ウィシュマ・サンダマリ
2021年06月01日11:38【入管難民法改正】ウィシュマさん死亡に至る迄の詳細経緯。山下貴司元法務大臣VS階猛氏【激論!クロスファイア】
山下氏「これについて是非説明したいのが、ウィシュマさんの死亡に至るまでの状況。
当初は自ら帰国を希望し出頭した。6か月半の収容の結果亡くなった。本当に痛ましい。
1月中旬になって体調不良を訴えた。(本人が食事制限・ダイエット)昼間バレーボールする事も。
しかし体調不良を訴えた、1月下旬にX線検査・血液検査をやったが全く問題なし。それから5週間の間に7回医者に診てもらい(2回は外部の医者)その中で死に至るような病変は見当たらなかった。
特に、亡くなる2日前には頭部CTも。そこで身体化障害(昔のヒステリー)の疑いで投薬。
こういう診断・投薬があったこともあり、仮放免を許可する為の面接を始めたという事実もあった、その矢先にお亡くなりになった。
結局、死因は現在不明だが、内科的な疾患だろうと言われている。そうなると外形的な居室の中のビデオを見ても死因は分からない。むしろカルテや司法解剖結果、あるいは先生見せられたどう入手されたか分からないが(苦笑)診療情報提供とかそういう内科的なものを専門家にしっかりと調べてもらう必要があるのではないかと。だから外形的にビデオ見て分かる問題ではないというのは、私も医療事件やったことがあるし、階先生も弁護士としてやられた事あると思うが外形的にビデオが決め手になって分かる問題ではないと申し上げていいと思う。」
階氏「いま時系列的に説明があったが、それ自体が入管の方で都合の良い部分だけを抜き出した記録ではないかという事があって、現にさっき申し上げた医師診療録は、法務省も正しいものだと認めてるのでいい加減なものじゃない。これは正しいもの。ここにも『仮放免すべき』だと。
3月4日のものだが、もう2月5日位の時点でも『本人が点滴を打ちたい』とか『入院させてほしい』と支援者に訴えて、支援者からも入管に申し入れしていた。にも関わらず当時出されていた仮放免の申請は却下されて、更に体調が悪くなった後、2月の終わり位に出したものも保留にしたまま死に至っていると。私達はそもそも仮放免しなかった入管の対応も問題だし、その後亡くなって事後検証する時に、さっき山下さんが述べられた都合の良い事だけを入管は表に出して肝心な事は隠蔽している、その体質も問題だと思っていて、、それをちゃんと質す為のビデオの開示が必要だと思っている。」
田原氏「何故政府はビデオ映像を出すのを止めていると思う?」
階氏「(笑)それは都合の悪い事が含まれているからでしょう(都合が悪いとはどういう事?)つまり法案が採決される前に明らかになってしまうと、もう入管という組織自体が成り立たなくなると。そうなればこの法案は入管の権限・裁量を広げるものなので、この法案を議論する前提が崩れてしまうから出せなかった。現に修正協議で大筋纏まって法案自体は通す見込みが立ったにも関わらず、最後ビデオを出したくないという事でまとまった法案もオジャンにしてしまっているわけ。それ位法案よりもビデオを出さない事が大事だと。つまりビデオの中身が大変に酷いものだったという事はご遺体を見た時に改めて感じた。
(酷いというのは殴られたり蹴られたりしてるって事?:田原)33歳にはとても見えない、老人の様な姿で衝撃を受けた。本当に辛かった」
田原氏「今まで何度でも出来たが、政府は今度の改正では、3回目は認めなくて強制送還と。何故そうなったのか?」
山下氏「他の国でも3回制限やっている。フランスもそう、アメリカ原則1回、イギリスは2回、ドイツは制限はないが例外事由である。オーストラリア1回、韓国2回。ノンルフールマン原則というのは難民申請した人を帰しちゃいけないという原則じゃない。難民を返しちゃいけないと。なので審議の結果難民で無いと判断された場合には、ノンルフールマン原則には反しないというのが1点。
先程の階さんに反論させて頂くと、入管が切り取るという話、それがもし2月5日の診療情報提供書であれば、今の階さんの発言自体が切り取った物であるというのは、いま階さんが仰った『入院が必要だ』というのは、実は胃カメラを受ける前の一番最初の問診の言葉。そこで胃カメラを受けて結果問題ないと、ただ言えるのなら逆流性食道炎だという事で薬の処方だしてお帰りくださいという事になっている。だから最終判断が入院・点滴と2月5日で切り取られた報道されたが、私はそれはフェイクだと思う。何故かと言うと、その30分後に逆流性食道炎の疑いという事になっているから。
ご遺体をご覧になったショックは共有するが、ただその2日前に外部の病院の先生に診て頂いいている事、その外部の先生の判断で投薬をして2週間後にまた来てと。入管としても体力を回復してから仮放免しないと誰が診てくれるんだと。医療費は誰が負担してくれるんだと環境調整が必要なのでそういう事をしっかりやったうえで仮放免は考えなければならないとなると、やはり入管を頭からやはり酷い組織だという事になるとなかなか、、そしてビデオですね・・」(田原が遮り、難民認定数が少なすぎるという話へ)
田原氏「入管法自体が日本は非常に極端で、世界に例がない!」
山下氏「ヨーロッパは中東に近いから。日本はインドシナ難民は1万以上人引き受けている。韓国も0.6%」などのやりとり 以下略)
フツーに考えて、入管施設の「長期収容問題」を解決するには、早期の強制送還か入国要件を厳格にするしかないと思います。そこに「スリランカ人女性の死」をムリクリ投げ込むのに超違和感が。
で、山下元法相の言っていた階猛議員の主張した元の「フェイクニュース」はコレ名古屋・スリランカ女性死亡 入管報告、診療記録と逆 毎日新聞 2021/5/13「入管が隠蔽」とか思い込み・決めつけにも程がある(呆)
・・毎日新聞は2月5日に外部病院で受けた胃の内視鏡(胃カメラ)の診療記録を関係者から入手した。診療記録には、「(薬を)内服できないのであれば点滴、入院」と指示が書かれていた・・
事実は真逆で、山下氏の解説通り。階さんは国会答弁聞いてなかったのかな?
ところが、法務省の5月18日の国会答弁によると、実際には、カルテに「内服できないのであれば点滴、入院」と書かれているのは、胃カメラ検査前の段階。そして、胃カメラ検査をしたところ、外部病院の医師は、「投薬の継続でよい」と最終的にカルテに記載しており、入管は医師の指示に従ったということになる。毎日新聞はこんなのばっか。アホなのわざとなの(;一一)
問題は、最初は帰国希望していたウィシュマさんが「支援者」に会ってから翻意したという事実。
その翻意を促した人達は一体誰なのかという事!
「そんな人たち」は、遺族にあらぬ事を吹き込み、遺族らは上川陽子法相らと面談。妹ワヨミさんは「(上川)大臣に謝ってほしかった」と(呆)
気の毒は気の毒だけど、大臣に謝罪要求って…ドン引きするわ。
5月29日東京中央区の築地本願寺で名古屋入管で死亡したスリランカ人女性「ウィシュマさんをしのぶ会」が行われ、420人程が献花に。多くの取材人も。コロナ禍で多くの日本人も亡くなってるが、お葬式はコロナ自粛で質素。有名人の志村けんさんを始め「お別れの会」は自粛なのに、これはおかしくないか? pic.twitter.com/3KVVHqctFN
— 日の丸子&君が代子。新垢 (@hinomarukovoI01) May 31, 2021
それより、スリランカ政府や大使館は何やってたのかと追及すべき話でしょうに
そもそも偽装難民が増えたのは、2010年民主党政権の「難民認定制度改正」から。
そもそも偽装難民が増えたのは、2010年民主党政権の「難民認定制度改正」から。
その前年、メディアは(不法滞在の)カルデロンのりこさん一家を利用し「可哀想な一家」大キャンペーンしてましたよね