城門外学校
韓国の中学生からまた手紙が送り付けられたというニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)
この手の手紙は3年連続で、またまた「教えてあげるよ」って上から目線・・しかもハングルで!(苦笑)
で、この韓国の中学生には、去年同様、親切な下條正男教授が添削して返送してあげるそうです。
この際、前回手紙が来た時のニュースと下條先生の返信も紹介します。
アナ「島根県の竹島について韓国の中学生から島根県内の中学校に宛てて手紙が届いていた事が分かりました。竹島は韓国の領土だと主張する内容で、こうした手紙の送りつけはこれで3年連続です。」
島根県竹島対策室・成相優室長「これは今回韓国から送られて来た6通の手紙の内の1通のカラーコピーでございます。」
ハングルで書かれた手紙。竹島と見られる島に韓国の国旗(大極旗)も掲げています。
この手紙は去年10月、韓国の中学生から島根県内の中学校宛てに届いた6通の内の1通です。
『君たちが独島について誤った事実を学校で習っていると聞いた。
独島は日本の領土じゃない。なぜ違うのか今から教えてあげるよ。
1877年日本の太政官が独島は関係ないと決めたんだ』
で、差出人は全て韓国の「城門外学校」の生徒とみられ、竹島問題研究会の下條正男座長名で今後、反論の手紙を送る。そうです。
明治政府がウルルン島(鬱陵島)を日本ではないとした文書を、竹島の事と解釈して学んだ事を挙げています。
『独島はウルルン島から87㎞、日本で独島に最も近い隠岐から157kmも離れている。
君たちに正しい歴史認識を持ってほしい』
韓国からの手紙が来たのは一昨年の56通、去年の41通に続きこれで3年連続。
県は去年同様、専門家に反論の手紙を作成してもらい韓国の中学校に送る予定です。
まず、韓国中学生の「1877年日本の太政官が独島は関係ないと決めたんだ」からして、事実誤認 日本では江戸時代「鬱陵島(ウルルン島)」を「竹島」と呼んでいたんだよ。
«【領土・主権展示館オープン】山陰ローカルテレビのリポートと県民の声 & 韓国メディア指摘の『太政官指令』とは。【山陰中央テレビ】»2018年01月26日つまり、「竹島」(鬱陵島の江戸時代の呼称),「松島」(現在の竹島の江戸時代の呼称)という2つの島の「位置」ではなく「名前」で勘違いしているワケ・・「太政官指令」または「太政官令」とは一体なんでしょう
«動画追加!【10回目の竹島の日式典】下條正男氏・新藤義孝議員・藤井賢二氏勉強会。竹島問題研究会の「100問100答」に、韓国側が全く反論できない模様 »2015年2月23日
・・・韓国は本質と違うところでふっかけてきている。
明治10年 明治政府の太政官指令にある「竹島外一島」の件。
「太政官指令 外1島の件」 ・・ 31本/177本論説中と、殊更指摘し続けているが全く見当違い。(ちなみに いわゆるラスク書簡は6本/177論説中)
(中略)
韓国が攻める 太政官指令・「竹島外一島」とは。《産経・加藤前ソウル支局長在宅起訴問題&竹島問題を金慶珠が珍解説!(・・;) 後半 【教えて!ニュースライブ 正義のミカタ】》
まず、明治政府の太政官指令の件はこういう事です竹島外一島
つまり、島の名前は時代とともに変わったので混乱があったという事です。それは韓国側も同じ・・(というか島を取り違いしている)・・1877年(明治10年)に発せられた太政官指令「竹島外一島之義本邦関係無之義ト可相心得事」や太政類典の「日本海内竹島外一島ヲ版圖外ト定ム」とした一文が日韓の竹島における領有権の解釈から問題になっている。鬱陵島は江戸時代までの日本で竹島と呼ばれていたため、韓国はこの一文の「竹島」が鬱陵島で「外一島」が現在の竹島と解釈し、日本で発せられたこの指令は現在の竹島を朝鮮領と認めている証拠であるとしている。しかし明治期は地図の島名が輻輳していたため、日本ではこの「竹島外一島」は鬱陵島と竹嶼である可能性が大きいとしている。
現在の竹島は,我が国ではかつて「松島」と呼ばれ,逆に鬱陵島が「竹島」や「磯竹島」と呼ばれていました【図1】。竹島や鬱陵島の名称については,ヨーロッパの探検家等による鬱陵島の測位の誤りにより一時的な混乱があったものの,我が国が「竹島」と「松島」の存在を古くから承知していたことは各種の地図や文献からも確認できます。例えば,経緯線を投影した刊行日本図として最も代表的な長久保赤水(ながくぼせきすい)の「改正日本輿地路程(よちろてい)全図」(1779年初版)のほか,鬱陵島と竹島を朝鮮半島と隠岐諸島との間に的確に記載している地図は多数存在します。・・では、1回目の手紙の件と、ザックリ日韓の教育の比較を
«韓国の中学生、竹島教育批判の手紙を島根県56中学校に送付!「飛んで火に入る夏の虫」状態!»2017年06月12日(中略)
・・何故韓国の子供達はここまで竹島について詳しいのだろうか。 その答えは韓国の教科書にあった。 韓国の教科書には竹島に関する記述が実に多い。
-李氏朝鮮の時代には独島に出没する倭人を追い払い・・・-
-1900年 独島が正式に朝鮮の国土に規定-
更に教師の為に、指導方法が書かれたものには・・
-独島は私たちの先祖の島であるから-
-子孫である私たちが守るべきだという使命感を持たせる-
-独島を守る為には国と民族をあげて知恵と力を結集させることが必要である-
韓国の民意を一つにする目的で領土問題を教えている事が分かる。
さらに日本の植民地時代の記述についても多くのページを割いていた。その表現も・・
-日帝- 経済収奪- -強盗日本-など過激な文言が多い。その狙いは何なのか? 日韓の歴史問題に詳しい神戸大学の木村教授に聞いた。
木村教授「韓国では歴史教育の目的があるって事なんですよね。で、それは民族の一員としての自覚を持たし、それによって国民としてあるべき事を考えるのってのが教育目的なんですよ。
そんな中で最後に大韓民国が1948年に出来ていくわけですねぇ。そこに至るまでの歴史を教えようとする。そうすると、最後に立ちはだかったのが日本なので、その日本に対するお話、日本に対してどのように抵抗したのか、日本はどれだけ強かったのか、悪かったのかってことが強調されるって事になっています。」(神戸大学大学院)
木村教授によると、日本では歴史上で起こった事実。
韓国では、韓国人を主人公にストーリー仕立てにした歴史教育を行っているという。
一方、日本の教科書はというと・・
(中略)安住アナ「竹島の教育についての違いが随分とハッキリしてきたが、教科書を見てみると、
日本の場合は現代社と公民。3行くらい北方領土との並びに竹島と尖閣諸島の話が少し出てくる。
一方、韓国の方は、自国史。5ページ/280の分量を割いて長々と色々書いている。
(◆李氏朝鮮のスクチョンの時代(日本の江戸時代・徳川綱吉の頃)日本に出向いてウルルン島や独島が我が領土であることを告げた
◆1900年、大韓帝国勅令41号によって、ウルルン島と独島が正式に朝鮮の国土であることを規定した)
しかも日本の教科書は客観的表記だが、韓国はかなり主観的な物語風で、「私たちは占領されたのです」「私たちはこれに対抗しなければならないのです」という教科書」・・
2回目のハガキの件・・その一方で1946年の韓国の歴史教科書を調べてみると、日韓併合については触れているものの、「独島が自国の領土」である事を示す記述は無く、主張に一貫性の無さも見えます。
日本の研究者は、韓国側の主張の根拠は曖昧な物ばかりだと批判します。
下條座長「洗脳教育ですね。そうだと思い込んでいるだけなんですよ。だけど客観的な事実をですね、封印されているわけですね。それからそれを学ぶだけの能力もまだ足りない。」・・
«【竹島領土権】韓国から島根へハガキ41通(去年5月に続き2回目)。韓国の洗脳教育とは・・ 【山陰ローカル】»2018年12月15日下條先生は洗脳された中学生にも分かるように丁寧に説明
韓国が、自国の主張を浸透させる為、子供達に送らせたものと見られています。
これを受け、島根県は韓国側の主張の問題点を指摘した上で、『自分で考える習慣を身に着ける事が大切だ』と反論の手紙を返信しました。(中略)
«【#竹島問題】韓国・鳥致院女子中学校から島根の中学校へ届いた竹島教育に関する葉書。下條正男教授の添削返信の内容とは☆»2018年12月16日・・鳥致院女子中学校の皆さんへ
韓国の鳥致院女子中学校の皆さん。41通の葉書をありがとう。一枚一枚、読ませてもらいました。葉書の中には、「これ以上、日本の学生達に歪曲した教科書で教えてはいけない。日本の学生のためにも正しく、良い歴史を教えましょう」といった意見や、「日本の学生が日本政府に、誤った嘘の内容が書かれた教科書だと抗議すべきだ」と書いてくれた人もいて、少し驚いています。
皆さんからの葉書には、竹島を日本の領土とする日本の歴史理解は間違っていると書かれています。
その証拠として挙げていた文献と古地図は、皆さんが学んでいる『独島を正しく知る』と同じものです。その中で、鳥致院女子中学校の皆さんが多くあげていた証拠が、『三国史記』の記録です。『三国史記』(「智証王十三年条」)に、于山国が新羅に編入されたとする記事があるので、新羅の異斯夫が于山国を征服した時、独島も 512 年に韓国領になったというのです。
しかし皆さんは、実際に『三国史記』の記事を読んだことがありますか。そこには于山国についての説明があり、「或は名を欝陵島といい、地方一百里」と記されています。これは于山国が欝陵島であったこと、于山国の範囲は「地方一百里」で、その広さは行政区域の「郡県」程としています。「地方一百里」の于山国には、独島は含まれていませんでした。
それを示しているのが『三国遺事』(「智哲老王」)の記録です。・・
下條正男教授の返信は、非常ーに丁寧に1つ1つ間違いを指摘してて痛快。
嫌がらせじゃなく、本当に「授業の一環」でハガキを送り付けて来たのなら、絶対に返信があるはず!(;一一)
韓国の中学生が「韓国の正しい情報を教える」「竹島は韓国の領土だ」と主張しても、ぶっちゃけその「独島教育」全部間違ってるの!
下條教授の返信を何度も読み返して、自分で調べて、自分の頭で考えなさいね。
あと、「反日種族主義」もオススメ。「竹島が韓国領という証拠はない」という実証本ね。
でね、日本に何か訴える時にはハングルは失礼だよ。誰に読ませたいの?って話。
そもそも「教育の一環」ならば、韓国の中学校の先生もそのへんちゃんと指導すべきでは?
それにしても、56通→41通→6通というのが興味深い。後退してるじゃんね。
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