班目春樹
テレビ朝日【お昼のANNニュース】で、再臨界発言を擦り付けられた斑目氏の細野氏に対するコメントと、注水中断で食い違う政府内の発言のニュースをやっていたので記録しました。
ウソで固めた政権、もうボロボロですねぇ。
アナ「誰が中断を指示したんでしょうか。
福島第一原発1号機への海水注入が中断した問題で、政府内が混乱しています。事故の翌日の事です。注入が55分間中断された事について、細野総理補佐官が一昨日、原子力安全委員会の班目委員長から「再臨界の危険性がある」という意見が出たことが背景にあるという認識を示しました。しかし、これに対してその班目委員長が昨日、実際には「再臨界の可能性はゼロではない」と発言したと抗議しまして、発言の内容は一日で訂正されました。」
班目氏「再臨界の可能性はゼロではありませんと申し上げた。これが本当のところなんです。かなりムッとしました。」「細野補佐官もですねぇ(笑)、『再臨界の可能性』っていう言葉と『再臨界の危険性』ってことでどれだけ違うかってのは、どうもあんまりよくお分かりになってなかったみたいですねぇ。」
「(海水注入の中断は)けしからん話ですねぇ。誰がそうしたのかは絶対、原因究明するべきだと思います。」
班目委員長は昨日、菅総理大臣から『再臨界の可能性はあるか』と聞かれたので、可能性はゼロではないと言った。可能性と危険性というのは全然違う」と反論しました。
そして、政府と東京電力の統合対策室長である細野総理補佐官に会って訂正を求め、これが受け入れられました。しかし、誰の指示で海水注水が中断されたのかはっきりしていません。
東京電力は、中断した理由について「官邸から再臨界の危険性があるという意見があって政府の判断を待つ必要があるため、いったん停止した」と説明しています。原子力安全・保安院は、海水の注入を中断した影響を調べる考えを示しています。
続けて、今朝の国会のやり取りと、海江田発言との齟齬のニュース
この注水中断問題は今日の国会でも取り上げられ、菅総理大臣は、「そもそも注水自体の報告がなかった」と強調しました。しかし、注水が中断した際、菅総理が「本格的な注水」を指示していたことを海江田大臣が明らかにしていました。中継です。」
政治部記者「菅総理は、自民党の谷垣総裁に政府の説明は「捏造をしている」と追及され、強く反論しました。菅氏「19時4分から、あー、20何分かのえっとおー、25分の間の海水注入については、当時ですよ、私なり官房長官、副長官のところには報告は上がっておりませんでしたので、当然ながら報告の上がっていないものをですねぇ、えー、止めろとか、あー、止めるなとか言うはずもありません。」
注水を中断した際に菅総理が本格的な注水をやれと指示したことを明らかにしていました。
海江田氏「19時4分にこれは私どもの資料でございますが、いったんですねぇ、東京電力が福島第一原子力発電所の1号機の海水注入試験です。20分間ぐらい(海水注入)試験をやりましたけど、停止をしました。再度、重ねて総理からの本格的な(海水の)注水をやれと、、」
菅総理の答弁の整合性は、今後も厳しく追及されることになります。自民党は、来月1日にも内閣不信任案を提出することを検討しています。 以上
食い違いだらけですねぇ(呆)一番知りたいのは、せっかく注入していたものを止めたのは誰?!という事なんだけど、東電側が勝手に忖度したとか、東電側の連絡ミスとか・・そういう事になりそう。
で、海江田氏の国会答弁は、細野氏と同じく「記憶違い」になりそうな予感・・
でも、この時点でもうますます信頼出来ない政権ということは詳らかになったから、どーぞ、ウソをウソで塗り固めればいい。
で、最終的に班目氏が言うとおり誰がそうしたのかは絶対、原因究明するべき!
内閣不信任案で造反する口実になるもんね。
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前記事《海水注入中断のナゾ 細野氏の生反論 前半 【新報道2001】》の続き、細野総理補佐官の反論です
(VTR終了後 スタジオ)
アナ「さぁ、政府関係者らが明らかにしたとされる菅総理の海水注入中断のこの指示なんですが、昨日、細野さんをはじめとする政府は『菅総理の指示はなかったんだ』と、このように反論しました。」
女子アナ「はい、まずコチラをご覧ください。(フリップ)
えー、こちらはですねぇ、政府と東電の対策室から昨日出されたものなんですが、(斑目)原子力安全委員長から、『再臨界の危険性がある』との意見が出されたという記述があるんですね。
これに対し、名指しされました、斑目原子力安全委員長は一部メディアの取材に対して、『再臨界の危険性があるなどと私は言っていない。侮辱と思っている』と猛反論したわけですが、なんかこれ事実がですねぇ、、何が正しいのか分からないものなんですが、どうなんですか?」
細野氏「まぁ、いよいよこういう検証の、、えー、時期に入ってきたなぁと。もうここは覚悟を決めなければなりませんので、あの私も含めてですねぇ、色んな判断に関わりましたので、えー、その全ての責任はあのー、関わった人間全て、私のような政治家は特に問わなければならないと思います。
ただ、あの是非皆さんにお願いしたいのは、あのー、事実に基づいて出来るだけしっかりと、えー、まぁ行動していただきたい。それを出来るだけ私共は正確に話す努力をしていますので、その事を御願いしたいと思うんです。
で、少し説明をさせて頂きたいんですが、えー、6時頃からですねぇ、この海水注入の是非について話す会議が始まったんですね。
それで、えー、その時にはですねぇ、これがひとつのポイントなんですけども、東京電力の役員の方も担当者で常駐をしていて、意思疎通をしていたんですけれども、これから1時間半位はえー、水素爆発の後ですから、水素爆発で現場が大混乱していた後ですので、それから1時間半位、すなわち7時半頃までは、ちょっと水が入れらるような状況ではありませんという事だったんです。それは、我々もですねぇ、そうだろうと思ったわけですわ。あれだけの水素爆発があって、その状況の把握そのものにも物凄く我々苦労していましたので、そうだと考えていたわけです。
で、1時間半、水が入らないのであれば、その時にその中で、えー、安全な水の入れ方は何なのか、どういう準備が必要なのかという事についてはしっかり確認をすべきだろうという、そういう、えー、話になったわけですね。
で、その中で例えばホウ酸を入れたほうが良いんじゃないかとか、真水ら海水に替わるわけだからそれによって何か影響はないのかとかそういった事についてしっかり検討をするようにという総理の指示が出たわけです。
そしてそれを受けて19時40分にもう一度集まってホウ酸を入れれば良いだろうということで、そっから作業を進めたということなんです。
で、その間私共は、あのー、水が入らないという事を前提に官邸で打ち合わせをしていました。色々協議をしてましたので、えー、この19時4分から19時7時25分までの試験注入、、東京電力が現地でやっていた事自体はですね、全く情報として入ってなかったんです。
で、[E:danger]これをですねぇ、東京電力が勝手にやったので非難をするべきかというと、私はそれはねぇ、さすがに酷だと思うんですよ。現場は大変な状況でなんとか冷やしたいと思っていたんでしょうから、えー、真水から海水へ切り替えようと思ったんでしょう。
で、情報は官邸へは届いていなかったけれども、現場の判断でやろうとした事は非難は出来ないんですね。と思うんですが、えー、その事実を官邸は知らなくて、えー、慎重にどうやって海水を入れるかという、、そういうことについて考えていたんだという事を是非皆さんにこれは分かっていただきたいと思います。」
(アナの「菅総理が再臨界の可能性はないのかと発言したのは事実か?という質問に・・)
細野氏「総理が再臨界を心配されていたのは事実です。(発言もありましたか?) ええ、その事について総理自身が心配をされていたのは事実ですね。(それは斑目氏からの意見?)
ええ、私はそう記憶をしているんですが、あのー、報道によると斑目委員長がそこは違うという風に仰っているようですから。(あり得ないし言ってないと反論したが)ええ、私はそう記憶をしていますが、そこはあのしっかりあの確認をする必要があると思います。」
平井氏「再臨界の危険性があると言ったのは総理ですよね? あるんじゃないかと聞いたのは。」
細野氏「まぁ、総理がそういう懸念を持っておられた。(それに対して斑目さんもそう言った?そこが多分ポイントで斑目氏は総理を否定しなかっただけなのでは?:平井)
そこは私の記憶はあるんですけども、正確にしっかり把握をした方がいいと思いますので、はいっ。(その記憶とはどういう?:アナ) ええですから、あのー斑目委員長自身があのー、そういう事を仰ったという記憶はあるんですけども、そこはしっかり確認をする必要があると思います。」
平井氏「彼は強く言ってないはずですよ、だって専門家が口をそろえて『再臨界の危険性はない』って言っているわけだから。斑目さんが言うはずないじゃないですか。」 細野氏「うん、そこは確認させてください。」
(コメンテーターたちの話, 細野氏の言い訳タイム ダラダラすぎて 略)
(今回の海水注入の件で色んな情報が出てきている背景は何かというアナの問いに・・)
平井氏「多分・・菅さんが素朴にですね、『再臨界の危険性はないのか』と聞いたがためにその検討が始まり、検討したがためにですね、東電がそれを慮って止めたんだと思うんですね。それは菅さんのせいかも知れないけれども、今、信頼性という問題出てますけれども細野さん、あのー、信頼を回復ってなかなか難しいんだと思うんです。
で、やはりこの、経緯をですね、どうこう言ってもしょうがないんでですね、先週も言いましたけども、結局この大事故起こしてしまった結果責任ってのは菅総理にあるんでですね、いっそ総理が『私は福島が落ち着いたら辞めます』と言ってくれればですね、言ってその間まぁ半年なのか何ヶ月なのか分かんないけれども、その間頑張りますって言えば、国民は信頼するんじゃないかと思うんですけどね、このへん、、」
細野氏「うん(ニタッ)ええ、、おー永田町でもですね、更にその外側ではもういろなんな意見が出ているのはよくあの分かってますので、あの平井さんのようなご意見があるのは分かります。
ただ、私は今自分の仕事は政局に関わる事ではなくて、この原発の問題を出来るだけ前進をさせることだと思っておりますので、それに専念したいと思っております。」(以下 略)
この番組を見た人、細野氏はさすが?口が上手なぁと感心しませんでした?!^^;
で、自分の生残る術もちゃんと心得てるコメントとドヤ顔そのへんは抜かりがないというか強かだと思いました。
だけど、細野氏が記憶アリだと何度も主張する斑目氏の(言ったとされる)発言は、墓穴を掘ったと思いますねぇ。近々、言い訳しながら謝罪したというニュースが流れると思いますワ。
本当に東電が何の通達もせず、政府は何も関知してなかったと思います??「再臨界で検討してた」っていうのも信じられん。
やっぱりどう聞いても、あの切羽詰った状況で55分間も注水中断した理由にならないと思う。
菅が怒鳴り散らして、東電がビビッて忖度したのならわかるけど・・
まっ、マスコミは関係者っの証言を取って、徹底的に検証してくださいな。
なんにせよ、こうなったら政府も東電も信頼できないんですけどね^^;
あっ、そうそう、細野さん、青山繁晴さんへの謝罪は済んだのかな~??「(青山さんの福島第一原発取材は)東電側も断れなかったんでしょう」って、根拠もなく会見で言い放ったアレね
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フジテレビ【新報道2001】で、細野豪志総理補佐官をゲストに迎え、1号機の海水注入
中断55分のナゾ、徹底解明をしていたので記録しました(青字はナレーション)(長いのでVTR部分を前半、細野氏の反論を後半にまとめました。)
JNNの報道が間違っているのか、政府か東電がウソついているのか?!斑目氏の発言とされている部分が新しいポイント。
アナ「さぁ、福島第一原発への海水注入を中断した問題で、今、菅政権が揺れております。」
「再臨界の危険性があるのでもう一度検討し直せ」
地震直後の3/12日、原子炉を冷却するため行われていた海水の注入を一時、菅総理が停止させたと報じられた。問題となっているのは水素爆発を起こした1号機。海水の試験注入は午後7時4分に始まり7時25分に止められた。これにより冷却が遅れた可能性がある。この停止は菅総理の指示だったと言うのか。しかし昨日、統合本部の会見で細野総理補佐官は真っ向から否定。
細野氏「総理も海江田大臣も水を止めるということについては指示をしておりません。」海水の試験注入自体が東電の独自の判断で行われたもので、政府は関知していないと言うのだ。
細野氏「えー、私が事実を知ったのは、もうはるか何ヶ月も経ってからです。ついこの間ですね、もうですから、10日くらい前だったかも知れません。それで大変に驚いたんです。」
政府の正式な書類には、19時55分 菅総理が海水の注入を指示したと書かれている。
しかし、直前の試験注入と停止、あくまで官邸に知らされていなかったと言うのだ。
細野氏「海水注入の事実そのものをですねぇ、官邸としては把握を、、全く把握をしておりませんでした。」
この日、海水の注入に関して、総理や原子力安全委員会などと協議を行っていた。
統合対策室の資料によると、原子力安全委員長の斑目氏から「再臨界の危険性がある」との意見が出されたという。この発言を聞いた東電は、試験を中止、しかし、海水の注入による再臨界は専門家が口をそろえて「起こりえない」というもの。
「私共と致しましては、まだこの時点では再臨界の危険性はないという風に判断しておりまして、、」
再臨界はないと判断していた東電が誰の指示もないまま、試験を止めたのか。3月下旬、武藤副社長は、海水注入をめぐる判断についてこう話していた。
Q.爆発前に判断したのか?爆発後に判断したのか?
武藤氏「手元に記録がございません。(手元に資料がなくても記録で分からないのか?)
申し訳ございません。今、手元にございませんので、確認をさせて頂きたいと思います。」
Q.昨日も伺ったが、1号機の爆発の時の記憶は蘇ったか?
武藤氏「前後関係につきましてはよく確認する必要があると思っております。」
海水の注入をいつ判断したのか東電は頑なに回答を避けていたのだ。事故対応に追われる政府と東電。その透明性が求められている。(VTR終了 スタジオへ)
そもそもJNNが独自報道としてこれを報道したのが発端だと思います。
私が考えるには・・多分、菅総理が『再臨界がー』と喚いて、現場が推し測ったような気もするし、連絡ミスのような気もする。で、ハッキリしたのは、統合対策室の資料がいかにいい加減かってこと。だって、細野氏の記憶のみで、斑目氏が喋った事にしてしまってるもん(呆)
ちなみに【ニュースバード】で、斑目氏の反論の映像を流していました。
斑目氏「少なくとも私の指示で再臨界の危険があるからやめた方がいいという発言は絶対しないと思います。もしそれをしていたら、私がいかに原子力の知識がないかということになってしまう」(原子力安全委員長)
後半は、細野氏の言い分です。何気に見ていた時は、口が上手くて納得しそうだったけど、文字に起こすと、やっぱヘンだわこの人。
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