ギュリ

2011年09月16日12:08韓国ミュージカル、著作権問題に関する井上公造の呆れたコメント 【おはよう朝日です】

ABC朝日放送【おはよう朝日です】で、韓流ミュージカル、著作権問題で日本公演取り消しの危機 というのをやっていたんですが、局アナと、芸能ジャーナリスト・井上公造のコメントにほとほと呆れたので記録しました。この人たちは、日本の知的財産権を守ろうという気が全くないのね・・


KARA 超新星出演の“韓流”ミュージカル 上演差し止めを請求

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アナ「KARA」のギュリさんが主演する韓国ミュージカルが著作権侵害で上演差し止めを請求されている事が明らかになりました

問題のミュージカルは「美女はつらいの」のタイトルで韓国で2008年に韓国で初上映されたもので、10月からの日本公演には「KARA」のギュリさんのほか、「超新星」のソンジェさんら韓国の人気アイドルが出演し、チケットの総売り上げがナント4億円見込まれています。

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原作とされるのは、鈴木由美子さんの漫画「カンナさん大成功です!」なんですが、韓国のミュージカル制作側は著作権を管理する講談社との契約が合意に至らないまま上映を強行していた事が分かりました

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原作者の鈴木さんは、「キャラクターとストーリーが自分のものと認められず悲しい」とコメントしており、講談社側もあくまで講演の全面中止を求めていく構えという事なんですよねぇ

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韓国では映画化されて人気になって、えー、ミュージカルもあったんだけど、それがまぁ契約的には上手くいってなかったっていう事なんですね。」

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井上氏「うーん、こういう時にね、一番かわいそうなのは楽しみにしていたファンと(そう!:アナ) それとその為に準備してきてる、この芸能人・役者の方々なんですね。」

アナ「うーん!これ来月ですから、相当ー稽古積んでますよねぇ。」

井上氏「うん、だから、なんとかね、それだけの売り上げ見込めるんだったら、金銭的なところでなんか解決できないのかなとは思いますけれどねぇ、」

アナ「ここまで来たらお互い解決の道をお互い探るしかないですよねぇ。」

たむけん「やってほしい!」

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アナ「続いてコチラです。」(以下 略)

井上公造の言い草に呆れました。これだけこじれているのに、今、カネで解決出来るんでしょうか?!

「一番かわいそうなのは、ファンと出演者」というコメントにも異議あり!

原作者の漫画家への思いやり、著作権侵害への批判は??

それでなくても、日本の知的財産権は侵されまくってるのに!

松竹は「ミュージカルの著作権は韓国企業にあると考えており、この企業から公演権の許諾を受けた。韓国企業と講談社の間で交渉されるべき話と認識している」としている。という事だそうですが、騙されたんじゃないの??

映画化の件は鈴木さんと講談社が、韓国の企業に許諾したけど、その他の興行はアウトでしょ。 

そもそもミュージカル化については交渉で合意してないのに、勝手に韓国でミュージカルを上演してたんだから、この時点でこじれてる。

これは、今後の日本全体の著作権問題にも絡む、国益にも関する話なので、ファンのために!とか言ってなあなあで済まさないでほしい。ハッキリいえばこのミュージカルを強行すべきではないわ。

ちゃんと裁判してハッキリさせるべきです。 で、韓国側はこれをどう報じているかというと・・・

韓流ミュージカル、著作権問題で日本公演取り消しの危機 中央日報

  アイドルグループKARAのパク・ギュリら韓流スターが出演するミュージカル「美女はつらいの」の日本公演が取り消される危機に置かれている。

日本の大手出版社の講談社は14日、「『美女はつらいの』の原作版権を講談社が持っているだけに、版権交渉が解決されていない状況での公演は問題の素地がある」として東京地裁に公演禁止の仮処分申請を出した。裁判所は講談社と韓国側制作会社から意見を聴取した後、遅くとも今月末までに仮処分申請に対する決定を下す方針で、場合によっては公演自体がキャンセルされる可能性もある。
  ミュージカル「美女はつらいの」は来月8日から11月6日まで大阪で公演される予定だった。すでに先月末から入場券が1枚当たり最高1万2000円で販売されてきた。このミュージカルは日本で大きな人気を得ているガールグズループKARAのリーダーを務めるパク・ギュリのほか、S.E.S出身のパダ、アイドルグループ超新星のソンジェらが出演予定で、すでに日本国内で大きな関心を集めている。
  講談社側はこの日、「『美女はつらいの』の原作漫画は1997年から日本で連載され330万部が販売された大ヒット作『カンナさん大成功です!』だ。作家の同意なく著作権を侵害された作品が公演されるのは困る」と主張した。
  漫画「カンナさん大成功です!」は版権交渉を通じ韓国では「美女はつらいの」というタイトルで2006年に映画、2007年に漫画本で紹介された。

しかし2008年に同タイトルでミュージカルが制作された時から、「原作と異なるストーリーが設定されているため著作権とは関係がない」という韓国制作会社側と、「著作権は厳格に作家のもの」とする講談社側の主張がぶつかっていた。
  今回のミュージカルの韓国側制作会社の1社のKMカルチャー関係者はこの日、「女性主人公が太っているということを除いてシナリオ自体が完全に違う設定にされており全く違う作品。日本公演を主催する松竹も著作権にまったく問題はないという判断の下で公演準備を進行していると承知している」と話した。
以上

なんちゅう、言い訳!(呆)「少し設定を変えたから関係ないもん」で通す話になってる・・

そんなことばっかりやってるから、パクリもんだらけになっちゃうのっ!

今後のお互いのためにも、裁判に持ち込むことを希望します。講談社は最後まで、漫画家の権利を守って欲しい。

この問題は、芸能リポーター如きのコメントではなく、弁護士コメンテーターの解説が聞きたいですね。

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