韓国は靖国問題で何故反発? 「反日」の分岐点は?、韓国の反日スイッチ、関係修復は?というのをを討論していたので、ポイント(野田政権末期での慰安婦問題妥協案など重点的に)を記録しました(VTRは省略 流れはそのまま要約)
裏番組の放送法違反のサヨだけの井戸端会議と違って、様々な意見の出演者を揃えた議論は見応えがあり、問題点が浮き彫りに!☆
●安倍総理の靖国参拝 側近語る “見送り” 真相 (VTR部分 略)
西尾幹二氏「(安倍総理の靖国参拝見送りについて) 非常に残念で、選挙前に公言・意思表明していた姿勢にぐらつき・躊躇いを感じる。先延ばししている。」
萩生田議員「"痛恨の極み"として靖国への思いを発信し続けているので、必ずどこかの時点で参拝すると思っている。
総理の政治信条は全くブレていない。ただ第一次政権でロケットスタートして失敗を経験したので、優先順位を考えて物事を進めている。」
竹田恒泰氏「そもそも日本と韓国・朝鮮は戦争をしてないし、戦ってない国からこのような指摘をされるのは筋違いも甚だしく、また真榊の奉納という配慮も全く通じない。むしろ毎日参拝すれば批判もされなくなる。」
朴一氏「実は韓国は新しい歴史解釈というのもある。
最近独立記念館に行ったが、ずっと基本的に1965年の日韓条約の原文には"既に無効である"と書いてある。これは日本側は1945年という解釈だが、韓国側は1910年の最初の時点から日韓条約は無効という考えなので、最初から日本の植民地にさせられたというのは擬装的な話であると。
つまりその時点から韓国は独立の為に日本と戦ってたというある意味のバーチャルヒストリーが展示されている。
そういう意味では韓国は日本と戦って独立を勝ち取った国という解釈の中で、靖国の問題を提起している。
つまり帝国主義侵略の象徴として、韓国は靖国神社に葬られたA級戦犯に行く日本の首相を批判せざるを得ないという歴史解釈だと私は思っている。
竹田氏「だとすれば靖国批判ではなく、日韓併合に関して批判するのが筋で、靖国批判と日韓併合は直接関係しない。」
宮家邦彦氏「安倍首相がこの問題を外交問題にしたくないという立場は一貫しており、バランスを上手くとっている。」
平井文夫氏「安倍首相の予測不能さと、毅然な態度を崩さないことが靖国へのカードになり 外交上は非常に有益であり、この状態が続くほうが良い。」
萩生田光一議員「総理という立場上 総合的な判断をし続けていて、安倍晋三という政治家を多くの人の信頼・支持で政治を続けているので、 安倍政権を長期政権にするために小手先ではなく、筋は通していかないといけないと思っている。
例えば、この状況が可とされ日韓・日中の首脳会談が実現したら、それは靖国神社不参拝の前提条件を付けられた事になるので、私は就任1年の時間軸の中できちんと姿勢を示されると信じている。」
●朴大統領も“千年の恨み” なぜ韓国は執拗な反日行動をするのか?
日本は1000年たっても加害者の立場だとする朴大統領。なぜそこまでこだわるのか。
●反日激化の韓国 関係修復 どうするのか?竹田恒泰氏「日韓関係について、あまり日本人は日韓関係を意識しなくてもいい。力を持ち始めた中国は日本の国の存続に関わるかもしれないが 、東京都より小さいGDPの韓国をあまり意識しなくてもいい。靖国批判も世界中で中韓だけ。」
宮家邦彦「情念だけではなく、日本の国益を最大にするために冷徹な判断をしなければならない。中国が台頭してきている東アジアのパワーシフトに生き残る必要がある。」
朴一氏「パク・クネ大統領はしたたかで、反日カードを使いながら水面下で日本との関係修復を狙っていると思う。2015年に日韓条約が50年目を迎えるので日韓関係修復の最大のターニングポイントとして、慰安婦問題・竹島問題などの着地点を積極的にジャパンスクールを集めて話し合っているところ。」
萩生田光一氏「東アジアの安定を考えれば好き嫌い抜きで、同じ価値観を持った隣国としてしっかりとしたブリッジを作らなければいけないとは思うが、
現在は大統領をはじめ・スポーツイベントでも反日を繰り返し、他国の国旗を焼いたり、政治家の写真に火をつけるとかあまりにも常軌を逸している。
しかし無理もないなと思うのは、2010年以前の教科書は国定教科書で、必ずしも事実ではない記述が多く、結果として日本を嫌いになるというシステムが出来上がっている。
独立記念館では、同行した福岡の竹田議員が「連行された韓国人だけが手掘りで炭鉱を掘っている写真の説明を受け、どこの炭鉱か質問したら、福岡にはない所で、当時日本人も全く同じ環境で働いていたので事実と違うと抗議をしたら翌年その写真はなくなった。
国営の博物館でさえ、そういう間違ったメッセージを常に発信し続けてきた結果、韓国の政治家は反日を語らずして政治が出来ない環境。なので冷静な対応が必要。」
朴一氏「韓国の歴史解釈に行き過ぎた面があり、元々近隣諸国条項が出来て、一方的に中韓が日本の教科書にクレームをつけてくると。これは差別的な条約(条項!)だと思う。むしろ日韓歴史共同研究しっかりやって接点を作っていくことが重要だと思う」
西尾幹二氏「(朴大統領の"日本は1000年たっても加害者の立場"だとする発言について) パク・クネ氏はパフォーマンスでやっているのではなく、間違ったトンデモデタラメ教科書の年代なのでそれを信じている。悪いのはこれまで謝罪で誤魔化して 後退してきた政府。外務省・政治家が強く言って歴史観を直す必要がある。」
舛添氏「パク・クネ氏はお父さんのパク・チョンヒさんが親日だったイメージを払拭中だと理解しないといけない。"恨"は韓国人の感情のライトモチーフ。私なんかああまたかと思う(笑)」
朴一氏「親日というのは植民地時代に協力した裏切り者のイメージなので、パク・チョンヒは日本の陸軍中尉にもなり親日の象徴。それから脱皮する為には反日を演じ続けなければいけないというジレンマを彼女は抱えている」
宮家邦彦氏「恨の話で、加害者と言うならば中国の方がはるかに加害者であろうし、また“スイッチ”をあまり押させないようにすることも大事だ。」
舛添氏「井上靖さんが、中国人が非常に怖がっている民族は、陸続きの朝鮮半島とベトナムだと。日本には海がある。日本にとってベトナム・韓国はガードしてくれている面がある。」
西尾幹二氏「中韓が寄り添う中で最も注意すべきは"韓国の軍事力を中国に利用させるな"で、対朝鮮半島の国防が日本にのしかかっている。」
平井文夫氏「従軍慰安婦の着地点について、最もきついトゲで、かつて政府は「河野談話」という歴史的に間違ったウソを言って、そのあと安倍総理がわざわざ閣議決定で証拠はなかったとしたがこれは国際的には通用しない。
河野談話がある限り永遠に従軍慰安婦像は立ち続ける。 河野談話を決着させないと日韓関係はむしろ前には進まないのではないか。」
萩生田議員「この週末、産経新聞で何回かに分けて、当時の石原官房副長官の談話・調査内容に疑義アリという報道があった。
河野談話が正しいとは思ってないが、その時出さざるを得なかった様々な背景はきっとあったんだと思うし、こんな大きな時限爆弾になるとは思わず発してしまったという部分もあると思うので、きちんと検証を加えて必要ならばどこかで安倍内閣の中で菅官房長官が新たな談話を発すれば良い。」
西尾氏「ケネディー新日本大使は日本に慰安婦問題に釘をさすだろう。アメリカは国防省がカネを払い、ブラックウォーターというフィリピン女性をあてがう事をやっている。慰安婦問題に口出すようなら日米関係がおかしくなるとサインを送るべき。」
朴一氏「慰安婦問題について、野田政権末期で3つの提案(在韓日本大使が直接慰安婦に謝罪・野田総理の詫状・政府が100%公的資金で償い金を出す)し、これは一歩踏み込んだ内容。安倍さんは歴史の“刺”を抜きたいと考えていると思うし、日米韓が強力なタッグを組む必要があるので、民主党が出した叩き台を元に着地点を作って欲しい」
竹田恒泰氏「すでに日韓基本条約で完全かつ最終的に解決した問題で、国同士の約束だし、日本は当時韓国の予算の2年分の巨額な資金援助をしているし、あとで言ってくるのは紳士的な国とは言えない。あらゆる請求権は解決済みとなっている。
朴一氏「その事は韓国も分かっているが、埋もれた課題が出てきたことから、道義的責任を追及するかという事で野田政権も分かっていたと思う。」
宮家邦彦氏「国家同士の約束の日韓基本条約を超えられないという事はお互い分かっている話であり、仮に解決しても次政権の先はまた繰り返すんじゃないか心配。」
朴一氏「野田政権みたいな形で政治決着してもまた出てくるんじゃないかというのはそれはそうだが、とりあえずここで一端 日本側がなんだかの形でこの問題に区切りをつけることがやはり必要ではないかと思う。」
平井文夫氏「当時、ノ・テウ大統領はこれで良いと言ったので宮沢総理はそれを信じて河野談話を出したら、その約20年後にまた"あれは違う、謝れ、お金払え"と。またここでお金を払って謝っても20年後にまた同じことが繰り返されると、、」
萩生田議員「靖国・慰安婦・教科書の3点セットは韓国の外交カードであって、別に現実の問題ではない。そもそも戦後韓国が一貫して靖国参拝を批判していたのならともかく、昭和60年以降、中国に便乗して最近大騒ぎしているだけ。教科書問題も」
竹田氏「韓国政府より司法の暴走の方がおかしい。政府が出した解決策と逆の判決を出す。日本が反論すると"侵略戦争を正当化するつもりか"と判決を書いているのは法治国家かと疑われる」
舛添要一氏「歴史には色んな側面がある。福岡の炭鉱の話で、強制連行で働かされた人もいるが、自分の意思で来て自由にやっていた。
当時は、選挙権も被選挙権も、在日台湾人・朝鮮人もあった。東京にはパクシュンキンという衆議院議員もいた。福岡には市会議員とかもいっぱいいた。その事を韓国人は全く知らない。
父(民政党・舛添弥次郎)が若松市の選挙の時・・何故ハングルのルビが振ってあるかというと、彼らに選挙権があったから。当時はハングルで書いても有効だったし、朝鮮人の票が欲しかったから。
八幡製鉄所の記録を見ても、同じ給料で仲良くやってる。昔の作品「火の橋」を見てもそういう場面がいっぱい出てくる。
現実の資料に基づいて日韓の歴史を謙虚にみていくことがスタートだと思う。以上
(中略)で、野田政権の妥協案、危機一髪ヤバかったですよね~
逆に韓国側は悔しさを増幅させてますます"恨"を安倍総理にぶつけているような気がします
自民・平沢氏が憤慨「民主は国賊」 野田政権時、慰安婦問題で謝罪と ...ZAKZAK-2013/10/18
民主党の野田佳彦政権時に、慰安婦問題について韓国側に謝罪と賠償を行おうという動きが極秘裏に進められ、合意寸前だったことが発覚した。
「民主党政権の叩き台を元に着地点」なんて、根拠が崩れてるのにもちろんあり得ないし、「2015年が日韓関係修復の最大ポイント」なんて言ってたけど、少なくても安倍政権中の修復は出来ないでしょうね。アチラさんが目も合わせないんだからムリムリ
まぁ、日韓条約の背景は本当に複雑だったんですが、"日韓併合条約"をめぐる表現は特にもめたようです。
《「日韓条約 知られざる交渉の内幕」 その5 【NHK】》 より
・・1965年6月22日、日韓条約が調印されました。
植民地支配のきっかけとなった韓国併合条約などについては、韓国側にとっては最初から無効。日本側にとっては今は無効。
どちらとも解釈できる"もはや無効"という表現になりました。
個人補償については、両国及びその国民の間の請求権に関する問題は"完全かつ最終的に解決された"と記されました。
調印後、日韓両国は国民に対し、それぞれ異なる説明をしました。
日本政府は5億ドルは韓国独立の祝い金であり、経済協力という意味で支払ったと説明しました。
「韓国の経済建設に役立つために、日本がこれを享由するものであるという趣旨でございます。」(日本の国会にて)
一方、韓国では条約反対の動きが国会でも高まっていました。政府は日本からの資金は謝罪と償いの意味を込め、主に請求権として受け取ったと説明しました。
それでも植民地政策への清算が不十分だという声は収まらず、与党は強行採決を行い、条約を批准しました。
キム・ジョンピル氏「あの時はあの時で最善を尽くした結果ですよ。何の事でもそうですよ。いくら良くやってもその後からいくらでもいくらでも粗探しが出来るから。
結果は正常化に繋がった。そしてその正常化は韓国を、極貧国から今日世界第11位のそういう経済国に仕上げた。良いじゃないかと。これからだ!と私はそう思います。そしてみんなそう思って頂きたい。」
この交渉の内幕を全部読めば、その背景の全容が分かります。時が経ったら捻じ曲げるって・・・信じられない国だ。 そして、独立記念館のデタラメっぷり
●これは死刑にされた人達を刑務所から運び出したトンネルだが、残念ながら独立運動で死刑になった人は1人もいなかったと。
●これが一番有名な天安の独立記念館。これが物凄い。120万坪で甲子園球場の300倍。物凄い。ここに巨大な建物が7つあって、韓国中の小中学生が修学旅行に来るということ。
私が悲しいのは、ここに日本の高校生が修学旅行に、日教組の教師に連れられて来るんですよ。これから言うが嘘八百の展示を見て贖罪意識を持つ。
●これはトラックに詰め込まれる自称・従軍慰安婦。とんでもない話だ。
近隣条項見直しについて、思考回路はショート寸前・・・
《韓国KBS「日本の教科書検定制度・近隣条項見直しで、教科書による歴史歪曲は更に露骨になりそうです」 【ワールドWaveアジア】》より
・・韓国と中国など日本帝国主義の被害を受けた国の配慮する近隣諸国条項を見直すというのです。
1982年、歴史教科書問題が起きた際、韓国と中国が強く反発した為、歴史歪曲を和げる為、設けられた条項です。(以下略)