佐々淳行
テレビ朝日【フロントライン】で、コメンテーターたちが、"危機の宰相"としての菅総理に点数を付けていたので記録しました。鳥越氏の採点に仰け反りましたワ~(・・;)
小宮氏「・・下村さんにお話を伺う前に、サンデーフロントラインの重要ニュース選定委員の皆さんに菅内閣の評価をして頂きました。」
女子アナ「未曾有の大震災に直面し、まさに"危機の宰相"とも言える菅総理の対応をどう評価するのか。こちらはサンデーフロクトラインで重要ニュースを選定するニュースの目利きの皆さんたちです。今日はコチラの5名の方々に100点満点で評価・採点をして頂きます。
まずは、鳥越俊太郎さんです。鳥越さんは100点満点中70点です。
『こんな震災では誰がやっても同じようなもんだろう。私は出来るだけ早く、仙台に政府の前線基地として震災対策本部を設置してほしかった。出来るだけ菅総理も仙台から、つまり被災地から被災者と国民にメッセージを出すスタイルを取ればもっと目に見えていたのに』とコメントしています。」
アナ「さっ、一方の長谷川幸洋さんは、コチラ10点と厳しい評価になっています。
『総理自ら原発事故現場に飛んだところから間違いが始まった。以来、ずっと指揮系統が混乱している。その後の対策本部と会議の乱立は司令官と幕僚、現場部隊の役割分担を理解していない表れ。肝心の司令部が効率的に機能していないのだから、危機を管理できないのは当然の結果』」とコメントされています。」
女子アナ「続いて、福本容子さんは50点です。
『誰がやっても100点は取れない。難局中の難局。試行錯誤の中で懸命の努力をしていると思う』としつつも、マイナス点としてこのような点を上げています。
『ひとつは、発する、行動。表情などから国民の心を打つメツセージがほとんど伝わってこないところ。極限状態にある被災地の人々、彼らを思いやる国民の心を捉えていない。それどころか逆なですることもある。もう一つは、いまだに誤った"政治主導"にこだわって、官僚組織を活用できていない』とコメントしています。」
アナ「はい、更に須田慎一郎さんに関しては0点という得点になっています。
『やるべきことをやらず、やらなくてもいいことをやり、その結果、対応が後手後手にまわってしまう。被災者の救済、原発事故への対応、どれもこれも菅総理の言動が事態を悪化させていることは明らか。"危機の宰相"として完全に失格』という評価になっています。」
女子アナ「続いて川村晃司さんは、30点です。
『一事が万事だ。初動で官邸メディアスタッフを伴い、福島原発をヘリで視察後、"危機的状況にない"との一言が内外に発信されるや否や、水素爆発が起きてしまった。総理は正確な情報を元に指揮官に徹すべきだ』とコメントをしています。」
小宮氏「えー、厳しい評価が並んでいますが、こちらANNの世論調査でも、原発事故をめぐる菅内閣の情報公開は、適切だと思いますか?という質問に対して、『思わない』が65%、好む数字を下村さん、どのように受け取りますか?」(以下、下村報道官の謙虚な?言い訳 略)
鳥越俊太郎氏の70点採点は、及第点ってことですよね?!どこに目ン玉つけてらっしゃるのかしら????
これだけ国民を不安にさせているだけで、落第だと思うけどなぁ・・
ちなみに下村健一氏は、菅直人氏の選挙を手伝った縁で内閣広報に招かれたそうです。
で、あの福島原発のヘリ視察の模様を撮影・制作したのが、この広報担当の下村健一内閣審議官です。
どうみても、起死回生のイメージ戦略に思える。だって、あの時期、菅総理は瀕死状態。
しかも!大地震の起こった、まさにその国会では、菅総理の在日からの違法献金の集中砲火中でしたよね(遠い目)
《「今、政府がやるべき事」危機管理の第一人者 佐々淳行氏・石原信雄氏の提案 後半 【やじうまテレビ】》 より
これ(菅総理の乗ったの)はいけません。大きすぎる。10人位ついてる。
それで降りてはいけない。降りると現地が困っちゃう。(警備つけたり?) そうそう。
菅総理からは、"心"が感じられないのが一番問題だと思います。それに全てにおいて、対応が遅すぎる・・・私の採点は25点くらいかな。
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前記事の続きです(ただし流れはそのまま要約)
女子アナ「様々な問題が待ったなしの状況だが、スタジオには初代内閣安全保障室長を務められた危機管理の専門家、佐々淳行さんにお越しいただいた。
まず、昨日の参院予算委員会で、地震の翌朝に菅総理がヘリで福島原発を視察に対して野党からの批判が集まったが、総理の初動をどうご覧になったか?」
佐々氏「現地視察は悪いことではない。16年前の阪神大震災の時も、私は村山さんに助言して、現地に飛んで見て頂いた。そうしてこれはどえらい事だという認識を持ってお帰り頂いたと。
その時のヘリは総理専用のヘリコプター・スーパーピューマを使ったが、これは速い。人数乗れないが。これ(菅総理の乗ったの)はいけません。大きすぎる。10人位ついてる。
それで降りてはいけない。降りると現地が困っちゃう。(警備つけたり?)そうそう。その為の色んなセレモニーがあったり???があったり、、降りてはいけない。
だから、上からご覧になると言う意味でおやりになるのならスーパーピューマを何故お使いにならなかったのかなと思う。」
女子アナ「なるほど、ちょっと規模が大きすぎたのではないかと。」
佐々氏「そうそうそう、こんなたくさん(人が)ついてる必要ない。総理に見せりゃいいのだから。村山総理もだし、大きなことがあった時、自民党の総理もやったし、それを初動措置としての誤りで対応が遅れたというのはちょっと無理筋の批判だと思う。」(ここまでの日本政府の動きの説明)
女子アナ「このあたりで評価できるポイントは?」
佐々氏「アメリカ同盟国の援助を素直に受け入れたこと。これは村山内閣はアメリカの支援を受けると後で何恩着せられるか分かんないからといって断っちゃった。
今回は物凄い支援で、ありがたい話。日米同盟が若干衰退している時に、これだけ積極的に支援してくれたという事は、日本の安全保障上、国際的地位からいっても米軍の支援を素直に受けて、、今、ドナルド・レーガンという原子力空母のデッカイのも来ている。エセックスという4万トンは海兵隊。
民主党がみんなグァムに行っちまえっていう、、エセックスというのは佐世保にある海兵隊の上陸支援艦で、それも来ている。
トウキュウガン??というのも来ている。この19隻。飛行機150機ぐらい、総員で1万8000。これは大変良い事。悪いことはまた後でうーんと言います。」
女子アナ「コチラ今回の震災に対する政府の危機管理体制に問題があるとすればどのあたりか?」
佐々氏「初めっからこの震災に対する対策を、普通の平時の体制から行くと災害対策基本法で決まっている。で災害対策基本法というのは、その都道府県・市町村がみんな健在で機能を果たすという前提の上に出来ていて、今度の緊急災害対策本部というのは、経済戒厳令と呼ばれている流通を良くしたり買占めだとか暴利・高利を取り締まる為の、、だから担当大臣が海江田経産相。これは間違っていると思う。
一番最初から何故安全保障会議設置法を使わなかったのかなと。これは1986年7月1日に出来た法律で、それまでハイジャックだとか色んな事件があった時に、みんな縦割りになっちゃってもう対策本部がいくつもできちゃって、どーしようもないってんで、中曽根・後藤田体制で一本化した。
それで責任大臣は官房長官。後藤田官房長官が全権を掌握して指揮すると。そこには今活躍をしている自衛隊、警察、消防、海上保安庁みーんなここに入っている。もっと大事な事は外務大臣が入っている。
今、外務大臣が入ってないから、これだけ各国からボランティアはじめ援助を受けているのに外務大臣がテレビに出てお礼言ってないでしょ。
911同時多発テロの時に、私はワシントンに居たが、パウエル国務長官はほとんど毎日毎日出て、『今日は○○国の大統領来て下さってありがとう。』『○○国ありがとう。』って言って一日中やってんだよ。
今回、一回もないでしょ。それは外務大臣が災害対策本部に入ってないから。これは拙いです。顔が見えてない。
それから、メディアもいかん。例えばNYタイムズとか911の時や大地震の時には、ありがとうといって全世界の来てくれた国の国旗を(紙面に)掲げてやりましたよ。
それやったのは産経(新聞)さんだけだよ。朝日、反省しにゃいかんね。(はぁ:野澤氏)
ありがとうって言わなきゃ駄目でしょ。世界に発信していかなきゃ。あれだけやってもらってね、イスラエルまで来たんだからね。いままでODAで助けているだけにね、こんど日本がやられた大変だっていう誠にありがたい反応が起こっているの。だからこれは外務大臣が代表で毎日毎日お礼言わなきゃ駄目。」(復興へのヒント。石原元官房副長官の阪神大震災時を振り返った証言 前記事)
女子アナ「今、最優先で政府が行うべきことはズバリ何か?」
佐々氏「40万と言われている被災者。寒い・暗い・不十分な食事を続けていると、高齢者の死者が出て来ると思う。
まず、がれきを片付けて陸海空の交通を確保する事と同時に、全力を挙げて被災者に対する食料・医薬品・灯油などの支給を最優先にするべき。
まだ、福島原発がどうなるのか分からない状況で、危機管理続行中。あれがメリトダウンした場合は何万という人を避難させなければいけない。
そうなるとさっき言った内閣が安全保障会議設置法に基づいて、小泉さんの時できた国民保護法、あれは戦争のときだけという条件で作ったがこれを準用して、それには原発事故のことまで全部書いてある法律。避難・誘導・緊急治療・救護・・全部書いてある。
これは役人を使わなきゃ駄目だと私は言っているが、今ドンドンドンドン参与ってのが15人位いたが、学者を何人集めても駄目。
役人を使わなきゃ駄目。だからもう一度次官会議を復活させて、政治主導ってのを軌道修正して、役人を使わないといけません。
特に自衛隊。これを暴力装置なんていってる人が官房副長官に戻っちゃいけません。
警察は公的暴力装置って僕らかつては言われたんだけど(笑)、武器を持ってる集団なんてなーんかタリバンみたいな事で海上保安庁を扱ってはいけません。
そういう基本的な観念を変えないと、命がけでやってる人達は、もう忠誠心を失っちゃう。だからいっぺん謝りなさいと私は言っている。
こういう危機管理の問題、安全保障の問題後を回しにしてごめんなさいと言ってからね。
それから財源を手当てしないで、次から次へとマニフェストはやるわ、子供手当はやるわ、それやりながらおそらくこれ初動措置で20兆ぐらいかかるので財源作らなきゃいけない。
それから現地の部隊にお金をあげなきゃ。現金がない。みんな自前でやってる。こういうバカな体制はいけない。」
女子アナ「野澤さん、本当に政府に求められる事ってまだまだ、、」
野澤氏「これから避難した方の救援の本番だと思う。感染症がこれから広がっていくし、あと心の問題。」
佐々氏「集合生活していて停電で、これからいろんな犯罪が起こり、治安が悪くなるので、相談も出来るし結構強いので、予備警察官を避難所に配置するのが良い。」以下 略
やっぱり菅総理はヘリから降りちゃいけなかったんですよー!一時間も大勢引き連れて現場視察なんてあり得ない。しかも行くならスーパーピューマだよっ!!
あと、政府のこの体制もあり得ないんですよね。経済戒厳令って何だよっ(呆)
安全保障会議を早急設置すべき。
で、外務大臣が毎日テレビで各国の国旗を振って、お礼言ってほしい!優秀な官僚を使いこなせない民主党だけど参与をいくら増やしたってダメ。
まずは危機管理の問題、安全保障の問題後を回しにしてごめんなさい しなさい。
蛇足ですが・・
おかしかったのは、佐々さんが「朝日は反省しにゃいかんね」と説教した野澤和弘氏は、ヘンタイ毎日新聞論説委員です。まっ、どっちも同じようなもんか
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テレビ朝日【やじうまテレビ】で、政府の今までの対応への苦言と今後の取り組みの提言を、佐々淳行氏が語っていたので記録しました(青字はナレーション)
前半記事はVTR部分。後半記事は佐々淳行氏のコメントをまとめました。
女子アナ「今、被災地にとって求められている物とは何なのでしょうか。」
菅氏「これだけの大災害でありますので、補正予算が、あーー必要になる。それも一度で済むか、あーどうかわからないくらいに、えー重要だと、、」
昨日、震災後初めて国会で答弁に立った菅総理大臣。過去最大の総額92兆円あまりに上る2011年度予算案に続き、復興支援に向けた補正予算の編成に全力を挙げるとしています。
まずは、来月上旬にも第一次予算案の骨格をまとめる方針で、その規模は1兆数千億程度になる見通しです。
しかし10兆円以上の補正予算が必要だとの声が上がっていて、問題はその財源をどう捻出するかです。
菅氏「今、この時点で増税を考えているか考えていないかという事についてですね、今この時点で特に増税というものを考えて何かものを言っているつもりはありません。しかしあらゆる可能性については議論する必要があるだろうと、、」菅総理は増税については否定しませんでした。しかし野党側は民主党のマニフェストの見直しを求めています。
加藤氏「民主党のマニフェストでございますが、これは即刻止めてですね、復旧・復興に充てるべきであると、、」(公明党)菅氏「マニフェストの実行に全力を挙げる立場という、その原則そのものは現在でも変わっておりません。」
子供手当に高速道路の無料化や高校の無償化、そして法人税5%減税など民主党がマニフェストに掲げているこれらを合計すると総額は5兆円近くなります。
菅氏「現実にこれだけの大震災が発生した中で、優先度というものを考えなければならない。」
国は地震の被害で休業を余儀なくされた従業員を対象に、失業手当を受け取れるという特別措置を始めています。
また、原発事故で出荷停止を余儀なくされている農家に対し、東京電力による補償が始まるまでの緊急措置として、政府が前払いをするという救済策も浮上しました。戦後、最大の被害となった今回の東日本大震災。復興が急がれる中で被災地にとって求められている政策とは・・危機管理の第一人者に直撃します。
(佐々淳行氏の総理の視察ヘリの件・政府の体制・評価できる事などなどへの コメントは、まとめて後半の記事へ)
女子アナ「今後、復興に向けて歩むべき道筋について16年前の阪神淡路大震災の時に、陣頭指揮を取った方はどう考えているのでしょうか。」
阪神淡路大震災の発生時、官僚機構のトップ、官房副長官として復興対策にあたった石原信雄氏。今回の東日本大震災に対する政府の体制についてこのように語りました。
石原氏「出だしはですねぇ、非常に良かったと私は思ったんですよ。政府も非常に早く緊急災害対策本部を立ち上げまして、であのー、官房長官も適時記者発表をしておりましたから。
しかし、その後の推移を見てますと、ややこう政府の対応が混乱と言うんですかね、本来の津波の被害対策・対応と、原発の対応が一緒になっちゃって、ややこう混乱したんじゃないかっていう感じがしましたですね。」
16年前、時の村山政権がまず取った行動。それは現地・神戸で陣頭指揮を執る大臣を選び、送り込むことでした。
石原氏「東京から離れてましたからね、神戸ですから、やはりこれは現地で直接指揮を執る閣僚を作ったほうが良いというんで、小里国務大臣を選任の大臣として任命してですね、で、現地に行って現地で指揮を執ってもらうと。
そして必要な策は即断即決でやってもらおうじゃないかという対応を致しましたね。」
この時、村山総理はあるメッセージを大臣に伝えたと言います。その一言はその後の震災復興を大きく後押しするものとなりました。
石原氏「『現地に行ってですね、人命に関わるような問題が起こったら即断でやってください』と。『現行の法令とか予算を苦慮しないでやって下さい』と。
『その後の責任は全部私が取るから』と(村山総理に)言って頂いたんですよ。」
今こそ、16年前の震災が残した教訓を生かし、これまでに例のない権限委譲こそが必要だと石原氏は語ります。
石原氏「政府の意思を早く決めるという事と、それを実行に移す為に都道府県知事に大幅な権限を与えるという事じゃないでしょうか。
各省の責任者にも権限を与えると同時に、実施するのは都道府県・市町村ですからそこに大きな権限を与え、また財政負担が大きくなりますんで財政的な特例措置も十分に講ずると、、」
生きるか死ぬかの被災者の方達に、まずお金を回すのは人間として当然の話。
優先順位はハッキリしているのに、未だに民主党マニフェストに拘る理由が理解できません。バラマキ5兆円は被災者救済に回すべきです。
現地大臣の選任と、大胆な権限委譲と、それに対して総理大臣が全責任を負う腹づもり・・本当に菅総理に出来るのでしょうか??
後半記事は、スタジオでの佐々淳行さんの、ここまでの政府の体制への苦言・提案をまとめです。
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昨日テレビ朝日【スーパーJチャンネル】(11/10)で、
尖閣ビデオ流出した人が名乗り出た事に関し、コメンテーターの田岡俊次と大谷昭宏の言い草があまりにも酷かったので記録しました。中盤から怒りがワナワナと沸いて来ると思います。
義憤にかられたねずみ小僧より、単なる泥棒ネコの方がマシだってー!被害者の遺体写真の流出と同じだってー!それと論点のすり替えがスゴイんです・・どんな凶悪犯の話だよっ!(呆)
(尖閣ビデオ流出させた人が、名乗り出た一連の流れの説明などのあと・・)
女子アナ「・・まだ分かっていない事が多く、多くのナゾが残されています。」アナ「さてスタジオには軍事ジャーナリストの 田岡俊次さんにお越し頂いております。宜しくお願いします。まずあの、巡視船の乗組員・海上保安庁の職員が『自分が流出させた』というこの事態そのものを田岡さんはどういう風に受け止められましたか?」
田岡氏「そうですね、最初の頃はね、それほど秘密じゃなかった訳ですから、実は。
報道にも配ろうかとしたぐらいで。だから途中から政治的判断でその出さないって話になったから、最初のうちは多分ね、内部では相当その参考資料としてね、出回ったんじゃないかと思うんですよ。
だから"うらなみ"なんていう小ーさいその巡視艇のですね、それも彼、№3のはずですからね、船長がいて機関長がいて、で彼で。10人ぐらいのうち、№3ぐらいの人が入手できると言う事は、もう相当出回っておったんでしょう。
だから問題は、その段階でむしろ彼が何故そのあのユーチューブで流したかとこの方が問題でしょうね。
アナ「・・大谷さんね、あのー、那覇の地検、つまり検察と石垣の海上保安本部と、ここにあったものが、何故このくらいの立場の人が見る事が出来たかっていうところが、つまりそれはイコール、何故どうやって入手したかという事に繋がるんですが。」
大谷氏「あの、今の分かっている報道ではですねぇ、あの5管からですねぇ、あの石垣の海上保安部のですねぇ、あのパソコンにはアクセス出来ないと。ですから5管はですねぇ、その資料は持っていなかったと。いう風に言っているわけですね。(フリップ説明) それが何故5管に来たのかという事になればですねぇ、あのアクセスできてないって事になれば、
例えばですね、幹部であれば海上保安学校、あるいは海上保安大学校の例えば同期生がいて、情報交換していて、今回の件は酷いというような事でですね、『見てくれ!』と流れた物がですね、まぁどういう動機かマンガ喫茶から流されたと。
少なくともそこにですね、接点があるとすれば、残念ながら共犯者の存在の可能性も私はあると思うんですね。」
アナ「それは田岡さんがさっき仰った、そのつまり誰かが渡さなければ、あるいは誰かと一緒に見たりして入手する事が出来なければ、この今回自分が流出させたんだと言って名乗り出た人間に渡らないわけですよね?」
田岡氏「そう、だから最初の頃はね、東京にまで行ってるわけですよ。で、東京の報道に配ろうかといって、その、短く編集した物を作って用意までしたわけだから、当然いろんなとこにそれは実際は出回っておったんじゃないかと思うんですね。だからある程度、ある段階からむしろその政治的判断で『出すな』って話になったんだから。だからこれ裁判になっても、なかなか難しいんじゃないかな(笑)」
アナ「この流出させた意図というのは田岡さんはどうお考えですか?」田岡氏「多分そのー、一種の義憤みたいな話で、例えば海上保安庁はこれだけやったのに釈放して、政府はけしからんとか、まぁ愛国心とか、なんかそういう風に、あのーこう愛国無罪的心理でやったんでしょうけどね、
国民の中にもそれを支援する、あのー、世論は非常に強いけど、僕はあれ危ないなぁーと思うんですよ。
つまり戦前でもそうだけども、愛国心と言ったら、なんか全部免罪されちゃう、まぁ中国のあのデモはそういう風なデモでやるんだけども、
あれは戦前に、そういう事で満州事変が起きたり、2.26や5.15が起きたりするわけで、
だからアレ、一種の軍ですからね。軍じゃないと言う事になっているけれども、国境警備隊であって、準軍隊で、それが政府の方針に逆らって一部の者が行動するって、非常ーーに危ない。あの自衛隊以上ですよ、
自衛隊の方は後ろだけど、彼らは最前線ですから。国防の。
だからあれはよほどシビリアンコントロールをね、彼らに対してしっかりしなきゃと私は思ってるんですがね。」
大谷氏「これは間違えちゃいけないのはですねぇ、その秘密に当たるかどうかっていう論議があるんですね、守秘義務といって果たしてこれは秘密かと。
とんでもない話でですね、国がそれは公開したならともかく、そうでない限りはですねぇ、
海上保安庁と検察が持っているですね、捜査の重大な証拠な訳ですよね。
で、その捜査の重大な証拠を公判前にですねぇ、流出させるというような事になれば、
例えば被害者の遺体をですね写真をドンドン流出するというのと同じでですねぇ、公判で裁判所が証拠請求して認めたときに初めて明らかになるわけであって、それまでは重大な秘密であってですね、
そんな物は秘密じゃないかどうかってバカな論議をしている場合じゃなくて、明らかにっ、守秘義務違反です。とんでもない話ですっ! 」
田岡氏「ただ証拠開示を事前に弁護士側にしろという姿勢が最近強いんですがねぇ。」
大谷氏「それは公判前、????手続きになったらの話で、今の段階で捜査員が勝手に色んな家宅捜査をしてですねぇ、押収したものを流す、とんでもない話で、これはやっぱり絶対、刑事事件としてですねぇ、厳しく立件していかなきゃいけないと思うんですね。」
アナ「これあの政権への影響っていう点については、田岡さんはどうですか?」田岡氏「どうでしょうか、しかしそのーー、監督不行き届きでっていうのはありましょうけどもね、しかし、むしろこれ政権に対してダメージ与えてやろうという事もあったのかも知れませんからねぇ、その政治的、、それにわざわざ乗る事もなかろうって気は、私はしますがねぇ。」
アナ「まぁいずれにしてもその9月7日に事件が起きて、それでその公開されたのが先週ですから、つまり2か月近くずっとどこかに、そのDVDなりそのビデオはあったわけで、この1人だけがやったとは、ちょっとまだ考えにくい所は、、」
大谷氏「ですから共犯者の存在とですねぇ、動機の解明ですよ。で、今の段階でですね、やっぱり義憤にかられたとかっていうのは軽率であってですねぇ、
義憤にかられたねずみ小僧なのか、単なる泥棒ネコなのか、それはこれから動機を解明してですねぇ、しっかりと、、」
田岡氏「泥棒ネコの方がマシでね、意図的にやったとすれば、それは国家公務員法じゃないけどもですねぇ、軍で言ったら抗命罪な訳です。上で政府の方針と上の上官の命令に逆らって逆の事やるというのを放っておけばね
本来こういう場合、一番前方にいる国境警備隊なんかね、政府が『出ろ』と言ったら出るね、『下がれ』と言ったらパッと下がるようにこう巧みにちゃんとやっていなきゃと困るわけで、勝手に判断してやられちゃホント堪ったもんじゃないっ。どれほど国家に危険か分かりませんからね。だから僕は安易な同情みたいな事は本当に禁物だと思ってるんですよ。」
アナ「まぁいずれにしても、事情が聞かれて、そのもう少し内容が出てくると、もう少し見えてくるかも知れませんね。ありがとうございました。」以上
「そんな物は秘密じゃないかどうかってバカな論議をしている場合じゃなくて、明らかにっ、守秘義務違反です。とんでもない話ですっ!」と大谷氏は言っていますが、法律と危機管理の専門家の佐々淳行氏は・・
《「一生懸命泳いでいるのを銛で突いた」by佐々淳行氏 【ワイドスクランブル】》より
「今度のこの海保の問題は、私は弁護人やります。
(中略)堂々と自首して来いよと。検察庁が捜査を始めてね、見苦しく手錠を掛けられるんじゃなくてね。胸張って出て来いと。それで国民の審判を受けろと。で、公務員法違反はね、さっき本当に仰ったようにね、守秘義務違反なんてのはせいぜい減給か戒告ですよ。それでいいじゃないですか。それで処分して。」
と言われていました。どちらに共感出来ますか?
今朝の朝ズバッでも、若狭弁護士が「秘密」に当たるのかどうか難しい・・みたいに言ってたし。
大谷は、裁判があるから秘密に当たると言っていますが、そうなんだ~。
中国人船長の裁判って、いつ??何時何分何曜日にあるんですかね~~????
ちなみに田岡氏は、愛川欽也のパックインジャーナルの準レギュラーで、愛川氏が師と仰ぐ人です!(苦笑) ←これで人物像お分かりですよね。
とにかく中国大好きのアジテーターで、日本が強くなる事を全力で阻止しようとしているに見えます。だって中国の脅威なんて全くなくて、日米関係もずっと良好だと言い張る、民主党熱烈支持の人。
はっ! ふたりとも民主党の政権支持だから、民主党転覆目的と位置づけて、けしからんって事かな^^;
いくらなんでも、夕方のニュースに、こんないい加減な事を唾を飛ばしながら喋る人達を呼ぶなよ、テレビ朝日・・・・
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テレビ朝日【ワイドスクランブル】、『尖閣ビデオ流出で政府の対応生激論』の中で、佐々淳行さんも「銛」の噂について触れていたので、その部分を記録しました。
川村氏「・・ただ今回のこれは全面的に公開されたわけじゃなくて、44分に編集されたもんですから、まぁ官邸の中で見たその2時間半近くの物がですね、それが本当に全部出た時に、また違った側面も明らかになる可能性もありますよね。」
佐々氏「よろしいですか。(はい、どうぞ:アナ)もう本当に川村さんの仰るとおり。これ全部じゃないんですよ。44分間でしょ。それで海保としてはね、その奄美大島沖の北朝鮮工作船の一部始終をビデオに収めて、それを公開しましたよね。
その結果、大変な支持があって、且つそれによって北朝鮮工作船、来なくなった。
そういう事を考えてね、彼(ら)は詳細に撮ったと思うんです。ですから、何でね、あの接げんのとこでお終いなんですか。
あれからね、検挙活動が映ってるんですよ。
で、検挙活動の際にね、中国船に3人乗ったとこで離れて、一人突き落としてるという複数の確実なと思われる情報があります。
それが一生懸命泳いでいるのを銛で突いた。(なかにし礼の笑い声)更にはね、それをあの乗り切っちゃって沈めようとした。
こういう状況が更に検挙活動をやって、船長が暴れてるというね、こういうフィルムがこれから出たらどーするんですか。
こういう意味でね、全面公開すべきだというのが私の意見です。
それから今、川村さんの仰ったとおり。あの私はね、元公務員で、しかも秘密保護法を作れと言っていた治安責任者ですから、秘密保護法がなかった事。
それから領海警備法を作れって言ったのに作ってなくてね、領海侵犯という主権侵害の国事犯(政治的な犯罪)をですよ、漁業法違反、密漁といって追っかけるんですから、こんなバカな国ありません。
これ何とかしなきゃいけない。そういう法律を作ってきちっと情報管理しなきゃいけないんですけれども、
本件に関してはね、私はあの、警視庁公安部の外事3課・国際テロ情報が流れた事については検察の側の証人に呼ばれたら行きます。
今度のこの海保の問題は、私は弁護人やります。
それはね、まさにあなたが仰ったようにね(※川村氏が『本当に義憤かられてやったのならに犯行声明を出して会見でもするのが当然と発言)、これは国事犯でありね、破廉恥罪じゃないんだから。
堂々と自首して来いよと。検察庁が捜査を始めてね、見苦しく手錠を掛けられるんじゃなくてね。胸張って出て来いと。それで国民の審判を受けろと。
で、公務員法違反はね、さっき本当に仰ったようにね、守秘義務違反なんてのはせいぜい減給か戒告ですよ。それでいいじゃないですか。それで処分して。
その上でね、国民にこの海防が欠落してるよ、これでいいんですか?尖閣が5星国旗立ちますよ。
ヘタすると対馬もやられますよっていうね、問題提起を彼は堂々とやってほしい。」
川村氏「まぁいずれにしても、このAPECの首脳会議でこの問題をきちっと良いケンカをしてですね収めてほしいと・・(中略)」アナ「そうですよね。これいわゆる犯人捜しで終わってジャンジャンじゃないわけで、こっから先、その日中をどうしていくかっていう事を考えていただきたいなという風に思います。お二人方、どうもありがとうございました。」 以上
これで、「銛」の話をテレビで喋った人は、石原都知事と惠隆之介氏と佐々淳行氏で3人目かな。
惠氏の「たかじんのそこまで言って委員会」での発言は別にして、やはり、こういう発言は生放送に限りますねー!!☆しかも、佐々さんは危機管理の専門家だし、説得力ありました。
(※印のところ)・・正確には、川村氏は、
(前原批判をした後)「本当に義憤に駆られて、正義の味方月光仮面という事で、公開をしたのが、国家公務員であるのならば、堂々と『私はこれを自分自身がやりました』という犯行声明を出してですね、記者会見でもするぐらいの事があって然るべきで、
そうでなければやっぱり政権に対するですね、信頼度をわざと失わせる国家公務員としての、私は重大な違法行為だと思います。」
と言ったんです。佐々氏は川村氏の真意を分かってて、実は軽い刑罰だと切り返して言ってるのがなかなか憎い。それともうひとつ、シビれる発言がありました!
佐々氏「(最初は公開する方針で、ビデオも編集させていたのに、極左弁護士の仙谷さんが出てきて公開しないと言った)
悪いけどね、マスコミの皆さん、何故追及しなかったの? 『我々国民多くの者が知りたい・見たいと言っている。知る権利がある。我々マスコミはね、知らせる義務がある。なーんで公表しないんですか!?』ってもっとやってくれたら、で早く公表されてりゃね、
恐らくね、中国の反日デモも起こんなかっただろうしね、それで謝罪と損害賠償要求してくるなんて、あんな無謀な話ないしね、
それからねメドベージェフがね、これは良いチャンスだって、国後に行かなかったと思いますよ。(以下 略)」
マスコミは「誰が? 何のために?」という犯人捜しより、一連の政府の責任を追及しなさい!
何故凶悪犯を釈放したのか、何故ビデオを秘密にしようとしたのか!?
で、ビデオの全面公開も政府に迫るとともに、今後一番重要な問題は、尖閣諸島をどう守っていくかという事を国民に問題提起すべし。
あと、ビデオを公開してくれた月光仮面さんは、速やかに佐々さんの所へすぐに連絡してほしいです!
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