国債格下げ
テレビ朝日【サンデー・フロントライン】の、今週の『これはニュースだ』第1位の『日本の国債格下げ』をやっていたので、コメンテーターたちのコメントを記録しました(青字はナレーション)
毎日新聞論説委員と朝日新聞編集委員が引っかかるんだなぁ・・
女子アナ「・・・変わりまして、重要ニュース選定委員会の18人が選んだ『これはニュースだ』第1位は、コチラです。」
菅氏「そういう事に疎いんで・・」
最大の理由は、『民主党政権には債務問題に対する一貫した戦略が欠けている』
アメリカの格付け会社(スタンダード&プアーズ社)が、日本国債の格付けをワンランク下げた。
国と地方の借金が900兆円に迫る日本の財政。この格下げは、その信用度が低下している事を改めて突きつけた。だがこれを受け総理の口から出た言葉に・・
山口氏「『疎いので』と発言したことに、耳を疑いました。」
総理は『疎い』という言葉を『詳しく聞いていない』という意味だと釈明したが・・
夏野氏「これだけの債務を抱えた国のトップがこの発言、ありえない。」
財政通のこの人も必死に総理を庇う。
与謝野氏「菅総理は格付けの問題とか、格付け会社の話とか、実はお詳しい。」
日本国債の格下げは2002年以来、およそ9年ぶりだが、当時民主党幹事長だった菅総理は、小泉政権の対応に対して・・
菅氏「まぁ(小泉)総理は、事実上こういう問題に対してほとんど能天気ですから、、」
福本氏「菅さんの『疎い』発言は確かに残念だが、そんな言葉尻のことで空転してしまう政治が、まさにリスクだと警鐘を鳴らしたのが今回の格下げではないか。」
ランクはこれまでのAAからAA₋に、財政難のスペインよりも下だ。今回の格下げが深刻な財政危機に繋がるのだろうか?(他のランキングへのコメンテーターの指摘)
後藤氏「綸言安栖の如し。『言葉の軽さ』が命取りになった鳩山前総理に対し、『雑な言葉』で足元が崩れかねない菅総理。」
小宮氏「星さん、この一位の国債格下げなんですが、これは日本の経済にというよりは、政治にイエローカードを突きつけたという事ですね。」
星氏「そうですね。菅さんの発言もまぁオウンゴールというか、不用意ですけどねぇ。
えー、ただですねぇこれまぁ確かに政治家の発言、例えば宮沢さんがね、こういう格付け会社の事を『疎い』って言ったら、まぁ謙虚・謙遜してんのかなぁと思うんですけど、菅さんが言うと不安になりますよねぇ。
ただ、その恐らく国民からしても今の900兆の借金の内、恐らく800兆くらいは自民党政権の時出来てるっていうのはみんな知ってるわけですから、まっここはですねぇ、あげ足取りも結構ですけども、
やっぱり与野党がですね、この問題の本質の900超の借金をどうするっていうところを考えていく、まぁある意味では良いきっかけにすれば良いんじゃないですかねぇー。」
小宮氏「野党にも責任があるという風にこの格下げはある意味示していると?」
星氏「という風も出てくるでしょうね。先程の福本さんも言われたように、政治全体がですね、今まで為す術がなかったっていう事に対して、まっ一種の警告って言いますか、イエローカードですからねぇ、ええ。」以上
当たり前だけど、日本の借金は政治全体の問題であり国民にも責任がありますよね。日本全体の問題です。
民主党の二年連続の異常な予算を見ると財政健全化なんて程遠いし、星氏が言うようにこのイエローカードが良いきっかけになれば良い。とは思います。だから、野党はこんなバラマキ政治を止めさせる為に頑張ってほしい。
いつも日本の借金の話で思うのは、簿記的には「負債」があれば「資産」もあるわけで・・
自民党が800~900兆の借金だけを作ったように言うのは、なんか恣意的なものを感じます。
それにしても、総理の『疎い』発言を、マスコミが「言葉尻のことで」「あげ足取り」というなんて驚きですよねぇ。普段そればっかやってるクセに(呆)
「耳を疑う」「ありえない」と言うのが当ったり前の感覚だと思うんだけど、どうでしょう??
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