耐震基準
カタールがW杯で使用したコンテナハウス1万個をトルコ・シリアの被災地に送る件と、耐震基準を守った地区ではほぼ被害がなく死傷者0だったと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
今回のトルコ地震はマグニチュード7.8の大地震だったけど、耐震基準守っていた地区と、守らなかった地区の違いがこれ程あるとは・・😲
殆ど被害が出なかったエルジン地区のエルマスオール区長、本当に素晴らしいですね☆
アナ「サッカーのカタールW杯の際に、韓国とブラジルの試合が行われた会場です。900個以上のコンテナを積み上げて臨時に造られた宿泊用のコンテナハウスです。W杯以後撤去されたコンテナが再び注目を集めています。カタールがW杯の際に使用したコンテナハウス1万個をトルコとシリアの地震被害地域に贈る事にしたからです。今被災者に一番必要なのは寒さを防げる空間です。
地震の大きさもありますが、建物の手抜き工事、違法建築などの指摘も出ています。実際に違法建築を厳しく取り締まっていた都市では1人の死傷者も出ていません。」
地震による甚大な被害が出ている南部アンタキアでは、12階建ての巨大な建物が跡形もなく崩れました。団地内にプール迄ある高級マンションで築10年程しか経っていませんが、一瞬の内に倒壊し、数百人が瓦礫の下敷きになってしまいました。
行方不明者の家族「手抜き工事だったのではないかと思います」
一方で、今回の地震によりトルコ国内で最も深刻な被害が出ていると見られる南部ハタイ県の中でもエルジン地区では殆ど被害が出ませんでした。この地区のエルマスオール区長は「一切の違法建築を認めなかった。いま良心に従って本当に良かったと思う」とこのように語っています。
トルコではこれまでも、地震で多数の建物が倒壊する度に耐震性の問題を指摘する声が上がっていました。5年前からは建物に高品質のコンクリートを被せ、鉄筋で補強するように規制を強化しましたが、守られませんでした。
トルコ当局は、安全基準を満たさない建物について、手数料を支払って特別許可を得る事で処分を免除する措置を導入していました。
アンタキアの住民「ここではもう暮らせません。美しい故郷は消えて無くなってしまいました」
司法当局は過失致死などの疑いで建設責任者等を逮捕していますが、政府に対する批判の声は大きくなるばかりです。
違法建築を許さなかった区長…「死傷者なし」トルコの小都市・ハタイ県に行ってみた-朝鮮日報 2023/02/15カタールも、GJです!👍
・・(記者リポート) トルコ南東部のアダナとイスケンデルンの間にあるエルジン地区。渋滞もなく車で移動でき、すべての店が営業しています。
倒壊した建物も見当たりませんし、電気も水も正常に供給されています。
イスラム寺院の尖塔(せんとう)の一部が壊れ、いくつかの建物に亀裂が入っている以外は、ご覧の通り、ほとんどの建物に被害がありません。
人口4万3000人ですが、地震による死傷者も1人もいません。
すぐ近くの大都市で建物が倒壊し、数十人もの死亡者が出ているのとは対照的です。・・
カタールW杯のサポーター向けコンテナハウス、トルコ・シリア大地震の被災地で再利用へ 2023年2月14日それに比べて、手抜き工事した業者とトルコ政府は犯罪的。そもそも「地震税」まで取ってたのに何やってんだか(呆)
・・ BBCによると、カタール関係者は「2022年のW杯ではもともと、一時的な宿泊施設を寄付することを計画していた」とした上で「トルコとシリアでの緊急的な必要性を考慮し、いま早急に求められている支援を提供するため、キャビンをこの地域に出荷することに決めた」と話しているという。
トルコ地震、手抜き工事で被害拡大か 建設業者ら捜査へ - 産経ニュース 2023/2/15
トルコ南部を震源とする地震で、同国政府は15日までに、崩落した建物の建設業者ら130人以上について捜査する方針を固めた。トルコと隣国のシリアで14日までに確認された死者は3万9千人を超えた。トルコ国内だけでも3万5千人を上回っており、政府は被害の拡大を受けて、手抜き工事や保守点検などの問題がなかったか調べているもようだ。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、オクタイ副大統領は崩落した建物の建設業者131人をリストアップしたとし、うち113人を逮捕して取り調べる方針を示した。
トルコの南部や東部では倒壊した、または倒壊の危険がある建物は計4万2千軒に上る。南部アダナや南東部ディヤルバクルでは当局が建設業者を特定して捜査を行っている。
現地からの地震発生直後の映像では、建物が最上階から垂直に押しつぶされるように崩れ落ちる事例が多い。建物内にあるはずの柱が存在しなかった可能性が指摘されている。
西部イスタンブールの空港では10日、出国間際だった南部アンタキヤの建設業者の男性が足止めされ逮捕された。建設を手掛けた12階建ての高級マンションが崩落したためとみられる。男性は「法的な建設基準はすべて満たしていた」と主張しているという。
トルコ野党は、エルドアン政権が防災を考慮した建築基準を示してこなかったと批判している。また、1999年に北西部で起きた大規模地震の後に徴収した特別税を適切に使っていなかったとして非難を強めている。(中東支局 佐藤貴生)
<トルコ地震>不良施工で131人に逮捕状…「エルドアン大統領、非難世論回避用」(中央日報日本語版)2/13(月)汚職・不正が罪深いのは、ルールを蔑ろにし、もみ消したりした、結果、命を守る筈の安全装置が機能しない事!それで被害が甚大になるんです。
・・建設業者に矛先を転じる当局と違い地震被害地域住民らは欠陥工事を防ぐことができなかった政府に怒りを向けている。特に政府が違法・欠陥建築物を対象に過怠金など行政処分を定期的に免除してずさんな工事をあおったとみている。地震で母親を失ったある被災者は「国が責任を負うべきだ。政府は(個人に)借金が少しでもあれば追いかけてくるのに、建築物はまともに建てられたのか確認しなかった」と悔しさを吐露した。
BBCは「建設業者の逮捕はエルドアン大統領に集まる批判を回避するための措置かもしれない」と分析した。米政治専門メディアのポリティコはトルコ当局関係者の発言として「エルドアン大統領に対する非難世論が激しくなれば、地震対応を理由に大統領選挙を延期する可能性もある」と予想した。 エルドアン大統領は8日に地震被災地を訪問し「これほど大きな災害に対応するのは不可能だ。政府に対するネガティブ攻勢は不道徳で図々しい」と主張して公憤を買った。合わせて99年の地震から20年以上徴収してきた地震税880億リラ(約6318億円)の使途もはっきりせず、政府非難世論は大きくなる状況だ。
まっ、韓国の建築現場でも、手抜き、不正などが横行して、地震がなくてもしょっちゅう崩落して犠牲者が出ているので、トルコの状況を「他山の石」とすべき
ちゃんとした柱がない高層マンションなんて恐ろしすぎます。ここまで甚大な被害になったのは人災。こんなレンガあり得ます?≪光州・マンション外壁崩壊は人災❗何度も鉄の塊やベニヤ板が落下(◎_◎;)、コンクリ養生不足、「バス巻き込み・撤去ビル崩壊事故」のヒョンデ産業開発が施工…【韓国KBS】≫2022年01月12日
不正と手抜きの蔓延で、ビル・建物が突然崩壊する国って・・本当に言葉もありません。もし、仮に大地震があったら・・
・・住民は、これまでも現場で型枠に用いるベニヤ板や、固定用の鉄のリンクロッドが落下するなど身の危険を感じてきたと言います。何度も陳情してきたものの何も変わらなかった。今回の事故は安全管理を疎かにした為の人災だと皆口を揃えて言っていました。
住民「鉄の塊やベニヤ板が落ちてきても、これまで何の方策も講じてきませんでした。去年の事故が起きた時も同じ事を言いました。ここも崩れると!」
事故の原因について、工事期間を短縮する為に、無理に工程を進めた結果ではないかという指摘も出ています。
専門家「コンクリートは気温が低いと固まりにくいので、十分に養生の期間を置く必要があります。固まる時間が絶対に必要なのですが、現場でこれを守っていなかったようです。」
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このレンガじゃ倒壊するよ…😭💦
— @airi_deshi_555 (@airi_deshi_555) February 15, 2023
トルコ南部で起きた大地震から13日で1週間がたった。死者数はトルコとシリアで3万5千人を超え、なお膨らむ見通しだ。トルコ当局は建設業者ら100人超に逮捕状を出したが、政府への批判も高まっているpic.twitter.com/iKTN5Ze7LG
かつて日本でも「民主党」が【コンクリートから人へ】というスローガン掲げて政権運営してたけど、全く間違いというのがまた証明されましたね。
あと、自治体のトップも誠実な仕事の出来る人をしっかり選ばないと大変な事になる・・とつくづく思いました。
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フジテレビ【FNN報道特別番組】(3/13PM9:00台)で、アメリカをはじめとする各国の新聞をとりあげていたので記録しました。 やっぱり日本って、とてつもない!
アナ「・・新聞はもちろん一面トップ、そしてニュースなどはトップニュースというよりは、ニュースの時間ほとんどを使ってこのニュースを伝えているという状況ですが、ではそのニュースを見た、まずニューヨーク市民の反応からご覧いただきましょう。
(ハリウッド映画みたいだった。)(原発問題にショックを受け驚いている)(助けを求める人を見てカトリーナを思い出した)(NYにいる私達に何が出来るかを知りたい・日本は経済的に進歩しているからお金とも限らないし)・・などなど
「日本人が秩序を保って冷静に取り組む姿に本当に感動した」
「日本人は精神的にも強いから必ず立ち直れると信じています」
アナ「ご覧頂いたようにみんな知っていました。みんな心配していました。そしてみんなが日本の何か力になれないかという姿勢だったんです。
で、地震発生直後に発売された新聞数紙ご覧いただきましょう。もちろん全紙一面ですが、
(NYタイムズ紙「強力な自身とツナミが日本の東北地方を破壊」ワシントンポスト紙「8.9の地震で混乱する日本」ウォールストリートジャーナル紙「地震とツナミが日本を直撃」ファイナンシャルタイムズ紙「地震と津波が日本を荒廃」ニュースディ紙「死の波」NYポスト紙「死の波」)
アナ「・・(記事の中身は)褒めるという言い方をするとちょっと違うのかも分からないんですが、至る所でですね、テレビの特集などでも日本に対するリスペクトが見受けられるんです。
例えば、NYタイムス『日本の厳しい耐震基準が多くの命を救った』恐らく日本のメディアではなかなか言いにくいと思います。これだけの被害が出ていて。
しかしですねぇ、世界的な目から見ると、
『このマグニチュード、そしてこの津波を考えると、日本の素晴らしい建物。そして強い堤防。分かりやすい避難経路。そして何よりも普段から定期的に日本人が真面目に取り組んでいる地震に対する準備が大変に多くの命を救ったんだ』
というのが、海外から見た今回の地震の大変強い印象のようで、ABCニュースなどでも多くの時間を割いて特集が組まれていました。
他にも津波が実際に襲ってきた、大船渡市などの特集などでも、ここは1960年、50年以上前にチリの地震の時に津波の被害があったから、避難経路が日本語だけでなく、英語でも書かれているんだというような特集。
そしてサイレンのテストなどを定期的に行っているという事が書かれていて、もし2004年のスマトラの地震などが、日本と同じだけの準備をしていたら、ああいう被害にはならなかっただろうなどとも書かれています。
さて、気になるのは経済に関してなんですが、経済に関しても、えー、同じなんですねぇ、『非常に・・たくましい日本。日本の復興力を考えてくれと。あの戦後、そして20年に亘る不況を日本が跳ね返しているんだと。日本の復興力というのは本当に素晴らしいんだと。』
で、下の方の記事を見ますと、今回の事後処理を上手くすればという事はあるんですが、今回の地震で『日本は倒れない』んだという風に書いてあるという事で、実は世界中から日本人の真面目な性質。そして真摯に取り組んでいる姿勢によって、
日本のメディアは言いにくいと思いますが、今回は多くの命が救われているんだというトーンで昨日の新聞は書かれていました。
えー、ただちょっと気になるのが一日経った、つまり2,3時間前にコチラで出た朝刊各紙を見ると、さすがに原発の事に心配をしているんですね。(中略 オバマの日本への全面支援の話など)
・・街に出ると、日系人の多くが今募金箱を持ち始めています。アメリカに住んでいる日本の方々もなんとか少しでも力になれないかという事で動き始めています。
本当に日本がひょっとしたらアメリカから相手にされていないんじゃないかと思うようなシーンがアメリカに来て半年、ありましたけれど、そんな事はなく、
世界中から日本というのは、実は安心されていて、とても信頼されていて、尊敬されている国なんだという事を強く感じた報道が多々ありました。
ですから日本の方々にも本当にこういうアメリカからのニュースを伝えて、えー、勇気を持っていただきたい。そういう思いで今おります。」
小倉氏「はい分かりました。ご苦労様。
あのー『日本経済は絶対に立ち直る』っていう言葉を裏付けるように、昨日は円高ドル安だったんですよね。ボクそれ見て驚きましたけど・・(中略 マクロ的に見たらこんなに評価されているのはうれしいし勇気がわくという話など)」(世界各国の新聞の一面を紹介)
中国環球時報「多くの中国人が日本人の秩序を保った行動に感銘を受けた」
アナ「どういうことか。建物の外に非難する時に煙草を吸う人は1人もいない。ボランィアの人が走り回って必要な物資を配り、男性が女性を助ける。避難し終えた後もゴミひとつ残っていなかった。
まぁこうした日本人の冷静さを賞賛する記事、これもアメリカからのリポート同様、世界各地の新聞ほぼ同様に見て取れました。」以上
確かに、刻々と入る惨状・この状況で、日本では報道されにくい事だと思いますね。
日本は、今まで世界にいっぱい援助してきたから世界の評価は高い。
戦後、国際関係を構築した先人たちの努力もあると思いますし、真面目な民族性もあると思います。
地震当日から見ている、イギリスBBCでも同じようなトーンでした。
一日目は東京の地震のレポートが多かったんですが、イギリス人男性のリポーターが、「日本人は赤信号でちゃんと止まっていました。大きな事故も起きず、パニックになっていません。小さな助け合いをしています。」と、驚きをもって何度も同じような事を伝えていたのが印象的でした。
被災者の方々は、まだまだそれどころじゃないですが・・・
被災していない日本人は、今、自分に出来る小さなことをやって、再度日本を立ち興しましょう
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