テレビにだまされないぞぉⅢ:マーダン・ギャパー

マーダン・ギャパー

2020年08月05日12:35【強制収容所】#ウイグル　出身の元ﾌｧｯｼｮﾝﾓﾃﾞﾙ男性が、手錠でベッドに繋がれてる自撮り映像とメール入手【ｲｷﾞﾘｽBBC】

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NHK-BS【ワールドニュース】イギリスBBCで、

ウイグルの強制収容施設の自撮り映像を入手と報じていたので記録しました

(青字はナレーション)
この元男性モデルが自撮りしてメールと共に親族に送れたのは、武漢ウイルスのお陰。
中国政府のいう「職業訓練施設」じゃない事が、また明らかになりました。

「全員頭に袋を被せられ手錠と足枷を付けられいる」・・中国政府の非道さに戦慄・・

　
アナ「BBCは中国の西部・新疆ｳｲｸﾞﾙ自治区での秘密の大量収容制度の内側を映した貴重な映像を入手しました。
自撮りの映像でｳｲｸﾞﾙ族出身の元ﾌｧｯｼｮﾝﾓﾃﾞﾙの男性が手錠をかけられベッドに繋がれているのが見て取れます。
親族は、中国が言うところの再教育のため連れて行かれたと言っており、その後一切、連絡がないとの事です。
ｳｲｸﾞﾙ族は、中央ｱｼﾞｱのｲｽﾗﾑ教徒で大半は中国の新疆ｳｲｸﾞﾙ自治区に住んでいます。
現在の推計ではそこにおよそ1000万人のｳｲｸﾞﾙ族がいるという事ですが、最大100万人が厳重に警備された教育訓練ｾﾝﾀｰで拘束されており、こうしたｷｬﾝﾌﾟの中では強制労働や拷問など人権侵害が行われているとの証拠が増々出てきています。
中国の外務省も新疆ｳｲｸﾞﾙ自治区の当局もBBCからのｺﾒﾝﾄの求めに応えていません。ｻﾄﾞﾜｰｽﾞ記者の報告です。」
　
数年前までﾏｰﾀﾞﾝ・ｷﾞｬﾊﾟｰさんは故郷、新疆から遠く離れ、中国南部でﾌｧｯｼｮﾝﾓﾃﾞﾙとして高い収入を得ていました。
　
しかし、これは今年2月の時点での彼です。自分のｶﾒﾗで撮影した物で服は汚れ。左手は手錠でﾍﾞｯﾄﾞに繋がれています。彼が新疆に戻っている事は明らかです。

ｽﾁｰﾙの格子窓の向こうでは、ｳｲｸﾞﾙ語でﾌﾟﾛﾊﾟｶﾞﾝﾀﾞが流れています。
　
彼が罰を受けるリスクは承知の上で、ｱﾑｽﾃﾙﾀﾞﾑに住む叔父を始めとする親類がこの動画の公開を決断しました。

叔父「黙っていても甥を助ける事にはなりません。広く社会に知ってもらう事が甥を助ける唯一のﾁｬﾝｽなのです。」

ｼﾞｮﾝ･ｻﾄﾞﾜｰｽ記者「ﾏｰﾀﾞﾝ・ｷﾞｬﾎﾟさんさんは2018年薬物で有罪となり16か月服役しました。しかし家族は彼は無罪だったと考えています。刑期を終えてほっとしたのもつかの間、警察が再び彼を拘束し新疆に戻しました。数日間の教育を受けてもらうというのが理由でした。

私達は中国政府関係者に対して、何の罪に問われているのか、何故手錠でﾍﾞｯﾄﾞに繋がれているのかを尋ねましたが回答はありませんでした。」
中国は新疆全体に厳重に警備されている施設を造ってきました。
　
画面は、これらの施設が収容所ではなく過激思想を無くす為の学校である事を、世界にｱﾋﾟｰﾙする為に政府が作ったﾋﾞﾃﾞｵです。
しかし、去年国際的な批判を受け中国は施設を閉鎖するとみられました。
ﾏｰﾀﾞﾝ・ｷﾞｬﾎﾟさんが動画と一緒に送ったﾒｰﾙをみれば、中国側の主張が本当ではない事が明らかです。
　
「小さな部屋に50~60人が閉じ込められている」
「全員頭に袋を被せられ手錠と足枷を付けられいる」
「拷問を受ける人の声も聞こえる」と書かれています。
「ある時は朝から晩まで男性の叫び声が聞こえた」

ｼﾞｮｰｼﾞﾀｳﾝ大学教授・ﾐﾙﾜｰﾄﾞ教授「警察の拘置施設についての彼の描写は戦慄です。文章が上手で大変詳しく書かれています。人々が受けている恐ろしい扱いが詳細に書かれている稀有な情報源です。」
　
彼がこの秘密裏の制度を知らせる事が出来たのは、新型コロナウイルスが原因でした。微熱があったため、隔離房に移され私物を手にする事が出来ました。
その中には、これは警備員も知っている事ですが、携帯電話がありました。
しかし、彼からのﾒｯｾｰｼﾞは突然始まったのと同様に突然来なくなりました。以来音信も途絶えています。

雨雲さんのツイート

マーダンギャッパさんが動画と一緒に送ったメールより
「小さな部屋に50〜60人が閉じ込められている。全員頭に袋を被せられ、手錠と足枷をつけられている。拷問を受ける人の声も聞こえる。ある時は朝から晩まで男性の叫び声が聞こえた」 pic.twitter.com/su8wXArlZx
— 雨雲 (@xAegvg0JipIY0hD) August 5, 2020

私も薬物で拘束というのは違う様な気がします。

ﾏｰﾀﾞﾝ・ｷﾞｬﾎﾟさんは、ピアスして腕にタトューがあるから、当局に目を付けられたような？

中国のテレビ、男性タレントの耳にぼかし入れる　理由は？　(CNN)2019.01.19 Sat posted at 11:49 JST
・・中国では昨年、メディア規制当局がテレビ局にタトゥーを入れた俳優の起用を禁止した。中国国営メディアによると、「ヒップホップ文化やサブカルチャー、非道徳的な文化」を扱うことも禁じられた。

モロ当てはまるでしょ

それにしても、気に食わない人を突然拘束して、手錠かけて監禁するとか、人権弾圧もいいとこ

そういえば、中国共産党を批判していた青年も突然消えたけど、どうなったか心配です。

だって本当の事を話せば生く末は・・

«中国共産党批判のジャーナリスト　#陳秋実　氏、行方不明から1週間【フランスF2】»2020年02月13日
・・カメラを回してたのはかつて弁護士だった、社会問題を告発するコチラのｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄです。彼はｺﾛﾅｳｲﾙｽについて取材をし、SNS上で当局の対応を躊躇いなく批判していました。
(中略)
方政さん「中国では本当のことを話す者の行く末は３つです。
死か、亡命か、監獄です。」

先日もBBCは、スタジオで、駐英中国大使に「ウイグル人の集団移送」動画を見せて説明を求めたりGJ☆中国大使の反論に唖然！としたけど(；一一)

«ｽﾀｼﾞｵで「手錠・目隠しで集団連行されるウイグル人映像」を見せられた劉暁明中国大使の反応！(・・;)【ｲｷﾞﾘｽBBC】»2020年07月20日
・・一方、新疆ウイグル自治区の中国の人権弾圧の報道には、各国からの非難が寄せられています。
　
ｲｽﾗﾑ系男性が再教育施設に送られ、女性は不妊手術を受けるといった事例が伝えられ、ラーブ外相は大変憂慮していると表明しましたが、中国大使は「拘束された上、目隠しをされた男性が列車に連行される様子」だとされるﾋﾞﾃﾞｵを見てこう答えました。・・