ナインミュージス
フジテレビ【Mr.サンデー】で『韓流スターがぞくぞく日本へ押し寄せる理由』
をやっていたので記録しました。整形事情とマーケット事情に納得^^;
4日前、東京有明コロシアムに出来た、果てしなーい行列を良く見ると・・少女・・少女・・また少女、彼女達のお目当ては・・今、韓国で大人気でブレイク中のガールズグループ・少女時代。
一方初上陸ライブを待ちきれないファンたちは、まだ日本デビューもしていないのに、ダンスも完璧。一体彼女達の何がここまで日本の少女達の心を捉えるのか。
ついに始まった日本初ライブはまさに圧巻だった。少女達は酔う。その完璧すぎる美脚に。その鍛え上げられたダンスと歌唱力。モデル並みの容姿でありながら圧倒的な技術を兼ね備えた存在。それが韓流アイドル。
少女A「スタイルとかもすごい良いし、ダンスも歌もうまいし、、」少女B「憧れです。憧れ。あんなスタイルになりたいし、あんな顔になりたいし、、」
少女達が憧れる韓流ガールズが今、津波のように日本に押し寄せている。一体何故韓国芸能界はこれほどレベルの高いエンターテイメントを次々と日本へ送り込む事ができるのか。
その秘密を探るべく、韓タメを愛して止まない宮根が現地緊急取材。宮根には韓国に来てまず行ってみたい場所があった。
(”冬ソナ”のチェ・ジウ ”力道山”のソル・ギョング ”チャングム”のイ・ヨンエを輩出した
漢陽大学・演劇映画科 の取材、生徒達が演劇を作り上げる風景と生徒達へのミーハー的インタビュー 略)
既に成功したスターでさえ、向上心がなければはじき出される韓国エンタメ業界。若き講師はとんでもない言葉を口にした。
キム氏「単刀直入に言えば、外見はもはやお金で買える時代です(笑)。だからこそ才能を磨かなければ韓国では本物の俳優になれないんです。」
宮根氏「これ結構すごい話ですよ。
外観は作れると。整形したらカッコよーなるやないかと。
後はその後は自分の才能とか構成力、そういうものが勝負になってくる。えらい厳しい世界ですけど、ドラスティックな世界ですねぇー。」
宮根氏「スター養成所でもあるわけですが、」(スター帝国エンターテイメント前にて)
そしていよいよ宮根は、韓流スター養成の本丸へ。数々のスターを輩出し、自ら養成も行うプロダクション。スター帝国エンターテイメント。そこで宮根は目を疑った。
宮根氏「あっ、なんかやってる」「うわぁ」
そこにいたのはまだデビュー前だという9人組のガールズグループ。このスタイルにこの美貌。そしてこのダンス力をもってしてまだデビュー前とは・・
宮根氏「アンニョンハセヨ」
4500人の中から選び抜かれた9人組。ナインミュージス。スター帝国、期待の新人だという。
宮根氏「皆さん、なに 、元々モデルさんかなんかですか?」
宮根氏 「みーんなかわいいなぁ~、大っきいし、えっ身長どのくらい? 170位ある?」「平均身長は172cmです。」
宮根氏「おっきいもんなぁ、おっきいやん、もうモデルさんやん、完全に。」
だが恵まれた容姿だけで勝負できるほど韓国芸能界は甘くない。厳しいレッスンはデビューまで最低でも3年、5年以上かけることも珍しくないという。
宮根氏 「あのー、レッスンは長い時で1日どれくらいなんですか?」「14時間から15時間」
宮根氏「(笑)14時間から15時間?!」「とても大変です。目の下にクマまでできて、シワも増えて大変です。」
宮根氏「寝てる? ちゃんと。どれくらい寝てる、一日。」「最近はずっと4時間位ですね。」
宮根氏「あとレッスン?(はい) うわぁ~きっつ。」
毎日、15時間。点滴を打ってでもレッスンを続けるという彼女達。その過酷さ、半端ではない。
声量に必要な腹筋や肺活量を鍛えるトレーニングでは・・アナウンサー歴24年、多少は自信のある宮根も・・
宮根氏「ちょっと・・しんどい。しんど はぁ、、」(リタイア)
これを数十回繰り返す内、酸欠状態で倒れる事もあるという。こーんな厳しいレッスンを乗り越えてきた彼女達の歌唱力は・・
(セラが歌を歌って 拍手)
宮根氏「歌、上手いよね」
「でも私、一番バラードが下手なんです。だから先生が人より余計に練習しろって、、」
宮根氏「ダメだらかって、ムチャクチャ上手いやん」
宮根氏「軽く歌ってあんなメチャクチャ上手くて苦手やて、どうする、それ? へ~スゴイなぁ、レベル高いわ。」
それもそのはず、彼女達にはグループ内にも熾烈な競争があった。マネージャーが見せてくれたのは彼女達の評価表。例えばそれぞれの名前の下に、ダンス・出席率・歌唱力・真面目さなどが10段階で評価され、順位が付けられている。
その月、ダンス以外の全てで9点を取り1位の評価だった19歳のヘミは、7月にはレッスンを数日休んだだけで5位に。変わって1位の座に着いたのは全ての項目で9点を取った22歳のセラだった。こんな競争がデビューまで最低3年は続く、過酷な世界。
宮根氏「韓国の芸能界ってすっごい厳しいじゃないですか。その中で勝ち残っていかなきゃいけないですけどそれは大変じゃないですか?」
「大変です。競争も凄いですし、その中で実力もビジュアルも必要。生き残るのは精神的なストレスになります。」
そんな彼女達がどんなに疲れていても毎日欠かさない事がある。それは日本語の勉強。「おはようございます・・おはようございます。いただきます・・こんにちは・・」
韓国デビューもまだなのに、日本進出に向け既に準備を進めているのだ。
実は韓国の音楽市場の規模は日本のわずか1/30程度。人口が日本の半分以下である事を差し引いても驚くほど小さい。
その原因は、アルバム一枚の単価の安さ(約1000円)と、違法ダウンロードの横行にあると言われる。だからこそ莫大な資金でアーティストを育てる韓国エンタメ界に日本のマーケットはなくてはならない存在なのだ。
宮根氏「日本のマーケットってのは大変魅力的なマーケットですか?」
イ氏「はい、アジアではどうしても韓国より日本のマーケットの方が大きいので魅力を感じます。今は韓国でデビューしてから日本進出というパターンですが、今後は初めから日本デビューを狙うグループも現れると思います。」
その既定路線は彼女達も当然理解している。
宮根氏「みんな何が難しいですか、日本語は」「漢字が難しいです。」
宮根氏「漢字かっ。逆にあれでやったらええんちゃう? 関西弁。
インタビュー聞かれて『ホンマですか~、ありがとうございます』とか言ったら、逆に新しない? ちょっとみんなでやってみましょう。『ホンマですか~?』 ・・(関西弁講座 略) かわいいやーん!」
宮根氏「こういう人達が韓国で次から次とデビューして、日本の芸能界へやってくるわけですよ。こーれはかなわんな~」(韓国取材最後の日に、韓国の重鎮・チャングムの育ての父を演じたイム・ヒョンシク氏との居酒屋?対談)
イム氏「今はドラマのテンポや感情処理が早くなっている。それは歌手も同じです。
テンポが速くスタイルも強烈でダンスだってどんどん派手になっている。確かにレベルは高くなっているんだろうけど、でもテレビを見てると頭がボ~ッとしますよ。”感動”よりも”刺激”で終わっている気がします。これは良くない。
”感動”や味わい深さ””を与えるには”刺激”だけじゃない、個人の努力や研究が不可欠なんです。」
本物の演技を今も追い続ける大ベテランと、生活の全てを投げうちスターを目指す若きアーティスト達、そのエネルギーは近い将来、日本を飲み込んでしまうのだろうか。宮根氏「みんなのエネルギーが物凄い。一つの目標に向かってとにかく全てを投げ打ってそこに行くと、、」(あとグダグダ略)以上
私には、このスター養成所が『虎の穴』に見えたけど(古っ^^;)どうですか?
確かに日本の芸能界は幼稚で、演技力や歌唱力がなくてもプロダクションの力でどうにでもなりそう~と思っているので、こういう『虎の穴』出身のアーティストが送り込まれて、しょうもないタレントは淘汰された方がいいのかも!とちょっと思いました。
それと!、昨日の記事《韓国で未開放のテレビとラジオ (日本大衆文化) 【ニュースバード】 》で、
韓国のテレビとラジオが未だに日本の大衆文化を受け入れないのは、「植民地支配を経験した世代への配慮」と言っていたけど、こういうマーケットの事情もあるのかなと勘ぐってしまったワ。
それにしても、最近の日本のテレビは、韓流とやらを必要以上に持ち上げて気持ち悪くないですか?!
私が頭が古いからかも知れないけど、これだけ顔をいじくり回すのはなんだかなぁ。
日本の少女が「あんな顔になりたい」と言っていたけど、影響されて整形を抵抗なくやるようにならなきゃいいけどと危惧してしまいます。韓国芸能界って、競争が激しいだけに色ーんな問題を抱えているんですけどねぇ・・
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