テレビにだまされないぞぉⅢ:オリンピック開会式

オリンピック開会式

2021年07月20日12:33#東京2020「韓国側の善意に対し、日本側の誠意ある対応待ち」と言ってた大統領府、訪日断念☆【韓国KBS】

NHK-BS【ワールドニュース】韓国KBS(7/19)で、

韓国側が「最後まで日本側の立場の変化を促している」と報じていたのに・・
日本側が譲歩する気が無く、結局文在寅大統領は訪日断念。
でも何故か韓国側は、池乃めだか状態になっています(・・;)
それにしても、ムンの来日を推し進めようとするかのような日本のメディアはおかしい。

まずは、土壇場まで来日したかったというのがよく分かる、昨日のお昼のKBSニュースを

(青字はナレーション)

アナ「日本の一部のﾒﾃﾞｨｱが韓国と日本の首脳会談について報じましたが、韓国大統領府はまだ決まっていないとしています。実務的な準備を考えると、今日中に決める必要がありますが、大統領府は最後まで日本側に立場の変化を促しています。」
　
大統領府の高官は今日、書面でﾌﾞﾘｰﾌｨﾝｸﾞを行い「文大統領の訪日や菅総理との会談の実現は不透明だ」と述べました。今月23日にも首脳会談が行われるとした日本の一部のﾒﾃﾞｨｱの報道に対し、いちいち確認しないとしています。この関係者は両国が協議中だが成果は不十分だと評価しました。
また、最近飛び出した障害要素に対して、日本側が納得できる措置をとっていないと説明しました。韓国政府はこれまで首脳会談の実現には国民が納得できる成果が必要だとしてきましたが、まだ韓国政府の望むﾚﾍﾞﾙに達していないようにみえます。
また、日本大使館の相馬弘尚総括公使の不適切な発言に対し、日本側が公式の措置を取っていないのも首脳会談の開催を不透明にしていると分析されています。

日本の入国には３日間の自主隔離が求められる為、首脳会談を行う場合、遅くても明日実務者が出発する必要があります。つまり日本側が今日中に相馬公使の人事について一歩踏み込んだ措置を取らない場合、訪日は実現しない可能性が高くなります。

これに先んじて大統領府の朴洙賢(ﾊﾟｸ・ｽﾋｮﾝ)主席秘書官は「韓国側の善意に対し、日本側の誠意ある対応を待っている」と述べて、最後まで日本側の立場の変化を促しました。

「誠意を見せろ！」はヤクザの言い分なんですけどね(・・;)　恥ずかしい外交交渉やってたわけです。

それにしても、なぜ日本のメディアは韓国側の意思を汲み取ったかのような報道ばかりするのか

日本メディア「文氏、五輪開幕日の２３日に菅氏と会談」7/19(月) 7:15配信中央日報
　日本メディアの読売新聞が、２３日に韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領と日本の菅義偉首相が初の対面首脳会談を開くと１９日、報じた。２３日は東京オリンピック（五輪）開幕日で、両首脳が五輪を機に会う見通しだ。
　同紙によると、文大統領は東京五輪を契機に訪日することを決め、今回の韓日首脳会談は東京・元赤坂の迎賓館で予定されているという。
　また、同紙は日本政府が文大統領の訪日にあわせて文大統領に対して性的発言で物議をかもした在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使を更迭する構えだと報道した。相馬公使の発言が韓日首脳会談の障害物になるのを日本政府が避けたい考えだと同紙は説明した。

TBSも

«【TBS独自】韓国・文在寅大統領「ホワイト国優遇」「GSOMIA」合意なら訪日へ。最終調整中？！»2021年07月17日
・・まずは、TBSの、韓国大統領「優遇国」「軍事機密協定」合意なら訪日へ (7/16)独自ニュース

ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ開幕に合わせた韓国の文在寅大統領の訪日に向けて、日本側が韓国に対する輸出管理強化を改め、韓国側は日本との軍事機密協定の不安定な状況を見直す方向で最終調整されている事がJNNの取材でわかりました。・・

読売新聞・NNN・JNNは完全に誤報でした。

で、日テレはムンの訪日取り止めを受けて、内幕を暴露。実は6月からムンの来日打診があったと

文大統領訪日せず「特別扱い」神経戦の内幕｜日テレNEWS24
　2021年7月19日20:38
韓国・文在寅大統領の東京五輪開会式出席と、菅首相との初の日韓首脳会談は迷走の末、開会式４日前に見送りが発表された。発表に至るまでには、日本政府の「特別扱い」拒否、日本大使館幹部の不適切発言などがあり、日韓両政府の間で水面下の神経戦が繰り広げられていた。
■実は６月から水面下で打診…文在寅大統領の日本訪問
　だいぶ前のことのように感じられるが、韓国政府が東京オリンピックにあわせた文在寅大統領の日本訪問を水面下で打診していたことが分かったのは、６月上旬のことだった。複数の日韓政府関係者への取材で、韓国側が日本訪問時に菅首相と文大統領との日韓首脳会談を希望していて、首脳会談の開催が難しい場合は、金富謙首相を派遣することも検討していることが分かったのだ。
　当時、韓国政府関係者を取材すると「日本訪問の打診は事実だが、文大統領が来日したのに、菅首相が会談してくれないということはないか？大統領が恥をかかされる可能性は本当にないか？」としつこく質問されたことが印象的だった。
　筆者は「五輪にあわせて、わざわざ大統領が日本に来るのに、日本政府がそんな無礼なことをするとは考えられない」と答えた。しかし、そもそも韓国側が考えていた「日韓首脳会談」とは「サブスタンス」、つまり外交的な中身を伴う本格的な会談で、筆者や日本政府が想定していた、五輪外交の一環としての儀礼的な会談ではなかったことが明らかになるのは、もう少し後のことだった。
■Ｇ７サミットで顔合わせるも　首脳会談実現せず…深まる溝　(中略)
■日本政府「来れば丁寧に対応」ただし首脳会談は儀礼的(中略)　
■マクロン大統領並みを要求　ハードルを上げる韓国側
　これに対して韓国側は、大統領府の関係者が「オリンピック開会式への参加は、首脳会談と成果が予見できるなら検討できる」、「首脳会談が開催されるなら成果がなければならず、日本側の態度が重要」などと発言。複数の日本政府関係者によると、韓国側は輸出管理の問題で日本側の譲歩を要求したほか、オリンピックの次期開催国として来日するフランス・マクロン大統領並みの長時間会談や、菅首相との会食を要求してきたという。ある関係者は、「“言いたい放題”の状態で、次々とハードルを上げていった」と話した。
■日本側は「特別扱い」を拒否
　こうした要求に対して、日本政府は韓国側が求める長時間会談や「特別扱い」を拒否。成果のある首脳会談を実現したいのなら、まず、韓国側が慰安婦問題や、いわゆる徴用工訴訟について、日本側が受け入れられる解決策を示すべきだとの姿勢を取った。
■最終局面で起きた　日本大使館幹部の不適切発言
　こうした中、文大統領訪日に向けた調整の最終局面で、日本大使館の相馬総括公使が、韓国メディアとの非公式の懇談の場で、文政権の外交姿勢について性的な表現を使って揶揄していたことが発覚。韓国側はこの問題と文大統領の訪日をリンクさせ、総括公使の処分が、大統領訪日の前提条件になるかのような態度を取った。しかし、日本側は不適切発言はあくまで別問題だとして譲歩を拒否。最終的に韓国側は、大統領の訪日見送りを発表することになった。
■神経戦の果ての訪日見送り「日韓関係はダメだろう」
　本来であれば、最悪と言われる日韓関係の改善につなげたかった五輪外交の場。しかし、日韓の神経戦の果てに待っていたのは、五輪直前になっての文大統領訪日見送りという、溝の深さが際立つ結末だった。韓国側の訪日見送り発表直後、ある外務省幹部は「韓国側が懸案について、解決策を示すという外交的決断ができなかったことが全てだ。これでしばらく日韓関係は動かないし、ダメだろう」と淡々と語った。日本テレビ外務省担当・前野全範