鄧小平

2010年10月03日10:47安倍元総理"尖閣迷走"菅政権を斬る(後半)  【激論!クロスファイア】

前ページの続きです。

何故中国は強硬になったのか、中国の狙い、今後の日中関係、日本の為すべき事を、安倍さんが明快に答えています☆

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田原氏「おそらく日本側は船長を釈放したら一件落着だと思っていたが、それどころか謝罪と賠償しろと言った。これをどう見るか?」

002 004安倍氏「これは(民主党)政権が、中国がこの海洋に対する絶対的な不動の基本戦略を考えずに、日本の外交課題として中国とどう対峙をしていく戦略を持っているかを全く考えずに、政権に就いたと思う。その結果こういう事案が発生する。」

田原氏「実は78年に、当時副主席の鄧小平が日本に来て、中国の経済の為に日本に支援してほしいと言って、その時、領土問題は次の次の世代まで先延ばしだと

当時中国は経済的に弱小国。で、次の次の世代が今来たんじゃないかと。

中国は今や経済的にも軍事的にもアメリカに次いでいるので、今なら領土問題をまともにやってやろうと。」

安倍氏「まぁ中国は鄧小平さんがそう言いながら、92年には尖閣は自分のものだと法律を通している

そして経済成長には資源が必要なので、それを取る事が出来る軍事力を持っていれば、排他的経済水域、領海を変えることが出来ると考えている

それをいつやるか。私は民主党政権が出来てスケジュールを早めた思う

何故なら、鳩山政権が誕生し、”友愛”というフニャフニャした事を言い、日中韓首脳会議でテレビの前で鳩山さんは日本はともすれば、同盟関係の日米関係を重視するなと言った。見直しますと。これからは北東アジアだと。アメリカの友人は吃驚した。なんでアメリカに言わずに中国人に言ってるんだと。(北京で言った:星

一方で中国側は喜んだと同時にこの人達バカだなぁと思ったと思うこの人達は日米同盟の重要さを分かってないと分かってないなら取るべき物は取ろうと。

その後、習近平副主席の会見問題もあっさり天皇陛下の権威もあっさり売り渡すような事をする。」(田原氏が1カ月ルールを詳しく説明 小沢さんが強引に会わせたと。)

安倍氏「その後、委員会で、国境の島・与那国島も求めている自衛隊の駐留を自民党は要求したが、北沢防衛大臣が『中国を刺激したり嫌がる事はしない』と言って断った。これが国土・領海に対する意思を見て、更に菅政権での菅談話。これは朝鮮半島に向けたものだが、65年日韓基本条約、条約で結んだ権利すら、相手が望めば考え直しますよという極めてお人好しぶり、国益を削って相手の気を買おうとするその姿勢を見たわけで、民主党政権はこうなんだなと、そうならどんどん強く出て行こうと。だから船長を返せばすむ問題じゃなく、この島、海が自国のものだとはっきりさせようと。」

005 星氏「少なくとも鳩山政権でアメリカに頼りすぎたという話をした

それから普天間問題で日米関係がギクシャクしたので、中国からすればグッドチャンスだと思っているのは間違いない。外交のパワーゲームの中では。」

(鳩山元総理の普天間の迷走っぷりを詳しく解説)

安倍氏日米関係の強度を当然中国は見ている

普天間問題もあるが、インド洋の給油活動をあっさり止めた。実はあれには二つの意味があって、米国を支援しテロとの戦いに寄与するのと、

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あの海域にイージス艦隊を堂々と世界の支持の下に置く事が出来る実は大変な権益で、イージス艦は凄く広い海域の情報を一手に握り、むしろアメリカはその情報を下さいという関係が成り立つ。それは日本だからできる。インドとの関係が良いから

実は日本が止めると言った時、中国がすぐやると言ったが、インドがNOだった。

こうなれば誰の目から見ても、アメリカとの関係がギクシャクしているのが分かる。」

006 田原氏「国会を見ていてイライラするのは、相手は中国なのにベンチの中でケンカしている。どうすんの。」

安倍氏「全くその通りでケンカしているが、しかし監督がこれじゃ戦いにならない。

そもそもこれについては、ちゃんとした認識と戦略を持っていなければ勝負にならない

一事案ではなく中国に対して資源の問題もあるので、世界の枠組みに入れれるかどうか。」

田原氏「民主党を批判しててもどうしようもない。自民党も変な人が色々いるので、、むしろ安倍さんが、、どうする?」

安倍氏「まずこれからの問題としては、日米同盟を再構築する必要がある。」(ヒラリークリントンが尖閣諸島が日米安保条約の範囲内と言った話)

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安倍氏「これは当たり前。」

星氏「本当にアメリカが、自衛隊が何もしないのに中国と一線交えるかと言うと、必ずしもそこまでは、、」

安倍氏「これは日本が自分で断固として守るという決意を示さなければ誰も助けない

しかし海域が広いので東アジア全体を見渡せば日米同盟の力が必要

まずは行動で示すべきなので、インド洋の給油を再開すれば良いまず再開する事だ。更に日米の合同演習をやれば良い。どこかの島でするべき。」

009田原氏「安倍さんがせっかく中国と交渉する時に、インド、オーストラリアと同盟関係に近いものを結んだ。

アセアンは中国が”核心的利益”と言って頭にきているので、アセアンと日本が結べば良い。」

安倍氏「もちろんアセアンは日本がどういう行動を取るか固唾を呑んで見守っていた。

アセアンは常に中国のプレッシャーがあるが、同時に経済の事もあるし援助も受けている。でも安全保障上困っている。日本ぐらいはやってくれるんじゃないかと期待してガックリした。」

星氏「いやぁ、ガックリしたでしょう。アセアンも複雑なところで中国にいじめられているが、国内的には弱腰と言われるので言いにくい。」

田原氏「日本も経済的にはなくてはならないマーケットとしての中国、一方で領土で際どい問題になっている。どうしたらいい?」

安倍氏「これは中国が今の路線で軍事力で領海・排他的経済水域を決める事は出来ませんよと。経済的にも大変な事になるかも知れないという事を理解させなければいけない

まず軍事力で来るなら、こちらも日米同盟を強化するし、防衛費を増強する覚悟があると。それをやるのかと。かつてのソ連はどうなったかと。」(ソ連が軍事費を増強しすぎて経済が崩壊した詳しい話 )

田原氏「中国にとって中国国民がハッピーになる為には、もっと経済成長すべきで、軍事力に注いでも無駄だと!それをどうやって言う?」

安倍氏防衛力増強のし合いは、お互いに不幸だから、ウィンウィンになるにはどうするかお互い一緒にに考えましょうと。」

012 女子アナ実際に危機感を持った国民は多い。しかもあの船長のピースサイン、、安全保障をどうするのか明示してほしいところだが。」

安倍氏「中国の気持ちは、自分達はこの20年間防衛費をずっと増やして来た。10数倍にした。なのに日本は減らしている。これは我々は自制を強いられて来た。だから当然取るべき権利を取るという気持ちがある。だからたじろがずにやる。

だから、中国に対する認識を多くの国々と一致させなければいけない。」

011 田原氏「僕はさっきから言っているけど、安倍さんがインド・オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパなどと組んで仲間を作って、そういう世界の世論を作るべきだと。

中国が軍事力を強めるのは中国国民にとって幸せじゃないと。」

星氏中国は軍事力増やしても良い事ないと。むしろ、経済で平和外交、法の支配で条約や法律を守るとかそっちに行った方が中国にとって良いですよと。」田原氏「現にソ連は失敗したじゃないか。」

安倍氏「今、中国はこれだけ高度成長しているので、日本も恩恵を受けているし、リーマンショック以降中国の存在は大きくなっているし、外貨準備高も物凄い。財政赤字もほぼないので、中国はちゃんとした正しい方向に行くようにするには、こちらも覚悟が必要だし、同時に、国際社会で認識を一致させる必要がある。

私がヨーロッパに行った時もこの話をして、中国は不快感を持った。日本でも『そんな中国の悪口を世界中に言ってどうする』と言われたが、やはり認識を一つにしないと、ヨーロッパは遠いので他人事に近い。当時中国への武器輸出解除の問題があったが、最終的には理解を得た。」

田原氏「日本では安倍さんと言えばタカ派で、すぐ軍事力って言ってると(笑)、、違う。

世界にもっと仲間をいっぱい作れと。」安倍氏アセアンは、本当に求めている。」

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女子アナ「政府は『領土問題は存在しない』と頑なに言っているが、二国間の摩擦はある。それをどうこじ開けていくのか?」

安倍氏尖閣問題について領土問題が存在しないというのは、一歩たりとも絶対に後退できない

同時に彼らが必要なのは資源。中国はエネルギー効率が物凄く悪い。(環境ムチャクチャなんだ:田原)だったら効率を良くして上げましょうかというのも含めてよく議論していく。

だからまずもう一回、態勢を整えなければいけないのでそう簡単な事ではないが、まずは日米同盟。これは行動で示さなければアメリカは信用しない。一回失った信用は。

例えば、日米関係を良くする為には私も協力したい。」

女子アナ「安倍さんの日本が守るべき国益とは、一つとで言うと何?」

安倍氏「それは国民の生命と財産と未来です。未来を守ると言う事です。」

014以上

安倍元総理が、どんだけ中国を手玉にとって外交をしていたのか、よーく分かりました☆

インド洋の給油・・遡って、やっぱあれがネックでしょうね。野党民主党はとにかく狂ったように『反対』でしたね・・

政権交代して外交的には、周辺国に脇の甘さを露呈しただけ。ロクな事してない。

今回の尖閣沖衝突事故の行き当たりばったりの対応を見て、『ちゃんとした認識と戦略』・・民主党にそれがあるとは思えません。

内政は、騙し騙し乗り切っても、外交・安全保障の面で完全に甘ちゃんですからね。

「友愛」って唱えてりゃ何とかなるってバカ党に、日本の未来は守れると思いますか?! 

世界に積極的に関わっていくには、まずインド洋給油活動を再開すべきだと思います。日米関係の修復のためにも。

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