ロッテ建設
NHK-BS【ワールドニュースアジア】ベトナムVTVニュースで、
「25日、鉄鋼大手フォルモサ社の建設事業で足場が崩壊し大勢の死者。これまでで死者17人。負傷者は28人(多くが緊急手術)で救急搬送。
現在重機をフル稼働させ鉄骨などを片付けていて、軍・公安・国境部隊・労働者など1000人が現場で被災者の捜索と救助活動中」と、アナウンサーが説明したあと、病院内のレポートでの負傷した作業員の証言部分を記録しました(要約です)
かなりの大規模事故で、これは今後大きな問題になると思いますよ。この際、韓国とベトナムの問題についても少し書きます。
●レポーターの現場レポート
・病院の総合科には7人搬送された。7人とも多発外傷で緊急手術が必要で2人は重傷。
・搬送された28人のうち、現在こん睡状態でないのは2人だけ。
・この2人によると、事故が起こる1時間前に足場が揺れ動く兆候があったので、すぐに現場監督の韓国人に報告したが放っておかれた。
被災した労働者のキヨさん「数人の韓国人が『全然大丈夫だよ、上って仕事しなさい』と言ったので、上って仕事を始めて2~30分したら揺れを感じ、足場が崩れました。(Q.何処に居ましたか?) 分かりません。」
もう1人の負傷者「およそ5秒で足場は一度に崩れました。崩れたのでとにかく走って逃げました。(Q.上に居ましたか?下の方に居ましたか?) 上です。(Q.何m位ですか?) およそ15~20mです。・・」(病院関係者が一人ひとり手術の経過などの説明 略)
・25日夜、サムスングループの代表者は死亡した人に対し、一人当たり3000万ドン(約16万円)を補助。
(ベトナム政府の動きなど詳細と、片付け・救助が困難を極めている様子など 略) 以上
ちなみにこの工事は台湾企業が受注して、足場担当がサムスンだったのようです。
台湾企業のベトナム工場で足場崩れ13人以上死亡 サムスンが組み立てか
【経済】 2015/03/26 14:30・・関係者によると足場は韓国のサムスンが組み立てを行っていたという。
現場では当時、建物の型枠をジャッキで押し上げながら連続的にコンクリートを設置する工事が行われていた。・・
事故現場はもう何がなんだか分からないくらいぐちゃぐちゃです。
確実にサムスンの安全管理の問題だと思いますよ!人の命を何だと思ってるんだろう(怒)
それにしても、中国人作業員も多い中、ベトナム人だけが被害を受けたのが不思議
足場崩壊、14人死亡=反中暴動の建設現場また災難―ベトナム 時事通信 3月26日(木)
【ハノイ時事】ベトナム中部ハティン省ブンアン経済区の製鉄所・港湾建設現場で25日夜、高さ30~40メートルの足場が崩壊し、14人が死亡、30人が負傷した。軍や警察が救出活動と原因調査を進めている。ベトナム国営メディアが報じた。
タインニエン紙(電子版)によると、製鉄所プロジェクトは台湾の鉄鋼大手フォルモサが主導。事故が起きた港湾建設現場は韓国のサムスンC&Tが担当している。現地では中国人5000人以上を含む約4万人が働いているが、死傷者は全員ベトナム人という。
死傷者が全員ベトナム人って偶然でしょうか?まさか、危険箇所にベトナム人を働かせていたなんて事はないでしょうね? で、死亡者に16万円の補助って・・まさかまか賠償金じゃないですよね?
重機が入らないくらいの瓦礫の山になって手作業の捜索だと言っていたけど、一刻も早い救助と、原因の究明をしてほしいです。
そして、奇しくも?同日、韓国国内でもまたまた工事中の橋が崩壊し作業員9人が落下し、1人が死亡した事故か起こっていたので合わせて紹介します(ロッテ建設施工)
アナ「京畿(キョンギ)道・龍仁(ヨンイン)市の橋梁建設工事現場で橋の床板が落下し、作業員9人が一時下敷きになり1人が死亡し8人が怪我をしました。」
工事中の橋の床板が落下し、瓦礫の山となった事故現場では下敷きになっている作業員がまだ残っていないか重機を使った捜索が朝まで続けられました。
事故は昨日(25日)午後5時20分頃、全長27mの橋を建設中の現場で発生しました。橋の床板になる部分の型枠にコンクリートを流し込んだところ支えていた構造物が崩壊し、落下しました。
コンクリートの重さに耐えられなかったものと推察されます。消防署長です。
「橋の床板を支える橋げたが破壊し、上部で作業中だった作業員のうち、数人が転落してしまいました。」
作業に当たっていた16人の内、中央部分に居た7人は避難し無事でしたが、残りの9人が10数mの高さから落下しました。消防当局が瓦礫の下敷きになった9人を救出しましたが、その後1人が死亡しました。
(以下 略)
韓国は、海外のインフラ建設に手出しするなと言いたいです。特に橋は
《韓国KBS「釜山の工事中の高架道路が崩壊、また手抜き工事か」 【ワールドWave】》2013年12月20日
高さ20mの橋の上からコンクリートを流し込んでいた時、これを支える構造物が重さに耐えられなくなりました。
いつもいつもコンクリート流し込んでグチャってなるようです。
《沸騰!太平洋の親日国パラオ。日本、そして中国と韓国の関わり 【未来世紀ジパング】》2013年11月06日
ここには以前別の橋が架かっていた。1996年9月、韓国企業が手掛けた橋が突如崩落。交通の要を失い、パラオ初の国家非常事態宣言が発令。そこに手を差し伸べたのが日本!約30億円の無償援助で2002年に完成。・・
橋崩壊の話に逸れたので、サムスンに話を戻します。
そもそもサムスン財閥は、人命を軽視していると思います。例えば・・・
《閉塞感・格差拡大の韓国経済失速「見捨てられた格差の街。財閥優遇の光と影。サムスンと白血病訴訟。サムスンと平昌五輪。朴政権の苦悩」など 【新報道2001】》2014年06月01日
・・支援を行ってきた労務士は原因の1つは会社の構造にあると指摘する。
「労働者の健康の為基本的にやるべき事を疎かにしてきたので、このような大きな健康被害になった。」
映画の中で責任を追求する遺族たちが一人の男性の名前を叫んでいた。
20年以上に亘る韓国最大の財閥・サムスングループの頂点に君臨する豪腕経営者イ・ゴンヒ。・・
ベトナムの人もそろそろ本気で怒っていいと思います。 ベトナム戦争の時から、韓国には色々とされて来ていますから
《米公文書が暴いたベトナムの「韓国軍慰安所」。野党副総裁時代、朴槿恵がベトナムへの謝罪を猛批判していたワケ》2015年03月26日
現在でも、韓国人は東南アジアの人を見下していますし
《KBS「韓国で国際結婚の外国人女性 70%がDV被害」 【ワールドWaveアジア】》2013年05月22日
・・5年前に結婚したベトナム人の女性は、夫から強要されて2回も人工中絶をしました。
ベトナム人女性「『お前みたいなバカが子供を産んだら、その子供もバカになる。堕ろさないなら出ていけ』と言われました。」
韓国に嫁いだ外国人女性達は、身体的な暴力や暴言、性的虐待など様々な被害を受けています。
女性家族省が調査した結果、家庭内暴力を受けている外国人妻は69.1%に達しますが、身分的問題などで逃げることも、離婚を要求することも難しくなっています。・・
この事故の件、いつものように日本の地上波テレビでは取り上げないかな?
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NHK-BS【ワールドニュースアジア】韓国KBSで
第2ロッテワールド工事現場で作業員が転落死したのを受け、ソウル市がトラブル発生の水族館と映画館の使用中止命令を出したというニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)
本当にトラブル続きなのに、ソウル市、臨時使用承認を中止するの遅すぎ
つーか、このタワービル自体が不吉で危険そのものなんですけど・・・
アナ「第2ロッテワールドの作業現場で作業員が作業中に転落しました。
水族館の水槽からの水漏れ、映画館の揺れが続く中での死亡事故の発生で先行きが心配です。そうした中、臨時使用承認を与えたソウル市は水族館と映画館の使用中止を命令しました。」
作業員の死亡事故が発生したのは、ショッピングモール棟8階のコンサートホールの工事現場です。
死亡したキムさんは足場の撤去作業中、10mの高さから転落しました。ロッテ建設の役員です。
「事故原因を徹底的に調べて対策を講じます。一緒に作業していた人や目撃者がいない為、まだ原因が分かっていません。」
水族館の水槽からの水漏れや天井の亀裂、映画館の揺れなどが問題になっていたところにとうとう死亡事故まで発生し、ソウル市がようやく腰をあげました。
ソウル市は映画館と水族館の使用中止を命令しました。専門家の調査で映画館のスクリーンが揺れている事が分かり、床の振動も確認されました。
また水族館についても安全性のチェックが進行中で、構造の安全性が確認されるまでは使用を制限すべきだとの判断です。
更に死亡事故が発生したホールについては、工事をストップさせる事にしました。特別点検を行い、再発防止策が纏まってから工事の再開を許可する方針です。
ソウル市の住民です。
「何故今まで放置していたのか理解に苦しみます。遅すぎます。」
ソウル市は、市民の不安や不便を出来るだけ解消するため早急に点検を行い、事故の原因になった問題点が解決されなければ、臨時使用承認を取り消す事も視野に入れています。以上
また転落事故ですが、命綱なしの作業だったって事ですよね?
警察関係者は「足場工事は鉄筋が重いため一人では作業できないが、なぜ一人で上ったのか、作業中の事故なのか、ロッテ側の対処が適切だったかなどを調べている」と説明した。
ちなみに日本では、安全帯(命綱)使用に関しては、労働安全衛生法と厚生労働省令労働安全衛生規則に規定されているそうです。具体的には・・
省令労働安全衛生規則第518条の1
「事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。」省令労働安全衛生規則第518条の2
「作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」
10mの高さから転落死だから、作業床も命綱も防網もなかったのかも知れません。
ロッテ建設って、一事が万事、安全対策を蔑ろにしているようだし、隠蔽・言い訳ばっかで市民も信用していないんですよね。
【取材日記】市民の安全が最優先だ=韓国 2014年12月15日 中央日報
ソウル蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールドが「安全スキャンダル」に包まれた模様だ。ソウル市のイ・ゴンギ行政第2副市長が10月2日、「低層部3棟の臨時オープンを承認する」と発表して以降、大小の「安全警報」が鳴っている。
ロッテワールドモール5~6階の飲食店街の通路床の亀裂(10月26日)、ロッテワールドモール1階の天井から落ちた金属物で男性負傷(10月29日)、「AVENUEL」館8階天井ポール亀裂(11月3日)、アクアリウム(水族館)の漏水現象(12月9日)、ロッテシネマワールドタワー店の14館スクリーンと床の揺れ(12月10日)。これまで明らかになった問題だけで数え上げるのも息が切れるほどだ。
実際、第2ロッテワールド誕生の過程でも話が多かった。李明博(イ・ミョンバク)政権時だった2009年3月、首相室は京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港の補助滑走路変更を条件に第2ロッテワールドの高さ制限を撤回した。呉世勲(オ・セフン)市長時だった2010年11月、ソウル市は高さ制限の撤回により建築許可を変更した。このような迂余曲折を経てロッテグループは123階(555メートル)の第2ロッテワールド新築の夢を叶えた。
この過程で市民からの異議申し出が絶えなかった。ソウル市の臨時オープン承認措置に対して市民団体や保護者らが反発した。「特定財閥大企業の利益の前に、市民の安全や利便性を根こそぎ投げ打った」として反対デモを行ったが力不足だった。
オープン後、安全関連の問題点が提起されるたびにロッテ側は隠したり後手に回る対応をしたりするのが常だった。
5~6階の飲食店街の通路床の亀裂が発見されるとすぐにロッテ建設は「『ソウル3080』(1930年~80年代のソウル)の街デザインを再現するための意図的な亀裂」と釈明したが、ひそかに補修工事を行った。水族館の亀裂に対しても「世界的なアクアリウムで漏水は一般的な現象」と言い逃れた。
政府や公務員の対応も信じられないのは同じだ。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は5月13日、安全帽をかぶって工事現場を点検した。当時、朴市長は「完工時まで持続的に点検する」と約束したが、それだけだった。ソウル市は臨時使用の承認を与えながら「建築物の安全対策など4項目を履行しなければ承認を取り消す」と脅したが、その後に積極的な措置をしたという便りは聞こえてこない。
国民安全処のキム・ドンヒョン生活安全政策官は11日の記者会見で「精密安全診断の結果によって安全措置命令を下した時にロッテが履行しなければ使用制限命令を出せるが、現段階では難しい」と釈明した。一時的な営業停止をしたくても法的手続きのためにできないという話だ。
セウォル号惨事を体験しながら韓国社会が確認した教訓がある。企業が利潤追求にばかり固執すれば、国民の安全を威嚇し、企業自らの存立も大言壮語できないということだ。不安な市民は今「市民の安全を優先してほしい」とロッテに要求している。 チャン・セジョン社会部門記者
市民の生活・安全より特定財閥優先なんだから、事故多発は起きるべきして起きているです。
関連記事
《第2ロッテワールドタワー、またトラブル!水族館の水漏れ隠蔽 【韓国KBS】 》
2014年12月10日 より一部抜粋・・何かあってもとにかくいつも隠したり、「大した事ない」「大丈夫」「問題ない」と言うけど、ロッテワールドタワーのトラブル、これで何度目
- 2012年10月25日にビル中央のコンクリートコア部分に複数の亀裂が確認され、2013年2月にマスコミに報道される事態となった[1]。
- 2013年6月25日、建設中タワーの足場とコンクリート型枠が落下。型枠にて作業中の従業員1名が転落死。5名が破片に当たるなどして負傷した[2]。
- 2013年10月1日、午前9時25分ごろ、11階の工事現場から長さ2mの鉄パイプが落下。約50m下にあるソウルメトロ蚕室駅出口天井に当たり、天井が破損する事故が発生した。負傷者なし[3]。
- 2014年2月16日、午前0時02分ごろ、工事現場46階のコンテナボックスから出火。25分後に鎮火。人命被害はなし[4]。
- 2014年に入り、ソウル中心街で突如、地面が陥没するシンクホールという現象が多発している[5]が、第2ロッテワールドタワーの建設工事がその原因という可能性が出ている[6]。
- 2014年10月27日、5階・6階の床にひび割れが確認されたとマスコミの報道され「ソウルの昔の姿を再現したエリアに施工業者が意図的に昔の雰囲気を演出するために高い費用をかけてあえて亀裂を出したもので、安全上なんら問題ない」[7]。
- 2014年10月31日、53人乗りエレベーターが停止し従業員1人が閉じ込められるも「貨物が片側に寄っていた為で問題ない」[8]。
- 2014年11月02日、53人乗りエレベーターが停止し客が閉じ込められるも「担当職員が着いた時には正常に動いて客は降りた後だった、状態は調査中」[9]。
- 2014年11月03日、8階天井構造物に50cmの亀裂が発生するも「耐火ボードの継ぎ目に生じたもので、安全には全く影響はない」[10]。
そして地下鉄工事か、ロッテワールドタワーの地下工事が、シンクホール・ソウルの道路の陥没の原因では?とも言われていますね・・・
韓国の安全への概念、本当に日本とは雲泥の差で毎度ビックリです。
官民癒着か普通の国だから、ソウル市とロッテの癒着も想像に難くないけど、
ナッツリターンみたいに、ロッテグループももっと痛い目に遭わないと分からないかも。
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