在日100年史
最後の問いかけ、「・・誰に向けられるべきなのか」、それは「日本国」でない事だけは確かです。・・港湾都市、韓国の釜山。2020年に入り、辛さんは釜山に居ました。亡くなった弟に父の故郷を見せてやりたいと思ったのです。
父が一時務めていた釜山税関の建物。父は日本統治下の10代で両親を亡くし、税関を退職後、東京の大学で司法試験を目指しますが、戦後の混乱で夢は潰えました。
辛淑玉氏「母方のお祖母ちゃん祖父ちゃん。父方のお祖母ちゃん祖父ちゃんもここから出て、出て行ったというか当時は日本でしたからね。だから国内移動したという、、シャケは生まれた所に戻ると言うけれど(笑)アタシはどこのもどるんだろうホホホ。」
久しぶりに眺める釜山の街。「いやーだけど凄いね」
辛さんはこの翌日、これまで足を運べなかった父の故郷へ向かいました。
(バスで移動する様子)
釜山からバスで1時間あまり、父の故郷、慶尚南道へ初めて向かう辛さん。移動中はずっと窓に家族の写真を立てかけていました。
着いた先は山間に立つ古い屋敷です。辛さんの父のルーツに当たる一族が住んでいた家屋が昔のままに残っています。朝鮮時代から建つ築およそ200年の家。
お墓を持たない辛さんは、ここで小さな法事を営なみたいとやってきました。
辛淑玉氏「はい、とーちゃん、来ました。みんなも来ました。弟も来ました。」
赤い風呂敷の中は弟・ウイガンさんの遺骨です。
辛淑玉氏「よし、今からチェサ(供養)をしたいと思いまーす。」
弟が大好きなコーラを供えました。「おやじは来た事があるのかなぁ。」(スマホで四方を撮る様子)
辛淑玉氏「竹藪・・竹だねぇ。はは、うちの前みたいだねぇ・・なんか意味があったのかな。」
「うーん、とても懐かしく、愛おしく思うけれども、私や弟の故郷は・・渋谷区笹塚でしょう。そしてそこを中心とした人間関係や友達が故郷ですよね。だからふるさとって土地ではなく、誰と生きたかとか誰と生活をしたかとか、どんな思い出があるのかっていうのが多分、故郷であるとするならば、それはここが故郷ではない。
弟は朝鮮人からも酷い事をされた。日本社会からも酷い事をされた。だけども振り向いてみたら、弟の周りで何とか留まって弟と生きてくれた人達は、国境も民族も性別も越えていたわけですよ。だから、なんていうのかなぁ、そういう人に支えられて何とか命がもった。
なんか痛みを教えてくれるよね、あの子は。人間の心の痛みをね。それにちょっと応えたい(涙ぐみ)と思うよね。」
(去る後姿~自宅前の竹藪)
残りの人生を全うするのに相応しい地はどこなのか、会社も仕事も手放した辛さんは、いまどのように身を振れば良いのか、考えています。
(パソコンに向かう姿)
玄関に飾っている額は10年ほど前に弟から貰ったものです。弟がこの日本に生きた証を残す為にも『在日100年史』の本を書きあげる事だけは決めています。
辛淑玉氏「国家っていうものは自分を苦しめるものではあったけども、自分が救われるものではなかったと思ってるのね。国家はフェイクですよ。国家ってその時の既得権や権力がもった人が決めた、まぁ市場みたいなものですよね。国家が人を救ったという歴史って本当にあるんだろうかって思うのね。むしろ国家の名の下においては人はずっと殺され続けて来た。
で、アタシにとっては、、アタシはねぇ、愛国心ってないんです。それは韓国に対しても。それから共和国に対しても。日本に対しても。それはない。いっちども持った事はない。国を愛するんだったら人を愛した方が良い。ウンザリだ。私はね、うーん。」
(庭仕事の様子)
鬱蒼と荒れていた庭を少しずつ手をかけて季節ごとに美しい花が咲くようにしていった辛さん。故郷の人々寄せる思いはもはや片思いだろうか。切なさが募るだけでなく、暗い歴史が再び忍び寄る気配に感じられます。
庭に育つムクゲは、97年前に朝鮮人虐殺の地となった荒川の河川敷に植えられていた苗木です。自らの力の及ばない社会の壁に阻まれ続けた弟。
この国で生きる人々に等しく日差しが降り注ぐ日はいつ訪れるのでしょうか。辛さんのその問いは果たして誰に向けられるべきなのか。
←ディレクター ※斉加尚代
そもそも「平等」なんてキレイ事で、人間は生まれた時から歴然とした「差」があるし、生まれた「時代」にも翻弄される。
だけど現代の日本では、努力すれば成功者になれるんです。アノ孫正義氏のようにね
«孫正義氏、米テレビで「創氏改名」「差別」を語る。その過去の生い立ち発言【たかじんnoマネー】&あんぽん孫正義伝»2018年07月25日それより、身の危険を感じてドイツに移住したハズが、何で日本にまた戻ったのかが知りたかったわ。
でもまぁ、辛さん、以前は事実誤認で「思い込み」の激しい人でドン引きだったけど、脚色なのか随分穏やかになった感も
「思い込み」ついでに言えば、朝鮮人虐殺6千人大虐殺もウソ。近年、韓国政府が認定は21人!だし。
- 北朝鮮による日本人拉致について
- 「仮に北が日本人を拉致したとしても日本人は批判できるだろうか。戦争中、膨大な数の朝鮮人を国家の名の下に拉致した歴史的な事実がある。いまなぜ日本に多くの朝鮮人がいるか考えてみてほしい。自国の歴史を忘れた発言が多すぎる」[34]
- 「北が日本人女性を拉致したというのはウ年ソだと思う。年工作員教育係なら在日同胞を使えばすむからだ」[35]
- 「日本人が北朝鮮による拉致事件に政治的に飛びついたのは、長年、国家と一体となった加害者として糾弾されてきたことに疲れたからだと私は見ています。初めて堂々と「被害者になれる」チャンスがめぐってきたのがあの拉致事件でした」[36]
- 天皇制について
で、最後に出て来た「ムクゲ」は「恨」の象徴
«反日小説「#ムクゲノ花ガキマシタ」紙芝居風解説と反日映画「#鳳梧洞の戦闘」【#虎8】»2019年09月24日※実は私がブログ始めたきっかけは、2009年に朝日系CS番組で辛淑玉氏の主張を見てたまげたから。なんですが・・
当時、「その1」に出て来た永六輔氏たちと、その反日っぷりを競う様に言いたい放題でした。
在日と反日日本人の井戸端会議番組を紹介します
«【朝日ニュースター】辛淑玉司会番組(2009年放映) <韓国特集> 「在日コリアンの100年」 前半 【痛快!おんな組】»2017年01月28日
«【朝日ニュースター】辛淑玉司会番組(2009年放映) <韓国特集> 「在日コリアンの100年」 後半 【痛快!おんな組】»2017年01月29日【痛快!おんな組】という番組は、アイヌも利用して、日本民族の対立を煽る人達の、聞くに堪えない日本への憎悪発言ばかりでした(後半は再び「在日韓人歴史資料館」内の様子と解説。戦後の朝鮮人の帰還の様子。 民族教育。国籍問題。外国人登録令。戦後差別のはじまり。天皇制の問題。本国への思いなど)
スタジオトークで(辛淑玉・中山千夏・永六輔と在日2人)の井戸端会議が本当に訳の分からない話になっています。
特に中山千夏が「天皇陛下の最後の勅令」に対して「汚いねーーーー。やることが!」「酷いやり口」「なんて汚ねえやつだ」とか、永六輔が「恥ずかしい」連発とか、もうめちゃくちゃ・・・
«【辛淑玉ヘイトスピーチ】「アイヌとして生きる」《日本に被植民地にされたと共闘を誓う人達(朝鮮・アイヌ・沖縄) 前半【痛快!おんな組】»2016年02月20日それにしても、「その2」でに出て金平茂紀にしても、TBSって、「在日の宣伝」よくやるなと辛淑玉「私ねっ、アイヌを散々殺しまくってね、支配しまくったそのクセがね、植民地支配でバンバン出てきたと思う。(怒)」
朴慶南「少年よ大志を抱けってのは、それこそアイヌの土地を奪って殺していくっていう事がそこにあって、それから台湾や朝鮮に侵略して行ったという歴史があるって北海道大学の先生に聞いた。」(中略)
辛淑玉「どうやって民族を抹殺していくのかを、アメリカ仕込みでやった。」・・
かつてTBSが取り上げたこの劇の作者は、凶暴で、日本人とは絶対に相容れない思想の、まさに在日の象徴のような、辛淑玉の男版って感じで、【痛快!おんな組】にも出てた人。
«TBS系ニュースで、在日の演劇公演「百年 風の仲間たち」を宣伝? 【ニュースバード】»2012年09月21日「皇室」嫌いで、かつて「国を壊す為に国会議員になった」と言ってのけた辻元清美もだけど、大阪の小さな韓国居酒屋の人間模様を通して在日の100年を描く舞台です。日本での差別と抑圧、そして祖国の分断の歴史。重いテーマを笑いをふんだんに盛り込んで表現しています。
「あいつ誰やった?いつもチョウセン、チョウセン言うていじめよったチョッパリっ!」
辛淑玉氏と仲良しなのは、日本に対する共通項の思想がある人達。
まぁ、どんな思想を持ってても自由だけど、やっぱり根っからの「反日種族主義」で、絶対に「郷に入っては郷に従う」事が出来ない人達。
人間って、「感謝の気持ち」を持てば平凡でも幸せになれるのに、何でも「人のせい、環境のせい、国のせい」にして恨み続ける人達って、結局どこまで言っても不幸なんだろうなと。
とにかく!「日本国の象徴の皇室」を罵倒する人達に対しては嫌悪感しかないこっちの方がウンザリだ
«#バリバラ 桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴。#松崎菊也 と石倉ちょっき(#石倉直樹)、過去に皇室中傷・侮辱芝居も»2020年04月26日
日本の中の分断工作をやり続ける、NHK、朝日新聞、TBSはじめ「反日メディア」を何とかしないと、この「美しい国」が壊されると、この番組を見て改めて思いました。
それにしても、なんでこんな番組を流したんだろう
私の中の「過去の辛淑玉」が蘇ってきて、書き起こしのパワーになったわけだけど・・
皆さんは、最後のナレの問いかけ、どう感じましたか?
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