バラク・オバマ
2020年11月23日15:59香港が注目、オバマ前大統領回顧録「約束の地」、上皇・上皇后両陛下にお辞儀した真意【日曜スクープ】
香港が注目・オバマ前大統領回顧録の中で、上皇・上皇后両陛下にお辞儀した真意を取り上げていたので記録しました(青字はナレーション)
このオバマ氏の深々とお辞儀したシーンには感動しました☆
当時、イギスBBCもこのお辞儀シーンの映像を流し伝えていました
«イギリスBBCが伝えたオバマ氏の東京演説、天皇皇后両陛下へのお辞儀»2009年11月15日オバマ氏の回顧録は相当な分量だそうです。多くの既存メディアは鳩山由紀夫元総理への言及ばかり報じたけど・・「天皇皇后両陛下への敬意」を最初に報じないとは呆れたもんです
【オバマ回顧録】鳩山元首相への手厳しい批判と、天皇皇后両陛下への「お辞儀」の真実 11/192009年当時は、韓国と米国の蜜月中。一方、日米は冷え込んでいきました それも「悪夢の民主党政権時代」の象徴。そして安倍政権になり、徐々に日米関係が強固になって行きました
<外交も含めたオバマ政権8年の政治的決断を克明に記録した本書は、歴史的な記録として貴重>
かねてから話題になっていたバラク・オバマ前大統領の回顧録『約束の地(A Promised Land)』が、今月17日に発売になりました。紙版では768ページでこれだけでも大冊ですが、実は今回の『約束の地』は前編であり、後編に当たる部分はこれから完成するようです。その後編が仮に同じ分量だとすると2冊で1500ページになるわけで、これは相当な分量です。
(中略)ところで、本書における日本に関する言及ということでは、鳩山由紀夫元総理への批判が入っていることが話題になっています。この点に関しては 鳩山氏に関しての “A pleasant if awkward fellow,“ という形容をどう解釈したらいいかが議論になっているようです。例えば朝日新聞(「不器用だが感じの良い男」)はマイルドな訳、一方で時事通信(「感じは良いが厄介な同僚」)や毎日新聞(「感じは良いがやりにくい」)は辛口ということで、訳し方にも幅があります(いずれも電子版)。
この部分ですが、直前には鳩山氏との日米首脳会談で、経済危機、北朝鮮情勢に加えて「沖縄海兵隊基地の移転問題」が話し合われたとして、その直後にこの表現が来ているというのが大切です。また、この部分の後には、当時の日本では総理がコロコロ変わっており、“a symptom of the sclerotic, aimless politics“(硬直して目的を失った政争という病状)が10年近く続いたという厳しい指摘がされています。それが、段落の終わりにある“He'd be gone seven months later.“(鳩山氏はその7カ月後に辞任した。)という記述に繋がっています。
<手厳しい批判であることは間違いない>
ですから、この箇所の全体は普天間基地移転問題で迷走した鳩山氏への批判と理解するのが妥当です。こうした文脈を踏まえると、“A pleasant if awkward fellow,“ は、「一緒に仕事をする相手(つまり同盟のパートナー)としては困った存在であるかもしれないが(多少の皮肉も込めて)好人物ではある」という意味になると思います。
鳩山氏本人は「不器用だが陽気な」という訳を掲げて、「強烈な批判ではない」とか、「メディアが叩くのは政権への忖度か」などとしているようですが、前後の文脈を考えると、かなり手厳しい批判であることは間違いありません。
沖縄海兵隊の問題は、当時のオバマ政権にとってはその後の2011年に発表された「リバランス政策」でより明らかになるように、中国に対するパワーバランスの最前線でした。ですから、普天間移設問題というのは、オバマ氏にとっては東アジアにおける安全保障上の重要な問題だったわけです。本書の記述はその意味で、オバマ政権の記録を歴史に残す上では、全く自然だと思います。
<天皇陛下への「お辞儀」の真意>
では、本書では日本について、そのようにネガティブな形容で一貫しているのかというと、そうではありません。同じく2009年の訪日に関しては、当時の天皇皇后(現在の上皇と上皇后)両陛下との面会について、多くの文字数を割いて記述されています。
ここでは、上皇さまが昭和天皇の息子として困難な歴史の中を歩んでこられたことに思いを馳せるとともに、上皇后さまが「2600年の皇室の歴史の中で初」の民間出身の皇太子妃として皇族に入られたことによるご苦労などに、オバマ氏は深い感銘を受けたとしています。とりわけ、上皇后さまからは別れ際に「自作のピアノ曲の楽譜」を贈られ、その際に驚くべき親密な姿勢で「音楽への愛、詩歌への愛が自分の(皇室における)孤独な痛苦を慰めてくれた」ことを語られたというエピソードを紹介しています。
<後編にも期待>
(中略)ちなみに、2期目における「オバマ=安倍外交」、とりわけ中国に対する「リバランス」と日米韓連携を含むアジア外交、そして安倍前総理との広島と真珠湾における「相互献花外交」については、本書では言及されていません。こちらについては後篇にあたる2冊目を待つことにしましょう。冷泉彰彦(在米作家・ジャーナリスト)
«米韓首脳会議と日米首脳会議の温度差 "Please trust me."»2009年11月20日ちなみに↑この記事に「・・オバマ大統領と交わしたこの言葉を、国民のみなさまにもぜひ信じていただきたいと願っています」という鳩山氏の自画自賛のキモイ官邸メルマガ。全文載せてます💦女子アナ「・・アメリカのオバマ大統領は、
今日でアジア歴訪を締めくくり首脳同士の親密さをアピールしました。一方、先週オバマ大統領と会談したアノ人は
『私を信じて』と訴えていた事を明かしました。」
親米・反米双方のデモ隊が出迎えたオバマ大統領の韓国訪問。
(中略)米韓首脳の良好な関係とは対照的に、普天間基地の移設問題でギクシャクする日米の首脳。東京での首脳会談で普天間をめぐり、こんなやりとりがあった事を総理自らが明らかにした。
鳩山氏「我々としてはできるだけ早く結論を出したいと、だから『Trust me(私を信じてください)』だと、そうしたら『信じますよ』と言ってくれましたから、そういう信頼関係は私はあると思います。」(超小声)・・
で、安倍総理の米国議会上下両院合同会議における「希望の同盟」演説から日米関係が劇的に改善
«【安倍総理のアメリカ議会演説】 古森義久氏「一生懸命さが伝わり大成功」「アメリカ側は日米間のルビコンはこれで渡ったと受け止め」 【プライムニュース】»2015年05月02日そしてオバマ氏の広島訪問。日米の相互献花は歴史的でした。
«「オバマ大統領が演説で韓国人の原爆犠牲者を初めて公式に認めたが、韓国人原爆犠牲者慰霊碑には訪れず」【韓国KBS】 &日本政府「人道医療支援基金40億円」を提供の件 »2016年05月29日
そして安倍総理の真珠湾訪問。上海・東方衛視で詳しく報じ、(華春瑩報道官がいちゃもんコメント)
この日の世界のニュース(ドイツZDF 、 スペインTVE、フランスF2、 ホンコンTVB、シンガポールCNA、アルジャジーラなど)、ほぼトップニュースで報じ、特にイギリス・BBCは、安倍総理の「和解の力」のスピーチと、オバマ大統領のスピーチ「オタガイノタメニ」を、リアルタイムでほぼ全部流していました
«【安倍総理真珠湾訪問】 中国・華春瑩報道官「真珠湾訪問だけで第二次世界大戦の歴史を完全に清算できると思っているなら単なる独りよがりだ」【上海・東方衛視】»2016年12月28日この辺りの話、オバマ回顧録の「後編」で是非書いてほしいわ☆
オバマ時代を回顧して・・日米関係が修復できたのは安倍前総理のお陰だと改めて思いました!
«米国が注目、安倍総理辞任表明。ボルトン「トランプ政権下では安倍総理の規律ある外交は重要だった・・鎖のような存在だった」【日曜スクープ】»2020年08月31日
・・日本国の総理大臣として最大の功績☆(バイデンも居る)明らかに米国の態度が変わった…韓国圧力、「歴史修正主義者」レッテル覆した米議会「スタンディングオベーション14回」2015.5.11「希望の同盟へ(Toward an Alliance of Hope)」という演説で、「安倍総理は歴史修正主義者」というレッテル剥がし&日本への信用を取り戻した安倍総理
安倍晋三首相は先の訪米で、日本の首相として初めて米議会上下両院合同会議で演説し、米国から高い評価を勝ち取った。敵対国から同盟国になった日米両国の「心の紐帯(ちゅうたい)」を訴え、新時代の日米関係へ導いた演説は、歴史的成果として日本外交史に刻まれるはずだ。・・
«英・エコノミトスト誌が安倍晋三を大特集!絶賛記事!【奥山真司の地政学「アメリカ通信」】»2020年09月11日
和田憲治氏「『安倍晋三が日本を変えた』と世界的にも評価されているが、エコノミストがこんな感じで安倍晋三を絶賛です。」・・
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