メア
ABC朝日放送【おはようコールABC】で、沖縄防衛局長更迭の解説をやっていたので記録しました(中央の画像は朝ズバッ!) 局長にも問題ありだけど、やっぱ沖縄紙って・・・
アナ「沖縄防衛局長が女性・沖縄を侮辱する発言をしたとして更迭されました。この話題をお送りいたしましょう。
まっ、そもそもこれ普天間飛行場移設問題にも絡んでくるんですけれども、普天間飛行場があまりにも危険だって言うんで、沖縄県の名護市の辺野古に移設しようとする。
海上に飛行場を造るわけですから環境破壊が起きますよね。その環境にどのような影響があるかアセスメントをですねぇ、沖縄県に提出を今年中にすると言われていたんですが、
なかなか提出をどうも政府、しないようだということなんで、色んな質問が出た。で、こういう風に答えたんですね。田中防衛局長、こう答えました。まぁちょっと読むのも憚られるような事を言ったんですけども、田中局長、こう釈明しております。
『これから犯す前に犯しますよと言いますか?』(と発言したと報じられる)」
『言った覚えはないが・・・そう解釈されかねない雰囲気だった』
どんな場所で言ったかが問題です。
こちら・・沖縄県那覇市の居酒屋さんで行われました地元の記者との懇談会の場。オフレコ発言なんです。
地元の記者は『局長、環境アセスメントの評価書が全然今年中に出るって言われないんですけど、どうしてですか?』って言ったら、こんな事を言っちゃったわけなんです。
お酒の席でございます。オフレコ・記事にならないと思っていたからついつい言ってしまった事かも知れませんけども、政府の高官ですから、許される立場ではないわけですよね。」石田氏「まぁ品位がないですよね。」
アナ「特に報じたのが、琉球新報という地元の大きな新聞社なんですけれども、沖縄というのは琉球新報と沖縄タイムスで二社大きな新聞社がありまして、もうシェアがほとんど100%なんですね。
地元の意見を代表する大きな言論機関ですから、その記者として、やっぱりオフレコと言ったってこんな事を言われたら許せるわけがないっていうことで、翌朝、記事にしたわけなんですよねぇ、で、昨日ですけれども、即座にこの田中局長をですね、沖縄から呼び寄せまして、防衛省本省に。更迭を決めました。
で、この更迭・辞めさせる事を決めた一川防衛大臣もっ! 色んな舌禍事件を起こしておりますねぇ。
・就任時『私は安全保障の素人です。素人だからこそシビリアンコントロール・文民統制が出来るんです』
というまかり間違った事を言って批判されました。素人のくせになーんで防衛省の大臣になるんだ?!と言われましたねぇ。それから最近の事です・・
・ブータン国王ご夫妻がいらっしゃいました晩餐会を欠席した時にっ、自分の知り合いの国会議員の資金集めパーティーに行ってたんです。そのパーティーの席上『いやぁ国王が今いらっしゃってますけど、私は○○さんの方が大切なんですよ』リップサービスにも程がある。
そういう人がですね(笑)、田中局長が言った事は酷いですと更迭しても、物凄くね、説得力ないわけなんですよねぇ。まぁ、こういった状況で沖縄の仲井真知事、こう仰いました。『口が汚れる。コメントする事すらできません』と仰った。
鳩山政権の時からずっと『最低でも県外』と言い続けてきて、鳩山・菅両政権動かず。野田政権になってもこんな事になっている。沖縄県の方はほんっっっとに悔しい思いが・・・
これ、女性蔑視であると同時にほんっっとに沖縄県の皆さんを蔑視する発言ですからね。」
石田氏「ホントですよねー、軽視してますよねー、ホントに。腹立ちます。」
アナ「それからアメリカ軍の沖縄に駐留する軍のトップのメアさんという方、今年の春ですけれども、『沖縄県民の人は怠惰でゴーヤも作れない』と言って更迭された事もありましたね。
日米両政府とも、沖縄の軽視があまりにも甚だしい。それがこのようにポロッと出ちゃう。そういったことじゃないかと思いますねぇ。」
以上
酒の席だろうがオフレコだろうが、完全アウェーのところで、こんなアホな発言をする政府高官はクビでよろしいとは思いますが、それより、防衛省の人事全部見直したほうが良いと思います。
トップが素人で常識知らず!なんて冗談じゃない。
この局アナの解説、途中まではなかなか良かったのに、最後のメア氏の発言のくだりは言わないほうが良かったわ。現にメア氏はこう反論していますしね。
この「日本人は、和の文化を強請りの手段に使う」「沖縄は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人でゴーヤーも栽培できないほど怠惰」といった報道に対し、著書『決断できない日本』の中で共同通信社の欺瞞であると反論している。(ウィキより)
でも「犯す」というコトバを本当に使ったんかいな??
地元の言論機関・沖縄二紙は今までも、その在り方自体疑問なところもあります。例えば、教科書採択問題や米軍トモダチ作戦も歪めて報じているのが事実。
《東京では知らない沖縄の歴史教科書問題 【愛川欽也パックインジャーナル】》より抜粋
・・・沖縄県では、琉球新報と沖縄タイムスの2紙が圧倒的なシェアを持つ。しかし、その記事は必ずしも県民の声を反映していない。
東日本大震災の被災者救援活動に、沖縄県嘉手納基地などから米軍が「トモダチ作戦」として参加した。沖縄県で、米海兵隊員らに共感する声が広がった。
だが、地元紙の見方は違った。
琉球新報「在日米軍が普天間飛行場の『地理的優位性』や在沖海兵隊の存在意義などをアピールしている。強い違和感を覚える」(3月18日付社説「それでも普天間はいらない」)
沖縄タイムス「震災の政治利用は厳に慎むべきだ」(3月22日付社説「政治利用に見識を疑う」)
今回のケースは、地元紙に煽(あお)られた県教委による、適正な教科書採択に対する不当な妨害工作といえる。(いしかわ みずほ)
これらを見ると沖縄紙ってやっぱりアジテート機関だと思えちゃう。このようにテレビも新聞も「事実」を伝えるものではありません。マスコミ報道を鵜呑みにせず、複眼的にみて、自分で調べて考えることが大事だという事ですよね。
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