原発事故
TBS【朝ズバッ!】のお出かけ前の朝刊チェックで、
福島第一原発事故に関する民間の事故調の『官邸の初動が混乱の要因』という報告書の記事を取り上げていたんですが、みのもんたのコメントがヘラヘラしてて、あまりに無責任だったので記録しました。
女子アナ「原発事故は、官邸の初動が混乱の原因になっていたと指摘されました。
毎日新聞です。」(重要なので全文転載。アンダーライン部分のみ読み上げ)
東京電力福島第1原発事故を調査してきた民間の「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」(北沢宏一委員長)は27日、菅直人首相(事故発生当時)ら官邸の初動対応を「無用な混乱やストレスにより状況を悪化させるリスクを高めた。場当たり的で、泥縄的な危機管理」と指摘する報告書をまとめた。官邸の指示が事故の拡大防止にほとんど貢献しなかったと総括。緊急事態の際の政府トップによる現場への介入を戒めた。
民間事故調は、科学者や法曹関係者ら6人の有識者が委員を務め、昨年の9月から調査していた。東電側は聴取を拒否した。
報告書によると、原発のすべての電源が失われた際、官邸主導で手配された電源車が、コードをつなげず現地で役に立たなかった。枝野幸男官房長官(同)は「東電への不信はそれぐらいから始まっている」と、事故当日から東電への不信感が政府側に生まれていたと証言。報告書はこうした不信感が、官邸の現場への介入の一因になったと分析した。
原子炉格納容器の圧力を下げるため気体を外に出す「ベント」が遅れたことについては、東電が現地の住民避難の完了を待っていたことや電源喪失が原因だったと指摘。「官邸の決定や経済産業相の命令、首相の要請がベントの早期実現に役立ったと認められる点はなかった」とした。
1号機への海水注入では、12日午後6時ごろの会議で、注入による再臨界の可能性を菅氏が「強い調子」で問いただし、再検討を指示していた。海水注入は既に午後7時4分に始まっており、第1原発の吉田昌郎所長(同)は官邸と東電本店の中断指示を無視し注入を続けた。報告書は「官邸の中断要請に従っていれば、作業が遅延した可能性がある危険な状況だった」との見方を示した。同時に、吉田氏の行動についても「官邸及び東電本店の意向に明確に反する対応を現場が行ったことは、危機管理上の重大なリスクを含む問題」と批判した。
一方、菅氏が昨年3月15日に東電に「(福島第1原発からの)撤退なんてありえませんよ」と、第1原発にとどまるように強く求めたことについては、「結果的に東電に強い覚悟を迫った」と評価した。
また、菅氏の官邸での指揮に関し「強く自身の意見を主張する傾向」が班目(まだらめ)春樹原子力安全委員長や閣僚らの反論を「躊躇(ちゅうちょ)」させたとの認識も示した。さらに「トップリーダーの強い自己主張は、物事を決断し実行するための効果という正の面、関係者を萎縮させるなど心理的抑制効果という負の面があった」と言及した。【笈田直樹】
◇民間事故調報告書の骨子・首相官邸の現場介入によって、1号機のベント(排気)などで無用の混乱を招き、事故の悪化リスクを高めた可能性。介入の背景は、マニュアルの想定不備や官邸の認識不足▽東電や保安院への不信感▽被害拡大の危機感▽菅直人前首相の政治手腕など
・01年の米同時多発テロを教訓にした新たな規制内容を未反映
・菅前首相は昨年3月22日、原子力委員会の近藤駿介委員長に「最悪シナリオ」の想定を依頼
・地震当時、原発構内の作業員は「この原発は終わった。東電は終わりだ」と顔面蒼白(そうはく)
・緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の運用や結果の公表を巡り、文部科学省が原子力安全委員会に役割分担させるなど責任回避を念頭にした組織防衛的な兆候が散見
・航空機モニタリングで、文科省と防衛省の連携が不十分
【ことば】福島原発事故独立検証委員会
東京電力福島第1原発事故の原因などについて民間の立場で検証しようと、財団法人が設立した組織。通称・民間事故調。委員は元検事総長の但木敬一弁護士ら民間人6人。研究者や弁護士ら約30人から成るワーキンググループがあり、菅直人前首相ら政治家や官僚ら300人余りから意見を聴取した。原発事故をめぐっては政府、国会、日本原子力学会なども独自に調査している。法律に基づいて設置された国会の事故調は、証人喚問といった強い権限がある。
下の読売新聞の記事を見てみますと、そのエピソードの一つとして、
報告書によると、同原発が津波で電源を喪失したとの連絡を受けた官邸は昨年3月11日夜、まず電源車四十数台を手配したが、菅前首相は到着状況などを自ら管理し、秘書官が「警察にやらせますから」と述べても、取り合わなかった。
バッテリーが必要と判明した際も、自ら携帯電話で担当者に連絡し、「必要なバッテリーの大きさは? 縦横何メートル?」と問うた。その場に同席した1人はヒアリングで「首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとゾッとした」と証言したという。
翌12日朝、菅氏は周囲の反対に耳を貸さず、同原発の視察を強行。この際、同原発の吉田昌郎前所長(57)が東電本店とのテレビ会議で、「私が総理の対応をしてどうなるんですか」と難色を示す場面を目撃した原子力安全・保安院職員もいたという。
しかし、一方で報告書、東電による原発からの撤退申し出を拒否した事などについては菅前総理の行動力また決断力について評価もしているという事です。」
みの氏「だって菅さん、浜岡の原発、止めたじゃない。フフフ」
女子アナ「これは福島第一原発のね、対応についてなんです、、」
杉尾秀哉氏「うん、だから両面があって、その菅さんが東京電力に対して『撤退はあり得ない』と強く迫った事が、まっ東電に、それだけその、まっ強い、その、えーー、何て言うんですか、あの東電側も『こりゃ、引けないんだ』という、、
で、最悪の事態はそれで防いだと言う人もいますけれども、逆に細かい事ばっかり、、それで怒鳴り散らして、ある人に言わせると、パニック症候群みたいな、本当にパニック状態になってて、ヒドイ状況で、やっぱり、それがそのやっぱり指揮官として、ちゃんとしたその正しいその判断と決断が出来たのかって、こういう事をいう人も結構多いんですよね。」
みの氏「うーん、ねぇー、しかし、阪神・淡路であれだけのこの経験をした我々なんですけれども、生かされなかったんですかねぇ?」
内野氏「だから、つくづく民主党政権になって、その鳩山時代の普天間の問題と菅政権時代のその震災の、まっ対応っていうのは、まっそのツケを全て国民がこう負ってるっていうのは、こうまぁ、
それでまっ、国民が選んだ政権という事もありますけども、なかなか時代として不幸な時代になってしまったなと。やっぱりリーダーを育てないといけないですね。」
三屋氏「ホントになんか、こういうの、、これ(新聞紙)今読んでも、結構やっぱり、ゾッとしますよねぇ。だからホンッットにこれからどうなるのかと思うと、暗澹たる気分にはなってしまうような記事ですよね、これね。」
みの氏「うーん、ね、日本という国の、この国土を考えると、いつ地震が来てもおかしくない。そういう危機管理体制ってのはやっぱり取れてなきゃねー。
マニュアル出来てるんですかねぇ? ちゃんとしたぁ~。それも心配になってくる、うん。」 以上
菅さんは指揮官なのに、危機管理の体制をことごとく邪魔してた感じがします。
今の副大臣、菅さんの事をこう言っていましたねぇ・・・
岡田氏「菅氏は必ず再評価される」 2011.10.13 18:41 産経新聞民主党の岡田克也前幹事長は13日、都内で講演し、幹事長として約1年間支えた菅直人前首相について「菅氏が再評価される時代が必ず来るだろうと考えている」と持ち上げた。
岡田氏は東日本大震災や原発事故に対応した菅氏について「精神的な安定を保つことすら難しい中、非常に良くやられたと心底思っている。私が首相であれば、あそこまでできたかなと思う」と最大限の賛辞を贈った。
民主党の人って、菅前総理以下の能力って事かしら?!
で、「ちゃんとしたマニュアルは出来ているのか」と心配している様子のみのもんたですが、国会で「マニュアルどおり原発事故対応していない」と、菅総理に国会で追及した自民党・脇議員を、みの・杉尾・三屋氏は、 (2011年4月19日)批判しいたのに、すっかり忘れちゃったんでしょうか~]↓
《自民・脇議員の質疑を徹底批判するみのもんた・TBS杉尾氏 【朝ズバッ!】》
TBS【朝ズバッ!】の8時またぎで、昨日の「東日本大震災」参議院・集中審議のことを取り上げていたので記録しました(青字はナレーション)(ただし、国会の部分のVTRとコメンテーターの発言の部分を抜き出し)
菅総理の「一定の評価を頂いている」発言と、コメンテーター達の自民・脇議員の質問への批判にドン引きー。・・
マニュアルに関しては・・・↓
《桜井充財務副大臣の菅総理批判と、原子力総合防災訓練 【ANNニュース】》
その桜井充議員のHP、必見です!
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原発事故直後の日本側の対応は、「アメリカNRCの報告書」でも・・・↓
《原発事故その時何が…米NRC議事録で分かった事 【サンデーモーニング】 》
・・その後、一旦は支援を断った日本から燃料プールを冷やす為の助言を求められると・・
「日本側の誰かが『砂を入れてはどうか』と発言したが、・・
作成中の日本側の議事録・・・菅総理のパニックぶりしか書けないかもね。
あと、SPEEDIの対応一つで罪になるそうですよ。
《「国民を見殺しにしたら殺人未遂になり得る」by若狭弁護士 【朝ズバッ!】》
若狭氏「これはかなり極論の話になるんですが、
本当にこの致死量に至るような被曝の可能性がある程度高まっているにも関わらず、そのそこにいる人に避難指示をしなかったということは、これは殺人未遂になり得るんですよね。
危険が分かってて死ぬかも知れないって事も分かってて、『逃げろ』と言わずにその場に居留ませたという事は、殺人未遂っていうのも理屈の上ではなり得るんですよね。」
こうした、いくつかの事故調の報告を元に、最終的には一番権限のある国会の事故調で、菅直人・枝野幸男氏・東電側の証人喚問を絶対にしてほしいです。
この事故対応を教訓にして完璧なマニュアルが出来たとしても、それをこなすのはやっぱり人間力しかない。とにかく、危機管理能力のない政党を選ぶのは、今後絶対にやめましょうよ。
その選択のツケは、共同責任として国民全体がかぶる事になるんだから・・
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TBS【サンデーモーニング】で、
「原発事故その時何が…米(NRC)の議事録でわかったこと」 というのをやっていたので、その部分だけ記録しました(青字はナレーション)(アメリカ側の議事録の内容はピンク字)
「菅さんは良くやった」なんて言ってる人、まだいるんだけど(桜美林大学教授・早野透とか、愛川欽也とか・・)、そういう人はこれをどう考えるんでしょう??
関口氏「さて、次は原発ですが、また何か、お粗末でしたって話になるのかな?」
女子アナ「ちょっとそんな雰囲気がありますね。
アメリカの原子力規制委員会が福島原発事故発生時に交わされた会議の議事録を公開しました。そこから見えたのは日本とアメリカの事故への対応力の差でした。」
(VTR)
・・一方、原発事故の政府の対応をめぐって新たな事実が明らかになりました。
今月21日、アメリカの原子力規制委員会が公開した議事録。
3000ページを越える資料と会議を録音した音声データには福島第一原発の事故直後の緊迫したやり取りが記されていました。
「あの原発は最悪の状態にあると思われます。少なくともレベル3です。事態がその異常かどうかを判断するには情報が少なすぎる」
情報が入ってこないことに強い苛立ちをつのらせるアメリカ。その頃、日本では・・
枝野氏「現時点では、なんか被害が出るような状況にあるわけではない。という事です。」
また、議事録にはこんなやり取りも記されていました。
「日本の規制当局に直接支援を申し出たがアメリカの支援は必要ないと断られた。」
更に・・
「最悪のシナリオ メルトダウンだ」
福島の原発事故が起きた後、アメリカでは早い段階で最悪のシナリオを想定していました。
「この時点における最悪のシナリオは・・・・、3つの原子炉のメルトダウンだ。(溶融した燃料棒が)格納容器に達し、何らかの形で放出されることになる。使用済み燃料棒プールの状況も悪い。ここから火災発生の可能性もある」
その後、一旦は支援を断った日本から燃料プールを冷やす為の助言を求められると・・
「日本側の誰かが『砂を入れてはどうか』と発言したが、私の答えは極めて明確、 『水!水!水!』 」
日本側の事故対応の甘さを指摘したのです。一方、避難指示でも日米の対応は異なりました。
枝野氏「20kmから30kmの区域では、万が一にも健康に影響を及ぼすことが無い様、屋内退避を指示している、、」
しかし、アメリカは・・
「もしこの事故が米国で起きれば50マイル(80km)の避難勧告を出します。」
アメリカでは詳細な議事録が存在する一方、日本では重要な会議での議事録が残されていませんでした。改めて問われる原発の安全管理と危機対応。そんな中、枝野経済産業大臣は・・
枝野氏「安全性とそれから、あー、周辺住民の皆さんの一定の理解が得られるならば(原発を)稼動する必要があるだろうと思います。」
再稼動の必要性に言及した枝野大臣。日本は原発事故の教訓を生かすことが出来るのでしょうか。
(VTR終了 スタジオへ ここからは、流れはそのまま要約)
関口氏「あんまり個人的な話をボクはしたくないが、アノ枝野さんって方、ボクおかしいと思う。ねぇ、再稼動にもっていこうという発言でしょ?!アレ。 だけど原発事故が起きた時、彼のコメントはほとんどはウソだったわけでしょ?! 判ってなかったんでしょうけど。」
岸井氏「そういう意味で枝野氏の責任は物凄い重いって事ですね。」
関口氏「一旦は反原発と思ったら、またこういう事を仰る。」
岸井氏「今の政権としても非常に重要なのは、とにかく議事録が残ってないって、、あのアメリカとの違いの凄さ、これ論外だが、
でも、少なくとも再稼動を言うなら、事故調の原因究明と検証がきちっと出来て、しかも政府として安全の基準・具体的対策が示されなきゃ、自治体も判断しようがないので、再稼動というわけに行かないだろう。」
関口氏「議事録のなかった問題も、今のVTR見ると、本当はあるけど、色んな事言い合ってて、みっともないから(出せない)っていうんじゃないんですか。」
岸井氏「アメリカが支援を申し入れたら、日本の規制当局から断られたって・・あれはどこなんですかね? そういう『断った事実はない』って事になっちゃってる(している)けど、これはやっぱりおかしい。そういう議事録は日本に残ってないが、どういう判断で断ったか。
あと『砂』というのも、何を考えていたのか?」
大宅氏「その後の『水』でも、消防車届かないの分かっててピュッとやったり、フワと~とヘリからやったり、それから漏れてるからってオムツ埋めたりや新聞紙丸めたりとか、アタシ、ほんっとにこれは日本なのかしらって思いましたもん。
だから、原発を再稼動する時は、世界を納得させなきゃいけない。」
浅井氏「当時アメリカの報道では、非常ーに深刻に危機管理の第一歩は最悪の事態を想定する事というのに沿っている。それを見ていくつかの日本のメディアは『アメリカの報道は過激すぎる』と。しかし、今考えればそれは正しかったんじゃないかと思う。
日本の方が甘いんですよ。最悪の事態を想定しないのは、分かってて想定しないのか、分からないからとりあえず大丈夫ですよみたいな事を言っておこうというのか? 恐らく分かってなかったんだと思う。情報がなかったので非常に深刻だったが、(ストレステストは攻撃を受けた時の視点が全く入ってないという説明)」
田中氏「ボクは昔、自民党にいたが、自民党政権では政策とか予算とか言う前に、まず政権というのは危機管理なんですよ。そこから出発する。
で、政権交代して民主党政権になってそういう心配をした。危機管理のことを考えてないんじゃないかという不安感があった。それがこんなに大規模な危機がすぐさま来るのは考えられなかったが、それに対する姿勢が足りなかったと言われても仕方がない。」
(中略)
岸井氏「メディアの反省のひとつは、やはり安全神話に、、専門家にみーんな取材はした。その時に『危ない・最悪の事態』という情報は得られなかった。」
浅井氏「アメリカの議事録も日本のメディアに対するひとつの批判と受け取ってもいいと思う。」
幸田氏「アメリカ社会は『人は間違うもの。危険は起きるもの』が前提。日本は『そんなはずはない』という、、だから危機管理の、根本の前提が違うと思う。」以上
アメリカの議事録は、アメリカの規制当局が福島第一原発事故を受けてどのような初動対応したか示す貴重な資料です。 事故直後の日本側の情報の錯綜ぶりもうかがえます。
でも、日本にいる担当者と当時の北澤防衛大臣ら防衛省幹部とのやり取りを記した部分など一部が黒く塗りつぶされ公開されおらず、非公開の理由を委員会側は、「外国からもたらされた情報で機密に当たる」と説明しているそうです。
詳しくはNHKの特集記事で。
●生々しい電話のやりとりも ●原発事故を独自に分析したアメリカ ●日米で食い違う判断 ●事故対応に見える日米危機意識の違い ●議事録を残すアメリカ、残さない日本 など
政府の事故調の最終発表は7月末に出るそうですが、"政府の"ってところが引っかかりますよねぇ。
民間、東電の調査委員会もあるそうですが、期待できるのは国会の事故調かな。
でも最終的には、次の政権交代でしか真相は明らかにならないかもね[E:think]
ちょっと当時を思い出して、「放水」と「アメリカの支援」「議事録」などについての記事をいくつかピックアップ
《警察より"放水のプロ"消防・特殊車両が何故後回しになったのか 【Nスタ】》
《ロングアーム車(キリン)提供を拒否していた政府・東電 【やじうまテレビ】》
《原発事故の発生直後、政府がアメリカの支援断る 【やじうまテレビ】》
《原発事故レベル7 「3/15に何があったのか」・・時系列検証 【新報道2001】》
《「最低の危機管理だ」「菅首相の問題点」by原発事故調 【朝ズバッ!】》
《東日本大震災関連の"議事録なし"のワケは・・・ 【朝ズバッ!】》
しっかりこのような事を検証したら・・最悪はこういう可能性もある。かも?
《「国民を見殺しにしたら殺人未遂になり得る」by若狭弁護士 【朝ズバッ!】》
若狭氏「これはかなり極論の話になるんですが、
本当にこの致死量に至るような被曝の可能性がある程度高まっているにも関わらず、そのそこにいる人に避難指示をしなかったということは、これは殺人未遂になり得るんですよね。
危険が分かってて死ぬかも知れないって事も分かってて、『逃げろ』と言わずにその場に居留ませたという事は、殺人未遂っていうのも理屈の上ではなり得るんですよね。」
菅直人と枝野幸男の事情聴取って、まだかなぁ~
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TBS【朝ズバッ!】のお出かけ前の朝刊チェックのコーナーで、
初めてマトモな菅総理の評価したコメンテーターが登場していたので記録しました。
みのさんは目がテン、女子アナのフォローも既に利かない様子でしたわ~
みの氏「これは東京新聞ですか?」女子アナ「はい、昨日の東京新聞の記事です。
ストレステスト 再稼働の前提でない 班目委員長 首相の考えに疑問符
原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が本紙の単独インタビューに応じ、菅内閣が全原発を対象に新たな安全対策として実施するストレステスト(耐性評価)について「停止中の原発の再稼働の条件だとは思っていない」と明言した。また、福島第一原発で重大事故を招いた要因として、安全委の審査体制にも不十分な点があったことを認めた上で「人災だった」と陳謝した。
政府は十一日にストレステストの基準や手順などを正式発表する。
班目委員長は「安全委は経済産業省原子力安全・保安院に対して総合的評価が必要だとずっと言ってきた」とテスト導入に賛成する立場を表明。
ただ、菅直人首相がテスト実施を停止中の原発の再稼働の条件にする考えを示している点について「ヨーロッパでは一年がかりで運転しながら実施しており、再稼働の条件にするのはおかしい」と疑問を投げかけた。(続き) ということです。」
みの氏「このへんの意見の違いってさぁ、こうやって出ちゃうわけでしょ、報道、、余計不信感持っちゃうよねぇ。」
柿崎氏「前も班目さんが言った言わないの問題って出ましたけども、問題は中身、言ってる内容が正しいかどうかってのは置いといて、こういう違いがあるんだったら、政府内でですねぇ、話した上で外に発信してほしい。
これ多分またやってませんから、そうなるとみのさんが言ったように、ボクら一体何を信じればいいかっていう話になりますねのでぇ(ねぇーー:みの)」
島田氏「これ、ちょっと落ちいて考えるとこういう事なんですよ、あのー、再稼動の条件として安全確認で行きましょうねって言ったのは5つの条件なんですね。(ふんふんふん:みの)
中央制御室が作業できるか、通信手段が確保できるか、防護服があるか、で、水素爆発防ぐ為に屋根に穴をあける用意があるか、でそういうものをずーっと聞いてですね、OKという事になったんで、あの通産大臣がやりましょうって声かけたんですね。
で、恐らく、菅さん、誰かにねぇ『いや、ストレステストてのをやってんだよ、ヨーロッパで、やった方がいいよ』と言われて、それで彼は勘違いしてね、これをその再稼動の条件にしちゃった。
ところがこれはねぇ、どれくらいプレッシャーかけたらどういう風になるのかっていう科学的なテストですから、ストレステストってのは。安全の条件ってのじゃないんです。
そういう事はメディアは伝えなきゃいけない。だからあのキッチリねぇ3分とか5分とかって毎回毎回伝える必要がある。
もう政府はねぇ、菅さんみたいに誰かがちょっと聞いたら、『はい』って言っちゃう人だから、ほとんど普通の人以下の能力ですから、アノ人は。(えっ?!:女子アナ) だから、、いやもうハッキリ言っておくよ、国民に。普通の人以下の能力です。ただ、本気です。自分がいなきゃ国がダメだってぐらい信じきっちゃってるから、余計危険なんですよ。
だからこれは困った人をねぇ、我々、選んでるんで、しょうがないからメディアがねぇ、普通の知識を国民に言うべきなんです。そういうことを。」
女子アナ「大変厳しい言葉がありましたが・・」(遠慮がちに)
島田氏「でも、班目さんの言ってるのは正しいですよ。1年もかかったって、2年かかったっていいです。こういう風な加重かけたらどうなるかっていうシュミレーションテストやるだけの話で、安全条件じゃないんです。ストレステストってのは。菅さんが生噛りでやってるってだけです。」
この島田氏は初登場なので、どういう人かさっぱり分かりませんが、朝ズバッ!的にKYのコメンテーターを座らせたのはイタタタでしょうね(゚ー゚)。
特に「だからこれは困った人をねぇ、我々、選んでるんで、しょうがないからメディアがねぇ、普通の知識を国民に言うべき」の部分分は特に、みのもんたさんには耳の痛い話です。なんせ、みのもんたは「自民党が菅総理の足を引っ張ってる」という主張なので(苦笑)
この島田氏、私にはまるで「王様の耳はロバの耳」って本当のことを言っちゃった無邪気な少年のように思えて傑作でしたわ~
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テレビ朝日【お昼のANNニュース】で、再臨界発言を擦り付けられた斑目氏の細野氏に対するコメントと、注水中断で食い違う政府内の発言のニュースをやっていたので記録しました。
ウソで固めた政権、もうボロボロですねぇ。
アナ「誰が中断を指示したんでしょうか。
福島第一原発1号機への海水注入が中断した問題で、政府内が混乱しています。事故の翌日の事です。注入が55分間中断された事について、細野総理補佐官が一昨日、原子力安全委員会の班目委員長から「再臨界の危険性がある」という意見が出たことが背景にあるという認識を示しました。しかし、これに対してその班目委員長が昨日、実際には「再臨界の可能性はゼロではない」と発言したと抗議しまして、発言の内容は一日で訂正されました。」
班目氏「再臨界の可能性はゼロではありませんと申し上げた。これが本当のところなんです。かなりムッとしました。」「細野補佐官もですねぇ(笑)、『再臨界の可能性』っていう言葉と『再臨界の危険性』ってことでどれだけ違うかってのは、どうもあんまりよくお分かりになってなかったみたいですねぇ。」
「(海水注入の中断は)けしからん話ですねぇ。誰がそうしたのかは絶対、原因究明するべきだと思います。」
班目委員長は昨日、菅総理大臣から『再臨界の可能性はあるか』と聞かれたので、可能性はゼロではないと言った。可能性と危険性というのは全然違う」と反論しました。
そして、政府と東京電力の統合対策室長である細野総理補佐官に会って訂正を求め、これが受け入れられました。しかし、誰の指示で海水注水が中断されたのかはっきりしていません。
東京電力は、中断した理由について「官邸から再臨界の危険性があるという意見があって政府の判断を待つ必要があるため、いったん停止した」と説明しています。原子力安全・保安院は、海水の注入を中断した影響を調べる考えを示しています。
続けて、今朝の国会のやり取りと、海江田発言との齟齬のニュース
この注水中断問題は今日の国会でも取り上げられ、菅総理大臣は、「そもそも注水自体の報告がなかった」と強調しました。しかし、注水が中断した際、菅総理が「本格的な注水」を指示していたことを海江田大臣が明らかにしていました。中継です。」
政治部記者「菅総理は、自民党の谷垣総裁に政府の説明は「捏造をしている」と追及され、強く反論しました。菅氏「19時4分から、あー、20何分かのえっとおー、25分の間の海水注入については、当時ですよ、私なり官房長官、副長官のところには報告は上がっておりませんでしたので、当然ながら報告の上がっていないものをですねぇ、えー、止めろとか、あー、止めるなとか言うはずもありません。」
注水を中断した際に菅総理が本格的な注水をやれと指示したことを明らかにしていました。
海江田氏「19時4分にこれは私どもの資料でございますが、いったんですねぇ、東京電力が福島第一原子力発電所の1号機の海水注入試験です。20分間ぐらい(海水注入)試験をやりましたけど、停止をしました。再度、重ねて総理からの本格的な(海水の)注水をやれと、、」
菅総理の答弁の整合性は、今後も厳しく追及されることになります。自民党は、来月1日にも内閣不信任案を提出することを検討しています。 以上
食い違いだらけですねぇ(呆)一番知りたいのは、せっかく注入していたものを止めたのは誰?!という事なんだけど、東電側が勝手に忖度したとか、東電側の連絡ミスとか・・そういう事になりそう。
で、海江田氏の国会答弁は、細野氏と同じく「記憶違い」になりそうな予感・・
でも、この時点でもうますます信頼出来ない政権ということは詳らかになったから、どーぞ、ウソをウソで塗り固めればいい。
で、最終的に班目氏が言うとおり誰がそうしたのかは絶対、原因究明するべき!
内閣不信任案で造反する口実になるもんね。
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前記事《海水注入中断のナゾ 細野氏の生反論 前半 【新報道2001】》の続き、細野総理補佐官の反論です
(VTR終了後 スタジオ)
アナ「さぁ、政府関係者らが明らかにしたとされる菅総理の海水注入中断のこの指示なんですが、昨日、細野さんをはじめとする政府は『菅総理の指示はなかったんだ』と、このように反論しました。」
女子アナ「はい、まずコチラをご覧ください。(フリップ)
えー、こちらはですねぇ、政府と東電の対策室から昨日出されたものなんですが、(斑目)原子力安全委員長から、『再臨界の危険性がある』との意見が出されたという記述があるんですね。
これに対し、名指しされました、斑目原子力安全委員長は一部メディアの取材に対して、『再臨界の危険性があるなどと私は言っていない。侮辱と思っている』と猛反論したわけですが、なんかこれ事実がですねぇ、、何が正しいのか分からないものなんですが、どうなんですか?」
細野氏「まぁ、いよいよこういう検証の、、えー、時期に入ってきたなぁと。もうここは覚悟を決めなければなりませんので、あの私も含めてですねぇ、色んな判断に関わりましたので、えー、その全ての責任はあのー、関わった人間全て、私のような政治家は特に問わなければならないと思います。
ただ、あの是非皆さんにお願いしたいのは、あのー、事実に基づいて出来るだけしっかりと、えー、まぁ行動していただきたい。それを出来るだけ私共は正確に話す努力をしていますので、その事を御願いしたいと思うんです。
で、少し説明をさせて頂きたいんですが、えー、6時頃からですねぇ、この海水注入の是非について話す会議が始まったんですね。
それで、えー、その時にはですねぇ、これがひとつのポイントなんですけども、東京電力の役員の方も担当者で常駐をしていて、意思疎通をしていたんですけれども、これから1時間半位はえー、水素爆発の後ですから、水素爆発で現場が大混乱していた後ですので、それから1時間半位、すなわち7時半頃までは、ちょっと水が入れらるような状況ではありませんという事だったんです。それは、我々もですねぇ、そうだろうと思ったわけですわ。あれだけの水素爆発があって、その状況の把握そのものにも物凄く我々苦労していましたので、そうだと考えていたわけです。
で、1時間半、水が入らないのであれば、その時にその中で、えー、安全な水の入れ方は何なのか、どういう準備が必要なのかという事についてはしっかり確認をすべきだろうという、そういう、えー、話になったわけですね。
で、その中で例えばホウ酸を入れたほうが良いんじゃないかとか、真水ら海水に替わるわけだからそれによって何か影響はないのかとかそういった事についてしっかり検討をするようにという総理の指示が出たわけです。
そしてそれを受けて19時40分にもう一度集まってホウ酸を入れれば良いだろうということで、そっから作業を進めたということなんです。
で、その間私共は、あのー、水が入らないという事を前提に官邸で打ち合わせをしていました。色々協議をしてましたので、えー、この19時4分から19時7時25分までの試験注入、、東京電力が現地でやっていた事自体はですね、全く情報として入ってなかったんです。
で、[E:danger]これをですねぇ、東京電力が勝手にやったので非難をするべきかというと、私はそれはねぇ、さすがに酷だと思うんですよ。現場は大変な状況でなんとか冷やしたいと思っていたんでしょうから、えー、真水から海水へ切り替えようと思ったんでしょう。
で、情報は官邸へは届いていなかったけれども、現場の判断でやろうとした事は非難は出来ないんですね。と思うんですが、えー、その事実を官邸は知らなくて、えー、慎重にどうやって海水を入れるかという、、そういうことについて考えていたんだという事を是非皆さんにこれは分かっていただきたいと思います。」
(アナの「菅総理が再臨界の可能性はないのかと発言したのは事実か?という質問に・・)
細野氏「総理が再臨界を心配されていたのは事実です。(発言もありましたか?) ええ、その事について総理自身が心配をされていたのは事実ですね。(それは斑目氏からの意見?)
ええ、私はそう記憶をしているんですが、あのー、報道によると斑目委員長がそこは違うという風に仰っているようですから。(あり得ないし言ってないと反論したが)ええ、私はそう記憶をしていますが、そこはあのしっかりあの確認をする必要があると思います。」
平井氏「再臨界の危険性があると言ったのは総理ですよね? あるんじゃないかと聞いたのは。」
細野氏「まぁ、総理がそういう懸念を持っておられた。(それに対して斑目さんもそう言った?そこが多分ポイントで斑目氏は総理を否定しなかっただけなのでは?:平井)
そこは私の記憶はあるんですけども、正確にしっかり把握をした方がいいと思いますので、はいっ。(その記憶とはどういう?:アナ) ええですから、あのー斑目委員長自身があのー、そういう事を仰ったという記憶はあるんですけども、そこはしっかり確認をする必要があると思います。」
平井氏「彼は強く言ってないはずですよ、だって専門家が口をそろえて『再臨界の危険性はない』って言っているわけだから。斑目さんが言うはずないじゃないですか。」 細野氏「うん、そこは確認させてください。」
(コメンテーターたちの話, 細野氏の言い訳タイム ダラダラすぎて 略)
(今回の海水注入の件で色んな情報が出てきている背景は何かというアナの問いに・・)
平井氏「多分・・菅さんが素朴にですね、『再臨界の危険性はないのか』と聞いたがためにその検討が始まり、検討したがためにですね、東電がそれを慮って止めたんだと思うんですね。それは菅さんのせいかも知れないけれども、今、信頼性という問題出てますけれども細野さん、あのー、信頼を回復ってなかなか難しいんだと思うんです。
で、やはりこの、経緯をですね、どうこう言ってもしょうがないんでですね、先週も言いましたけども、結局この大事故起こしてしまった結果責任ってのは菅総理にあるんでですね、いっそ総理が『私は福島が落ち着いたら辞めます』と言ってくれればですね、言ってその間まぁ半年なのか何ヶ月なのか分かんないけれども、その間頑張りますって言えば、国民は信頼するんじゃないかと思うんですけどね、このへん、、」
細野氏「うん(ニタッ)ええ、、おー永田町でもですね、更にその外側ではもういろなんな意見が出ているのはよくあの分かってますので、あの平井さんのようなご意見があるのは分かります。
ただ、私は今自分の仕事は政局に関わる事ではなくて、この原発の問題を出来るだけ前進をさせることだと思っておりますので、それに専念したいと思っております。」(以下 略)
この番組を見た人、細野氏はさすが?口が上手なぁと感心しませんでした?!^^;
で、自分の生残る術もちゃんと心得てるコメントとドヤ顔そのへんは抜かりがないというか強かだと思いました。
だけど、細野氏が記憶アリだと何度も主張する斑目氏の(言ったとされる)発言は、墓穴を掘ったと思いますねぇ。近々、言い訳しながら謝罪したというニュースが流れると思いますワ。
本当に東電が何の通達もせず、政府は何も関知してなかったと思います??「再臨界で検討してた」っていうのも信じられん。
やっぱりどう聞いても、あの切羽詰った状況で55分間も注水中断した理由にならないと思う。
菅が怒鳴り散らして、東電がビビッて忖度したのならわかるけど・・
まっ、マスコミは関係者っの証言を取って、徹底的に検証してくださいな。
なんにせよ、こうなったら政府も東電も信頼できないんですけどね^^;
あっ、そうそう、細野さん、青山繁晴さんへの謝罪は済んだのかな~??「(青山さんの福島第一原発取材は)東電側も断れなかったんでしょう」って、根拠もなく会見で言い放ったアレね
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フジテレビ【新報道2001】で、細野豪志総理補佐官をゲストに迎え、1号機の海水注入
中断55分のナゾ、徹底解明をしていたので記録しました(青字はナレーション)(長いのでVTR部分を前半、細野氏の反論を後半にまとめました。)
JNNの報道が間違っているのか、政府か東電がウソついているのか?!斑目氏の発言とされている部分が新しいポイント。
アナ「さぁ、福島第一原発への海水注入を中断した問題で、今、菅政権が揺れております。」
「再臨界の危険性があるのでもう一度検討し直せ」
地震直後の3/12日、原子炉を冷却するため行われていた海水の注入を一時、菅総理が停止させたと報じられた。問題となっているのは水素爆発を起こした1号機。海水の試験注入は午後7時4分に始まり7時25分に止められた。これにより冷却が遅れた可能性がある。この停止は菅総理の指示だったと言うのか。しかし昨日、統合本部の会見で細野総理補佐官は真っ向から否定。
細野氏「総理も海江田大臣も水を止めるということについては指示をしておりません。」海水の試験注入自体が東電の独自の判断で行われたもので、政府は関知していないと言うのだ。
細野氏「えー、私が事実を知ったのは、もうはるか何ヶ月も経ってからです。ついこの間ですね、もうですから、10日くらい前だったかも知れません。それで大変に驚いたんです。」
政府の正式な書類には、19時55分 菅総理が海水の注入を指示したと書かれている。
しかし、直前の試験注入と停止、あくまで官邸に知らされていなかったと言うのだ。
細野氏「海水注入の事実そのものをですねぇ、官邸としては把握を、、全く把握をしておりませんでした。」
この日、海水の注入に関して、総理や原子力安全委員会などと協議を行っていた。
統合対策室の資料によると、原子力安全委員長の斑目氏から「再臨界の危険性がある」との意見が出されたという。この発言を聞いた東電は、試験を中止、しかし、海水の注入による再臨界は専門家が口をそろえて「起こりえない」というもの。
「私共と致しましては、まだこの時点では再臨界の危険性はないという風に判断しておりまして、、」
再臨界はないと判断していた東電が誰の指示もないまま、試験を止めたのか。3月下旬、武藤副社長は、海水注入をめぐる判断についてこう話していた。
Q.爆発前に判断したのか?爆発後に判断したのか?
武藤氏「手元に記録がございません。(手元に資料がなくても記録で分からないのか?)
申し訳ございません。今、手元にございませんので、確認をさせて頂きたいと思います。」
Q.昨日も伺ったが、1号機の爆発の時の記憶は蘇ったか?
武藤氏「前後関係につきましてはよく確認する必要があると思っております。」
海水の注入をいつ判断したのか東電は頑なに回答を避けていたのだ。事故対応に追われる政府と東電。その透明性が求められている。(VTR終了 スタジオへ)
そもそもJNNが独自報道としてこれを報道したのが発端だと思います。
私が考えるには・・多分、菅総理が『再臨界がー』と喚いて、現場が推し測ったような気もするし、連絡ミスのような気もする。で、ハッキリしたのは、統合対策室の資料がいかにいい加減かってこと。だって、細野氏の記憶のみで、斑目氏が喋った事にしてしまってるもん(呆)
ちなみに【ニュースバード】で、斑目氏の反論の映像を流していました。
斑目氏「少なくとも私の指示で再臨界の危険があるからやめた方がいいという発言は絶対しないと思います。もしそれをしていたら、私がいかに原子力の知識がないかということになってしまう」(原子力安全委員長)
後半は、細野氏の言い分です。何気に見ていた時は、口が上手くて納得しそうだったけど、文字に起こすと、やっぱヘンだわこの人。
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テレビ朝日【お昼のANNニュース】で、菅政権の支持率が上がらないニュースをやっていたので記録しました。日本国民は結構バランス取れてるかもね。
アナ「水棺の変更を余儀なくされそうです。 福島第一原発の事故の収束へ向けた工程表の見直し案が明日発表されるのを前に、1号機で重大な事実が次々と明らかになっています。いわゆる「メルトダウン」は津波発生の直後から始まり、翌朝には燃料のほとんどが溶け落ちたとみられます。それによって傷んだ圧力容器から極めて高い濃度の汚染水が格納容器に漏れた可能性が。
さらには原子炉建屋にも流出し、地下から約3000トンものたまり水が見つかっています。具体的な対応策をどこまで打ち出せるかが焦点です。
1号機は、今朝5時の圧力容器の下の部分の温度が83.9度となり、比較的安定した状態です。東京電力は安定的な冷却のために注水量を増やして対応していますが、汚染水となって格納容器から漏れ出し、原子炉建屋の地下に大量にたまっています。
東京電力は当初、工程表に盛り込んでいた格納容器を水で浸す「水棺」を断念し、この地下のたまり水を浄化して原子炉に戻す方法などを検討しています。
また、2号機、3号機についても燃料棒や格納容器などの損傷の可能性があることから、工程表の大幅な見直しは避けられないとみられます。」
アナ「菅総理大臣が中部電力に対して浜岡原子力発電所の一時停止を要請したことについて、ANNの世論調査では7割以上の人がこの判断を支持しました。
また、エネルギー政策をこれまでの原子力中心から太陽光などの自然エネルギーや節電を機軸に加えることについては、8割近くの人が賛同しています。しかし、菅内閣の支持率はと言いますと、前回に比べて1.1ポイント下がり、24%でした。
この2カ月間の菅政権の被災者支援について尋ねたところ、5割の人が評価をしなかったほか、
福島第一原発の事故対応についても6割以上の人が評価していません。
浜岡原発の停止要請やエネルギー政策の見直しは高い支持を得ていますが、
これまでの被災者支援と原発事故の対応への厳しい評価が菅内閣の支持率につながらない要因となっています。
また、震災復興に向けた増税については、前回の調査から逆転して5割近くの人が支持しませんでした。」("炉心溶融"で菅総理、原発事故収束の日程は維持のニュース 略)以上
この世論調査が何を語っているかと言えば、簡単です。
福島第一原発のが不安定なこの状況、反原発派も大騒ぎしているこんな中、とりあえず浜岡は誰が総理でも中止せざるを得ない。エネルギー政策見直しも当たり前。普通に考えて、今までどおりの原発政策はあり得ません。
まっ、菅総理の突然の浜岡停止命令は、代替エネルギー等、全体像の展望が全く見えないのが問題。
被災地への対応も、本当に遅過ぎる・・もう二ヶ月ですよ!いまだに、11万人の人が避難所暮らし。
救済金もまだまだ届いていないし、仮設住宅への全員入居もお盆に間に合うのでしょうか??
あとは、やはり原発対応の拙さ!
二ヶ月前を振り返ると、1号機が地震の翌日には危機的状況だったのに、この日の党首会談で菅総理むが「全く心配ない」と説明している最中に水素爆発したんですよね。
《危機管理後手、政権・東電、不信の壁 【報道特別番組 ひるおび】 》より一部抜粋
総理は当初、震災発生の翌日の未明に枝野さんの会見で『総理がヘリコプターで被災地に飛びます。第一原発を視察します』と発表がありました。
で、総理は防災服にスニーカー姿で敷地内を約10分視察し、東電の副社長から20分の説明を受け、官邸には、この第一原発をめぐる事態の深刻化を予想する様子は伺えなかったというのが見て取れます。何故ならば防災服にスニーカーだから。
で、閣僚たちに『ヘリコプターで福島第一原発を訪れ、現地の責任者や業者の皆さんとも話しをしたよ』現場重視の姿勢を強調するような言い振りだった。
この後、午後になって3時から、官邸に野党7党の党首や幹部を招き、震災対応をめぐり会談しました。総理は原子炉内の状況について『大丈夫だ(冷却水の)水位は上がっている』と説明したんですが、その最中に、爆発が起きました。
最初からこのザマだもん、菅総理の言うことなんて誰が信じるんだろう??で、二次補正の提出はいつ?! 国会は本当に閉じるの?!
東北地方がああいう状況なので解散総選挙が封じ手である以上、もう菅抜きで、自民党中心の大連立しかないと思います。素人集団の民主党じゃ、日本復興がのぞめません。
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TBS【朝ズバッ!】の8時またぎで、浜岡原発全面停止要請の波紋を取り上げていたんですが、元原子力安全解析員で物理学者の桜井淳氏の解説が、すごい腑に落ちたので記録しました。(ただし、長ーいので、流れはそのままザックリ要約。)
浜岡だけ止めるって、ますます菅総理の思いつきとしか思えません。
(VTR終了後 桜井淳さん紹介 略)
桜井氏「・・非常用ディーゼルというのは、車のエンジンを大きくしたような物で、かからない事もあるし、なんらかの他の原因で機能を喪失する事もある。
これは非常に現実的な問題だった、実は。有り得ない事ではない。想定外でもない、ただそれを現実的に考えようとしなかっただけ。日本の審査ではそう。たてまえ論。」
みの氏「そうすると今回、福島原発で非常用発電機が動いていれば、冷やし続けることが出来た?」
桜井氏「それは、何の問題も起こらなかったわけですね。津波が来る前は地震で自動的に制御棒が挿入されて原子炉が停止した。尚且つ非常用ディーゼルは一時間ほど起動していた。で、津波が来てそこで壊れ、機能喪失したわけです。」
桜井氏「(バックアッブ体制は?)ありません。あのちっぽけな非常用ディーゼルが複雑な原発を担っていたということ。でも、その事を原子力の専門家でも知っている人は少ない。況や国民は全く知らない。」
(日本中の原発54基すべて、耐震・津波・非常用電源対策を早急にやらなければならないという話 略)
桜井氏「(停止は浜岡だけでいいのか?)現実的に考えて、(マジックで○印
女川・福島、伊方・敦賀・美浜)」みの氏「えっ?!何かあるんですか?!」
桜井氏「結局ね、伊方の場合は活断層が走っている。それから敦賀と美浜は、建設時には分からなかったが、最近ハッキリしたのは敦賀1は活断層の上に建っていたのが分かった。美浜も活断層の上に建っていた。
それから柏崎刈羽も地下21キロ位の所に活断層が入り込んでいる。このように安全審査の時には気づかなかった問題が、最近10年間の間に発電所の下に活断層があるのに気がついた。こういう問題をどうするのか。
それから敦賀と美浜は、実は設計寿命の40年を寿命延長中。福島第一原発1号機も実はそうだった。格納容器が非常に小さかったのが致命的になっている。あれが大きければベントしなくても良かった。敦賀と美浜は半世紀昔の技術でもっと小さい。」
桜井氏「(日本は原発に相応しくないんじゃないか?)実は軽水炉はアメリカで開発され、欧米にいっぱいあって日本にもあるが、日本が一番厳しい。というのは日本全体が活断層の上にあり、地震と津波の常に脅威にある。ですから、日本みたいな国で厳密な安全審査をしないで(実際は形式的なもの)、特に津波対策なんて私は聞いた事がない。そういうプロセスで54基が造られていたということ。
私は、新しい厳密な技術評価の出来る、安全審査機構を作り直して、全体の安全レビューをやり直すと。
現実的に廃炉にすべき、中期的に停止に向けた準備、長期的に継続を認めていいもの、何らかの改善を施すもの・・こういう風に現実的な対応をしないと非常に危険だと思う。」
桜井氏「(テロ対策は?)実は欧米の原発に行くと、守衛がショットガンを持っている。現実的に敵と戦う。ところが日本はそんなことは一切ない。特に弱いのは海岸線。テロをしようと思ったら非常に簡単に出来るということ。」
桜井氏「(菅総理の浜岡停止発言は?)常識論ですね。今頃何を言ってるんだと。浜岡は地震観測区域に造った後指定された。国はもっと早く政治決断すべきだった。」(中略)
桜井氏「軽水炉は止めても、冷やさないと炉心が溶けるが、
冷却水が止まっても非常用ディーゼルがなくても炉心が安全に維持される溶けない技術はある。
アメリカにフォート・セント・ブレイン原発というのがあって、特殊な仁丹のような燃料で何重にも炭素の被覆で覆ってそれをいっぱい集めて燃料にしたもので、これは冷却材のヘリウムが止まっても一切の電源等が喪失しても燃料は溶けない、放射能の放出はない、こういうものを既にアメリカは30万kW弱の高温ガス炉を造って実証済みなんです。
日本でも日本原子力研究所が高温試験研究炉を設けてこの技術の実施をしている。アフリカではこの高温ガス炉の小型の原発がいくつも建設中なんです。
世界には、商業炉に結びつくようなそういう技術が存在するということです。」
みの氏「そうすると日本もこれからの原子力政策はそういったこともドンドン取り入れていかなきゃいけないって事ですね。」
桜井氏「もちろん、今のを全体的に見直す。現実的に止めるべきものは止める。将来的にどうするのか、風力なのかあるいは原子力に依存するとしたら今のような軽水炉でいいのか。あるいはよりアドバンスな技術を採用するかそういうことだと思うんですね。」
よく「日本中の原発を直ちに止めろっ!」と言う人がいるけど、「直ちに」って・・そんなのは現実的にはあり得ないし、極端すぎて聞く耳持てないけど、
わたし的には、この桜井氏の解説はリアリティーがあって納得できましたが、みなさんはどうですか?
原発施設が活断層上に立地している問題と、老朽化問題は、絶対に早く取り除くべきだと思いました。
なので、菅総理が高らかに宣言した「浜岡だけ」っていうのは、どうしても合点がいきません。
とりあえず・・・伊方・敦賀・美浜・女川は止めなくていいのか??とマジで思った。
震度8が87%だからって理由なら、少なくても同じく地震が間違いなく来ると言われている伊方原発も止めると言わなきゃ、地方差別だわ~で、地震もだけど、私が一番恐怖なのがやっぱりテロの標的になること。旅客機を乗っ取られて、原発をターゲットに突っ込まれたら・・
その辺の対処は万全なのか不安です。大丈夫なのかな??
とにかく、桜井淳氏とか、武田邦彦氏とか、青山繁晴氏とか、原発の安全神話に異議を唱えていた人を核に、ちゃんとした原発の安全審査機構を立ち上げて、
国民に分かりやすいように、継続・停止・改良とかのランク付けを"直ちに"してほしい。
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青山繁晴さんが福島第一原発を取材して、その映像を流した件で
《FNN独占?! 青山繁晴氏の福島第一原発の真現場取材 【FNNニュース】》2011/04/28
圧力がかかっている話をされていましたが
《青山氏に圧力かかる。「天災と人災の正確な区分を!」 【TVタックル】》2011/05/01
新聞記事では、こんな風に細野氏の会見が出ていました
津波により壁が破壊された4号機タービン建屋(青山繁晴氏提供)読売新聞 - 1 日前 (より一部抜粋)
・・青山氏は東電や政府と調整した上で訪問したと説明。一方、細野豪志首相補佐官は2日の記者会見で、青山氏の訪問について、「政府としてではなく、個人として入った。今後はないようにする」と不快感を示した。
で、昨日の関西テレビ【スーパーニュース アンカー】(5/4)では、細野氏の発言をこう紹介していました
『青山氏は、政府が後押しして現場に入った方ではない。東京電力は、なかなか断りにくかった事情があるようです。』
青山さんはこの細野氏の発言に対して、「癒着関係か脅したかに取れるが、これは一体どういうことか?!」と問いかけていました。是非その動画をみなさんに見て頂きたいです。
青山さんが福島第一原発に入った経緯を詳しく時系列で語り、圧力をかけて来た副大臣との電話のやり取りの詳細な記録も読み上げていました。
この中で、最後の細野氏に問いかけている部分のみ文字起こししてみました。
(45:30)「・・その上でですね、最後に。細野さんっ。
細野さんて方は、首相補佐官ですねぇ。そして今、対策統合本部の事務局長。実質的に原発災害の責任者の立場を担ってますね。細野さん、この放送を通じて細野さんに問いかけたいことが1つある。
あなたの民主党がまだ野党の時代に、あなたが私に連絡をしてきて、「原子力発電所に実はリスクがあるらしい、それを青山さん言ってますね、民主党議員の前で説明して下さい。」と言われて、国会の中で、民主党議員に集まって頂いて当時野党の、私はこう説明しました。
「原子炉が自動停止しても、例えばテロによって、冷却が止められたら、メルトダウンに至ります。」というようなリスクをお話ししたら、
その後、当時の電力労連の組織内議員・・電力総連の組織内議員、今の議員じゃないですよ、当時の議員ですが、要するに労働組合の支援を受けた議員が、当時私はまだ三菱総研にいましたが、三菱総研の社長に電話して圧力かけて、
「日本の原発にリスクがあるっていうことを青山繁晴は言った」と。「これは、なんとかしなさい」と、要するに首にしろと、いう事を言ってきたんですよ。
細野さん。まさか、それお忘れじゃありませんね。
その時の原点を考えていた頂いて、全ての既得権益から、自らも脱却するための政権交代ではなかったんですかっ。
あなたが、原子力災害に取り組む上で、取り組む上で、良心を忘れてないと僕は信じたいから、先程の会見の問題も含めて、どうぞ、真正面から、このことに、・・このことを、説明してください。そして、あの時のことを思い出してください。えー今日は以上です。」
政府は、えらい人を敵に回しちゃいましたねぇ。謝って済む問題じゃないですよ。
卑しくも権力を持った者が、圧力かけたり、会見で貶めるようなことを言ったり・・お里が知れます。
少なくとも国民は、青山さんが福島第一原発の現場の真実を伝えてくれたり、問題点を提起してくれたりしてくれて凄くありがたいです。
現場の事なんて、どのマスコミもちゃんと伝えないし、まして!!隠蔽体質の政府はとても信用できないもん。そもそも!すべてオープンにするんじゃなかったんですか?! 細野さん
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昨日のテレビ朝日【TVタックル】(5/2)で、
先日福島第一原発を取材した青山繁晴氏が、その後圧力をかけられているという話をしていたので記録しました(ただし、その映像は、《FNN独占?! 青山繁晴氏の福島第一原発の真現場取材 【FNNニュース】》で記事にしたので、省略)
(VTRのあと・・・)
阿川氏「いかがでしたか?」
青山氏「ちょっとここはちきんとお話したいことがいくつかあるんですけども、(あくまでも自主的に独自の判断で行ったという話 略)で、まず今起きていることを言いますとね、この民主党政権とそれから東電も合わせて、改めて圧力が凄いんですよ。
で、特にね、民主党の現職の副大臣の方から電話掛かって来て、『一体どういう理由で、どういう立場で行かれたんですか』と言われましたから、国民に見せてないものがあってですよ、(あっ青山さんが圧力がかかってるという事なんですか?:阿川) ええ、僕にです、もちろん。それで、その副大臣に、『アナタは何の権限があって、法的根拠があって、僕にそんなことをね、言うんですかと放送も行われた後に』 と言ったら、『いや権限はありません』って言うから、『権限ないのに何で行ったんだって電話してくるっていうのは圧力じゃないですか』と。(そうですよね:尾立) ねっ、
そうしたら『いや、圧力じゃない。私はどうのこうの・・』って言われるから、『どうのこうの』ってまぁ本人は弁明されるかも知れないけども、(圧力ってどういうの?この原発の中を見せるなと?:大竹)
いや、だから、見せるな、なるべく流すなって意味なんですよ。(これを流すなって意味なの?:大竹) ええ、で実際に撮ってるのは二時間撮ってるので、僕はやがてインターネットにもアップしますんで。それとね、まず見なきゃいけない所って言うのは、武田先生も多分同じだと思いますけど、建屋の上の方は、航空写真でよく出てくるけど、津波の直撃を受けたはずの建屋の下の辺りは一体どうなってるのかと、
海側に回ってその波の直撃の所を見たら、それはさっき映ってましたねぇ(トラックがタイヤが宙に:阿川) そうです。他に????もあるんですけど、車が跳ね上げられてその頭から突き刺さってる状態になってて、あのこれ、洋上から軍事攻撃を受けたような印象なんですよ。
それも通常兵器のミサイルじゃなくて、小型戦術核じゃないかってくらいの物凄い破壊で、で、ところがですよ、これ僕間違いなく人災だと思ったんですが、
というのはそんな凄い津波を受けて尚ですね、そのタービン建屋は徹底的に破壊されているけど、その隣の本体の建屋とそれから中の格納容器もちろん圧力も含めて、それ自体はですね、例えばズラされたり流されたりあるいは致命的な破壊を受けたりしてないんですよ。
だから本当は現場見るとわかる大事なことのひとつは、津波の直接被害、あるいは揺れの被害と、あとの人災・判断ミスで起きた被害を分けなきゃいけない。」
阿川氏「武田さんどう思われますか?」
武田氏「多分ね、あのー、建屋の下とね、それから原子炉の下はね、全然津波にはやられてないですね。(うん、その印象を持ちました:青山)」
世耕氏「ですから、初動が早ければ良かったんですよね?逆に言えば、、」
青山氏「初動が早くて的確だったら、廃炉になったら困るとか、余計なことを東電も保安院も考えてなかったら、そして、あの、例えば総理が英明な人で『そんな事を今考えている場合じゃない』と言って廃炉でもすぐやれという事になっていたら、ほとんどの被害は恐らく起きてない。」
武田氏「原発全体としてはね、原発は物凄くデカイ力を持っているから、一旦水素爆発でも何でも起こるとね、こういう状態になる。これは一般過程で予想できないようなね、大きな破壊力がある。(映像を見て)非常に大規模であるって事はね、よくお分かりになると思いますね。」
岸氏「だから、そこらへんのホントは検証をちゃんとしっかりやる(そうですよね) つまり、天災の部分と人災の部分を正確に分ける。
津波で言えばもっと震源?に近かった女川原発は、何も被害を受けていなかった。でもこっちは天災で被害を受けました。加えて人災でも被害があった。そこをちゃんと検証をしないと結局責任が有耶無耶になってしまう、、」
阿川氏「これは映像に出てきたその吉田所長、大変に政府と戦っている人なんですけども、
この方が『同程度のまた今後、地震によって津波が来たら致命的だ』と言うことに対して『防波堤の速やかな設置が必要だ』と所長は訴えてらっしゃるわけですよね。」
青山さんに電話してきた副大臣って誰でしょうね? 東議員??末松議員??大塚議員??
多分、青山さんの「これは人災だ」というのの口封じしたかったんじゃないかな。
そういうのを全部ハッキリさせるためにも、岸氏が言うような正確な検証が絶対に必要だと思います。
で、鳥越俊太郎氏が今、NHKの【大震災、そして政治は】という番組内で、「(どうせ)自民党でも同じような対応だった(笑)」と言っていたので・・
この番組の次のコーナーでやっていた、国会で脇議員の指摘した原子力総合防災訓練の内容をこの総理大臣が覚えてなかった話と、安部総理の場合を世耕議員が話していたので、急遽記録します
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