GDP
NHK-BS【ワールドニュースアジア】韓国KBSで、
日本が参加する、世界最大規模の多国間自由貿易協定TPP(環太平洋パートナーシップ協定)が妥結し、韓国政府も今後は参加を積極的に検討するというニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)
韓国は、交渉中に「TPP入りたい!入りたい!」とアメリカに言ってたけど、「交渉が合意した後でね」とキッパリ断られていました。
協定内容が確定したらもうどの国も入れますよ。 ただし、参加国の全員の許可があればね。
アナ「アメリカが主導し、日本が参加するTPP・環太平洋パートナーシップ協定が妥結しました。世界最大規模の多国間自由貿易協定です。
事実上、アメリカと日本が主導する経済・安保同盟の性格が大きいと見られます。」(アメリカ・フロマンのコメント、オバマの「世界のルールはアメリカが作る」のコメントなど 略)
アナ「韓国政府はこれまで中国とのFTAに重点を置いていた為、TPP交渉には消極的だと言われていましたが、政府はTPPへの参加を積極的に検討する方針です。」
TPPに加盟すると、韓国経済の規模が大きくなるというプラス面があります。
実質GDPは1.8上昇し、貿易収支も年間3億ドルが改善される見通しです。
加盟しない場合、GDPは0.12%減少し、貿易収支も1億ドル悪化すると見られます。専門家です。
「韓国は韓米FTAを通じてアメリカ市場で占める相対的な優位を、日本やベトナムのような競争国にとられる可能性が高いと見られます。」
業種別では自動車や繊維・石油製品などは輸出が増加するものの、日本と競合する自動車部品や部品の素材などの分野は被害が予想されます。
損失は大きくないとの見方もあります。12カ国の加盟国の内、韓国は既に10カ国とFTAが締結されているからです。
政府は2013年にTPP加盟に関心を寄せてから、12国との2国間交渉で参加条件を議論してきただけに、加盟をこれ以上遅らせてはいけないとの指摘が出ています。専門家です。
「会員国からの承認を得てこそ韓国が加盟できるのです。韓国に無理な要求をされた場合、韓国がどのように反応するかがとても重要です。」
政府は経済に及ぶ聖域を分析してから、参加を積極的に検討するとしています。以上
後悔・焦りが見え隠れするニュースでした。「事実上、アメリカと日本が主導する経済・安保同盟の性格が大きい」という分析は正しいと思います。
だけど、韓国に無理な要求をされた場合」なんてありませんよ。
TPPのルールに従うのが参加できる絶対条件ですから。
そもそも、経済的には多くの国とのFTAがあるんだし、なんたって中国とのFTAがあるから、バランサー的にはコッチ来なくて良いんじゃないかな?(;一一)
昨日、2013年から韓国のTPPへの焦りを時系列で書いたので紹介します
《韓国のTPPへの焦り 【韓国KBS】》2015年10月05日
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が、交渉5年の末、大筋合意へ向かってますね。
当初、「日本の国のカタチが大きく変わる」とか悪いウワサが飛び交っていましたが、
情報がある程度出てきた段階で、実は、新しい世界の秩序を作るものだと分かってきました。
で、日本がTPP交渉に参加する分かった時点で、超焦ったのがお隣の韓国でした。
「求められているから参加表明する」と宣言していたのに、結局、アメリカに相手にされなかったんです。
日本の交渉参加表明の時点で「アメリカが韓国を求めている」と言い出したけど→ 相手にされず→ 妥結できないのを横目で見て「チャンス!」と言っている、韓国KBSの報道を遡って紹介します
(時系列)
2013年3月 韓国KBS「アメリカの関心はTPPに韓国が参加するかに移りつつある」
2013年7月23日 日本が12番目のTPP交渉参加
2013年10月 韓国KBS「韓国政府はAPEC首脳会議後にTPP参加の発表をする構え」
2013年12月 韓国KBS「TPP交渉でアメリカに相手にされなかった韓国政府だが、シンガポール閣僚会合で妥結出来ずでチャンス到来!」・・
交渉ごとに韓国なんかが参加してたら、まとまるものもまとまらなかったと思います。
想像するだけでおぞましい・・
交渉の段階で韓国を参加させなかったアメリカ、GJ!
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
TBS系【ニュースバード】が、鳩山政権の心配をしていたので記録します。
女子アナ「今年7月から9月のGDP、国内総生産は年率で4.8%のプラスとなりましたが、
物価の下落が経済活動の停滞に繋がる
デフレの懸念が強まっています。
.
内閣府担当記者「内閣府が発表した今年7月から9月のGDP国内総生産は、
物価の変動分を除いた実質で前期比1.2%のプラスとなりました。
年率換算はプラス4.8%で、前の期に続いて二期連続のプラス成長です。
ただ、内実を見ると全体の0.7%を押し上げた民間消費は<
麻生政権が打ち出したエコポイント制度や、
エコカー減税の効果が色濃いもので、
鳩山政権の経済政策が景気回復に繋がった形跡は見当たりません。
菅氏「私としてはデフレ的な状況に、
まっ入りつつあるのではないかという懸念を持っておりますが・・」
菅経済財政担当大臣もこのように延べ、
物価と景気の下落が続くデフレに対する異例の懸念を示しました。
冬のボーナスの大幅な減少で消費の冷え込みも予想される中、
経済成長をどのように実現するのか鳩山政権の経済運営が正念場を迎えています。」
女子アナ「ところで今回のGDPで、
8時50分の政府発表より前に直嶋経済産業大臣が速報値を漏らすハプニングがありました。
.
直嶋氏「数字は前期比でプラス1.2、年率換算プラス4.8という、なかなかいい数字なんですが(笑)・・」
GDPは世界各国に速報される最も重要な経済指標だけに、
発表前の数字漏れは前代未聞の事態です。
直嶋経済産業大臣が7,9月期のGDP国内総生産の速報値を公表前に漏らしていた問題で、
平野官房長官は『事実としたら極めて遺憾』と述べました。
平野氏「事実だとしたら極めて遺憾。
いつ、どこで、どういう風に漏らしたのかということも含めて、
正確なところを 今、確認を致しているところ」
平野官房長官は、直嶋大臣の発言について
『詳しい事実関係を調査中』だとした上で、事実であれば極めて遺憾だという認識を示しました。
また、直嶋大臣の責任問題について平野長官は、
『責任問題云々と言うよりも、特に情報管理という意味合いで、政府としての危機管理を問われる側面はぬぐいされない』と述べるに留めました。以上
あれれ~、最大の景気対策は"政権交代っ!"って確か言ってましたよね[
TBSにも心配されるようじゃ・・
テレ朝やじうまプラスは相変わらず、必殺仕分け人の大活躍全面応援してて、鳩山内閣のネガティブな部分は完全スルーですが(苦笑)、直嶋氏のお漏らし事件、明日も華麗にスルーでしょうかねぇ。要監視ウソつき総理をはじめとして、この政権の面々は軽すぎます。
麻生内閣は政局より景気対策命でがんばってたのに、道半ばで"政権交代"・・本当に悔しい・・
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく