世界同時株安
NHK-BS【ワールドニュースアジア】上海・東方衛視で、
世界同時株安の要因は、先週末のアメリカ株の急落のせいで、FRBの利上げの時期が不透明だから不安が広がっている。中国経済への憂慮は理性的ではない。と報じていて超ビックリしたので記録しました
てっきり、今回の世界同時株安って「中国経済の先行きに対する不安が高まっている」からだと思ってた(棒)
アナ「先週末にアメリカの株式が急落した事などの影響を受けて24日、アジア・ヨーロッパ市場も全面安の展開となりました。
日本の日経平均株価は前日比4.6%下落し19000円台を割り込み5ヶ月ぶりの安値となりました。(オーストラリア・韓国・インドネシア、ヨーロッパ各国指数も軒並み大幅下落という解説 略)
世界の株価市場の同時安が起きた要因は何でしょうか。
専門家は、アメリカの連邦準備制度理事会・FRBによる利上げの透明さや、ギリシャの不安な情勢。またアメリカ経済の成長の鈍化、人民元の為替レートの変動が原因だと見ています。
FRBの関係筋は、利上げの条件はまだ整っておらず、利上げの時期を見極める必要があるとしています。これまでFRBの利上げはアメリカ経済及び世界経済が好調に推移するバロメーターだと見られていました。今、利上げの時期が不透明である為、不安が広がっています。
世界的な金融危機が7年周期で起きるというジンクスがありますが本当でしょうか。
専門家は世界的な金融危機の到来とは言えない。中国経済の減速に対する憂慮も理性的ではないと見ています。
証券チーフエコノミスト「世界の経済成長の中で中国が占める割合は最も高いものです。これまでの急激成長はピークを過ぎ、今は中・高速成長の段階に入ります。
という事で成長の鈍化やデフレそして金融危機への懸念が広がっています。こうした憂慮から株価下落に繋がっていると考えます。しかし過度の悲観的な見方は理性的ではないと思います。
中国経済が安定成長を維持する為に、財政政策や通貨政策などのツールを生かす手段は多々あります。」以上
この世界同時株安、「Chinaバブルがはじけかけてるんじゃないか??」という不安・疑心暗鬼が要因というのが、China以外・世界中の見解かと思います。
2年前、この巨大バブルの行方を予測した番組がその来るべき「備え」について提言してい他ので紹介
《中国12大ゴーストタウン(鬼城)潜入取材。シャドーバンキングの全貌と史上最大バブルの行方 【未来世紀ジパング】》 抜粋
未来予測
後藤氏は「弾けないバブルはない」とスタジオで解説。
中国経済成長の原動力は46%を不動産やインフラを占めており、日本のバブル時代でも30%ほどだったので中国の方が病が重い。
日本のマイホームは年収の10倍と言われたが、北京の住宅価格は年収の50年分にまで達している。
武田洋子氏「政府もこのままいくと拙い認識していて、成長をゆるやかに落としつつ、地方政府をコントロールした過剰投資を少し抑えていく方向にしているため、今すぐ弾けるというよりはソフトランディングさせようとしている。しかし先送りにした場合はバブル崩壊の可能性がある。」 (三菱総合研究所チーフエコノミスト)
後藤康浩氏「中国はハードランディングを何とか避けようと色んな工夫をすると思うが、かなりハードランディングに近い物が起きる可能性が高いと私は思う。
(日本への影響は?) 金融に関して言うと、日本の金融機関はあまり中国にお金を貸していないので直接的なバブル崩壊の波はあまり来ない。
ただ、日本企業は中国に退去進出しているので、中国の国内需要が低下すると日本企業の売り上げも利益も減るのでその分の影響は大きいと思う。
日本企業は中国のバブルが崩壊するかもしれないぞという覚悟を決めて、それに対する備え。シートベルトを絞めて振動に備えましょうという事だと思う。」以上
高利回りすぎる中国のバブル金融商品に庶民が殺到している現象は本当に危なっかしいです。一言で言うと、がめつ過ぎというか、拝金主義でのめり込み方が異常。
投資先、連絡先さえ全く分からないとか、詐欺師にとってはカモねぎですよね
で一方、開発の仕方も強引過ぎて、地方住民の不満爆発も時限爆弾だと思うし、このまま開発し続けても鬼城だらけになるのは必至。
中央政府もも地方政府を上手くコントロールしてソフトランディングするなんて至難の業だし、どう見ても突然弾けてしまう気がしてなりません。
なので日本企業も出来るだけリスク回避を考えつつ、シートベルトを絞め直さないとヤバイですね。
出来たら軸足をアセアンに持って行った方が良いかも。どーせ足抜けする時、身ぐるみ剥がれるんだから徐々にね。ヤクザ国家に足突っ込むと、後々大変だという事です。
とにかく、ダマシダマシの金融商品がいつまでも回るわけがないし、
China経済は砂上の楼閣だと改めて確認。・・
ここ数年、Chinaの経済崩壊が噂されてきたけど、いよいよって気がするなぁ。
そういえば、AIIBどうなってるんでしょう?
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