インフラ輸出
NHK-BS【ワールドニュースアジア】韓国KBSで、
昨日開通した仁川空港磁気浮上鉄道の列車が、開通式直後に走行中に急停車したと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
短いニュースだったので、この韓国初のリニアモーターカー(磁気浮上列車)開業の為に、今までどれだけ苦難の道を歩んできたのかも後ほど紹介しますが、
今回の開通式は、中国リニア開通間近で、どうしても「日本に続き世界で2番目」になりたい韓国の見切り発車です。 そしていつものようにオチがついたという図式。
アナ「昨日開通したインチョン国際空港都心型磁気浮上列車が運行を始めてから8分で停止しました。」
国交省は昨日の開通式直後に終着駅の300m手前で時速60kmで走行中に急停車したと明らかにしました。線路上の障害物を感知するセンサーが過敏に反応して起きたものとみて原因を調べています。以上
ちなみにリニア開通の日本国内のニュースです
韓国初のリニア開通 独自技術で開発? 仁川空港周辺 2016.2.3
韓国の仁川国際空港と付近の地域を結ぶ同国初のリニアモーターカーが3日、一部区間で開通した。国土交通省は、独自技術で開発したとしている。
開通区間は空港がある韓国北西部の永宗島内の約6キロで、今後、島内で延伸する計画。当面は無料とし、空港職員の移動手段や観光客の体験乗車などを念頭に置く。聯合ニュースによると、マレーシアやロシアなどへの輸出も視野に入れている。(共同)
朝鮮日報では、狂喜乱舞・自画自賛!だったのに・・
韓国で都市型リニア開業、日本に次ぎ世界で2番目 2016/02/03
レールから8ミリ浮上、時速70キロでも騒音なし
動き出す様子が全く感じられなかったにもかかわらず、窓の外の景色は変わり始めた。
今月1日午前、仁川国際空港の交通センター。「ただいま列車が発車します!」。韓国機械研究院都市型磁気浮上列車実用化事業団のシン・ビョンチョン団長によるアナウンスがなければ、発車したことに気付かないほど、振動は少なかった。韓国初のリニアモーターカー(磁気浮上列車)=以下リニア=である「エコビー」が、レールから8ミリほど浮上し、ゆっくりと動き始めた。車輪も運転士もない自動運転のこの列車は、時速70キロに達する間も車体の揺れはほとんどなかった。最初の停車駅に止まるときには、普通の電車のような「キーッ」という音もしなかった。乗り心地がよく騒音も少ない、次世代の新型列車が韓国で初めて登場した瞬間だった。
■世界2番目の実用化
3日の開通に先立ってメディアに公開されたリニアは、仁川国際空港の周辺、交通センターから竜遊駅まで6駅の区間(6.1キロ)で、2両編成の列車4本によって15分間隔で運行される。国土交通部(省に相当)と仁川国際空港公社などが2006年10月から、4149億ウォン(約408億円)を投じて実用化を推進してから9年4カ月後のことだ。空港公社は当分の間、リニアの運賃を無料にする方針だ。
最高時速100-110キロで運行できる都市型リニアの実用化は、世界的にも2005年の日本に続き韓国が2番目となる。シン・ビョンチョン団長は「来月中に開通予定の中国より、すんでのところで先を越すことができた」と話した。
乗客として感じられたリニアの最大の長所は、騒音がほとんど発生しないという点だ。列車が走行している間に聞こえたのは、ガラス窓の外から吹く風の音ぐらいで、車内は至って静かだった。韓国機械研究院によると、通常の新交通システムの場合、車内の騒音は70デシベル(騒音の大きさを表す単位)、車外の騒音は80デシベルに達するが、リニアは社内も車外も全て65デシベルを下回った。80デシベルの場合は周囲の音が聞こえなくなることがあるが、リニアはそれよりもはるかに静かだというわけだ。騒音が少ないため、線路の両側には防音壁がほとんど設置されていない。列車が走行している間、ガラス窓の外の景色をずっと眺めることができた。
リニアが通過する区間のうち、オフィステル(住居兼事務室)との間隔が15メートルの地点に差し掛かると、列車の窓は瞬間的に曇った。ガラス窓に貼り付けられている液晶シートに電気が流れることで、ガラス窓が不透明になるのだ。シン・ビョンチョン団長は「周辺地域の住民たちのプライバシー侵害を防ぐための装置だ」と説明した。
リニアの車両の幅2.7メートルで、一般的な電車(3.5メートル)に比べ狭い方だ。機械研究院は「列車の設計上の速度は110キロだが、運行時の最高速度は80キロだ」と説明した。
■建設費は新交通システムと同程度、運行コストは30%ダウン
仁川国際空港周辺で運行されるリニアは、機械研究院などが韓国独自の技術で開発した。騒音や粉じんなどが発生しない、環境にやさしい点が長所だが、経済性も劣ってはいない。1キロ当たりの建設費は通常の新交通システムと同程度の400億-500億ウォン(約39億-49億円)程度で、車両1両の価格も20億-25億ウォン(約1億9700万-2億4650万円)で同程度だ。一方「車輪など車両の部品やレールの摩耗などが少ないため、運営費は一般的な電車より30%ほど低減できる」と機械研究院は説明した。
リニアの開通は当初、2013年8月の予定だったが、5回の延期を経てようやく開通することになった。新しい技術だけに、安全性をめぐる懸念の声が少なくなく、これを解消しようと努めたためだ。とりわけ、風が強いときには列車が一方に傾き、車体がレールと接触して停止してしまうのではないかと指摘する声が上がった。これについて機械研究院の関係者は「風速15メートル以上の場合は、時速を40キロ以下に落とし、20メートルを超えた場合には運行を中止するなど、安全基準を策定した」と話した。
仁川国際空港の交通センターからリニアに乗り、竜遊駅で降りると、マシアン海岸や乙旺里海水浴場、舞衣島などの観光地に行くことができる。国土交通部の関係者は「西海岸の観光地に行く人たちや、わずかな時間に空港周辺地域の観光を楽しむ乗り換え客の利用が期待できる」と話した。 ホン・ジュンギ記者
↑この記者は次世代の新型列車が韓国で初めて登場した瞬間に立ち会いながら、急停車した事のレポートはしていないんですね。
まっ、そんな事はいいとして、事業決定してから苦節12年を振り返るとこれがスゴイんです・・
【ビジネス解読】完成2年の「韓国リニア」今だ動かず…「純国産」にこだわりトラブル続きの“お粗末 2014.12.27
韓国初の商用リニア「仁川空港マグレブ」は、年内の営業運転開始が絶望的な状況となった。韓国・仁川国際空港~龍遊(ヨンユ)間の6.1キロを結ぶ韓国リニアは、最高時速110キロの都市型磁気浮上式鉄道。日本で2005年の「愛・地球博」にあわせて営業運転を開始した愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)と同じ仕組みだ。日本ではスムーズに開通した都市型リニアだが、韓国リニアは“純国産”にこだわったためか、12年の完成から2年あまりたってもトラブルが続き、開業は見送られたままだ。「日本に次ぎ、世界で2番目」との意気込みもむなしく、自国内でも冷ややかな声が出始めている。
■トラブル相次ぎ運行延期
香港新国際空港やシンガポールのチャンギ国際空港、米アトランタ空港など、世界の主要空港の新交通システム(無人列車)に信号システムを納入したトップメーカーの京三製作所(横浜市)。だが、韓国リニアへの技術供与については「わが社のブランドとして、かかわっている部分はない」と否定した。同社によると、韓国リニアに関しては、一部の機器販売などにとどまり、技術供与などの本格的な協力は行っていないという。
だから、というわけでもないだろうが、10年に着工した問題の韓国リニアは、12年11月に第一期区間6.1キロの工事を終えたものの、営業運転の開始予告と延期を繰り返し、いまだ正式開業に至っていない。
当初は13年9月の開業を見込んでいたが、完工直後のチェックで641件の問題が見つかり、運転開始を延期。速度検出センサーのエラーや、車両と信号間の伝達エラーなどシステム面のトラブルのほか、冬季の排水管や電力線の凍結防止設備や軌道上の保守通路がないなど、大幅な改修が必要な設計上のミスも少なくなかったという。
14年5月には国内外の報道陣を集めて、大規模な試乗式を開催し、同年7月中旬の営業開始を宣言した。だが、翌月には運転開始を9月に延期、9月には当面延期と修正を繰り返した。実用化事業団は14年内の運行開始をぎりぎりまで探っていたが、手続きが間に合わず営業開始は来年以降にずれ込む見通しとなった。
聯合ニュースなどによると、7月以降の試験運行でもまだ161件のシステム障害があり、列車自動運転装置など重大なシステム障害も含まれているという。このため地元の仁川市は、運行開始を来年6月に延長するよう求める検討に入ったという。■商用化計画も暗礁
韓国が国家研究開発事業として始めた韓国リニアは、政府や仁川市、仁川空港公社などが約4000億ウォン(約440億円)を投じた、国家プロジェクトだ。都市型リニアを「日本に続き、世界で2番目に実用化」した韓国の鉄道技術を、14年の仁川アジア大会で国内外にアピールする思惑だった。
だが、度重なる運行延期に代表的な予算浪費事例、との批判の声も根強く、「仁川空港マグレブは欠陥だらけ」などと批判的な報道もなされた。
こうした中、大田市の権善宅(グォン・ソンテク)市長は12月4日、韓国リニア方式で建設が決まっていた都市鉄道2号線を、路面電車(トラム)方式に変更すると発表した。建設コストや都市の景観保護などが理由とされるが、自前のリニア技術の商用化第一号と目されていた大田市の“離反”で、本格的な商用化は宙に浮いた形となった。
■海外輸出はロシアが食指
自国内でも“黄信号”がつく韓国リニアに食指を動かしたのはロシアだ。韓国リニアの開発にあたった韓国機械研究院は12月17日、ロシアの連邦地域発展委員会と磁気浮上列車の輸出のに向けた包括的業務協約を結んだ。実用化に向けた共同研究や人材・情報交流を行うことなどが柱だ。
韓国は開発当初から、自前のリニア技術をインドネシアやロシア、アラブ首長国連邦へ輸出する考えだった。だが、国内の実用化すら進まぬ状況では、技術輸出もままならない。ロシアとの協約締結は、逆風にあえぐ韓国側にとって干天の慈雨だったにちがいない。
もっとも、ロシアはウクライナ情勢を巡る欧米からの経済制裁に加え、原油価格の下落に伴うルーブル暴落など、経済的な混乱が広がる。果たして韓国がもくろむ「リニア輸出」がスムーズに進むかは疑問だ。
鉄道は、万一トラブルとなれば多くの人命にかかわる。営業や輸出など目先の利益と安全確保をてんびんにかけることのないよう祈るばかりである。
それから9ヶ月・・・
超遅いのに風が吹くと浮き上がらない韓国版「リニア」またも延期の“七転八倒”2015.9.25
韓国初の低速リニア鉄道「仁川空港マグレブ(韓国版リニモ)」の営業運転開始が事実上、暗礁に乗り上げた。当初予定した2012年6月の開業予定は繰り返し延期され、今年6月末に仁川市が8度目の延期を申し入れる事態となったのだ。同路線は安全に関わる重大な障害が再三指摘されながら、解決につながる技術開発のめどが立っていない。リニア鉄道輸出に向け、韓国が威信を懸けて臨んだ国策事業は、車両とは裏腹に“宙に浮いた”状態にある。
走行中に“着地”?
仁川市は6月末、韓国版リニモの営業運転開始を今年12月末まで半年間延長するよう、政府に変更案を届け出た。同列車は磁力により線路から8ミリ浮上し、最高時速110キロで走る都市型低速リニアだ。しかし、外部有識者らが行った事前の安全審査の際、強い風が吹くと走行中の列車の浮上幅が8ミリ以下に沈み込む「浮上着地現象」が生じたという。最悪、列車がレールと接触する恐れもある重大な問題だ。
このほか、雨や風が強い場合、停車位置が50センチ~1メートル近くずれ込む「定位置停車不良」や、変電設備の問題による「電流遮断」など、安全運行に関わる問題が山積しており、問題を解決するには車両メーカー、現代ロテムによる技術開発が必要な状況だという。
仁川市の劉正福市長は5月、韓国版リニモに試乗した際、「乗客の安全を最優先の価値にして開通準備を徹底してほしい」と要請。韓国機械研究院などで組織する都市型磁気浮上列車実用化事業団は、残る問題は「営業運転の中で解決できる」と主張したとされるが、安全を優先した形だ。
本家・日本は遅延「ゼロ」
韓国がライバル視するのは、2005年の「愛・地球博」にあわせて営業運転を開始した愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)だ。韓国版リニモと同様、レールから8ミリ浮上し、最高速度100キロで走行する都市型低速リニアだ。韓国機械研究院がまとめた都市型磁気浮上列車実用化事業報告書には、「競合モデルである日本のリニモ以上の性能を追求する」と明記されている。
だが、実際の技術では彼我の差がある。愛知高速交通によると、2014年度も重大事故やトラブルはなく、ダイヤが30分以上乱れるような輸送障害も生じていない。
風雨による運行への影響についても「通常の鉄道よりもむしろ風に強いのではないか」(同社)という。車両は宙に浮いた状態だが、風にあおられてレールからずれそうになると、センサーが検知して電磁石が強く働き、車両を元に戻す仕組みだという。技術やノウハウに裏付けされた信頼性の高さは、韓国版リニモの追随を許さない。
迫る中国、来年にも実用化
韓国が足踏みを続ける間に、中国では来年にも中国版リニモが開通する予定だ。中国国営新華社通信は2月、都市型低速リニアの商業運転を、来年にも湖南省で行うと伝えた。現在建設中の路線は韓国版リニモの3倍にあたる約19キロで、最高時速100キロでの運行が可能だという。同様に新華社によると、北京市内初の低速リニア「S1線」の建設も、4月にほぼ全面的に始まった。
すでに上海では、ドイツの技術移転による上海トランスラピッドという高速リニアモーターカーが商業運転を行っている。要素技術には違いがあるものの、一定のノウハウは蓄積されており、中国版リニモの開通は時間の問題とみられる。
日中韓の各国は、いずれも鉄道輸出を国策として進めている。その中で「自国技術」にこだわった韓国の劣勢が鮮明になりそうだ。(8月8日掲載)
そもそもそんな状態で、開通式するなんて日本じゃ考えられません。比べちゃ悪いけど、日本のリニア新幹線のテスト走行は順調です韓国・中央日報よりしかもコレを輸出しようとするなんてね・・
日本のリニア新幹線が世界最高速度を記録…韓国KTXのほぼ倍 2015年04月21日
日本の高速列車である新幹線が21日に実施された走行テストで世界で初めて時速600キロを突破した。
日本の鉄道会社JR東海は同日、山梨県で実施したリニア中央新幹線の走行テストで最高速度の時速603キロを記録したと発表した。これは列車としては世界最高速度だ。試験走行は山梨県上野原市と笛吹市の間の42.8キロ区間で実施された。
JR東海は2027年に品川~名古屋間でのリニア中央新幹線の開業を目指している。
一方、韓国のKTXの最高時速は約330キロであることが知られている。
あと、インフラ輸出と言えば・・イ・ミョンバクの功績と言われている4大河川開発プロジェクトの輸出も大変な事になっていて
《韓国受注のタイ治水事業、インラック首相失脚で先行き不透明に!そもそも「韓国4大河川開発ブロジェクト」は凄い杜撰で手抜きだった 【韓国KBS】》2014年05月09日
・・監査院は 4大河川開発プロジェクトの一環として各地に造られた堰板がほとんど破損していることを突き止めました。
水門を開けた時の水圧に耐えられない施工だったという説明です。また、堰の高さは最大12mですが、堰板は4m以下の堰を基準にして造られた事も分かりました。
さらに水門開閉時の衝撃も考慮されておらず、構造物を破損する可能性があるとしています。
監査院は、堰止めた水で藻が増殖し水質が悪化する恐れがあり、飲み水として利用する際に必要な汚染物質、管理基準も設けられていないと指摘しました。・・
おまけ
《期待の4大河川投入のロボット魚も不正発覚! とても水質監視できるシロモノじゃなかった(・・;) 【韓国KBS】》2014年10月02日
アナ「4大河川の水質を管理するために開発されたいわゆるロボット魚の製作過程について検察が捜査を始めました。」
インフラも輸出してるけど軒並み崩壊していて、例えばパラオなんて国内初の非常事態宣言まで出して、日本が尻拭いしてあげたし・・
国内でやってるだけならまだいいけど、 テキトーなものを外国に輸出すべきじゃない!
まして、「世界で2番目!」にこだわって、こんな恥を晒したら元も子もないじゃん。
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NHK-BS【ワールドWaveアジア】シンガポールCNAで、
インドのシン首相の来日を報じていたので記録しました(青字はナレーション)
こんな重要な会談を日本のテレビはあまり報道しないのは何故でしょう?
隣の小国の女大統領の訪米なんて、速攻報じていたのに・・・?(;一一)
アナ「シンガポールCNAです。日本を訪問中のインドネシアのシン首相と日本の安倍総理は原子力発電での協力を含む合意に取り組んでいます。」
女子アナ「会談で両首脳は経済的・戦略的問題について話し合いました。」
両首脳は経済協力と投資についての文書に署名する見込みですが、その中にはインフラ開発計画の中心となる100億ドルの高速鉄道計画も含まれています。
計画によるとムンバイと工業都市のアーメダバードを結ぶ高速鉄道に、日本の新幹線の技術が使われる予定です。
安倍総理は経済を活性化する為に日本のインフラ輸出を3倍にしたいという目標を掲げています。
安倍総理との会談の前にシン首相は民主党の海江田代表と会談し、日本とインドの関係の重要性について話し合いました。
またシン首相は、今年インドを初めて訪問する予定の天皇・皇后両陛下とも会談しました。
アナ「ではニューデリーのアブニート・アロラ記者に、この原発協力がインドにとっていかに重要なのか伝えてもらいましょう。一般のインド国民はどのような恩恵を受けるんでしょうか。」
記者「産業の為、そして国民の為、より多くの電力を供給していかなければならないインドにとって、この日本との原子力協定は非常に重要です。
インドはこれからの10年間にさらに原子力発電所を建設する計画であり、特に原子炉圧力容器などの部品が必要です。インドでも工場を建設中ですが、生産が出来るようになるまでには5年から10年かかると言われています。
ですから、今のところ日本から調達する以外に選択肢がありません。合意により原子力発電が出来るようになれば、国民への電力の供給量が増えるかも知れません。」以上
日本の原発技術を熱望しているようですね。しかも大急ぎで。
あと、インフラの輸出もかなりウィンウィンになりそうだし、もちろん安保の面でも重要な局面です
印シン首相が日本に"ラブコール" 日印同盟の構築を進めよ2013.05.30
日印両政府の間では、これまでに日本からインドへのインフラ輸出の計画が話し合われてきた経緯があり、特に鉄道事業の分野で活発になっている。人口の多いインドでは、交通渋滞や環境問題が経済発展の大きな障害となっており、輸送効率がよく環境負荷が少ない鉄道の整備が急務だ。
具体的には、最大都市ムンバイと工業都市アーメダバードを結ぶ高速鉄道計画があり、フランスなどからの売り込みがあったなか、今回、日本の新幹線への絞り込みがなされたようだ。日本の新幹線の高い安全性やコストパフォーマンスの良さが評価されたと見られる。
また、ムンバイの地下鉄建設についても、総事業費の約16%にあたる710億円の円借款(貸し付け)を日本政府は表明している。このほかにも、IT産業を支える理工系人材の教育施設や開発が遅れている同国南部への投資資金を順次増やしていくという(29日付日経新聞)。
日本が高いインフラ技術を輸出することは、インドの様々な産業の土台を築き、雇用も生み、インドの人々の生活を豊かにしていくことにつながる。もちろん、日本企業の社会的信用や国際競争力が高まり、その結果、日本経済も潤う。
また、こうした日印両国の強い結びつきは、経済のみならず、安全保障にもつながる。
インドは、国境を接する中国との間で、たびたび緊張状態が生まれているが、最近もインド領に中国側が侵入するなどの問題が取り沙汰された。かたや、日本でも尖閣問題をはじめ、中国は大きな脅威となっている。財政赤字で苦しむアメリカがアジアから引き始めた今、日本は核保有国であるインドとがっちりと手を組むことの重要性を理解して、中国を念頭においた日印同盟を進めるべきだろう。
日本政府は、こうした好機をしっかりとモノにして、日印両国の発展、周辺地域の安定のために力を尽くすことを期待したい。(原)
でも、日本のマスコミの報道を見ていると、熱烈歓迎しているようには見えないんだなぁ・・
ノ・ムヒョンの時もだけど、イ・ミョンバク来日の時にも、TBSはNEWS23スペシャルとして草彅氏も呼んで公開の質問コーナーみたいなの特別番組やってたのにねぇ。それにしても、海江田氏との面会は余計じゃないかな? あの党は、原発輸出反対派が揃っているし・・・
原発輸出を批判=菅元首相
で、海江田さんはどういう見解なんでしょう?
毎日新聞や朝日新聞などのマスコミも原発輸出に批判してるから、この日印原子力協定をまた批判するんでしょうね。 あっそうそう、中国CCTVもこのニュース、伝えていました。
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