鄧小平

2012年09月06日10:23尖閣諸島が日本の領土である4つの理由   【朝ズバッ!】

TBS【朝ズバッ!】(9/5)のけさ単で、

歴史は? 国際法は? "尖閣諸島が日本の領土である4つの理由"と題し、

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簡潔に解説していたので記録しました(ただし、解説の流れはそのまま要約)

人さし指その前に、今朝NHK-BS【ワールドWave】でやっていた、「日本の島購入」に関する報道を頭に入れて読んで下さい!

女子アナ島購入をめぐる日本政府のドタバタ劇について中国外務省のコウライ報道官は、中国は島に関する事態を密接に注目し、国の主権を守るとコメントしました。」

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洪磊報道官釣魚島は中国人が発見し、命名し、利用している。明の時代から中国が管轄していた。しかし日本は日清戦争中の1895年に島の主権を主張し始め、違法な手段で島を奪った。島は日本固有の領土であるという主張は成立しない。日本側は中国の再三の申し入れと反対を無視し、島の保有化を進めている。これは中国の主権を侵害し、中国の民族感情を傷つけるものである」

このCHINA側のコメントの反証にもなります

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今朝の朝刊一面 尖閣諸島 国購入で合意 と大きく報道 

近日中 地権者と正式な契約 

石原都知事は港湾施設整備→国は造らず・現状維持

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●そもそも尖閣諸島とはどんな島なのか? 

湧き水、野生化したヤギ・・・1978年日本の団体が灯台建設時にヤギのつがいを持ち込み500頭以上?

山田吉彦氏[歴史や国際法を見れば明らかに尖閣は日本の領土とわかるはず。今こそ冷静に過去を学ぶべき]

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-尖閣諸島が日本の領土である4つの理由-

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理由 尖閣諸島 日本編入までを見てみると・・
そもそも中国では・・・

◆15世紀に資料に尖閣の記載 明の時代、外国地図・琉球国図に釣魚島(ティアオユイユイ)が書かれているという事は、尖閣諸島は沖縄(琉球国)の一部

1879年 沖縄県設置

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富坂聡氏[反日勢力の一部には、沖縄はそもそも中国のものという主張も・・]

◆日本に編入したのは? 

1895年 閣議決定→日本編入 

日本政府は10年調査し、無人島でどの国の支配化にもないことをしっかり確認→国際法上正しい 

この時中国(清)は反論せず! 当時は日清戦争中

富坂氏[戦後も長い間、中国は尖閣を問題にしていなかった]

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理由 日本編入後の尖閣諸島を見てみると・・

◆無人島から人の住む島へ・・ 1896年 30年間 実業家・古賀辰四郎氏へ無償貸与

山田氏[一時は古賀村と呼ばれ日本人が住んだ土地]

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1920年 釣魚島で中国人遭難→救助した島民に感謝状

日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島

山田氏[中国政府が尖閣を日本領としていた動かぬ証拠]

1940年 再び無人島に。

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理由 さらに戦後の尖閣を見てみると・・ 

◆尖閣を統治したのは・・? 

1945年終戦 1951年 サンフランシスコ講和条約で尖閣は沖縄とともにアメリカの統治下へ

山田氏[尖閣を沖縄の一部と国際社会も見ていた証拠]

◆1958年1月8日号の人民日報 在沖縄米軍批判の記事の冒頭に 

尖閣は琉球諸島に含まれると伝えている

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富坂氏[人民日報は中国共産党の考えを伝える新聞] 
→その後異変が・・

理由 なぜ今ごろになって・・ 

◆キッカケとなったのは・・1968年国連の研究機関が尖閣周辺に石油などの天然資源が埋まっている可能性示唆 

1971年突如として中国は領有権主張し始めた。

山田氏[日本編入から76年目の主張。国際法的に認められない]

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その後、1978年に時の副首相・鄧小平が「我々の」世代に解決の知恵がない問題は次世代で」と棚上げ発言 。しかし、昨今 日中関係が悪化

山田氏[中国が実効支配したら手遅れ。その前に日本が明確に実効支配する事が大切] 以上 

CHINAの言い分が国際的に認められないのは明らかです。

歴史的に、CHINAが尖閣諸島を日本のものだと認めていたのはこの証拠が証明しているし。しかもCHINA側のものだし~ ただ、CHINAのプロパガンダは凄まじい・・オチつきだけど

《中国側の認識している尖閣問題歴史事実、「日本はウソをついた」 【朝ズバッ!・NEWSゆう+】》 より

010

アナ「これは当時の日本の海域を表示しています。釣魚島や周辺の島々は日本の領域になっていない。」「釣魚島を古くから日本の領土とする日本のウソが暴かれた。」・・

というわけで、日本政府がCHINAの顔色窺って、東京都に何もさせない為に尖閣諸島の購入をするのには反対! 東京都が寄付金で購入して施設整備するのが良いと思う。

少なくても私は尖閣諸島の実効支配切望し、石原さんなら!ということで寄付しました。

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2010年10月03日10:47安倍元総理"尖閣迷走"菅政権を斬る(後半)  【激論!クロスファイア】

前ページの続きです。

何故中国は強硬になったのか、中国の狙い、今後の日中関係、日本の為すべき事を、安倍さんが明快に答えています☆

001

田原氏「おそらく日本側は船長を釈放したら一件落着だと思っていたが、それどころか謝罪と賠償しろと言った。これをどう見るか?」

002 004安倍氏「これは(民主党)政権が、中国がこの海洋に対する絶対的な不動の基本戦略を考えずに、日本の外交課題として中国とどう対峙をしていく戦略を持っているかを全く考えずに、政権に就いたと思う。その結果こういう事案が発生する。」

田原氏「実は78年に、当時副主席の鄧小平が日本に来て、中国の経済の為に日本に支援してほしいと言って、その時、領土問題は次の次の世代まで先延ばしだと

当時中国は経済的に弱小国。で、次の次の世代が今来たんじゃないかと。

中国は今や経済的にも軍事的にもアメリカに次いでいるので、今なら領土問題をまともにやってやろうと。」

安倍氏「まぁ中国は鄧小平さんがそう言いながら、92年には尖閣は自分のものだと法律を通している

そして経済成長には資源が必要なので、それを取る事が出来る軍事力を持っていれば、排他的経済水域、領海を変えることが出来ると考えている

それをいつやるか。私は民主党政権が出来てスケジュールを早めた思う

何故なら、鳩山政権が誕生し、”友愛”というフニャフニャした事を言い、日中韓首脳会議でテレビの前で鳩山さんは日本はともすれば、同盟関係の日米関係を重視するなと言った。見直しますと。これからは北東アジアだと。アメリカの友人は吃驚した。なんでアメリカに言わずに中国人に言ってるんだと。(北京で言った:星

一方で中国側は喜んだと同時にこの人達バカだなぁと思ったと思うこの人達は日米同盟の重要さを分かってないと分かってないなら取るべき物は取ろうと。

その後、習近平副主席の会見問題もあっさり天皇陛下の権威もあっさり売り渡すような事をする。」(田原氏が1カ月ルールを詳しく説明 小沢さんが強引に会わせたと。)

安倍氏「その後、委員会で、国境の島・与那国島も求めている自衛隊の駐留を自民党は要求したが、北沢防衛大臣が『中国を刺激したり嫌がる事はしない』と言って断った。これが国土・領海に対する意思を見て、更に菅政権での菅談話。これは朝鮮半島に向けたものだが、65年日韓基本条約、条約で結んだ権利すら、相手が望めば考え直しますよという極めてお人好しぶり、国益を削って相手の気を買おうとするその姿勢を見たわけで、民主党政権はこうなんだなと、そうならどんどん強く出て行こうと。だから船長を返せばすむ問題じゃなく、この島、海が自国のものだとはっきりさせようと。」

005 星氏「少なくとも鳩山政権でアメリカに頼りすぎたという話をした

それから普天間問題で日米関係がギクシャクしたので、中国からすればグッドチャンスだと思っているのは間違いない。外交のパワーゲームの中では。」

(鳩山元総理の普天間の迷走っぷりを詳しく解説)

安倍氏日米関係の強度を当然中国は見ている

普天間問題もあるが、インド洋の給油活動をあっさり止めた。実はあれには二つの意味があって、米国を支援しテロとの戦いに寄与するのと、

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あの海域にイージス艦隊を堂々と世界の支持の下に置く事が出来る実は大変な権益で、イージス艦は凄く広い海域の情報を一手に握り、むしろアメリカはその情報を下さいという関係が成り立つ。それは日本だからできる。インドとの関係が良いから

実は日本が止めると言った時、中国がすぐやると言ったが、インドがNOだった。

こうなれば誰の目から見ても、アメリカとの関係がギクシャクしているのが分かる。」

006 田原氏「国会を見ていてイライラするのは、相手は中国なのにベンチの中でケンカしている。どうすんの。」

安倍氏「全くその通りでケンカしているが、しかし監督がこれじゃ戦いにならない。

そもそもこれについては、ちゃんとした認識と戦略を持っていなければ勝負にならない

一事案ではなく中国に対して資源の問題もあるので、世界の枠組みに入れれるかどうか。」

田原氏「民主党を批判しててもどうしようもない。自民党も変な人が色々いるので、、むしろ安倍さんが、、どうする?」

安倍氏「まずこれからの問題としては、日米同盟を再構築する必要がある。」(ヒラリークリントンが尖閣諸島が日米安保条約の範囲内と言った話)

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安倍氏「これは当たり前。」

星氏「本当にアメリカが、自衛隊が何もしないのに中国と一線交えるかと言うと、必ずしもそこまでは、、」

安倍氏「これは日本が自分で断固として守るという決意を示さなければ誰も助けない

しかし海域が広いので東アジア全体を見渡せば日米同盟の力が必要

まずは行動で示すべきなので、インド洋の給油を再開すれば良いまず再開する事だ。更に日米の合同演習をやれば良い。どこかの島でするべき。」

009田原氏「安倍さんがせっかく中国と交渉する時に、インド、オーストラリアと同盟関係に近いものを結んだ。

アセアンは中国が”核心的利益”と言って頭にきているので、アセアンと日本が結べば良い。」

安倍氏「もちろんアセアンは日本がどういう行動を取るか固唾を呑んで見守っていた。

アセアンは常に中国のプレッシャーがあるが、同時に経済の事もあるし援助も受けている。でも安全保障上困っている。日本ぐらいはやってくれるんじゃないかと期待してガックリした。」

星氏「いやぁ、ガックリしたでしょう。アセアンも複雑なところで中国にいじめられているが、国内的には弱腰と言われるので言いにくい。」

田原氏「日本も経済的にはなくてはならないマーケットとしての中国、一方で領土で際どい問題になっている。どうしたらいい?」

安倍氏「これは中国が今の路線で軍事力で領海・排他的経済水域を決める事は出来ませんよと。経済的にも大変な事になるかも知れないという事を理解させなければいけない

まず軍事力で来るなら、こちらも日米同盟を強化するし、防衛費を増強する覚悟があると。それをやるのかと。かつてのソ連はどうなったかと。」(ソ連が軍事費を増強しすぎて経済が崩壊した詳しい話 )

田原氏「中国にとって中国国民がハッピーになる為には、もっと経済成長すべきで、軍事力に注いでも無駄だと!それをどうやって言う?」

安倍氏防衛力増強のし合いは、お互いに不幸だから、ウィンウィンになるにはどうするかお互い一緒にに考えましょうと。」

012 女子アナ実際に危機感を持った国民は多い。しかもあの船長のピースサイン、、安全保障をどうするのか明示してほしいところだが。」

安倍氏「中国の気持ちは、自分達はこの20年間防衛費をずっと増やして来た。10数倍にした。なのに日本は減らしている。これは我々は自制を強いられて来た。だから当然取るべき権利を取るという気持ちがある。だからたじろがずにやる。

だから、中国に対する認識を多くの国々と一致させなければいけない。」

011 田原氏「僕はさっきから言っているけど、安倍さんがインド・オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパなどと組んで仲間を作って、そういう世界の世論を作るべきだと。

中国が軍事力を強めるのは中国国民にとって幸せじゃないと。」

星氏中国は軍事力増やしても良い事ないと。むしろ、経済で平和外交、法の支配で条約や法律を守るとかそっちに行った方が中国にとって良いですよと。」田原氏「現にソ連は失敗したじゃないか。」

安倍氏「今、中国はこれだけ高度成長しているので、日本も恩恵を受けているし、リーマンショック以降中国の存在は大きくなっているし、外貨準備高も物凄い。財政赤字もほぼないので、中国はちゃんとした正しい方向に行くようにするには、こちらも覚悟が必要だし、同時に、国際社会で認識を一致させる必要がある。

私がヨーロッパに行った時もこの話をして、中国は不快感を持った。日本でも『そんな中国の悪口を世界中に言ってどうする』と言われたが、やはり認識を一つにしないと、ヨーロッパは遠いので他人事に近い。当時中国への武器輸出解除の問題があったが、最終的には理解を得た。」

田原氏「日本では安倍さんと言えばタカ派で、すぐ軍事力って言ってると(笑)、、違う。

世界にもっと仲間をいっぱい作れと。」安倍氏アセアンは、本当に求めている。」

013

女子アナ「政府は『領土問題は存在しない』と頑なに言っているが、二国間の摩擦はある。それをどうこじ開けていくのか?」

安倍氏尖閣問題について領土問題が存在しないというのは、一歩たりとも絶対に後退できない

同時に彼らが必要なのは資源。中国はエネルギー効率が物凄く悪い。(環境ムチャクチャなんだ:田原)だったら効率を良くして上げましょうかというのも含めてよく議論していく。

だからまずもう一回、態勢を整えなければいけないのでそう簡単な事ではないが、まずは日米同盟。これは行動で示さなければアメリカは信用しない。一回失った信用は。

例えば、日米関係を良くする為には私も協力したい。」

女子アナ「安倍さんの日本が守るべき国益とは、一つとで言うと何?」

安倍氏「それは国民の生命と財産と未来です。未来を守ると言う事です。」

014以上

安倍元総理が、どんだけ中国を手玉にとって外交をしていたのか、よーく分かりました☆

インド洋の給油・・遡って、やっぱあれがネックでしょうね。野党民主党はとにかく狂ったように『反対』でしたね・・

政権交代して外交的には、周辺国に脇の甘さを露呈しただけ。ロクな事してない。

今回の尖閣沖衝突事故の行き当たりばったりの対応を見て、『ちゃんとした認識と戦略』・・民主党にそれがあるとは思えません。

内政は、騙し騙し乗り切っても、外交・安全保障の面で完全に甘ちゃんですからね。

「友愛」って唱えてりゃ何とかなるってバカ党に、日本の未来は守れると思いますか?! 

世界に積極的に関わっていくには、まずインド洋給油活動を再開すべきだと思います。日米関係の修復のためにも。

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