アンダーコントロール
NHK-BS【ワールドWaveアジア】(9/12)で、
安倍総理が五輪招致の為に汚染水について嘘をついたと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
嘘つき国家にだけは言われたかないんですけど(;一一)
アナ「安倍首相はオリンピックの誘致に当たり、汚染水漏れはコントロールされていると発言しましたが、それが嘘であった状況が次々と露呈しています。
事故の収拾に当たっている東京電力はこれまでの対策が失敗であった事を認めました。」
日本原子力開発機構は福島第一原発の地下トンネルに溜まっている1万5千tの汚染水が今も海に流出している事実を明らかにしました。
二号機に近い井戸の水から1ℓあたり10万ベクレル以上の放射性トリチウムが検出されたからです。
「あのエリアの1万ベクレルを超えるトリチウムの説明はやはり難しいんじゃないかと、、」
300tもの高濃度汚染水が漏れ出た地上タンクの周辺でも地下水の汚染が深刻化しています。 今週9日には地下水1ℓから2万9千ベクレルのトリチウムが測定されましたが、翌日には2倍以上の6万4千ベクレルとなりました。
東京電力は地下水の汚染を防ぐ為のこれまでの対策が功を奏さなかったと失敗を認めました。
オリンピックの誘致に際し、福島原発の汚染水は港湾の0.3㎢内で完全にブロックされているとした安倍総理の発言に反し、福島原発はますます深刻な状況に陥っています。
アナ「放射能汚染について韓国でも国民の不安が高まっている事を受けて政府は済州島や鬱陵島の海域について放射能数値を測定しました。結果は安全だという事です。」(以下 略)
確かに汚染水問題は東電と民主党政権の大失敗だけど、海洋に重大な"影響"はないわけだし、安倍総理の言うように数値も規定範囲内です。
で、東電が言っているのは福島の現場においての現実で、安倍総理は湾外でも基準以下だという主張。そして今後は東電任せにせず政治が乗り出してコントロールし、開催地の東京までは汚染の影響はないと言っているわけで。。。安倍総理の説明は玉虫色で戦術として絶妙でした☆
それは今朝の【やじうまプラス】で田崎史郎氏もこう言ってました。
「安倍総理は"汚染水による影響は完全にブロックされている"と言ったが、"汚染水が完全にブロックされている"とは言ってないんですよ。よく考えた表現なんですけれど、でも汚染水を止めなきゃなんないのは確かなんですね。」
どっかの国のネガキャンを跳ね返すにはアレしか言いようがなかったと思います。
で、結果いつも自分で自分の首を絞めてる国も・・段々気づいてきているようです?
【時視各角】なぜ私たちは「恐怖共同体」になったのか=韓国 2013年09月13日15時30分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「サンナクチ(生タコ)は中国産」。ソウル中区のある飲食店にこのような張り紙が登場した。先日まで「国産タコ」がこの店のセールスポイントだった。日本の放射能汚染水の影響で韓国のタコが汚染したという噂が広まり、やむを得ず営業方針を変えた。福島沖に流れた汚染水が韓国の西海岸・南海岸まで流れてきたというデマから始まったのだ。福島沖の海水が海流に乗って韓国の海岸に到達するには数年かかり、国内の水産物からは異常が見つかっていないにもかかわらず、恐怖が食卓を支配する。
ある意味で恐怖は生存の盾だ。猛獣と出くわした時に感じる恐怖は逃げろという信号だ。しかし過剰恐怖は違う。集団・国家間の葛藤を起こす火種、精神の健康を脅かすストレスとなる。社会の誰かは過剰恐怖の石に当たり、致命傷を受けたりもする。
最近の水産物恐怖は明らかに膨らまされている。市中のマグロは南太平洋で漁獲され、輸入タラも日本産はほとんどないが、売り上げは大きく落ちている。国内水産物まで丸ごと恐怖の影響圏に入った。総理・長官が水産市場を訪ね、官界に「刺し身店での会食」指示が出されたが、食欲は戻らない。政府・専門家の公式的な発言より、不確かな噂をお互い信じてやり取りする強力な恐怖のネットワークが形成されたのだ。その網にかかり、60万人の水産従事者は言葉を失い、子どもは見えない恐怖に震える。
今回の恐怖は7月、日本が汚染水放出事実を隠したというニュースが伝えられて始まった。インターネットに確認されていない情報があふれる時、政府は慌てた。恐怖のネットワークは政府の過ちを問いただし、検疫の弱点を批判する。しかし恐怖の根源と弊害を政府・制度のせいだけにできるだろうか。韓国の社会で食べ物の恐怖はもう見慣れた現象だ。米国産牛肉、鴨肉、鶏肉、粉ミルクなどがそうだ。忘れる頃になると怪物級の恐怖が浮上し、大きい傷を残して去っていく。なぜ私たちは食の恐怖に脆弱なのだろうか。仮想の食卓に精神医学者・社会学者・コミュニケーション学者3人を招いた。
「韓国人は一生懸命に生きる。それだけ脳が疲れている。脳が疲れる時はより強い不安を感じるという研究結果がある。軽く流してもよい問題を深刻に受け止める。過剰反応は理性を鈍らせる。放射能水産物より爆弾酒やたばこがもっと有害だとは考えない」 (ユン・テヒョン・ソウル大病院江南センター教授)
「韓国人は現世主義的だ。儒教社会の特性を勘案しても、死ねば終わりだと考える人が特に多い。当然、健康に対する心配も大きい。食に敏感な文化も形成される。ここに長期不況・失業・入試競争など社会の不安がさらに増し、過剰恐怖を作り出す」 (キム・ムンジョ高麗大社会学科教授)
「情報通信・メディアの発達が影響を与えている。SNSは情報を傾かせる。これを通じて不確かな情報とデマがあっという間に広まる。統制も不可能だ。政府とマスメディアが手を放している間、人々は恐怖のメッセージに感染する。反論のメッセージは後から出てくる」 (アン・ミンホ淑明女子大メディア学部教授)
3人の見解は異なるが、共通点がある。過剰恐怖は、現代の不安心理と韓国的な価値観が結びついた共同体的な問題という診断だ。政府・検疫不良が恐怖の導火線なら、私たちの内部にある不安・スピード・現世は恐怖の火薬だ。近く水産物の恐怖は消えるだろうが、遠からず他の品目の仮面をかぶった恐怖がまた出没するはずだ。市民社会とメディアは恐怖を調節する筋肉を鍛えなければいけない。個人も真実と誤解を区別する目を持つ必要がある。風に揺れない丈夫な木が増えてこそ森は落ち着く。 イ・ギュヨン論説委員
そうそう!思い出したんですが、東日本大震災から1か月後にはこんな過剰反応も!
・・日本からの放射性物質に対する不安が広がる韓国。
・・中央日報の社説、凄いまともなことが書いてありました。
放射能汚染の憂慮、冷静に対応しよう より(一部抜粋)
・・放射能被害に対する憂慮を理解できないわけではない。 問題はインターネットやツイッターなどを通して不正確で根拠がない情報が飛び交いながら、放射能汚染に対する不安感が過度に増幅しているという点だ。
先週末インターネットで広まったノルウェー大気研究所の「日本から流出した放射性物質が6日に韓半島に押し寄せる」という模擬実験の結果がその代表例だ。 昨日はドイツ気象庁の「7日に韓国南海岸地方が福島南側地域並みの放射線濃度になるだろう」という予測がインターネットに登場した。 両機関ともホームページに「正確性が落ちる情報」と明らかにしたにもかかわらず、ネットユーザーは漠然とした不安感からこれを広めた。
これでは根拠のない「放射能恐怖」を拡散させるだけだ。 塩・昆布の買いだめが広がり、水産物の消費委縮が表れている理由だ。 放射能汚染問題にもう少し冷静に対応する必要がある。 流言飛語やデマ、非公式情報よりも、専門家と政府の発表に耳を傾けて信頼を送らなければならない。 国内の科学元老からなる韓国科学技術翰林院は現状を見兼ねて「放射能汚染に対する現在の不安感は誤解と不信によるもので科学的な根拠はない」とし、安心してもよいという声明を出した。
分かっちゃいるけど止められないってとこでしょうかね~
ちなみに 全国放射線量測定マップ 世界放射線量測定マップ
を見れば分かりますが、東京より放射線量が高いソウルに「放射能オリンピック」なぞと言われたかないですね~しかも、嘘つきだらけで韓国の原発こそヤバーイくせにっ
東京オリンピックのボイコット宣言はマダですかー?!
とにかく!安倍政権で責任を持つというのに、殊更騒ぎ立てるのは福島の風評被害に繋がります!(;一一)
流通している東北の海産物は厳しい規制値以下で安全です。ドンドン食べましょう
あと民主党は、東電をしつこく追い詰めて「コントロールされてない」という言質を獲ったけど、政権持ってた時「終息宣言」したのはどこの誰でしたっけ?!
せめて汚染水を政争の具にはしないで、オールジャパンで解決する姿勢を見せてください。
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