースをCCTVでやっていたので記録しました(青字はナレーション)
まさにオマエが言うな!全開です(;一一)
フィリピンのスービック基地が再開されたのは”抑止力”として良かった☆
女子アナ「日本が隣国との島の主権をめぐり、紛糾が絶えない中、日本の二つの大手造船会社の経営統合が注目されています。
その目的は自衛隊の軍事力を増強する為で、将来的にヘリコプター空母の製造も視野に入れています。
ユニバーサル造船とIHI・マリーンユナイテッドは11月にも合併する予定で、本社は東京に置き、海上自衛隊の潜水艦や巡視船の製造担うほか、民間用の船の設計・製造も行います。」
この2社は4年間の協議を経て今年合意しました。IHIの担当者によれば管理面の手続きは今月末にも完了するという事です。
IHIは今、24,000tのヘリコプター空母の製造をしています。第二次世界大戦後、日本は平和憲法の制限により空母の製造は出来ませんでしたが、
駆逐艦の建造を建前に護衛艦・”ひゅうが”と”いせ”を建造し、保有しています。
排水量はいずれも13000t以上です。自衛隊の大型ヘリコプターは全て離着陸できます。
その他に戦闘用艦船は140隻あり、中規模以上の艦船の保有数は世界3位です。
海上自衛隊は、かなり強い攻撃能力を持っており、自衛の為を標榜する軍事力をはるかに超えています。
女子アナ「フィリピン政府は、このほどアメリカ軍がスービック湾にある軍用基地の使用を再開することを認めました。
これはアメリカのアジア海域戦略が実質的な段階に入った事を裏付けています。」
アメリカはアジア太平洋への回帰を急いでいます。6割の海軍の兵力をこの地域に移すほか、他の兵力のこの地域への移動も検討しています。
政治面でも軍事面でもアメリカはアジア太平洋を重視するポーズを打ち出しています。」
アメリカはアジア太平洋への回帰を急いでいます。スービック湾に半永久的な駐留という戦略も地域の対立を利用して兵力の配備の強化を狙う意図がうかがえます。
また合同軍事演習と寄港を増やすことで、フィリピンでの兵力配備を強め、更にフィリピンを足がかりにして、東南アジア地域での軍事態勢を整えることを図っています。
一方、アメリカは、重要な軍事基地である、日本の重視も尋常ではありません。このほど最新型の輸送機・オスプレイ12機が沖縄に配備されました。
空母ジョージ・ワシントンは今月下旬にフィリピンに到着し、4日間に亘って訪問する予定です。
新しい世紀に入り、アジアの新興国が急速に台頭し、世界の構図に衝撃を与えています。
アメリカ経済の不振が続く中、アジア戦略を強めることで、国内経済の復活を図ろうとしています。
各国のメディアが伝えるように、中国はアメリカのアジア海域の唯一の要因ではないにしても、最大の要因であることは間違いありません。
アメリカは小国を抱き込み、大国を押さえ込むことで世界での盟主の地位を維持する狙いです。以上
ユニバーサル造船とIHI・マリーンユナイテッドの合併はまた延期されたようです・・
ユニバーサルとIHIMU、合併を12月に再延期 12/10/24
JFEホールディングスとIHIは、傘下の造船所であるユニバーサル造船(川崎市幸区)とアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド(東京・港区)の合併効力発生日を再延期し、12月1日付に変更すると発表した。発表当初は今年10月1日付の合併を予定していたが、一部審査の遅れから9月下旬に1ヵ月延期し11月1日付としていたもの。
合併日の変更は、海外における競争法上の審査・承認手続きが引き続き継続中のため。手続きの進捗次第では合併日をさらに延期する可能性もある。関係者によると中国での審査が遅れているという。合併期日が遅れれば調達計画や生産計画にも支障をきたすだけに、今後の影響が懸念されている。
ユニバーサル造船は、2004年に日本鋼管(現JFEエンジニアリング)と日立造船の船舶・海洋部門が統合して発足。当初はJFE・日立造船の折半出資だったが、08年にJFEホールディングスの子会社となった。売上高は約2100億円(11年3月期)、従業員数は約4000人(連結)。
IHIMUは、1995年にIHIと住友重機械工業の共同出資で設立され、02年にはIHIの海洋船舶事業部門が合流して現態勢となった。売上高は約1600億円(12年3月期)、従業員数は約2700人。
嫌がらせ?
で、スービック基地の件は約20年前にフィリピンが米軍を追い出した形なんですが、その3年後、南沙諸島が占領・・・
《米軍基地問題と”抑止力”(フィリピンと韓国の場合) 【Mr.サンデー】》より抜粋
だが、フィリピン軍だけでは南沙諸島を守る力はなかった・・・
さらに頼みの綱のアメリカは中立を貫き、助けを求めても動いてはくれなかった。
ネルガス広報官「(苦笑しながら)
アメリカは『俺たちはお前たちに追い出されたのに、なんでお前たちを助けないといけないんだ』
と思ったのではないでしょうか。」
米軍基地の撤去によって失われた”抑止力”
抑止力って本当に大事ですよね。
関連記事
インドと次官級対話 中国を牽制 豪州、欧州とも連携強化
MSN産経ニュース -
日印両政府は22日、東京都内の飯倉公館で外務、防衛当局の次官級対話(2プラス2)を行い、海賊対策やシーレーン(海上交通路)防衛など海洋安全保障分野での協力を強化することで一致した。海洋進出を強める中国を牽制する狙いがある。政府はインドに加え、オーストラリアなど米国と密接な関係にある国とも安保協力を強化しており、“対中包囲網”を構築したい考えだ。・・・
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく