環境問題
韓国の公正取引委員会が誇大広告でテスラに課徴金を科したと報じていたので記録しました(青字はナレーション)
EVは気温が低くなると走行距離が短くなるのは知ってたけど、半分位に減るのが本当なら、テスラ凄い誇大広告!😰
だけど・・韓国の車の実証って韓国環境省が以前にやらかしてるから、実際どーなんだろう
外気温が低い時に街中を走行できる距離について、この取材した男性は「400kmしか走れない」と言ってたけど、
テスラの人気車種のモデルS、テスラはHPで、1回の充電で487km以上を走行できると広告していました。しかしテスラのこの車種に乗っている男性は冬になると走行距離がだいぶ 短くなり、1回の充電で400km位しか走れないと話します。
公正取引委員会は調査の結果、韓国向けのHPに表示されているモデル3の走行距離は25度以上の気温でエアコンやヒーターをつけずに市内で走行する時に可能だったとしました。
アメリカのHPでは走行距離を「最大で」と表現していますが、韓国向けのHPではただ「以上」と表示している事が問題だと言うのです。
公正取引委員会の関係者は「特定の条件の下で得られる性能や効果を一般的な性能であるかのように表示した行為が法に違反している事を確認した」としました。
テスラは更に電気自動車の燃費の良さを誇大に公告していました。また韓国でまだ販売されていない最新型の充電器の情報を提供し、従来の充電器でも走行距離が同じであるかのように表示していました。
テスラに乗っている男性は「内燃機関の車より節約できるとして示されている燃料の金額の根拠について正確に説明されていない」と話します。
公正取引委員会は、消費者の合理的な選択を妨げたとしてテスラに対し28億ウォンあまりの課徴金と共に広告の内容を是正するよう命じました。また、キャンセルに伴う違約金を払わせるなどの行為に対して100万ウォンの過料を付加しました。
この記事ではナント「221km」だったと
テスラに課徴金支払い命令 EVと充電器の虚偽・誇大広告=韓国│韓国経済│wowKorea(ワウコリア)2023/01/03それでなくても色んな要因で、去年はテスラにとって打撃の年だったようですね。イーロン・マスクさん、色々と大変そう
【世宗聯合ニュース】韓国公正取引委員会は3日、米電気自動車(EV)大手テスラと韓国法人のテスラコリアに対し、表示広告法の違反により28億5200万ウォン(約2億9100万円、暫定)の課徴金支払いを命じると発表した。テスラが自社EVの航続距離と充電器の性能、燃料費削減額について虚偽・誇大広告、または誤解を招く表現をしたと判断した。
公取委によると、テスラが2019年8月から最近まで韓国向けホームページの自社EV紹介で1回の充電で走行できると表示していた距離は、外気温20~30度で街中と高速道路を走行した場合の最大数値だった。実際にはほとんどの走行条件でこの表示距離を下回った。公取委は「最大限走行できる距離を測定したにもかかわらず、もっと遠くまで走れるかのように宣伝した」と指摘し、虚偽、誇大広告に当たる恐れがあるとした。
中でも人気モデルの「モデル3ロングレンジ」は発売当初、「1回の充電で446キロ以上走行可能」と表示していたが、外気温が低い時に街中を走行できる距離は221キロにとどまった。
テスラが自社充電器「スーパーチャージャー」の種類や試験条件などには触れないまま、30分または15分以内での充電で走れる距離を表示したことに対しても、公取委は虚偽・誇大、欺瞞(ぎまん)の恐れがあると指摘した。テスラは韓国で19年8月から、スーパーチャージャーV3で実験した充電機能を周知し始めた。だが当時、韓国内には充電速度がその半分未満のスーパーチャージャーV2しか設置されていなかった。しかも実験時の外気温やバッテリー残量などは、一般的な充電環境とはかけ離れていた。
さらに公取委は、テスラが基準となる日付や補足説明もなく充電コストを算出して「向こう5年間で予想される燃料費の削減額」を記載したことも、欺瞞的と見なした。
1回の充電で446キロ走行? 冬は220キロ…韓国公正委、テスラに課徴金28億ウォン(中央日報日本語版)1/4(水)テスラは、急発進・急加速も問題になってましたね
電気自動車世界1位のテスラが1年間に131万台を顧客に納車したと2日(現地時間)発表した。前年に比べて40%ほど増えたが、会社の目標値には達しなかった。
テスラによると、昨年の納車台数は前年比で40%増え、生産台数(137万台)は同比47%増加した。しかしブルームバーグ通信など現地メディアは電気自動車納車台数の増加率はテスラが当初提示した50%を下回ったと報じた。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、テスラがこうした成長目標を達成するには昨年140万台以上の電気自動車を納車しなければならなかった。テスラは昨年末、米国の顧客を対象に7500ドル(約954万ウォン、約98万円)の割引までしたが、目標達成はならなかった。
WSJは「テスラの成長が鈍化し、実績が目標に達しなかった」とし、電気自動車の需要減少と新型コロナによる中国工場の生産減少などを原因に挙げた。ロイター通信も「金利上昇と景気沈滞の懸念による電気自動車の需要鈍化、物流問題などでテスラが打撃を受けた」と分析した。
米国株式市場は3日から新年の取引が始まる。テスラは売上高と純利益を含む昨年10-12月期の業績を25日に発表する。テスラの株価はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッター買収後にテスラの経営を全力を注がないという「オーナーリスク」までが浮上し、約65%暴落した状態だ。・・
≪フランスで、テスラ『モデル3』のタクシー急加速で大事故(1人死、20人負傷・うち3人重体、7人重傷)【オーストラリアABC】≫2021年12月17日とはいえ、「韓国の実証した数値」はちょっと信用できない
・・地元のタクシー会社は、37台保有するモデル3について使用を当面停止しました。
事故は、勤務時間外の運転手が家族を乗せて飲食店に向かっている時に起きたという事です。運転手はブレーキをかけようとしましたが、車は加速。周りの障害物に突っ込み車を止めようとしました。
「去年、テスラの車が突然加速するとして、アメリカで200件以上苦情が寄せられたのを受け、正式な調査が行われました。しかし車の安全規制当局は欠陥が見つからず、事故の原因はペダルの踏み間違いだとしました。2016年以降10人が死亡した31件のテスラの衝突事故を調査し、これまでのところ3件の事故の原因は自動運転ではないとしています。」
当局は運転手に対し過失致死の疑いで捜査に乗り出した事を確認しました。・・
≪5年前、韓国環境省が日産ディーゼル車『キャッシュカイ』を排ガス量不正操作と告発した件→捏造でした。≫2021年11月12日そもそも、EVについては、生産時点で物凄い電力を食うという大問題があり、環境的には本末転倒な面も
・・«韓国環境省「『日産・キャッシュカイ』排ガス量を不正操作で、強制リコール・課徴金・検察告発 【韓国KBS】»2016年05月16日
≪東南アジア最大自動車市場のインドネシア。加速するEV戦略の光と影。世界のEV生産拠点を目指す一方で、脱炭素と矛盾問題が【世界のトップニュース】≫2021年12月21日今、内燃車からEVへの過渡期だから問題が噴出しているのかも知れないけど、急速な転換は色んな面で良くないと思う。
・・脱炭素に貢献する筈のEVプロジェクトによって、石炭火力による発電が増えるかもしれないという矛盾。専門家は、EVシフトはエネルギー政策も考慮して進めなければ意味がないと強調します。
「政府はEVの宣伝で忙しく必要な電気については話しません。EVによって電力の需要が増え、石炭火力発電による供給も増える。結局(環境)問題は何も変わらずそのままなのです。」
暖かい地方の田舎で、近所の買い物用に使うのならまだいいかも知れないけどね🤔
まして日本は災害が多いから、どうせEVにするならテスラじゃなくて、数日間の家庭用電気が賄えるリーフにした方が良いかと。
まっ、韓国ニュースでは急加速事故報道も多く、よく燃えてるし、うちは田舎だから1人車1台ずつだけど、当面EVは頭にないな。
とにかく、日本政府は外国車に補助金出してる場合じゃないと思う
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窓ガラスで発電 電力不足を解決?として、その仕組みなどを解説していたので記録しました
これはガラスに塗るだけなので、高層ビル、一軒家、車、スマホなどにも幅広く使えて凄く良いと思います☆
あと、印刷できる太陽光パネル、軽くて安価で扱いやすい物も出てきているので、併せて紹介します(^^)/
このアメリカのユビキタスエナジーが開発した太陽光発電を行う透明の窓ガラス☆
アナ「今日は電力不足の解決策になるかも知れないお話です。コチラ、無色透明で普通のガラスと変わらないように見える窓なんですが、実は太陽光発電をしています。窓から出ている電線にプロペラを繋いでみますと、ご覧のように回ってるんですよ、発電をしているんです。コチラを開発したのはアメリカ・サンフランシスコ近郊の会社で、この特殊な有機色素をガラスの表面に塗る事で、太陽光の赤外線と紫外線を吸収して発電しているという事なんですね。」
小川彩佳氏「UVカットもしてくれるんですよね。どの位発電するんでしょうか?」
アナ「発電量は通常の太陽光パネルの1/10程です。ただ高い建物の場合は屋上よりも側面の方が設置面積が大くなりますから、サンフランシスコのこちらのビルであれば屋上の20倍の発電が可能だそうです。
開発した会社は、(ユビキタスエナジー マイルズ・バー共同創業者)「世界中では毎年約18億平方メートル、世界を100周するほどのガラスが設置されている。私たちはその全てのガラスが電気を生み出すことができるのではと考えている」と話をしていました。ちなみにこの会社には日本のエネオスも出資をしていまして、2025年からの量産化を目指しているという事ですよ。」
小川氏「電気自動車とかにも活用できそうですよねー(そうですよねー:アナ)ゲームチェンジャーになりそうですねー。」
土地が狭く、ビルが多い日本も重要な市場になるとみられ、7月には日本の大手企業に向けて新興企業の技術を紹介するイベントにも出展しました。この会社には日本のエネオスも出資していて、2025年からの量産化を目指しています。特殊な有機色素をガラスの表面に塗るだけというのが凄いですよね👍
クルマのガラスやスマートフォンの画面を使った発電への応用も期待され、身の回りのガラスが電気を生み出す未来がやってくるかもしれません。
で、(多分もう実用化している筈の)オーストラリアの太陽光発電の新たな技術、「印刷で作るソーラーパネル」「乾いて固まると半導体になる液体」も希望の新技術
≪【印刷式ソーラーパネル】豪州の新技術。魅力は安価、扱いやすさ、丈夫さ!乾いて固まると半導体になる液体で!☆≫2020年09月05日この簡単に印刷できて、どこでも設置できるソーラーパネル。軽くて安価で扱いやすいのでアウトドアに持ってこいだし、発展途上国の農村などに大きな発電所を造らなくて済みますね👍
★住宅屋根用ソーラーは、設置費用が高いし、メンテナンスが必要だし、屋根にパネルの過重で雨漏りや施工不良のリスクがあるし、反射光トラブルのリスクも。
太陽光パネル設置義務化したいどっかの知事や、メガソーラー推進の政治家たちの顔が浮かぶけど・・その固い頭の中シフトすべきです
既存の太陽光パネルと、透明ガラス窓発電、メリット・デメリット比較すると答えは明々白々かと。
まして、透明ガラス窓発電の方が、「中国製太陽光パネル」と、その利権にお金が流れるよりずっと良いと思います。
インドネシア、EV戦略の光と影として、東南アジア最大の自動車市場のインドネシアだが、EVの生産拠点を目指す一方で、脱炭素と矛盾する問題が出てきていると報じていたので記録しました(青字はナレーション)
EV生産は国のエネルギー政策と直結するので、石炭の豊富なインドネシアは、日本の二酸化炭素排出量が少なくクリーンな高効率石炭発電技術を取り入れば、その「矛盾」は解消できると思いますが・・
(ジャカルタ支局長とスタジオのやり取りはやや要約)
(Q.国を挙げてのEV開発が始まったが、現地でどの位の普及しているか?)
伊藤麗支局長「東南アジア最大の自動車市場を持つインドネシアだが、去年販売された自動車約53万台の内EVは約120台に留まりまだまだ普及していない。しかしインドネシア政府は3年前、世界第一位の埋蔵量を誇るニッケルも生かし、EVやその電池の生産拠点を作ると宣言し、実現に向け企業誘致を進めてきた。
韓国のヒョンデ自動車が来年生産を始めれば、インドネシアにとって初めてEVの国内生産が実現する事になり、構想の第一歩として期待が高まっている。
また将来は、EVや電動バイクの生産を増やし、2050年にはガソリン車販売停止も視野に入れている。先進国の仲間入りを目指すジョコ大統領にとって、このEVプロジェクトはそれを成し遂げる為の肝入りの事業とも言える。」
(Q.EVの開発には脱炭素を目指す世界各国の関心が集まっている。一方で矛盾も指摘されているが?)
伊藤麗支局長「EVは走行時には二酸化炭素を出さないとされているが、生産過程では二酸化炭素を全く出さないとは言えない。インドネシアには、石炭が豊富に有る事から発電量の約60%を石炭火力発電が占めている。EVを生産する過程でもこうした電力が使われるとして専門家は『石炭火力発電に頼る構造は根本から変えないとEVシフトしても意味がない』と指摘。
これは同じく石炭火力発電に依存する中国や、化石燃料による発電で大部分を賄っている日本でも課題となっている。
インドネシア政府は、2056年までに段階的に石炭火力発電を廃止する計画だが、経済発展に伴う電力需要を賄うため、今は石炭火力に依存せざるを得ない面もある。
EVシフトを進めると同時に現実的な形で、エネルギーの転換を図るという難しい舵取りを迫られている」
で、ヒュンダイのEVかぁ・・結構燃えてるけど大丈夫かな?!
≪現代自動車(ヒュンダイ)3車種発火事故多発で約8万台リコール。費用負担でLGと対立【韓国KBS】≫2021年02月25日
・・充電を終えた電気自動車のコナが突然燃え出しました。コナが発火する事故は2018年に発売されて以来国内外で報告されているだけで15件。
先月15日には電気バスも発火する事故が起きました。
国土交通省が4カ月にわたる調査結果を纏めました。バッテリーセルの不具合により、内部ショートが起き発火した可能性があるというものです・・
それにしても、日本の石炭火力発電は、世界一の高効率システムなのに、NHKが他国の石炭火力と同レベルで語るとは…(呆) 日本の高効率石炭発電技術は本当に凄い!とアピールしなきゃ
発電効率を世界最高水準まで高め、発電するときに出るCO2を減らしています。地球温暖化対策に貢献する高効率発電温室効果ガスのCO2を削減するためには、省エネルギーの他に、効率的に電気をつくり、化石燃料の使用量を減らすことが必要です。燃焼によって発生するCO2は同じ電気をつくる場合、石炭は天然ガスと比べると2倍近くになりますが、日本の石炭火力は蒸気タービンの圧力や温度を超々臨界圧(USC※1)という極限まで上昇させる方法で、欧米やアジア諸国に比べ高い発電効率を実現しています。仮に日本のベストプラクティス(最高水準性能)を排出の多い米国、中国、インドに適用した場合には、日本のCO2総排出量より多い約12億t-CO2の削減効果があると試算されています。
≪フランスで、テスラ『モデル3』のタクシー急加速で大事故(1人死亡、20人負傷・うち3人重体、7人重傷)【オーストラリアABC】≫2021年12月17日
・・ここから蛇足ですが、トヨタEV戦略トヨタEV戦略:豊田章男社長が「各国エネルギー事情の違い」に言及した理由…「日本のエネルギー失策」が招いた「後ろ向き」批判 Dec. 16, 2021,
12月14日の「バッテリーEV戦略に関する説明会」・・今後、豊田社長が繰り返し強調している「雇用」を守りながらどれだけ日本で生産していけるのか。そして、日本はEVでも「大国」と言えるだけのプレゼンスを発揮できるのか。日本のエネルギー政策があやふやな中、膨大な電力、EV車の為のインフラ整備など課題山積ですが、
世界最大の自動車メーカー・トヨタが本気を出したその先は、日本政府の本気度が試されている。(取材、文・湯田陽子)
世界で全部EV生産に切り替えてる自動車メーカーが大半の中、
今のところ低額のガソリン車しか使用できない途上国や、寒冷地の国など、全方位に軸足を残しているトヨタが将来的に生き残れるような気がします。・・
・・韓国の電気料金が非常に低価格水準となっているが、これは、①電源構成の中心が発電単価の低い石炭火力と稼働率が90%以上と高い原子力であること、②韓国電力は政府出資比率51%の公社であり、電気料金が政策的料金と位置づけられているため、低く抑制されており、電気料金は原価の約9割しかカバーしていないこと、③為替レートがウォン安であること、などによっている(資源エネルギー庁電力・ガス事業部「電気料金の各国比較について」平成23年8月)
「(石炭火力と原発で電気代が安い)韓国を見習え」と言うべきでは
再生エネルギーだけで日本の製造業は賄えない、経済は持たない。
「脱炭素」の様々な矛盾を解決するのは、「日本の高効率石炭発電技術」の活用と「原発稼働」だと思います。それを岸田総理はやる勇気があるのかないのか・・
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気候変動問題で、バイデン政権が中国とも協力するとした「環境対策」に国内からの強い反発があるという解説をしていたので記録しました(やや要約)
アメリカ国内で、「バイデンがChinaに妥協するのではないか」という疑心もよく分かるし、石油産業の反発もごもっとも。一歩間違えれば支持率ダダ下がるでしょうね。
●バイデン政権は最重要課題の1つとしている気候変動対策で具体的な政策を発表。
Chinaは「協力してやるから制裁ヤメロ」と恫喝しているように見えます。若しくは交換条件?
バイデン政権が、最優先課題を「気候変動」としちゃったから足元見られてるような
バイデン、気候変動対応へ大統領令 外交・国家安全保障の柱に 2021年1月28日バイデン米大統領は27日、気候変動への対応に向けた複数の大統領令に署名した。グリーン政策の推進が経済に恩恵をもたらすと強調し、国有地における新たな石油・ガス鉱区のリース権付与を停止するほか、化石燃料補助金を廃止する。気候変動対応を米外交と国家安全保障の柱とする大統領令にも署名した。化石燃料を重視し、環境規制を緩和したトランプ前大統領の政策から路線を大きく転換する。(中略)米エネルギー大手ヘスは、バイデン氏の気候変動対応が雇用やエネルギー安全保障に及ぼす影響に留意すべきとの認識を示した。また、民主党上院トップのシューマー院内総務は、気候変動に関する国家非常事態を宣言すべきと、バイデン大統領に求めた。国防総省は同日、軍事演習などに気候変動リスクを考慮すると表明。オースティン国防長官は声明で「国防総省は軍事活動やリスク評価において気候変動を優先的に考慮する適切な政策措置を直ちに講じる」とし、気候変動リスクの分析を軍事演習や新たな国家防衛戦略などに組み込むとした。
気候変動リスク排除を最大課題(外交・国家安全保障の柱)にするのは絶対に間違ってると思うけど…
JCCCA 全国地球温暖化防止活躍推進センター)
でもChinaの人権弾圧・強権体制を問題視しつつ、気候変動問題では協力というのはまじナンセンス
この件は、Chinaに「協力」を促すというより、国際社会全体で「圧力」をかけるべき話だと思いますけどね。
バイデン大統領におかれましては、「ウイグルジェノサイド認定」をゆめゆめ方向転換されませんように
«【ウイグル問題ジェノサイド認定】華春瑩「ホンペイオ長官の認定はただの紙屑。嘘と欺瞞で有名なこの人は世紀末のピエロと化し、戯言を言い、錯乱して嘘を」【シンガポールCNA】»2021年01月21日
・・強制労働や不妊手術の強制なども行われていると言われていますが、中国は否定しており、技術を教える為の職業訓練所があるだけで新疆ウイグル自治区における政策は、過激主義を根絶させる為の物だとしています。中国は人権侵害を否定していますが、アメリカやイギリスなどは中国に圧力をかけ続けています。アメリカでは政権が変わろうとしていますが、中国に対する強硬な姿勢は続きそうです。中国外務省は歩み寄りを求めています。」
「新政権は人々の希望に従うべきであり、中国を論理的に客観的に見るべきです。米中関係を促進し、出来るだけ早く健全な関係に戻す為にお互いを尊重し、中国とアメリカが歩み寄る事が出来る事を期待します。」
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フジテレビ【プライムニュース イブニング】(1/7)で、
【独自】“レーダー照射問題”対立激化の中、次々に日本に流れ着く“韓国軍”の迷惑ごみ と題し、「島根県に漂着する大量のゴミ問題」を取り上げていたので記録しました(青字はナレーション)その漂着ゴミの中でも、韓国軍の軍需品流出は別の意味でも・・ヤバイよ
アナ「レーダー照射問題は国際世論を巻き込む対立に発展。韓国は早ければ今日にも反論動画を8か国語で公開する見通しです。更に韓国軍の物とみられる危険な漂着ゴミの実態がFNNの取材で明らかになりました。」(中略)・・今日午後に開かれた自民党の国防部会。海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーを照射された問題について「韓国の言っていることはデタラメ」「国連安保理に諮るべき」等、韓国側への非難が相次ぎました。
一方の韓国側は、早ければ今日か明日にも、フランス語やスペイン語を含む6か国語での反論動画を新たに公開し国際社会にアピールする姿勢を強めています。
日韓関係が泥沼化の一途をたどる中、韓国軍にまつわる“ある問題”が起きている、との情報を受け取材班は島根県へ。ここは日本海の面した松江市の海岸。付近に漂着するごみをウォッチしている情報提供者の男性の案内で発見したのは 、
情報提供者「わー やばいですね、これ!今、白い液体が出てきましたけど、これ(ハングルで)“農薬”と書いてあります。危ないですね」
赤いハングルの部分に農薬と表記された白いプラスチック容器。韓国製の農薬と見られる漂着ごみです。
情報提供者「農薬のビンだけ異様に流れ着く。液体がね、出てくるでしょ、これ絶対に凄い毒なので危なくてしょうがない。海にも良くない。ここ普通に魚も獲ったりしますもんね。」さらには・・
情報提供者「ラッカースプレーか何か、カセットガスのボンヘもたくさん流れ着きます」
爆発の危険もある韓国のスプレー缶とみられる漂着ゴミも。
情報提供者「これやっぱり塗料ですね。普通に入っていますね。危ないですよね」
そしてこんな物も・・
左側は(一斗)缶に入ったシンナー塗料で右側はスプレータイプの塗料。どちらも「韓国軍を表すマーク」と「軍用」の文字があり、いわゆる韓国軍の軍需品とみられます。
コチラは、韓国軍の物とみられるレトルトパックの食糧ごみ。
「戦闘用牛肉と豆の煮物」と記されています。
情報提供者「(Q.韓国軍の漂着物はいつ頃から?)3年前位からですね。」
情報提供者(Q.軍関係の漂着物は韓国だけ?) (自衛隊のは)今まで1回も見た事がないですね。」
これは、松江市が一昨年回収した、韓国軍の物とみられる信号弾。長さおよそ50センチ、重さおよそ2.5キロで、そこにはこう書かれていました-火災が発生する容易な物であるから取り扱いに注意する事-
松江市リサイクル都市推進課・山本敬二係長
「もし子どもらが遊んでいた時に爆発でもすれば、けが人も出ていたような危険なものになる」松江市によると、韓国からの漂着ごみは少なくとも20年以上前から確認され、最近の量は毎年50トン前後。 回収費用は年間およそ300万円に上っているといいます。
松江市リサイクル都市推進課・山本敬二係長
「私共、町村が言って直るものではありませんので、ちょっと歯がゆい思いがあります。」
FNNは韓国の国防省に、ごみを投棄した事実を問い合わせましたが、現在のところ返答はありません。
FNN、良い仕事しましたね。日本海側に住む者として、漂着ハングルごみはド頭にきているので、このタイミングで現地取材したのは本当にGJ!☆韓国がゴミ海洋投棄国家だともっと、知ってほしいです
«日本政府、5年前に撤廃されたハズの竹島周辺の日本EEZ内「産廃投棄区域」を韓国に正式に抗議。 ゴミ海洋投棄国家・韓国の実態 【ムーブ】 »2015年12月11日
韓国が日本のEEZ内にゴミの海洋投棄している実態を、新藤さんが明らかにしたニュースが報じられていますが、その海洋投棄している廃棄物の(糞尿・下水汚泥・生ゴミ排水・畜産排水など)中には、鉛・水銀・カドミウム・ヒ素など人体や生態系に影響する有害金属が大量に含まれているものもあるそうです。
なのに韓国のりの輸入を増大させるとか、韓国の牡蠣の輸入が増えているとかとんでもない事ですよね
で、ニュースでは、竹島の北北東沖のEEZ内にも区域が設定されていたことが判明としているけど、実はもうずっと前から分かっていた事。・・
関連記事
«牡蠣好きの人、要注意! 「韓国産カキの対日輸出、130%増 !」 海上トイレ効果か!?»2015年7月 3日
2t規模の海上トイレはイカダ型で海に固定されており、1ヶ月に1回溜まったし尿を収集します。
来月アメリカの食品医薬局の安全チェックを控え、このような海上トイレを10箇所更に設置する予定であり、漁業関係者は牡蠣の輸出再開に願いをかけています。以上
単純に思うんだけど・・・こんな仰々しい海上トイレ10個も浮かべるより、小船にポータブルトイレ積んどきゃいいんでないの?
1ヶ月溜めて回収なんて・・・臭いしウジ虫湧くよで、韓国産貝類が米国で禁止になった記事はコレ(中略)
・・韓国は日本の警告も聞かずにずっと海洋投棄し続けてきたので、向こう100年は影響するそうです。わかりやすく詳しい説明を文字起ししたので是非ご覧ください驚愕の事実です!
《日本の海が危ない! ゴミ海洋投棄国家・韓国の実態 【ムーブ!】》
«ハングル表記ポリタンク、出雲の海岸に538個(島根)【NNNニュース】。ゴミ海洋投棄国家・韓国ノリの実態 »2018年3月 5日
・・中国・韓国からの漂着ゴミは、日本海側の住民にとっては切実な問題です[E:sign01]
日本の海岸への漂着ごみは58万トン、対馬の漂着ペットボトルは半数以上が韓国製、石垣島は8割が中国製―中国紙2015年6月6日
«《日本の海が危ない! ゴミ海洋投棄国家・韓国の実態 【ムーブ!】》再び»
この投棄ゴミには、鉛・水銀・カドミウム・ヒ素など人体や生態系に影響する有害金属が大量に含まれているって、酷すぎます![E:annoy]
『今すぐ廃棄物の海洋投棄を中止しても元の状態に戻るには少なくても100年はかかる』って、相当深刻ですよね
実際、日本海側には未だに、注射針・薬品入りポリタンクなどが海岸に流れ着いています・・
あと、韓国軍というのは本当にポンコツで、韓国KBSウォッチャーの私も毎度仰け反るほど衝撃の不正をやらかしています。「韓国軍」及び「韓国メディアの煽り」を6年前から時系列で紹介
« 【韓国レーダー照射】防衛省がYouTubeに映像公開・英語版Twitterも開設! &近年の「#韓国軍」不正等トンデモ実態【韓国KBS】»2018年12月29日
韓国が日本を仮想敵国と見做してる実態
« 【韓国レーダー照射事件】対日戦訓練か? 韓国が日本を「仮想敵国」としている実態 とは»2018年12月27日
とにかく!韓国は海を汚し続けてるし、しかもそれを悪い事だと思っていないみたい。
韓国軍の軍需品漂着にしても、他国に流れ着くって・・どういう管理してるのかと呆れます。
FNNとしては、「証拠品」を突きつけて、韓国国防省にどういう事か問い質してほしい!
海洋投棄した物か、紛失した物か、盗難された物か、どうかね。
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日本テレビ【金曜スーパープライム さんま&所の世の中を動かしているのは誰だ会議 】
日本は排出権取引でワナにかけられていた!? の部分だけ記録しました(ただし、関係ないタレントの発言はカット・<>内は発言要約)(青字はナレーション)
この問題は何度も何度も書きましたが、櫻井よしこさんの総まとめ版でと思って読んでね☆
ここでも中国に貪られている日本・・
あなたはこのような(工場などの)煙が高額で取引されているのを知っていますか?
二酸化炭素が14兆円で取引されている!? 地球の温暖化対策に取り組む世界の国々。
京都で開かれた会議で日本はCO2などの温暖化効果ガスを6%減らすと発表。
更に国連の場で鳩山前首相も、「2020年までに1990年比25%削減を目指してまいります。」
21世紀は環境の時代。実はこの言葉をスローガンに急成長を遂げたのが環境ビジネス。
排出権取引は、国や企業が温室効果ガスの削減目標を達成できそうもない場合、元々余裕のある国や企業からその分を買い取り目標達成に役立てる事が出来る権利の売買システム。
昨年、全世界の市場で扱った取引量は87億トン。
取引額14兆2,000億円にも上る。
これまで捨てていた温室効果ガス、それをお金に換えるシステムを考え出したのが、社会企業家を育成する世界的ネットワークの創立者・ウィリアム・ドレイトン。彼は30年も前に排出権取引を考案。
そもそも経済事情の違う国同士の不公平感を解消する為に作ったので、ドレイトン自身、考えもしなかった方向に進められようとしている。今や投機目的のお金も流れ込む巨大マーケットになっている。
しかも、日本は排出権取引で負け組だという。一体どういう事なのか!?
(VTR終了 スタジオへ)
フルフォード氏<ハッキリ言います。全くのインチキです。元々二酸化炭素によるグローバル温暖化はない!データの捏造から始まるのでただのお金儲けのからくり。>中島氏<今の発言はちょっとオーバーな表現だと思う。>
竹田氏<温暖化は事実。温暖化がウソというのは間違い。>
中島氏<ただ国によって条件が違うので、CO2の削減自体が排出権取引で本当に出来るのかという事。今世界で一番お金を払っているのは日本。1兆円前後払っている。これだけ払っているのは日本しかない。>所・さんま<なんて良い国なんでしょう。日本人はやさしい。>
櫻井氏「中国行ったんです。そしてこの環境の事話してきたらね、中国の方達がね、『あ~空から月餅が降って来る』って言うの。『どうして月餅が降って来るの?』『日本が環境でいっぱいお金払ってくれるから』 」
中島氏<中国は京都議定書に入ってない。基本的に先進国だけだから。なぜ中国が入ってくるかというと、京都議定書を守る中で、足りないから外から排出権を買わなきゃいけない。その時に途上国と一緒にプロジェクトをやるとそこと一緒の分を買った事になる。
だから日本は取引量で言うとなんと売っている9割が中国のもの。>
女子アナ<あれだけ大きい国なのに途上国扱い?>
手嶋氏<そもそも京都議定書に入っていないので、本来は貰う権利がない。当時ヨーロッパは東ヨーロッパを合併したのでちっとも痛まない十分達成可能な量なので、
日本が完全に貧乏くじ、もっというとハメられている。>
櫻井氏「もっと分かりやすく言いますとね、日本はもう環境問題についてはもう優等生なんです。ですからCO2、ほとんどこう出してないです。世界全体のCO2の4%。中国は20%以上。アメリカが20%以上。
それでね、例えば鉄を1トン造るとします。鉄を1トン造るのに日本が使うエネルギーを1としますね。アメリカやヨーロッパが使うエネルギーはだいたい1.2~2なんです。日本より2割から2倍CO2それだけ出してる。
中国は8.5なんです。ロシアは18なんです。」(えーえー、うそぉー:さんま)ワタクシは、嘘は言いませ~ん。」
所氏<だから、中国は月餅もらってんの?>
櫻井氏「そうなんです。日本はあの第一次オイルショック・第二次オイルショック・それから金融危機の時に、もう出来るだけ油少なく使うように、、もう出来るだけもう少ないエネルギーでっていうので、物凄く優秀な技術を持っている。だからこの技術と日本のお金がほしいから排出権取引を作ったという事も言われているんですね。」
土田氏<そもそも日本は雑巾を絞っているわけで、他は絞る前だから6%とか出るのに、もう日本はもう絞りきってるのに、そこから6%削減って、何故それを日本はヨシとしたのか?>
手嶋氏<そこが非常に、、京都でやったし議長も日本人なので、取りまとめて妥協しなければいけない、しかし本当はどういう仕組みになっているのか、今は分かっていたと言い訳しているが、外交上で言うとハメられている。>
中島氏<排出権取引の話に戻ると、実際に始めたのはイギリスの金融機関で、京都議定書が決まった段階、実行は2008年だが、決まったのは1997年。その翌年にロンドンで排出権取引の市場が出来ている。で、金融ビジネスが始まっている>
手嶋氏<仕組みを作った人達の方が圧倒的に有利になる。>
中島氏<そこで実際に取引やってみたら、結局買う人は日本だけ。>
櫻井氏「それでその時にね、アメリカはゴアさんが来て京都議定書、一応了承したんです。でもお国に帰ってから議会が反対だという事で抜けちゃったんですね。
中国やロシアは最初から入っていないんです。
それで本当にこの京都議定書を批准した国というのはEUと日本なんですよ。
で、もうひとつ、、(カナダ、、:中島氏)だけどもカナダはもう止めましたよ。」
中島氏<カナダは離脱ではなく、達成できないと自ら宣言して終り。>
所氏<日本はポーカーで見せながらやっている。>
櫻井氏「あの時にね、京都議定書という”京都”という冠をかぶせたんですね。だから日本人は何となく、自分達が総まとめをして責任を取らなくてはいけないと、、やっぱり真面目なんですよね。」
さんま<まぁ、それが日本のええとこやからね。なくすのも悲しいでしょ>
中島氏<でも経済の面で見なくちゃいけない。カナダがなんで不達成宣言したかというと、原油価格が上がってきて自分達のところで原油を作るのにエネルギーを使うから調達幅を超えちゃった。それで石油増産でお金を稼ぐ方が優先だという事になった。>フルフォード氏<この二酸化炭素取引は良い所が一つある。発展途上国に自然保護の為にお金が渡される。それだけは良いと思う。>
櫻井氏「必ずしもそうじゃないんですよ。」
(長くなったので後半へつづく・・)
後半は、鳩山元総理の話題で持ちきりです。笑えるけど笑えない話。
暫くお待ちください。
ブログ内関連記事記事の主なもの
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テレビは菅内閣への期待報道の高揚感いっぱいで見ていられないので^^;、
録画していた、日本テレビ【ビートたけしと7人の賢者~未来への選択 人類は滅びるしかないのかSP】(6/4分)を見ていたら、環境ビジネス?を解説していたので、その部分だけ記録しました(青字はナレーション)(タレントの発言はしょうもないのでカット)
(※番組冒頭に『クライメート(気候)ゲート事件』の再現VTR・・
これは以前記事にした重要な事なので頭に入れて読んでください
女子アナ「・・・さぁそんな中国でこんな事が言われています。『空からゲッペイが降ってくる!』」お菓子の月餅とは、お金の例え。それは鳩山さんのこんな演説に関係している。
鳩山氏「日本は温室効果ガスを1990年比で言えば、2020年までに25%削減を目指します。」
国連で温室効果ガスを25%も削減すると宣言し、拍手を浴びた鳩山さん。これで中国にお金が降って来る??
元NHKの手嶋龍一が温暖化ニュースのウラ側を解説。
手嶋氏「環境問題っていうのは、実は今の世界の中では一番重要な外交のやり取りのテーマになっていると。丁度、戦前で言うと、軍艦をどこらへんが減らすのかってありましたよね。はい、あの軍縮交渉。
あんな形で、実は環境問題が政府の一番重要な、という事になっています。とりわけコレがポイント。ご覧ください。
CO2はまさしく外交の一番重要な武器という事になっています。
具体例で言うと、鳩山総理が国連で演説をした。あの時みんな立って拍手をした。スタンディングオベーション。この間カンヌ映画祭でもありましたよね。」
たけし「ええ、色々ブーイングもありましたが(笑)」
手嶋氏「ただ、拍手をするっていうのは、外交的なまぁ儀礼でみんなするんですけども、実際はどんなつもりでやっているのかは、、」
たけし「こうやるけれども、、
『しめしめ』」
手嶋氏「やっぱり国際社会ではずいぶんと悪い人もいるという事なんですねぇ。さてそれがどんな事なのか。これをご覧ください。
一種のそれは『トップ引き』25%、、これはちょっと専門的な用語で、、」
たけし「競輪のトップ引きって昔いましたよね。今トップ引きの、、関係ない人が関わって、、」
トップ引きとは、競輪場でかつて見られた習慣で、ラストの一周まで先頭を切って走り、後続選手の風除けやペースつくりをする役割の事。
しかし、いざライト一周の鐘が鳴ると、ご覧のようにレースから外れ、勝負には絡めないのだ。
たけし「風除けなんだよ。」
手嶋氏 「大変正確な解説なんですけど、まさに風当たりが強いところで一生懸命やりますよね。そのあとに超大国はみんなその様子を見ている『是非頑張ってください』と言ったんですが、しかしこの段階で最大の問題は、25%を削減をするという本当にしっかりとした根拠があるのかどうか、という事ですけれども、
大丈夫っていう事は、この僕を除くこの方々が本当の賢人なんですけども、多分その根拠っていう事でいうと難しいんだと思います。」
「難しい・・・」「難しい・・・」手嶋氏「難しいですよね。もし、それを達成しない場合は、達成した国から排出権の権利を買わなければいけない、、」
CO2削減という宿題ができなかった日本はどうなるのか?
ここで排出規制のない中国が登場。
日本はその中国へ出かけて行き、お金や技術をつぎ込んで中国のCO2削減に貢献する。
すると、日本が排出していい枠(排出権枠)が広がる。日本はこうして他の国から枠を買って達成するしかないという。
手嶋氏 「それで今、中国はどんと日本からお金がもらえる、、それがさっきあったような形のゲッペイ。つまり、日本からウンと搾り取ってやろうという風に、、ただ一方で言うと、ヨーロッパやアメリカはどうなのかっていう事になりますと、トップ引きをしませんから、なかなかしたたかで、
今、お金をポンと取れそうなのは日本だけと、中国の人達は考えている。」
さらに世界の温暖化対策は操られている??
手嶋氏「やっぱり黒幕がいるという事なんです。それがコレなんです。
(違う話題のVTR 略)
よくわかる手嶋龍一の温暖化ニュースのウラ側
手嶋氏「実は国際情勢っていうか、国際政治の厳しい駆け引きがあるんだという事ですけど、特に温暖化の問題についてはどうですかねぇ。やっぱり黒幕がいるという事なんです。それがコレなんです。」
つまり色んな形でこの問題を考えている、この黒幕が今密かに考えつつある非常に巧みなと言うか、ビックリするようなその回答って言いますか、新たな提案がコレ、、カーボンマネー、つまりCO2通貨という風に言ってもいいんだと思いますね。(カーボンって二酸化炭素って言う意味ですよね?) そうですそうです。それがお金になる。
ただこれは基礎がありましてね、ビックリするようなことでもないんだと思います。
つまりさっき言った排出権取引というのは、もうその排出権というものが、売り買いされる、そこに価値が出てきてますね。これは国と国にとの取引。そして国が定めて企業との取引。これをつまり一般の、皆さんの家計と言いますか、懐の所に適用しようという事でカーボンマネー、、」
カーボンマネーとは、国に割り当てられたCO2排出量の規制を各家庭や個人に振り分けようというもの。
一人当たりの年間排出許容量をチャージしたカーボンカードが無料配布され、買い物には現金とカーボンマネーの両方が必要になる。
手嶋氏「ちょっと分かりやすく、このお2人について、オードリーさんね。この内若林さんはごく普通って言いますか、立派な家に住んでいて、、」
例えば、オードリーの若林がお金持ちになったので高級マンションを買おうとした場合、
現金と同時にカーボンマネーを払う事に。すると当然その分のチャージが減ってしまう。さらにアレコレ買い物を続けて、とうとうカーボンマネーが無くなった!
一方、春日野カーボンマネーは余っている。
手嶋氏「これ一年間経った時に、
若林さんはカーボンマネーが底をついている。で春日さんはポンと持っているという事になりますと、当然若林さんは春日さんからカーボンマネーを買わなければいけない、、」
そうなのです!若林は無くなったカーボンマネーを現金でチャージしなければならず、
一方、春日は余ったカーボンマネーを現金に換える事が出来る。
手嶋氏 「カーボンマネーというものが価値があり、交換の機能もあるという事になりますよねぇ。
これがイギリス人が考えたカーボンマネーという事になります。
じゃあ、これは一体どんな人が考えたのかという事なんですが、ちょっとご覧ください。
これはミリバンドさんというんですですねぇ、前の内閣で2人大臣を務めたその兄弟なんですけど、この人たちがこんな仕組みを考えた、、」
たけし「そうすると先生アレですか?カーボンマネーは個人によっても同じなんですか?均一ではない?」
手嶋氏「最初、国からもらうのは同じ。」
たけし「すると、どんな企業の親玉でも同じなんだ。(ええ) そうするとそうか、使っちゃえば自分で足さなきゃいけないんだ。買い足すってことですよね?(はい)」
手嶋氏「秩序は自分が作るんだと言わなければ、、」
たけし「仕組みを考えてお金になるという事かぁ!」手嶋氏「その仕組みを考えた人が、今後の社会の主導権を握るという事になりますから、、社会のシステムを自ら作り出す人、こういう人が重要ですし、そういうやっぱりリーダーを作らなければ、ダメ、、」
たけし「システム作るってのは、よく、、
今はインターネットもみんなそうだね。単なる仕組みをどうやって、、
まぁ金融だったらデリバティブっていう新しい金融作ったヤツとか、システムを作ったりだとか、
それが一番カネになるってのは、イギリス人は知ってるんだなぁー。」以上
欧米では『クライメート(気候)ゲート事件』に関しては、かなり報道されたので、地球温暖化の原因がCO2説には懐疑的になってきているそうです。
そんな騒ぎの中でテレビ朝日は、「地球温暖化防止プロジェクト週間」と称して特集を組んでいたので呆れて記事にしたんですが、
地上波で『クライメート(気候)ゲート事件』をちゃんと論じたのは、【たかじんのそこまで言って委員会】と、この番組しか私は知りません。
選挙前から、これは選挙の争点にしないと日本は大変な事になるという記事も書いたのですが、国連の鳩山氏の演説には愕然としました。当時マスコミは大絶賛してましたね。
カモネギ日本への拍手だっつーの!案の定、国民のほとんどが状況を把握してないうちに法案が通りそうです。
数々の民主党の悪法案もだけど、ちゃんと報道しないテレビってなんなんでしょう?!例えば、家計負担額とか。
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前記事の続きです。
武田氏「話を、水の世界的な状況まで深化させていきたい。
ウォーターウォー(水争い)・巨大産業・世界戦争として、
水をめぐる利権を戦い続けているという現状が21世紀の今、出現している。
吉村先生曰く、リバー(river)を語源にして、ライバル(rival)という言葉が生まれた。」
吉村氏「そうですね。本当にまさに川の水を取り合い、そこから人類の争いが始まったという事。ライバルの語源はリバー。」
松原氏「我々は気がつかないけど、巨大な川っていうのは何カ国もある、、」武田氏「ヨーロッパは特にそう。」
吉村氏「全世界に約270あり、ヨーロッパが約81ある。先月ヨーロッパ行ったが、例えばドナウ河は18カ国を流れている。」松原氏「お互いに取水したりする事については・・?」
吉村氏「取水したり、そこでまた下水を流すので、上流の国は良いが下流の国は大変。ほとんど農薬と下水混じりの水しか来ないという事。」
松原氏「それについて交渉・決裂して戦争とかという事は・・?」
吉村氏「ヨーロッパは、今はEU委員会で水に関する協定を今作っていて、ユーロのフレームワークで動いているが、実は今、アフリカのナイル河が大変。
11カ国あって、最貧国が5カ国あり、もう水しか売るものがないので、、最後の下流は、スーダン・エジプトだが、そこに出来るだけ高く売ろうという事で、つまり水は、国益ということで、最貧国の5カ国は一致団結して、いかに価値を高めようかと、、」
松原氏「アメリカの中に豊かなエジプトにどうやって売ろうかと、河沿いに考えている?」吉村氏「その通り(笑)」
武田氏「しかし、水争いっていうのは、生命の基本なので半端じゃない。負ければ国家存亡するくらいの重要要素。さぁ、それでは、世界では水にまつわる巨大水産業。水企業があるそうで、その辺りを伺いたい。」
吉村氏「今、水メジャーと言われているのが、フランスのスエズ社、ヴェオリア社、イギリスのテムズウォーター社。
テムズ社は昔のロンドンの水道局で、民営化され巨大な世界の上下水道のマーケットを寡占している。」
松原氏「私達はヴォルビックとか、そういう水の売買だと思っているが、これはそうではない?」
吉村氏「今、役所がやっている我々の上下水道、これからドンドン民営化が進むので、その世界の7割をやっているのが、この水メジャーと言われるこの3社。」
松原氏「日本の公団公社は、こういう所と戦う位置づけ?」吉村氏「日本は民営の水道局はほぼゼロなので、はい。」武田氏「という事は、可能性はあるという事?」
吉村氏「昨年の事業仕分けによって、水道の予算は2割削られた。
それから、下水道もこれからは国でやらず、地方自治体でやりなさいという事で、6000億が一括交付金として行く。そうなると地方自治体としては、人も能力も無い、ただお金が来ると、誰かに一括して任せたい、という事になる。
そこで、こういう会社が日本のマーケットに狙いを定めていて、、」
伊藤氏「じゃあ、フランスのスエズ社から請求書が来る可能性みたいなのもある?」
吉村氏「最終的にはそうだろうが、実際には、下水道の包括委託という事でこのヴェオリア社は2006年から広島・埼玉・千葉ではもう下水道の処理場の管理をしている。」
武田・伊藤氏「エーーーーッ」「そうなんですかー?!」松原氏「入札したら勝っちゃったらしい。」
吉村氏「勝っちゃったんですね。」松原氏「日本が公式にやって負けてしまった。」武田氏「ホーー」
松原氏「という事は、これ巨大企業と日本の自治体が戦うノーハウをきちんとして、日本の企業もちゃんと戦わなければいけない?」
吉村氏「はい、今後の課題。日本では今まで1700の自治体が全部個別でやっていて、その地域だけやっていれば良かった。
しかし、こういう会社は国ごととか大きなスケールで『全部お任せください』と来るわけなので、やはり事業運営のノウハウを日本が持たないと大変な事になるのではないかと、、」
伊藤氏「こういう事を扱う企業って日本には無い?」
吉村氏「水道事業をやる会社は民間はゼロ。」
松原氏「今まで公だったから、売ろうという発想が無かった。
しかも吉村先生の本にIBMが参入して、情報処理で水処理するのが、大きなマーケットになりつつあるらしい。」
吉村氏「水の元は雲。雲を知るためには気象。気象予想をしっかりやる為にはグリッドの枠を出来るだけ細かくして、そこにリアルタイムのデータを引き出して計算するという事。
なので高性能のコンピューターがあればあるほど、データ量がいっぱいあって解析できる。」
武田・伊藤氏「危機を煽るわけじゃないけど、こういうの聞くとビックリするなぁー!」「ビックリする」
松原氏「雨がどこで降るかという計算もそういうところでする?」
吉村氏「日本にもたらされる雨は全部チベット高原なので、チベット高原の気象を見ながら、一週間後に日本の気象が全部分かってくるという事。」
松原氏「マーケットの分析をして、どこのコンビニで売ろうというのと同じように、水がどこに降ってくるのかを調べて、、」
伊藤氏「原料をどこで加工するかって事ですよね。」松原氏「それを今、IBMが、、」
伊藤氏「北京オリンピックの時、雨雲を消す技術があったが、それを応用する可能性もある?」
吉村氏「ええ、水資源(データ)を使うと食料分かる。水によって一年後の穀物の出来が全部分かるという事。それから世界では水力発電、これでエネルギーが分かる。
だから水を押さえると、世界のファンダメンタルな所が全部押さえられる。」武田氏「それは絶対にそうですよね!」
吉村氏「だからIBM,GE,シーメンス そういうものが全部、水ビジネスをやり始めているわけ。」松原氏「電気会社まで入ってくるのはスゴイ。」
武田氏「すごいねー、しかし聞くと愕然とするなぁーー。」「水、絶対、基本だもんなぁ。さぁそして、水の国内メーカーという事だが、、」
吉村氏「そういう事で、海水・淡水化の膜を売ってる会社は、非常に大きな営業目標をあげて、今、世界で頑張っている。」
松原氏「まだ100兆の方じゃなくて10兆の方のマーケット?」
吉村氏「まだ1兆円の方でございます。1兆から今度10兆。 こういう膜の会社は一生懸命やっているが本来はビジネスという面から見ると、国を挙げて取り組まなければ大変という事。」
武田氏「これは、やっぱり石油をどうのこうの言ってる場合じゃないですね。水って言うのは。」
吉村氏「だから、簡単に言うと20世紀は石油の時代。21世紀は水の時代である。こういう事。」
伊藤氏「じゃあ、牛丼、今280円だが、食べられない時代が来るかもしれないし、水換算すると、、」
武田氏「水不足になると牛丼200何十円なんて、絶対あり得なくなる?」
吉村氏「あり得ません。それにウォーター・タックス(水税)がかかる。」
松原氏「ヨーロッパから日本の牛丼が税金取られる。虎視眈々とそれをヨーロッパが狙っているという事。で、国の発想があるわけですね?」
吉村氏「世界的には今、水不足で大変なので、各国は国を挙げて、まず自国の水資源を確保し、そこで得た技術ノウハウをもって世界に出て行こうという事。
例えばドイツは、なんと、国を挙げて環境省が頭になって民間企業240社を引き連れて、ジャーマンウォーターパートナーシップというというプログラムで動いている。シンガポールは、水が足りないという事で下水を日本の膜で処理をして、今飲料水まで持っていっている。」
松原氏「シンガポールはむしろ水がなくて困っている国だが、、」
吉村氏「そう、マレーシアから50%以上、ジョホールのパイプを通じて輸入している。50年協定が2011年に切れるが、マレーシアから最初、100倍でどうかと言われた。」
松原氏「ワーー、酷い。 でも、そこで打って出て、ビジネスにしようという事?世界制覇と書いてあるが、、」
吉村氏「ええ、そこで下水を日本の膜で処理するプロセスを完成して、それをシンガポールの華僑人脈を通じて、今、中国、アジアにもう展開している。」松原氏「災いを転じて福となす?」
吉村氏「つまりシンガポールは淡路島と同じ大きさに、450万人いるので、世界経済の流れの中に入って、、例えばコンテナーヤード世界一、アジアの金融センター、水、で今度は太陽光パネルの世界最大の工場を造っている。つまり、頭で商売するのがシンガポール。」
武田氏「そして日本のライバル、韓国も水資源に関しては、、」
吉村氏「韓国も実は、日本以上に水、大変で、韓国のイ・ミョンバク大統領は非常に水に関心が深く、4大河川の改修とか、川に高速道路やっちゃったり、、世界で水のブロセスを売ろうという事で、頑張っている。大統領は元々、現代の社長だったので、例えばビックリしたが1月28日、アラブ首長国連邦から原子力発電所を4基、4兆円で注文取った。彼は昨年18カ国を回り、大統領の営業成績が6兆円。つまり外貨を稼ぐ事が国益であると、、」
松原氏「鳩山さん、バラまいてますよね?」
吉村氏「麻生さんも鳩山さんもダメですねぇ(笑) それが国益なんですねぇ。」
武田氏「日本は大きい器材としては売らないけど、部品として売っているが、その部品の技術力は認められている?アフリカとか。」
吉村氏「はい、例えば井戸掘りの技術、膜、高圧ポンプ、そういうものは世界で冠たるもの。但し、コスト競争力がない。」
武田氏「ちょっとうれしいのは、アフリカの中国が出て行っても、頑なにアフリカの人は日本を贔屓にしてくれている。それが井戸掘りとか基本技術に関する信頼度は国際間でまだ高い。その辺でなんか、日本は挽回できないかなぁ。」
松原氏「その話はODAに近いものだと思うが、民間の人力。本来は物凄いお金をODAで世界中にバラ撒きに値する、日本の評判を得てない気がするが、、」
吉村氏「その通り。私は国連職員やっていたが、192カ国の外交官といろいろ話をすると、非常に日本の信頼性・技術、、逃げない、信頼できるという事が日本人との付き合いの基本。農耕稲作民族で、きちっと尽くしてくれると。それに対して狩猟民族はやはり、そこに獲物がなくなるとパッといなくなるという事で(笑)、、」
武田氏「日本はもうコツコツで良い。目立たないのよ。でもこの国の本領ってそこにあるんじゃないか。
吃驚仰天したが例えば、子供に教えない歴史で、戦前にインドの砂漠化を食い止めて、緑の野原にした九州の植林家みたいな人がいて、その人もジミーーな事やってんの。
一本一本、その土壌に合う木をインド北部に植えてネイル首相が物凄く感動・感謝したという、そういう地味な、、」
松原氏「でも、一方でこんなにお金をバラまいて、技術も無償で差し上げている。」
吉村氏「実は世界から評価されているひとつは、日本はODA(政府援助)で水分野、衛生分野、世界の40%を占めている。」
武田氏「ワーーーッ、偉いじゃないの! ニッポン君!」
吉村氏「ただこれはお金を出しているだけで、技術と日本人の顔がついて行ってないのが問題。」
伊藤氏「でも本来なら、インフラ整備をやっているので、そこで4大メジャーじゃなくて日本の企業がそのまま継続して、水道管工事からやるようなシステムが、、」松原氏「いわゆるヒモ付きでね。日本にとっても良い?」
吉村氏「その通り。やっぱり89年~91年にエコノミックアニマルと批難されたら、すぐそれに過敏に応答して????にしちゃった。」
武田氏「もういいや地道で。そこからなんか他のアイデアが沸く様な気がするな。」
松原氏「例えばネパールの奥地とか歩いていると、この道路、日本人が造ったんですよと、、」
武田氏「ジーンと来ない?!ああいうの大好き。うん、アフリカに行って黙って井戸掘ってる人なんか見るとホント感動しちゃうんだよなぁ~。」松原氏「でも、補修は別の国がやってるんですとか言われちゃう。」武田・伊藤氏「そっかー・・。」「残念・・」
吉村氏「ですから、私も外務省のODAの委員やってますんで、顔が見えるんじゃなくて、顔が付いていく政策をしてくださいという話をする。」
松原氏「でも、お亡くなりになった中川さんとか物凄く、水、そのものを真剣に政策として、自分で追及しておられて、随分親交もあったんですよね?」
吉村氏「4年前、突然、私の携帯に中川昭一先生から電話があって、『これからは水だ!』と『世界は水だ!』と『私は勉強したいから教えてくれ』と。それ以来、もう毎週いろいろやりました。
最後は『水大臣をやりたい』と言ったぐらいなんですねぇ。」武田・伊藤氏「えーーーーーーーーっ」
松原氏「水で日本の顔になって頂けたら、本当に良かったですね。」
武田氏「でも、ウォーター大臣ってあり得るかも知んないなぁー。」
(あとは、出演者の出身地の水事情。
福岡は常に渇水の歴史。新潟の糸魚川は非常に良い水。神戸は昔は六甲の水は良かったが今は淀川の水が入っているので良くないという話 )
吉村氏「コップ一杯の水が老化を防ぐ、メタボを防ぐという事でございます。」
武田氏「水が持ってる可能性とか、将来・経済が吉村先生の話で非常に深く理解できた。
石油の一滴は血の一滴となんて言ってる場合じゃないですよね。水の一滴こそ血の一滴だよね。重大な問題です。」
吉村氏「どうも水をよろしくお願いします(笑)」以上
・‥…━━━・‥…━━━・‥…━━━
要約してしまったけど^^;、吉村先生は「~でございます。」とか、非常に丁寧な言い回しで腰が低くて話が上手く面白かった。
終始、武田さんと伊藤さんは「うーーん・・」「えーー!!」「ほーー」とか唸ったり、感嘆の声を上げたりしてました(笑)
話の中にあった韓国は、国策として、オリンピック選手の育成・ソフトパワーの世界配給などもやっていて、その戦略は当たって来ています。NHKで特集をやっていましたが、必死の国ぐるみの売込み、団結力も行動力もなりふり構わずもう凄ーーかったです。
日本の誇る水資源や、ソフトパワーも国の戦略としてやらないと、世界と競争できないと思いました。
まぁ、近い将来『水』問題が脚光を浴びた時点で、中川昭一さんが見直されることは間違いないですね
こちらも、一見ください。日本水道新聞社《水問題の旗手逝く》
ちなみに、ソフトパワーの市場は、アメリカのアニメーションの正規市場だけでも、日本からの鉄鋼輸出額よりも多いんですよー
週刊鉄学シリーズ 《とてつもない日本のコンテンツ 前半 》
事業仕分けで、オリンピック強化支援金やスパコン、水道予算などが削られて、それに拍手する国民の様子を見ると、なんかもう絶望的になります・・
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『水』に恵まれている日本は、『水』に関しては無頓着。でも、世界ではもう既に水戦争は始まっているんです。「地球は水の惑星なのに何故??」と思った方は、是非読んでください。
特に中川昭一さんの『幻の水大臣』のエピソードにも触れていたので記録しました。(ちょっと長いので流れはそのまま要約。雑談も略)
2/14(日)午前11時~・夜7時~ ★「水ビジネス」の最前線に迫る!
◆110兆円市場~水ビジネスの今◇吉村和就(グローバルウォーター・ジャパン代表)私たちが毎日何気なく使っている水ですが、世界では水不足で悩んでいる国がたくさんあります。
一見豊富に見える日本の水資源も、実は気候変動等で雨期が少なくなったり、積雪が少なくなったりすると「乾燥列島」になってしまい人ごとではありません。
いま世界では水の争奪戦が始まったといわれています。110兆円ともいわれるその市場規模に、水の豊富な国に住む私たちは鈍感ですが、世界の水をめぐる経済、外交、政治は今後どのようになっていくのか。
資源、ビジネス、生活…様々な側面から水にまつわる話題について「鉄学」していきます。
【キャスター】 武田鉄矢 【アシスタント】 伊藤聡子【出演】 松原隆一郎(東京大学大学院教授)
(日本人が疎くて贅沢だという水の話の雑談 略)
伊藤アシ「私たちが毎日何気なく使っている水。
世界では水不足で悩んでいる国がたくさんある。
一見、豊富に見える日本の水資源も気候変動などで雨季が少なくなったり、積雪が少なくなると乾燥列島になってしまい、他人事ではない。.
今、世界では水の争奪戦が始まったと言われている。110兆円とも言われているその市場規模に、水の豊富な国に住む私達は鈍感だが、世界の水をめぐる経済・外交・政治は今後、どのようになっていくのか、今日は専門家をお迎えして鉄学していく。」
武田氏「地球は水の惑星と言われているが、、」
吉村氏「これが偉大な誤解で、、1961年にガガーリンが宇宙に行って『地球は青かった』という言葉を残し、それ以来、地球は水の惑星と言われたが、これは気象庁の気象衛星の図で、、」
武田氏「これを見ると満々たる水を湛えて、かろうじて陸地が浮かんでるという水の惑星、、」
吉村氏「まさに水の惑星。ところがアメリカの学者がその水の量、海水と淡水を全部地表面から離して玉コロ(左が水・右が空気)にしたら、たったこれしかない。」武田氏「これがダムの水、海水、全部集めて?」
吉村氏「薄皮まんじゅうのように水が張り付いているだけ。表面だけ見て騙されてはいけないという事。決して水ぶくれではないという事。」松原氏「しかもそれを全部飲めるわけではないと?」
吉村氏「もちろん。海水が97.5%で、淡水が2.5%。 で、飲む為には色々と処理をしないといけない。」武田氏「空気をまとめるとこれだけ!!」
吉村氏「つまり、この水と空気で現在の人口68億6400万人(2/2時点)が分かち合っている。」
武田氏「空気と水は薄皮まんじゅう、、」
吉村氏「ですから昔から、湯水のように使うとか水と安全はタダと言ってきたが、ここで本当に我々の水資源が足りなくなっているという事を実感して頂きたいなと思う。」武田氏「水資源が枯渇ゾーンに入った原因は?」
吉村氏「まずは人口の増加。国連予想の人口増加率では65億人。そこで4億人ズレている。
人口というのはネズミ算式に増えるから、国連の予測では2050年には90~100億人。
そしてGDP・GNPが上がると水の文化になる。水洗トイレ・朝シャン・・金持ちになると庭に散水など。
OECDの調査によると、過去50年間で人口の伸びの二倍が水需要。」
松原氏「近代化によって、より多く使うようになった?」
伊藤氏「よく、バーチャルウォーターというのを聞いたことがあるが、例えば牛肉を食べるに当たって、水が物凄く使われてると言われてる。育てるのも処理も」武田氏「あっ、水で換算するわけか!」
松原氏「牛丼一杯いくらでしたっけ」
吉村氏「牛丼一杯が2000ℓの水で支えられている。」
伊藤氏「牛丼一杯、2000ℓ?!」
吉村氏「牛を育てる為にまず穀物が必要。ハンバーガーが一個1000ℓの水。」
武田氏「水換算で物事考えた事がないなぁ。」
吉村氏「これ(携帯電話)は911ℓの水で成り立っている。普通乗用車が64tの水で成り立っている。ICチップからガラスからみんな入れると。」
武田氏「その上、キレイ好きは二週間に一度洗うわけです。」吉村氏「そうです(笑)。水洗いをね。」
松原氏「じゃあ、近代化した上に工業化して更に使うようになっている?」
吉村氏「それを量ったのがウォーターフットプリント??というISOで認められた。全てのものを水換算する。」
松原氏「水換算で計算してたくさん使ってる国は、GDPと違うか?」
吉村氏「カーボンオフグリッド(炭酸ガスをたくさん出す人に税金をかける事)と同じような事が、
実は今後、ウォーターtax(水税)をかけるというのがアングロサクソン・ヨーロッパの戦略。」
武田氏「炭素は見えないから分かりにくいが、水換算されるとギクッとする。」
先日テレビを見てビックリしたが、
経済学的には大成功というのが私達の頭にある、1920年ニューディール政策でアメリカが、世界不況から脱出するというワンシーンがあって、
アメリカの豊かだった穀倉地帯が、フーバーダムでバラまいたその農業地が砂漠化して、人間が住めなくなり、別の土地へ引っ越していくという記録フィルムをやっていた。」
伊藤氏「確かにラスベガスからフーバーダムに向かっていく所は本当に砂漠地帯だが、元々はネイティブアメリカンの方が住んでいた。」
武田氏「あれは緑の平野がラスベガスの為に砂漠になったのか?」
吉村氏「それは極端だが(笑)、実は人類の四大大河文明、ナイル・チグリスユーフラテスは昔は大森林地帯だったが、シュメール人が木・水を使いすぎたのと、氷河期が来たりという気候変動。」
松原氏「シュメール人は木材を切りすぎたりした?」吉村氏「はい、木材を切って、地下水を使い、穀物を作って、、」
松原氏「穀物を作ったり人間の活動は、水の循環を変えてしまう?」
吉村氏「その通り。フーバーダムはあらゆる水を全部集めちゃったために、アメリカ一の穀倉地帯のオガララ耐水層(地下水)は、日本の1.2倍の面積があったが、化石水と呼ばれていて、それが全部汲み上げて無くなって大変な事になっている。」
松原氏「循環している水ではなくて溜まってる水?」吉村氏「化石水なので、何千年と蓄えられた水。それを使っちゃった。」
武田氏「アメリカの農業は、大きな機械でガーッとやるイメージだが、あれが良くない?」
吉村氏「あれを上空から見ると、500~1km.の丸い輪があるが、あれはオガララ耐水層から水を汲み上げて、大きなスプリンクラーで撒いているから。」
松原氏「そうは言っても、水を撒けばまた地下に溜まるんじゃないかと思うが、循環が上手くいってない?」
吉村氏「その通り。特に、一度乾燥地帯になると水循環は全部崩れるし、砂漠化は加速度的に進む。」
松原氏「じゃあ、雲になって水が落ちてくるってその循環はどこに行くのか?」
吉村氏「例えば日本だと、周りを海に囲まれているので、暖められて冷やされて落ちる、小循環が出来ているが、
アメリカみたいに広大だと、汲み上げて雲になって、フロリダくらいになって初めて雨が降るという事。」
武田氏「そうすると、今でもロッキー山脈の麓では進行してる?」
吉村氏「世界では乾燥化・砂漠化が非常に進行している。特に酷いのは中国。」
武田氏「それは里(福岡)でも、黄砂の酷さを嘆くようになった。」
伊藤氏「最近は太平洋側まで来るようになって、相当深刻なのかなと思っていたが、、」
吉村氏「簡単に言うと、モンゴルとかあの辺の砂漠が温められると、一万mくらい上がってしまう。で、ジェット気流に乗るのでドンドン降って来る範囲が広がってくる。」
伊藤氏「もう少しすると、北京も砂で埋まっちゃうみたいな話を聞いたことがあるが、、」
吉村氏「その通り、大体一年間に四国と同じ面積が砂漠化している。」
松原氏「北の方は雨がほとんど降ってないらしいが、、」吉村氏「その通り。」
武田氏「軍事とか空母造る話じゃねぇよなぁ。マイケルのアースソング。あの歌は我々の近未来を言い当てている歌なんだなぁ。
さて、その次のフリップ。ボヤボヤしてはいられないという事で、水に関しては巨大ビジネスの渦巻きが起こっているという話。」
吉村氏「簡単に言いますと、人間が必要なものがなくなると、必ず争いとビジネスが起こるのが経済の原則だが、
そうなると現在、水ビジネスの規模が約50兆円くらいで、2025年には110兆円規模、二倍になる。」
伊藤氏「日本にいると公共の物というイメージしかないが、どんなビジネスか?」
吉村氏「例えば水が無くなって最初に考えられるのは、海水から真水を取るというのが第1位。次には自分たちの使った水をリサイクルして使うという事。
海水の淡水化、膜の技術は日本が最高で、世界マーケットの7割を日本の海水淡水化の膜が押さえている。」
松原氏「幕はこの中(内訳)で一番小さい、、」
吉村氏「その通り。そこが日本の問題点。日本は部品としてしか買われてないという事。
その上のプラントの建設とか公共事業の水インフラ、簡単に言うと経営・維持管理、これが110兆円の規模。これは現在、水メジャーといわれているフランスの会社、イギリスのフェルズウォーターという会社、、」.
伊藤氏「それは、例えば中東の石油の鉱脈を見つけてオイルを売るのと同じで、水脈を見つけて山ごと買っちゃうとか、そういう話?」
吉村氏「オイルメジャーの場合は、中近東に行って石油の原脈とか見つければいいが、
水は人間が住んでいる所全て必要なので、その地域によってビジネスをやらなければいけない。」
松原氏「それに関わっているのがこの三大企業、、」吉村氏「それを我々は、ウォーターメジャーと呼んでいて、、」
武田氏「CMを挟んで、ウォーターウォー(水戦争)の話を続けます。」
長くなったので、後編に続く。ボヤボヤしてたら、もうタイヘーンという話です。後編の方がおもろいかも・・
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