チューブ人間
TBS【朝ズバッ!】で、
麻生副大臣が終末医療に関する話の中で失言したという記事を取り上げていたんですが、みのもんたがまったく的外れな批判をしていたので記録しました
全体像を見るとそもそもこれ、失言なのか?と。
問題提起という受け取り方をすれば、全く違った記事になるはず。
それにしても、みのもんたの麻生叩きは大笑いつつ楽しそうだわっ(;一一)
女子アナ「では、次の記事見てまいりましょう。こちら奥の方から行きましょう。東京新聞のこの記事からです。」
みの氏「かっ、(顔をしかめてブツブツ 聞き取れず) なぁ~」
女子アナ「終末医療にかかわる問題でこのような発言があったということです。
麻生太郎副総理兼財務大臣は、昨日の社会保障制度改革国民会議で高齢者などの終末期医療に関し、『いいかげん死にたいと思っても生きられますからなんて生かされたんじゃ、かなわない。しかも政府のカネで(高額医療を)やってもらっていると思うとますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと』と話しました。
この発言については、午後になって『公の場で発言したことは適当でない面もあったと考える。この部分については撤回する』とのコメントを発表しています。あくまでも個人的なことを言ったまで。ということです。」
みの氏「だから国民から選ばれた国会議員がっ、しかも現職の大臣がっ (副総理ですもんね:田中) ねっ。 要するに公の場で言っちゃ拙かったなあと。個人的な見解っていうけれど、そういう考え方をじゃあこの方、持ってる方を我々は選んじゃったのかという事だから、、ねっ(笑)
麻生さんが失敗したなと思うけど、やっぱり、恵まれた環境で、ねぇ、ご苦労もなくお育ちになった方だから、こういう事を言えるのかも知れませんねぇ。
杉尾氏「あくまでも自分はそうしてほしいという文脈で言っているんですけどね。
だけどそれを、同じような境遇の人も聞いたらどう思うかっていうところまで思いが至らない。」みの氏「ハハハハハハハハ (パンと手を打ち)たまらないねぇ。」
田中章義氏「はい。『さっさと死ねるように』という言葉もそうなんですけど、あの患者さんをこう『チューブ人間』っていう発言があったようなんですけども、
もう当事者の方々、どんな思いで聞いてるのかなぁと思ったら、やっぱりこれは一国の副総理には絶っっ対に発言してほしくない言葉ですね。」
みの氏「オレだったらそうしてほしくねぇなとか、はははは いう意味も、、」
三屋氏「麻生さんは、人生観だっていうふうには書かれているんですよ。
だからもちろんこういうことって例えばお酒飲みながら親しい友人とポロッというようだったら、なんかわかるんですけど、それを公人たる方が公の会議の場所で言ってしまうということがやっぱりこうやってニュースになってしまうんでしょうね。」
みの氏「つらいやね。」以上
本人は苦しんでいるのにチューブで生かされるなんて、私も真っ平御免です。
で、こんな形でニュースになってしまうのは、事の本質を捉える力がマスコミにないからですよ。
もしくは事の本質を捉えるより、言葉狩りがお仕事だと思っているのかも。
それにしても、みのもんたは何がそんなにおかしいんでしょう?
安倍・麻生叩きする時は、実に楽しそう。
なんで、マスコミは言葉尻ばかり捉えて現状から目をそらして、肝心要の議論をしようとしないんでしょうね。
「失言だ」と騒いで本質の議論をさせないようにしているのなら、マスコミ=害です。
「麻生さんの人生観として」と記事の最初にちゃんと但して、膨大に膨れ上がる終末医療の現状を記事にすれば、国民的議論になるのにと思うんだけど・・・
↓この動画を見てから、もう一度みのもんたの発言を検証してみてください
マスコミの抜き出し方に批判殺到--麻生氏の「さっさと死ねるように」発言の真意とは より抜粋
動画19秒あたりから、会議の肉声を確認できます
主語が抜けた記事が報道されたが…
「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃかなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」
これだと老人一般について「さっさと死んでもらわないと」と言ってるように聞こえます。
実際は麻生氏が「自分場合はこうしてほしい」と言っているだけ
「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない、さっさと死ぬんだから』と渡してあるが、そういうことができないと、なかなか死ねない」
麻生氏自身が「過度な延命治療は不要である」と遺書を書いて渡してあるそうです。でもなかなか思い通りにはいかないと述べています。
「しかも(医療費負担を)政府のお金でやってもらうというのは、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと、総合的なことを考えないと、この種の話は解決がないと思う」
さらに麻生氏は「自分の場合、そういった医療を政府のお金でやってもらうのは負担に感じる」と続けます。自分自身の最期については「さっさと死ねるようにしてほしい」と尊厳死を希望しています。
新聞記事を鵜呑みにして、「やっぱり、恵まれた環境で、ねぇ、ご苦労もなくお育ちになった方だから、こういう事を言えるのかも」などとトンチンカンな批判するみのもんたも、
顔を力いっぱいしかめて憤りの発言をした詩人コメンテーターも、もっと大局的に物事を捉える力を着けた方がいい。毎度、この人達の正義ヅラには反吐がでそうです ( ゚д゚)、ペッ
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麻生太郎副総理兼財務相は21日開かれた政府の社会保障制度改革国民会議で、余命わずかな高齢者など終末期の高額医療費に関連し、「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と持論を展開した。
また、「月に一千数百万円かかるという現実を厚生労働省は一番よく知っている」とも述べ、財政負担が重い現実を指摘した。
ちょっと思い出した記事があるので、置いておきます
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