馬渕睦夫
【DHCテレビ祭り】8/31(木) 髙山正之・馬渕睦夫・大高未貴・居島一平【揺れ動く国際情勢を保守言論界の重鎮が斬る! 鼎談スペシャル!】 【虎ノ門ニュース】 (←動画) で、
「世界の報道とフェイクニュース」「日本のメディアの嘘と印象操作」というテーマの議論の中で、
元ウクライナ大使の馬渕睦夫さんのフェイクニュースの被害?部分を主に記録しました(やや要約)
第二次世界大戦・ユダヤ人救出が、いつまで経っても「日本の国策に逆らった杉原千畝の功績」という枠内で、ファクトが広がらないワケとは・・あと、日本軍がユダヤ人を保護した功績を書き換えている隣国の話も。
「世界の報道とフェイクニュース」 25.35~
馬渕氏「フェイクニュースからフェイクヒストリーの話になるが、結局歴史を誰が作っているか、歴史解釈を誰がしているか。
その歴史解釈のラインに合わない報道はやらない。日本は残念ながら歴史解釈が自分で出来ない国だから。もちろんアメリカの歴史学者と称する人がいわゆる正当派歴史観を作っている。それを世界のメディアは流している。
その歴史観はご存知のように、東京裁判史観なんですよね。だから日本がやる事は悪い。これに合わないものは一切報道しないわけです。
つまり日本をずっと悪者にしなければ、彼らの戦争目的がバレちゃうわけですね。
第二次世界大戦中に、彼らこそどれだけの悪をやったかがバレるので、それをバラさない為にずっと日本の悪口を言い続けなきゃならない。その為に欧米のメディアは存在してる。それに対して日本のメディアも一緒になってやってるというのが(苦笑)・・(中略)
馬渕氏「中共が言論弾圧してるというがアメリカもやってるんです。実は。ヨーロッパもやってる。彼らが作った第二次世界大戦の正当史観を守る為に。本当の事が分かっちゃうと彼らが実に酷い事をやったかがバレちゃう。今その境目で、トランプさんが出てきてCNNをやっつけちゃったり、これはトランプさんは偉いとこ。世界の歴史をフェイクニュースで歪めてきた人達(メディア)で、それを正そうとしてるので、我々はトランプさんをある意味応援しなきゃいけない。」
「日本のメディアの嘘と印象操作」 40.55~
馬渕氏「私自身も犠牲者の1人で(笑) 昔の話に飛ぶと、
例の杉原千畝事件の時、私はイスラエルに居たので全部調べ直し、メディアで言われているのは全く事実は違うと。
仕事でたまたま日本に帰ったら、あるテレビ制作会社のディレクターが是非お話を伺いたいと来たんですよ。
分かりましたとこの時とばかりに。日本政府はビザを拒否して無いと。出してもいいけどチェックして出すようにと。杉原氏はちゃんとその後出世して勲章まで貰って、最後は外務省の人員整理で辞めたという話を得々とし、分かりましたとそのディレクターが帰ったら
出来上がったメディアは日本政府がビザを出しちゃいけないというので、(杉原氏が)それに挑戦してビザを出した事になっていた。
(杉原さんが逆らってという物語にされてるわけですね:居島)
そうそう。みーんなソレやってる。残念ながら未だにそれは産経も改めないんですよこれは。だけどあれは学校の副読本になっているけど全部誤りなの。
それは一切日本の全部のメディアがそういう風に日本政府がしたのに逆らった人道主義者だと報道して、そのフェイクの「事実」を作ってしまった。
その時に思ったのは全てのメディアが同じ報道するのは危ない。今全ての日本のメディアが反トランブ。これも危ない。必ずウラがある(略)大高氏「よっぽど杉原千畝に関して、ユダヤ人を日本人が救出したという事に。例えば、満州国でユダヤ人にゲートを開けた樋口季一郎さんとかゴールデンブックにも載ってる安江仙弘さん(東條英機もね) そういうことがタブーらしくて、私もあるイスラエルの団体で、ユダヤ人救出についての講演依頼があって、樋口・安江さんについて触れたいと言った時に、それは止めてくれと言われた事があり、あくまでも杉原千畝が日本の国策に反して、日本のシンドラーとして頑張ったという美談でそこから逸脱してほしくないという強い圧力があり、底知れぬ不気味さと恐さを感じた。何でそういう事をするんでしょうかね。」
高山氏「やっぱり、もし満州国でオトポールから多く人を入れ、杉原もそうだが目的地がアメリカとかあって、ない人は上海の日本の租界にもと全部便宜を図ってやったり、(中略)そうするとあの時代、一番の人道国家は日本だったと(笑)
しかもオトポールの事件では東條も絡んでる。それがどうして東京裁判で死刑になるのか、またこれ問題になるわけ。
だからもう杉原千畝だけで、あと話を広げるなというある意向があってそれ以上踏み出させないし、日本のジャーナリズムもその範囲で勝手にやりなさいと」
大高氏「でも日本も分かった上でシレーっとしてね、(日本とユダヤの友好物語として映画を作ればよいのではないかという話など 略)
この日本の美談さえ、ちゃっかり中国が乗っ取って、中国が助けたみたいなフェイクニュース。上海に記念館造ってね。黙ってたらもう何でも日本の功績を自国の功績に摩り替えてしまって、、」高山氏「日本に助けてもらったユダヤ人は問題にしないの?・・」(中略)
馬渕氏「それがフェイクニュース イコール フェイクヒストリーなんですね。今のようなフェイクヒストリーが横行しているわけです。日本が正しかったという事は決して認められないという事です。(人種差別 パリ講和会議 ウィルルソンの話など)
だから日本はずっと人道国家で人種平等国家なんですよ。
でもその日本を叩いて原爆で殺したから、日本が人道国家である事が分かると具合悪いんですよ。彼らこそ本当の意味での戦争犯罪を犯した人達です。それがバレると困るから戦後70年日本をずっと縛り付けてきた。
しかしそれも7、80年が限度で、永遠に嘘で縛り付けることは出来ない。やはり日本にとってトランプが出てきた事は日本にとっては僥倖なんです。」
居島氏「嘘も金属疲労起こしますからね、嘘の歴史もね」(中略)馬渕氏「いよいよアメリカの嘘の歴史がバレ始めた時期にあると。ですからメディアはしゃかりきになってそれを押しとどめようとする。
だから正しい歴史を取り戻そうとしてた安倍さんや稲田さんを引きずりおろそうとする。残念ながら日本のメディアは嘘の歴史観の上に立っている」(以下 略)
日本のメディアが中韓のいちゃもんにほとんど反応しないのも、「日本が悪い」という連合国の正当歴史観のせいなのがよく分かりますね。
だから「河野談話見直し」の時も、英霊の眠る「靖国神社」参拝も都合が悪いから、異常なアベ叩きして・・自国のリーダーを縛り付けているわけです
《朝日新聞・星VS安倍総裁「靖国参拝」と「(従軍)慰安婦問題・河野談話見直しスケジュール」 【NHK党首討論会】》2012年11月30日より一部抜粋
・・・で、河野談話についてはですね、これは閣議決定されたものではありません。
安倍政権において『それを証明する事実はなかった』という事は閣議決定しています。
そもそも、まぁ朝日新聞の星さんの(笑)朝日新聞の誤報による、、吉田清治という、まぁ詐欺師のような男が作った本がまるで事実かのように、これは日本中に伝わっていった事でこの問題がどんどん大きくなっていきました。(画像)
その中で、果たして人を人攫いのように連れてきた事実があったかどうかという事については、それは証明されていない。という事を閣議決定しています。
ただそのことが内外にしっかりと伝わっていないという事をどう対応していくか。ただこれも対応の仕方によっては真実如何とは別に、残念ながら外交問題になってしまうんですよ。
ですから新聞社の皆さんにもそこは慎重になってもらいたいと思いますよ。
そこで我々はどうこれを知らしめていくかという事については、有識者の皆様の知恵も借りながら考えていくべきだろうと思っています。」・・
(アカヒはじめマスコミは、もっと真剣に責任を感じたほうが良い)
で、ユダヤ人救出したのは杉原千畝だけではないというのはコチラのサイトが詳しいので紹介。ザ・リバティさまより(一部抜粋)
映画「杉原千畝」が公開 ユダヤ人を救ったのは杉原だけではない 2015.12.04
・・「ユダヤ民族の恩人」として名を刻む日本軍人
そもそも日本は国家としてユダヤ人を保護する方針をとっていた。
杉原がビザ発給でユダヤ人を救うよりも2年前の1938年、ナチス・ドイツの迫害から逃れた大量のユダヤ難民が、シベリア鉄道に乗って満州国の北東のすぐソ連側に位置するオトポールに到着した。ソ連は彼らの受け入れを拒んだので、ユダヤ人たちは満州国への入国を強く望んでいた。ユダヤ人たちは連日到着し、2万人近くに達したともいわれている(人数については諸説ある)。
このときの満州国は日本の国防の最前線。そこで任務にあたっていた関東軍の特務機関の機関長、樋口季一郎少将(当時)は、ユダヤ人たちを受け入れ、彼らを救った。樋口は、この功績によって、ユダヤ人が「ユダヤ民族の恩人」の名を刻む「ゴールデン・ブック」に、樋口と同じ特務機関にいたユダヤ人問題専門家の安江仙弘(のりひろ)大佐とともにその名を記載されている。
●ユダヤ人を救い、ドイツの抗議をつっぱねた東條英機樋口はこの件について、軍人として当然のことながら関東軍の司令部にユダヤ難民の入国の許可を求めている。このとき許可を出したのが、関東軍の参謀長だった東條英機中将(当時)だ。この東條参謀長は、開戦時の総理大臣であり、戦後、戦犯として処刑され、アメリカなどからドイツのヒトラーと同一視されている東條英機のことだ。
しかも東條は、この件についてのドイツ外務省の強硬な抗議に対して、「当然なる人道上の配慮によって行われたもの」として一蹴している。[E:danger]もし東條参謀長が許可しなければ、ユダヤ難民は3月の凍てつくシベリアの荒野で足止めされ、死者も出ていただろう。ヒトラーとは大違いだ。
●日本は国家としてユダヤ人を保護した・・
大高未貴さんが言っていた、日本軍の功績をChinaが横取りする話
2015年8月12日付本欄 中国が「ユダヤ人保護」資料を世界記憶遺産に申請準備 A級戦犯が救った歴史はどこへ? 2015.08.12
上海ユダヤ難民記念館(画像は Harvey Barrison/ flickr )
中国が戦前、ナチス・ドイツに迫害されたユダヤ人難民約3万人が上海に渡り、生活していたことを示す資料を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に申請する動きが出ている。
「抗日戦争勝利70周年」の今年、ユダヤ人保護に貢献した「人道国家」としての歴史を世界にアピールする狙いがあると見られる。このほど産経新聞が報じた。
記事によると、今回の申請を中心的に進めているのは、中国の「上海ユダヤ難民記念館」。同館は、集めた難民の名簿や証言、遺留品などの登録申請を政府に呼びかけている。しかし、当時、難民保護に積極的だったのは日本軍だった。日本軍は、上海の日本人居留区に「無国籍難民隔離区」を設置して難民を住まわせたが、中国側はその歴史をほぼ無視した形で申請を準備しているという。・・・
以前、TBSで「ユダヤ人を救ったもう1人の日本人」として民間人を報じていて、それはそれで感動したんですが、日本が国家としてユダヤ人を保護した話は完全スルーでした
《ユダヤ人を救った杉原千畝ともう1人の日本人&(エルトゥールル号の恩返しの)トルコを貶めた朝日新聞》
・・《ニューヨークの「ジャパンウィーク」、ユダヤ人を救った杉原千畝ともう一人の日本人大迫辰雄さん 【Nスタ】》2014年03月08日より抜粋
TBS【Nスタ】で、ニューヨークで開催された「ジャパンウィーク」で、ナチスの迫害から逃れるユダヤ人の逃避行を支えたある日本の民間人の足跡が今回の展示の目玉というニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)この時期にこの話題、タイムリーですねぇ。
アナ「日本の文化などをアメリカで紹介する"ジャパンウィーク"がニューヨークで始まりました。
今回の展示の目玉の一つが、ナチスの迫害から逃れるユダヤ人の逃避行を支えた、ある日本の民間人の足跡でした。」・・
東條英機ほか日本軍がユダヤ人難民保護を積極的にやっていたというファクトは、歴史戦の強力カードに絶対になります!☆
だけど・・・日本の大手メディアが無視できないような状況にするにはどうすればいいものか・・
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