自己責任

2015年02月03日11:58世耕内閣官房副長官、「交渉の経緯と今後のテロ対策」 後藤健二氏へ3度の渡航中止要請の話と、エジプトでのスピーチ・イスラエル国旗への批判へ反論 【プライムニュース】

BSフジ【プライムニュース】で、

『後藤健二さん“殺害” 「イスラム国」の企図 狙われた日本の今後は』と題し、

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安倍総理の中東歴訪に同行し、イスラム国と対峙するという総理発言にも関わり、イスラム国との交渉においても官邸でずっと関わった、当事者の世耕弘成内閣官房副長官と宮家邦彦氏が交渉の経緯と今後のテロ対策を議論していたんですが、

その中で、一部の人が猛批判している・・・

●エジプトでのスピーチの内容 ●イスラエルの旗の前での会見 

●渡航延期勧告が出ているのに後藤氏を止められなかったのか?

の部分のみ記録しました(流れはそのままやや要約)

秋元アナ安倍総理が2億ドルの支援表明をした3日後に最初の映像が公開されたが?」

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世耕内閣官房副長官「ISILにとって都合のいいタイミングだったという事だと思う。

一部には、エジプトでのあのスピーチの中で2億ドルの人道支援の表明をした事がILISへの刺激だった・良くなかったという意見があるが、

中東への人道支援は昨日今日始めた話ではない。それが『良くない変えろというのはまさにテロへの屈服だと思し、そういう意見はまさにISILの代弁していると思う。

あのスピーチは(HPにも載せているので)全体を良く見て頂きたいが、今年、日本の戦後70年の非常に大事な年の年頭にあえて中東を選んで、戦後70年平和国家として歩み、経済的にも発展した事を、今でも紛争に苦しむ中東の国にしっかり伝えて、日本の経験・知恵・ノウハウを是非生かしてほしいという訴え は非常に重要。

あと、非常に急進的に民主化を求める動きもあるが、日本はそれとは一線を画して中庸の精神で過激・急進主義ではなく漸進主義で徐々に変えていくという支持の証で、今までやってきた援助を”ISILと対峙”している諸国へ難民の為に非軍事分野の人道支援2億ドルの支援をすると。

総理のスピーチに現地の人は何度も拍手喝采で大きな反応があり、現地の人は評価をしてくれたと思う。

駐日のパレスチナ大使も、インタビューで「今回の発言がISILを挑発したとは思わない」と答えているし、"中庸の美徳"というのはアラブでは非常に適切で良い表現だと、事件がたまたま間違ったタイミングで起こっただけで、安倍総理の訪問自体は適切な時期だったとこれが一般の中東諸国の受け止めと思っている。」

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反町理氏「いま、"対峙"すると言われたが、官邸のHPでは"ISILと闘う"という文言になっている。これを作成した時点で人質の存在を知っていたのに、あえて闘うと踏み込んだのは、ISILを名指しし刺激する事になるという議論の経緯は?」

世耕氏「まずテロに配慮して総理の文言を変える事はしない。日本としてのメッセージをしっかり訴えるのが基本方針

"闘う"というコトバは日本語では病気と闘う・困難な問題と闘うというニュアンスの闘うで、

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もちろんこれは海外向けに英語でも公表しているが、その英訳はコンテンド(contend)いわゆる戦争・ケンカするという意味ではなく、対峙する・困難な問題に立ち向かうというニュアンスのコトバ。演説全体を読んで頂ければまさにそういう意味を言っている。」

反町氏「脅迫映像が出た後のイスラエルでの安倍総理の会見で、イスラエルの国旗が背景にある事についてアラブ関係の研究者が"配慮を欠いた"という指摘があるが?」

008(イスラエル・エルサレム)の写真
世耕氏「まず動画が公開されて数時間後の記者会見なので、この会見がISILを刺激して今回の事態に至った事はなく、関係ない

この会見は、総理が海外へ外遊した時に必ず1回やる内外記者会見
テロに対して、何か声明を出すためにセットされていた会見ではない。動画がアップされたので通常の会見でたまたまテロに対するメッセージを発しただけ。

日本政府は現地で記者会見をする時には、日本の国柄としてその国に敬意を表して、その国の国旗も背景で掲げるのが日本のずっとやってきた慣例

これをテロリストに配慮してこの慣例を止めるのは誤ったメッセージになる。

イスラエルの旗に関して、中東穏健イスラム諸国から何の苦情も来ていないし、何の問題視もされていない。」

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反町氏こういう事案が出てくると、よく”自己責任論”が出る。過去には政府与党の一部から”自己責任論”というコトバが出て、それが世論を席巻する事態になった。今回は政府与党から自己責任論というコトバが出ていないが?」

世耕内閣官房副長官我々(日本政府)は自己責任論という立場には立たない。やはり国民の命を守るのは政府の責任であり、その最高責任者は安倍総理なので、”痛恨の極み”という事で本当に悔しい残念な思いをしている。

その上で、事実として申し上げると、我々は退避勧告をお願いしているが、残念ながら、、日本は憲法で渡航の自由を保障しているので禁止は出来ないのが非常に悩み

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その上で、後藤さんに関しては過去シリアに行かれていたという事実も把握していたので数度にわたり、もう行くのは止めてください。渡航延期勧告が出ているので止めてくださいと伝えていた。(本人に直接?:秋元) はい。だからといって命を守れなかったのは政府の責任

(数度とは何回くらい?:反町) 3回です。

(それは外務省の担当者が本人に直接?:反町) はい。

(その時後藤さんはどういう反応をしたのか?:反町) その反応は差し控えさせて頂きたい。」

反町氏今後日本人をターゲットにしたテロ・人質事件の可能性は高まっているか?」

世耕氏「こういうメッセージが出たからといってテロに屈することはない。
情報を濃密に集め、海外居住の日本人、海外旅行者に適宜情報を提供し、退避勧告、渡航延期勧告を伝える。国内での水際対策、テロリストの入国防止。
公共交通機関、重要施設の警戒警備などを徹底する。」

反町氏国会論戦が進んでいく中で、安倍総理の方向性がテロの危険性を高めていると聞いているが、どう反応するか?」

世耕氏「本質を問いかけてきている問題だと思う。積極的平和主義・世界と協調して(人道支援として)テロと闘っていく

テロリストの狙いは、世論の二分により政策を変更したりする事危険だからと低姿勢になり国際社会から離れていく事になる。

我々はこの事で政策を変えてはいけない。テロに屈しないという姿勢が非常に重要だと思う。

反町氏「低姿勢・敗北主義に立って日本国民の安全を保つという選択肢はない?」

世耕氏「テロリストに、脅せば政策を変えると思わせるのが一番危険。」

宮家氏「お金を払ったという国々でテロはなくなっていない。相手に善意を尽くしても説明しても伝わらない。」以上

今回の事件の経緯を振り返ると、テロリストの狙いはやはり中東と日本の分断だったのかな?と思います。

1000万人以上の難民で困っている、穏健イスラム諸国への日本の支援金を止めさせたり減額させるのも目的の1つだったような。で、副産物として、日本国内の世論の分断がありますね。

イスラエルでの会見において、イスラエルと日本国の国旗の前で行うのがずっと慣例なのに、テロリストに配慮せよという人達は、ISILの思う壺に嵌ってます。

"イスラム国と闘う"というコトバを曲解する人は、卑劣なテロ集団ISIS・ISILの戦略に完全に乗ってます。

そういう人達が国会で的外れに安倍総理を批判するのは本当に止めてほしい。(今、まさに共産党がその質問を国会でやってますが・・・ふらふら

人さし指日本政府は断固テロの脅しに屈せず、いままでどおりの方向性を絶対に変えないでほしい。

この議論の中で、宮家氏が「”自己責任論”も”安倍責任論”もナンセンス」だという趣旨の事を言っていたけど、日本政府にとってはその通りだなと頷きました。

理不尽でもなんでも、政府には絶対的に国民の命を守る使命があるもんなぁ・・

人質2名が残忍な形で殺されたのは悔しいし怒り心頭だけど、この件に近視眼的に捉われるのが一番ダメ。

そもそもテロがグローバル化しているので、既に自己責任において十二分に注意しなればいけない時代なんです。

世界情勢を見れば、「安倍総理がー」って問題じゃ全然ないのに、これを見誤り、日本政府の政策、特に中東のを批判し、止めさせようとする勢力こそ、テロリストを利するものだとといのは、中東のマトモな専門家も口を揃えて主張しています。

【イスラム国人質事件】「民主・徳永エリ議員のような(安倍が悪いっ!という)主張をニューヨークタイムズも・・」中東への人道支援が必要なワケ 【激論!クロスファイア】2015年01月24日

室井佑月の安倍総理攻撃がグダグダ。恵氏「要するに室井さん、何が言いたいんですか!?」 【ひるおび】2015年01月22日

人さし指差し当たっては、ジャーナリストでも何でも、渡航禁止されている所には絶対・絶対・絶対に何があっても行かない事 それが今回後藤健二さんがくれた最大の教訓だと思います。

関連記事

「安倍首相演説はイスラム国を挑発する内容にあらず」駐日パレスチナ代表 (産経新聞)

在京アラブ外交団代表を務めるシアム在京パレスチナ10+ 件常駐総代表(大使に相当)は1日夕、日本人2人が殺害されたとみられる、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」によるテロ事件について、安倍晋三首相が事件前に外遊先の演説でイスラム国対策の支援を表明したことに起因するしたとの見方を否定した。 シアム氏は「(イスラム国を)全く挑発したとは思わない。そのように信じたい人がいるのは確かだが、間違いだ」と述べた。外務省で岸田文雄外相を表敬訪問後、記者団の質問に答えた。

 また、「安倍首相が(演説で)話した『中庸』は美徳で、アラブ諸国に対して適切な表現だ。首相の中東訪問が今回の事案を引き起こすマイナス影響はなかった」と指摘した。その上で「事案が間違ったタイミングで起きただけで、訪問自体は適切な時期だった」と強調した。

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2015年01月23日09:26岸井成格氏の主張 「自己責任」と「人命軽視」の風潮 【News23】

TBS【News23】(1/22)でイスラム国の人質事件を一通り報じた後、

岸井成格氏が『“自己責任”・・・・!?のパネルを出して「命の軽視がー」とコメントしていたので記録しました

以前の人質事件の時と違って街の声が冷静なのが印象的でしたが、それが答えなのでは??

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岸井成格氏「はい、それでですねぇ、膳場さんねぇ、私、ここんところずっと取材しててね、気になるのはね、

自己責任論っていうやつですね(ええっええっ) これはあのー、いつもねぇ、人質事件やテロ事件が起きると必ず議論になるとこなんですよね。

つまり、今回もあの人質になったお二人の自己責任じゃないのかという事がよく言われてるんですけど、このテロに屈しないという事と、人命尊重とはね、これ二律背反的な状況の中で出てくる議論なんですけども、非常ーーに気になるんですよね。」

膳場貴子氏「そうですよね、この自己責任論について、街の人達がどのように捉えているのか伺いました。」

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60代男性「ビデオ出てたじゃない!?"自分の責任でやる"って。だから(身代金は)払わない方がいいんじゃない? うん、本人には可哀相だけどね、家族やね」

30代女性は「個人のした事は、もう個人で責任を持ってやるから周りは干渉するべきじゃないと、、」

20代女性は「自分の責任だけじゃないなと思います。こうやってなんか日本中にこうやって問題になっちゃう事だから」

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20代男性は「身代金で助かるのだったら、僕だったら払いますね

30代男性は「ジャーナリストの人とかが特に多いですけど、そういう人達がやっぱり行って真実を事実を伝えるっていうところも必要なので、良い・悪いは自分の判断では言えないですけれども、、」

膳場氏「聞いてみますとやはり色んな意見がありますよね。」

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岸井氏「そうですねぇ、色んな意見がありますよね。

ただ問題なのはね、あのジャーナリストっていうのはあえて危険な地域に入っていく、例えば先程VTRで後藤さんは非常ーに強い使命感を持って伝えるべきものを伝えてるんですよね。

だからそういう行動に対しても全て自己責任ですよと言っちゃってよいのかどうか。それが非常ーにこの問題、いつもそうなんですけど、

気になるのはね人命軽視っていうような風潮を生みかねないんですよね。自己責任、自己責任って言ってると

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それからもう1つ大きな問題はやっぱり、早々に努力を諦めてしまう(あっ人質救出の、、) はい救出の為のですねー。

だから、いつまで先ほどの話にもあったように長引くかも知れないんですよね。だからこういう重要な状況の中では政府も、我々国民も社会も、軽々に自己責任論っていうのはあんまり言わない方が私は良いと思いますけどね。膳場氏「はい。」以上

この岸井氏のコメントは所詮「強い使命感を持ったジャーナリストの後藤健二さん」だけに向けたものっぽい。

そりゃ、机上でペン1本でぬくぬくとやって「ジャーナリスト」を名乗ってる人達と比較するのも失礼なほど、戦場ジャーナリストは必要だと思うし、後藤さんの言動も崇高だと思います。

思いますけど、いつでもどこにも行って良いってもんじゃない。

いま!外国人がイスラム国の中に入るなんて、情勢からして人質にして下さいといっているようなもんです。

まして湯川氏を助けに行くつもりだったという報道もあるし・・身内が「いつも冷静なのに”らしくない行動”」とも言っていたし・・

だから、「全て自分の責任です」と言った後藤氏の意思を尊重すべきだと思いますよ。

で、政府が全力で自国民の救出の為に出来る限りの事をやるのは当たり前だし、「人命軽視」は絶対にしない。

人さし指ただ、安倍総理が命令したのなら別だけどっ、救出できなくても政府を批判すべき話では全然ないというのが最も重要な事かと。

とにかく、何でも一絡げで「人命」を語る事に物凄い違和感があります。

「人命がー人命がー」というけど、極悪非道のイスラム国の戦闘員・テロ犯の「人命」はどうなの?? 一緒ってこと?? そして、湯川春菜さんに対してちゃんとコメントしなかったのは何故??

拘束された湯川春菜氏はは何者ですか? なぜバカ呼ばわりされなければならないんですか? (ヤフー知恵袋より

関連記事右

「イスラム国が日本人2人殺害と脅迫・2億ドル要求」のニュース。海外メディアの鋭い指摘 【イギリスBBC】2015年01月21日

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「これまでのイスラム国のビデオもそうですが、西側の国民が政府に反対するよう仕向けています。

『中東に関わるな』『軍事行動への参加や支持を止めろ』という国民からの圧力を政府にかけようとしているのです。」・・

 

室井佑月の安倍総理攻撃がグダグダ。恵氏「要するに室井さん、何が言いたいんですか!?」 【ひるおび】2015年01月22日

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恵氏要するに室井さん、何が言いたいんですか? 」

いま〆かけてふと思ったんですが、在日さまがもし人質になったら、韓国政府が助けるんですよね

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2015年01月21日11:27「イスラム国が日本人2人殺害と脅迫・2億ドル要求」のニュース。海外メディアの鋭い指摘 【イギリスBBC】

NHK-BS【ワールドニュースアジア】イギリスBBCで、

イスラム国が日本人2人(湯川春菜氏・後藤健二氏)を殺害すると脅迫し巨額の身代金(約240億円)要求しているニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)

BBCは、イスラム国の本質を捉えていると思います。第三者目線でこの事件に鋭い指摘をしています

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アナ日本の安倍総理大臣は、過激派組織イスラム国が日本人の人質2人を殺害すると脅迫した事は許しがたいと述べました。イギリス英語のアクセントで話す覆面の過激派が、身代金2億ドルを払わなければ2人を殺害すると脅すビデオがインターネットに公開されました。

安倍総理大臣は、2人を直ちに解放するよう要求し、国際社会はテロに屈しない述べました。」

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ゴトウケンジさんは著名なフリーランスの映像製作者で、去年10月トルコからシリアに入るところを最後に目撃されていました。イスラム国メンバーにインタビューに行くところだったと見られています。

ユカワハルナさんは自称・軍事請負業者で、武装家や戦争観光客などと呼ぶ人も います。自身のウェブサイトのビデオではシリア北部で戦闘服を着、アサルトライフルを持っています。

2人を殺害するという脅迫は、明らかに日本国民を怖がらせてイスラム国との戦いへの参加に反対させる事を狙ったものです。

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イスラム国は声明の中で2人の身代金として2億ドルを要求しました。これは日本の安倍総理大臣が、イスラム国と戦う国々を軍事面以外で支援するとして拠出を約束した金額と同じです。 日本政府はテロには屈しないとの姿勢を明確にし、安倍総理大臣は訪問先のエルサレムで怒りをあらわに要求を拒否しました。

安倍総理これは許し難い行為です。強い憤りを覚えます。イスラム国に対して2人の日本人に危害を加えないよう、直ちに開放するよう強く要求します。」

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西側のアナリストによると、ビデオの目的は、日本だけではなくイスラム国との戦いに参加する全ての国の人々に恐怖を抱かせる事だと言います。

「これまでのイスラム国のビデオもそうですが、西側の国民が政府に反対するよう仕向けています。『中東に関わるな』『軍事行動への参加や支持を止めろ』という国民からの圧力を政府にかけようとしているのです。」

010 011

ビデオは、日本のテレビでずっと流され、既にその影響が出ています。この男性は、「ニュースで見た。日本まで来たという事は本当に怖い」と話します。

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フランスやイタリアなどほかの国は、シリアでの人質解放の為に巨額の身代金を払ったと伝えられます。ただし、両国ともこれを否定しています。

レポーター過去には日本は大金を払って市民を取り戻した事もあります。しかし、今回はこれまでと違います。まず要求金額が莫大です。

またこれはもっと重要な事かも知れませんが、2人が危険を承知で自分の意思でシリアに行ったという事です。この為、どんな代償を払っても2人を取り戻せ!という国民の要求は弱くなりそうです。」以上

人さし指この指摘どおり、イスラム国がトンデモ主張しているあの動画をテレビでずっーと垂れ流すのはどうかと思いますよ右

「イスラム国」を名乗る組織の声明全文  2015年01月20日 22時07分
  日本の首相よ
 お前は「イスラム国」から8500キロ以上も離れた所にいるのに、イスラム国に対する十字軍に進んで参加した。我々の女や子供を殺し、イスラム教徒の家を破壊するために誇らしげに1億ドルを提供したのだ。(後藤さんとみられる人にナイフを向けながら)よってこの日本人の命は1億ドルだ。さらにイスラム国の拡大を防ぐことを目的に、イスラム教を捨てた者たちの訓練費用に1億ドルを提供した。(湯川さんとみられる人にナイフを向けながら)よってこちらの日本人の命も1億ドルだ。

 日本国民よ。日本政府はイスラム国に対する戦いに2億ドルを支払うという愚かな決断をした。この2人の国民を救うために2億ドル(の身代金)を支払う賢い選択を政府にさせるよう、日本国民が政府に圧力をかける猶予は72時間だ。さもなければ、このナイフがお前たちの悪夢となるだろう。

一般の日本人をビビらせて、政府に圧力をかけるよう仕向けるのが目的のこんな主張が日本人に刷り込まれてしまいます。

日本人的には「人命第一」と考えがちだけど、BBCのレポートにあったように、2人とも覚悟の上での行動で、それこそ「自己責任」。水面下の交渉といっても時間がなさすぎる。

もし2人を助ける事ができるとしたら・・「日本の2億ドル支援はあくまでも人道によるもの」だと発信し続けるしか手がなさそう。

人さし指で、2人が殺害されれば、「日本は自国民を見殺しにする棄民国」「安倍総理の中東歴訪がイスラム国への挑発になった」「集団的自衛権がー!」と安倍総理を批判しようとしている人達が手薬煉引いて待っているようだけど、ピント外れも甚だしい 完全に敵を間違えてます。

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