宇宙開発
韓国初の国産ロケット打ち上げ成功、模擬衛星を軌道に乗せられなかったが、韓国は宇宙開発に向け大きな一歩を踏み出したと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
とまぁ、今回は「半分成功♪」なので、来年には軌道に必ず乗せるでしょう。
日本も自前の人工衛星を打ち上げるまで何度か失敗したしね。51年前の話だけど
韓国の「K-ロケット」独自開発と発表された「ヌリ号」、衛星の軌道投入に失敗=「日本も過去4回の失敗」10/21(木)以前のロケット・ナロ号の失敗はロシアのせいにしていたけど
韓国が独自技術で開発したと発表し、「K-ロケット」と呼ばれているロケット「ヌリ号」が衛星の軌道投入に失敗した。(中略)
・・ 一方、「ヌリ号」は3段ロケットのエンジンが予定より早期に燃焼を終了し、予定していた1秒当たり7.5kmの速度を出すことに失敗した。従って、ダミー衛生の軌道入りも失敗した。
韓国では現在、「半分の成功」、「日本も過去4回の失敗をしていた」と報道されている。日本は51年前の1970年、日本初の人工衛星を打ち上げるまで、4回の軌道投入に失敗していた。
ロケットのヌリ号とナロ号は、どう異なるのか=韓国の宇宙技術今回は純粋国産という触れ込みなので、人のせいに出来ませんね。
10月21日16時頃、国産ロケット「ヌリ号」が宇宙へと向かう。今回の発射は、ナロ号(2009年、2010年、2013年打ち上げ)以降8年ぶり、ヌリ号試験ロケット(2018年)以降3年ぶりの宇宙イベントだ。
ナロ号とヌリ号の名前が似ており混乱する人もいるが、それではナロ号とヌリ号はどう異なるのだろうか。
かつてロケットの技術力がなかった韓国は、ナロ号をロシアと共に作りあげた。ロケットの心臓部である第1段液体ロケットエンジンをロシアが、第2段キックモーターを韓国が、それぞれ作った。ロケット自体もロシアと共に制作した。
一方、ヌリ号は韓国航空宇宙研究院と約300社の韓国企業が作った「国産ロケット」だ。ロケットの設計から製作、試験、組み立て、認証などを韓国の研究陣が手掛けた。
さらにナロ号は2段式ロケットで、ヌリ号は3段式ロケットという違いもある。ナロ号の積載量は100キログラムである一方、ヌリ号は1500キログラムまでとなる。
高度はナロ号が300キロメートルだが、ヌリ号は太陽同期軌道(600~800キロメートル)まで上昇する。全長はナロ号が33メートル、ヌリ号が47.2メートルで、総重量はナロ号(140トン)に比べ、ヌリ号(200トン)がより重い。
投資金額はナロ号が5205億ウォン(約500億円)で、ヌリ号が1兆9572億ウォン(約1800億円)。ヌリ号の打ち上げが成功すれば、韓国は実用型の衛星(1500キログラム)を宇宙に送り出すことが可能な国へと飛躍する。
自国技術で実用型の衛星を宇宙に打ち上げられる国は、ロシア、米国、欧州、中国、日本、インドのみである。
で、韓国がこっすいのは、日本に衛星をあげてもらっていながら、こんな報道の仕方をする事!(呆)
あと、日本の宇宙ビジネスの話も
日本のロケット「H2A」に韓国の衛星「アリラン」を搭載して発射 → 韓国がニュースでロケットからNIPPONと日の丸を消して放送wwww 2012年5月20
《日韓"防衛協定"締結 と アリラン3号種子島で打ち上げのニュース 【ワールドWaveアジア】》2012年05月08日
女子アナ「解像度70cm級の高性能カメラを搭載した多目的実用衛星"アリラン3号"が来る18日、日本で打ち上げられます。」(中略)・・さらに2004年から2826億ウォン(約198億円)を投じて開発されてきたアリラン3号は、打ち上げ後4年間観測を続ける予定です。以上
このニュースは、この部分が省略されていました。
3月に種子島打ち上げセンターに運ばれた後、同乗衛星のJAXA=日本宇宙航空研究開発機構の水循環変動観測衛星「しずく(GCOM―W1)」などと一緒に、打ち上げのための準備を進めていましたが、その作業がすべて完了したということです。
韓国航空宇宙研究院、韓国航空宇宙産業、大韓航空、韓火などが参加しました。
«アリラン3号打ち上げ 日韓報道のギャップ 【ワールドWave,キャスト】»2012年05月18日韓国初国産ロケットは「半分成功」なので、「7大宇宙強国」入りはまだって事で良いですよね?
アナ「韓国で3番目の多目的実用衛星アリラン3号が今日未明、日本の種子島宇宙センターから無事打ち上げられました。韓国航空宇宙研究院は、公式に打ち上げの成功を発表しました。種子島からお伝えします。」リポーター「地球観測衛星アリラン3号を乗せたロケットが炎を吐き出しながら上空に上がりました。今日午前1時39分、鹿児島県種子島宇宙センターから日本のロケットに搭載され打ち上げられました。16分後ロケットから切り離され、午前3時18分、大田(テジョン)にある韓国航空宇宙研究院との交信に成功しました。」 JAXA「上手くいったんだと思います。」
2800億ウォンをかけ、8年間開発したアリラン3号は、韓国の技術者が設計・組み立て・試験までの全工程を手がけました。
今回搭載された高解像度の電子光学カメラは、685kmの上空から地上の縦横70cmの物体を識別出来ます。
アリラン2号ではオリンピックスタジアムの全体の輪郭が識別出来ましたが、アリラン3号はグランドに引かれた白線も見分けられます。
研究員委員長「こうした人工衛星の技術を持つ事で、韓国は商用観測衛星分野で最高レベルに近づいたと考えられます。」
「アリラン3号はおよそ3ヶ月間のテスト期間を経て、今年9月から本格的に衛星からの映像を送信します。種子島からお送りしました。」 以上
「最高レベル・・・」ですかぁ~
では、レベルの違う"夢"の話を! H2Aロケット打ち上げ前日の日本の報道(青字はナレーション、流れはそのまま要約)
国家の威信をかけた日の丸ロケット。日本時間未明に宇宙に飛び立つ!「初の商業海外衛星(を受注したので)といった事もありまして必ず成功させたいと、、」
これまで21回の打ち上げを誇るH2Aロケット。しかし今回のミッションは特別だ。
史上初めて海外から受注した衛星を運ぶ。ビジネスの舞台は宇宙!!
アメリカやロシアに遅れをとる日本に勝機はあるのか?!アナ「三菱重工が製造・打ち上げを担うロケットは、日本発の民間受注で韓国のアリラン3号という衛星を搭載。
このH2Aロケットは大変に成功率が95%と高くて、世界で最も優秀と言われているが弱点が・・・」
高橋アナ「弱点は非力なのにコスト高。重い衛星が運べないので、需要が増加する商業衛星の6割が入らなくて運べない。
製造・打ち上げ1回当たり推定70億~100億円 (アメリカは50億円を切る)
採算をとるには年4回の打ち上げが必要だが、今回は"相乗り割り引き"で韓国から受注。」
月尾氏「(このロケットの意義と展望は?) まず、衛星・ロケットというのは、色んな積み上げで最後に打ち上がるので、もう産業基盤が物凄くキチンと出来てないと出来ない。 だからこれが出来るという事は"技術大国"の証。
衛星のかなりの部分は機密。特に軍事衛星は秘密だから、自国で出来ないと結局他国に頼っては弱体になる。
実はこれはたった年2000億円程度のビジネス。しかも今までは税金で賄われていたので、展するためには民間に広げていかなきゃいけないので努力している。
それで打ち上げ回数が増えれば、コストも下がる。」
(今6tまでだが日本の技術をもってすれば12t位何故出来ない?)
いえいえ、今H2B(重い物を運べる)は一回成功しているので需要があれば打ち上げられる。(宇宙ビジネスはそもそもどうやって元を取る?)
日本が非常ーに不利なとこは、アメリカ・ロシアは軍事衛星やたら打ち上げている。特に偵察衛星は半年~1年しかもたないので次々打ち上げなくてはいけない。日本はそれが出来ないから民間で頑張れということで、今回の受注は大変重要な事で、これを広めることが大事。」
アナ「今の話を踏まえた上で、これを皆さんに見て頂きたい。実は韓国の衛星と共に今回合計4つの衛星が打ち上げられる。
この赤いちっちゃい衛星に大変大きい意味がある。これが私たちの将来に大ーきな夢を運んでくれる衛星ということをVTRにまとめました。」(中略)
"世界初"ってスゴイぞ、日本の大学生!!☆あんまりニュースにならないけど『鳳龍弍号』がんばれー!! 日本の宇宙ビジネスもがんばれー!!
「衛星・ロケットというのは、色んな積み上げで最後に打ち上がるので、もう産業基盤が物凄くキチンと出来てないと出来ない。だからこれが出来るという事は"技術大国"の証」ですから、韓国も頑張ってね。まっ、今後もお得意さんでもいいけどっ
来年5月19日の再チャレンジ、色んな意味で期待します。
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