戦後70年談話
英・エコノミスト誌が安倍晋三を大特集!~「アベ」は如何に日本を変えたか!?~|奥山真司の地政学「アメリカ通信」 (←動画)日本のメディア報道との差がよーく分かります☆(青字はエコノミストの記事)
和田憲治氏「『安倍晋三が日本を変えた』と世界的にも評価されているが、エコノミストがこんな感じで安倍晋三を絶賛です。」
奥山真司氏「先週の木・金に出たやつ。安倍特集ですよ(笑)」
和田氏「これ、日本のテレビはどうなってんだと」
奥山氏「見る視点が違うといえば・・」
和田氏「安倍さんは絶対に評価したくないと。だから辞めると言ってから20ポイント上がった。朝日新聞はやったら拙いと思って内閣支持率の調査をやってない。」
奥山氏「なんか出してない、不思議なもんで」
和田氏「それは異常な事。日本の総理大臣がここまでなったのは歴史上初めて」
奥山氏「しかも、米中が衝突している中での、唯一リベラルな世界秩序を最後までつなぎ留めた人材」
和田氏「特にトランプがアメリカファーストをやっちゃったから、本当にバラバラになろうとしたのを引き留めた男なんだよというところをちゃんと世界は評価しているにも関わらず、日本のメディアはオールスルーで、石破バンザイと。」
奥山氏「ちょっともう一度エコノミストの表紙出して頂けますか。」
奥山氏「安倍が日本をいかに変えたかという事で、しかも世界各国でいま共通でトップの。イギリス人もこれ買ってる。店頭に並んでる」
和田氏「エコノミストだって、あれだけ安倍政権の時にも皮肉ばっか言ってたクセに、やっぱ評価せざるを得ないと」
奥山氏「実際8年前と今比べて日本はだいぶ変わったのでという事で、」
和田氏「欧米ニュースを取り上げる事が非常に重要なのは、やっぱり世界の評価と日本の評価が全然違うので」奥山氏「そこなんですよね、はい」
和田氏「日本のメディアといえば『韓国とか割とスルーしてますね』とか言っちゃってる」
奥山氏「その辺、内側から見ているメディアとコチラ側から見ているのと大きな違いがあるという事をちょっと皆さんにお気づき頂きたい。
とにかく中身はどういう事かというと、基本的に評価している。
例えば、『彼の在任期間中、経済は71カ月間回復し、戦後の記録をわずか2か月下回った。日本の生産性はアメリカよりも早く上がっている。』とか
TPP、経済を動かす為に安倍氏は、これまで政治的にも文化的にも不可能と考えられていた政策を採用した。大規模な地域貿易協定である環太平洋パートナーシップ・TPPの一環として安倍氏は関税を削減し農産物の輸入枠を増やす事に合意した』これ日本ではあまり評価されてない。」和田氏「評価されてないですね」
奥山氏「『日本の女性は保育園の無料化やその他の育児補助金に助けられて、大量に労働力に参入した。彼女達はいまアメリカ人よりも働く可能性が高い。また日本で働く外国人労働者の数は安倍氏が就任した時の2倍以上になっている』」
和田氏「これは外国からすーごい評価された」奥山氏「すーごい評価」
和田氏「日本は入れてなかったということで。これは保守側としては賛否両論」
奥山氏「そうだが、、僕も言いたいのが、日本の透明化のところだが『コーポレートガバナンスも劇的に改善された。2012年は40%未満だったのに対し、ほぼ全ての大手上場企業では1人の独立取り締まり役がいるようになった。その結果、外国人投資家への日本のアピールの幅が広がった。』と。凄く世界の経済に対してオープンでポジティブな事をやったと言ってる。
『主要な株式市場の株価指数は過去10年間ほぼ上昇していなかったが、安倍氏の監視下で2倍以上に上昇した』」
和田氏「まぁこれは安倍さんになるって所からスタートすれば、8千円位でしたか。」
奥山氏「はいはい、これ海外の人からも当然だが『アメリカがTPPから撤退した時、プロジェクトを維持したのは安倍氏だった』と言ってる。TPPは彼が音頭をとってやろうと、言ったのは安倍さんだと。
『安倍氏はドナルド・トランプ大統領とも仲良くしているが、4月に訪日する予定だった習近平国家主席とも驚くほど仲が良くしている』と。まぁ驚く程かどうかは知らないが」
和田氏「まぁギリ繋いでいる」
奥山氏『憲法は変わらないかも知れないが、それでも安倍氏は世界の舞台で日本をより信頼できる力にした』めちゃめちゃ評価高い。」
ちなみに10年前のエコノミストはこんなんでした
『安倍氏には差し迫った問題がたくさんある』」 和田氏「ここからマイナス」
奥山氏「『人口減少が進む日本では出来るだけ多くの人を労働力を入れ、生産性を高める事が増々必要になってくる』まぁその通り。『企業文化があまりにも性差別的』だとかね(笑)いろいろ」和田氏「分かってない。」
奥山氏「『政府の仕事はデジタル化されてない』」和田氏「だってコロナの数はこれはファックスでやってますからね(笑)」
奥山氏「『日本はエネルギーミックスのグリーン化がほとんど進んでない』まぁこの辺は言うだろうなと。僕が一番個人的にも、、エコノミクスも最後に持って来たのはココ!
『彼は政治家が交代する際に、政治機関(省)を運営をしていた官僚機構をよりしっかりと選挙で選ばれた上司(政治家)の管理下に置くようにした。なので特に日本経済はまだ多くの支援を必要としているが、もし次の首相が何かを成し遂げる事ができるとしたら、それは安倍氏が築いた基盤のお陰である』と。
和田氏「これは、官僚からかなりの利権を政治家が取り上げたのは間違いない。これまだまだ進めなきゃいけないんで、菅さんはそういう感じですかね?」
奥山氏「やってくれる・・・んですかね?雰囲気としてかなり期待値は高い」「菅さんについてはこのあとまた・・」
元官庁エコノミスト2010年11月23日 09:58安倍総理の真の評価は日本のメディアを見てても絶対に分かりません。特に地上波!
The Economist の日本特集 A special report on Japan: Into the unknown1/2
最新号の The Economist の表紙を見て、少しショックを受けた読者も中にはいるんではないでしょうか。"Japan's burden" と題されて、少年が苦しそうに日の丸を支えています。上の画像の通りです。もちろん、The Economist のサイトから引用しています。どうでもいいことなんですが、この表紙はアジア太平洋版だけであり、北米版ではチェーンソーを持ったオバマ米国大統領の画像とともに、"How to cut the deficit" と題されており、英国・欧州版ではさらに別の画像で "Saving the Euro" と題されています。
加えて、いわゆるセンター・フォールドの部分に日本特集が組まれています。すなわち、"A special report on Japan: Into the unknown" 「未知の領域へ」との特集記事が組まれているとともに、"The future of Japan: The Japan syndrome" という記事も掲載されています。なお、最近5年くらいで本格的な日本特集が The Economist で組まれたのは、2005年10月のかの有名な "The sun also rises" 「日はまた昇る」と2007年12月の "Going hybrid" 「ハイブリッドで行こう」に次ぐものではないかと思います。・・
BSでは少しやってましたけどね。「鎖のような存在」とは言い得て妙かと
«米国が注目、安倍総理辞任表明。ボルトン「トランプ政権下では安倍総理の規律ある外交は重要だった・・鎖のような存在だった」【日曜スクープ】»2020年08月31日信念を持って、支持率が下がる覚悟で政治を前に進めて来たのが安倍総理。
邪魔する勢力にもめげず、この10年で日本の評価は大きく変わりました☆
アベ憎しで、評価すべきところを口を開けば罵詈雑言言ってたテレビコメンテーターだらけの中で
«安倍総理靖国参拝への大谷氏のコメント「外交は素っ頓狂!リーダーという言葉は使うな!英霊の心は泡立っている」【キャスト】»2013年12月27日そうそう!日本でアベ叩き報道の中・・
2013年にBBCが「安倍総理を救世主かも」と報じていてビックリでした(苦笑)
«「安倍晋三総理は救世主かも」 byイギリスBBC 【ワールドWave】»2013年03月09日
女子アナ「さて、先進国が経済不振を抜け出すにはどうしたらいいでしょうか。日本がカギ持っているかもしれないと考えるエコノミストもいます。先月安倍総理が野心的な経済政策を打ち出し、すでにこれはアベノミクスと呼ばれています。イギリスでは緊縮がカギとなっていますが、巨額の債務にも関わらず、日本は大胆な金融緩和政策に乗り出しています。東京からお伝えします 。」
1990年日本は銀行破たんと不動産価格の下落を経験しました。それからおよそ20年、景気後退から脱却しようとしています。安倍晋三氏の登場です。日本の新総理、救世主となるかもしれません。「日本を取り戻す」と総理に就任しました 。
・・
トランプ大統領がTPP脱退を正式署名した事を「朗報!」と報道し、これで日本経済がダメになると報じていたChinaメディア
«【米TPP離脱】中国メディア「朗報!TPPの代わりにRCEPが注目♪」【東方衛、CCTV】。「アメリカに中国推進のRCEPに参加するよう進めました」【韓国KBS】»2017年01月25日中国主導のRCEPに入るよう働きかけしてたけど、安倍総理が踏ん張りました。
あと、真珠湾訪問も世界中がほぼトップニュースで報道し評価した中、Chinaとパヨは発狂
«【安倍総理真珠湾訪問】 中国・華春瑩報道官「真珠湾訪問だけで第二次世界大戦の歴史を完全に清算できると思っているなら単なる独りよがりだ」【上海・東方衛視】»2016年12月28日アナ「安倍総理の真珠湾訪問について、中国外務省のカ・シュンエイ報道官は『パフォーマンスばかりでは和解実現は難しい、今回の訪問で第二次世界大戦の歴史を全て清算できると思っているなら独りよがりだ。
被害を受けた中国などアジアの国々との和解がなければ、政治が向き合える事ない』と指摘しました。」・・
«「安倍総理の真珠湾訪問」に発狂する人・・・(・・;)»2016年12月06日わたし的に、凄い功績だと思うのは、「戦後70年談話」と、日本の首相として初めての「米議会上下両院合同会議での演説」です
«米国が注目、安倍総理辞任表明。ボルトン「トランプ政権下では安倍総理の規律ある外交は重要だった・・鎖のような存在だった」【日曜スクープ】»
明らかに米国の態度が変わった…韓国圧力、「歴史修正主義者」レッテル覆した米議会「スタンディングオベーション14回」2015.5.11
安倍晋三首相は先の訪米で、日本の首相として初めて米議会上下両院合同会議で演説し、米国から高い評価を勝ち取った。敵対国から同盟国になった日米両国の「心の紐帯(ちゅうたい)」を訴え、新時代の日米関係へ導いた演説は、歴史的成果として日本外交史に刻まれるはずだ。・・
«戦後70年 安倍総理談話 »2015年08月15日安倍総理はまだまだ若い。日本に「安倍晋三」は絶対に必要です!
・・ 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。・・
菅義偉総理におかれては、「メディア改革」と「国会改革」だけは成し遂げて頂きたい
安倍総理の功績をほぼ報道しない日本のメディアを正さないと、
再び「安倍晋三」を登板☆させるのは酷ですからね。
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韓国と中国はハッキリ言って敵だから、報道もこんなもんってカンジ。優しい報道されても困るしね。
ただ、中国メディアがバイデン発言の「日本の憲法はアメリカが作った」を持ち出したのは、GJなので記録しました
女性アナ「さっ続いては韓国ではこのニュース、どう取り上げていたんでしょうか。
オンラインニュース・ノーカットからです。
「日本の憲法はアメリカが作った」の、今どき知らない人いるのかな?
私は大人になるまで知らなかったけど(笑)💦
今は「憲法改正」ってフツーに言えるけど、安倍政権の以前は、誰かがソレ言っただけでぶっ叩かれてたなぁ・・
ちなみに、民主党候補のバイデン氏は副大統領時代に『日本の憲法はアメリカが書いた』・・
この発言は「本当」だから!
バイデン米副大統領「我々が日本の憲法を書いた」 韓国メディア、安倍首相と同じ文脈を警戒 2016年08月17日「憲法改正」の件、中韓はもう「内政干渉」もクソもなく、もうガンガン文句言ってきたし、日本の既存メディアもそれに乗っかってた
米国のジョー・バイデン副大統領が「我々が日本の憲法を書いた」と発言し、波紋を広げている。日本国内の報道の扱いは大きくないものの、「無責任だ」という指摘や、「日本人ももっとその事実を認識すべき」との意見も出始めた。
韓国メディアは日本メディアを引用する形で発言を報じており、発言が「日本国内の改憲論議にも影響」しないか警戒している様子だ。
クリントン氏も笑顔でうなづきながら演説を聞く
発言は民主党のヒラリー・クリントン次期大統領候補が2016年8月15日(日本時間16日)に重要州のひとつ、ペンシルベニア州で開いた集会の中で出た。クリントン氏の集会に初めて参加したバイデン副大統領が演説の中で、対立候補の共和党のドナルド・トランプ候補のことを指しながら、
「彼は、核保有国にはなれない、とする日本の憲法を我々が書いたということを理解していないのか」
と批判したのだ。バイデン氏のすぐ後ろに座っていたクリントン氏も、笑顔でうなずきながらバイデン氏の演説を聞いた。・・
«日本の憲法改正の動きに苛立つ韓国、アメリカに働きかけか? 【ワールドWaveアジア】»2013年05月03日とにかく、中韓に節目節目にピシッとモノを言った総理大臣は安倍総理だけ!・・韓国と中国の反発が強まる中、ワシントン駐在の中国大使は、「日本の国粋主義の動きにアメリカが介入すべきだ」としてアメリカに積極的な役割を求めました。
また中国外務省も、日本の政治家による靖国神社参拝を取り上げ、アメリカに警戒を呼びかけました。
安倍総理の侵略に関する発言を強く批判したワシントンポストは、(中略)
「日本は第二次大戦の加害者だという事実を日本では習わなかった」と反省する在米日本人読者の投稿を掲載しました。
さらに戦争犠牲者に心からの哀悼表すとして、安倍総理の発言を釈明した駐米日本大使の文書も並べて掲載しました。
レポーター「昨年、河野談話を覆そうとした安倍総理に、警告のメッセージを送った アメリカ政府は、平和憲法を変えようという今回の動きに対しても間もなく立場を示すだろうとの見方が強まっています。以上ワシントンからお伝えしました。」・・
特に「戦後70年談話」は、万障乗り越えて、素晴らしかった☆特にこの部分に感動
«戦後70年 安倍総理談話 »2015年08月15日「中韓の報道」の口直しにこの懐かしい動画をどうぞ♪
・・ 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。・・
TLに懐かしい動画が流れてきた。 pic.twitter.com/DKfMFnjtDd
— 大和魂🇯🇵日本精神🇹🇼Go for broke!🇺🇸 (@yamato_052) August 30, 2020
«「やっぱりすごい!安倍政権」外国人記者が議論 (モリカケ・ピョンチャンオリンピック行き・地球儀外交) 【外国人記者は見たプラス】»2018年02月13日
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TBS【NEWS23】(8/14)で、
安倍総理の戦後70年談話を検証して報じていたので記録しました(岸井氏の発言以外は要約)
岸井氏が「率直に言って失望した」、金平氏が「説得力の乏しい戦後70年談話」と言ってたけど何様?
あと、各局、談話を切り取って添削しているけどバッカみたい。
全体として見ないと談話の趣旨は理解できませんよ。まずは【NEWS23】の岸井成格氏のコメント
膳場氏「・・では、今夜まずは安倍総理が発表した「戦後70年談話」です。
談話では、"お詫び"や"侵略"といった過去の談話のキーワードは盛り込まれたものの、一般論や間接的な形での引用となり、過去の表現とは大きく変わりました。そして『あの戦争に関わりのない子ども達に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない』という文言が入りました。」
(臨時閣議で決定した談話の総理会見を流し、 村山談話の約3倍の5P約4000文字。歴史を100年以上遡って始まる。太平洋戦争に至る歴史に多くの記述を割いたのは異例とナレーション。
注目された「植民地支配」「侵略」「反省」「お詫び」という4つのキーワードの使い方を村山富市首相時代の談話と今回の談話の表現方法の違いをいちいち全部比較。
談話をうけた反応。公明党の山口代表は「キーワードを使って歴代内閣の談話、立場を引き継いで、今後も揺るぎないということを閣議決定したことは大変大きな意味がある」
民主党の岡田代表は「(キーワードは引用なので)植民地支配も侵略も日本のことを言っているのか、一般論として言っているのか定かではない」村山元首相「植民地支配・侵略お詫びという言葉を薄めていって何を言いたかったのかさっぱり分からないような印象。(引き継がれた印象は?) ないな。」
安倍総理は村山談話との違いを聞かれ「できるだけ多くの国民と共有できるような談話を作っていく、そう心がけました」中国メディアは直接の謝罪なしという厳しい報道が目立ち、新華社通信は「戦後生まれの日本人は謝罪の宿命を背負う必要がないことを明らかにした」と報じ、
韓国では複数メディアが生中継し、「真実味のない謝罪は失望だけを残した。村山・小泉談話から大きく後退」と報道。岸田外相は談話の閣議決定後に韓国外相と電話会談した。
一方、アメリカ政府は歴史をめぐる過去の日本政府の声明を引き継ぐという約束を歓迎するという声明を発表した。)
(VTR終了スタジオ)
(村山談話と細かく比較検証)
岸井成格氏「私はね、聞いてて主語は敢えてボカしたんだなという感じがしたのと、それと気になったのはね、"事変"という言葉と、"侵略"と"戦争"という言葉を分けて表現してるんですね。
今回の総理談話では"侵略"という文言がどういう形で入るか非常ーに注目されてたんですけども、こういう形で"事変"っていう事を分けて言うってことはっ、"満州事変"は侵略ではなかったよと受けとれるし、"支那事変"は日中戦争のスタートではないよというようにも受け取れるんですね。
つまり日中戦争って戦争はいつはじまったか。これはもう太平洋戦争含めてですけどね、そこがボヤけてしまうって事があるんですねーー。」
(「戦争に関わりのない子ども達に謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」という部分について触れ、今回、A4サイズ5枚の談話の大半が歴史に関する記述になっていて、それだけ安倍首相が歴史にどう向き合うかの集大成であり、逆に安倍総理に非常に重くダイレクトに迫ってくることになると解説。)
岸井成格氏「そうですねえ、まぁかなり悩みぬいて出した談話だな~という事は分かるんですけど、冒頭から見ると歴史認識の記述ですけどね、まっ、先の戦争を美化したとまでは言わないですよ、。だけど日本だけが悪いのではないですよっていう、ずーっとある自民党・保守派の認識を前面に打ち出した。そういう印象が非常ーーに強いんですよね。
それとキーワードが過去の総括が間接的な表現に留まったっていうのもちょっと率直に言って失望したとこですね。」以上
マスコミって異常ですね。素直に見れば、過去を反省・謝罪し、それを教訓として今後一層世界平和に貢献するという、未来志向の賞賛されるべき談話だと思いますけどねぇ。
で、TBS【報道特集】のオープニングでも、金平キャスターが悔しさ全開のコメント
金平茂紀キャスター「こんばんは。報道特集です。えー、戦後70年目の8月15日、説得力の乏しい戦後70年談話が昨日発表されたのと平行して、
国民の多くが反対している安保関連法案が成立させられようとしている暑い夏を私達は迎えています。・・」
《戦後70年 安倍総理談話》全文を聞いて、メディアとして議論をしようとするならまだ分かるけど、このような決め付けを番組冒頭で言い出すキャスターって・・・
そもそもこの人達が言う説得力のある「談話」って、一体なんなんでしょうねぇ(;一一)
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《自民・稲田氏、戦後70年談話「首相に任せるべき」 、岸井氏「完全に勘違いしている!」 【News23】》より抜粋
岸井氏「うーん、与党の政調会長がね、この段階でこういう発言が出るっていう事は、たいっへん驚きなんですよね。恐らくね、稲田さんの本音だし、あるいは意を決しての発言かも知れません。
しかし、かんっぜんな勘違いです(勘違い!?:膳場) 70年談話ってのはその時の総理個人の見解を示すんじゃなくてっ、やっぱり国家として歴史的な談話!(強調)ですからね、総理が変わる毎に変わっては、そういうものではないっ!っていう事だと思うんですね・・」
《「安倍総理の70年談話をめぐる(プライムニュースでの)発言が国内外に波紋」のニュース。ニューヨークタイムズ紙の社説と岸井成格のコメント 【NEWS23】》より抜粋
岸井氏「うん、なかなか厳しいですよねー(厳しいですね) やっぱり歴史認識ってのは中国や韓国だけじゃなくて、アメリカでも非常ーに大きな関心事になっているって事は、これ示しているんだと思うんですよね。(はい)
談話について言えば、一言言いたいのは、やっぱり安倍総理個人の思いのものではなくて、国家と国民の歴史認識を世界にアピールするもんですからね、
やっぱり先の大戦への反省とお詫びってのは盛り込まないとっ、恐らく世界各国は納得しない(うーん)という事で、
私は安倍総理はその事はお分かりになっていると思っているんですけどねー。」
何が不満なんでしようねっ!? おまけ
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BSフジ【プライムニュース】(3/2)
『朴大統領演説の波紋と日韓外交“迷路”出口』と題し、渡部昇一氏(上智大学名誉教授)、小倉紀蔵氏(京都大学大学院教授)が議論の続きです(要約)
後半は、●併合か植民地かの話、台湾との違い ●アジア諸国への謝罪と(昭和18年)大東亜会議の話 ●社会党と在日の関係の話 ●マッカーサーの日本の自衛戦争だったという証言の話 などです。
●「戦後70年談話」と日韓関係
渡部氏「日本が非常に平和だったのは憲法があったからではなくて、アメリカのお陰。
大平さんの頃まではソ連が北海道を占領する位の準備をしていたが、米軍が居るから来なかっただけ。その後の平和も米軍が居たからで、居なければ尖閣諸島や沖縄も取られていた可能性が高い。そこを忘れて憲法だけ持ち上げるのは夢見ているのではないかと。」
小倉氏「(中国・韓国をはじめとするアジア諸国との和解の道の歩み方はどうだったのかという部分については?:反町) 日韓ともこの問題に対しては自信を持つ必要がある。日韓関係は50年間物凄いものを構築してきた。65年日韓条約締結後に日韓の緊密な関係を構築してきたのを忘れてはいけない。
私が朴槿恵さんに批判的なのは、慰安婦も重要だがもっと重要な事をほとんど言わないから。フェアじゃない。
渡部先生はアネクゼイション(併合)と仰るが、(アネクゼイション・annexationとは植民地支配じゃなくて同じ国?:反町) はい、合併ですからね。綿密に言えば合併なんだけど・・
かつて植民地支配をした・された側の、歴史の和解の物凄い努力の蓄積が世界のモデルとなる。日韓モデルと言っても良い。欧米の植民地和解はこれからだ。
日本も韓国の歴史認識は間違っているので、言いたい事はたくさんあるが誠意でやってきた。韓国ももっと強く言いたかったが接点を求めて50年間やってきたのが成功モデルなんだとちゃんと言わないと、失敗だとか批判ばかりではいけないと思う。」
渡部氏「アネクゼイションを言いたいのは。、当時のイギリスの文献を見ると、コロナイゼーション・コリアなんて何処にもなくてアネクゼイションだ。
アネクゼイション(併合)が使われているのはスコットランドとイングランドの関係。
だからイギリス人からみたら日韓はアネクゼイション。イギリス人から見たら儲けがなきゃコロナイゼーション(植民地)じゃない。日本はどう見ても持ち出しでやっていた。
完全なる植民地と違ってて、当然だと思う。
例えば、アメリカはハワイの王家を無くした。イギリスはビルマの王家の男は全部殺した。女性達はインド人に皆くれてやった。それがコロナイゼーションだ。
日本と韓国は絶対にコロナイゼーションではなくアネクゼイションだ。」
小倉氏「(アネクゼイションで持ち出しだという話だが?) 真実は収奪もしたし近代化もしたし持ち出しもしたし上がりもあった。だから歴史は複雑だから重い。韓国は北朝鮮との競合があるから、あまりにも容易に日本に妥協してしまうと親日政権だと糾弾されてしまう。だから日本は日朝モデルも作らないといけない。」
(村山・小泉談話にも「植民地支配」という言葉が残っているが?:反町) 高く評価したい。「植民地支配」でいいと思う。厳密にはアネクゼイションだが、総括して植民地支配というの言葉遣いだと思う。」
(台湾もアネクゼイションだとすれば韓国との違いは?:反町)
事実ではなく認識の問題。 (同じ事実を違う見方をしていると?:反町) それは大韓民国という国家の正当性の問題だ。これは抗日から来ていて、北朝鮮との競合している。
(そんなん向こうの都合だ(笑):反町 )抗日という道徳性で北朝鮮に負けてしまうという、儒教的な恐怖心がある。儒教的に善悪の正当性が計られるという考え方。
金日成のパルチザンの抗日運動を朝鮮領内でした。大韓民国政府の上海の臨時政府は朝鮮領内で抗日運動していないし、親日派の粛清を組織的にできなかった。
(粛清していたら、朴槿恵大統領のお父さんは大統領になっていない?) ええ。朴のお父さんは一時共産党に入ったのでかなり複雑な人。それにしても48年に大韓民国が成立して、すぐ行政で働いた人は親日派だった。こういう問題は韓国の問題だが。
(話を聞くと日本にしわ寄せしている印象だが?:反町) そういうとこがかなりある。日本は自分達の歴史観に合わせろと言っている。この部分は日本は合わせる必要は全くないが、村山・小泉談話で誠意を見せて大雑把に謝ったということ。細かな歴史の争点には関知しないというやり方は凄く良いと思う。」
渡部氏「僕は英語の教師だったので言葉に拘るが、韓国に対してはアネクゼイションだが、台湾に対してはコロナイゼーションです。
当時のロンドンタイムズなんか見ても、これだけの成功例のコロナイゼーションとして西洋諸国は真似すべきと。台湾は正式な王朝がなかったし、日本のコロナイゼーションは穏健だったので、10年後に世界の手本になるとロンドンタイムズが認めていた。
ところが当時の朝鮮には王朝があったのでアネクゼイションという違い。」
●村山・小泉談話「"アジア諸国"への謝罪」と『大東亜会議』
渡部氏「(村山・小泉談話を何処まで踏襲すべきか?:秋元) そこが心配。私は村山・小泉談話は大変嫌いだ。
何故かと言うと『とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた』と。
じゃあ『アジア諸国』とはどこか!? 当時の独立国は中国だけ。
東京裁判でも、中国への開戦責任は日本にはなかったとしている。日本が戦争を仕掛けたんじゃないのに中国にそんなに謝る必要はない。
他のアジア諸国は独立国はなく、日本が行かなけれ独立していない。昭和18年には大東亜会議があったが、あれはアジア諸国の最初のサミットだ。
インドネシアだけはオアブザーバーとして来たスカルノに昭和天皇は直接会って握手された。
フィリピン・タイ・ビルマ・インドのチャンドラ・ボース、張景恵、満州国、中国(汪兆銘)・・戦場の迷惑はあっただろうが、多大の損害を蒙ったのは日本で、原住民は日本が大量虐殺するわけがなく、独立に比べれば問題外と思いたい。
なので改めて『アジアの諸国の人々に謝る』というのは誰のアイデアか。その頭の中を疑いたい。
中国は戦場にしたが、東京裁判ですら中国が戦争を始めたと言っている。他のアジア諸国は日本がいなければ今でも植民地だ。」
小倉氏「(韓国はどんな談話を期待している?:秋元) 韓国は新しい物は期待してなくて、村山・河野談話を踏襲してくれと。両談話の枠組は良いと思うが、歴史を単純に見てやはり中国・韓国側の歴史観に合わせてしまっている。
戦前の日本を善悪言えない複雑さを持たなくてはいけないと思う。」
●戦後の在日の横暴と社会党
渡部氏「村山さんは社会党ですよね。社会党には
恨みみたいなもの解せないものある。社会党は日本が独立する為のサンフランシスコ講和条約に反対したが、その責任を取ってない。共産党が賛成しなかったのはスターリンの命令だが。僕の仮説は過激すぎるかも知れないが、当時の社会党は日本が占領され続ける事を望んでいた。一番それを望んでいたのは在日だ!
当時在日は闇(闇市)をやっても捕まらない。
東京-山形まで満員の満員だったが、満員の方は闇だと取り上げるが、在日のいる所(車両)は3、4人で日本人、警官すら入れない。
しかも在日達は当時社会党の大きな財源だった。
社会党の人達はその辺を反省してから出直せと。独立反対でまだ謝っていない。
(その在日はどうして日本に連れて来られたのではという話になるのでは?:反町) いやいやいやとんでもない。それは国会でも問題になった。
朝鮮人も日本人だったので、戦争終盤、徴用令があった。徴兵令は兵隊へ、徴用令は工場に行く。
戦後アメリカは徴用令の人は船を用意してすぐに帰した。ところが帰りたくなかった人(恐らく闇で儲けていた人)がいて、議会では残ったのが245人かな?、
当時、僕も色々言っていたから朝鮮の人が押しかけてきたり、カミソリの刃・血染めの抗議書を送ってきたりされたが、会って『いつ来たか!?』と言えばオワリ。
●東京裁判とマッカーサー
安倍さんは(談話は)踏襲したくないと思う。第一次安倍内閣での『戦後レジュームからの脱却』がアメリカの癇に障った。今は非常に慎重にやっているが、それは中国・韓国アジア諸国への遠慮ではなく、アメリカを意識していると思う。
本当のリビジョニスト(修正主義者)はマッカーサーだ。
マッカーサーは、国際条例を使わずマッカーサー条例を使った。だから東京裁判自体がマッカーサーそのもの。
だが朝鮮戦争の途中でトルーマンと意見が合わず帰国し、上院の最高権威、軍事外交合同委員会でアジアの状況を言ったあと『・・従って日本が太平洋戦争に突入したのは主として自衛の為であります』と証言した。(英語で披露)
外務省の人も知らない人が居るが、マッカーサーも(東京裁判を)取り消している。
ところが社会党出身の村山さんはそんな事知る訳がない。
(そうすると「侵略」という言葉も反対か?:反町) いらない。(「植民地支配」も「侵略」もいらない?:反町) 大東亜会議見てください。(CM)
小倉氏「(日韓関係はどうあるべき?:秋元)渡辺先生の話を聞いて尤もだが、問題は今までの蓄積を無にしちゃいけないと。
中国・北朝鮮では無理だが、韓国でできる事は、渡辺先生のような方が行って言えば今の韓国人は聞く耳を持つ。成熟しかかった社会になった。そこに期待をかけるしかない。」
渡部氏「自分は日本の立場を言ってるだけ。韓国人が勝手に独立記念日決めようが知ったこっちゃない。
僕の知識では、終戦の時に、日本の韓国軍の司令官だった人を独立しなさいと呼び寄せたが、誰も来なかった。それでアメリカが占領して、アメリカから韓国は独立した。しかし韓国人はそう思っていないらしい。勝手に3.1と言っている。
(韓国と仲良くした方がいい?:反町)
(嫌韓と思われているが(笑)・・として、脱北したエリート朝鮮兵(のちに韓国籍)と親しくなり、エジンバラに行った時の1年間、光熱費も払い全くタダで大きな家を住まわした。その後その方はガンになったが、あえて言うと周りの在日はさーっと引いて誰も居なくなり、基金を集めて入院してもらって世話をした話 略)
その頃は韓国政府も私を大切に思ったのか晩餐会に呼んでくれた。(忙しくて欠席) だから個人的には、韓国に良い人間がいるのは知っている。
ただ、今の韓国の日本に対する態度・ヘイトムーブルント、あんなのは、、」
小倉氏「でも先生、韓国も多様ですからね。」渡部氏「国として出してくるものはけしからん。」
●提言「日本は韓国とどう向き合うべきか」
「淡々と水の如く、政経関係は希薄に」(渡部昇一)
渡部氏「政経の関係はできるだけ少なくし出来ればゼロ位に。最近良かったのはスワップ協定が無くなったこと。特に経済はゼロにしたらケンカの種は無くなるのではないかと。」
「まん中の軸」(小倉紀蔵)
小倉氏「賛成だ。韓国は日本に依存している。日本の良さは右も左も色々な意見がある事だが、国家の方針は真ん中の軸(いかに日本が世界に貢献してきたかと過去への真摯な反省)を作り揺るぎないものにする。」
●歴史問題など日韓関係について「言いたい事・聞きたい事」
視聴者メール「戦後70年の総理談話だが50年・100年ならともかく10年毎にに談話を出す意味がわからない。
中国・韓国はこの談話を注目し彼らの理屈に合わなければ批判・誹謗の材料になるだけではないか?」小倉氏「中国・韓国が出してくれと言っている訳ではないので、日本が主体的に堂々と出せばいい。
前向きに世界に誇れる日韓モデル、日本の世界貢献を出せば中国、韓国も怯む」
大東亜会議70周年記念大会 ⑦ ヘンリー・ストークス「日本はアジアの希望の光だ」より)
TBS【News23】(2/24)で、
稲田朋美政調会長が、戦後70年談話は「首相に任せるべき」と言った事に対する、岸井成格氏のコメントを記録しました(青字はナレーション)
あとに書きましたが、そもそも村山談話は内容も採用方法も正当性がないと思うんですけど、
稲田さんの勘違いなのか、岸井氏の思い上がりなのか判断してください。
膳場氏「自民党の稲田政調会長は、安倍総理が今年夏に発表する「戦後70年談話」を巡って、公明党などが事前に各党の意見も聞くよう求めている事に対し、「首相に任せるべきだ」と強調しました。」
稲田氏「マスコミやら一部の野党はですね、(戦後70年談話に)そのある言葉を入れろとか仰ってる訳ですけど、私はですね、総理の談話なんですから、私は総理に任せるべきだと思って、、」
「戦後70年談話」をめぐっては、安倍総理が村山談話などが明記した「植民地支配と侵略」などの表現を引き継ぐことに否定的な見解を示したことから、公明党や野党が懸念を表明しています。
稲田氏はまた、太平洋戦争をめぐり日本の指導者の責任が追及された「東京裁判」についても「判決の主文は受け入れているが、理由の判断にまで拘束される謂れは全く無い」と述べました。
(VTR終了 スタジオ)
岸井氏「うーん、与党の政調会長がね、この段階でこういう発言が出るっていう事は、たいっへん驚きなんですよね。恐らくね、稲田さんの本音だし、あるいは意を決しての発言かも知れません。
しかし、かんっぜんな勘違いです(勘違い!?:膳場) 70年談話ってのはその時の総理個人の見解を示すんじゃなくてっ、やっぱり国家として歴史的な談話!(強調)ですからね、総理が変わる毎に変わっては、そういうものではないっ!っていう事だと思うんですね。」膳場氏「はい。」以上
「個人の見解ではなく、国家として歴史的な談話」なんですか・・・?
村山談話は果たしてそんな立派なモノだったんでしょうか?
《 戦後70年「安倍談話」は有識者メンバー座長がポイント&歴史認識問題の踏み絵「村山談話」の如何わしい経緯 【グッド・モーニング】》2015年02月10日抜粋
・・ジャーナリストなら、本当は村山談話に正当性がないのを知っているはず。
村山談話は代々の総理大臣が(様々な圧力で)引き継いでしまっていて、国際的に日本国政府の公式の歴史的見解のようになってしまっているけど・・・
そもそも、あの談話が出た経緯を振り返ると「だまし討ち」なのに、未だこれを引き継げという野党・マスコミの目論みに怒りを覚えます
だまし討ちで成立した村山談話
伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1196 ■ H18.10.09 ■ 8,621 部 ■■■■■■■
船出したばかりの安倍首相に対して、野党やマスコミは歴史認識問題で揚げ足を取ろうと、集中攻撃をしている。歴史認識問題の踏み絵のひとつが、村山談話である。これは村山富市内閣が95年8月15日に閣議決定した談話で、第二 次世界大戦で日本国が、「国策を誤り」「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と反省と謝罪に徹した内容である。
安倍氏は首相就任前から村山談話の見直しを示唆する発言をしていたが、それに対して、朝日新聞は「安倍氏、村山談話踏襲明言せず」「アジア外交に不透明さ」(9月7日『朝日新聞』)と、批判の声を上げていた。
10月2日の安倍首相の所信表明演説に対する各党代表質問では、鳩山由紀夫・民主党幹事長が、「(首相は)戦争に関する認識を語らず、歴史家に委ねると言い逃れている」と厳しく 追及した。これに対して、安倍首相は村山談話を引用し、「わが国はかつて植民地支配と侵略で多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と従来の見解を踏まえる考えを示した。
野党や一部マスコミが揚げ足取りを狙うのに対して、持論を抑えた「安全運転」ぶりを見せた新首相だが、いずれ政権基盤 が固まった段階で、この村山談話の見直しをぜひお願いしたい。
この点で、櫻井よしこ氏が、村山談話の「出自の卑しさ」を論じている一文が注目される。
村山談話には出自の卑しさも目立つ。それは同談話の閣議決定に至る過程に明らかだ。まず談話の前段として95年6月9日の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決 議案」があった。
「謝罪決議」と通称される同決議は「我が国が過去に行ったこうした(数々の植民地支配や侵略)行為」に「深い反省の念を表明」する内容だ。
官報によると、同決議採択のための衆議院本会議の開会は95年6月9日午後7時53分、山崎拓氏らが提出してあっという間に可決、7時59分に散会となった。この間、わずか6分である。
この間の経緯を当時衆議院議員の西村眞悟氏が『諸君!』05年7月号に次のように書いた。
自社さ政権の下で国会における謝罪決議が構想され始めたが、反対の声は超党派で強まり、決議案が上程されても否決されることが明白になった。すると6月9日の金曜日、「本日は本会議なし、各議員は選挙区に帰られたし」との通知が衆議院内にまわされ、反対派の議員らは選挙区に戻った。そのすきを狙ったかのように、土井たか子衆院議長が金曜日の午後8時近くという遅い時間に本会議開会のベルを押した。
結果として265人の議員が欠席、議員総数509人の半数以下の230人の賛成で決議案は可決。だが、参議院は採決を見送った。
どう見てもこれはだまし討ちだ。精神の卑しさを強調するゆえんである。
せっかくの決議なのに権威もなく、評価もされない。そこで村山首相らは次に総理大臣としての談話を出す道を選んだ。
95年8月15日、氏は、学者や谷野作太郎外政審議室長ら少数の官邸スタッフらと練り上げた談話を閣議に持ち込み、古川貞二郎官房副長官が読み上げた。「閣議室は水を打ったように静まり返った」と報じられた。
事前説明なしで突然出された談話に、閣僚は誰ひとり反論していない。自民党にとってこのことこそが痛恨の一事だ。細川護煕政権の誕生で下野し、理念の全く異なる社会党の、首相たる資格の片鱗(へんりん)さえ備えていない人物を首相に据える禁じ手を以て、自民党はようやく政権を取り戻していた。自信喪失のただ中で、自民党は真っ当な価値判断を下し得なかったのだろう。[1]
櫻井よしこ氏は、こうした村山談話の「卑しさ」を踏まえた上で、こう結論づけている。
村山談話にとらわれることは、自社さ連立政権当時の、異常なる政権の揺らぎの中に没し続けることだ。そんな地平に日本の未来はないだろう。誠実で誇りある歴史認識を、新たに打ち立てることが、次期首相の課題である。[1]
安倍首相には、ぜひこの言葉を肝に銘じて、いずれ政権基盤が固まった段階で、村山談話を継承すべきかどうか、国会で本格的な論戦を展開してもらいたい。
■参考■
1. 産経新聞「【櫻井よしこ 小泉首相に申す】踏襲必要ない村山
談話」H18.09.14 東京朝刊 3頁もう1つ、↑この件の裏づけとして、自民党離党以来、常に行動を共にしてきた鳩山由紀夫の腹心、栃木県元参議院議員・やなせ進氏でさえ、こう書いています
これ、第一次安倍内閣の時の記事ですが、経緯を見ると、ますますどういう談話に修正すべきか分りますね。日本の歴史認識に関わる事だからこそ、その踏み絵を乗り越えて世界に向けての新しい談話にすべきです
で、TBSは報じなかったけど、稲田氏はこの講演で、「歴史認識で大切なのは、事実があったかなかったかだ」とも語り、先の大戦を改めて振り返ることの必要性を指摘したそうです。
あと東京裁判は戦勝国の見せしめ・報復の要素が大きいけど、その東京裁判でも出てこなかった数字がいま一人歩きしているんです
《稲田朋美氏質疑「訟務局復活・アメリカの教科書の(慰安婦を「天皇からの贈り物」)慰安婦・(40万人虐殺)南京事件記述問題」書き起こし 【NHK国会中継】》2015年01月30日 抜粋
稲田氏「・・裁判で争わなかったのは事実だ。
争わなければ、弁論主義・当事者主義があるので、それが事実として判決の理由中に書き込まれてしまうという事が、非常に日本の名誉を毀損してきた。
その結果、いま大変懸念すべき事態がアメリカで起こっている。党の中曽根委員長の下で日本の名誉と信頼を回復する為の特命委員会 でも取り上げたが、
アメリカのマグロウヒル社の(カリフォルニア州の公立の高校の)教科書の慰安婦に関しての記述は、
軍用売春婦で働かせる為に最大20万人の14歳から20歳までの女性を強制的に募集し、天皇からの贈り物だとして軍隊に供用したと。そして売春サービスに強制的に組み込まれた慰安婦の方々は、多くが殺害され、戦争終結にはもみ消しの為、多数の慰安婦が殺害されたという、
全く事実に反する虚偽の、日本の名誉を毀損する、私達の先人が強姦・殺人・誘拐犯の集まりだと教えられている。
南京事件についても、日本軍は2ヶ月以上に亘って7000人の女性を強姦し、数十万人の非武装兵士と民間人を殺害し、40万人の中国人を殺したと。もう東京裁判にすら書かれていない事がアメリカの教科書で教えられている。
これは決して過去の問題ではなく、現在進行形の、、例えばアメリカに居る日本の子供達の人権が侵害されているものだと思っている。
このような事態に至った1つの原因が、やはり繰り返される戦後保障裁判で国が[E:danger]全く事実関係を争わず、それが全部判決の中に書き込まれ、そしてそれが権威のある日本の裁判所の判決の中の事実認定だという所に大きな原因があると思う。」・・
岸井さん((父は日本共産党の元衆議院議員の岸井寿郎))、70年談話の有識者会議メンバーには、朝日新聞と毎日新聞の人も入っているんだし、この段階でこういう発言をするマスコミ・野党は如何なものかと思いますよ。
メンバーにはほかに、首相に近い国際政治学者の中西輝政・京大名誉教授(67)が入ったほか、三菱商事会長で経団連副会長の小島順彦氏(73)、外務省OBの岡本行夫氏(69)と宮家邦彦氏(61)、元防衛大学校長の西原正氏(77)らが名前を連ねた。メディアからは飯塚恵子・読売新聞アメリカ総局長、山田孝男・毎日新聞政治部特別編集委員が入った。
おまけ
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テレビ朝日 【グッド!モーニング】(2/9) <達人解説>で、
共同通信客員論説委員・後藤謙次氏が「戦後70年談話・安倍談話」を検討する有識者メンバー選び山場を迎えているが、座長の人選で内容が決まるという解説をしていたので記録しました(要約です)
そもそも、村山談話は騙し打ちから始まったものだし、これを引き継ぐ正当性はないし、
"村山談話は日本の歴史認識"という枠にはめる勢力の圧力で、今まで歴代総理の踏み絵にしてきた事こそナンセンス。
アナ「夏に発表される70年談話がかなり注目されていますね。」
後藤氏「とりわけ安倍総理は年頭の記者会見で、過去の戦後50年(村山総理)、60年(小泉総理)の談話を全体として引き継ぐが、細かい文言はこれから考えたいと留保している。それに対して早くも近隣諸国は反応し、アメリカも注目している。安倍さんが戦後70年でどういう談話を発表するのか注目。過去には『過去の戦争への反省』 『植民地支配と侵略のおわび』となっている。
忘れ去られているが、戦後50年の村山談話の時には国会決議(1995年6月)があった。国会決議は全会一致が基本だが、賛成230・反対21人・そして欠席は241人いた。実はこの時に安倍さんも欠席していた。
という事は、安倍さんは違う思いでこの70年談話を発表するのではないか。
今回の大きな特徴は、有識者会議。村山さん達は、政府の責任で作った。
集団的自衛権行使容認の時に、安倍さんが有識者会議を作った手法。
この座長を誰にするかで、恐らくこの談話の中身も決まるだろう。
座長の条件は、あの戦争の実体験がある80歳以上の人。安倍さんらしく右・保守層狙いをやるのではないか。
ところが保守を狙いながら実はセンター前狙いなのではないか、という見方も。
今度の談話は国際社会向けで、憲法に思い入れがある60歳以上の層に向けてどういう談話を出せるか。そして文章をどうするか。村山談話は作家・井上ひさし さんが関わった。
去年のオーストラリアの議会で行った演説が、戦後70年の談話の基礎になるのではないかという事で、近々、1週間以内に人選が発表の可能性がある。」
アナ「有識者会議のメンバーに注目という事ですね。」以上
後藤氏が、多分視聴者が知らない「国会決議」の事を持ち出したのはフェアだと思います。
ジャーナリストなら、本当は村山談話に正当性がないのを知っているはず。
村山談話は代々の総理大臣が(様々な圧力で)引き継いでしまっていて、国際的に日本国政府の公式の歴史的見解のようになってしまっているけど・・
そもそも、あの談話が出た経緯を振り返ると「だまし討ち」なのに、未だこれを引き継げという野党・マスコミの目論みに怒りを覚えます
だまし討ちで成立した村山談話 伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1196 ■ H18.10.09 ■ 8,621 部 ■■■■■■■
船出したばかりの安倍首相に対して、野党やマスコミは歴史認識問題で揚げ足を取ろうと、集中攻撃をしている。歴史認識問題の踏み絵のひとつが、村山談話である。これは村山富市内閣が95年8月15日に閣議決定した談話で、第二 次世界大戦で日本国が、「国策を誤り」「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と反省と謝罪に徹した内容である。
安倍氏は首相就任前から村山談話の見直しを示唆する発言をしていたが、それに対して、朝日新聞は「安倍氏、村山談話踏襲明言せず」「アジア外交に不透明さ」(9月7日『朝日新聞』)と、批判の声を上げていた。
10月2日の安倍首相の所信表明演説に対する各党代表質問では、鳩山由紀夫・民主党幹事長が、「(首相は)戦争に関する認識を語らず、歴史家に委ねると言い逃れている」と厳しく 追及した。これに対して、安倍首相は村山談話を引用し、「わが国はかつて植民地支配と侵略で多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と従来の見解を踏まえる考えを示した。
野党や一部マスコミが揚げ足取りを狙うのに対して、持論を抑えた「安全運転」ぶりを見せた新首相だが、いずれ政権基盤 が固まった段階で、この村山談話の見直しをぜひお願いしたい。
この点で、櫻井よしこ氏が、村山談話の「出自の卑しさ」を論じている一文が注目される。
村山談話には出自の卑しさも目立つ。それは同談話の閣議決定に至る過程に明らかだ。まず談話の前段として95年6月9日の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決 議案」があった。
「謝罪決議」と通称される同決議は「我が国が過去に行ったこうした(数々の植民地支配や侵略)行為」に「深い反省の念を表明」する内容だ。
官報によると、同決議採択のための衆議院本会議の開会は95年6月9日午後7時53分、山崎拓氏らが提出してあっという間に可決、7時59分に散会となった。この間、わずか6分である。
この間の経緯を当時衆議院議員の西村眞悟氏が『諸君!』05年7月号に次のように書いた。
自社さ政権の下で国会における謝罪決議が構想され始めたが、反対の声は超党派で強まり、決議案が上程されても否決されることが明白になった。すると6月9日の金曜日、「本日は本会議なし、各議員は選挙区に帰られたし」との通知が衆議院内にまわされ、反対派の議員らは選挙区に戻った。そのすきを狙ったかのように、土井たか子衆院議長が金曜日の午後8時近くという遅い時間に本会議開会のベルを押した。
結果として265人の議員が欠席、議員総数509人の半数以下の230人の賛成で決議案は可決。だが、参議院は採決を見送った。
どう見てもこれはだまし討ちだ。精神の卑しさを強調するゆえんである。
せっかくの決議なのに権威もなく、評価もされない。そこで村山首相らは次に総理大臣としての談話を出す道を選んだ。
95年8月15日、氏は、学者や谷野作太郎外政審議室長ら少数の官邸スタッフらと練り上げた談話を閣議に持ち込み、古川貞二郎官房副長官が読み上げた。「閣議室は水を打ったように静まり返った」と報じられた。
事前説明なしで突然出された談話に、閣僚は誰ひとり反論していない。自民党にとってこのことこそが痛恨の一事だ。細川護煕政権の誕生で下野し、理念の全く異なる社会党の、首相たる資格の片鱗(へんりん)さえ備えていない人物を首相に据える禁じ手を以て、自民党はようやく政権を取り戻していた。自信喪失のただ中で、自民党は真っ当な価値判断を下し得なかったのだろう。[1]
櫻井よしこ氏は、こうした村山談話の「卑しさ」を踏まえた上で、こう結論づけている。
村山談話にとらわれることは、自社さ連立政権当時の、異常なる政権の揺らぎの中に没し続けることだ。そんな地平に日本の未来はないだろう。誠実で誇りある歴史認識を、新たに打ち立てることが、次期首相の課題である。[1]
安倍首相には、ぜひこの言葉を肝に銘じて、いずれ政権基盤が固まった段階で、村山談話を継承すべきかどうか、国会で本格的な論戦を展開してもらいたい。
■参考■
1. 産経新聞「【櫻井よしこ 小泉首相に申す】踏襲必要ない村山
談話」H18.09.14 東京朝刊 3頁
もう1つ、↑この件の裏づけとして、自民党離党以来、常に行動を共にしてきた鳩山由紀夫の腹心、栃木県元参議院議員・やなせ進氏でさえ、こう書いています
●村山談話が出される2か月前の95年6月9日、衆議院では「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」が、かろうじて可決された。
●戦後50年決議の必要性については、すでに1年前の自社さ政権の発足時に政策協議の重要なポイントとして掲げられていた。
自民党が与党に復帰する条件の一つが「戦後50年決議」だったのである。
●だから、1年たった95年の通常国会で、自民党は、不承不承この決議に賛成せざるを得なかったのである。
しかし、参議院では、自民党の抵抗が強く、結局この決議は見送られて、衆議院だけの決議に終わった。
●しかし、衆議一院だけの不十分な決議だったが、これがあったために、2か月後の村山談話に結び付けることができたのである。・・・・
村山談話をそのまま踏襲すれば、戦後レジュームからの脱却どころか、本当に日本を取り戻せなくなります。まぁ、逆に戦後70年が安倍総理に回ってきたのは、チャンスですけどね。
だからこそ、安倍総理は地球儀を俯瞰する外交をしてきたんだと思いますよ。
世界は広い。足元ばかりに捉われていては未来が見えなくなります
《安倍総理パプア訪問・支援で中国にくさび。田崎氏「外交戦争している」【グッド・モーニング】》2014年07月11日より抜粋
・・で、日本を守るために、地球儀を俯瞰する動きを見せている安倍総理ですが、
日本のメディアはあまり焦点を当てたがらないようですが、それにしても報道が少な過ぎだと思いません【阿比留瑠比の極言御免】より
先月、韓国に出張した際、学者や元外交官ら複数の取材相手から「安倍晋三首相の外交はうまい。なかなかやる」と指摘された。要所に布石を打ちながら、多角的に外交を進める首相の「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」のことである。
「日本に『フェア・ゴー(公平に行こうというオーストラリアの精神)』を与えてください。日本は今日の行動で判断されるべきだ。70年前の行動で判断されるべきではない」
オーストラリアのアボット首相は8日の安倍首相との共同記者会見でこう述べ、さらに強調した。
「日本は戦後ずっと、本当に模範的な国際市民だった。日本は法の支配の下で行動をとってきた。日本に『フェア・ゴー』をというのは『公平に見てください』ということだ」
さぞや中国の習近平国家主席は歯がみをしたことだろう。前日の7日の講演で「抗日戦争の勝利から70年となる今日も、依然として歴史の事実を無視し、時代に逆行しようとする者がいる」と述べ、安倍政権を批判したばかりだからだ。アボット氏の言葉は、これへの強烈なカウンターパンチとなっている。
アボット氏はおまけに、安倍首相が東シナ海や南シナ海で力による現状変更を狙う中国を牽(けん)制(せい)する際に使う、「法の支配」という言葉も口にした。「法の支配」は日豪共同声明にも盛り込まれており、中国にしてみれば最も聞きたくないセリフだったはずである。
メディアは日中、日韓の首脳会談が開かれないとすぐ「孤立する日本」と書きたがる。だが、中韓の方が極端な少数派であり、彼らを除く世界中で日本は歓迎されている。歴史問題をめぐる対日強硬姿勢で世界から孤立しつつあるのは、むしろ彼らの方ではないか。
習氏が、中国・ハルビン駅で伊藤博文を暗殺し、韓国では英雄とされる安重根の記念館設置を自ら指示したことや、今月の訪韓時には中国・重慶に創設されたという大韓民国臨時政府の軍隊「光復軍」に言及したことも効果のほどはどうか。
韓国は確かに喜んだことだろうが、北朝鮮は安をことさら英雄視していないし、金日成国家主席とかかわりのない光復軍についても認めていない。中国が北朝鮮と距離を置いて韓国取り込みを図っていることがうかがえ興味深いが、こうした中韓の接近も拉致問題をめぐる日朝交渉を進展させる上で、日本に追い風となる側面がある。
政府内では、北朝鮮による拉致被害者の「特別調査委員会」設置と対北制裁の一部解除が4日に行われたのも、「安倍首相が習氏の訪韓のタイミングにわざとぶつけた」(高官)ともささやかれている。
「『和をもって貴しとなす』の日本は、国際会議のまとめ役になれる。(他国は)みんな自分の主張しかしないから」
安倍首相は6月にベルギーで開催された先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)から帰国後、周囲にこう語った。会議で首脳らがどんな発言をしたかは極秘とされるが、会議終了後、首相はロシア制裁に慎重な立場のイタリアのレンツィ首相からハイタッチを求められ、制裁積極派のオバマ米大統領からは初めてハグ(抱擁)されたという。
安倍外交は中韓以外の各国から高く評価されている。いや、本当は中韓も実は評価しているからこそ焦っているのかもしれない。(政治部編集委員)
まぁどうせ存分に配慮しても、中韓が文句言ってくるのは絶対なんだし、日本が世界平和に寄与するというような決意表明の談話になる事を切に願います。
「村山」談話は村山富市と仲間たちの考えだったんだし、「安倍」談話なんだから、とにかく安倍さんの考えで出しちゃえば良い。ところで、安倍談話の座長、誰でしょうね私は秦郁彦さんがいいなぁ
秦 郁彦(はた いくひこ、1932年(昭和7年)12月12日 - )は、日本の歴史学者、現代史家。元千葉大学法経学部教授、元日本大学法学部教授。法学博士(東京大学、1974年)。
83歳だし
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