内閣支持率急落
TBS【ニュース23】で、
特定秘密保護法可決後の支持率急落の世論調査結果と、臨時国会終了後の安倍総理の会見を受け、岸井成格氏が全否定コメントをしていたので記録しました(青字はナレーション)
それにしてもニュースタイトル『安倍首相 もっと丁寧に説明すべきだった』・・という印象操作も悪質。安倍総理が一番言いたいのはそこじゃないよ~(;一一)
会見のどこを切り取るかで、これだけ印象が違うのかと改めて感心します・・
膳場氏「さて、有権者は厳しい見方をしているようです。政権発足後、安倍内閣は高い支持率を維持してきましたがこの土日に行われたJNNの世論調査で初めて6割を切りました。そして今日、安倍総理は特定秘密保護法成立後、初めての会見に臨みました。
安倍総理「特定秘密保護法ばかりが注目されましたが、まさに成長戦略実行国会と呼ぶにふさわしい国会となったと考えています。」
臨時国会を終えたばかりの安倍総理。 秘密保護法だけでなく成長戦略の実現にも力を入れた事を訴えた。しかし、世論は安倍政権に厳しい見方を下したようだ。
(総選挙以来最低の支持率で不支持率も最高。前の月に比べて13.9ポイント減り、支持率が6割を切るのは初めて)
(秘密保護法の成立について評価)
(秘密保護法の国会審議の評価) (政党支持率で自民党は約7ポイント下落)
こうした世論の懸念が根強いことについて安倍総理は・・・
「国民の皆様の叱正であると、謙虚に、真摯に受けとめなければならないと思います。私自身がもっともっと丁寧に時間をとって説明すべきだったと、反省もいたしております。しかし・・」
国民への説明が不十分であった事を認めた。
しかし、秘密保護法により秘密の指定や解除が一定のルール下で行う事が出来るようになり、透明性が確保されたと強調。国民の懸念を払拭するため丁寧に説明していく考えを訴えた。
膳場氏「はい、秘密保護法での採決強行の影響があってか、まっ内閣支持率は下落しましたね。」
岸井氏「そうですね、やっぱりあれだけね、問題の多い法律を強引な国会運営で通しちゃったって事ですからね、そーりゃ国民黙ってないと私は思うんですよね。
これはもう内閣にとって"つまづきの始まり"になりかねないんじゃないかなと思うんです。
ただ一方で支持率はまだ5割を超えてるってのはちょっとどうなのかな(首をかしげ)と、思うとこあるんですけど、これはやっぱり経済・景気・アベノミクスへの期待がまだ高いからって事じゃないでしょうかねぇー。」
膳場氏「はい、その秘密保護法につきまして安倍総理、会見で『知る権利が奪われたり通常の生活が脅かされたりする事は断じてありえない』と強調しているんですけど、この言葉にどれだけ効力があるんでしょうかねぇ。」
岸井氏「そこなんですよね、あのー、総理がここまで言っているんだから大丈夫なんだろうと思う国民も多いかっ!?と思うんです。
ただねっ、この法律の怖さってそういうとこじゃなくて、総理がいっくらそう言っても、なーんの保証にもならないっていうのがこの法律なんですよー。
つまり物凄く秘密の範囲が広いし、曖昧だし、いっくらでも拡大解釈できる。で、その時の政権によってどんな判断があるかって事は何も分かんないんですね。
安倍さんがいっくら保障したって、いつ、どういう状況になるか分かんない訳ですから。しかもそれを判断するのは最終的に捜査当局なんですよー。
だからそこの問題はね、国民の多くはやっぱり知っとかなきゃいけない。この法律が総理が自分の政治決断とか経済政策について自分はこうします!って言ってるのとは違うんです。全く違う性格の法律で、その怖さがあるって事はやっぱり国民はよーーーく知っとく必要があると思いますね。
総理がいっくら言ってもそれはなーんの保証にもならないです。」
膳場氏「はい、さっ、このあとは・・・」以上
昨日の総理会見をTBS【Nスタ】で録画して見てたら、毎日新聞の記者への質疑応答切られたので、慌ててNHKに切り替えて見ました。
安倍総理が、今ある秘密の範囲が広がることはなく、一般国民が巻き込まれる事はないと強調し、今後も国民の懸念を払拭すべく丁寧に説明していきたいというのを聞いてある程度納得した私は、
完全に、岸井氏の言う「総理がここまで言っているんだから大丈夫なんだろうと思う国民」でした。
党首討論でも述べていたけど、尖閣ビデオの事も触れていて分かりやすかったですね
特定秘密保護法で「菅直人政権が行った都合の良い情報の隠蔽は起きない」2013.12.10 00:40
安倍晋三首相は9日夕、臨時国会閉幕を受け官邸で記者会見し、今月4日に創設された国家安全保障会議(NSC)の事務局となる「国家安全保障局」の初代局長に、谷内正太郎内閣官房参与を充てることを正式に表明した。谷内氏に関し「年明けに同局が発足したら、ただちに世界を飛び回ってもらう。各国のNSCを訪問して、緊密に連携させたい」と述べ、期待感を示した。
NSCの設置と合わせて成立した特定秘密保護法については「国民の生命と財産を守るためには、一刻も早く制定することが必要だった」と意義を説明。さらに「秘密が際限なく広がるといった懸念の声があるが、そのようなことは断じてあり得ない。一般の人が巻き込まれることも決してない」と語った。
同法に対して不安の声が出ていることに関しては「今後も国民の懸念を払拭すべく、丁寧に説明をしていく」と強調。「厳しい世論は国民の叱声であると謙虚に真摯(しんし)に受け止めなければならない。私自身がもっと丁寧に時間を取って説明すべきだったと反省している」と釈明した。
また、平成22年の中国漁船衝突事件の映像を「秘密」扱いした民主党政権の対応に関し「当時は誰が間違った判断をしたか分からなかったが、今度は責任の所在が明らかになる。菅直人政権が行った政権の都合の良い情報の隠蔽(いんぺい)は起こらないと断言してもいい」と語った。
さて、この尖閣ビデオを隠したのは一体誰 菅なのか仙谷なのか福山(陳)なのか
これこそ私たち国民は"知る権利"を持って、マスコミに問いたい。
あの当時、Chinaかは真逆の大宣伝をして、日本が窮地だったのを忘れてないし
《尖閣で中国ネット氾濫 「海保が衝突」既成事実化 【やじうまテレビ】》2010年10月11日
《中国語の捏造動画 (尖閣沖衝突事件) 【やじうまテレビ】》2010年11月12日
中国漁船衝突事件関連は全然ヒミツにあたらないので、マスコミはこういう事を取材してくんないかな。とにかくまっ、昨日の会見全文(首相官邸サイト)を読んで
平成25年12月9日安倍内閣総理大臣記者会見(動画付き) (動画付き)
それでも「廃案だ!」という人は、政権交代を目指せば良いんじゃないでしょうか。
日本は民主主義国家なので、国民がキケンな政権だと思ったら選挙でチェンジ出来るんですからね。
特定秘密保護法を無茶苦茶な運営すると下野。と一番心得ているのは安倍政権です。
その安倍総理の言葉を「いっくら言っても・・・」なぞと全否定する前に、冷静に考えれば分かる事なんだけど・・とにかく、絶対にマスコミ・コメンテーターのアジに踊らされてはいけない。
自分の頭で客観的・総合的に考えないと。あと、おまけですが、今日の日本海新聞にこんな記事
-秘密保護法の闇 何気ない会話も処罰-
忙しい人は新聞のタイトルしか見ないですよね。
「何気ない会話も処罰」
読んでみると、コレ戦前の話なわけで。。。
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