アナ「秋田県由利本荘市にある鮎川油ガス田で、新たな資源と言われるシェールオイルが発見された。
更に、秋田県内には他にも有望な油田があると言われている。
その量は最大 1億バレル(日本の年間石油消費量の10%)
シェールオイルとは・・・今まで採掘が困難だった。
在来型油田・・・穴を掘って地中に溜まっている石油を吸い上げる。隙間があるため吸い上げ易い。
シェールオイル・・・その隙間がほとんどなく硬い岩の層に閉じ込められているので取り出す技術が今までなかった。
強い水圧をかけて岩に亀裂を入れ、石油を取り出す方法が確立され、技術の進歩で採掘が可能になった。
この手法の先進国と言われるのがアメリカ。
ノースダコダ州では5年で石油生産量が3倍以上に跳ね上がり、雇用増・給料増(1日20万円稼ぐ人も) → シェールオイルバブル
野神氏[秋田だけではない。資源の眠っている可能製の高い場所は日本各地にたくさんある。](石油天然ガス・金属鉱物資源機構上席エコノミスト)
石油や天然ガス、まだまだありそうです。小さなニッポン・・実は資源大国なのか?!今日は夢のある話をしたいです。
小さな島国と言われる日本、宝の山の可能性を秘めています。
国土面積は190以上の国の中で61位だが、海の面積・水域は世界6位。なので広い日本近海に宝の山が埋まっている可能性がある。
お宝 金から石油へ
新潟県佐渡沖・・・資源エネルギー庁が来年4月から試掘。●石油と天然ガスの埋蔵量を調査を始める。
現段階で、山手線の2倍相当の面積という見立てで、面積では海外の大規模油田に匹敵する。」
野神氏[もし石油があれば多くの雇用を生む可能性も]
アナ「石油天然ガスのある可能製の高いエリアは、日本列島を取り巻くように(青い部分)これだけある。
野神氏[掘ってみないと分からないが資源大国になる可能性も]
お宝 次世代資源
●次世代の資源 「燃える氷」メタンハイドレート
・メタンガスと水分の結晶で出来ている。
・永久凍土の地下や深海に埋蔵
→都市ガスや火力発電所の燃料に
愛知県渥美半島沖で、今年の2月から世界初の海底掘削が始まっている。
埋蔵量は、国内天然ガス使用量の10数年分で、日本近海には国内天然ガスの100年分があると言われている。
野神氏[ガスは97%が輸入、実用化する技術開発が鍵]
池田氏「埋蔵と、掘って使えるというのはだいぶ違うが、メタンハイドレートについては日本海側には取り出しやすいモノが眠っているという説もあり、今までの色々な経緯はあるがそれに囚われず可能性のある方に政府を中心に積極的に資本投下して取り出す努力をしてもらいたいと思う。」
アナ「国の後ろ盾が今後のポイントにもなると言われています。
●レアアース
携帯電話や自動車などハイテク製品に欠かせない希少な金属。
中国は世界の9割以上を生産し、外交カードにも使っている。
先月、南鳥島沖約300キロ、推進約5600m地点にレアアース発見。
日本の排他的経済水域の中でレアアースが見つかったのは初。
埋蔵量は 推定680万トンで、日本の国内消費量の220年分
加藤教授[分布は広く周辺には何千年かかっても使いきれないレアアースが眠っているとみられる](東大大学院)
尖閣諸島近辺は、1968年国連アジア極東経済委員会の調査で、一説には●原油推定埋蔵量が1000億バレル以上とも言われている。
原油の推定埋蔵量の表と照らし合わせてみると・・・
日本は世界4位・5位くらいにランクインでき、石油輸出国になる可能性を秘めた地域が尖閣諸島と言える。
この調査が発表された3年後、中国・台湾が突如、領有権を主張し始め、現在の問題に至っている。
野神氏[昔の調査なので制度の低い可能性も。資源の有望度としては疑問。
油田開発には長い費用がかかる。国の後押しが必要]
本腰を入れるべき時ではないのかという話でした」以上