南沙諸島
TBS【サンデーモーニング】の一週間を振り返るコーナーで、
中国が南シナ海の諸島を「三沙市」と勝手に名づけ、勝手に市長選出したのを受け、ベトナム・フィリピンが猛反発というニュースをやっていたので記録しました。
日本に出来る援護射撃・・・東京都だけが頑張ってますね。他人事じゃないですから。
関口氏「中国は今月17日、ベトナムやフィリピンなどと領有権を争う南シナ海の3つの諸島に『三沙市』という名前をつけて、一方的に発足させてしまいました。そしておよそ1100人による選挙をやって、この日初めて市長まで選出してしまいました。
肖傑市長「三沙市の設立は中国の主権を守り、天然資源と開発を強化する為に、党と中国政府が行った賢明な決定だ」
これに対し、ベトナムは24日『国際法違反でありベトナムの主権を深刻に侵害している』と強く抗議し、中国に抗議文書を送りました。
更にフィリピンのアキノ大統領。この日、アメリカの協力を得て軍を強化すると表明。
南シナ海の領有権をめぐる争いは周辺諸国だけの問題に留まりそうにありません。」以上
CHINAのジャイアンっぷりには呆れますが、本当に他人事じゃありません。日本へも関係大アリです。
でも、先日のアセアン地域フォーラムでも日本政府の存在感ゼロだったのは情けない・・
そんな中、やはり東京都だけは、尖閣諸島死守に本気モードですね。TBS系【ニュースバード】(7/28)より
《尖閣購入に支持求め、都が米紙に広告》
アメリカの新聞に、尖閣諸島の購入計画への支持を求める東京都の広告が掲載されました。
東京都は27日付のウォールストリートジャーナル紙に、尖閣諸島の購入計画に関する広告を掲載しました。「日本の東京からアメリカのみなさんへ」と題された広告では、
「中国が日本の領土である尖閣諸島に圧力を高め、おととしには中国漁船による海上保安庁の船への衝突事件で緊張が高まった」などと説明しています。
また、南沙諸島など他の海域でも中国が軍事的な存在感を強化していることを指摘した上で、「中国に向かいあうアジアの国々を助けられなければアメリカは太平洋全体を失う」と強調し、購入計画に理解と支持を求めています。以上
傍若無人なCHINAの領土領海拡張計画。
悲しいかな、東南アジアの小国と9条で縛られている日本は、現状アメリカの協力無くして自国の領土領海も守れません。他に方法があるなら教えてほしいものです。
東京都のように先手先手を打っていかないと、尖閣諸島も「釣魚市長」とか作っちゃって演説される羽目になりそう
オスプレイのことも沖縄基地問題も、マスコミは一方的な拒否反応ばかり流しているけど、もっと冷静な議論ができないもんでしょうかね・・・
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CHINAの主張には、笑えるオチがある
《中国側の認識している尖閣問題歴史事実、「日本はウソをついた」 【朝ズバッ!・NEWSゆう+】》2010年09月28日
オスプレイの性能をいち早く報道し、凄い嫌がってます
《「日本にオスプレイを配備する最大の目的は、尖閣防衛支援」by中国メディア 【ワールドWave】》2012年07月11日
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お昼のテレビ朝日【ANNニュース】を記録しました。
中国の本性を報道するのが、今、日本のマスコミが一番やらないといけないことですよね~!
アナ「・・この中国の漁船の衝突事件は、東シナ海の尖閣諸島周辺で起きましたが、実は中国は南シナ海でも西沙諸島をめぐってベトナムなどと、
そして、南沙諸島をめぐってもベトナムやフィリピンなどと領有権を争っていまして警戒が高まっています。」
ベトナム国民A「(中国は)ベトナムにとって危険だ。」ベトナム国民B「中国はベトナムとアジア地域に圧力をかけている。」
ベトナムの各紙は、中国の船の衝突事件について、『日中間の緊張が高まっている』と報じるなど高い関心を示しています。
ベトナムと中国は、南シナ海の西沙諸島の漁場や海底資源などをめぐって、領有権争いが続き、中国側によるベトナム漁船の拿捕などが相次いでいます。
ズオン氏「日本の法律に反していたのなら、中国人船長は罰を与えてから釈放すべきだ。中国は一つ要求が満たされるとまた次を要求してくるからだ。
我々は(中国を)警戒して防衛する。」
日本に対する中国の強硬な姿勢を受け、ベトナム政府も警戒しています。
アナ「中国を訪れているロシアのメドベージェフ大統領は、「歴史の歪曲は許さない」と述べ、歴史認識をめぐる中ロの連携ぶりをアピールしました。」
メドベージェフ氏「我々は戦争についての真実を守らなければならない。第二次世界大戦の歴史的真実を変えようと している勢力が存在しているから、なおさらだ」大統領の指摘する「歴史的事実を変えようとする勢力」とは、北方領土の返還を求める日本を指しているとみられています。
第二次大戦の間際に旧ソ連が参戦し、北方領土を占領したことを歴史の事実として正当化する狙いがあります。
メドベージェフ大統領は今日、中国の胡錦涛国家主席と会談します。ともに日本と戦った両国は、対日戦勝65周年に関する共同声明を発表する予定で、日本をけん制する狙いがあるとみられています。
アナ「そしてコチラ、菅政権、中国からは厳しい要求を突きつけられている中、国内では野党、更には民主党内からも一連の対応に批判の声が上がっています。中継です。
記者「はい、日中関係に早く入りたい菅総理にとっては、身内・民主党内から上がる反発にどう対処していくのかが最初の課題となります。」
松原氏「政府はこの事に関して、
仙谷官房長官が地検の判断を了とすると言っただけですから、いったいどういう事があったのか、
菅さん・前原さんがいない時に、こういう判断が下された経緯も含めて、事実関係の確認をしていきたいと、、」
記者「松原議員らは、地検の釈放決定を撤回するよう重ねて求め、民主党内からも賛同した議員が70人以上に及んだことを明らかにしました。
また、原口前総務大臣は
政府の一連の対応を検証するため、超党派の議員連盟を発足させる考えです。こうした中、仙谷官房長官は、事態の打開には中国側が行動すべきとの考えを示しました。」
仙谷氏「現時点ではボールは中国にあるという風に考えております。
身柄釈放という決着がついた段階でお考え頂くべきことは、多々あるんじゃないかと、、」
記者「仙谷長官はこう述べた上で、
漁船の衝突で損傷した海上保安庁の船の修理代を中国側に請求する考えを示しました。」
アナ「えー、国内からは中国に弱腰と突き上げの声が上がる一方、一歩も譲らない中国側とどう関係改善に向けていくのか、政府は難しい判断が迫られることになります。」以上
中国は着々と世界制覇作戦を進めています。
先日紹介した証拠動画を再掲。中国海軍のベトナムに対する非情な犯罪の記録のニコニコ動画版、まだ見てない方は是非!
そして、中国のターゲットはいよいよ日本に移りつつあります。その足がかりで、尖閣付近で偶発的なトラブルを装って仕掛けてきています。民主党政権は、それに全然対応しきれていないっ!
一事が万事、戦略がなくて行き当たりばったりっぽい。なーにが「粛々と・・」「毅然と・・」なんでしょうね。那覇地検に責任転嫁までしちゃって・・・(呆)
結果として、法治国家の威厳を失墜させ、中国を勢い勢いづかせただけじゃないの??あと、マスコミの責任も本当に大きい。
中国観光客のビザ緩和で観光客が押し寄せる様子を嬉々として報道しまくりましたが、恐ろしい国防動員法が7/1に施行されたことを、テレビで報道していないっ。
もう、今からでもいいからチャイナリスクを毎日報道して、領土意識の薄い日本人を覚醒させなさい。
そして日本人一人一人が、「領土」というものをもう少し考えませんか。
私も、尖閣のことも、竹島のことも、北方領土問題も学校でほとんど教えてもらっていません。
でも自分でちょっと調べていくと、それを守るためには、「国」というものがわからない民主党政権には絶対に任せられないとすぐに気づきました。
ところで、原口さんはじめ民主党は、外国人参政権、まだ通す気あるんでしょうかね~?
こんな事件がこの時期にあったのは、不幸中の幸いかも。
松原仁・・外国人参政権阻止運動の時、目立たなかったよなぁ・・
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今、”米軍の抑止力”について色々な意見がありますね。昨日、フジテレビ【Mr.サンデー】でフィリピンと韓国の場合を取材して報じていたのでVTR部分を記録しました(青字はナレーション)「抑止力なんかない」と思っている人に特に読んで欲しい。
米軍に基地を全て返還させた国がある。
ディレクター「あの建物は何でしょう。中は真っ暗、、」ここは、アメリカ軍が使用していた弾薬庫。大量のミサイルや銃弾が保管されていたという。かつてアジア最大の米軍基地を抱えていたフィリピン。ベトナム戦争中、ここスービック海軍基地などフィリピン全土には2万8000人のアメリカ兵が駐留していた。
しかし、19年前、フィリピンの上院議会は米軍基地を存続させる為の条約を否決。翌年、米軍は完全に撤収。基地は返還された。
ゴードン市長「スービックベイは今、世界中のビジネスに開放されました。」
今、基地があった場所はどうなっているのか・・
ディレクター「朝の通勤ラッシュでしょうか、すごい人ですねー。ゲートがありますね。グッドモーニング。」
未だ残る米軍基地のゲート。人々が目指していたのはその先にあるビジネス街だった。
ディレクター「中国の企業でしょうか。・・・建設、、会社、、ここはまた別の企業ですね。アメリカの国旗が、、」
かつて米軍基地だったスービックは経済特区になり、海外の企業を積極的に誘致。再開発に成功していた。
女性「米軍基地がなくなってみんな喜んでいるよ。」男性「米軍はもう必要ない。」
100人に聞いたところ、75人が基地が無くなって良かったと回答した。しかし、取材を進めるともう一つの現実が見えてくる。
プアン組合長「中国が突然南沙諸島に現れたんですよ。もし米軍がいたら、勝手に建物を建てたり自国のものと主張しなかったはずです。」南沙諸島とは、南シナ海に浮かぶ小さな島々。フィリピンなど周辺の国々(中国・マレーシア・ベトナム・台湾)が領有権を主張している。
しかし、米軍が消えた3年後の1995年、その一部を突如中国が”占拠”フィリピンでは、徹底抗戦の声が上がる。
〔戦いの準備だ 南沙諸島に中国船が〕〔中国とフィリピン 開戦か〕
だが、フィリピン軍だけでは南沙諸島を守る力はなかった・・さらに頼みの綱のアメリカは中立を貫き、助けを求めても動いてはくれなかった。
ネルガス広報官「(苦笑しながら)アメリカは『俺たちはお前たちに追い出されたのに、なんでお前たちを助けないといけないんだ』
と思ったのではないでしょうか。」
米軍基地の撤去によって失われた”抑止力”。
日本でもこんなニュースが・・
「・・国籍不明の潜水艦が日本の領海を侵犯した事件、、」「・・沖縄近海の公海上を通過して東シナ海から、、」
かつて外務大臣を務めたフィリピンの駐日大使は、日本の現状に対してこう警鐘を鳴らす。
シアゾン大使「(流暢な日本語)今、北朝鮮もそういう問題もあるし、
突然ですね、じゃあアメリカ兵『さよなら』といったらどうなるんでしょうか、分からない、、」
やはり、米軍基地は必要なのか・・
次に私達が向かったのは、韓国。
米軍基地縮小の為、国も住民も大きな犠牲を払う現実に直面している。
ディレクター「街の真ん中にありますねぇー」ソウル駅からわずか1キロ。そこにあったのは、在韓米軍、竜山(ヨンサン)基地。広さは東京ドーム62個分、首都のど真ん中に米軍基地が陣取っているのだ。
今、韓国では2016年をめどにこのヨンサン基地を含め、大規模な移設を進めている。43箇所あった在韓米軍基地を16箇所に削減し、分散していた基地を集約する。移設先の一つである平沢(ピョンテク)では新たな基地が出来る事になるが・・
ディレクター「ここのお店、韓国とアメリカの国旗両方ありますねぇ。」男性「米軍が来れば景気が良くなるよ。」
女の子「(基地拡張に)賛成です。」
ジェウォン課長「市にとってはプラスになるはずです。政府などから過去最大の18兆8000ウォン(1兆5000億円)もの支援があるんですよ。」
日本とは違い、スムーズに進んでいるように見える。
しかし、韓国でも基地移設の裏には様々な代償があった。新たな基地の移設先となった韓国・ピョンテク。
立ち退きを迫られた住民の一部は、移設に最後まで反対をした。結局彼らは強制的に退去させられ、今は政府の金銭的支援の下、新たな土地に住んでいる。その名は”幸せ村”
男性「来たくて来たんじゃない。政府に追い出されたんだよ。」
更にここ韓国でも、”抑止力”が問題に。北朝鮮との境界線近くに配置されていた米軍が撤退した事で、抑止力が低下。韓国はその穴埋めとして、自国の軍隊を最前線に配置せざるをえなくなったのだ。基地移設計画が立ち上がって以降、韓国の軍事費は50%も上昇している。普天間基地問題が解決した時、日本は何を得て、何を失うのだろうか。(VTR終了スタジオへ)
(あとは世界の国々の、その国ごとの駐留米軍の事情の解説)
その中でドイツはヨーロッパという地域全体でまとまって安全保障を考えたから縮小できた話のあと、
アジア全体はまとまるかという問いに対し、アーチェリーの山本氏がこう言っていたのが印象的でした。
山本氏「僕はね、アジアをスポーツの世界で眺めた時に、もっっともまとまらない地域なんですよ。まとまらないですね。僕、国際会議のですね、スポーツの会議の色々な結果を聞いていると、ヨーロッパって物凄くなんでもまとまるんですよ。それでこうルール改正でもですね、ヨーロッパがまとまって変わってしまうって事多いんですけど、アジアはね、物凄くまとまんない。」
・‥…━━━・‥…━━━・‥…━━━
結局、米軍うんぬん以前に、日本が国防をどうするのかという話なんですよね。
それがないまま、海兵隊をテニアンに追い出せなんて、どういう了見なんでしょう?!
自衛隊で国を全部守るのが理想ですが、現状絶対にムリ。軍拡の財源もないし、自国の兵隊のなり手もいない・・だから日本は当面、アメリカを用心棒だと思えばいいし、アメリカは沖縄を拠点にする地の利があるので利害が一致。そもそも論に立ち返ると、まずは普天間を返して貰うのが喫緊の課題です。
あとは、沖縄への手厚い支援、思いやり予算や地位協定の見直しをやっていくのが現実的だと思いますがどうですか?!
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