セン・キユウ

2010年09月17日12:16尖閣沖衝突事件「日中関係緊迫」 何故強硬な姿勢なのか?!【ミヤネ屋】

昨日(9/17)、読売テレビ【ミヤネ屋】で、

『日中関係緊迫』と題してやっていたので、記録しました(青字はナレーション)

今後も中国は、尖閣諸島の件は言いがかりをつけてくると思うので、歴史上の事実をしっかり頭に叩き込んでおきましょう。尚、日本人の感覚とは一味違った崔洋一監督のコメントにご注目ください^^;

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事の発端は今月7日、尖閣沖で発生した海上保安庁の巡視船に中国の漁船が衝突した事件だ。
違法操業していた中国の漁船は、停船命令を無視して逃走を続けた末、2隻の巡視船に衝突した。

リポーター「えー、船の後方にハッキリとした傷がこちらからも確認できます。」

海上保安庁は、漁船の中国人船長を公務執行妨害の疑いで逮捕した。

仙谷氏「えー、我が国の法令に基づいて厳正に対処していく事となります。」

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しかしこの事件、
中国では漁船が日本の巡視船にぶつけられたと全く逆の報道が行われた。そして日本に対する激しい抗議が・・

報道官日本側が深刻な事態を引き起こした。全ての責任は日本側が負うべきだ。」

何故中国は日本に対し、強硬な姿勢を貫くのか?

008009昨日来日しているアメリカのアーミテージ元国務副長官はある可能性を指摘した。

アーミテージ「ある程度、中国は日本を試そうとしているんだと思う。」

日中の思惑が複雑に絡み合う今回の事件、両国間に緊張が高まっている。

(VTR終了 CM明けスタジオ)

太田アナ「えー今回の衝突事件を受けまして、中国国内では日本への抗議活動というのが活発化しそうな情勢になっているんですねぇ。

えー、現在、外務省では、中国に住んでいる日本人にこんな注意喚起を行っております。

●外出時、特に大勢の人が集まる場所では注意

●中国人と接する際には言動や態度に注意

●日本人同士で集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む

運動会も現地で延期されてしまって、、」

宮根氏「なんかかなり、あの中国ではね緊迫した状況なんだなっていう感じしますよね。これだけ見ると。」

010 太田アナ「で、今回のこの衝突事件なんですが、改めて場所をご覧頂きましょう。

舞台となったのは、尖閣諸島なんですね。えー、これが尖閣諸島なんですが・・ (場所の確認 略)

だいたい台湾からの距離と石垣からの距離が似たような位置関係なるんですけどもね、

まっ、この尖閣諸島は5つの島と岩礁などからなる諸島で、日本の領土なんですね。

で、この中の久場島という島の沖合い、日本の領海内に中国の漁船が入ってきまして、衝突事故を起こしたという、、(巡視船に衝突しているわけですからね:宮根) そうです。

で、この今回の事件の経緯なんですが、コチラをご覧頂きたいと思います。(時系列で説明 略)

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で、中国はですね、今回のこの事件に対しての対応だけではなくて、非常ーに、強硬な態度を取っているんですね。コチラが一覧なんですが・・

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●排他的経済水域内で中国海洋調査船が海保測量船に中止要求(11日)

●東シナ海ガス田開発の条約締結交渉延期(11日)

●中国人民代表大会李建国副委員長訪日延期(14日)

宮根氏「まぁ今回のいわゆる事件なのか事故なのか分かりませんけれども、それをある意味きっかけに監督、ここまでやるっていうのは非常ーに、外交上のいろんな思惑って考えざるを得ないっ。」

013014崔氏「そうですねぇ、あの、いかにもやっぱり中国外交だなっという事は感じますねぇ。

1つはやっぱり、日米同盟がどのくらいの強さかという、やっぱりそういうまぁえーーー、言ってみれば、それを確証していく検証していくって大きな意味合いもあるでしょうし、

えーっと今出てますけれども、やっぱりガス田であったり、排他的水域であったりという、そういう意味でのつば競り合い。だからもう少し多分エスカレートしていく可能性はあるでしょうけども、

最終的にはやっぱり外交チャンネルで解決していくと。こういう事の積み重ねをする事によって、現在の東シナ海の制海権は一体どこにあるのかというような、あの大きな目的が多分あるだろうと思います。」

宮根氏「まぁ、飯星さん、こう日本の外交というものが試されているような気もしますね。」

015 飯星氏「うーーん、さっきもちょっと監督と喋ってて、ちょっと意見が分かれてしまったんですけど(笑)、やっぱり中国的外交だって言われればその通りなんですよ。今までずっとやってきた事だから、中国が。

ただねぇ、こういわゆる中国国内向けのパフォーマンスに乗せられたくないというか、そのあんまりこう振り回されたくないというのは、正直私達は感じるんですよ、感情的には、非常に強く、、」

宮根氏「あとー、春川さん、アメリカもどうするねん?と。オマエら、どう対応するねん?みたいなところも(笑)ある、、」

016 春川氏「それもあるでしょうし、もう1つやっぱり、背景事情として大きいのは、中国はやっぱり海洋権益ですね、要は海の上の自国の権利とか、影響力を広めるべく、今やっているわけですよね、群島も含めて

私はちょっと監督とは意見が違うのは、

もちろん外交的配慮っていうか、その落としどころもアレなんですけども、要は日本の領土でね、勝手に入ってきて、違法な操業をして、それで巡視船にぶつけてきたわけですよね。ですからやっぱり粛々とやっぱり司法手続きに則ってね、処理していくって事が大事だと思いますけどねぇ。」

宮根氏「だから、恐らく日本の外交がね、いわゆるどうするんだって、じゃあ徹底的に中国と対峙するのかどうするのかっていうのは、本当は岡田外務大臣もどうなるのか分かんないですけど、、」

017崔氏「まぁ菅さんが言う通り、それは粛々と対応するしかないんですね。

ですから僕が言ってんのは、やっぱり日本側が冷静でいるという事が一番大切なことなんだろうと思いますね。」

宮根氏「こうやって見てると、もうね、人事とか組閣で揉めてる場合じゃない(笑)と思っちゃうんですよね。」(全員、そうそうそう)

太田アナ民主党代表選のさなかに起きた事件ですからね。

で、この尖閣諸島に関して、日本がとっている立場というのはこれ、ゆるぎないものなんですね。コチラをご覧頂きたいんですが、

尖閣諸島に関して解決すべき領有権の問題は”存在しない”とあくまで、日本の固有の領土であるという立場をとり続けているんですね。

この尖閣諸島の歴史なんですが、コチラの年表をご覧頂きたいと思います。

●1895年 に正式に日本の領土になったんですね。それまで日本は無人島かつ清国の支配下にないことを確認する為の作業をずっと行って95年に日本の領土になったんですね。 

●1968年 に、国連アジア極東経済委員会が石油資源の可能性を指摘して、それから

●1971年 台湾・中国が領有権を主張しました。

●1971年 沖縄返還により日本の施政権下に。

宮根氏石油資源の可能性っていうのが出てきているんですね、、」

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太田アナ「えー、今回のこの事件について、非常に強硬な態度を示している中国。

それに対しての日本の対応という点に関してなんですが、えー、専門家にお話を伺いました。コチラです。中国事情に詳しい拓殖大学客員教授の石平氏によると、

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昨今、中国では"外交に弱腰"との批判が国内である

一連の中国政府の対応は、強い政府をイメージづけるパフォーマンス。 

日本は既に中国のシナリオにのって妥協しまくっている。毅然とした態度が必要。』(時間切れ CM) 以上

尖閣沖衝突 中国船長を起訴へ 検察「厳正に処分」…、海保が撮影した衝突時の映像やGPS(衛星利用測位システム)に基づく航行データの解析などを進めているようなので、いずれ違法性はハッキリしますね。

相変わらず、崔洋一の]最終的には外交チャンネル・・発言はトンチンカンです。妥協とか交渉とかという問題ではないし!

毒ギョーザ事件の時も最初、中国は「小日本の自作自演」と言ってました。

ネット工作もいっぱいしてました(苦笑) 例えば・・・中国毒餃子は、小日本の自作自演でしたね?言いがかりをつけられても、正義は勝つので検察はキッチリとやって欲しいです。

とにかく尖閣諸島が日本の領土だというのは確実なので、恫喝されても日本人は誰一人1ミリも揺らいではいけないと思います。ただ、在中邦人の方は、十二分に気をつけてください!

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