長田秀樹
TBS【NEWS23】(7/15)で、
安保法案が衆・特別委員会で可決された昨日の、日本各地の反対運動の様子をやっていたんですが、
北海道の集会で、日教組(北教組)の・長田秀樹がマイクを持って映っていたので記録しました(青字はナレーション)
長田秀樹は何度も記事にしたのでアノ顔をよーく憶えていたんですよね。
それにしても、昨日のNEWS23は冒頭から異常な空気でした。怒りを表してるつもりだったようです・・
採決は強行された。戦後70年の7月15日。今日が日本の分岐点になった。
この道の先にあるのはどんな国なのか。(村山元総理・監督・自衛隊の映像)
歴代の政権が憲法上許されないとしてきた集団的自衛権の行使。この内閣は解釈によって変えようとしている。(国会の映像)だが・・(国会周辺のデモ映像)
平和国家ニッポンがまさに今問われている。
膳場貴子氏「こんばんは。NEWS23です。安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されました。」
岸井成格氏「憲法と国民を軽視した数による暴挙です。私も50年近く日本の政治を取材してきましたけども、これまでにない、戦後憲政史上の汚点と言わざるを得ないと思います。」
膳場氏「与党による採決の強行を全国の人々はどのように見たのでしょうか。今日1日の動きをまとめました。」(中略)
・・安保法案に対する学者の会では賛同者が今日、1万人を超えた。
上野千鶴子氏「私も今日、ハッキリ思います。えー、強行採決した自民党と公明党は憲法違反政党になりました。でこのあと立法府が丸ごと憲法違反を犯すかどうかっていうね、正念場だと思っています」
長田秀樹氏「憲法9条を根底から覆す暴挙に対して満身の怒りを以て抗議しようではありませんか!」(北海道平和講和フォーラム) 「そうだー!」
夕方になり各地では抗議デモが相次いだ。(各地反対行動の様子など 以下略)
長田秀樹というのは、当時事実上北教組トップだった人で、民主党の小林千代美を当選させた人
《 民主党の死角"日教組" (テレ朝 サンプロ) その2》 2009年12月
《北教組トップ、長田秀樹氏とは・・【ニュースバード】》 2010年2月
《北教組"政治活動とカネ"独占潜入取材 その1 【サンデープロジェクト】》2010年3月
揺れる日教組傘下組合の闇を緊急追跡するアナ「緊急特集は北教組です。一体誰の為の教職員組合なんでしょうか。」
女子アナ「内田さん改めてポイントをお願いします。」
内田氏「はい、日教組というのは全国28万人の巨大組織になりますが、各地の教職員組合があるんですね。北海道は北海道の教職員の皆さんの組合という事になるわけです。北教組ですね。
で、先週この北教組が去年の衆議院選挙で、民主党の小林千代美陣営の選挙資金として違法に1600万円を渡していたと。こういう疑いで4人逮捕されることがあったんですね。
私達は逮捕された、北教組の事実上の最高幹部である長田容疑者に、これ小林千代美議員の当選直後でしたけれども、一時間に亘ってインタビュー取材をしました。そこに北教組の言わば隠れた本音が見えていたと思います。」アナ「コチラご覧頂きます。」
-VTR-
馳議員「今ほど、衝撃的な未確認情報でありますが、北教組の最高幹部3名が(検察に)出頭を求められるようであります。」(1日予算委員会)
レポーター「えー午後2時過ぎです。えー北教組に今地検の係官が次々と入っていきます。」
今月1日、札幌地検は北海道の教職員組合・北教組の事実上の最高幹部 長田秀樹容疑者ら4人を逮捕した。容疑は、北教組の幹部3人が共謀し、組織的に選挙資金計1600万円を小林陣営の会計責任者木村容疑者に渡したというものだ。逮捕された長田容疑者は、去年の衆議院選で北海道5区の民主党小林千代美氏の選対委員長を務め、日教組傘下の北教組委員長代理としておよそ2万人を率いていた人物だった。
「長田さん、ご存知だったんですか?!」「提供はあったんですか?!」
先の衆議院選で小林氏に敗れた町村氏は強く批判した。
町村氏「先の選挙でですね、えーー民主党が労働組合の裏金で、まっ言わば票を買ったと、、」実はサンプロのカメラは、事件の舞台となった北海道5区の選挙戦に密着。そこではまさに北教組の組織を挙げた戦いが繰り広げられていた。民主党・小林氏の出陣式。日教組のトップ中村委員長が駆けつけハッパをかけた。
中村氏「素晴らしい候補者を担ぐ事が出来て、一緒に戦えるこの喜びに浸っております。日教組も最後の最後まで小林さんと一緒に戦い抜いて、爽やかにゴールテープを切る事をお誓い申し上げまして、????と激励の挨拶にさせて頂きます。」(拍手)
組合員28万人の日教組が、去年8月の総選挙で最重点地区の1つに位置づけたのがこの北海道5区だった。小林千代美氏は、食品系の労組出身、2005年まで3回連続で小林氏は小選挙区で負け続けた。それでも北教組は支援し続けた。そして相手は、自民党・文教族の大物、町村信孝氏だったのだ。更に民主党本部もこの選挙区を最重点地区とし、選挙戦初日に小沢氏も陣中見舞いに現れていた。.
小沢氏「マスコミの人ばっかりだな。ははははは」スタッフ「事務所の方は?」小沢氏「あーどうもどうも」長田氏「選対委員長の長田と申します。」
小沢氏「あーー、はいはいはいはい、はいはいどうも。どうも、どうも」
小沢氏を出迎えたのは、北教組トップの長田容疑者。そして5区の選挙違反事件で起訴され先月有罪判決を受けた、連合札幌の元会長 山本(広和)被告だった。「ありがとうございます。」「じゃ、候補者にもよろしく」「分かりました」「はいはいはい」
小沢氏と長田容疑者は固い握手を交わした。
「5区に立ち寄った理由を」「それは皆さんお分かりでしょう」「5区、勝てそうですか」「そう思いますよ」
小沢氏が去った後、長田容疑者は中で掛けられた言葉を明かした。
長田氏「ここはね、全国でもね、注目区。やっぱり政権交代の象徴区なのでとにかく勝つように一生懸命がんばれと。」
「今日初日にやっぱり代表代行が来るっていうのは、私も重い意味があると思いますんで、そういう意味では決意を新たにして、勝利に向けて頑張りたいと、もう気が引き締まりました。これは候補にもきちんと伝えて戦い抜いていきたいと思います。」
更に鳩山代表や菅直人氏など党幹部が相次いで応援に入り、千人以上が集まった総決起集会には、多くの北教組組合員が駆けつけた。
男性「(どちらの組合なんでしょうか?)はい、あの北教組なんですけれども」
「(組合の同僚の方、大勢いらっしゃってました?)はい。みんな来てました。」
「(先生としてのね、お仕事もあります。選挙をやるっていうのはなかなか大変なんじゃないですか?)いやぁー、これは仕方ないんじゃないですか、どこでも。」.
選挙戦最終盤、追い込まれた自民党町村陣営による日教組批判が繰り広げられた。しかし長田氏「危機感に満ちた相手陣営のなりふり構わぬ巻き返しにも屈する事なく、団結して頑張ろうー 頑張ろうー 頑張ろうー」
陣営は組織を引き締め、小林氏は3万票以上の大差で町村氏に勝利した。
「バンザーイ バンザーイ バンザーイ」
当選に沸く事務所の中で、我々のカメラは小林氏と固い握手を交わす長田容疑者の姿を捉えていた。
長田氏「きっちり国会で返してもらうから」
小林氏「もちろん」
この直後、我々は長田容疑者の独占ロングインタビューを行っていた。
そこで語られたのは、今回の選挙違反事件の根底に広がるものだった。
内田氏「教職員組合にとってですね、この選挙で小林千代美さんを勝たせるという事にはどういう意義があったんでしょうか。」
-CM-
おととい我々は、今回の北教組違法献金事件の舞台となった小林陣営の選挙事務所だった場所を訪ねた。
内田氏「選挙の当時はココにいわゆる為書(ためがき)といういろんな人の応援のメッセージがダーッと貼ってあって、コチラ側に演台が築かれて、選挙対策の責任者であるとか、あるいは候補者なんかが、、我々はコチラから撮影してた訳なんですけど、ここに立って、えー勝利の宣言などもココでした場所です。」
何を国会で返してもらうのか、我々は当選直後、長田容疑者に尋ねた。
長田氏「組織で推薦して、
えーー要するに国会に送り出そうという事を、
組織決定しましたので、
そういう意味では、北教組組合がなんとか小林千代美さんを国会議員にして、
そして私達の本当、要求ですとか願いですとか、なんとかそれを国会で実現をしてほしいと、そういう意味で応援をしたという風に思っています。」
内田氏「日教組、北教組が応援する議員の所属する政党が与党になるわけですね(はい)。これから先のその教職員組合としての運動のあり方について今何かお考えの事ありますか。」
長田氏「今度(民主党が)与党になって、そして政権を運営していくわけですから、まっ、よりあのー私達の要求ってのは実現可能な部分も出てくるのではないか、、
これまで言ってきて駄目だったものが、現実的に法案として出されてこれが成立をするっていう可能性も出てくると思うんですよね。そういう意味では大いに期待してますし、私達の働きかけはしていきたいと思っています。」
しかしこの後、小林陣営には幹部の逮捕や北教組事務所への家宅捜索が相次ぐ。選対委員長代行を務めた、連合札幌の山本広和元会長が買収を約束したとして、逮捕・起訴され、先月札幌地裁は『労組の裏金を利用し、支払う予定の報酬総額は261万円と高額で大規模』と指摘し、
懲役2年執行猶予5年の有罪判決を下した。そして今月1日、札幌地検は北教組が選挙資金1600万円を違法に提供したとして、長田容疑者など北教組幹部3人と、小林陣営の会計責任者を逮捕した。会計責任者は逮捕前、北教組側に資金提供を求めた理由をこう述べていた。
木村氏「まぁ要は、選挙が結果的には1年近く延びましたのでね、まぁそれに関わってまぁ諸々のそのー、事務所維持していく為の経費だとかなんとかっていうのがこう予想以上にかかったという、、」「なんとか工面を出来ないかっていうようなお話をした事は事実ありましたから、、」
小林陣営が選挙事務所を立ち上げたのは、おととし9月末。その後解散は先送りとなったが、事務所をそのまま維持した為、資金繰りが悪化したという。木村容疑者はおととし12月から合わせて4回資金提供を依頼し、北教組側から1600万円の違法なカネを受け取ったとされている。では、一体小林陣営は選挙にどれほどの資金を必要としていたのか、我々は北海道5区の運動費用を独自に調査。すると意外な事実が判明した。
内田氏「町村さんが全体で選挙費用として収入がおよそ1500万円あったのに対して、小林千代美さんの方はこの書類を見る限りは500万と。およそ1/3の収入しかない。ちょっと少ない感じがします。」北海道選挙管理委員会に提出された選挙費用の収支報告書では、自民・町村陣営の選挙の為の支出はおよそ1500万円。
一方、民主・小林陣営の選挙費用はそのわずか1/3の500万円というものだった。そして小林陣営の選挙費用は、すべてが民主党本部からの寄付で北教組などからの収入はゼロだった。更に・・.
内田氏「小林千代美さんの方には、
選挙中フル回転した選挙事務所の借りた費用であるとかそこに掛かるお金、
そういうものが実はどこにも載ってないんです。
えーちょっと不思議な収支報告書になっています。」
報告書には小林陣営の会計責任者が北教組側から1600万円の資金提供を受けた理由、選挙事務所を維持する為の経費、事務所の家賃・月およそ30万円すらなかったのだ。これは一体どういう事なのか、我々は北海道庁の担当者に聞いた。
内田氏「何らかの記載があった場合にですね、そこが本当に選挙用に使われた事務所の費用なのかという事は調査されるんですか。」
山下氏「詳しくはですね、それ以上は追求しないっていうかですね、報告書に計上されているかというところだけですね。」(担当者)
小林陣営の収支報告書には、別の事務所が記載されていた。そこは小林氏が代表を務める民主党北海道第5区総支部が入っている建物だった。しかも事実上タダで借りた処理が為されていた。内田氏「あの、東京から伺ったんですがテレビ朝日のサンデープロジェクトと申しますけれども、この間総選挙の時の、小林さんの選挙事務所ではない?」
女性「ではないです(違うんですか?) はい、違います。全く違うんで、、」
実は小林陣営の会計責任者は逮捕前、北教組側からの資金は『表に出せないカネだと思い、別口座で管理していた』と述べていた。実際使った選挙事務所費用の報告を避けた可能性があるのだ。では、北教組側が小林陣営に提供した1600万円の原資は何だったのか。
内田氏「北海道教職員組合、いわゆる北教組は強硬な運動スタイルで知られ日教組の中でも際立った存在となっています。」
北教組は、日教組傘下の労組の中でも高い組織率を誇り、一昨年には24年振りのストライキを行うなど戦闘的な教職員組合として知られている。そして北教組には他の労組にはない巨額の資金があった。
北教組幹部「現金がありますが、総額で18億円ございます。これは北教組の3万組合員の総意に基づきまして、、」札束を積み上げ、教育委員会につき返す北教組の組合員。この18億円は北教組の組合員である教師に支給された”主任手当て”の一部だ。
「あくまで主任制度の撤廃を要求する、、」
主任手当ては、学年主任などの教師に支給される手当てで、1日200円、月額およそ5000円が支給されている。
70年代の主任制度導入当時、教育に『身分制度』を持ち込み、管理強化に繋がるとして、全国の日教組挙げての激しい反対運動が繰り広げられた。そこで起きたのが主任手当ての返還運動だ。しかし上部組織の日教組も主任制度を受け入れる流れへと転換する中、全国で唯一反対の旗を掲げ、手当ての返還運動を続けていたのが北教組だった。手当てを返上する組合員から集められたカネを教育委員会につき返す度に、道側も受け取れないと北教組に送り返す。
こうして宙に浮いた主任手当ては結果として北教組がプール。その額、一時およそ55億円にも達したとされる。だが、北教組はこの北教組のプール金が違法献金の原資ではないと主張した。信岡氏「プールをされているのは事実です。間違いなくプールはされているし、それからあのー、きちっとした会計処理をして組合員に報告していると、、」(北教組・書記次長)
Q.「利息を渡したという事実は今の所ない?」
信岡氏「まっ基本的に今のところそういう事実はないと認識してますけども、、」
.《小林千代美議員「辞職せず」の不思議会見 【スーパーモーニング】》 2010年3月
なんかわたし的には、反対運動に顔出ししている人って、ワケありの人ばっかりって印象が拭えません。長田秀樹も上野千鶴子もだけど・・元々そういう人だったわけで。
でもまぁ、各地の安保法制反対運動家の正体を晒しても印象操作しなくちゃいけない”正念場”なんでしょうねぇ。
関連記事
《【安保法案衆委可決】TBS佐古アナ「憲政史上の汚点」・竹内アナ「国民の順法精神に影響」 【Nスタ】》2015年07月15日
佐古アナ「さて竹内さん、まっ、これ憲政史上の汚点という批判も免れないような気もするわけですけれども、ただこれ、確かに多数決というのは民主主義のルールではありますけども、ただそれでも数さえあれば何でも出来るんだと言わんばかりの今日の国会の姿ですねぇ、今も見てきたような全国の様々な立場の人の疑問や反対の声、この姿との乖離というのが非常ーに大きい気がするんですよね。
そしてもう1つ忘れちゃいけないのは、今この国の形が変わるかも知れないという重要な局面にいるという事だと思うんですけどもねぇ。」.
《”変わりゆく国・安保法制” 宮崎駿「安倍総理は愚劣」会見&反対するママの会「我が子を戦争に取られて堪るか」 【NEWS23】 》2015年07月14日
・・誰の子供も殺させない。今日立ち上がったママたちが初めて集まり記者会見も行った。
5歳の子供のママ「命がけで産んだ我が子を戦争に取られて堪るかと、、」(画像右から2番目)
16歳と3歳の子供のママ「この法案が閣議決定された日に、自分の子に『戦争に私達も行くの?』と言われた時に本当にショツクだったんです。なのでこんな言葉をもう二度と言わせたくないなと、、(涙声)」(画像左の眼鏡)
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テレビ朝日【サンデープロジェクト】
誰のための労組か 「北教組」"政治活動とカネ"独占潜入取材
昨年の小林千代美議員の北教組と一体化した選挙活動と、
事実上北教組トップの長田秀樹委員長代理への、
小林議員当選直後のインタビューなどを記録しました。
(以前書いたサンプロ特集と重複する部分も敢えてそのまま記録(青字はナレーション)
揺れる日教組傘下組合の闇を緊急追跡する-スタジオ-アナ「緊急特集は北教組です。一体誰の為の教職員組合なんでしょうか。」
女子アナ「内田さん改めてポイントをお願いします。」
内田氏「はい、日教組というのは全国28万人の巨大組織になりますが、各地の教職員組合があるんですね。北海道は北海道の教職員の皆さんの組合という事になるわけです。北教組ですね。
で、先週この北教組が去年の衆議院選挙で、民主党の小林千代美陣営の選挙資金として違法に1600万円を渡していたと。こういう疑いで4人逮捕されることがあったんですね。
私達は逮捕された、北教組の事実上の最高幹部である長田容疑者に、これ小林千代美議員の当選直後でしたけれども、一時間に亘ってインタビュー取材をしました。そこに北教組の言わば隠れた本音が見えていたと思います。」アナ「コチラご覧頂きます。」
-VTR-
馳議員「今ほど、衝撃的な未確認情報でありますが、
北教組の最高幹部3名が(検察に)出頭を求められるようであります。」(1日予算委員会)
レポーター「えー午後2時過ぎです。えー北教組に今地検の係官が次々と入っていきます。」
今月1日、札幌地検は北海道の教職員組合・北教組の事実上の最高幹部 長田秀樹容疑者ら4人を逮捕した。容疑は、北教組の幹部3人が共謀し、組織的に選挙資金計1600万円を小林陣営の会計責任者木村容疑者に渡したというものだ。逮捕された長田容疑者は、去年の衆議院選で北海道5区の民主党小林千代美氏の選対委員長を務め、日教組傘下の北教組委員長代理としておよそ2万人を率いていた人物だった。
「長田さん、ご存知だったんですか?!」「提供はあったんですか?!」
先の衆議院選で小林氏に敗れた町村氏は強く批判した。
町村氏「先の選挙でですね、
えーー民主党が労働組合の裏金で、まっ言わば票を買ったと、、」
実はサンプロのカメラは、事件の舞台となった北海道5区の選挙戦に密着。そこではまさに北教組の組織を挙げた戦いが繰り広げられていた。民主党・小林氏の出陣式。日教組のトップ中村委員長が駆けつけハッパをかけた。
中村氏「素晴らしい候補者を担ぐ事が出来て、
一緒に戦えるこの喜びに浸っております。日教組も最後の最後まで小林さんと一緒に戦い抜いて、爽やかにゴールテープを切る事をお誓い申し上げまして、????と激励の挨拶にさせて頂きます。」(拍手)
組合員28万人の日教組が、去年8月の総選挙で最重点地区の1つに位置づけたのがこの北海道5区だった。小林千代美氏は、食品系の労組出身、2005年まで3回連続で小林氏は小選挙区で負け続けた。それでも北教組は支援し続けた。そして相手は、自民党・文教族の大物、町村信孝氏だったのだ。更に民主党本部もこの選挙区を最重点地区とし、選挙戦初日に小沢氏も陣中見舞いに現れていた。.
小沢氏「マスコミの人ばっかりだな。ははははは」
スタッフ「事務所の方は?」小沢氏「あーどうもどうも」長田氏「選対委員長の長田と申します。」
小沢氏「あーー、はいはいはいはい、はいはいどうも。どうも、どうも」
小沢氏を出迎えたのは、北教組トップの長田容疑者。そして5区の選挙違反事件で起訴され先月有罪判決を受けた、連合札幌の元会長 山本(広和)被告だった。「ありがとうございます。」「じゃ、候補者にもよろしく」「分かりました」「はいはいはい」
小沢氏と長田容疑者は固い握手を交わした。
「5区に立ち寄った理由を」「それは皆さんお分かりでしょう」「5区、勝てそうですか」「そう思いますよ」
小沢氏が去った後、長田容疑者は中で掛けられた言葉を明かした。
長田氏「ここはね、全国でもね、注目区。
やっぱり政権交代の象徴区なのでとにかく勝つように一生懸命がんばれと。」
「今日初日にやっぱり代表代行が来るっていうのは、私も重い意味があると思いますんで、
そういう意味では決意を新たにして、勝利に向けて頑張りたいと、もう気が引き締まりました。これは候補にもきちんと伝えて戦い抜いていきたいと思います。」
更に鳩山代表や菅直人氏など党幹部が相次いで応援に入り、千人以上が集まった総決起集会には、多くの北教組組合員が駆けつけた。
男性「(どちらの組合なんでしょうか?)はい、あの北教組なんですけれども」
「(組合の同僚の方、大勢いらっしゃってました?)はい。みんな来てました。」
「(先生としてのね、お仕事もあります。選挙をやるっていうのはなかなか大変なんじゃないですか?)いやぁー、これは仕方ないんじゃないですか、どこでも。」.
選挙戦最終盤、
追い込まれた自民党町村陣営による日教組批判が繰り広げられた。しかし
長田氏「危機感に満ちた相手陣営のなりふり構わぬ巻き返しにも屈する事なく、団結して頑張ろうー 頑張ろうー 頑張ろうー」
陣営は組織を引き締め、小林氏は3万票以上の大差で町村氏に勝利した。
「バンザーイ バンザーイ バンザーイ」
当選に沸く事務所の中で、我々のカメラは小林氏と固い握手を交わす長田容疑者の姿を捉えていた。
長田氏「きっちり国会で返してもらうから」
小林氏「もちろん」
この直後、我々は長田容疑者の独占ロングインタビューを行っていた。
そこで語られたのは、今回の選挙違反事件の根底に広がるものだった。
内田氏「教職員組合にとってですね、この選挙で小林千代美さんを勝たせるという事にはどういう意義があったんでしょうか。」
-CM-
おととい我々は、今回の北教組違法献金事件の舞台となった小林陣営の選挙事務所だった場所を訪ねた。
内田氏「選挙の当時はココにいわゆる為書(ためがき)といういろんな人の応援のメッセージがダーッと貼ってあって、コチラ側に演台が築かれて、選挙対策の責任者であるとか、あるいは候補者なんかが、、我々はコチラから撮影してた訳なんですけど、ここに立って、えー勝利の宣言などもココでした場所です。」
何を国会で返してもらうのか、我々は当選直後、長田容疑者に尋ねた。
長田氏「組織で推薦して、
えーー要するに国会に送り出そうという事を、
組織決定しましたので、
そういう意味では、北教組組合がなんとか小林千代美さんを国会議員にして、
そして私達の本当、要求ですとか願いですとか、なんとかそれを国会で実現をしてほしいと、そういう意味で応援をしたという風に思っています。」
内田氏「日教組、北教組が応援する議員の所属する政党が与党になるわけですね(はい)。これから先のその教職員組合としての運動のあり方について今何かお考えの事ありますか。」
長田氏「今度(民主党が)与党になって、そして政権を運営していくわけですから、まっ、よりあのー私達の要求ってのは実現可能な部分も出てくるのではないか、、
これまで言ってきて駄目だったものが、現実的に法案として出されてこれが成立をするっていう可能性も出てくると思うんですよね。そういう意味では大いに期待してますし、私達の働きかけはしていきたいと思っています。」
しかしこの後、小林陣営には幹部の逮捕や北教組事務所への家宅捜索が相次ぐ。選対委員長代行を務めた、連合札幌の山本広和元会長が買収を約束したとして、逮捕・起訴され、先月札幌地裁は『労組の裏金を利用し、支払う予定の報酬総額は261万円と高額で大規模』と指摘し、
懲役2年執行猶予5年の有罪判決を下した。
そして今月1日、札幌地検は北教組が選挙資金1600万円を違法に提供したとして、長田容疑者など北教組幹部3人と、小林陣営の会計責任者を逮捕した。会計責任者は逮捕前、北教組側に資金提供を求めた理由をこう述べていた。
木村氏「まぁ要は、選挙が結果的には1年近く延びましたのでね、まぁそれに関わってまぁ諸々のそのー、事務所維持していく為の経費だとかなんとかっていうのがこう予想以上にかかったという、、」「なんとか工面を出来ないかっていうようなお話をした事は事実ありましたから、、」
小林陣営が選挙事務所を立ち上げたのは、おととし9月末。その後解散は先送りとなったが、事務所をそのまま維持した為、資金繰りが悪化したという。木村容疑者はおととし12月から合わせて4回資金提供を依頼し、北教組側から1600万円の違法なカネを受け取ったとされている。では、一体小林陣営は選挙にどれほどの資金を必要としていたのか、我々は北海道5区の運動費用を独自に調査。すると意外な事実が判明した。
内田氏「町村さんが全体で選挙費用として収入がおよそ1500万円あったのに対して、小林千代美さんの方はこの書類を見る限りは500万と。およそ1/3の収入しかない。ちょっと少ない感じがします。」
北海道選挙管理委員会に提出された選挙費用の収支報告書では、自民・町村陣営の選挙の為の支出はおよそ1500万円。
一方、民主・小林陣営の選挙費用はそのわずか1/3の500万円というものだった。そして小林陣営の選挙費用は、すべてが民主党本部からの寄付で北教組などからの収入はゼロだった。更に・・.
内田氏「小林千代美さんの方には、
選挙中フル回転した選挙事務所の借りた費用であるとかそこに掛かるお金、
そういうものが実はどこにも載ってないんです。
えーちょっと不思議な収支報告書になっています。」
報告書には小林陣営の会計責任者が北教組側から1600万円の資金提供を受けた理由、選挙事務所を維持する為の経費、事務所の家賃・月およそ30万円すらなかったのだ。これは一体どういう事なのか、我々は北海道庁の担当者に聞いた。
内田氏「何らかの記載があった場合にですね、そこが本当に選挙用に使われた事務所の費用なのかという事は調査されるんですか。」
山下氏「詳しくはですね、それ以上は追求しないっていうかですね、報告書に計上されているかというところだけですね。」(担当者)
小林陣営の収支報告書には、別の事務所が記載されていた。そこは小林氏が代表を務める民主党北海道第5区総支部が入っている建物だった。しかも事実上タダで借りた処理が為されていた。
内田氏「あの、東京から伺ったんですがテレビ朝日のサンデープロジェクトと申しますけれども、この間総選挙の時の、小林さんの選挙事務所ではない?」
女性「ではないです(違うんですか?) はい、違います。全く違うんで、、」
実は小林陣営の会計責任者は逮捕前、北教組側からの資金は『表に出せないカネだと思い、別口座で管理していた』と述べていた。実際使った選挙事務所費用の報告を避けた可能性があるのだ。では、北教組側が小林陣営に提供した1600万円の原資は何だったのか。
内田氏「北海道教職員組合、いわゆる北教組は強硬な運動スタイルで知られ日教組の中でも際立った存在となっています。」
北教組は、日教組傘下の労組の中でも高い組織率を誇り、一昨年には24年振りのストライキを行うなど戦闘的な教職員組合として知られている。そして北教組には他の労組にはない巨額の資金があった。
北教組幹部「現金がありますが、総額で18億円ございます。これは北教組の3万組合員の総意に基づきまして、、」
札束を積み上げ、教育委員会につき返す北教組の組合員。この18億円は北教組の組合員である教師に支給された”主任手当て”の一部だ。
「あくまで主任制度の撤廃を要求する、、」主任手当ては、学年主任などの教師に支給される手当てで、1日200円、月額およそ5000円が支給されている。
70年代の主任制度導入当時、
教育に『身分制度』を持ち込み、管理強化に繋がるとして、全国の日教組挙げての激しい反対運動が繰り広げられた。そこで起きたのが主任手当ての返還運動だ。しかし上部組織の日教組も主任制度を受け入れる流れへと転換する中、全国で唯一反対の旗を掲げ、手当ての返還運動を続けていたのが北教組だった。手当てを返上する組合員から集められたカネを教育委員会につき返す度に、道側も受け取れないと北教組に送り返す。
こうして宙に浮いた主任手当ては結果として北教組がプール。その額、一時およそ55億円にも達したとされる。だが、北教組はこの北教組のプール金が違法献金の原資ではないと主張した。
信岡氏「プールをされているのは事実です。間違いなくプールはされているし、それからあのー、きちっとした会計処理をして組合員に報告していると、、」(北教組・書記次長)
Q.「利息を渡したという事実は今の所ない?」
信岡氏「まっ基本的に今のところそういう事実はないと認識してますけども、、」
アナ「まっ、逮捕当日は組織弾圧で不当逮捕だと声明を出していた北教組なんですが、5日に来た番組への回答ですけれども『多くの皆様方にご心配をおかけしていることについて深く受け止めております』と、
まっ質問にはこれ答えてはないですけども、だいぶトーンが変わったという感じですね。」
内田氏「そうですね、まぁまだ容疑の段階ではありますけれども、あのーまぁ深く受け止めていると、しかしお詫びはしてないという事ですよね。あのーまっ、さすがに検察と全面対決できる状況ではないと判断されたのと、恐らくはですね、それとあと日教組自身は最初からこういう姿勢をとってますので、そこに合わせたのかなっていう風な気もします。」
女子アナ「内田さん、実際に選挙戦当時に取材されて北教組にどういった印象を持たれましたか。」
内田氏「ええ、あの事実上のトップだったわけですね、長田容疑者という人は。で、一時間ちょっと話を聞きましたけども、そのどうしてその組合が選挙闘争にこう突っ込んでいくのかっていう事についてのね、きちんとした説明はどうもあんまり説得力が無かった気がするんですよ。
で、あとはその選挙実務であるとかあるいは法律的な対応とかそういう事もしっかりしてるんだろうなと思ってましたら案外こう処理の仕方が杜撰だったっていう事はちょっとね、あとで推測は今成り立つわけですよね。
結果として、その組合員が果たしてね、本当にこれで良いという風に納得してやってるんだろうかという所に実は大きな疑問を持ちました。」
アナ「うーん、まぁお金のやり取りにしても、まぁああいったこう不自然なやり方、あり方っていう事についてですね、発覚するという風には考えなかったのかなぁと、、」
内田氏「それまぁ多分大丈夫だろうと思ったと思うんですが、
あのー北海道の5区っていうのはそのー、大変な激戦区で小沢氏も駆けつけますし、
自民党はですね、まぁ大変、こんな毒々しいパンフレットを撒いたりしてですね、
もう激戦区だったわけですね。もうどーしても勝たなくてはいけないっていうそのプレッシャーがあった事は、まぁ間違いないだろうなっていう風に思います。」
アナ「えーさて、この教職員組合の政治活動とカネの問題というのは、これは北教組だけに留まるんでしょうか、引き続きコチラをご覧ください。」
長くなったので、つづく・・
12月13日放送の、小林千代美議員と北教組の選挙活動の詳細は
《民主党の死角"日教組" (テレ朝 サンプロ) その1》(12/13)
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昨日の党首討論にも上がったように、北教組の問題は民主党と日教組のズブズブの関係上、非常ーに重要なニュースなので、TBS系【ニュースバード】(2/17)を記録しました。
女子アナ「北教組・北海道教職員組合が、民主党・小林千代美議員の選挙事務所に不正に献金したとされる事件です。事務所の会計担当者が取材に対し、北教組に選挙資金の提供を依頼したことを認めました。」
北教組は、去年の衆院選の前に、小林議員の選挙事務所に1600万円を不正に献金した疑いで、おととい、札幌地検の家宅捜索を受けました。
当時の事務所の会計担当者は、北教組から4回にわけて1600万円を受け取ったことを認めました。」
会計担当者「北教組から頂いたという事で言われてますけれども、私は北教組から頂いたというよりは、当時の選対委員長であったスミトモさん?まっ亡くなりました、、あるいはその後任のまぁ、長田さんにお願いをしたということなんですんで、まっそれがその北教組からっていう認識は、私は実はないんですけれども。
まっ、選挙までのまぁ時期がこう長くなるにつれて、そのー事務所の維持経費ですとか、そういったものが不足をするようになったというのが実態です」(当時の会計担当者・自治労・木村美智留)
政治資金規正法は、労働組合の政治家への献金を禁止していて、札幌地検は、組合費から捻出した裏金が小林議員の選挙事務所に渡ったとみて調べています。
以上
この会計担当者の発言の中に出てくる長田氏というのは・・
今回、小林氏の選対委員長を務めたのが、北海道教組トップの長田秀樹氏だった。長田氏は、日教組の地方組織にあたる北教組およそ2万人を率いていた。
一方、選対委員長を務めた長田氏は北教組のトップだが、こうした特定政党の候補の支援は教育の中立性からも批判が多い。
もっと詳しくは《 民主党の死角"日教組" (テレ朝 サンプロ) その2》へ
北教組は反日組織だけど、これは氷山の一角でしょうね。日教組のドン、輿石さんは大丈夫かな~
民主党の第4の疑惑が出てくるといよいよヤバイですね。
でもそれを牽制するように「検察の裏金」調査する=行政評価使い、けん制球? 原口総務相(時事通信 )この時期に!ですか・・
民主党って、検察と闘ってるつもりなんでしょうかねぇ?!
ところで、今日の党首討論の録画を、酒のつまみに旦那に見せたら、「なんだコイツ、ひっでぇなぁ~、何言っとるんよ。アホかっ」「総理だからと言って許されるもんじゃないなら、すぐ辞めんかぃ!と^^;
関連記事《札幌地検、北教組から民主・小林議員側への裏金捜査 【ニュース】》
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前記事の続きです。
(スタジオ)
アナ「あの、内田さん日教組のこの集会を実際に取材していかがだったですか。」
内田氏「はい、例年右翼の街宣車に取り囲まれる教研集会ですけれども、去年はホテルから会場の予約をキャンセルされて使用を断られるそんな事件もありましたよね。
で、実際に中を取材してみるとしかし先生方による、まぁ勉強会とか交流会というのが中心なわけですね。
ただ、何かにつけて平和教育の方向に内容を持っていこうという風な傾向も確かに見られました。」
女子アナ「そしてかなり政治的な活動も多いんですねぇ。」
内田氏「そうですね、しかもこの日教組が行う政治活動については当の組合員の中からも強い疑問が呈されていると。で、ある選挙戦を取材しました。」
アナ「その選挙の中にもですね、色んな政治活動の一段目が見られるというコチラご覧ください。どうぞ。
先月都内のホールに日教組の最高幹部たちが終結していた。
「日政連、有力候補の全員必勝へ向けて
必勝頑張ろうー
頑張ろうー 頑張ろうー 頑張ろうー」夏の参院選を前に気勢を上げる日教組だが、
彼らの組織を挙げた選挙活動とはいかなるものなのか。.
我々のカメラは8月の総選挙で最重点地区に位置づけた北海道5区の選挙選、
そこで繰り広げられた死闘に密着していた。
「バンザーイ バンザーイ バンザーイ」民主党最大派閥の領袖、町村信孝氏を3万票以上の大差で破った民主党・小林千代美氏。
町村氏「目に見えない強烈な風といいましょうかね、こういうものがやっぱりずっと動いていたんだなぁと、、」
しかし、敗れた原因は民主党への風だけではもちろんなかった。
輿石氏「政権交代にも手を貸す『教育の政治的中立』などと言われてもそんなものはあり得ないっ。私も日政連議員として日教組と共に闘って行く事をお誓いをし、、」
今年1月、日教組主催の新年会でこう述べた輿石氏。日教組は、組合員28万人の数を背景に参議院選挙で毎回一人の組織内候補を送り出すほか、複数の候補を支援してきた。
彼らは日政連議員と呼ばれ、その代表的存在が参議院民主党のトップ、輿石氏だ。
二年に一度開かれる日教組の定期大会。地方組織の幹部が全国から集まる中、壇上には社民党の福島党首が立った。
福島氏「政権が代われば教育基本法を元に戻したい。そう思いますっ。日教組の躍進を心から期待をしていますっ。一緒に頑張りましょう。」そして、もちろんこの人も駆けつけていた。
鳩山氏「日教組さんのますますのご発展を心からお祈りを申し上げて、、」
総選挙の決起集会を思わせる会場では、日教組が支援する候補者も紹介された。その一人が、北海道5区、民主党から出馬を表明した小林千代美氏だ。
小林氏「日教組の皆さん、そして特に北海道の皆様方には本当にお世話になりますけれども、必ず頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。」小林氏は食品系労組出身の41歳。2005年の郵政選挙では町村氏に大差で敗れた。
今回、小林氏の選対委員長を務めたのが、北海道教組トップの長田秀樹氏だった。長田氏は、日教組の地方組織にあたる北教組およそ2万人を率いていた。それから一月あまり、公示直前に小林氏の総決起集会が開かれた。鈴木氏「オレたちがここでひとつになって、#$%&'#$%&こんな歓喜の声をみなさん、いつかあげようじゃありませんか。」.
決起集会には1000人以上が集まったが、北教組からも多くの参加者がつめかけていた。男性「(どちらの組合なんでしょうか?)はい、あの北教組なんですけれども」
「(組合の同僚の方、大勢いらっしゃってました?)はい。みんな来てました。」
「(先生としてのお仕事もあります。選挙をやるっていうのはなかなか大変なんじゃないですか?)いやぁー、これは仕方ないんじゃないですか、どこでも。」
そして公示日には、日教組のトップ・中村委員長も東京から駆けつけ、こう叫んだ。
中村氏「選挙は惜しかった。残念だった。もう少しだった。そういうことはありません。
日教組も最後の最後まで小林さんと一緒に戦い抜いて、、」
選挙戦初日、運動員がポスター貼りなどに散った小林陣営に、あの大物が現れた。長田氏「選対委員長の長田と申します。わざわざどうもありがとうございます。」
小沢氏「へぇへぇ、はいはいはいはい。どもどもご苦労さんです。どーも、はい。」
小沢氏が抜き打ちで現れたのだ。取材カメラが締め出された中では小林陣営の幹部たちに小沢氏がハッパをかけたという。
長田氏「ここはね、全国でも注目区。『やっぱり政権交代の象徴区。とにかく勝つように一生懸命頑張れ』と、、」
小林陣営には鳩山代表や、菅直人氏など民主党幹部が続々と応援に駆けつけた。
一方、自民党の町村氏は、小林陣営とのまさかの接戦に危機感をつのらせていた。町村氏「どうぞ勝たせてください。よろしくお願いを致します。」
選挙戦最終盤、町村陣営には大物が次々と応援に駆けつけた。そして細田幹事長は、ついに日教組批判を展開する。
細田氏「今の民主党には、しっかりとした政策があるとは到底思えません。日教組中心のですね、国家の体をなしていないような教育をして、、」
更には、自民党本部が作成した、一見怪文書まがいのパンフレットまでばら撒かれた。日教組教育偏向計画と大きく書かれた見開きのページには、こんな一文もあった。”民主党の教育政策は、子供のためのものとは思えません。偏向教育を進める日教組教員の利益向上のためのものです”
これは自民党、そして町村陣営が民主党の攻勢に追い込まれている事への表れでもあった。しかし、これは予想外の効果を生んだ。長田氏「危機感に満ちた相手陣営のなりふり構わぬ巻き返しにも屈する事なく、団結して頑張ろうー 頑張ろうー 頑張ろうー」
小林陣営は日教組へのネガティブキャンペーンを逆手に取り、組織の引き締めに成功した。そして・・
「バンザーイ バンザーイ バンザーイ」
北教組が組織をあげて支援した小林氏は、3万票以上の大差で町村氏に勝利した。小林氏と固く握手を交わす長田氏。
長田氏「きっちり国会で返してもらうから」 小林氏「もちろん!」何を国会で返してもらうのか、長田氏に尋ねた。
長田氏「北教組の組合がなんとか小林千代美さんを国会議員にして、そして私達のホント要求ですとか願いですとか、何とかそれを国会で実現をして欲しいと。」
この激戦で小林陣営からは逮捕者も出た。選対委員長代行を務めた連合札幌の元会長が買収を約束したとして逮捕・起訴されたのだ。一方、
選対委員長を務めた長田氏は
北教組のトップだが、こうした特定政党の候補の支援は教育の中立性からも批判が多い。
果たして問題はないのか、
日教組のトップ中村委員長に問うた。Q.「組合員が特定の政党を支持するような機関決定をしていいのかっていう風な、、」
中村氏「ひとりひとりが意思を持って組合員になっている組合ですから、外からとやかく言われる筋合いじゃないなという風に思いますし、強制をしていくっていうようなそういう事はしていないし、すべきではない。教育という営みに強制は一番ね、遠い行為だなぁーという風に思います。」
しかし、実態は”半強制による組織選挙”だと北海道の教師は証言する。男性・声「(どういった動因があるか)まぁ、チラシ撒き、電話かけにしても事務所からバンバン電話をかける。嫌な顔をする教師もいる明らかに自主的じゃない。多数決という名の全体主義。」
日教組加入率が7割を超える三重県。我々の取材に三重教組に加入する別の教師もこう述べる。
女性「(選挙が始まると何をするのか?) 紹介カードをあげる、集会に参加する。」「(個人運動で組織でやってないと?)違いますね。はい。組織運動だと思います。」
地方議会選挙ではさらに厳しいノルマがあったと、別の元組合員は明かす。その地区では三重教組OBが立候補していた。
元組合員「自分の担任している子供の家に行って、保護者の方にお願いするとかそういう事もあったと思います。」
三重教組は法令を遵守していると組織的な関与を否定したが、
証言から見えてきたのは教師たちに組織型選挙活動を強いる日教組の姿だった。
国の愛国心教育を価値観の押し付けと批判する日教組だが、自らの押し付けとも言える行為はどう捉えているのか。.
民主党を中心とする鳩山政権の誕生で、与党の支持組織となった日教組。
10月、文部科学省を訪れた中村委員長ら日教組幹部を、川端大臣をはじめ、政務三役が出迎えた。
中村氏「本当に大臣、改めまして本当におめでとうございます。」
川端氏「ありがとうございます。またお世話になります。」
政権与党とその支持組織・日教組の関係はどうなるのか。川端大臣に尋ねた。
川端氏「『日教組が言っているからやる』っていう事をするつもりは全くありません。」一方、日教組の政権への期待は大きい。
中村氏「教育基本法とかですね、それからあのー、教員免許法とかですね、安倍さんの時代にですね、一気に強引に中央突破でやられてしまったようなですね、
教育に関わる法律等の見直し等もですね、当然してもらえるだろうなーと、、」
内田氏「日教組はもっと強くなりますか?」
中村氏「そういう形で目に見えて変わるという事が分かればですね、組合に入ってない方もですね、組合に入って頂けるのではないかなーと」内田氏「子供達にとっては良い事ですか。」
中村氏「そう信じております。そう信じて運動しておりますけれども。」.(CMが明け、スタジオへ)
アナ「内田さん、日教組の実像をまとめるとどうなりますか。」
内田氏「はい、これ保守派であればその、子供を洗脳してですね、革命戦士を育てようとしていると仰りたいと思うんですが、
正直そういう謀略的な組織であるとは思いませんでしたね。
まぁ一方でその選挙運動なんか、そういう活動に力を入れすぎているんじゃないかって印象なんですよ。
で、要求を実現する為に政治力が必要だって事はもちろん分かりますけれども、そのそれが手段ではなくて半ば目的化してるんじゃないかっていう風なね、感じでした。」女子アナ「それはどういうことなんでしょうか。」
内田氏「まぁ組合員が求めている活動との間にズレがあるんじゃないかという事なんですよ。例えば学校の中で先生っていうのは、もう毎年毎年ドンドン忙しくなってるんですね。
で、教師の労働条件を改善するっていうのは、これ組合員である教師にとっては切実な願いなわけですよね。
しかし日教組は例えばそういった課題でさえも、政権交代によって実現するんだと言わんばかりに選挙闘争に邁進したきらいがあるわけです。
で、民主党政権になったら、じゃあそういう問題が解決するかっていうと、そこはイコールではないはずですね。で、末端の組合員からすれば今度は逆に何の為につらい選挙運動をやったのかということになりかねないと思うんですね。」
アナ「さて、鳩山内閣の内、労働組合出身が4人、赤く囲った方達ですね。連合の支援を受けたのが3人。オレンジで囲った方達、結構な割合なんですが、民主党政権と労働組合、特に連合との関係はこの先どうなっていくと思われますか。」
内田氏「はい、今回の選挙ではその連合の応援もあって民主党は政権交代に成功したわけですけれども、
しかも鳩山総理に直に陳情もしてですね政権との距離は大変こう近づいているという風に思います。問題はその結果として何が実現されていくのかという事だと思うんですね。
もう一度日教組に話を戻しますと、一般の組合員の中には、今出てましたけれども、政権交代を折角したんだからこれは教育基本法は元に戻してもらえるんでしょうという風に考えている人も多いんですよ。
しかし鳩山政権が実際にそうする保障は実はないですね。
それから日教組の幹部もですね、実は現段階では具体的な目標には掲げていないんですよ。
その組合員の期待が失望に変わってしまった時に、政治や選挙闘争に傾倒しすぎた労働組合ってのは果たして生き残っていけるのかと、そこに原点に立ち戻ってもらいたいと思いますね。」 以上
日教組の政治的活動って凄まじいんですね。もう、びっくりしました。
日教組の活動全部を否定はしないけど、幹部の人達って相当なイカレポンチですねぇ。「教育という営みに強制は一番遠い行為」って自己論理破壊してます。組織力を背景に政治に口出すなんてやりすぎ!
日の丸・君が代否定、ゆとり教育、教育現場での政治活動・・全部、ロクでもない。
小林千代美氏の選対幹部の逮捕の報道は知っていましたが、こういうニュースの裏は読み取ってってなかったなぁ・・・^^;で、小林千代美氏はどんな人? とヤフーみん政を見てみたら
外国人無年金者の救済から外国人選挙権、慰安婦謝罪・賠償、ジェンダーフリー、夫婦別姓、護憲、靖国参拝反対と、あらゆる日本人の為になるかどうか疑問な運動に積極的に関わっている極めて左よりの方
こういう思考の恥ずかしいオンナ。民主党に多いですねぇ。
(蛇足ですが、私、中学校の時に朝日新聞の”天声人語”を丸写しする宿題があって毎日やってたんですけど、アレ今思い出すと絶対に日教組の先生だったと思う・・)
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