芸人
河本準一・梶原雄太の生活保護不適切受給問題、芸人同士の庇い合い、片山議員への攻撃という問題点のすり替えが繰り返されているようですが・・
先週のTBS【情報7days ニュースキャスター】(5/26)で、
"■次長課長・河本準一が母親の生活保護受給で謝罪"のVTRのあとのスタジオでのコメントが一番腑に落ちたので記録しました
河本準一の謝罪会見直後だったので、雑音なしの率直な意見だったからでしょうか、
今まで私が見たテレビ報道の中で一番正論だと思います。
擁護している芸人仲間たち《「河本準一は人柄が良くて優しい。ちょっとした勘違いで、うっかりマンボウで、故意ではない」と口を揃えて言う芸人たち 【スーパーニュース】》は、ビートたけしの前でも同じことが言えるのかな~??
(VTRのあと・・・)
安住アナ「・・・河本準一さんの母親が生活保護の受給を受けていたという事で記者会見が行われましたが、色々皆さん意見あると思いますが、、」
三雲氏「人気者だけにちょっと注目した会見だったんですけども、でも受給者の数が戦後の混乱期よりも今もう増えているっていうのは、210万人近くですか、凄く驚きましたけども、まっ、ほんっとうに苦しい人、それを救ってあげるべくものなんですけども、中には貰い得だと思って、あのー、なんとなく不正に受給している人たちが増えているんではないか、、(貰えるんだったら貰い続けてやろうと:安住) うーん、貰い得だって良いじゃないかって言う人がいるとしたら、もうホントにけしからんと思いますね。
やっぱし、コツコツ働いて、その年金を払って、それもその額より低い人だってたくさんいるわけですし、うーん、なんかやっぱり国民の中に不公平感みたいなものが漂ってしまうといけないなって気がしますね。」
安住アナ「そうですね」
渡辺氏「本当に必要な人が本当に働きたくても働けない人たちがいるじゃないですか。そういう人のための制度ですよね。ですから働けるのに貰ってる人はすぐ返す、きちっとすぐ報告するっていうか、そういう事を、、」
三雲氏「そして仕事に就けるように、そういう風にね、また手当てをしてほしいと思いますよね。」
齋藤氏「20代の人のね、受給率が増えてるって話もあって、やっぱり日本っておかしいですよね、求人がゼロなわけじゃないわけだから、20代の健常な人が生活保護をうけているっていうのは基本、おかしいわけですよね。やっぱり働かない方が楽で良いじゃないかじゃ、やっぱりおかしくなっちゃうんで、
僕はね、憲法にもちゃんと国民の義務として勤労と納税ってあるわけだから、小学校1年からちゃんと、、働いてこの国を支えていくという事をですね、ちゃんと教えた方が良いかなと、、」
渡辺氏「働くのがうれしいっていうか楽しいっていう感覚? それを知らないっていう事も不幸ですよね。なんか誰かのためになって一生懸命やるとその人が喜んでくれるっていう喜びみたいなものを、なんか今、近頃の日本人が忘れてるっていうのは、残念だなって言うか、なんとかしたいですね、、」
安住氏「逆に、政治家の税金の使い方に対しては非常に厳しい目を持ってるんですけれども、私たちの国民の中でも税金をムダに使っている人がいるというこの事実に対してキチンとした態度を取らなきゃいけない、、」
たけし「やっぱりね、芸人とか役者、ね、芸術家とかそういうものを目指す人はね、オレはね、アルバイトするべきだと思うね。食えないって言っちゃいけないと思うよ。
だって、昔のフランス座の人なんか、ほとんど片肺取ってるからね、肺病になってね、結核で。そういう汚い所で必死になって生きていく人を考えたら、
好きな仕事をやれる事だとしたら、働くべきだと。あわゆる方法を取って。援助じゃなくて。
援助を受ける人は、あの働く事が出来ないだけであって、好きな仕事に就くっていうのはまた別問題だよ、ねっ。(そうですね)
あの、お笑いとかね、そういう人達は頑張って、その好きな仕事をやるために、あのいろんな仕事を逆にやって支えなきゃおかしいじゃない。」
三雲氏「実現するためにね。」
たけし「この仕事やりたくないって言ってる人だっているかも分からない。つらいけど、生きていくために働いてる人と、好きな仕事をやっていってるのと、また逆だからね。」
安住アナ「そうですよね、今回の件もそうかも知れませんけれども、扶養できる息子さん、あるいは親族がいるならばそこは強制力をもって扶養してもらうというそういう制度もちょっと甘かったなというところは、、」
三雲氏「甘かったし、それにまた人が足りないとかお金が足りないって言ってますけど、ここはきちんと見直してほしいと思いますよね。」安住氏「そうですよね、はい」以上
生活保護問題の基本中の基本の話ですね。特に、齋藤氏の小学校から教育する話には同感です。
やっぱ教育が全てなんです。権利ばかり言うようになったら国が成り立っていきません。
多分、安易な考えで生活保護貰おうとしている人たちは、"国民の義務"も、"生活保護"の本質も知らなくて、生活保護費は打ち出の小槌かなんかだと思ってんじゃないの?
で、この芸人たちの会見での一番の違和感「不安定な仕事なので・・・」ですが、
それは、まるっとビートたけし氏の言う通り。
ビートたけしは、貧しい子供時代・売れない芸人時代を経てきているので、説得力がちゃいますよね。
とにかく、好きで芸人になったんだから、職のせいにするのは言い訳にもなりません。
経済的な理由で夢を諦める人も、ごまんといるんですから。
そして、この件について片山さつき氏を攻撃する人(このブログへもコメしてくる)は、筋違いも甚だしい(;一一)
現実にこの問題が表沙汰になって、各テレビメディアもやっとやっと生活保護費問題を報じだしたわけだし、功労賞だと思いますけどね。制度改正するのには、国民の注目度が必要ですから。
まぁ、生活保護費問題の闇は深ーいので、まだまだこれからではありますが・・・
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