卓球
準々決勝のドイツ戦の超々大逆転もあったし、この2人はどんだけ衝撃的な感動を与えてくれるのか
表彰式の時の様子も微笑ましく、日の丸の下で「君が代」を中国と台湾チームと共に聞いていたのも感慨深かった。
この際、卓球を国威発揚の道具としてきた中国が、皮肉にも強すぎるが故に批判されてきた件も紹介します。
水谷隼、伊藤美誠が卓球混合ダブルスで“金” 「国技で負けた」屈辱の中国、「反則」連呼で負け惜しみ 王者陥落に香港で広がる歓声7/27(火)今までオリンピックの卓球は顔ぶれ見れば分かるように、中国人帰化選手が大多数で、中国の為の競技だと批判されてきました。北京オリンピックも金メダルだらけでしたね
東京五輪から導入された卓球の新種目、混合ダブルスの決勝が26日夜、行われ、日本の水谷隼(32)、伊藤美誠(20)組が中国の許昕(31)、劉詩雯(30)組をフルゲームの末に下し、日本卓球界史上初の五輪金メダルを勝ち取る悲願を達成した。2008年の北京五輪以降、3大会で全種目を制してきた卓球王国・中国では「国技でも負けた」などと衝撃が走り、その負け惜しみから日本組の反則疑惑の非難で沸騰。一方で圧政に苦しむ香港では、まさかの金星に歓声が上がった。・・
なので、長い目で見れば、ライバルの台頭は中国にとっても実は喜ばしいはず。
国技の威信を傷つけられたとしても、混合で敗れた中国が落胆しないかもしれない理由2021.07.27さすがは、卓球専門雑誌『卓球王国』さんの記事。超納得です。(子供達がスポ小で卓球やっていた時は毎月買ってました)・・強すぎる中国に対して、長年、中国以外の国の卓球関係者は眉をひそめてきた。あまりに完璧な強化の環境と、才能あふれる選手たちの多さとハイレベルな国内での競争原理のもと、中国と他国の距離は離れるばかりだった。
1950年代、建国間もない中国で、時の毛沢東主席は卓球を国威発揚の道具として奨励し、力を注いできた。それは隣国・日本が世界選手権で優勝し、卓球ニッポンの黄金期を迎えていたのを見ていたからだと言われている。体格も中国と変わらない同じアジアの日本人が世界で勝てる卓球を国威発揚のため、自信が持てない中国人が自信を取り戻すための道具として活用としたのは理にかなっている。
毛主席自身も空いた時間に卓球に親しみ、1971年の名古屋でのピンポン外交から中国とアメリカの国交樹立につながったことから、卓球は政治的なスポーツと言われてきた。中国で卓球が「国技」を言われる所以がここにある。
1950年代からフットワークとフォアハンドにこだわり、世界で勝ち続ける日本に対抗するために、中国は台のそばの前陣で日本選手を振り回す前陣速攻スタイルを身につけた。1960年代の「日中対決」から「中国優勢」に移行した矢先に文化大革命のために世界の舞台から消えた中国は、1971年に再び世界の舞台に返り咲き、前陣速攻スタイルから、合理的かつ現代的なシェーク両ハンドのドライブ型にプレースタイルを変革させ、絶対的な強さを誇示するようになる。
1988年ソウル五輪からリオ五輪まで全32個の金メダルで、中国は28個の金メダルを独占してきた。時には「強すぎる中国」のために、「一国が金メダルを独占する卓球は五輪競技から外れる」というまことしやかな噂が流れたほどだ。
卓球ホビー人口(愛好者)は8000万人、競技人口は1000万人とも2000万人とも言われる中国。その巨大なピラミッドの頂点にいる代表選手。対する日本も卓球レジャー人口は約800万人、競技人口120万人(日本卓球協会登録は26万人)で、世界で2番目の競技人口を持つ。世界で見れば、3億人とも言われる競技者のピラミッドの頂点に中国や日本がいる。
昨日の東京体育館の卓球会場に陣取った中国応援団はひんしゅくものだったが、中国卓球協会関係者とオフィシャルサプライヤー(おそらく卓球関係以外の競技の人も)の関係者だろう。しかし、それが選手たちに大きな影響を及ぼすわけではない。気にならないほどに水谷と伊藤は試合に集中していた。
日本ペアの優勝から一夜明けて、中国の人々が中国卓球の敗戦に衝撃を受けた映像やコメントをテレビやネットメディアでも流している。しかし、今まで87%の金メダルを獲得してきた中国が本当に落胆するのだろうか。彼らは男女シングルスと男女団体での金メダル獲得を信じているだろう。混合ダブルスの敗北で重圧がわずかにかかるだろうが、中国の強さはその重圧で崩れるほどもろくはない。
いくら金メダルを独占できなかったとしても、今回の日本の優勝は中国にとって悪いことばかりではない。
実は、近年、中国国内での卓球人気に陰りが見えていた。国技と言われた卓球だが、あまりに強すぎる中国卓球はテレビでも視聴率が上がらず、試合をやっても動員以外では観客が集まらないのが常だった。
1980年代後半から2000年にかけて、世界の卓球界では男子のスウェーデンが全盛期を迎えていた。当時のテレビ放映では中国対スウェーデンの試合が人民の最大の興味となっていた。
ところが、2000年以降の20年間、中国の独走体勢となり、人民の興味も国技の卓球から、サッカーやバスケットボールに移っていった。
中国卓球が悩んでいたのは実は「強すぎる中国」だった。国技として強化すればするほど、自らの人気を落としていくというジレンマに陥っていた。
今回の敗北で人民が失望し、中国卓球協会の威信にわずかな傷がついたとしても、それはかれらにとって「喜ぶべき敗戦」だったかもしれない。図らずも負けたことで人民の興味と関心を卓球に引きつけることになったのだから。
中国が一番欲しているのは強力なライバル。正直、今の日本は真のライバルまで到達していないが、今回の混合ダブルスや伊藤美誠、張本智和という選手が彼らを脅かす存在になればなるほど、中国卓球は盛り上がるという現象が起こってくるのだ。
国技としての卓球の人気を前にして、「日本には負けられない」という意識と、「中国が負けるほどのライバルがほしい」という背反した思いが中国卓球協会の首脳部にはあるはずだ。
で、「中国に勝つ」と言い続け、目を傷めていたのに本当に中国に打ち勝った水谷隼選手は、本当のサムライ
“みまじゅん”金の陰に「中国卓球の不正ラバー問題」…水谷隼への称賛広がる「本当に凄い」2021年7月28日そして、中国が恐れつつ、中国の卓球人気を再び盛り上げるかも?なのは、この日本の小さな「大魔王」
・・ 2日たったあとも、余波はつづいている。その一つ「中国卓球の不正ラバー問題」がツイッターでトレンドに。2012年に水谷が中国の「ラケットの不正ラバー使用」に反発し、国際大会への出場をボイコットしていたことがあらためて話題となっているのだ。
ネット上の反応としては、「改めて、水谷さんの勝利は凄いと思います」「不正ラバー使用が横行し続ける中でノーマルラケットを貫いて今回の金メダル。本当に素晴らしい」「ラケットの不正を繰り返す卑怯な中国に正々堂々と勝ったという意味でも、この金メダルは価値がある」「『ノーマル』ラケットで世界の強豪と戦い続けてきた水谷選手。その末に辿り着いた金メダル獲得に、もっと注目が集まって然るべきではないでしょうか」「水谷の記事を見る度に 日本男子卓球のパイオニアなんだよなって思うわ ノーパンとか波田陽区とかバラエティの気取らない面白さとかあるからよく忘れるけど この人本当にすごいんだわ」など、水谷を称賛する声が上がっている。
卓球女子・伊藤美誠の「金メダル3つ」発言に中国ピリッ「妄想」「1つも渡すな」 2021年06月26日中国でも盛り上がっているのは良い事です。
さすがは大魔王だ。卓球女子で東京五輪代表の伊藤美誠(20=スターツ)が24日、「金メダルを3つ持って帰れるように」と意気込みを語ったことが、ライバル中国ファンを刺激している。
伊藤はシングルス、団体戦に加え、今大会から初採用となった混合ダブルスにも水谷隼(32=木下グループ)とのペアで出場する。2016年リオ五輪では団体戦で銅メダルを獲得。今回の目標について「3種目を楽しんで勝ちにいくことを頭に入れて、金メダルを3つ持って帰れるように頑張ります」と〝3冠〟を誓った。
この話題が中国「新浪体育」などで報じられると、多くの卓球ファンが敏感に反応。「夢を持つことはいいことだ。でもこれは夢ではない。妄想だ」「1つも金メダルを渡さないで!」「これは伊藤のスタイル。自分を鼓舞しているんだろう」とコメントがずらりと並んだ。
世界一の中国女子が唯一恐れる外国人として知られる伊藤。相変わらずの注目度の高さだ。
でも、伊藤美誠選手に絡み、心無いアホツイートするこんな人たちも
«【世界卓球2018】 前代未聞の「南北合同チーム」を絶賛、「日本は負けてやれ」という人達»2018年05月06日12:37反日パヨは、スポーツを何と心得ているんでしょう(呆) 選手達を攻撃するのは見当違いも甚だしいし、超恥ずかしい行為。頑張ってる人を、なんで純粋に応援できないのか…つくづく卑しいなと思います。あと、日本でも「反差別」の人が、17歳の伊藤美誠選手にこんなリツイートして仰け反りました
反差別行動委員会松戸支部 @gekikawa_jk 5月3日
返信先: @MSLpN5xiejmc2Hoさん
あなたたちの戦い方次第では南北融和は台無しになるかもしれません。日本卓球が歴史に汚点を残します。今立てるべき主役は誰なのかをよく考えてくださいね。
悔しいかもしれませんが、敗北しても世界はあなたたちに勝利以上の拍手を送ります。で、私が「突然の南北統一チームはおかしい」とつぶやいたら、何百個も「いいね」貰った中で、非常に異質だったものを紹介
・・
石川・張本・丹羽選手、残念ながら負けちゃったけど、個人は伊藤選手が残っているし
まだ団体戦があるから、全力で応援します。ガンバレ日本
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