国営マンガ喫茶
テレビ朝日の【やじうまプラス】の一刀両断は、
麻生政権の時、毎日毎日麻生さんのちっちゃい記事を取り上げ、開いた口が塞がらない程の悪口で盛り上がっていましたが、鳩山政権になってからは、ほとんど全面擁護してます。分かりやす過ぎー
先週は稲田議員が、鳩山氏が在日に国政参政権まで上げたかった話や宇宙のファンタジー話を引き出し、千葉景子法務大臣のシンガンス署名について追い込んだり、西田議員が、公民権停止かも知れない鳩山氏の献金問題への、激しい質疑とか盛りだくさんだったのに、週明けの記事のチョイスがこれですよー!石坂啓のコメントに注目。
今日はasahi.com(朝日新聞社):空港施設会社、8割が黒字 常勤役員の3割が ... の記事についてさんざんやって、前政権のせいにした後・・
吉澤アナ「・・そんな空港にしてもですね、又、道路にしてもコンクリートで出来ているわけなんですが、『コンクリートには何も罪はありません』と自民党建設族として知られます、脇参議院議員が6日先週金曜日の参議院予算委員会で、鳩山総理の『コンクリートから人へ』というキャッチフレーズを徹底批判しました。
旧建設省出身の脇氏は、鳩山内閣の公共事業削減方針を猛攻撃。『私のところにコンクリートという言葉を社名に使っている建設会社から大変な苦情が来ている』とぶちまけました。そして『コンクリートなしに防災が出来るのか』とたたみかけたという事なんですけどもねぇー、
これあのー(笑)石坂さん、コンクリートに罪はないって、そりゃそーなんですけども、なんか言葉尻を捉えて、建設省出身の方がなんか声を荒げていると、そういう感じですね。」
石坂啓「(笑)そうだったのか、私その画面で見てなかったので見たかったなぁ~なんて。楽しそうだったなぁなんて思うんですけども、
あの、『大変な苦情が来ている』って言ってるけど、それ実態はどーーかなぁ~と思いますけどね、
コンクリートと付く会社の方達がどれくらい実際怒ってらっしゃるのか、そちらの方の声を聞きたいですねぇ。あのちょっと、シャレっ気がなさすぎじゃないかと。
あのでもね、鳩山さんってねやっぱりね、こういうところの答弁ってすごく正直な感じはあるんですねぇ。そのだからあのその用意していて、杓子定規にその強行に返事をするっていう事は、とりあえずこれまでのところ、ないところは、私はね、ちょっと好感をね、持てるんです。
あのー鳩山さんに関しては、開き直る というそういうちょっとね、スレた感じがないところが、まぁあのーツッコミどころにはされますけれども、割とそれは素直に私は、あのー何でしょうか、あのーこの方の言葉で語っているなぁと思って、あの、聞く事に値するなぁと思いますけれども。」
吉澤アナ「まぁねぇ、鳩山さん、脇氏の剣幕に『申し訳ない』と答えたという事なんですが、
さぁ、続いて・・」(行政手続ネット申請、低い利用率とコスト割高の記事 略)以上
石坂啓が無理やり鳩山氏を褒めているのが、笑っちゃいますね。
私は、選挙前からこの『コンクリートから人へ』というキャッチフレーズにスゴイ違和感がありました。
言いたいことは分かるけど、だったら『無駄な公共工事から人へ』でいいじゃん。
そこをコンクリートと言っちゃうところが、アホなんですよー!
で、石坂啓は、民主党大応援したいだけでテレビに出てる、大変思想の偏った人間ですが、(詳しくは記事内→《恥ずかしいのは、石坂啓》を)知らない事は黙ってろっと思います。
この人は、鳩山氏が命名した国立メディア芸術総合センターのキャッチフレーズの、「国営マンガ喫茶」に騙されて、民主党の勉強会にのこのこ行って、その挙句「私のマンガは置かせない」って言ってた勘違いオンナですからねっ。やじプラも、ひどい女コメンテーターばかり集めてます・・
石坂啓、吉永みち子、江川紹子・・あ゛ーー同じニオイがする。なんで、真実を伝えない?!
なんでちゃんとした公平なコメンテーターの人選をしない?!
鳩山氏の「日本列島は日本人だけのものじゃない」発言だけでも、総理大臣の資格なしと、普通の国のマスコミなら、怒りを持って伝えるよ、絶対。
テレビは一切、稲田朋美議員と鳩山氏の質疑応答をスルーしています。これだけでも、異常な日本のテレビ。今もって支持率の高すぎる民主党。ネガティブなことをマトモに報道したら、一気に支持率が下がりますからね。
そうそう、昨日に引き続き、Yahoo!みんなの政治 で、今日は山岡 賢次が槍玉に上がり、猛抗議の評価になってます。かなり流れが変わったのは間違いない。
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朝日ニュースターの【週刊鉄学】で、まさに「とてつもない日本の文化」が話題だったのでレポートしました。
テーマ『◆日本のコンテンツはなぜマネされる?』
ゲスト◇浜野保樹(東京大学大学院教授)※補正予算の中で設立が決まった国立メディア芸術総合センター。
アニメ、漫画、ゲームを蒐集展示し事業費117億円の「国営マンガ喫茶」と批判されました。
しかしいまや日本のコンテンツが巨大なマーケットとして世界を席巻していることも事実。世界から日本の文化、ポップカルチャーに注目が集まっています。
西欧を模倣する国から「模倣される国」へと変貌した日本。
世界を魅了する日本文化の特質とは何か?日本の文化戦略を今後世界にどう発信していくべきか?
ゲストに『模倣される日本』(祥伝社新書)の著者、浜野保樹さんを迎えて日本文化論を「鉄学」していきます。
≪キャスター≫武田鉄矢 ≪アシスタント≫伊藤聡子 ≪出演≫ 松原隆一郎 (東京大学大学院教授) 浜野保樹 (東京大学大学院教授) ホームページより伊藤アシ「まずはつかみと言う事で、まさにコチラ、クレヨンしんちゃんのDVDなんですけれども、これどちらが本物でしょう。」
武田氏「って事は、かたっぽニセモノ!?」
伊藤アシ「ハイ!コピーでございます、ひとつは。わかりますかー。
実はですね、こちらの方の(左)下の部分にこうちょっとDVDとかマークが入っているんですが、こちらは(右)入ってませんね。このDVD。こっち(右)は入ってません。と言う事でこちら(右)が、まっコピーなんですけど、ほっんとうにソックリ。」武田氏「これ、どこで売ってるものなの!?」
浜野氏「これ、中国のね、DVDショップで私が買ったものです(笑)
まー私はね、プロだから、なんとなくアレなんですけど、中国で買っていらっしゃる方は、多分本物だと思って買っていらっしゃるんだと思うんですね。
ただね、今はね、こういった海賊版も成立しないんですよ。実は中国の海賊版ってCDとDVDで9割なんですね。正規市場って1割しかなくて、
それが今は、インターネットでタダで流しちゃうから、海賊版ビジネスが崩壊したって、海賊版業者が怒る位ですね、日本のアニメーションのファンの人が、世界中に日本のアニメーション見たい、見せてあげたいっていうんで、日本の放送が始まって、競い合うんですよ。8時間以内に字幕入れて流しちゃうわけですね。
だから、タダで、もうすぐ出てくるわけですね。それは(DVD)はプリントして印刷しなきゃいけないですけども、8時間後には中国から世界中にですね、実は日本のアニメーションは、インターネットで無法違法で流されてしまってる状況があるんですね。まっそれだけ人気があるっていう証なんですけどね。」
松原氏「上海で私、プレズンブレイっていう100円で売っているの買いましたけど、それもうDVDただプリントしただけのものですよね。、でも確かにおっしゃった通りで、もうこういう物をたくさん集めてるとこあるのかって聞いたら、いやもうダウンロードだから、これもう無いんだよって言いましたね。でも7、8年前だと、息子が日本で新しいゲームが出たら3000円のこずかいで、なんとかがんばって一枚買うじゃないですか。何のことない中国に行ったら、もうゲーム出た翌週ぐらいに全ての日本のゲーム、みんなやってるわけですよ。中国の子達は日本のゲーム物凄く詳しかったですよ。日本人よりもはるかに詳しい。瞬く間に海賊版が出るわけです。」
武田氏「えー真にそういう意味では、中国というのは、、いや俺(笑)、ちょっと夜店でね、ポニョのお人形があるの。ポニョのお人形さんがあって、それをピュっと引っ張る。紐を。するとぜんまい仕掛けになってて、先はハムの形をしてて、お風呂の中で放すと、ポニョがバーッと泳ぎながらそのハムをめがけて食いつくっていうのがあって、それが楽しそうで、俺アホだから買ってきたんだ(笑)そんで、ですぐお風呂上がるからポニョと遊べばちょっと長い事入れるかなーと。で、昨日やってみたらな、そのポニョがさ、浮かばないのよ。ずっと沈んでくんだよ。(笑)全然ファンタジーが壊れちゃった、、で女房がポニョの肌パッと見て、『ほら、中国製、だーーめよ。泳ぎゃしないわ中国が作るポニョ』(笑)」
松原氏「物はそうだけど、ダウンロード出来ちゃったら、どれもこれもそのまま見れちゃうわけですよね。」
浜野氏「そうですね。うん、それで、そういった、ファンサブって言うんですね。好きなファンとタイトルを入れるっていうんで、中国語で字幕組って言うんですよ。
それで字幕の精度と、どれだけ早くアップロードするかっていう勝負して、皆に感謝される事を喜びとしてね、罪悪感がないんですよ。我々は日本のアニメーション好きで、見れない人が多いから、そうして上げてるってね。それで大体日本のアニメーションのファンサブって20くらいあって、そん中でも字幕が良いのは今、4つ位あって、大体70人ずつ位のグループなんですよね。で、一切会わないんですよ。あの海賊版業者にやられる可能性があるので怖くて。でもそうやってドンドンドンドン出してですね、だからこう日本のアニメーションを広める事が、彼らの行動動機になっているんで、善意でやっていると本人達は思っているわけね。だから余計タチが悪くて、(中国語圏にはあっという間に広まっちゃうんですね!?)うん
それでインタビューした事あるんですよ、そのグループにね、こっそり。そしたらあのー、中国の若者たちは、ほとんどこういう形で日本のアニメーション見てるんですかって。ほとんどじゃありません。100%って言って(笑)」
伊藤アシ「100%!へぇーーー」
武田氏「これ、急いで勉強してもらわないと。
ただ、、申し訳ありません。話、脱線するかも知れませんが、このサブカルチャーという事に関して、中国っていうのは本当に悲惨な国で、あのー我々、戦後段階をあの国は持ってないんですよ。つまり文化大革命で。だから、あそこはあのー我々みたいに、あしたのジョーを見たとか、巨人の星があったぜ、とかっていうのが、皆無くて、我々と同世代の人は皆ね、毛語録なんですよ。だから我々の学生運動をやったりね、マンガいつまでも読んだりなんかして、色々ご迷惑かけたんだけど、なんだかねー、そのサブカルチャーが育たないサブカルチャーの権利関係に関しても、こう常識が育たない中国に関しては時々切なーく、哀れになる時が、、」
松原氏「団塊の世代の人が表現できたのって、70年代後半とかですもんね。」
武田氏「そうですよー。やっと戻ってきたら年下のやつにコテンパンにやっつけられるわけでしょ。私で言うとなんか、私が折角なんか戻ってきたら、チャゲ&飛鳥にやっつけられたーみたいなそんな感じですよね(笑)。あんまり良い例えじゃないか、ごめんなっ。ごめんごめん。チャゲアス(笑)」
伊藤アシ「実はですね、中国だけではないんです。これねー、ショージョっていう風に書いてあります。キティーちゃんですよね。まさに。これはスウェーデンの雑誌(月刊誌で出てる。)いわゆるリボン、なかよしというノリで、中身のマンガもまさに、ほら、日本の少女漫画そのものですよね。」
武田氏「これは、書いてるのは日本!?」
浜野氏「半分は日本人なんですが、半分は地元の人で、開き方がですね、欧米ってのはこっちからなのに、ちゃんと日本式になっている。欧米は反対なのに、日本と同じにしたいってんで、それは世界的に標準になったんですよ。
だから、単行本を買うとですね、こっちは間違っているから、反対側から読めって、マニュアルが載ってるんですよ。マンガはどう見るかとかですね、皆は横に見るでしょ。」
伊藤アシ「それで、私面白いものを見つけてしまいました。実はこれね、占いだと思うんですけど、全部干支!日本の干支が(笑)占いになってるんですよー。」
武田氏「まさに、日本の少女漫画の、つまり構成の仕方ですよね。作り方まで真似していると。スウェーデンってのは驚きですねー。私達は若い頃はスウェーデンに憧れたもんですけどね(笑)別の意味で。すいません。」
松原氏「でも、これスウェーデンだけなんですか!? 他の国!?」
浜野氏「いや、世界中、、ショウジョっていうのとショーネンって言葉はもうどこでも(マンガと同じように)通じる。あるジャンルでね。」
伊藤アシ「こちらは、要するにスウェーデンのいわゆるマンガのアニメの描き方を勉強しましょう、という本ですよね。こう見てもらったら分かると思うんですけど、髪の毛が黒で、顔立ちが本当に日本人、、ですよね。」
松原氏「僕ら、石ノ森章太郎の漫画家入門を読んだもんですけど、あれ大名作ですけど、今、ここまで進化したのかって」
伊藤アシ「全然、、皆、向こうの方を基準にするなら皆金髪でね、描かなきゃいけないところですが、顔立ち、目の色、全部日本人!」
武田氏「これはやっぱり、日本のこういうサブカルチャーから溢れ出たマンガ、アニメっていうのは、やっぱり正式な経済のアレでいうと、物凄い巨大な金額になるわけでしょ。」
浜野氏「ええ、あのー、例えば、ポケモンってのはゲームとかアニメーションとか色々やってますけど、まぁこれまで4兆円位、世界中で稼いだと言われてるんです(ポケモンだけで!?)ええ、だけですね。そいで、海賊、アジアでは、ほっとんど海賊版で見られてるんで、どれ位の規模があるかって、分かんないですよね。
で、例えばあのー、ちょっと名前言うと拙いんで言いませんが、物凄ーく日本で有名な、アニメーションの監督が、中国で最も有名な国立大学に招待されたんです。それで、学長がですね、大勢の生徒の前で『この監督は、有名でそれで中国人民はあなたの事を知らない人は誰もいない』って言って紹介したんですね。で、その時に『私のアニメーションは一度も正規に放映もしてなければ、売ってもいないのに、何で全員が私の事をしっているか、まずそれを説明してくれって』言ったら、絶句したって言うんですね。それ位の市場を失っているワケですよね。
だから、実は言われている数倍、もしかしたら10倍とかって、それくらいのマーケットが、本当はあるんですね。」
松原氏「じゃあ、それ正規に売れている所もあるわけですか!?」
浜野氏「いやーあの正規は、ええもちろんポケモンはゲームですから、正規で売れたのあるんですが、例えば、、これいいかなぁ(笑)。イタリア(笑)でもですね、えっと9割方、2年前まで全部海賊版だったんですよ。そういう事があってですね、あの割と大きな??があって、日本は競争力があって、そういったもんでね、文化をお金にちゃんと出来るんのがアニメーションとマンガって言うんですが、
実は、それは物凄く低く見積もられた値でそうなんですよ!海賊版なんかそこに乗ってきませんから。だから想像を絶するくらいですね、高いものがあって、
例えば、アメリカのアニメーション市場ってのは、日本からの鉄鋼輸出額よりも多いんですよ。正規市場だけでもね。(ワーー オーーーの歓声)鉄よりもマンガやアニメーションの方がたくさん稼いでいるんですよ。実はね。」
武田氏「それは、考えなきゃいけないなー。浜野さんから指摘されて、なんか、ちょっと、足元がぽっほ゜してきたなぁー。(笑)」
松原氏「日本国内でね、あのー名前挙げていいかどうか、、ブックオフとかですね、かなり巨大になっちゃった中古市場については、漫画家の協会さんが止めてくれと、で、もうそういう所で売り買いしないでくれという事を強く訴えたわけですよね。そうじゃないと新しい作家が出てくるモチベーションなくなっちゃうから。しかしアニメに関しては、海外の方が遥かにかなり厳しい状況になっちゃってるわけですよね。」
浜野氏「ええ、あのー、残念ながら日本はその創る能力はあるんですが、海外に配給するのを全部ですね、外国の方に任せたんですね。で、どういう事が起こったかって言ったら、ちょっと拙いかな~、ナントカ御殿っていうね、その番組を買って、海外に配給している人は、すぐ大きなビル建てて、あれはアニメーションの名前ついてナントカ御殿だとか、それで、これだけ必要経費だってほとんどお金が戻ってきてないんですよー。中間搾取されちゃって。だから、製作には一生懸命ね、ノウハウ通り優秀な人材が係わって作ったんだけど、その流通をきちっと整備していなかったもんだから、リターンがもう全然無いんですね。」
松原氏「アニメでセル描いてる人が時給一体いくらなのかっていう、悲惨な生活強いられているのに、、」
浜野氏「だから、海賊版と流通から正規のリターンを得たらですね、今言われている事ってかなり解消されるんですよね。だからもうちょっと、やっぱし売るってのは、お金をきちっと貰わなきゃいけないんで、その事もですね、本当は整備していかないと、マンガもアニメーションもそうなんですけど、なかなか海外でのその評価が、お金になって反映して我々の手元に来てないんですよね。」
松原氏「いや、政府もマンガ喫茶もいいですけど、むしろそういうところを外交と法整備手とかですね、アメリカってガンガン知的所有権って言ってるけど、日本もかなり言わないと拙いですよね。これは」
武田氏「だって、すごいでしょ。あの、あのアメリカがらみの、そういう物に関しての厳しさって言うのは、、ビートルズなんか怖いからね。ビートルズなんか遊び半分で使おうもんなら、もー、本当に一生台無しにされる位のお金を要求されるって言う、、うん。」
松原氏「ずーとるびって大丈夫だったんですかねー!?(笑)」
武田氏「ずーとるびも今じゃねー(笑)うん、ずーとるび、ギリギリでしょうね。」
浜野氏「アメリカの有名なね、、あのー名前言いませんけど、まぁ最大のアニメーションの会社のキャラクターを、小学生が卒業記念でプールに描いたんですね。たら、描いた小学生を告訴されました。で、消したんですよね。泣きながら。で、それが新聞沙汰になって、その有名なアニメーションの会社が持ってるテーマパークに招待して、、その位著作権、、子供を告訴するんですよね。それ位やっぱり権利関係については厳しい。」
松原氏「確かに、フランスとかでもシャネルとかは、日本のスナック・シャネルなんかもすぐ電話したらしいですよね。長年放置してたのに。」
武田氏「はいはいはいはい、熱海のシャネルねっ。熱海の駅前のなっ。喫茶シャネルってのなっ。あー」
松原氏「やっぱ、ブランドを管理しようっていう意識がすごく高くなったんでしょうね。」
武田氏「でも、それは浜野さん、あのむごい事かもしれないけれど、やっぱもっとかないとダメですよね。この世界の中で。」
浜野氏「だから、一番ですねー、近々で大きな事件ってのは、そのクレヨンしんちゃんなんですけど、あんまりコピー商品と違法が多いから、あのー双葉社ですよね、双葉社が正規に出そうって出したんですよ。そうしたら中国の会社がクレヨンしんちゃんで、登録商標を取ってしまってるから、双葉社が海賊版になっちゃったんですよ。排除命令受けちゃったの。中国で。」
武田氏「それは、ほんと、ちょっとなー。ルール違反もいいとこだなぁー。」
浜野氏「もーなんでもありなんですよ。今、あの人気があるから日本の商品。で、日本はあまり主張しないからって言うんで、もう、そういう事あったらアメリカ、、もう なんか来ますからねー。どうしても日本は歴史問題だなんだ、微妙な問題があるんで、、」
武田氏「それと、これ、私、正確かどうかわかりませんけど、初期、、中国が大変苦労人、アジアの苦労人だった時代、日本人って凄い好きだったんですよ。中国の苦労人が。あのー、なんか苦学生みたいなあの律儀さが。そん時に割りと日本のアニメも含めて、映画も積極的に割りと、タダで見ていいよーみたいな事で、あげてるんですよね。
だから、高倉健さんが急に人気者になったり、私だって昔はアータ、中国でえっと新疆ウイグル自治区なんか行くと、『ペンシャンペンシャン』って呼ばれてねー、あのー刑事片山。刑事物語で人気があったんですよ、私。もうすっかりダメになっちゃいましたけど。今すっかりクレヨンしんちゃんに抜かれましたけど(笑)」
浜野氏「幸せの黄色いハンカチって言ったら、もー中国でも大変な名作で、、」
伊藤アシ「金八先生は、、」
武田氏「ああ、向こうのなんか教科書になってるみたいね、、」
伊藤アシ「人という字は、って!?(笑)」
松原氏「中国人に字のいわれを教えてあげるって(笑)」
武田氏「はい、私の事は横に置いといて、さっ、このクレヨンしんちゃんですけれども、、」
伊藤アシ「ねー、でもこれだけウケるってことは、先ほどちょっと打ち合わせで聞いたら、これ物凄い大人が見ても名作なんですって。」
武田氏「名作です。本当に」
浜野氏「あのー、どうしてもですね、マンガ、アニメーションっていうと、欧米ではですね、子供が子供のもんなんですね。
そいで、明治維新からですね、海外の人が書いている文献を読むと、日本は子供の天国だ、楽園だって書いてある。子供を喜ばしたりするノーハウとか、お金のかけ方、異常で、なんで子供のものにね、こーんなに知恵と努力を費やすのかって外人が書いてるんですよ。
それで、まぁ日本には手塚先生とか色々あって、子供の物って言われているそのマンガとかアニメーションにね、深ーーい洞察とか、内容と、それと手塚先生がもっとマンガを豊かに表現しようってんで、ハリウッド映画のスタイルで動きをつけたストーリーマンガってのを作ったんですね。
で、今それが世界でマンガのスタイルを決めたわけですが、表現形式も優れているし、内容も非常に深いっていうことで、それでバカにして皆見始めるんだけど、深いから、ドンドンドンドン成長してっても、こうマンガに魅力を感じて、継続して見てくれるわけですね。
だから、一時期外国人が日本に来て、電車の中で大人がマンガを見ているって週刊誌で批判されたりしてたんだけど、そーれは内容が違うじゃない。日本のマンガ優れてるんだぜ!っていうね、、」
松原氏「今のねアニメって、大人が見ても凄い深いなって思う。起源のひとつは大友克洋さんだと思うんですけど、大友さんの絵とか見てると、いわゆるドームって有名な作品ありましたけど、あれとかSF大賞、、だからSFの業界の人たちも偉いなと思いますけど、皆活字で大賞差し上げてたのが、あれマンガで上げましたもんね。
あの頃の僕、大友さんの凄い好きなんですよ。大友さんあの作品の前にすごいマイナーなものを描いているんですけど、あれとか短編で物凄く深くて良いもの描いてんですよねー。人情モノなんですけど、そういうやっぱり大人が読んでも何回読み返しても凄い深いなぁーって思う。」
武田氏「さっ、それではCMをはさみましてですね、この話、更に奥が深い話になりますんで、お付き合いくださいませ。」
後半につづく・・
これは、みんなが興奮気味に喋る番組でして、話の途中に「ホーー」とか「うわぁー」とか「はいはい」とか、合いの手が入りまくりで盛り上がっていたのですが、全部カットしました(笑)
ちなみに浜野保樹東大教授は、国立メディア芸術総合センター の委員で、メディア芸術拠点整備検討会の座長です。 頼もしいですねー
後半も興味深いですよー。しばしお待ちを・・・・<(_ _)>
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テレビ朝日【スーパーモーニング】の「ちょっと待った総研 第5回」で
"アニメの殿堂に関する調査報告"というのをやっていました。
かなり悪意のある企画で、野党の言い分の方をクローズアップ。いつもの事ながらのわざとらしい「えーーっ!?」「うっそぉー!?」失笑まがいのヤジ等の雑音は、鬱陶しいので全部カット。内容だけレポートしました。
"国営マンガ喫茶は必要? 各党に本音を直撃!"
玉川徹氏「私だけじゃない。「永田町がちょっと待った!」と言い出した。」
国立メディア芸術総合センター(仮称) 117億円 これ補正予算で通ってますから。通ってる。お台場が候補。今年中に着工。で、2011年度開館です。あと2年です。これ鉄筋コンクリートだと思うんですよ。一年半ぐらいかかると思うんですね。そうするともう土地とか決めないと間に合わないと思うんですよね。お金を使い出さないと間に合わないと思うんです。そういう風な状況なんですが、4,5階ぐらいの感じで。
木造じゃないんですから、時間かかる。こういう風なものが、今もう執行されようとしているわけです。」「一応ですね、この予算を提出したのは政府です。政府の反応ってのをもう一回確認しておきましょう。」
麻生総理「思いつきで出したわけじゃない。」
笹川総務会長「アニメは日本が最先端。批判は正しくない。」
川村官房長官「天下りも赤字補てんもしない。誤解がある。」
塩谷文部大臣「野党が揶揄しても予算は実行する。」
(批判のちゃちゃがいっーーぱい)
玉川氏「これに関して、野党与党、それぞれの話を全部聞いてきました。」
国民新党「業界への思いやり・・・?」
「今回の補正に盛り込む事業ではない」
Q.「なぜハコモノに発想がいくのか?」
「無駄な公共事業をやるのと同じ話。
大手のゼネコンなどが仕事を欲しがっている。」
「"特定の人たちに仕事を作る"という意味が当然あると思う」
日本共産党「117億円もあるのなら・・・」
Q.「共産党はあの建物をどう考える?」
「反対です。野党が母子家庭の生活保護の加算の復活法案を出した」
「これが初年度約90億円の予算が要る」
「アニメの殿堂を作るなら母子家庭に税金を使うべき」
社民党「あの施設でやれば良い」
Q.「アニメの殿堂は是か非か?」
「非!」
「あちこちあまっているハコモノあるやんか。そこでやったら良いと思う活用して」
Q.「例えばどこか?」
「私の仕事館だって全然ウケてない」
「あんだけ問題になったわけでしょ。あんな建物つくって。あそこにしはったらどうか」
「発想が露骨に今までの自民党的な(爆笑)みんなが『アカン』と言うことを見事に、パーフェクトに美しく表現している。麻生さんはアニメの殿堂話で。入れるアイデアもないのに箱だけ作って愚の骨頂。
『さすがお見事!麻生さん!』って感じ(ひきつりながら爆笑)」
玉川氏「まっ今んとこ、こういう風なお話が聞けてきたわけですけれども」(パネルをめくりながら野党の言い分を繰り返す)
ちなみに 私の私のしごと館は・・・
来年8月までに廃止 建設費581億円 もとの土地代約150億円 現在37億円ー解体費用29億円=8億円
玉川氏「だったらこれ使った方がいいんじゃないかってことで、と思うんです。
いっぱい原画もここに置けると思いますよ。ものすごーく広いんでね。」
さらに予算に重大な疑問!
民主党「官僚のお手盛り海外視察に異議あり!!」
「国立メディア芸術総合センターの予算は昨年度かけて検討し、今年度も検討する研究会が立ち上がっていた。本予算に『調査のための海外出張』がついている」
Q.「何をしに行くのか?」
「よくあるパターン、調査研究費の名目で予算をとり、実際にそんなにお金の使い道はない。例えば報告書を作ってもそんなにお金が掛からない。勉強会で講師の謝金を払ってもお金は掛からない。そうするとよくあるパターンとしては、海外出張でお金を使うということをやるんですね。今回もその予定をしていた。」
Q.「物見遊山な感じなのか!?」
「その可能性は高い」
玉川氏「これですね、今回のポイントです。ここがね。」
「本予算『海外視察旅費』ヨーロッパに2人官僚が行きます。ひとり61万使います。アメリカに2人行きます44万使います。日当、宿泊費、支度料掛かります。全部で579万円使いますって予算が計上されているんですよ。」
大谷氏「アニメは日本が最先端って言って、海外で何見てくるだよ!?」
リポーター「まーさに、だから、ちょっと待った(シール剥がし)なんですよ。これ海外視察、仮に必要だとしたらこれをどういう物を作るのかを、考えるためにその調査研究の為に行くわけでしょ!?これ行ってないのにこれ作ったってことは、これ(海外視察費)そもそも必要なかったってことじゃないですか!?
だから、これもしかしたら物見遊山!?(シール)なんじゃないのと。
で、ちょっと調べました。予算っていうのは財務省が査定をするわけです。省が出してもこれだめだと言う風な話になるわけです。これどうなのかと思ったら、予算っていうのは大枠・中枠・小細ってあるんですけど、大枠・中枠はちゃんと予算をチェックするんですって。だけどこういう500万円台っていうのは省の勝手らしいんですよ。だからまあちょっと海外視察でも行くかと、ふたりぐらい。それもヨーロッパとアメリカっていうのがまた笑えるんですけど(笑)、こういうとこちょっと行ってくるかと」
小木アナ「日本のアニメが、本が置いてありましたなんて写真撮ったりとかして、で、海外でももこれだけもてはやされてますなんて(爆笑)」
玉川氏「大体、2人とか行って、何を(笑)何を視察してくるっていうんだ(笑)僕は思うんですけど、こういったもの(物見遊山)があちこちであるんでしょうね。多分で、私これに関して、文化庁芸術文化課に聞きました。当然言い訳してくると思ったんですよ。」
「調査予算と建設予算が同時についている矛盾に関してはご指摘の通りかと・・」(爆笑)
玉川氏「文化庁って素直なんだなって。(笑) なんかおかしいかなって文化庁も思っちゃっているわけですよ。おかしいかなと文化庁も思ってるわけです。大丈夫なのかと。」
大谷氏「(笑)ちょっと自信失って来てんじゃないの!?」
玉川氏「じゃあ民主党はどうなのっていうと、当然・・NOなんですが」
細野氏「減額補正を出す!!」
玉川氏「減額補正を出すと。減額補正ってなんだと!?」
減額補正・・歳出カットする補正予算。閣僚決定や国会審議が必要。
玉川氏「つまり、今回補正予算で117億円ついているわけですよ。これは本予算ではつけなかったけど、補正予算でプラスで付けます。というものは逆に補正予算でマイナスすることも出来るんですって!だから予算委員会を開いて減額補正しましょうと。」
「それに関しては野党それぞれの方、国民党・共産党・民社党 みんな賛成している。だから野党はこれに関して減額補正をすると言っているわけですね。じゃあ、自民党与党はどうなんだと。」
自民党「無駄遣い撲滅PT」河野太郎
Q.「与党のPTに(文化庁から)どんな説明が?」
「これは文化庁の検討会で検討してきた と具体的に何をどう展示するのか。漫画を図書館のように置くのか。原画を展示するのか。アニメを収集するのはわかる。それをどう展示するのか。それがどう役立つのか、中身の説明ができない」
Q.「できないんですか?」
「できなかった。補正予算を出す前と公益法人のヒアリングと今回の後悔ヒアリングと3回話を聞いたが、3回とも情報発信ですと。どう情報発信するのか。どう展示するのか、答えはありません。」
Q.「予算は成立してしまったが?」
「凍結する事ができる、去年チームでいくつも予算を凍結している。凍結する事ができる。」
Q.「具体的に凍結するとは?」
「(予算を)執行しなければいい」
Q.「政府が決めた予算を政府が執行しない?」
「政府が執行しない」
「これ、どういう事かって言うと、政調会長に執行停止を求めた(11日取材)ということ」
執行停止・・予算はそのままで総理や担当大臣の通達などで使うのを止める。
玉川氏「(その後納得できなかったら止めるという事で、どうなったか聞くと)まだ説明がない。ここに納得できる説明を持って来れないんです!納得できないんで、だから今、止まっている状態です。河野議員はもう持って来れないんじゃないかなっていう話をされてます。」
公明党は予算が決まってから「コンテンツ産業推進PTを作った。緊急経済対策ってことで文化庁次長に話を聞いたが、「生煮えだったと」」
玉川氏「じゃあ、生煮えの予算で117億じゃあ決めてんですかって話。なんであとから見直すと。何のための国会ですかって話ですよね。」
「で、文化庁に改めて聞きました。もう一回」
芸術文化課「理解していただけなかったのは残念。早期の完成を目指し努力してまいりたい」
玉川氏「みんな理解してないですよ。ハッキリ言って!やるの!文化庁はやるの!」
それぞれ「えーーー。」「もう努力しないていい」・・・・
玉川氏「今日のポイントです。予算が決まったあとで異論続出ですよ。異論続出。じゃあ国会なにやってた!? 異論続出どころかもう四面楚歌ですから!!永田町は!もうどういうことですか!」
大谷氏「やっぱり河野さんがおっしゃったように執行停止をさせるべきですね」(そうですそうです)「これは政調会長の腕の見せ所ですよ。あれ止めましたと。これは選挙前にみんな注目しているわけですから。冗談じゃないよと。特に共産党、母子加算の問題とリンクして、これはねぇ23000円が無くなった方って大きいですよ。」玉川氏「本当に生きる死ぬの問題ですよね」
木場氏「アニメの製作者の方々本当に厳しい状況で働いてらっしゃるので人材育成のほうに回した方がよっぽどいいですよね。」
赤江アナ「私のしごと館の使い道すら決まってないじゃないですかっ!どうするんですかっ!」
山口氏「これは氷山の一角ですよ。全部同じパターンですから」
玉川氏「多分ハコモノ作るときは、みんな海外出張に行ってんじゃないかな~と僕は今回、思いました。」赤江アナ「あーーもうね、"大ーーいにちょっと待った" でしたねっ」
長嶋一茂「玉川さん、是非ね。野党の方に諦めないで、麻痺しないようにお願いしたいなと思いますね」玉川氏「ずっと見張らなくちゃいけないです。僕らはね」「見続けましょう!」
最後の方は、みんなしかめっ面で怒のコメントやヤジ。どうですか!?もうアホらしい・・
緊急補正で通っちゃったから、本予算に視察予算上げてたのはしょうがないと思うけどなぁ。わたし的には、海外視察もっと行けって感じ。
もう、この調査報告、ビックリです。ハコモノ=ムダという概念しかないから、取材が偏ってる。将来の世界へ向けてのソフトパワー戦略、見落としてますよ!
マンガやアニメを見くびりすぎー。≪カテゴリー国立メディア芸術総合センター ≫
「最後のポイントで国会は何をやってた!?」と言ったけど、
じゃあ、先日の党首討論での麻生総理の「ソフトパワー戦略」の話、アナタ達聞いてた!?と言いたい。«党首討論、マスコミが報じない部分 »
でも、世界中のクールジャパンの流れが分からない人たちには<理解できない・しようとしないのだとも思いました。
24日に古屋圭司議員が、ニコニコ動画でこの事に関して喋っているそうなので、動画の上がり待ちです。
どうしてこういう人の所に取材に行かないかなぁ・・古屋議員ブログ古屋圭司通信へ
ただ、今回の話で図らずも社民・辻元
氏が言ってたけど、「私のしごと館」の利用アリかも~とずっと思ってました。交通の利便性については分からないけど^^;だって規模がデカーーイんだもん♪ ちゃっちいのじゃダメなんです。日本のソフトパワーの発信基地だから。
なんだかんだ揉めて「私のしごと館」がゲットできたらラッキーかも(☆。☆)
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昨日の【日本海新聞】より
全面の特集。「日本の漫画大好き!」というタイトル、
(6歳で聖闘士星矢のとりこになり、スラムダンクの作者を師と仰ぐ、昨年日本外務省の国際漫画賞で優秀賞に選ばれた中国の漫画家のことと、中国での日本漫画の歴史、影響の現地取材共同通信の記事です)
≪毒≫
中国での日本漫画の歴史は、故手塚治虫の「鉄腕アトム」が、外国アニメとして初めて放映された80年代初めまでさかのぼる。
「鉄腕アトムが始まると、通りには人っ子一人いなくなりましたよ」手塚プロダクション関連会社「北京写楽」の幹部、華平(43)は振り返る。
「一休さん」「ドラえもん」「ドラゴンボール」「名探偵コナン」。中国で放映され、ヒットしたアニメは数え切れない。同時期に台湾や香港で翻訳された1冊数元(1元は約14円)の海賊版漫画本が大量に流出した。
どうしてこうも日本漫画が受けたのか。華は「幅広い年齢層が楽しめるストーリー性があるから」と分析する。
恋愛や性、暴力、権力への抵抗。共産党政権下では「規制対象となりかねない内容」が、日本の作品では自由に描かれる。「物語を面白くするのはちょっとした『毒』。潔癖な中国的英雄が活躍する作品なんて、誰も見たくないでしょ」
欠点だらけだが、人間的な魅力にあふれた日本漫画の主人公。華は「漫画ファンが日本好きとは限らないが、漫画が日本への関心を高めているのは確かだ」と話す。
90年代に江沢民国家主席(当時)が強化した愛国主義教育の下で育ち、2005年の反日デモの中心となった世代にも日本漫画ファンは驚くほど多い。「かつて日本の若者がジーンズ姿で反米運動をしたのと同じ」。王敏・法政大教授(比較文化論)は「ネットで情報収集する中国の若者の日本観は反日一辺倒でなく多元的だ」と分析する。
≪懸念≫
日本のサブカルチャーの席巻に危機感を抱いたのだろう。
中国政府は04年から既存のアニメ製作会社などを相次いで「国家動画産業基地」(約20カ所)に指定、納税優遇措置を設け、国産アニメの統制と保護・育成に乗り出した。製作は許可制とし、06年9月には夜のゴールデンタイムに外国アニメを放映することを禁じた。
中国のアニメ市場は5億人ともいわれる。華は「中国固有文化が失われること、将来性のある市場が日本に独占されることを懸念したのではないか」とみる。
「孫が見るのはウルトラマンばかり。もっと中国アニメを見るべきだ」。今年3月、湖北省のアニメ会社を視察した温家宝首相はこぼした。昨年製作した国産アニメは249作品。量は増えたが、ヒット作はほとんどないのが実情だ。((略))
≪コスプレ人気≫
中国で若者を中心にコスプレがブームだ。13億人の人口を抱える中国はコスプレ大会の規模もけた違い。中央・地方政府が主催する国内最大級の大会「China Joy」には昨年、約7200人が出場、観戦者はネットなども含めると約600万人に上った。
北京第二外国語大の漫画サークルの女性部長、王也(19)の趣味もコスプレ。「少年役が好み」で、1カ月800元(約1万1千円)の小遣いの半分近くを衣装代に費やす。部員らも「漫画やゲームのキャラクターになりきるのが快感」と話す。
中国でコスプレが広まり始めたのは、日本漫画の人気が高まっていた1990年代後半。ゲームやネット業者などの参入で次第に規模が拡大し、今では若者の「自己表現」の場であると同時に、一大市場に成長した。
中国のコスプレは漫画の登場人物に扮するだけでなく、チームを組んで20分程度の「劇」を上映するのが特徴だ。衣装や部隊係も含めると、1チームが300人近くになることもある。王も大会出場を目指し。部員有志らと脚本づくりやコスプレ劇の練習に励む。
改革、開放政策で豊かになったが、大学生の就職難が社会問題化するなど競争が激しくなり、閉塞感がただよう。華平は「(実生活で満たされない)ヒーロー願望が、中国の若者をコスプレに駆り立てているのかもしれない」と分析している。(写真)
数年前、「ムーブ」という番組の「チャイナ電視台」で、中国でウルトラマン(←奥特曼(オートマン))やデスノート・ワンピース・宮崎アニメなどなどの人気が凄すぎて、ゴールデンタイムの外国アニメ(ほぼ日本アニメ)を放映禁止にして、水墨画のような中国アニメを流したけど、全然人気なくて、
国に新しい部署を設けて、アニメ外交として、二兆円産業としての文化戦略を練ってるって言っていました。
で、今中国の漫画を学びに来る留学生が多いわけ。(韓国もだけど)日本が種撒いたソフトパワーだけど、ここ数年でぐっと伸びてきてますね。昨日の「千と千尋の神隠し」のエンドロールも韓国人名の多かったこと・・
だから日本も戦略が必要だと思います。マンガ喫茶・アニメの殿堂なんてしょぼいもんじゃなくて、
ドーンとやってほしいです。
で、「国立メディア芸術総合センター無用!」と言ったコメンテーター達の鼻をあかしちゃって!
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石坂啓さん、この人漫画家だそうですが、私は一度も読んだ事がありません。
私が知っているこの人、朝日系のワイドショーで反日・反政府・反麻生のねちっこーいコメントをする人って感じ。
関西ローカルの朝日テレビ【ムーブ】という番組でレギュラーだった頃から、滅茶苦茶偏った人だなぁと当時一番気持ち悪いコメンテーターでした。
今は、テレ朝【やじうまプラス】で、アノ北野誠氏の後釜で、徹底して反政府発言を繰り返しています。
以前にも紹介しましたが、、朝日ニュースターの【痛快!おんな組】で、こんな狂った発言!!
そして、「週間金曜日」のサイトでは、こんなこと言ってます。
今はもう「戦時」だと私は思っています。もはや前の大戦の「戦後」でも次の戦さの「戦前」でもない。この国は新しい戦争を始めつつあります。
反戦ビラを配った人が逮捕され、「君が代」を歌わなかった教師が処罰される。「従軍慰安婦」も「南京虐殺」もなかったこととされようとしている。
角を曲がりきったあとでその方向をもとに戻すことは相当に困難です。しかしこの上憲法から「平和」を捨てるわけにはいかない。連携しましょう。「金曜日」にはまだその場があります。
それにしても、すごいメンバーですね・・・(苦笑)で、私が何が言いたいのかというと、コレです。
民主党は26日、09年度補正予算案を検証する勉強会の初会合を開き、漫画やゲームソフトを収集、展示する「国立メディア芸術総合センター」について、意見陳述に招かれた漫画家の石坂啓氏が「漫画家の仲間で好意的な反応をした人はいない」と述べ、計画の撤回を求めた。石坂氏は、無駄な公共施設と批判された職業体験施設「私のしごと館」を引き合いに「同様のつまらない施設になるだろう」と指摘。
漫画家の仲間でと言われてますが、日本漫画化協会 やなせたかし理事長は、こんな風に言われてますが・・私は、「アンパンマン」が大好きです。
今朝のテレ朝やじプラでも、やくみつる氏が「(国営マンガ喫茶)潰しにかからないといけません」と言っていたので、この人は仲間かぁ~(笑)民主党が、この人(石坂啓)を招いた時点で、アレです。テレビ朝日と民主党と反日コンンテーター、強力なタッグですねっ。
ブログ内関連記事 「巨大国営まんが喫茶!?」
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今日の【スーパーモーニング】の新しく出来た「ちょっと待った総研」のコーナーで、切れキャラ?のレポーター・玉川徹が、
「激怒!725億円の使い道 補正予算を徹底検証!」をやっていました。
まずボードに貼り付けてある「国営マンガ喫茶」という紙をわざとらしく剥がしながら・・
玉川徹氏「これ、国営マンガ喫茶です。これ。当然こういう名前じゃありません。こういう名前です。(国立メディア芸術総合センター(仮)のパネル)
(見取り図を指さして)4階建てか5五階建てかわかんない。(すごい笑い声)施設整備費117億円!」一同「えーーーー」「建物だけで?」
玉川氏「何すんですか??」
目的は・マンガアニメなどの展示・「メディア芸術祭」受賞作の展示・情報発信の拠点
玉川氏「僕ね、話聞いたんですけど良く分かりません。・・だったら別にこんなね、こんないらないんじゃないかと思ったんですが、まだあるんです。これ文化庁・清水課長にが聞いてきました。そもそも誰が欲しいって言ったんですか。」
清水課長「マンガ・アニメなどの関係者や検討会の委員の声で」「ホントですかー」
玉川氏「最後の検討会はいつ」
清水課長「一年間位やってるらしいんですが、最後の第6回は4月21日補正閣議決定は4月27日」「えーーーー」「はぁーー」「えーー」「えっ」
玉川氏「・・はじめから結論ありきじゃないかと思わざるを得ない。で、お台場に造ると聞いたが」清水課長「お台場とは決まっていない。」(笑い声)
玉川氏「・・ってことは、中身も場所も決まっていないのに117億ですかと。どーも私は納得できないので、さらにこういうこと聞いてみました。
(清水課長との会話のビデオ)
玉川氏「美術館の価値は認めます。何故なら美術品は一点しかないから。だけどアニメや漫画は誰でも見られる。漫画喫茶に行けば見られる。それをわざわざお台場に造ってそこの中で見せる必要があるんですか?」
清水課長「非常に人気のある日本の漫画・アニメを日本の文化としてメディア芸術を発信していく。」
玉川氏「発信ってなんですか?具体的に何をやることなんですか?発信って!」
清水課長「日本の芸術祭の優秀作、入賞策など優れたものを分野をこえて展示していくし、また情報発信の拠点ということもございます。また調査研究もして、人材育成をしていくということもあるし、いま色々ある施設の連携の中心になる機能を持つと思っています。」「エー」「えーー」「良くわからなーい」(爆笑)「わからない」「えー」
ビデオここまで。その間中コメンテーター達の呆れ顔、驚きの顔を・失笑を映す。
大谷氏「総合って名前つけるときはなにやってるかわからない(笑)漫画とかアニメってものをね、育成して情報発信、そもそも漫画なんてものはね、風刺から始まってんですよ。こんなものがお上に育てられてね。どんなもんに育つのか」(爆笑の声)「そうですよ~」「おっしゃるとおりですよー」
玉川氏「ポイントですよ!中身も場所も決まってないけど、とりあえず117億円」「ひどーい」「酷い話だ」「そんなことに税金使うのー」
-次も「科学技術振興機構」箱モノへの大批判(民主・細野氏の主張ビデオ)にうなずきの皆様。「えーーー」と失笑を交えて このレポーターのヒステリックなレポート。ムダと予算批判の大合唱。
最後の「国立女性教育会館」もヒステリックもの。-(鬱陶しいので全部カット)
大谷氏「しかもそういうものをね、女性教育改革は別にして、造れば役人は天下りするわけですよ。要するに自分たちのくいぶち探してんでしょうが!えっ!」
長嶋一茂「相変わらず、大谷さんのおっしゃるように、お上のね、ずさんな体質ってのがここに露呈してて、我々国民の税金ですよ。使い道ってのが国民に納得いかないからね。いろいろ問題が起きるわけで、ここに出てこないのは木場さんもおっしゃったけど、教育・福祉・医療・環境、なーんで出てこないのかと。弱者が住みにくい国になっちゃいけないわけでね。どう考えても天下りに凄く手厚い保護が受けれちゃうような体質を、ずーっと先人から作ってきちゃってるなっていう、この国の悪い体質だと思う。」
赤江アナ「メディア総合センター、出来たら行きたいと思います??」(しかめっ面で)
玉川氏「いや、出来ちゃダメですよ!」「実はこだわってるんですコレに。漫画大好きだからこだわってるんです。だからもっと追求するつもりなんです。」
大谷氏「これは徹底的に追求しなかったら、ふざけるなって!なんでメディアなんて入れるんだよっ!言われるだけでもコッチは腹立ってくる!アンタたちもなんか関係してんじゃないのと言われたら、たまったもんじゃない!(激怒)」
山口一臣氏「最初の数字があって、数字を合わせる為に色んなものをいれ込んできたやつで、どれを見ても中身がはっきり決まってないって、エコポイントもそうですよね。お金をつける事が目的の補正予算だって事でね。」
玉川氏「そういう風に疑いたくなってくるんですよね」女性の声「でたらめだらけですねぇ。」
大谷氏「要するに国の土台を食いつぶすシロアリをね、また養殖したようなもんなんですよ(怒)」
山口氏「だから、霞ヶ関再チャレンジプロジェクトなんですよね。」(笑い声)
小木逸平 赤江珠緒
このレポーター、マンガ喫茶だと決めつけけて(ソレ、鳩山兄の質問に沿ってるだけ)取材してるのが間違ってる!
「箱モノを作り続ける政府と官僚はけしからん。税金のムダ使いばかり。」っていう見事な構図。そういう怒りに持っていく方が分かりやすいし、このテレビしか見てない人は、そう思うでしょうね。
国民の怒り、天下りを巧みに上手く絡めてるし。
でも、以前記事にしたのと比較して読んでみて下さい。テレ朝の世論誘導の仕方がよく分かります。ブログ内記事「巨大国営まんが喫茶!?」へ
【朝ズバッ!】の方は、両面的に取材してて、視聴者に考えさせようとしてるけど、このスパモニは、結論ありきの一方的な押し付け。それも取材力が乏しすぎで、
取材者の思い込みも激しいし、スタジオ中がすごい笑い声やヤジで盛り上がりすぎ。サクラ商法かっつーの!
なんでも批判すりゃ良いってもんじゃないですよ。テレ朝はもっとちゃんと取材しましょう。ムリっぽいけど・・
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