中国の監視船
NHK-BS【ワールドWave】で、
14日に尖閣諸島付近の日本の領海に中国の監視船6隻が侵入した件と、
中国が国連に大陸棚の延長を求める申請書(尖閣諸島含む)を出した件をニュースでやっていたので記録しました
日本の報道と真逆ですが、これをChinaは世界に発信しています・・・
女子アナ「中国の海上巡視船を管轄する海監総隊の責任者は16日取材に応じ、釣魚島(尖閣諸島)の周辺海域で主権を守る為の巡航を引き続き行うとした上で、これまでの巡航は期待通りの効果を上げたと述べました。」
肖副総隊長「国家海洋局の共産党組織は速やかな対応策を取りました。巡視船・中国海監6隻による船団を組み、釣魚島と付属の島周辺の海域で主権を守る為の巡視活動を行いました。魚釣島・コウビショ・セキビショなど釣魚島とその付属の島全ての海域で巡航しました。」(中国海監総隊)
船団は海監50・15・26・27・51それに66の6隻からなり、かかる海域で日本の海上保安庁の巡視船と飛行機を多数発見しました。
中国の領海に不法に侵入した日本の船舶と飛行機は中国側の船団を追跡し妨害して来ました。
肖副総隊長「我々は、綿密な対抗策を元に相手の追跡や妨害に対処し、現場海域で退去を呼びかけるなど相手の侵入を阻止する為の活動を行い、主権を示しました。」
中国の巡視船は今も釣魚島周辺海域に滞在しています。シケが収まるのを待って引き続き巡視活動を行うことにしています。
女子アナ「中国外務省は16日、中国は国連の大陸棚限界委員会に対し、東シナ海の一部で領海基線から200海里を超える海域への大陸棚の延長を求める申請書を出すことを明らかにしました。」
2009年5月中国は国連大陸棚限界委員会に200海里を超える海域への大陸棚の延長に関する予備的データーを提供しました。中国は、限界延長の準備を進めていることを示しました。
国連海洋法条約は、沿岸国の大陸棚が領海基線から200海里を超える場合、データーを国連大陸棚限界委員会に提出することで委員会がかかる大陸棚限界について沿岸国に勧告することになっています。
中国政府は東シナ海の大陸棚は沖縄トラフまで自然に伸びており、領海基線から200海里を超えていると一貫して主張して来ました。以上
14日、尖閣諸島周辺の日本の領海内に中国の監視船6隻が侵入した件は、海上保安庁の船が領海の外に出るよう無線などで警告したわけですが、
中国の監視船も「島は中国の領土、正当業務を執行中。直ちにこの領域から離れて下さい」と日本語で応答してきました。
あれは、自分たちの海を自分達が監視しているというアピールしていたわけです。
実はChinaは、2010年から国家管理地に尖閣諸島を指定していています(国有地化)!つまり先に中国はドンドン先手を打っていたという事です。
中国が国連の大陸棚限界委員会に、東シナ海の一部で領海基線から200海里を超える海域への大陸棚の延長を求める申請書を出した件、
法的決着ではありませんが、
少なくても中国は本気で日本の領海をとりに来ている。今年に入ってからも3月、7月、今回と領海侵犯してますし、絶対に引き下がらない。
これに対し、日本の国連へのアプローチとしては、野田総理が25日からの総会で日本の立場についてスピーチするようです
Chinaの実効支配のシナリオとして南沙の場合
Chinaは本気で獲りに来てますから、日本は反日デモに惑わされず、覚悟を決めて尖閣諸島死守しなくてはいけません。もうある意味、戦争状態なのかも。
もし漁民が上陸したら、南沙の二の舞であっという間に尖閣を要塞化しまう可能性が大きいです。
次に盗りに来るのは沖縄です。
周辺国もジーーっと事の成り行きを傍観してるので、絶対に譲歩出来ない状況だと思います。
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