プレート地震
TBS【朝ズバッ!】の「ミノがしません!今日のけさ単」 というコーナーで、プレート地震の余震の恐怖をスマトラ地震の例を出して解説していたので、記録しました( ただし、かなり要約^^;)
天災は忘れた頃にやって来る・・まさに油断大敵です。
巨大プレート間地震・・・プレートとプレートの間で起きる巨大地震のこと (←けさ単)共通点 : 本震だけでなく、余震も頻発
①メカニズム
・スマトラ沖地震は、約1000kmに亘っている。(M9.1)
・東日本大震災は、約500kmに亘っている。(M9.0)
八木氏「巨大プレート間地震は、地殻にひずみをもたらし、多くの余震を発生させる。」(筑波大学 准教授)
・スマトラ沖地震は、M6.0以上の余震が45回。最大M8.6(3ヶ月後 200km離れた所で死者約2000人) 更に5年以上続いている。
・東日本大震災は、(5/1まで) M5.0以上451回、M6.0以上76回、M7.0以上5回 余震域というのは専門家が出すが、今回はその想定を越える余震が起きている。ではいつまで続くのか・・余震は現在減っているが、今後、誘発地震は増える。
八木氏「誘発地震は時間が経つほど起こりやすい。少なくとも5年は警戒が必要」誘発地震としては、首都直下型地震が危惧されている。
③火山
・スマトラの時は、5つの火山で噴火している。
巨大地震が起きると地殻自体が変化し、火山活動が活発化する恐れがある。
・日本は、少なくとも13の活火山で地震活動が活発化。
八木氏「大地震は火山活動も活発化させる。」
歴史的にも、宝永大噴火(1707年)の49日前に、富士山の形を変えたとも言われている宝永の大地震が起きている。(M8.7)
鷲谷氏「富士山は宝永の大噴火から約300年が経過し、いつ噴火してもおかしくない。」(名古屋大・地震火山・防災研究センター 教授)
あの震災の日から2ヶ月が経ち、当時の表現しようのない絶望感から思えば、日本全体が少しずつ冷静さを取り戻しつつありますが、仮設住宅設置も鈍足で、避難所生活も疲労のピークだと思うし、福島第一原発も不安定だし、電力確保もどうなる事やら・・・
大きな余震・津波対策って、今の政府は考えているのでしょうか?? 特に被災地辺りの福島第一原発の仮の防潮堤建設も、やいのやいの言われてやっと重い腰を上げたところですよね・・
この上、大きな余震・津波・大型台風被害・大洪水でも起こったらと思う、と暗澹たる気持ちになります。余震の間隔も大きくなって、油断しがちになりますが、あと5年位は、十分に注意しましょうね。
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