パン
テレビ東京【 日経スペシャル 未来世紀ジパング 〜沸騰現場の経済学〜】(10/21)で、
世界で存在感を示す 日本の美味しいパン! の取材をカナダ・アメリカでやっていたので記録しました(要約)
Jpan(J-パン)の世界進出の可能性、想像以上に大きいです(・・;)日本人向けのパンがこんなに外国人にウケるとは正直ビックリ。
まずは番組内容の紹介から
雑誌やテレビで特集されるなど、女性を中心にちょっとしたブームとなっているパン。いまや、家庭での消費量も、コメとほぼ同じ水準にまでなっている。専門家に言わせると、日本ほど色々な種類の美味しいパンが食べられる国はないという。そんな日本のパンが、北米で人気となっている。
カナダ・バンクーバーをきっかけに、一大旋風を巻き起こしている"日本流のホットドック"。
そして、ニューヨークで人気を呼んでいる"日本の食パン"。
パンなんて、世界どこでも同じだろうと思ったら大間違い。日本のパンは、一味違かった!
バンクーバーで一番人気 JAPAドックカナダ・バンクーバーは屋台が多くひしめく町。100軒近くある屋台のなかで、一番人気なのが、日本人が経営する“JAPAドック”と言うホットドッグ屋だ。ホットドッグの店は他にもあるが、他とは大きく違うと言う。
特製ソイソースをかけた「黒豚テリマヨ」、脂身の多いソーセージに大根おろしがたっぷりのった「おろし」、そして「エビてんぷら」など、どれも日本ならではの味なのだ。また、中の惣菜だけでなく、周りのパンにもこだわり、日本のパンと同じ味を出すために、わざわざパンメーカーに特注したのだという。いまでは、旅行会社のツアーがJAPAドッグの屋台に立ち寄るほどの人気だという。アメリカのクロワッサン 実は・・・Made in Japan
アメリカで人気のパンの一つが、クロワッサンだ。クロワッサンはもちろん、フランス生まれのパンだが、アメリカで食べるクロワッサン、実は“日本生まれ”だと言うのだ。一体どういうことかと言うと・・・、アメリカのクロワッサンの多くは、機械で作られたもので、その機械を作ったのが日本の企業だというのだ。クロワッサンは、見てわかるとおり、層がいくつも重なって出来るパン。
日本のメーカーがその機械を作るまで、どこもクロワッサンを作る機械を開発できなかったのだと言う。 日本の食パンが沸騰中 その理由は・・・白くてフワフワもう一つ、アメリカ・ニューヨークで、人気になりつつあるのが、日本の食パン。
食パンなんて、世界どこでも同じだろうと思ったら、日本の食パンのように、白く、フワフワしているパンは他にはないのだ。ニューヨーカーに日本の食パンを試食してもらったら、みんな驚きの声を上げた!
ここから画像中心に記録
●カナダで断トツ人気!ニッポンの“惣菜パン”
バンクーバー市は、2010年に屋台の数と種類を増やそうと“屋台プロジェクト”政策を進め、屋台が名物になっている。中でも大人気なのが、バンクーバーに7店舗を構えるジャパドッグが販売している日本の惣菜パン。
ジャパドッグの田村徳樹さんは、世界に日本の味を広めたいと2005年にスタートさせた。
日本の味を作り出すのに苦労したのは、日本式のパンで研究しまくった。田村さんは日本式のパンを作れることが出来るパン屋を探しまわり、ソーセージにもこだわった。
「カナダのパンはバターも砂糖も使いません。小麦粉・塩・水だけなので開発が大変で1か月以上かかった。」
日本の惣菜パンの人気に火をつけたのがセレブたちで、ジャパドッグは5つ星ホテルの前で最初の屋台を始め大当たり。今では旅行会社のツアー に組み込まれるまでになり観光名所になった。
ジャパドッグの新商品開発の現場では、様々な惣菜パンを試食し、
天丼イメージのエビ天ぷらドッグが新商品として販売され、上々の人気を集めていた。
カナダで断トツの人気を集めるジャパドッグが、食のトレンド発信地であるニューヨークにも新店舗をオープンさせた。連日行列で、ホットドッグ超激戦区でも上々の人気を集めている。
JAPAドッグの人気メニューの惣菜パンをスタジオで試食。
大手パンメーカーの社員たちも学びにくる日本パン技術研究所の井上好文所長が沸騰ナビゲーターとして登場。
井上氏は、日本のパンの市場は世界で一番多い種類の製品が高品質で並んでいるとして、なぜ日本でパンが普及してきたのかを3大事件と一緒に解説した。(①明治7年 アンパン登場 ②戦後アメリカがパンを普及 ③アメリカのホームドラマの影響で普及)
●アメリカ 知られざるパン事情
アメリカ・ニューヨークで、アメリカではどんなパンが人気なのかを取材。街の一般的なパン屋では、素朴な味わいの堅いパンが主流に売られていた。サンドイッチコーナーでも堅いパンばかりだった。
続いて、アメリカ人が好きなパンがクロワッサンの取材。取材に訪れたレストランでもクロワッサンが人気メニューとなっていて、1日に500個も売れる。このクロワッサンもJpan。
アメリカで人気のクロワッサンを製造するメーカーを取材。ノースカロライナ州シャーロットの郊外に世界初のクロワッサン製造機を開発した食品機械メーカーのレオン自動機があり、クロワッサンの製造工程を詳しく紹介。
レオン自動機では今年3月にアメリカ製パン協会からその功績が讃えられ、アメリカの食文化に大きな影響を与えたとして表彰され、林虎彦会長が栄誉の殿堂入りを果たした。(外国人では2人目)
アメリカのクロワッサン人気を生んだレオン自動機のクロワッサン製造機は、大福を作る食品ロボの開発から始まった。
ゲストがレオン自動機の機械で作ったクロワッサンを試食。井上氏はレオン自動機はクロワッサンの生産性を飛躍的に高めただけではなく、職人の技を超すような部分もあり、今では本場のヨーロッパでも普及していると解説。
アメリカの一般家庭でどのような朝食を食べているかを取材すると、朝食で食べられるパンは全粒粉の食パンだった。スーパーにもたくさんの食パンが置かれているがキメの荒い固い茶色いパンばかり。
アメリカ人に日本の食パンを試食してもらうと、初めて食べたという人ばかりだったが多くの人に大好評だった。
「アメリカ人に合わせて作っているのではなく、日本人が喜ぶパンを作っている」
マンハッタンにある日系の「カフェ・ザイヤ」では、お弁当や惣菜の他に日本の白い食パンが大人気を集めているという。この予想外の食パン人気に工場を拡大し、1日に650本の食パンが売れている。
有名ホテルなどにパンを卸している大手パンメーカ・インターナショナルデライト社では日本の食パン人気に注目していて、スピロ・セイグ社長も実は日本のパン屋から食パンを買っているのだという。井上好文氏の未来予測を紹介する。
わたし的に、エビ天ぷらドッグは美味しそうだけど、おろしドックは微妙~
正直、食パンなんて世界中同じようなものだと思っていたので、アメリカに白いふわふわの食パンがないのが本当に意外でした。アメリカ人の欠かせないクロワッサンも、日本の技術だったとは・・・!
Jpan恐るべし。日本人の発想の柔軟さで日本オリジナルのパンはもっと進化しそうです。
ただ技術面で、パクる気マンマンの国だけは今後要注意ですよー。
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