政倫審
ミヤネ屋年末4時間スペシャル〜2010年このまま終われるか!?〜
出演: 松尾貴史 森永卓郎 原口一博 石破茂 渡辺喜美 櫻井よしこ 司会: 宮根誠司
4時間SPこのまま終われるか!!菅政権ズバリ何がダメ2011年よくする具体策宮根仕切りの激論舞台原口&石破&渡辺喜美櫻井よしこも緊急参戦日本の行方を徹底討論
その中で小沢氏の国会招致の話をしていた直後、討論中に『小沢元代表、政倫審出席の意向』の速報テロップが流れました。それまで必死に「出席する必要はない」と気色ばんでいた原口元大臣・・
そのギャップが面白かったので記録しました(ただし、VTRは全部省略。小沢氏問題の部分だけ要約)
宮根氏「石破さん、ガッキーでいいんですか?これからは。」
石破氏「ガッキーってなんとなく親しみやすくっていいじゃないですか。(リモリン?:宮根) リモリン!(石破さんは?)」私はゲルとかなんとか(笑)」
宮根氏「菅政権の何がダメか、皆さんの意見はコチラです。まずは原口さんに聞きたいのは、民主党どうなっちゃったんですか?」
原口氏「本当に申し訳ないですね。政権交代をして変革をする為には高い支持が必要。仲間割れ・サヨクの内ゲバの論理みたいなものを振り回している暇はない。
だから人を活かす国家経営(と書いた)、民主党って世界の中で戦ってきた若い人達多いが、適材適所ではない。」
宮根氏「春川さん、政権交代の時、非常ーーに国民は熱く民主党を支持して、これから政治が変わるぞ、非常に風通しが良くなる。色んなことがドンドン決まっていくと思っていたのが、今一年たったら本当にどうなってんの、内輪もめでって、、」
春川氏「国民は民主党を強烈に支持して政権交代したわけじゃなく、やっぱり自民党、一回替わってくれといって替わったのに全然変わらない。原口さんに伺いたいのは、こういう形で小沢派・反小沢派でいつまでも民主党の中で割れているのが、国民の不信感・政治に対してどうなっているんだという責任は凄く重いと思うが、、」
原口氏「あのー、反論ありません。仰るとおりです。
だけど私も閣僚をして、光の道・地方主権改革・放送法・地デジの南米売り歩きなど変わった部分、変えていこうとしている部分もご覧頂きたい。挑戦しなければ失敗しなかったところもあるが、中がこれじゃダメです。」
宮根氏「年の瀬で、小沢さんの政倫審の招致を一応決めると、これ石破さん、小沢さんの政治とカネの問題は一年間全く動いてなくて、自民党からご覧になって、、」
石破氏「いやそれは証人喚問と私達は言っているわけで、政倫審は小沢さんが作った物で、政治倫理綱領は疑惑を持たれたと感じた時は自ら率先してその解明に努めるというのも小沢さんが作った。でもやらない。出なくても良い。鳩山さん出なかったし。
だとすれば証人喚問するしかない。裁判は裁判。議会の喚問は喚問。色んな場で自分が潔白だと証明できる場が増えた方がいいじゃないですか。裁判やっているからこっち出ない。それは理屈にも何もならない。
証人喚問で、公明党も一致して求める。それに民主党がどう対応するかという問題で、その時にどんな理屈を述べられるのか、私には理解できない。」
宮根氏「渡辺さんも政倫審意味ないとずっと仰っているが、、」
渡辺氏「ないですよ。だって本人出ないって言ってんだもん。ハッキリと。それなのに出ましょうって決めますって言ってるのは茶番劇だ。アリバイ作りってやつですね。これは民主党がかつての自民党と同じようにお金で政権を買ったんじゃないかって疑いかけられてんですから。証人喚問でやりましょうよ。」
原口氏「宮根さんね、参考人招致から証人喚問ってのはあるが、いきなり証人喚問なんて事はしたことがない。私も鈴木宗男さんの時の証人喚問は質疑をしたが、その中の3つの偽証罪に問われているのの2つはボクの質問。
その時だっていきなり証人喚問やっていない。そして司法にかかったものは、お2人が自民党におられた時代もそれはやってない。」
渡辺氏「小沢さん出てますよ、証人喚問。(出てますよ:原口)幹事長の時。」原口氏「そうですよ。だけどそれは参考人招致→証人喚問、、」
渡辺氏「もう一年以上もやってるじゃないですか、ガタガタガタガタ」
原口氏「一年前、じゃあ何でした?西松事件ってアレ迂回献金ですか?シロだったじゃないですか。」渡辺氏「全然国会で説明してないじゃないですかぁ。」
石破氏「国会で説明してくだされば良い訳ですよ。だから政倫審に出る。これも政治倫理綱領も小沢さんが作ったもの。自ら疑惑をもたれた時は進んでそれを解明しなければならない。全部の国会議員が負ってる責任でしょ?なんでそれが果たせないのか私はどーーしても分からない。」
宮根氏「原口さんは政権交代の立役者の小沢さんをそういう所に出すのはいかがなものかって仰ってましたよね?」
原口氏「そこばっかり流されているけど、あの真意は、ボクはアレは作られた冤罪ではないかと思っている。(小沢さんの政治とカネの問題は?:宮根) そうです。だって西松事件はシロだったが、あの時は党大会に合わせて出された。
それから代表選挙のその日にも検察審査会の決定が出された。私は政治資金規正法を所管する総務大臣だったが、私から見てもどこにどのような問題があるのか、、
土地を持っているというのも、30何人の議員が土地を持ってる。これが違法なのか、、
で、小沢さん説明しないと言っているが、ずーーーっと幹事長として代表としてずーっと説明し続けてきた。」
渡辺氏「国会で説明してないから問題。」
原口氏「だから何を説明すりゃいいんですか。説明してください!」
渡辺氏「民主党がかつての自民党と同じようにカネで政権を買ったんじゃないかと見られている。何故、、(どうやって政権買えるんですか:原口) 500万ずつ配ってるじゃないですか、選挙の前に。」原口氏「それは選挙の時にはやるじゃないですかぁ。」
石破氏「7割の国民が出るべきだと思っている。そしてほとんどの国民がよく分からないと言っている。我々も何で分かってくれないのと思う事よくあるが、でも政治は結果責任なんだから、
有権者が分からないと言っているので、国会の場で国民の代表の場で国民に向けて、大実力者であるならばその人に対する信頼を回復しようよと、民主党が一致団結して出すべきだというのが普通じゃないですか。」原口氏「だから、その辺の事実は何ですか?」
石破氏「だからそれはそのお金をどのようにして4億円なり、タンス預金なり、お父様から引き継いだなり、自分で金を作ったことがないと言ってみたり、その4億円はどうやって作ったのか、それをどうやって使ったのか。だから裁判やっているんじゃなくて、国民が思っていることにきちっと答えてくださればそれでよろしいと、、」
原口氏「宮根さんね、(野党は)これ国会開いている間ずーーっと証人喚問なんのって言っているわけ。ソメイ?の事実がずっと変わってきているわけ。西松・期日の違い、で、今4億円と。結局ドンドンドンドン、シロになったものはシロ。なーにを説明しろと?
今石破さんはハッキリ仰ったから、ああそうですかと。そういうのを一般に国会の中でどれを説明しろというのはないんですっ。とにかく怪しいから出て行けって、それは国会じゃないですよね!?」
櫻井氏「あのね、政治家にとって一番大事な事は、やっぱり自分の考えている事・している事をきちんと説明する事なんです。それが民主主義の基本。今、この両方で言っていることは争点が変わっているじゃないか・7割が説明を求めている、、
確かに争点は変わっている。それは小沢さんにはそれだけ多くの疑惑もあるという事。
そして4億円の話もあれは素人が見ても、こんなに説明がコロコロ変わるのは、一体どういう性格のお金だろうと思わない方がおかしい。
そういう意味で司法とは別に国会で国民に対して、小沢さんが説明して下さるなら、そうした方がスッキリすると思う。」
高野氏「小沢さん自身が『なんらやましい事はない』と言ってるから、だから出ないと言う結論にはどうしても結びつかない。ボクはずーーっと『説明すれば良い』と去年の春からそれを言っている。
小沢さんの叩かれ方はマスコミ・警察連合軍の陰謀だ。
ザ・ジャーナルでキャンペーン張ったら物凄い勢いで小沢サポーターが来ちゃって、あぶれかえった状態があったが、だけどボクはその中で『小沢が正しい』と言っているんじゃなくて、その検察のやり方がおかしいと。だから裁判は裁判で対処しながら小沢さんは全部国民に説明しろとボクは一年半ずーっと言い続けている。」
櫻井氏「小沢さんだけではなくてやはり民主党は大勝した時には、自民党に対する失望から民主党にやらせてみようという気持ちが大きかったと思うが、同時に本当の意味での期待もあった。あなた(原口氏)のように若くて弁も立って合理的で論理的な人材がたくさんいる。だから期待したが、
イザ政権とったら鳩山さんのお金の事だって随分おかしい事がたくさんあった。一切国民が納得できる説明がなかった。そこが大きな失望の原因だと思う。」
森永氏「小沢さんの政治とカネの問題はそれはそれでやればいいが、一番問題なのは、現執行部が小沢さんと道連れに小沢グループとか鳩山グループとかリベラル派の人達を全部干してしまって、民主党の総意ではないところで走ってる。例えば典型が原口さんで、総務大臣として光の道にしろきちんとした実績残してたのに、小沢支持だけで現実的に更迭された。そういう酷い事をして民主党の総意と違う政策をとろうとしているからちっともまとまらない。理念も見えない。」(以下、民主党が寄せ集めの党だとか綱領がない話など 略)
石破氏「私も20数年国会議員やっているが、常に小沢さんかそうじゃないのかという事で色んなことが止まってきた。外交も安全保障も経済も。渡辺さんも原口さんも私も、小沢か小沢じゃないかなんて事のために国会議員になったわけじゃない。本当にやらなきゃいけないことはたくさんある。
だからこの問題にはもう決着つけようと。その為に政治家のエネルギーがそこに割かれるなんてこんなに勿体無いことはない。(ということは小沢問題を解決しないとまた後々出てくる?:宮根)またずーーーーっとその繰り返し、、」
原口氏「宮根さん、信なくば立たずだから分かるが、その上でボクは渡辺さんに言いたいが、右とか左とか保守か革新かで政権再編すべきではない・・(突然の話題のすり替え)」(以下 菅総理のリーダーシップ略)
(安全保障の話・中国との付き合い方を櫻井氏が話している最中に)
宮根氏「今、速報が入りまして、小沢元代表が政倫審出席の意向を固めたという事ですね。」
石破氏「まず、そこで出席をして、まだ分からないねという事があれば、証人喚問。そういう順番です。
だからね、いきなり証人喚問っておかしいね、原口さん仰った。じゃあまず政倫審で話を聞きましょ。そこでみんなが納得すればそれはそこで良い訳です。これでひとつ前進。
で今お話にあるような、外交とか安全保障とかそっちの方が申し訳ないけど10倍も100倍も大事ですよ。(憲法と向き合ってこなかったので、次の選挙できちんと向き合うという話)」
原口氏は小沢氏が政倫審に出るのはおかしいという一貫した主張で、孤軍奮闘よく頑張ったと思いますよ。でもなんでこんなにムキになるのか?? 1人で声を荒らげて滑稽でもありました(・・;)
で、図らずも番組中に掌返しに遭ったわけです。ハッキリ言って超無様でした。
今まで「政倫審出席は断固必要なし」と喚いていた、民主党議員さんたちの弁も聞きたいところであります。まっ、「さすが小沢先生!」てなもんでしょうけどね。
国民感情からどんどん自ら離れて行っている事に気づかない人は、国会議員続ける資格がない。
石破氏が言うようにそのエネルギー、もっと国民のために使えばぁ?!
渡辺氏は攻撃的なだけ。原口氏は党は卑下して自分だけ猛アピール。この3人の政治家、格の違いが歴然とし過ぎだわ~
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TBS【朝ズバッ!】の8時またぎ、政治倫理審査会出席の件で、ここ一年の小沢氏の発言の変遷をやっていたので記録しました(青字はナレーション)
昨日の、森ゆうこの「TBSは捏造ばかりで小沢氏を貶めている」という発言に対抗?して、
小沢氏の実際の発言の映像を時系列で拾っただけのように思いますが、報道はこれでいいんだと思います☆
(数十人の新人議員が小沢宅に突然来訪に『いつでも来てちょうだい』と言われたという新人議員の話と、岡田幹事長の『会談は今申し入れ中です』と、会うことが出来ないという話 略)
・・これで岡田氏が求めている小沢氏の政治倫理審査会への出席は実現すると言えるのでしょうか。実はこの一年、小沢氏の国会での説明については同じ事が繰り返されてきたのです。
小沢氏「出るのが嫌だっちゅう訳ではありません。それによってより国民の皆さんが納得して頂けるならば、それも1つの方法で、えー、あろうと、、」(CM)
鳩山氏「小沢一郎先生に対して、政倫審に出席をせよと、強引にでも首に縄をつけてでもみたいな議論がされてしまっています。」おととい、小沢氏の政倫審出席を求める声に否定的な考えを示した鳩山元総理。この10ヶ月前の今年2月・・
鳩山氏「国民の皆様方にもっと説明が足らんと、そのように思っておるところであるかと思いますから、説明を尽くす事が大事だと思います。」と、小沢氏に国民への説明責任を求めていました。
小沢氏「どこでも私は話しますけれども、だって政治審査委員会であれ、何であれ検察の捜査に勝るものはないでしょ。」
小沢氏は当時、検察の不起訴を受け、衆議院の政治倫理審査会への出席を否定していました。
鳩山氏「先程電話で進言致しました。お互いに国民の皆さんに向かって、必要な事はもっと説明をする努力をしましょうと」
鳩山氏の進言に小沢氏も政倫審出席に前向きになっていきます。
鳩山氏「話をする事によって、えー、私は、理解と支持を獲得する事ができるという風に思っております。」
自ら政倫審出席に前向きな考えを示した小沢氏。
小沢氏「出るのが嫌だっちゅうわけではありません。
それによってより国民の皆さんが納得して頂けるならば、それも1つの方法であろうという事は、あのー、考えておるという事でございます。」
改めて政倫審出席に前向きな考えを示し、いよいよ実現すると思われた6月。
鳩山氏と小沢氏が辞任。幹事長の辞任でケジメがついたとして小沢氏の政倫審への出席が白紙になったのです。しかし、党内では国会での説明を求める声がなくなったわけではありませんでした。辞任劇から一ヶ月後には・・
前原氏「とにかく、ご自身が潔白だと仰っているのであれば、国会の場でそれをしっかりとご説明されるという事が私は大事だと思いますし、、」前原氏は小沢氏が政倫審への出席に前向きだったと指摘。
小沢氏自身も民主党代表選出馬をきっかけに、改めて政倫審出席の考えを示しだしたのです。
小沢氏「政治倫理審査会で申し述べる事について、私、何も躊躇しておりません。」更に、検察審査会が2度目の起訴相当と議決し、強制起訴が決まった後には・・
小沢氏「国会で、えー、決めた決定に私はあのいつでも従います。」
国会での決定に従うと明言。そこで小沢元幹事長に政倫審出席を求めた岡田幹事長ですが・・
岡田氏「お会いしたいという事を何回か申し上げたんですが、『その立場にない』というお答えですから、それでは話が始まらないと思うんですね。まっ、ちょっと異常な事態だと思うんですね。」と、会えない日々が続き、会談を要望してから実現したのは22日後。ようやく実現した会談ですが、小沢氏は政倫審への出席を拒否。それから一ヵ月後のおととい、
今度は党の役員会の一任を背負い、再び小沢元代表に会談を要請したのです。しかし会談に応じる回答はありませんでした。菅総理は・・
菅氏「それ以上いろいろとあのー、私が申し上げる事はない。一任は一任じゃないですか。はい、どうもご苦労さん。」菅総理は小沢氏が政倫審に出席する事が望ましいと岡田氏の対応を支持する考えを強調しました。しかし、会談の実現について枝野幹事長代理は・・(無言で立ち去る)
岡田幹事長と小沢氏の会談の実現が不透明な中、参院民主党の幹部からは・・
民主党幹部「岡田さんは『一任取り付けた』と言っているけど、一任となれば自分のクビを絞めることになるんだよ。小沢さんが政倫審に出る事はないね。」一兵卒になかなか会う事が出来ない幹事長。小沢氏の政倫審出席は・・?
この一年の小沢氏の発言は、ブレなんてもんじゃないと改めて思いました。
小沢氏の取り巻きの方が「出る必要はない!」で、一貫していますね^^;
そもそも、政治倫理審査会って証人喚問のような重ーーいものではなく、疑惑をかけられた時の政治家の釈明の場なんですよね。
現に、アノ田中眞紀子でさえ自民党時代に自ら進んで出席しました。しかもテレビカメラも入れて。
民主党が野党時代に散々言っていた「説明責任」「透明性」はどこに行ったのでしょう?
小沢氏の取り巻きが、死に物狂いで「政倫審への出席は全く必要ない」とテレビで言えば言うほど、国民の気持ちは冷めていきます。まっ、そんなの知ったこっちゃないけど~
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