廃炉

2011年03月31日13:18原発事故の発生直後、政府がアメリカの支援断る 【やじうまテレビ】

テレビ朝日【やじうまテレビ】の元祖やじうま新聞のコーナーで、

3月18日付けの読売新聞『政府、米の支援断る (事故発生時)』という記事を

取り上げていたので記録しました。廃炉決定のタイミング・・

(東電会長の1~4号機は廃炉と明言したという記事の後・・)

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吉澤アナ震災から一週間後の読売新聞。コチラの紙面参りましょう。

原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る (アンダーライン部分のみ読み上げ)

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。

 この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられる。

 政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ている。

 福島第一原発の事故については、クリントン米国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で「日本の技術水準は高いが、冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した」と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。(2011年3月18日08時12分  読売新聞)

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という事なんですが、まぁ上田さん・・、これ、うーん、震災が起こったすぐ直後、アメリカは、『あっ、この原子炉はもう駄目だろう』という風にすぐにそういう廃炉前提にした支援要請。しかし、東電・国は『いや、まだまだこれは使えるんだ』とそういう見通し。

まぁ早い話が見通しの甘さという事になるわけなんですけど、、」

上田氏「あの、まぁ、この記事だけをですね、、その責任云々って事は控えたいんですけども、アメリカのその安全基準っていいますかね、シュミレーションではですね、あの電源が止まったら8時間以内に、もう炉心溶解が始まる可能性があるという風に厳しく見ているわけですよね。

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そういうのと比べると、やっぱり対処できるっていう過信がですねぇ、東電・日本政府にあったのかなという気がしますよね。

まぁこれも今後検証が必要ですが、今必要なのはとにかくあのー、安定冷却に持ち込むという事ですから、それに全力を挙げてもらいたいですね。」

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吉澤アナ「ただ、この教訓をやはりもっともっと生かさなければならない。ただ生かさなければならない教訓っていうのは、過去にもあったわけなんですよね。

それを何度も同じ事を繰り返してしまったという、その辺の反省ってのが果たして本当にあるのかどうかっていうのは、我々今回またひとつ、分かってしまったわけなんですけどもね。さぁ・・」以上

この記事が出てから10日以上経って、テレビでやっと報道されました。

でも、政府批判はまだ解禁じゃないようですね・・。この記事が事実だとしたら、現政権の大失態、まさに人災じゃないですか!?総理のヘリ視察も含めて早くマスコミは検証して下さい。

もし、日本の他の原発に今天災が襲い掛かったらどうする??

政府批判するためじゃなく、各マスコミは今回の国の初動を早急に徹底検証すべき。

で、検証後、もし想像力に欠けた・決断力のない政権というのがハッキリしたら、そんな政権に日本復興が出来るか出来ないか、判断するのは国民の責任だと思います。

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