クライメートゲート事件
テレビは菅内閣への期待報道の高揚感いっぱいで見ていられないので^^;、
録画していた、日本テレビ【ビートたけしと7人の賢者~未来への選択 人類は滅びるしかないのかSP】(6/4分)を見ていたら、環境ビジネス?を解説していたので、その部分だけ記録しました(青字はナレーション)(タレントの発言はしょうもないのでカット)
(※番組冒頭に『クライメート(気候)ゲート事件』の再現VTR・・
これは以前記事にした重要な事なので頭に入れて読んでください
女子アナ「・・・さぁそんな中国でこんな事が言われています。『空からゲッペイが降ってくる!』」お菓子の月餅とは、お金の例え。それは鳩山さんのこんな演説に関係している。
鳩山氏「日本は温室効果ガスを1990年比で言えば、2020年までに25%削減を目指します。」
国連で温室効果ガスを25%も削減すると宣言し、拍手を浴びた鳩山さん。これで中国にお金が降って来る??
元NHKの手嶋龍一が温暖化ニュースのウラ側を解説。
手嶋氏「環境問題っていうのは、実は今の世界の中では一番重要な外交のやり取りのテーマになっていると。丁度、戦前で言うと、軍艦をどこらへんが減らすのかってありましたよね。はい、あの軍縮交渉。
あんな形で、実は環境問題が政府の一番重要な、という事になっています。とりわけコレがポイント。ご覧ください。
CO2はまさしく外交の一番重要な武器という事になっています。
具体例で言うと、鳩山総理が国連で演説をした。あの時みんな立って拍手をした。スタンディングオベーション。この間カンヌ映画祭でもありましたよね。」
たけし「ええ、色々ブーイングもありましたが(笑)」
手嶋氏「ただ、拍手をするっていうのは、外交的なまぁ儀礼でみんなするんですけども、実際はどんなつもりでやっているのかは、、」
たけし「こうやるけれども、、
『しめしめ』」
手嶋氏「やっぱり国際社会ではずいぶんと悪い人もいるという事なんですねぇ。さてそれがどんな事なのか。これをご覧ください。
一種のそれは『トップ引き』25%、、これはちょっと専門的な用語で、、」
たけし「競輪のトップ引きって昔いましたよね。今トップ引きの、、関係ない人が関わって、、」
トップ引きとは、競輪場でかつて見られた習慣で、ラストの一周まで先頭を切って走り、後続選手の風除けやペースつくりをする役割の事。
しかし、いざライト一周の鐘が鳴ると、ご覧のようにレースから外れ、勝負には絡めないのだ。
たけし「風除けなんだよ。」
手嶋氏 「大変正確な解説なんですけど、まさに風当たりが強いところで一生懸命やりますよね。そのあとに超大国はみんなその様子を見ている『是非頑張ってください』と言ったんですが、しかしこの段階で最大の問題は、25%を削減をするという本当にしっかりとした根拠があるのかどうか、という事ですけれども、
大丈夫っていう事は、この僕を除くこの方々が本当の賢人なんですけども、多分その根拠っていう事でいうと難しいんだと思います。」
「難しい・・・」「難しい・・・」手嶋氏「難しいですよね。もし、それを達成しない場合は、達成した国から排出権の権利を買わなければいけない、、」
CO2削減という宿題ができなかった日本はどうなるのか?
ここで排出規制のない中国が登場。
日本はその中国へ出かけて行き、お金や技術をつぎ込んで中国のCO2削減に貢献する。
すると、日本が排出していい枠(排出権枠)が広がる。日本はこうして他の国から枠を買って達成するしかないという。
手嶋氏 「それで今、中国はどんと日本からお金がもらえる、、それがさっきあったような形のゲッペイ。つまり、日本からウンと搾り取ってやろうという風に、、ただ一方で言うと、ヨーロッパやアメリカはどうなのかっていう事になりますと、トップ引きをしませんから、なかなかしたたかで、
今、お金をポンと取れそうなのは日本だけと、中国の人達は考えている。」
さらに世界の温暖化対策は操られている??
手嶋氏「やっぱり黒幕がいるという事なんです。それがコレなんです。
(違う話題のVTR 略)
よくわかる手嶋龍一の温暖化ニュースのウラ側
手嶋氏「実は国際情勢っていうか、国際政治の厳しい駆け引きがあるんだという事ですけど、特に温暖化の問題についてはどうですかねぇ。やっぱり黒幕がいるという事なんです。それがコレなんです。」
つまり色んな形でこの問題を考えている、この黒幕が今密かに考えつつある非常に巧みなと言うか、ビックリするようなその回答って言いますか、新たな提案がコレ、、カーボンマネー、つまりCO2通貨という風に言ってもいいんだと思いますね。(カーボンって二酸化炭素って言う意味ですよね?) そうですそうです。それがお金になる。
ただこれは基礎がありましてね、ビックリするようなことでもないんだと思います。
つまりさっき言った排出権取引というのは、もうその排出権というものが、売り買いされる、そこに価値が出てきてますね。これは国と国にとの取引。そして国が定めて企業との取引。これをつまり一般の、皆さんの家計と言いますか、懐の所に適用しようという事でカーボンマネー、、」
カーボンマネーとは、国に割り当てられたCO2排出量の規制を各家庭や個人に振り分けようというもの。
一人当たりの年間排出許容量をチャージしたカーボンカードが無料配布され、買い物には現金とカーボンマネーの両方が必要になる。
手嶋氏「ちょっと分かりやすく、このお2人について、オードリーさんね。この内若林さんはごく普通って言いますか、立派な家に住んでいて、、」
例えば、オードリーの若林がお金持ちになったので高級マンションを買おうとした場合、
現金と同時にカーボンマネーを払う事に。すると当然その分のチャージが減ってしまう。さらにアレコレ買い物を続けて、とうとうカーボンマネーが無くなった!
一方、春日野カーボンマネーは余っている。
手嶋氏「これ一年間経った時に、
若林さんはカーボンマネーが底をついている。で春日さんはポンと持っているという事になりますと、当然若林さんは春日さんからカーボンマネーを買わなければいけない、、」
そうなのです!若林は無くなったカーボンマネーを現金でチャージしなければならず、
一方、春日は余ったカーボンマネーを現金に換える事が出来る。
手嶋氏 「カーボンマネーというものが価値があり、交換の機能もあるという事になりますよねぇ。
これがイギリス人が考えたカーボンマネーという事になります。
じゃあ、これは一体どんな人が考えたのかという事なんですが、ちょっとご覧ください。
これはミリバンドさんというんですですねぇ、前の内閣で2人大臣を務めたその兄弟なんですけど、この人たちがこんな仕組みを考えた、、」
たけし「そうすると先生アレですか?カーボンマネーは個人によっても同じなんですか?均一ではない?」
手嶋氏「最初、国からもらうのは同じ。」
たけし「すると、どんな企業の親玉でも同じなんだ。(ええ) そうするとそうか、使っちゃえば自分で足さなきゃいけないんだ。買い足すってことですよね?(はい)」
手嶋氏「秩序は自分が作るんだと言わなければ、、」
たけし「仕組みを考えてお金になるという事かぁ!」手嶋氏「その仕組みを考えた人が、今後の社会の主導権を握るという事になりますから、、社会のシステムを自ら作り出す人、こういう人が重要ですし、そういうやっぱりリーダーを作らなければ、ダメ、、」
たけし「システム作るってのは、よく、、
今はインターネットもみんなそうだね。単なる仕組みをどうやって、、
まぁ金融だったらデリバティブっていう新しい金融作ったヤツとか、システムを作ったりだとか、
それが一番カネになるってのは、イギリス人は知ってるんだなぁー。」以上
欧米では『クライメート(気候)ゲート事件』に関しては、かなり報道されたので、地球温暖化の原因がCO2説には懐疑的になってきているそうです。
そんな騒ぎの中でテレビ朝日は、「地球温暖化防止プロジェクト週間」と称して特集を組んでいたので呆れて記事にしたんですが、
地上波で『クライメート(気候)ゲート事件』をちゃんと論じたのは、【たかじんのそこまで言って委員会】と、この番組しか私は知りません。
選挙前から、これは選挙の争点にしないと日本は大変な事になるという記事も書いたのですが、国連の鳩山氏の演説には愕然としました。当時マスコミは大絶賛してましたね。
カモネギ日本への拍手だっつーの!案の定、国民のほとんどが状況を把握してないうちに法案が通りそうです。
数々の民主党の悪法案もだけど、ちゃんと報道しないテレビってなんなんでしょう?!例えば、家計負担額とか。
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