陳全国
ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出 2021年12月1日
習近平国家主席をはじめとする中国の指導者たちが、同国の少数民族ウイグル族の弾圧に関与していることを示す文書の写しが、このほど新たに公表された。
この文書は、ウイグル族に対する人権侵害を調べているイギリスの独立民衆法廷「ウイグル法廷」に9月に提出されたもの。これまで一部が明らかになっていたが、今回のリークで今まで確認されていなかった情報が表面化した。
複数のアナリストは、この文書の中に中国政府高官がウイグル族の大量収容や強制労働につながる措置を求めたことを証明する発言記録が含まれていると指摘する。
中国はウイグル族に対するジェノサイド(集団虐殺)を一貫して否定している。
ウイグル法廷はウイグル問題が専門の学者3人、エイドリアン・ゼンツ博士、デイヴィッド・トビン博士、ジェイムズ・ルワード博士に対し、文書が本物であるか確認するよう依頼した。
「新疆文書」(以下 略) (英語記事 Leaked papers link China leaders to Uyghur crackdown)
「ウイグル族人口統制・強制移住」中国が隠してきた第一級機密公開 2021/12/03NYTが報道したのウイグル人の強制収容施設に関する「中国政府の内部文書」は、2019年にオーストラリアABCが報道していました。
独教授、機密文書ネット公開「中国の文化的虐殺意図が明らかに」
英紙ガーディアンが先月29日(現地時間)、「中国指導部が新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧を直接指示する内容の文書がドイツ人学者によってインターネット上で公開された」と報道した。同27日、米ワシントンにある「共産主義犠牲者追悼財団」所属のドイツ人人類学者アドリアン・ツェンツ(Adrian Zenz)教授が公開した文書11件には、中国指導部が新疆ウイグル自治区の人口統制などを指示する内容などが書かれていた。中国の習近平国家主席の演説文も含まれており、一部の文書は「第一級機密」に分類されている。これらの文書は2014年4月から2018年5月までに作成されたとのことだ。
これらの文書には、中国共産党指導部が「新疆南部の人口分布の深刻な不均衡は問題だ。ウイグル人が過剰に集中している。2022年までに漢民族30万人を新疆南部地域に移住させなければならない」という内容が含まれている。新疆ウイグル自治区の人口構成を人為的に変えようとしたということだ。
また、同文書によると、習近平主席は2014年4月の演説で「『一帯一路(陸上・海上シルクロード)』構想は安定した国内環境を必要とする」「新疆の暴力的なテロ活動が中国全域に広がるのを防ぐために全面戦を繰り広げなければならない」という話をしたという。習近平主席はさらに、「宗教的極端主義は強力な幻覚剤だ」として、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒少数民族に対する強力な再教育を促した。習近平主席の演説文は新疆の幹部に「重要研究資料」として渡されたとのことだ。
同文書には新疆ウイグル自治区の陳全国党書記の声明もある。陳全国党書記は官吏たちに直接、「(再教育施設に)収容しなければならない人々はすべて召集せよ」と指示し、「この地域の職業再教育施設は長期間にわたって確固として運営されなければならない」と述べたという。
文書を公開したツェンツ教授は「この資料によると、中国の上級指導者たちは新疆ウイグル自治区の安定維持などの目標を中国の『国家安全保障問題』と見ている」「中国指導部は統治理念を守るために文化的集団虐殺をしようとの意図を示している」と語った。
文書内容は先月27日、英国に基盤を置く独立民間裁判所「ウイグル裁判所」特別セッションで言及された。この文書は今年9月にウイグル裁判所に届いていたが、当時は全内容が公開されていなかった。
その2014年の内部文書内の「習近平の非公開演説」の指示がえげつない
≪【ウイグル問題ジェノサイド認定】華春瑩「ホンペイオ長官の認定はただの紙屑。嘘と欺瞞で有名なこの人は世紀末のピエロと化し、戯言を言い、錯乱して嘘を」【シンガポールCNA】≫2021年01月21日 より
欧米は、ずっと中国がジェノサイドや人道に反する犯罪を犯していると非難しています。«【中国政府内部リーク】5年間の強硬なウイグル政策の全容が明るみに&習近平の非公開演説とは【オーストラリアABC】»2019年11月18日BBCのスタジオで、駐英中国大使に「ウイグル人の集団移送」動画を見せて説明を求めたのはGJ☆そして中国大使の反論に唖然!(;一一)
新疆ウイグル自治区での状況に対して、国際社会で懸念が高まっています。中国政府はウイグル族・カザフ人その他のイスラム教徒およそ100万人を再教育施設に強制収容しています。
この映像は昨年撮影されました。ウイグル族の男性達が目隠しされたまま集団移送されているところです。
およそ400ページ余の中国政府の内部文書がNYTにリークされ、これまで5年間の強硬な政策の全容が明るみに出ました。
それによると、習近平国家主席が非公開の演説で、ウイグル族の武装派に対して「武器や絶対的権力を躊躇なく用いるよう」指示していました。
また国際社会からの批判を予想した上で「敵対的勢力が泣きごとを言っても恐れる事はない」と述べ「2017年には漏れなく拘束せよ」と指示し、収容者の家族に対しては「イスラム過激主義のウイルスに感染した者の収容に感謝するように伝えよ」とも指示していました。・・«スタジオで「手錠・目隠しで集団連行されるウイグル人映像」を見せられた劉暁明中国大使の反応!(・・;)【イギリスBBC】»2020年07月20日どんなに「証拠」を突きつけても、「嘘」で誤魔化す中国共産党
一方、新疆ウイグル自治区の中国の人権弾圧の報道には、各国からの非難が寄せられています。
イスラム系男性が再教育施設に送られ、女性は不妊手術を受けるといった事例が伝えられ、ラーブ外相は大変憂慮していると表明しましたが、中国大使は「拘束された上、目隠しをされた男性が列車に連行される様子」だとされるビデオを見てこう答えました。
(司会者「これはどういう事なんですか?」中国大使「どこで入手した物なんですか?」
司会者「西側の情報機関によって実際の映像であると確認された物で、彼らはウイグル族の人達だという事です。」
中国大使「西側の情報機関が情報をでっち上げて、中国を非難しているんです」)
中国大使「ウイグル人は他の民族とも平和的に強調し共存しています。ウイグルの人の人口は中国の人口から見てもまた中国のイスラム系住民の人口から見てもごく僅かですが、その大多数は楽しく和やかで協調的に暮らしていますよ。」
イギリス政府は人権侵害を見過ごす事は出来ないという一方で、中国ともアメリカとも良好な関係を築きたいと望んでいる事からほぼ不可能な綱渡りを迫られています。・・
ウイグル人が綿花の収穫作業に強制的に駆り出されてる証拠を掴み、「中国の綿花生産はこれまで考えられていた以上に強制労働に依存している」との現地リポート。
世界の1/5を占める中国の綿花生産は、世界のサプライチェーンを大きく変えるもので、世界のファッション業界に大きな影響を与えると«ウイグル人、綿花の収穫を強制労働。思想教育も。中国人工場長「怠惰な者に働く喜びを教えている」(・・;)【イギリスBBC】»2020年12月16日このように、イギリスBBCも、オーストラリアABCも潜入取材など危険な取材をしています。それに引き換え、日本のマスコミは独自取材せず、ニュースを貰って上っ面を報じてるだけ…
アナ「新疆ウイグル自治区で、ウイグル族を含む何十万人もの少数民族の人々が中国当局によって、綿花の収穫を強制されている事がBBCが目撃した情報で明らかになりました。
この証拠によりますと、世界生産の1/5を占める中国の綿花はこれまで考えられていたよりもはるかに強制労働に依存している事になります。
ここ数年、中国では100万人以上のウイグル族がいわゆる再教育キャンプに収容されていると見られています。
中国は拷問及び不妊手術や中絶の強要はないと言っています。新たな証拠を受けて中国政府はBBCに対し、強制労働という非難は全くのデッチ上げだと否定しました。中国担当のサドワーズ記者が、新疆ウイグル自治区から特別調査報告をお伝えします。新疆では外国のジャーナリストは常に尾行・監視されています。」・・
そんな状態なので、この「現在進行形のジェノサイド」を知らない日本人がいっぱいなのも頷ける(呆)
でも、同盟国のアメリカが「ウイグルの人権弾圧をジェノサイド認定」した以上、今から日本の政治家もマスコミも真剣に取り組め・・
これだけの証拠が挙がってるのに、「対中国非難決議」できない日本は本当に情けない
≪「日本だけ なぜ対中非難決議ができないのか?」日本政治の病巣!林幹雄幹事長代行!【虎8】≫2021年06月17日これを妨害した人達(公明党・二階元幹事長周辺)は猛制すべき岸田総理は間もなく始まる臨時国会で成立させないと!
China側がギャーギャー言うのは毎度の事。いい加減、毅然として下さい。習近平名指しでね
≪汪文斌報道官「安倍元総理は台湾問題で公然とデタラメ言った」「日本は半世紀、台湾を植民地支配、歴史に残る重大な罪を犯し…」と猛反発【東方衛視】≫2021年12月02日
・・講演で安倍元首相は「中国にどう自制を求めるべきか。台湾有事は日本有事すなわち、日米同盟の有事でもある。この点の認識を、北京の人々は、とりわけ習近平主席は断じて見誤るべきではない」…「日本と台湾、そして民主主義を奉じる全ての人々は、繰り返し『誤った道に踏み込むな』と、訴えつづける必要がある」と強調、中国を強く牽制・・
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≪恐るべき中国のジェノサイド 『現代のホロコーストか ウイグル人弾圧!本当の話』【#虎8】≫2018年09月19日21:57
トュール氏「カシュガル空港に、グリーンの通路があって『人体臓器運搬通路』と書いてある。
ウイグル人を何百万人も収容施設に入れて管理。中国当局が考えているのはウイグル人の臓器を売る事。
習近平は、少数民族弾圧(強制労働、性的暴行、不妊手術、堕胎、臓器狩り、拷問など)の首謀者。≪【#臓器ツーリズム】中国の残虐な臓器収奪の方法『脳死マシン』、『世界征服する為の四色の工作』とは【#虎8】≫2019年12月04日
・・『脳死マシン』と言われる『脳幹損傷衝撃装置』(模型)です。頭部に金属球を強く打撃させ、その衝撃波が頭蓋骨を超え脳幹を停止。瞬く間に脳死状態にする・・
衝撃を与え、脳死状態を引き起こす装置です。この装置は、脳死後も心臓がしばらく動き、人体臓器などが生きた状態にある為、臓器機能を維持すると同時に拒絶反応も減らす役割を果たすそうです。」・・
オリンピック憲章にもオリンピック精神にもそぐわない。北京冬季オリンピックは難しくなってきていると思います。
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3月28日は「チベット農奴解放記念日」で、チベットでは様々な記念行事が行われ、今ある幸せな暮らしを讃えた。と宣伝報道していたので記録しました(青字はナレーション)
正直、9年前と一変したチベットの様子に驚愕しました。この際、2012年に潜入取材したオーストラリアABCの報道も紹介します。
インタビューに答えるチベット人女性の中国共産党への命の叫びは必見です。
このCCTVを見て、残念ながらChinaの「チベット侵略」はほぼ完遂。その宣伝だと思いました
アナ「3月28日はチベット農奴解放記念日です。チベットでは様々な記念行事が行われ、今ある幸せな暮らしを讃えました。」
この日、ラサのポタラ宮前広場では各民族の代表ら千人余りが国旗掲揚と国歌斉唱の厳かなセレモニーを行いました。
チベットの各都市や農村でも祝賀行事が行われました。ニンピンやシャムドでは軽やかな民間舞踊で祝日を祝いました。
チベット農奴解放記念館の本館が28日ラサでオープンしました。また農奴解放62年記念座談会も開かれました。
「党の指導の下、貧困を無くす事が出来ました。共産党に感謝しています。」
チベットの民主改革の62年、特に共産党の18回大会以降チベットの経済社会は大きな成果を遂げました。チベットのGDPは1959年1億7400万元でしたが、去年は1900億元余りに増加。一人当たりの可処分所得は21,744元に増えました。
いまチベットは鉄道・航空・道路が四方八方に広がり、水道・電気・インターネットは農村部にも敷設されました。
生産年齢の教育年数は10.2年に達し、生態環境は改善、草原の47%には植生が広がっています。
エキノコックス症(包虫症)など風土病も撲滅。
チベットは、全国と共にゆとりのある社会を構築し、社会主義近代化の新たな道のりを進んでいます。」
何の知識もなくこのニュースを見ると、「近代化したなぁ!」と感心するんでしょうけど、
大勢のチベット人の犠牲・寺院の破壊の上に成り立ってる「近代化」なのを忘れちゃいけない楊海英氏の解説です
アジアに求められる先人の知恵 胡耀邦氏はチベット、ウイグルなど「連邦制」を模索していた 2018.1.17
・・ 天安門広場で日本人青年たちと踊る前に、私は「世界の屋根」チベット高原を放浪していた。チベットの政教一致の指導者ダライ・ラマ14世が中国によって59年に追放され、「偉大な共産党が建設した楽園」を見たかったからだ。
「解放」前のチベットには約7000カ所の寺院があり、そこには11万人もの僧侶が仏教哲学の研鑽(けんさん)に励んでいた。しかし、中国政府はチベットを「ヨーロッパの中世よりも暗黒な農奴制の社会で、奴隷たちはダライ・ラマ一味に抑圧、搾取されている」と宣伝し、軍を進めた。その結果、寺院はわずか十数カ所をのぞき破壊され、僧侶も7000人だけを残し、他は全員、還俗(げんぞく)を命じられた。・・
ではここから、2012年オーストラリアABCのチベット潜入取材
«【チベット問題】"オーストラリアABC潜入取材"急増する焼身自殺とダライ・ラマ 【ワールドWaveモーニング】»2012年11月06日「チベット族の人口は500万人以上と言われています。その多くがチベット自治区の他、四川省や青海省、甘粛省、そして雲南省にあるそれぞれのチベット族自治州で暮らしています。」
女子アナ「焼身自殺が急増している四川省アバ県のチベット自治州は、外国メディアの取材が許可されていませんが、今回オーストラリアABCが潜入取材を試みました。そのリポートをご覧ください。」
中国西部、チベットの農村では何世紀もの間、変わらない生活が続いています。
しかし、この昔ながらの穏やかな風景のウラには身につまされる緊張が隠されているのです。
チベット族の中には中国政府の支配に絶望し悲劇的な抗議を行う人もいます。
これまでに若い僧侶を中心とた50人以上が燃料をかぶり自らに火を放ちました。ここ1年で少なくとも42人が死亡しています。
外国人記者がチベットに入るのは困難ですが、私達は四川省のチベット人居住地域への潜入に成功しました。焼身自殺が最も多い場所です。
隠しカメラで密かに撮影を試みたアバの中心部です。
街の中は軍と特殊部隊の兵士で埋め尽くされていました。まるで激しい紛争地域のような主な通りにはバリケードが張られています。
アバだけで24人が焼身自殺しています。大きな苦痛と共に身を捨てる若いチベット人。その絶望がどれほどのものか推し量るのは容易ではありません。
センゲ首相「我々は焼身自殺なとの過激な手段には反対です。しかし、チベットの人はそれを残された最後の手段だと思っています。何故なら他の抗議方法では逮捕されて拷問を受け、大抵は殺されてしまうからです。」(チベット亡命政府)
今年になって、アバの知事は公式の場で焼身自殺を非難しました。その責任について中国政府は把握していると言います。
呉澤剛知事「ダライ・ラマはこのような行為を食い止めるために何も行動を起こしていません。それどころか逆にこのような行為を促してさえいるのです。焼身自殺という、この反人間的で反社会的な恐怖に満ちた行為をけしかけているのです。」(四川省アバチベット自治州)
センゲ首相「中国政府がチベットで起きている焼身自殺を含めたあらゆる抗議行動をやめさせたいと思っているのなら、チベットを解放し人々に基本的な権利を与えるべきです。」
翌日の早朝、私達は中国当局の目をすり抜け甘粛省のラプランジュの取材を試みました。
チベット自治区の外としては最多の僧侶が所属し、自らの人権を主張する抗議活動が行われています。
そこで取材した女性は、当局が隠ぺいしている事について話してくれました。
チベット人女性「焼身自殺した人は、言わば死を強制させられたのです。悪いのは共産党です。(すみません、今誰のせいと言いましたか?) この国の寺院が抱える多くの困難が彼らを自殺に追い込むのです。
私達には何の権利も与えられていません。発言する事すら叶いません。当局の言われた通りの事を言わなければならないのです。もし本当のことを話そうものなら当局に逮捕され殺されてしまいます。」ほとんどのチベット人は貧しく、将来への希望も持てないと言います。若い僧侶達の自殺を止める方法を聞くと・・
チベット人女性「世界中のすべての国が中国共産党が崩壊するよう一緒になってお祈りすべきなのです。これ以上、中国共産党を存続させるべきではありません。共産党はとても悪い存在なのです。」
恐怖と悲劇を生む共産党のチベット政策が続く限り、チベット族に明るい希望の兆しは見えないでしょう。
(VTR終了 スタジオ解説は流れはそのままやや要約)女子アナ「オーストラリアABCのリポートをご覧いただきました。スタジオには中国政治とチベット問題に詳しい東京大学法学部の平野聡准教授に来ていただいています。・・・まず急増していますチベット族の焼身自殺の数をコチラにまとめました。」
<(Q.何故この時期に焼身自殺が増えているのか?) ダライ・ラマ14世が中国を追われて1959年に亡命したのが3月。2008年のチベット民族運動も3月に盛り上がった。9,10月で増えているのは共産党大会を控えての事だと思う。
何故焼身自殺するのかというと、共産党が支配する現実に対する絶望、己の身を焼き、生き残った者への団結を促すという目的があると思う。
(Q.中国政府は具体的にどういう対策を取っているか?) 基本的にアメとムチ。80年代末に民族運動を鎮圧したが、それ以外は一貫して経済発展を非常に重視している。特に1999年の西部大開発以降は沿海部での豊富な資金を、インフラ建設し、更に外部から資金を入れ観光業・食品業・薬品業・鉱山開発などを積極的に進めている。
それで漢民族がたくさん入ってくるが、不満のはけ口として優秀なチベット人の子供を幹部養成し地元政府のトップにする。
だが、実際には各地の共産党委員会のトップは漢民族なのでチベットのイニシアチブがあるとは限らない。仏教についても基本的には信仰を許しているが、あくまで中国政府の方針に沿う範囲の事で、とりわけ国外にいるダライ・ラマの指示は非常に嫌っていてダライ・ラマ批判を人々に強いるので、それに対する批判が高まる事になる。(Q.チベットの人はアメとムチの政策をどう受け止めているのか?) 反発を感じているが、現実生活していかなくてはならない。
漢民族がたくさんやって来て、自分たちの上に居座るのは避けたいので、優秀な学生は幹部・教師を目指している。一般の人々もあくまでダライ・ラマ14世などの宗教的指導者を心の拠り所として日々なんとか暮らしている。
(Q.それは中国政府の意向に沿って動くという事?) これは非常に難しい問題で、表向きはVTRの通り、非常に厳しい取り締まり・警戒が行われている。
特に党大会を控えて3人以上集まると逮捕、あるいはネット上他の言論弾圧などが続いている。だが携帯電話の発達が2008年の民族運動を促したように、ウラで人々は連絡を取り合っていて、普段、中国政府が干渉してこない範囲で自分たちの文化を盛り上げようと常にやっているはず。
(Q.表で従う顔とウラの心の中は違うと?) そうとしか考えられない。(Q.ダライ・ラマ14世はインドに亡命してから50年近く経つが、影響力は今も大きい?) むしろ強まっている側面がある。昔はチベットは政治的にはあまり統一されていなかったが、特に50年代後半、中国の社会主義化に対して人々が反発し、そしてダライ・ラマがインドに亡命して以来、政治的な求心力が非常に高まった。もともとは宗教指導者だったが、今や政治的シンボルになっている。将来的にはダライ・ラマが主張するチベット人全体の高度自治を人々は支持している。
しかし、中国はチベット自治区の高度自治ならいいが、チベット人全体の高度自治は認めない。それに対する反発が非常にあると思う。(Q.中国では9日から党大会があるが、チベット政策に変化が起こる可能性は?) 基本的にはないと思う。これまで共産党を指導してきた胡錦濤(コキントウ)氏自身が80年代末にチベットでの独立運動を鎮圧した功績を認められ、中央に引き上げられた人物。
で、今チベット自治区の最高指導者の陳全国(チン・ゼンコク)は、イコクキョウ新市長と非常に緊密な関係で、これまでコキントウ政権が敷いてきたアメとムチの政策を継続し、少数民族地域・チベットを表向きに安定を保ちながらウラでは弾圧継続をするサインだと見ていいと思う。(中略)
・・でもまぁ、BSとはいえNHKがよく放送したもんだなぁと
何の自由がないなんて考えただけでも胸が締め付けられます。と同時に、日本に生まれてきたことに改めて感謝。
とにかくChinaが恐れるのは、少数民族弾圧問題で世界世論として批判が高まることで、さっきも、CCTVがダライ・ラマ14世と日本を猛批判してました。
ちなみにこの陳全国は、収容施設の立案者・チベットでの弾圧ノウハウをウイグルに持ち込んだと言われている人物
«米議会下院で「#ウイグル人権法案」可決(#陳全国 制裁など)、中国猛反発「先住民を大量殺戮したクセに!」【豪ABC・東方衛視】»2019年12月05日
そもそも、東京の局のやってるChina関連の報道は何故上っ面だけかというと、「民放連放送基準」を曲解し、「考査」という検閲して必要以上に中韓に配慮しているから。もちろんチベットやウイグルの事はほぼやらない。(「竹島」に関しても本当の事を言った部分もカット)これが内実
«『ニュース女子』への『考査』の実態、カットされた5つの発言徹底検証。民放連放送基準とは(後半) 【虎ノ門ニュース】»2018年5月24日
居島氏「藤井厳喜さんの『両方も民族を絶滅させるが今の中国』、チベットとウイグルで中国の民族浄化が行われているという解説の中での発言。
考査『民放連、放送基準2章7項の、国及び国の機関を傷つける扱いはしない』 というのにひっかかると。ギルバート氏「一切合切批判するな!という話でしょ」
こうやって東京の放送局で、チベットやウイグルの実態は検閲でカットされるので、関心のある人以外は、Chinaの侵略の内実を知りません。
※昨日Twitterで「ウイグル・チベット問題はネトウヨの言ってる事で信用できないよー」と言われました
ウイグルが二の舞にならないよう、もうホント!国際社会が全力で声を上げるべき。
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アメリカ議会下院が「ウイグル人権法案」を可決した件で、中国が激オコと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
中国は「対抗措置も辞さない!」と米中の貿易交渉などにも影響が出る可能性を示唆。
【上海・東方衛視】で流れた、華春瑩報道官のアメリカに対するケンカ腰コメントも併せて紹介します。
この件で、中国外務省の華春瑩報道官が4日の記者会見で、鼻息荒くアメリカを罵った場面
「ウイグル人権法」が可決したら、米中の貿易交渉に相当影響が出るでしょうねぇ。
華春瑩報道官「新疆の現状については新疆で暮らしている2500万人の人々と、14億の中国人民に最も発言する権利があります。アメリカの一部の下院議員は、アメリカ国民の利益も代表できないのに、どうやって中国人民や新疆ウイグル自治区の人々を代表できるのですか?」
華報道官は、アメリカ議会が中国の過激派の根絶に向けた取り組みやテロ対策を中傷する事は、アメリカのテロ対策におけるダブルスタンダードを示すものだと続けて反発しています。
華春瑩報道官「少数民族の問題において、アメリカの一部の政治家が中国に良識を語るのはあまりにも無知で恥知らずだと思います。アメリカの200年余りの歴史は、先住民の苦難の歴史でした。19世紀の100年近くの間、アメリカは軍隊を派遣して西へと押しやった先住民を大量に殺戮しました。現在アメリカにいる先住民の人口は、全体の2.09%しか占めておりません。この驚くような事実をアメリカの一部の議員達は知らないのでしょうか。彼らの良識はどこにありますか。」
華報道官は、直ちに誤った行動を正し、法案の成立を阻止し、内政干渉を止める様に忠告すると共に、中国は事態の進展に伴い更なる対応を取るとしました。
華春瑩報道官「アメリカはアフガニスタン・イラク・シリア・イエメンを混乱させ、今度は中国の香港と新疆を混乱させようとしています。これはアメリカの一方的な企みであり、失敗するに決まっています。」
バカですねぇ。アメリカに噛みついても物事は好転しないよ
解決法として、ウイグルの収容施設を解放するしかないまっ、絶対に出来ないでしょうけどね。
既に「臓器ツーリスト」が一大ビジネスになっちゃってるから
«【#臓器ツーリズム】中国の残虐な臓器収奪の方法『脳死マシン』、『世界征服する為の四色の工作』とは【#虎8】»2019年12月04日
で、名指しされてる「陳全国」は、チベットでの弾圧のノウハウをウイグルに持ち込んだ人物
「ウイグル絶望収容所の起源はチベット」センゲ首相インタビュー 2018年2月21日・・――火災についてラサからの情報提供があったとのことだが、亡命政府はチベット本土の住民との連絡は保っているのか。新疆ウイグル自治区では監視社会化が進んでいる。
最近、欧米メディアが新疆ウイグル自治区の監視社会化について盛んに伝えているが、実はそうした手法の多くはチベットでは既に導入済みだ。現在、新疆ウイグル自治区のトップは陳全国(チェン・チュエングオ)だが、前任地はチベットだ。
無数の監視カメラ、私服警官による巡視、無数の派出所と検問、トラブルが起きたときに地域全体のネットを遮断する情報封鎖などの手法はまずチベットで実行され、現在の新疆に持ち込まれた。数千人もの漢民族、チベット人が密告者として雇用されているとも伝えられている。
もっとも、われわれとチベット本土の人々とのつながりが断たれたわけではない。ジョカン寺院の火災も1時間以内にわれわれに伝わった。毛沢東の「抑圧あるところに抵抗あり」という言葉は正しい。抑圧があれば必ず反発が起き、情報も外に漏れる。抑圧と監視社会化による統治が成功することはないだろう。・・(ニューズウィーク)
チベット自治州に潜入した、7年前のオーストラリアABCのリポートです
「世界中のすべての国が中国共産党が崩壊するよう一緒になってお祈りすべきなのです。これ以上、中国共産党を存続させるべきではありません。共産党はとても悪い存在なのです」インタビューに答えるチベット人女性への取材は必見«【チベット問題】"オーストラリアABC潜入取材"急増する焼身自殺とダライ・ラマ 【ワールドWaveモーニング】»2012年11月06日ちょっと関係ないけど、かつてChinaの人権侵害に対し、スペインの裁判所が、チベット人拷問・虐殺の罪で、江沢民氏ら元国家主席ら過去の党指導部などのを国際手配要請やってたの思い出しました(笑)
センゲ首相「我々は焼身自殺なとの過激な手段には反対です。しかし、チベットの人はそれを残された最後の手段だと思っています。何故なら他の抗議方法では逮捕されて拷問を受け、大抵は殺されてしまうからです。」(チベット亡命政府)・・
«スペインの裁判所、 江沢民元国家主席・李鵬元首相ら共産党の元指導部・幹部5人の国際手配要請 【NHK BSニュース】»2014年02月12日習近平も!国際社会全体で国際手配しちゃうばいいのに(;一一)
とにかく!「Chinaにウイグルの強制収容施設を解放するしかない」と思わせるような国際的包囲網を急ぐべき!
問題は日本の政治家・・何かやれよ!もうこれ以上がっかりさせないで
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