集団的自衛権解釈変更
TBS【NEWS23】(6/30)のトップニュースで、
「集団的自衛権、解釈変更前夜」と題し、深夜の大音量の反対デモの様子や反対派のコメント、反対集会の様子、など反対意見のみ報じていたので記録しました(VTRは省略)
「戦争だ」「血が流れる」と不安だけを煽ってるマスコミと、それに乗せられてる浅はかな反対デモの人達にしか見えません(呆)
あと、【たかじんのそこまで言って委員会】(6/29)で、橋下氏の集団的自衛権に関して、「維新と結いの党は、安倍政権よりも、より自衛権については踏み込んで、もっと前に出る」と言っていたのでその部分も紹介。
まずは【NEWS23】の一方的な報じ方(岸井氏のコメント以外はやや要約)
(反対デモ様子を総理官邸前から中継。主催者発表で参加者は1万人超。午後2時、閣議決定のため、公明党議員約40人が出席し党内を集約する会議を開き、政府側が閣議決定の文案を示した。「もう少し慎重にすべき」「もう決めるべきときに来ている」議論は3時間近くに及んだが、公明党執行部は「武力行使の歯止めには厳格で容認できる」と判断。北側副代表は「これから始まるスタートラインで法律を作っていく中で与党・国会での論議も行われて行くと思っている」と発言した。国民安保法制懇の集会で慶応大学・小林節名誉教授は「解釈の名を借りた憲法の破壊」「国民を誤解させるレトリック」などと述べ、大森政輔氏は「不安定な形で国の形が変えられる状態にあるのは日本にとって不幸だと思う」と語り、渦巻く不安の声としてデモ参加者のインタビュー)膳場氏「反対デモはこの時間にもまだ続いている。佐治さん伝えてください。」佐治氏「今も鳴り物を鳴らしながら声を上げている。20~30代の人が多くツイッターやFBで集まったと聞いた。『強引な決め方に非常に憤りを感じている』『こういう風に戦争は始まっていくんだという危機感・恐怖心で参加した』という話が聞けた。以上中継でした。」膳場氏「政府は明日閣議決定しているが、国民的議論にこれからなっていこうという時に随分と急いで国の形を変えていくなという印象、、」岸井成格氏「そうですね、あのー、結論から言うとね、これまでの議論見てますとね、ほんっっっとに急いでますよね。あまりにも拙速と言わざるを得ないと思うんですよね。(フリップ説明) ・・実質的な内容の議論、何もやってないんですまだ。(安倍総理も15日の会見で期限ありきではないと言ってましたよね!?:膳場)」 そうですよ、そう言って国会でも議論を進めそして国民の理解を得るべく努力をしたいということも言ってた訳ですよ。だけど政府自民党からは、なぜ今必要なんですか。なぜそんなに急ぐんですかと、我々が納得できる明確な説明がまっっっったくまだないんですよねー。これ国会軽視も甚だしいし、国民の理解を得たとはもう到底言えないですよね。国民不在!密室協議!と言わざるを得ないんだと私は思いますけどね。あえて言いますけど閣議決定の形で解釈を変えるんであれば、真正面からやっぱり憲法改正をして国民に問うというのが筋です。これ異常ですよ、やっぱり。」以上
結いの党さえ、この集団的自衛権解釈変更に賛成なんだし(民主党は半々だけど^^;)
つまり反対なんて一部の人って話なんですよ。
先週の【たかじんのそこまで言って委員会】のその部分のみ書き起こし
井上氏「僕はどうも、胡散臭い感じがして、もう結論言えば、憲法の9条の問題。ずばり、これ、どうですか?」
橋下市長「憲法の問題、まず憲法改正である、ここは全く一致してます。
これは統治機構改革といって、国の中央集権体制を変えていこうというところで、憲法改正をやろうということは一致しています。
それから自衛権の問題も、これはもう、『江田さんのところと僕のところが一致してない、一致してない』って言われていますけれども、これはね、勘違いされています。
きちっと僕が新しく、これから説明しますけれども、あれね、個別的自衛権と集団的自衛権というものを、分離して考えていますけれどもね、実は個別的自衛権と、集団的自衛権というのは重なる円なんですよ。今議論している、安倍政権が議論しているのは、個別的自衛権と集団的自衛権が重なっている部分なんです。
ここをきちっと新しい概念整理をすれば、僕は結いの党と、それから維新の会、一致しますし、7月の18、19日に、維新の会ときちっと合宿をしますけれども、新しいこの概念整理についてきちっと見解をまとめます。
で、重要な事はですね、あれ、”結いの党、集団的自衛権の行使反対”みたいな書き方をしていますけれども、これ注意してほしいんです。
僕は江田さんと徹底議論をしましたけれどもね、政府が出した今回の15事例、あれ結いの党は、全部認めると言っているんです。
ただ説明の仕方として、彼らは個別的自衛権と、警察権の範囲内ということで説明はしますけれども、しかし政府が出した15事例については、全部法改正をして、自衛権を整備するといってるんです。ところが見てください。
自民党と公明党の協議の中では、あの15事例のうち7つか8つは、これは無理だということは、公明党、言っているわけでしょ。ヤマヒロ氏「このあとで憲法学者としては? 先に竹田さんに聞きたいと思うんですよ、 憲法学者として。」
竹田氏「要するにですね、集団的自衛権と個別的自衛権というのは、よく普通に使われるようになりましたけど、国際社会においては、こういう分類はしてないですよね。」 橋下氏「ないです。ないんです。」
竹田氏「つまりパリ不戦条約においても、国連憲章においても、自衛権というのは、一つのものとして理解してるわけです。だからこれをあえて2つに分離するといっても、完全に分離しきれないわけですから、橋下さんがおっしゃるとおり、当然重なる概念があってもおかしくない訳ですね。」長谷川氏「それにねぇ、具体的に法律案が出てきた時に、これは個別的自衛権で対処しますなんて書くわけじゃない。」 橋下氏「書くわけじゃないです。」
長谷川氏「全然。集団的自衛権っていう言葉も出てきませんから。」
橋下氏「そうなんです。」
長谷川氏「要するに、書く者はポジティブリストでこういう時にはこういうことをしますということを書くだけなので、頭の整理を皆さんがどのようにされても、法律案として一致できるのであれば、私は何の問題もないと。」橋下氏「そうなんです。 江田さんとは、もうそこはしっかりと協議をしまして、15事例に関する法律が出てきた時には、全部賛成するという事で一致していますから。
これ、安倍政権はあの15事例について全部法律出してきません。公明党との事があるので。ということは、結局集団的自衛権という言葉に拘っているだけであってね、本当に日本が必要な自衛のための法整備、今の政権だったら出来ないんです。
だから、今の安倍政権よりも、むしろ維新と結いの党は、より自衛権については踏み込んで、もっと前にね、出ていきますよ。」以上
公明党が焦って賛成するのも分りますよねっ(苦笑)
まぁ、「自称・平和の党」として反対を貫いてくれた方が、いろんな再編のきっかけになったかも知れないけどな~
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民主党の積極派の法案提出のニュース
《「集団的自衛権行使一部容認」の民主党有志の案を国会提出へ。与野党に波紋 【ANNニュース】》2014年06月04日より
アナ「民主党の保守系議員が、今日発表する集団的自衛権の行使を一部容認することなどを柱にした法案が与野党の議論に波紋を広げています。中継です。」・・
集団的自衛権に反対の人がいかに勘違いしているか分かる議論
《激論!「集団的自衛権」 安保法制懇・北岡伸一座長代理VS青木理・中村雅俊・吉田照美 【いま日本は】》2014年05月21日より
BS朝日【いま日本は】(5/17)の、いま日本の大問題で、
「集団的自衛権で安保法制懇が報告書」という事で40分ほど議論していたんですが、
安保法制懇の北岡伸一・座長代理に青木理氏が何度も噛み付き、その都度撃沈していたので、そのスタジオトーク部分を記録しました(ただし流れはそのまま要約です。)・・
世論誘導するメディアもあるので要注意です
《メディアでバラバラ!「集団的自衛権の世論調査」の各紙比較、読売「71%容認」朝日「反対56%」 【ウェークアップ!ぷらす】》2014年05月17日より
4紙の世論調査の結果を見ると質問や選択肢によって賛成・反対の傾向に大きな差が出ているのだ。
妄想コメンテーターにはもっと要注意!
《「集団的自衛権についての安倍総理の会見」直前の大谷昭宏の妄想コメント【キャスト】》2014年05月16日より
朝日放送【キャスト】で、
集団的自衛権の憲法解釈変更に関する安倍総理の会見直前に、"見るべきポイント"を説明していたんですが、大谷昭宏が興奮してコメントしていたので記録しました(ただし大谷氏のコメント以外はやや要約)
これにはさすがの伊藤アナも、昨日はややフォロー気味(苦笑)
ココリコ・遠藤のコメントが酷すぎで笑えるレベルです・・
「国民の理解が得られてない」と反日マスコミは口を揃えて言うけど、
一方方向の特定の意見だけ出して、国民を不安にさせるのは許せない。
特に、TBS【NEWS23】【サンデーモーニング】
賛成派も参加させてその「議論」を視聴者に見せ、しっかり考えさせるのがメディアの役目だと思いますよ。そうすれば当然理解が深まるし、それが民主主義の原点ですよねTBSさん。
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