ノンフィクション作家
ABC朝日放送【キャスト】で、
橋下市長が、週刊朝日のノンフィクション作家の佐野眞一氏と同誌取材班(今西憲之・村岡正浩)による共同執筆による「ハシシタ 奴の本性」『DNAを遡り本性をあぶり出す』という記事をめぐり朝日系の質問拒否した件で、
朝日放送の伊藤アナウンサーと、二木啓孝と、水道橋博士のコメント部分を文字起こしして記録しました
ゲンダイ二木、アンタは何様だよ? (;一一) 水道橋博士がコメンテーターの日で本当に良かった。
伊藤アナ「・・・さて、まず最初にお伝えするニュースなんですが、えー、これがちょっと今、ポイントになっておりまして、橋下徹大阪市長が今朝の会見で、『朝日新聞やABCの質問には一切答えたくない』という発言をしました。この雑誌が原因なんです。一体どういうことなのかまずはVTRです。」
高橋アナ「もう一度整理します。橋下市長が問題としているのは今週発売の週刊朝日のコチラの記事です。
橋下市長は『週刊朝日の記事には"政策論争をするつもりは全くない"。ルーツ、両親、じいさん、ばあさんを含めて調査して暴き出すことが目的だと記事の中ではっきり言明されている。』とした上で、
『これは血脈主義、身分制に通じる恐ろしい考え方だと僕は思っている。』と主張しています。
その上で『朝日新聞グループとして一定の方針を示してもらうまではABCについても取材には一切答えたくない。』というふうに話しています。
更に週刊朝日を発行しています朝日新聞出版のコメントなんですが『本日の橋下徹市長の発言内容については、現在確認中です。』とのことです。」
伊藤アナ「はい、でこれあのー、橋下市長の発言はABCに取材をするなという事ではなくって、取材に対して一切答えたくないという発言であったということですね。
そして、この件について、朝日放送としてはこう考えています。『週刊朝日およびこれを発行する㈱朝日新聞出版と、私たち朝日放送は、全く別の報道機関でありまして、橋下市長に関する今回の週刊朝日の記事、これの内容については、朝日放送は全く関知をしていません。』これが私達のまぁ立場なんですけれども、
さて、二木さん、今回、この記事をめぐってまっこんな事態になってるという事なんですけども、佐野眞一さんというベテランのジャーナリストが執筆をされたという、まっルポルタージュなんですけど、どうお考えになりますか?」
二木氏「まず、あの橋下さんの会見を聞いてて凄くイヤーーな感じを受けたんですね。それは何故かと言うと、これ確かアメリカのケネディー大統領だったと思うんですが、新聞記者とこうやりあって意見が違った時に、『君とは全く意見が違うけども、君の言論活動は最後まで僕が保証する』って言った事があったんです。
つまり権力を持った人だと、そういう言論機関に対して規制出来るけども、そうはしないよっていうところで初めて、言論とか民主主義っていうのをこう捉えてたっていう事になると、
そのこの話の延長上で言うと、橋下さんに気に入られないメディアについては、選別するっていう事になってくるって事は凄く嫌な感じを持つわけですね。(で、この記事に関してはどう、、:伊藤アナ)
はい、えー、実は私、佐野さんの本ってほとんど読んでるんですけども、週刊朝日、一回目でこれだけで私は判断すべきじゃなくて、あのー、凄くあのいま橋下さんがいってるような血脈主義とか、、
あのー、この前、週刊文春と週刊朝日が巾着記事のように、そこだけ取り出して書いたんですが、(あっ、新潮ですね:伊藤アナ) 新潮がですね、
で、佐野さんの取材ってのはほとんど徹底的にやるんですよね。
で、去年出したソフトバンクの孫正義さんの、えー在日韓国人であるという事をずーーーっといって孫一族の韓国まで行って、それを取材をして孫さんにぶつけてる。孫さんは全然嫌がらずに『そうだったんだよ~』というふうに話しているというような事で、
私はその佐野さんのこんなぶ厚い本を読む中で、孫正義さんのそのもの物凄いエネルギーってのがよく分かったという事なので、
多分、血脈主義ということは、佐野さんの手法ってのはそういう手法なので、彼のエネルギーの源泉はどこにあるのかっていう事を今後書いていくんだろうなっと思ってます。」
伊藤アナ「水道橋博士はこの記事、まぁ読まれたということなんですけど、、」
水道橋博士「僕も佐野さん大ファンなんで、あの読み次いできてますけども、まぁ"あんぽん"も凄く売れて、凄くセンセーショナルなもので掴んでいくっていう手法だと思うし、
あの、今までのやり方と一緒なんですよね。出自に遡っていってその人のそのアイデンティティーやなにかってところでルポタージュを展開していくんですけどもっ、
ただ、今回に関しては、タイトルの付け方から、まぁこの週刊朝日のね、えー『DNAを遡り本性をあぶり出す』っていう、この見出しのつけ方まで、やりすぎだと思います。」
伊藤アナ「はい、『DNAを遡り本性をあぶり出す』なーんて、、」
水道橋博士「あと、ヒトラーを引用しながらね、あのー、『あんな下劣な男と一緒にするなとヒトラーが墓場の下からも怒鳴りそうだ』みたいなのがあるんですけど、こういう表現もどうかな?って僕は思いますね。
ヒトラーってもう絶対悪じゃないですかー、その絶対悪に対して情状酌量のないようなところでヒトラーを使うって時に、で、更にその下だっていう決め付け方で、その議論を封鎖してるのもこの佐野さんの記事じゃないかっても思うんですよね。
だから、今後展開は分からないですよ、分からないけど最初っから殴りかかりすぎてるっていうふうに思う。ファンなんですよ、凄く。」
二木氏「まぁ第一回目読むと、佐野さんは橋下さんをそんな好きじゃないなってよく分かる(笑)んですけどもね、
ただもうひとつ、佐野さんのやつであのダイエーの中内さんのことを書いた『カリスマ』って本があるんですが、これずっと日経ビジネスに連載してる時に、最初は協力的だったんですが、やっぱりこういうふうなビジネススキームはおかしいって書いたら、告訴されたんですね。告訴されながら書いてってという事で、本が出来上がった時にそのダイエーは倒産するっていうのがあったんで、
あの・・・あの、ひとつは、じゃあこれを名誉毀損で佐野さんと週刊朝日を訴えるっていうんだったら僕は分かるんです。
あの、やっぱり凄い権力を持ってこれから日本の政治をとろうと言う人は、もっと幅広くメディアを捉えるべきだなと、、」
水道橋博士「それはそう。あの週刊朝日に取材拒否するのはまだ分かります。でも、その朝日グループっていうのがもうまったく、、全く間違ってますね。」
二木氏「(笑)ABCが何故関係あるのかちょっとわからないですねぇ(笑)」
伊藤アナ「まぁ私たちもこの問題がありましてね、もちろん朝日放送の報道の中にで色々と議論はしたんです。
で、まっ、まさにお二人が仰る事に通じるかと思うんですけど、これからまぁ日本を、つまり私達の暮らしをこう動かしていくという可能性がある人を取材する時にですね、そのいわゆるその人物がこし来し方育ってきた事をあげつらったり、妙に面白おかしくこう論ずる、これは絶対にあってはいけないと思うんですが、
ただ、その人物がこう考える源はここにあるってことがもしあるんだったら、ここはしっかり本人を含めてしっかり取材をして伝えるのがやっぱり、まっ我々の務めじゃないかと、」
水道橋博士「でも入り口は罵倒ですからね。」
伊藤アナ「ね、だからそのやり方がどうなのかっていうところがあるわけなんですね、はい。
で、橋下市長は明日定例の記者会見があるんですけれども、この中でこの件についてまっ、我々を含むメディアとしっかりと議論をしたいんだというふうに言っていますので、明日の動きについてもまたお伝えをして参ります。」以上
ハシシタって書くのって・・同和が怒鳴り込まないのかな? 人権派の弁護士市民団体も出番ですよー
で、二木みたいに「言論の自由・民主主義」がうんたら言うのなら、与党・民主党議員の出自を全部調べて発表しなさいよね。二木は、問題のすり替えも甚だしい!
その記者とケネディーがやりあったのは意見が違ったことであって、出自を暴いたりされたの?
孫正義氏は商売人だから、イヤな顔も出来ないんじゃないの?
「橋下さんに気に入られないメディアについては、選別するっていう事になってくるって事は凄く嫌な感じ」と言うけれど、それを言うなら、品のないメディアの方が凄ーーーく嫌な感じ
そういえばこの人、愛川欽也パックインジャーナルで、TBSは26日、同社の報道番組「イブニングニュース」が21日の放送で旧日本軍731部隊の映像を扱った特集の一部に安倍官房長官の写真パネルが数秒間映っていたニュースで安倍さんがちょっとしたコメントしたことに対して、
「肝のちっちゃい男だ」とキンキンと大笑いしてたのを思い出しました
橋下さんは、絶対に週刊朝日と佐野某を告訴すべきだと思う。
いくらなんでも『DNAを遡り本性をあぶり出す』とか、ヒトラーより下というような表現はやりすぎ。
メディアの驕りで、それこそペンの暴力なんじゃないの?
少なくても私はスゴイ嫌悪感を感じましたけど、皆さんはどうですか??
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