取材すべきは朝日新聞なんじゃないの?
朝日ニュースター
4年前、CSで朝日ニュースターという局があり、その中に【痛快!おんな組】とか【愛川欽也パックインジャーナル】というトンデモ反日番組がありました
特に【痛快!おんな組】は出演者が全員猛烈な反日で、当時はそういう番組が日本で垂れ流されている事が本当に不思議でした。
■大好評!朝日ニュースターの『痛快!おんな組』番組紹介■ 番組ホームページ
その中で忘れられない辛淑玉(シンスゴ)がの発言があります
「日本はアイヌを殺して殺して殺しまくった」「虐殺した」
「被植民地にされた沖縄・アイヌ・朝鮮は手を取り合おう」
「どうやって民族を抹殺していくのかをアメリカ仕込みでやった」
「アイヌを散々殺しまくって、支配しまくったクセが、植民地支配でバンバン出てきた」
「いい死に方してもらっちゃ困るよね。早く死んでくれ、早く死んでくれ」・・等々
差別・ヘイトでしょ?朝日ニュースター
その番組の記録です。ブログを始めたばかりなのでちょっと読みにくいですが・・^^;
《日本にヒドイ事されたと手を取り合う人達 【痛快!おんな組】》2009年9月
・・・前半は8月分 <終戦特集> 戦後未処理問題と和解
後半は9月分 アイヌ民族の虐待 を要約した文字起こししますが、半分事実ではありませんので、物語だと思って読んでください。(最後に根拠を書きます。)
こういう組織の連携の固さ、日本に向けた憎しみの深さは底知れないと思いました。
知らぬは日本人ばかりなり・・・というカンジ(中略)
辛淑玉「最近のテレビを見ても、事実の検証という形の番組がいくつかある。ちなみに学生が『日本は何をしたのですか』と聞いてきたら、どう答えるか」
佐藤氏「在日のセンショクギョウ者が、戦後保障を受けられずにいたという現実を知ったならば、ひとりひとりが考えていって欲しい。それを祖父母に聞くなり自分の地域で掘り起こしていくしかないだろう。」
辛淑玉「永さん、私子供の時に、新宿のガード下に障害を負った元軍人がハーモニカ吹いたりだとか、君が代歌ったりとかして、物乞いをしているのを見て、子供心に軍人とか嫌いだったから、侮蔑の目で見ていた。絶対に声もかけなかった。『日本人』と思ってた。
そしたら、大人になってあれが在日だったと聞かされ崩れ落ちた。
日本人として戦争に行って、戦争が終わって戻ってきたら、日本人には恩給がついたが、朝鮮人は捨て去られた。」
朴慶南「ソクさんにお会いして、右腕が無いけど、日本人として連れて行かれて負傷したのに、戦後は日本人じゃないと投げ出されて、お金じゃなくて人間の尊厳を取り戻したいんですーって叫んでいた。」
辛淑玉「日本の場合だと、ソクさんは年間生きている時に、もらえるお金が累計8~9千万あるが、それはゼロ。だから医療も受けれないし生活も出来なくて、結局物乞いするしかなかった。
でもアノ時に彼らが在日だと分かった時に、在日社会は彼らを受け入れたかと思った。そうやって、分断して分かんなくした。つまり、あれが在日の姿と知ったときに、暫く私は立ち直れなかった。自分が軽蔑の目で見たから。だから戦後保障の問題になると胸が痛くて、、」
中山千夏「我々の無知さ加減というのはスゴイもので、つい最近、戦争に負けたらすぐ日本人じゃないと勅令だして、憲法の前に変えちゃったと。ヒドイ事したという認識はあったが、細かい事を知ると政府のする事はスゴイなぁと思う。」・・・
で、ここから本題なんですが、 そのシンスゴがまた、怪しい仲間を増やして本気で日本人攻撃をするようです
【東京聯合ニュース】特定の民族や外国人へのヘイトスピーチ(憎悪発言)などに反対する市民団体「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク(のりこえねっと)」の発足会見が25日、東京・大久保で行われた。団体は日本が多様な集団と共存・共生するよう、全国で行われているヘイトスピーチなど差別主義的なデモに反対し、対応策を模索する。
在日コリアン3世の辛淑玉(シンスゴ)人材育成技術研究所長ら21人が共同代表を務める。村山富市元首相、和田春樹・東京大学名誉教授、宇都宮健児・日本弁護士連合会前会長らも名を連ねている。右翼団体「一水会」の鈴木邦男顧問も参加した。
団体は設立宣言で、「在日韓国・朝鮮人を標的とするヘイトスピーチが各地で凄まじい勢いで拡大している」として、女性やウチナーンチュ、被差別部落の出身者、婚外子、障害者、性的少数者などの社会的少数者にも攻撃を加える実態を批判した。また、「ヘイトスピーチは、国籍も、民族も、性別も、出自も関係なく、すべての人間には普遍的な尊厳と人権があると考える人々の信念、そして、なによりも平和に生きようとする人々の精神に対して、言葉と物理的な暴力で憎悪を投げつけ、侮辱し、傷を負わせる」と指摘。「この暴力に決然と対決することは、単なるマイノリティ集団の利益のための行動ではない。民族や国境の壁を超えて、人権の普遍的価値を擁護し、防衛する行動でもあるのだ」と強調した。
団体は今年3~8月に日本国内で161回に上るヘイトスピーチデモが行われたとして、市民社会を中心に全国的な対応に乗り出す方針を示した。ホームページ(http://www.norikoenet.org)を通じ、賛同者を募り、ヘイトスピーチの問題点を訴えるとともに訴訟、差別禁止法の立法などを進める計画だ。
「のりこえねっと」の発足会見に出席した共同代表ら=25日、東京(聯合ニュース)
あと、これも私がまだ韓国という国をよく知らなかった時に書いた記事です。
今読むとツッコミどころ満載過ぎで笑ってしまいますが、皆さんも一読してみて下さい
特にお気に入りは「在日韓人歴史資料館」内の展示物です。
«【朝日ニュースター】辛淑玉司会番組(2009年放映) <韓国特集> 「在日コリアンの100年」 前半 【痛快!おんな組】»
・関東大震災といえばこの人という程の人で、在日韓人歴史資料館館長の姜徳相(カン・ドクサン)氏を交えた在日と反日日本人たちの井戸端会議の様子。
・「在日韓人歴史資料館」内の様子と解説。戦時中・後の朝鮮人の生活。炭鉱事故の事、関東大震災の時の事件、創氏改名などのレポート
・アンジュングンと伊藤博文の話など
《 【朝日ニュースター】辛淑玉司会番組(2009年放映) <韓国特集> 「在日コリアンの100年」 後半 【痛快!おんな組】》
・在日韓人歴史資料館内の映像と姜徳相氏による説明、戦後の民族教育、戸籍問題等のレポート
・中山千夏と永六輔が「(日本は)恥かしい」と話している様子など再び井戸端会議
こういう話をしていたのを知っているので、シンスゴに対しては「何がヘイトスピーチを告訴だよ!」 とワタクシは思うわけであります
でもこんなもんじゃありません!
なんせ朝日ニュースターは、こんな日本を貶めるだけの二時間キチガイ番組を月イチで流していましたからね。しかも再放送で繰り返し繰り返し・・・
なので、シンスゴ達のおぞましいほどのヘイト発言の含まれた映像は、朝日ニュースターがしっかり管理しているハズ。巨大ブーメランになり得るシロモノですよっ、多分!
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
以前、CS朝日ニュースターで【西部邁・佐高信の学問のすゝめ】というシリーズで、
西部邁さんが、アノ週刊金曜日の発行人佐高信氏と「人物」「本」「映画」について、
2人でひたすら語り合うという番組があったんですが、久しぶりに読み返してみると「慰安婦」「戦争」部分が実に面白い!コレ今こそ読んでほしいなと思ったので、関連部分のみ抜き出しました
佐高さんがサンデーモーニングの時と別人のようなんですよ(゚ー゚)
《従軍慰安婦小説『めぐりくる春』 対談 (西部邁・佐高信) 【学問のすゝめ】》より抜粋2010/09/08
(作家・梁石日(ヤン・ソビル)氏と従軍慰安婦問題を取り上げた小説『めぐりくる春』の説明等 略)
佐高氏「梁石日(ヤン・ソビル)って人の作品は、映画なんか含めて初めて?(初めて) あ~」
西部氏「『血と骨』?! はある酒場の女性が観て、あんまりあんまり残虐なんで西部さん見るなって(笑)
素直に観なかった(笑)」
佐高氏「酒場の女性の言う事聞かれた?(笑)」
西部氏「僕ね、これ読んでて、一言で言うとね、作者に悪いけど、非常に読み易い本でね、
物事の一面は表現されてるんだろうけども、やっぱりね・・・・・薄っぺらでね。読みやすかったけども、物事の一側面をかすっただけで、心に打つものがほとんどなかった。」
佐高氏「薄っぺらって、人間が生きていく、、」
西部氏「これ日本の戦争の小説もだが、例えば軍隊というもの、娼婦と軍隊の関係でも人間性そのものの否定だという表現が出てくるけど、でもそうだったら小説の表現はつまんなくなるんではないか。
僕に言わせれば、戦争も、戦争の性も、性をめぐる暴力その他も非常に歪んだ形だが、人間性そのものの発露でもありうるという視点がないと、結局はどっかに悪いやつがいて良い人はかわいそうみたいな話で、子供向けの紙芝居になっちゃうと思う。」
佐高氏「ただこの中に、日本兵と慰安婦の恋愛、、」
西部氏「まさしくそう。気が付いててだから作者の表現の中に矛盾が生じるんじゃないかと。
要するに、韓国人の娼婦と日本兵の間に恋愛が生じて、、そしてそれを人間性というのならば、人間性そのものの否定なんて事は簡単に言えないんじゃないか。
いい例かわからないが、第二次世界大戦だって、好きではないがレマルクがドイツ人にいて、凱旋門とか愛する時と死する時、、あれも簡単に言うと ドイツ人の若き兵士がヒューマニストとして振舞う。ところがドイツの戦争はナチスで言えばここで人間性を否定する、悪しきナチス党員がいたみたいな話になる。
やはり今頃書くなら、そういうどっちをとるかみたいな話じゃ、戦争とか性暴力はないんだと表現してもらいたいなぁ。」
佐高氏「西部さんは要するに従軍慰安婦論争みたいなものがあって、従軍慰安婦は存在しなかったという、、」
西部氏「僕は、"従軍慰安婦"は直どおりに解釈すると、軍の動きと共に兵隊を性の面で慰安する婦人の話と。そういう意味なら別に従軍慰安婦はどっこにもいるもんだが、問題は軍の強制連行で行われたかどうか。
もちろん強制連行があったという証言もある事も知っているし、でも調べたらそれはウソの証言・誇大な証言だったと。
僕は両陣営とも偏執的に強制連行があったあったと証言を集めてくる人たちと、その証言を逐一偏執的にまた調べまくってなかったと言っている人達、、もう勝手にやってくれと。
というのは、この話戻すが、最初の方に先程『日本の警察に騙されて』みたいな事があったが、その前冒頭に『小作地の見回り役としてのコヘイセイ、それを誘い込むわけ』(朝鮮の人をね) そうそう、僕はあんまり経験ないんだけど、僕がいくつか実地に関係者から聞いた話で言うと、
例えば友人のお父さんが、日本軍に協力したという事で樺太でソ連軍に処刑された人の話だが、木浦(モッポ)は当時日本兵の労務者の娼婦も含めて、運び出し基地で、彼はそこから韓国人・朝鮮人を日本に運んできた親分。
ここいう話は多くて、困っている朝鮮人、娼婦を収入が十倍になると誘って集めて、それで運んできて日本の軍隊に就けるとか、日本の鉱山なりに就けると。
そういう事が考えられないまま、強制連行という紋切型の、軍隊の強い日本と当時弱い韓国で、そうなれば当然強いものが弱いものをやっつけてきたハズだ。押さえつけたハズだ。強制連行したハズだという、そういう話がだんだん尾ひれが付けられるのはなんか変だなぁという気持ちはある。」
佐高氏「その命令書があったかという話をこうやるのは、私も違うんじゃないかと思う。例えば城山三郎さんの『特攻』でも、特攻志願の者は前へという話がある。その時に出ない訳にはいかないという状況、それしか選択肢がないというものを、つまりそれは強制ではないという風に(笑)言った場合には、実態とはちょっとズレると思う。」
西部氏「そう、それはズレるよね。だからそこの所はほっんとうに微妙で、しかし反対に強制がないというのも現実としてズレるし、また強制だというのもズレる。
まぁ特攻の話の方が論じやすいけどね。やっぱり学徒出陣も自分は国の為に死ぬと言う気持ちで行っている。
そこまで本当で、然しながらギリギリまで来たら特攻で一人で死んでいくという事は滅多に選ばれるもんじゃないという意味では、志願したくないなと思う人が多かった事は簡単に想像できる。
でも、私心では志願したくない、死にたくない。然しながらその当時時代の中でのパブリックマインドの在り方として青年たるもの志願せねばならん。つまり一歩前に出るか留まるかという時には、私心とパブリックの心のせめぎ合いがあるわけで、人によっていろんなケースがあるので、そこの所を表現する事は、社会学的にはムリだが、文学はそれだって良い気がする。」
(中略)
西部氏「各謝罪談話の話は、100%否定はしないが、
過去の歴史上にあった事柄について、後世がそれについて反省するとか、謝罪するとかそういう事を軽々しくやるという事の中に、
それこそ人間性についての間違った判断が、、つまり人間の感情、認識自体が歴史の中にいて時代の中に居て、そういう中にいない我々があれは悪かったとか良かったとか、果たしてどこまで言えるかという、、そのことに対して物凄い軽はずみな、オマエさん達は何者なんだと。」
(中略)
西部氏「・・・話戻していい?これもわずかな経験なんだけど、日本に来た韓国人の事『僑胞(キョッポ)』って言うが、
僕一度、在日で総連系を連れて韓国旅行した事がある。偉そうに言うと僕が引率って感じで。徐兄弟って拷問にあったでしょ?
あの人がスパイだったという話ではなくて、あの後だったのでなかなか怯えて、、
つまり脛に傷があったから傷持ったまま本国へ帰ったら、何かの具合でKCIAにやられるんじゃないかという、帰れないという人達が何人かいて、大丈夫だと僕らが連れて行ったことがある。
その時4箇所、ソウルから南下して慶州・百済のプヨ?・・最後釜山行ったりして、色んな町でバーなんかに入ると、カタコトの日本語を喋れる女性達が、連れて行ったキョッポに対して、物凄いアグレッシブルな事をいう。罵倒に近い。
『アンタ、所詮キョッポでしょ』と『カネが欲しくて国を捨てて日本に渡った人達の子孫でしょ』と『韓国人のクセして韓国語を喋れないの』と。
僕は義憤に駆られて女性達を叱った。『色んな事情を抱えて日本に居たから韓国語が喋れないだけであって、自分の母国が懐かしいって来ているだけなのにそのからかい方は一体なんなんだ』と柄にも無くケンカしたことがある(笑)
韓国の本国の人達は統計的に分かっているんじゃないかと。あの当時の韓国は貧しいから、少しでも安定した金銭収入にありつきたいと日本列島に渡ったんじゃないかという、本国の人達は共通認識として思ってるんじゃないかと。
韓国語を喋れなくなった在日の子孫にそういう言い方をするのは、そういうのをやっちゃいけないって国際作法にしてもらいたい(笑)」(ブラジル移民の話 略)
佐高氏「北朝鮮の帰還事業もそこにしか希望を託せないと、、それからね、ジャイアンツの新浦っていうピッチャーがいたでしょ? あの人はまさに在日で、(向こうに行って野球やってたでしょ) そうです。
それから広島の福士が、関川夏央が『海峡を越えたホームラン』という本の中で書いたが、まさに渡ってから苦労するわけです。『オマエはキョッポだ』と『ハングル喋れねぇじゃねぇか』と。」
西部氏「その裏を返して、佐高さんどう思うか、、
NHKで去年?、あの戦争の時に韓国人でありながら、といっても国籍は日本だが、特攻に志願する話で、
ただその番組の趣旨は結局『かわいそう』って趣旨のフイルムになっているわけ。
でも僕は外交上の礼儀作法から言ったら、一応外国人が日本の為に決死の覚悟でカミカゼ特攻という作戦、、あれは原則志願だから、志願してくれたという事に、日本人が果たしてしっかりと感謝したのかどうかと。
僕はしっかりとありがとう、ご苦労様でしたと、あんな志願したら必ず死ぬのに志願してくれたことについては、後世の者としては、ご遺族に日本として感謝すると。感謝状と共に差金ね(笑)」(中略)
西部氏「・・・そういう番組を作るといっつもね、さもこんな酷い戦争の酷い乱暴な作戦に外国人が巻き込まれたと、犠牲者であると、そういう脈絡でしか作られない物語が、僕は嫌だな。」
佐高氏「この『めぐりくる春』をめぐってシンポジュームみたいなのをヤンさんも含めてやった時に、
インターネットでユーチューブかニコニコ動画か、バーーッとこうくるわけだが、その大部分が『証拠を出せ』って(笑)ばっかりなんですよ。『証拠出せ証拠出せ』って。
それと『何十年経った後に名乗り出たじゃないか』という話で、それについては在日朝鮮人のエッセイストの女性が、日本以上に儒教の国だから、故郷に居られない、ね、つまり慰安婦とされた場合、????できなかったというのがある。それは日本だって似たようなものありますよね?」
西部氏「もちろんそう。娼婦をやるという事はね。」
佐高氏「だから証拠を出せって(笑) じゃあ、そこで一旦決着したらアメリカの原爆も非難できないのかという話になる。」
西部氏「だから、ともかく僕は結論は簡単すぎるけど、過去の歴史については、自分がその場に居たとしたらどこまでできたかという想像力を最大限駆使した上で、、申し訳なかったと言わざるを得ないと覚悟した上で、然しながらやっぱり国際社会だから、条約というレベルもあれば、、
それからこれは誰もハッキリ言わないけど、あの当時は、帝国主義の末期というより最高潮の段階なんですよ。あけすけに言うと侵略する力を持っている、侵略した実績を持っているかどうかに於いて一等国、二等国、三等国が仕分けされるような世界史の段階だった。
しかもその段階を作ったのは別に日本ではなく、欧米のイニシアティブ。
だから日本は免罪と言ってるんじゃなくて、そういう事を全部ひっくるめて、仕分けをしながら語ってもらいたい。」
佐高氏「ただ、今までこういう従軍慰安婦についての小説についてほとんど書かれてこなかった。ねっ。
『朗読者』との違いはどうなんだろう?」
西部氏「やはり男であれ、女であれ、裏表で、オープンと秘密とかかなり複雑なもの。
それを愛しているか愛していないか、悪いか良いかという形で二者択一するような形には出来るだけ気をつけてもらいたい。
例えばこれね、ヤン・ソビルさんにケンカを売ってるワケじゃないが、こういう文章が気になった。『日本兵士は恐怖のあまり娼婦という女に抱きつき、娼婦は日本兵に対する恐怖のあまり、兵隊から逃れようとする』と。
もちろんそういう人も居たと思うし、大まかに言えばそういう風に見えたかもしれないけれども、しかしそれはいかにも単純すぎるし、ヤン・ソビルさん自身が互いに惚れ合う兵士と娼婦の話を承認している事にみられるように、そんな風に兵士と娼婦の関係をぶった切るのは僕はちょっとアレだと思った。そこの所もうちょっとね、、(情婦マノンのストーリー 略)
つまり娼婦と外国人の間には、恐怖と憎しみと色んなことがあるだろうが、同時に滅多にない男女のドラマも出現する。」(美輪昭宏の話など、略 )
佐高氏「西野瑠美子って人が色々聞き書きして書いた従軍慰安婦の本のネタ元にしながら、
ヤンさんがフィクションの翼を広げてアレしたが、従軍慰安婦と兵士の間に子供が生まれて、どっかに里子に出すというか、、」
西部氏「お腹の中の子供を溶かしちゃうっていう言い方とかね、確かにあったと思う。でもそれは軍隊関係の娼婦に限らない事で、貧しいって事も関係ないのかなぁ、
つまり娼婦ってのは人類と共に最も古い商売のひとつで、なんなんだろうと思う時がある。人間って言うのは、、
(一度だけ、東大に入る前に、赤線で娼婦を買って嫌だった詳しい話 略)
人間ってそんなとこあるから、戦争物だから暢気な話は書けないにしても、もうちょっと男も女も歴史も何もかも含めてもっと民間と軍隊ももっともっと人間的に書いてもらいたかったって気はするなぁ。」
佐高氏「まぁ西部さんが最後まで読み通してくれたっていう事で(笑)」
以上
西部氏が一度も「従軍慰安婦」と言わず、一貫して「娼婦」と言っていたのが、全てを物語っている気がします。次に映画の話。戦争突入の話が物凄い面白いです。 あとパンパンの語源の話とか
《映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」映画評と当時の政治状況 【西部邁・佐高信の学問のすゝめⅢ】》2012年02月06日より抜粋
ただこの成島映画をまとめていうと・・・丁度去年真珠湾攻撃の70周年か、それを気にして作ったんだろうが、
例えば、映画評論家の寺脇研さん(元文部官僚)・脚本家の荒井晴彦さんたちが僕に、『山本五十六はもしも生きていたらA級戦犯でしょう』と。
それはそうだと思うが、ちょっとまとめて言うと、つまり東京裁判って言うのは、つまりアメリカのね、日本に対する一種の復讐裁判劇というか、法律的裁判を装った見せしめ劇だと思うが、その見せしめ劇に山本五十六が生きていたら主犯だとなっていた。なんせ真珠湾攻撃を始めた人だから。
とすると、、あんな裁判は見せしめ裁判にすぎんという事を、山本五十六という人物を描く事によって、五十六はなかなかの面白い人物だったと描く事によって、
いわゆる渡部昇一さんなんかが言ってた、東京裁判史観というか、あの戦争は悪い戦争であの戦争を推し進めた人達はね、悪い政治家で、悪い軍人さんなんだというね、で、66年戦後続いたそういうものをね、ある程度払拭するっていう意味で、
山本五十六はなかなか面白い人物であったと。この人が戦争を始めたんだと。それ故にといっちゃ、、あの戦争に対するものの見方をね、大きく軌道修正しても良いんじゃないかって、、
もちろんこれ政治映画でもイデオロギー映画でもないので、そういう解釈は強引だが、でも、でもそういう事で作ったのかな~となるんですかね? 良く分からないんだ。」
佐高氏「私はそう深くは考えないで見たが、つまり指導者の責任みたいな事は、きちっと描いていると思った。(中略)
佐高氏「あのー、ヒトラーのマインカンプに、日本人を劣等民族視している指摘があると。でそういうのを若い将校たちに嗜めたりする場面もあったので、その辺はかなり丁寧に描いている反面、ちょっと神様にしちゃったなと。」
西部氏「例えば真珠湾でも『失敗だった』というセリフがあったが、これはアメリカの空母が実際に居なかったんだよね。だから戦艦をやっつけただけなんだけど、
それもアメリカ軍軍事基地の徹底的破壊を南雲がしないで帰っちゃった。(ある種の派閥争いの中で、、) そうなんだよね。
これも山本五十六のせいじゃなくて、海軍全体の東条英機派・統制派の息のかかった人たちを送り込まれているから、五十六さんにはどうしようもなかったのかも知れないけど。」
佐高氏「まっ、全体的にはかなり丁寧な映画だなと思うが、、」
西部氏「そう思いますよ、特にこの時期にこういう形で、これまでは戦争反対でさぁ、帝国軍人は悪い人たちだと子供っぽい色づけ、それから遠く離れたまぁ、ちゃんとした映画だと思う。 」
西部氏「この映画、奇しくもタイムリーなことになってると思うのは、いわゆるABCD包囲網が、日本に対して経済封鎖を仕掛けてきて、最終段階で油を売らないくて日本は干上がってくる。
それで突破口を求めて、なんとか大東亜共栄圏と言われていたが、それ以上にもう遮二無二でもこの経済封鎖の網を破らなければ国家として自存できないというギリギリまで来てたのは、ちょっと描かれているが、
もう一つは援蒋ルートを、、だから日本が真珠湾を襲う前から、既に戦争は始まってる。奇しくもと言ったのは、現在イラン・ベルシャ湾でホルムズ海峡封鎖あれ、アメリカ・イギリスなどが完全に経済封鎖を仕掛けて、イスラエルその他も加担しながら最終的にはイランの核開発施設を軍事的攻撃する寸前まで行っている。
そこでイランがその突破口を求めてホルムズ海峡封鎖に出るという相当キナ臭い、、
恐らく、あの時の日本もそれに近い感じの、少なくとも為政者にとってはジワジワと首を絞められてるっていうね、そこでバーンと爆発したのが日本として軍事的・政治的に巧みだったか下手だったかという議論は可能かと思うが、
大きなマクロ的な歴史の振り返りから言えば、起こるべくして起こった戦争だと。
ペルシャ湾のホルムズ海峡はどうなろうが、あそこまで状況が煮詰まってきたら、何が起こっても不思議じゃない、その寸前まで来ている。
そんなことを考えさせられるという意味で、僕は観客がそこを分かってほしいなと思う。
よくさ、白人帝国主義なんて一言で言うけど、具体的に、、
例えば日本人がアジアを侵略したと、この場合の侵略って言うのは、あってないような国際法を、、自分の方から、軍事的先制攻撃を仕掛けるという意味での日本の侵略は数々あるが、
でも、その前にインド・ビルマにイギリスはいる。フランスはインドシナにいる。オランダはインドネシアにいる。アメリカはフィリピンにいるって、、オマエたちどうしてそこに居るんだよって言われたらね、
人種の問題じゃないけど、白人たちが権力を握っているその当時の帝国主義諸国が、偉そうにね、日本のことをああだこうだ騒ぐなんてのは、僕に言わせりゃ子供の時から思ったけど、1ミリも出来るわけないでしょと、。
そういうことを考えさせる映画、、考えてくれと、、」
佐高氏「つまり、繰り返してるなと思うのは、アメリカとイギリスが大量破壊兵器云々で爆撃したが、大量破壊兵器はイラクになかった。あれは侵略ですよね。(間違いなく侵略だよ ) そうすると、それがまた違った形になると。
今、新聞なんか見てても、やっぱりイランは悪者で・・・みたいな論調ですよね。だから私はこの映画を見て一番思うのは、そういう状況の中で山本五十六に無限の責任はない。有限の責任の中でそれなりのことをやったと。
だから無限責任でやると凄い辛い評価になるが、あの状況の中で敢えて無限責任を要求するでしょ。山本五十六だったら全部何でも出来たような、、でも出来るわけがないわけで、、」
西部氏「本当にそういう事を色々と考えさせられる。映画では、具体的に言われてないけど、僕はあの当時の諜報合戦・スパイ合戦が、真珠湾を襲ってみたら実は空母が居なかったり、、
そうすると、少なくとも仮説でいいけどさ、やっぱりアメリカは戦争に引き込んだんじゃないかと。空母が一隻も居ないようなパールハーバーというのは、アメリカは相当程度のことを分かった上で、日本に襲わせたかもね?!と。
何もそれを書かなくてもそういう風に感じて、それでアメリカの『リメンバー・パールハーバー』なんて戯言にね、よくもまぁ66年前から言い始めたもんだと。
ちょっと話し外れるが、本当に杜撰だなと思うのは、例えば1時間前までに宣戦布告する云々なんて言うが、真面目に考えてくれと。
もちろんワシントンの日本大使館が翻訳が遅れたとか馬鹿な事はあったが、それ以上に、
そもそも戦争というのは、先制攻撃から始まる。どうぞ皆さん存分に備えた上で始めましょうねって、別に将棋さしてるんじゃないから、やっぱり勝つために襲うわけなので、ギリギリまで相手に教えない。
厳密に言うと、あの宣戦布告事自体ね、単なる飾りの、、
そのそこだけ膨らましちゃってね、日本は不法な戦争を始めたなんてね、そういうちゃちな話に戦後の日本は全部巻き込まれるんだから。」
佐高氏「ちょっと話変えるが(笑)、真珠湾のかなり難しい攻撃は、北海道で、、」
西部氏「そうそう、千島でのあそこからずっと南下してった。」
佐高氏「エトロフ発緊急電で、佐々木譲さんが書いてる。あの段階で、やっぱ察知されてますよね。」 西部氏「と思うよ僕は。」
佐高氏「察知されてないということはないでしょうね。」
西部氏「よく言われているが、日本が襲ったときにさ、チャーチルが手を叩いて喜んだと。要するにアメリカを巻き込みたいわけね、イギリスは。
ルーズベルトもやりたかったんだけど、開戦の口実がなかなか見つからないと。そこで『リメンバー・パールハーバー』と。
リメンバーという言葉には『記憶せよ』と『思い出す』と言う意味がある。
僕は日本人は『思い出せ 真珠湾を。あれはやむ終えなかった』とかさぁ(笑)『なかなか山本五十六はがんばったんだ』とかさぁ、そういう意味でのリメンバーをしてもらいたと思う(笑)」
佐高氏「石川好はアメリカ人が『ノーモア・ヒロシマ』で、日本人が『リメンバー・パールハーバー』と言うべきだと。
まぁしかしあまりに戦争は、具体的にどういう形で起こるかを知らなすぎるから、丁度良い映画、、」
西部氏「ホントに、ホントにそう思いますよ。それから今の日本人には分からないことかも知らないが、第一次世界大戦が終わって、パリ講和条約で集まったときに、日本は講和会議で提案した。
要するに人種差別をやめようと、ガンガン頑張った。ところがそれを適当に誤魔化したのがウッドロー・ウィルソンだ。アイツらですよ。巧みに日本の提案をチェアマンとしてすっぽかして、人種差別廃止国際条約みたいなのをすっぽかした。
案の定、それから5,6年経って、カリフォルニアで日本人移民排斥って、、そんなことにヒステリー起こしているんじゃないが、
帝国主義が絶頂に達したと同時に、やっぱり人種差別もね絶頂に達してたんだよね。
要するに民族皆殺しっていうジェノサイドっていうのは、別にユダヤ人だけの問題じゃなくて、あの時に帝国主義戦争が勃発した時には、他国民・他民族は絶滅しても構わないという、だからアメリカだってそういう思想のつながりで原爆も落とせるし、東京空襲その他で何十万もねずみのように焼き殺すって事、、怒ってるんじゃない、そういうもんだったって事を、、」
佐高氏「ウィルソンがアイツになってました(笑)
ただ、この映画で強調したかった事で、私もそのとおりと思うのは、当時は新聞ですね、つまりメディアの責任。新聞が煽ってんですよね、完全に。軍部の方がむしろ、特に五十六なんかは戦争したくなかった方だから、躊躇っていると、『そんな事で!』って煽るわけでしょ、新聞が。」
西部氏「いやこれ恐らく映画のレベルでここまでハッキリと主張したのはこの成島映画が最初じゃないかな。ちょこまかはあっただろうけどもあの戦争を強引に押してったのはメディアであるというね、小さい声で言うけど、あの映画に出てくるあのナントカ新聞ってのは朝日新聞の事だよね(笑)
佐高氏「まぁ、朝日、毎日が競ってね」
西部氏「毎日もやってたんだけどね。本当に敗戦の日まで頑張ってるからね、メディアはね。でも世間に知らされてないけども、実は意見を変えたんじゃなくて、新聞社内での権力の転覆が起こるんだよ。それまでジッと控えてたリベラル派が、敗戦と同時に会社の編集権とかを握って、そういう形で戦後が始まるんですがね。」
佐高氏「それがある種の政権交代みたいにして、新聞の責任はなかったみたいになっちゃったんです。」
西部氏「この映画はそれが執拗に描かれてますよね。」
佐高氏「香川照之、編集局長みたいな人がね」
西部氏「三国同盟を結んで、これぞわが民族の正しい道だと言って、山本五十六他にプレッシャーをかけ続けると」
佐高氏「だから昭和20年8月15日に、新聞の戦争責任で辞めた人って、朝日新聞を辞めたむのたけじしかいなかったんですって。一人でもいたのが救いなのか、一人しか居なかったっていうことなのか(笑)」
西部氏「これはちょっとズッコケた話だけど、好戦主義。(戦争の女神の話 略)メディアも戦争が大好きなんだけど、この映画でもちょっと描かれていたけど、やっぱり女たちも、男たちが戦うのを見るのが好きなんですよね。
結構、あの時代の女たちは戦後、夫と子供を戦争に取られてかわいそうな女たちみたいな話か出てこないが、同時にいかに女たちが戦争を煽るのが好きかというのを僕はもうちょっと描いてほしかった。」
佐高氏「なるほど~。まぁ煽られて行くのが男ですからね。そういえば戦後パンパンという変な言葉ありましたよね、娼婦。米軍相手の。
で、あの人たちの事を書いた中で、彼女たちから見ると、日本の男は打ちひしがれてて魅力なかったと。(そうね~) 敗戦国の男たち。で、やっぱり米兵の方が魅力があったと、、」
西部氏「女はやっぱりね、危機的な状況では、金と権力の周りに女たちは群がるんですよね。だからパンパンもそうだと思うけど、
ところでね、たまたまテレビ見てたら、フィリピンの米軍基地があった時の話で、パンパンって言葉が出てきた。米軍基地があった近所の村の名前がパンパンだった。そこに米軍相手の娼婦が、、それ(言葉)が日本に持ち込まれた。
それを見ただけでも米軍が、フィリピン経由で日本にやってきたっていう事は、タガログ語のパンパンという言葉を見ても明らかなんだよね。」
佐高氏「でも、新聞の責任っていうのはもう少ししつこく丁寧に言わないとアレだ。」
西部氏「それと世論というものの怪しげさね。そういうメディア世論の作り出すひとつのムード・雰囲気・気分の中に、多くの人がワーーッとなだれ込むという、やっぱりデモクラシーの根本にはそういう動きがある。
ですから大戦争こそはまさにギリシャの昔から民主主義につきものみたいなところがある。アメリカだって民主党時代に大戦争やることが多い。
だから民主主義はね、平和主義なんて、、平和と民主なんて言葉はねそう簡単に吐くなよと。
だって民主主義というのは多くの民衆の気分を集めないと民主主義は成り立たない。それが世論だが、それは雰囲気であり気分であると。.そうすると戦争と結びつきやすいものだ。」
佐高氏「だから民衆が愚かであるか賢明であるか。賢明だという前提に立っちゃうからね。(西部氏の弟分の佐伯啓思が竹中平蔵を産経新聞でこてんぱんにやったのと話など 略)」
※これでも、半分ずつくらいカットしました(笑)
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【愛川欽也パックインジャーナル】で、
自民党の憲法改正原案の事を、【(4)大阪維新の会に負けたくない、自民党の新憲法原案】と題し、ボロクソに批判していたので記録しました(ただし流れはそのまま要約。)
9条狂サークルのみなさんが、自民党の憲法改正原案を鼻で笑ってる構図です。
いつもの事ながら愛川氏の発言は飛びまくりで、要約難しいーー^^;
(アンダーライン部分読み上げ)
「自民党の憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔元政調会長)が作成した憲法改正原案が明らかになった。天皇を「元首」とし、自衛隊を「自衛軍」と明記。有事や大災害を想定して、首相が「緊急事態」を宣言できるとし、国民が国の指示に従う義務も盛り込むなど、保守色の強い内容だ。
原案では「国民主権」をうたったうえで、「我が国は、長い歴史と固有の文化を持ち、日本国民統合の象徴である天皇を戴(いただ)く国家」と前文に明記。また、現行憲法に規定のない国旗、国歌について「日本国の表象として法律で定める」とし、「尊重しなければならない」と義務づけた。」
愛川氏「まぁ前の自民党の憲法改正案は舛添さんが中心で作られた。田岡さんから聞いて、スゴイなと思ったのは、早い話、昔の軍事裁判のようなものを作って、軍人が軍人を裁けばお互い様だから良いじゃないかと。
ボクは単純にじゃあお医者さんはお医者さんが裁けば良いじゃないかと。すると裁判は何だかよく分かんなくなっちゃう。しかも戦前のこの軍法会議ってのは歴史の中で言ってんだけども、まぁ歴史好きな人と嫌いな人がいるんだか何だか。
それともう一つは、メディアもあんまり書かない。その中でボクなんか割と好きだから芝居なんかも書いてるけど、なんかね、大阪の橋下さんがのろしを上げたものに対して、『うちが本家だ!』みたいにやってんのかなぁと私は思ってこういうタイトルにした。実際は、これまだ決めたわけじゃないですね。原案の原案みたいな、、」
横尾氏「今年の4/28日に新しい案を出すと。今年はサンフランシスコ条約から60年という、、」 早野氏「これで独立したと、日本は。」 愛川氏「なるほど。なるほど。」
斎藤氏「それが自民党らしさっていう風に言いたいわけでしょ。」
愛川氏「なるほど。自民党らしさっていうのは、戦前の日本になりたいっていうのがあるのかな?」
斎藤氏「まぁそういう古いタイプの保守主義というのを前面に出したいと。」
早野透氏「だから8.15とか、憲法記念日の5.3じゃなくて、4.28こそ日本が自分の国になったという事で新しい憲法を作ろうと。
(それは安倍路線に近い:斎藤) まっ、そういう事ですね。」
下村満子氏「安倍さんがやってるわけでもない?(保利耕輔さん:二木)」
斎藤氏「だからもうこの間に民主党政権が、、特に野田さんは小泉さんと全く同じになったので、ほっとくと(民主・自民は)変わらないわけですね。だから自民党は独自色を出す為には、古い保守というのを出したいと。」
愛川氏「古いところにはなんか良いものもあるんで、ボクはやっぱり軍国主義時代とハッキリ言ったほうが良いと思うねっ。そういうものに日本をもう一回求めるというのが国民の意思なら・・これはまた話が別だね。
で、ボクはそうじゃないと思う。(そうじゃない:下村) そうじゃないという風にボクは思いたいし、そういう風に生きてきてから。しかもこの番組をやってることだって、ボクはずーーーっと一貫して『日本の憲法は世界一素晴らしい』と言い続けているから、だって、当たり前にそう思うから。」
下村氏「ただ、残念ながらね、段々ワタクシも戦争体験の中国・満州でという子供の時、、そういう世代が段々亡くなってきて、橋下さんのように全く体験なしで突然バンッとこういう事を平気で言う世代の方が圧倒的に多くなっている時にぃ、それがなんかこう怖さとかなんとかほとんど知らない世代が中心になった来たという怖さねっ。」
愛川氏「もう一つはね、ちゃんとメディアや学校なんかで試験もないし、歴史をちゃんと教えない国家だから、、」
下村氏「そう、南京大虐殺もなかったって(笑) あれも、、(先週やりましたけどねぇ:横尾) ねぇーー。」
愛川氏「そうすると、問題はなんかそういう人達が嫌いなんだねぇ、こういう話は。で、キライなように丁度原発がキレイだって言うんであれほどもうもう、何がキレイだかわかんないけど、えらいことになっちゃってキレイだったらキレイどころじゃないよね。
つまり、こういう事がよっぽどスゴイ事が起きない限りは、なかなか伝わらないよね。で、考えてみると、やっぱりボクは原発ってスゴイなと思うのは、原爆2個で平和憲法が出来たのかもしれない。
今度は原発2つか4つかぶっ潰れて、このことでなんか行くのかなと思ったら、もう周り蓋しちゃって、もう一回水色で塗り直せば良いのかなと。なかなか、みんなが考えるような事ってほんっっとに、、」
下村氏「いやだから、被害を受けた人は違いますよ。」
愛川氏「ところでね、4/28日に自民党案が新しくなって、、」
横尾氏「だからその田岡さんが指摘した軍事裁判所が入るかどうかまだわかんない。でも基本的にはより保守的な、昔の軍国主義的な強い憲法になってきているわけ、天皇元首で、自衛隊を自衛軍にして、集団的自衛権も認めると。」
斎藤氏「前のは、ネオコン的なんでしょうね。グローバリゼーションの中の新保守主義というのが2005年ので、今度はグローバリゼーションがちょっと意識、、(グローバリゼーションって何ですか?:愛川) 要するに日本の企業が世界中に権益を拡大して労働者が競争してみたいな。だから戦前の、というのとは若干ニュアンスが違う。同じ軍国主義でも。」
二木氏「これの骨子読むと、もっと内向きだよね。例えば政教分離は憲法で謳ってるが、社会的・通俗的な範囲ではとらないと。
何かというと、靖国参拝を合憲化しようという・行けるようにしようとか、自衛軍にするとか、公務員の基本的人権の制限明記とか、極めてこう内向きのカタチになってきている。」
愛川氏「自民党の新憲法原案考えてみると、橋下さんが言っている、市役所をまとめるというのとほぼ近いものがあるね。」
下村氏「多分、きっと耳障りが良いんでしょうね。戦争を知らない世代にとっては。分からない、ワタクシ。」
二木氏「実は、自民党は綱領で"自主憲法制定"と謳ってるんで。中曽根氏は、占領憲法が無くなるまでと、国会で黒いネクタイで、自主憲法制定の歌なんか作ったりした人。
昔、自民党で割りとベテランで護憲派の人は、『いや~、戦前復古調の人たち、どうせ死ぬんだから(笑い) そういう事(憲法改正)はなくなるよ』と言っていたが、
その人より下の世代がブオッと出てきたというね(笑)
マッカーサー憲法をとにかく止めようという世代じゃなくて、新しい安倍晋三さんとかが新しい憲法を作っていこうと、、だから復古調じゃなくて、人を管理する方向に行っているとみている。」 愛川氏「だって、軍国主義って人を管理しなきゃ出来ないんです。」
早川氏「そうそうそうそう、徹底的に管理するわけ。だから天皇も、突然元首なんて言われてもねぇ。
それから自衛隊の問題もあるが、ポイントはやっぱり国民の権利の制限。これが今の憲法のような本当の意味でのフランス革命的な憲法から、"国家"というものに制約された国民の権利という形にシフトしたんだよ。」
斎藤氏「憲法そのもの、近代立憲主義を止めるという話ですよね。国家の制限規範じゃなく、国民の生き方規範にもっていきたいと。」
早野氏「憲法は元来、権力から市民を守るための武器だった、、」(全員いっせいに喋りだし聞き取れず)
二木氏「もともと憲法ってのは、為政者にこういう事をやっちゃいかんよという規制が憲法だったのに(だから恐ろしいのね:下村) 今、憲法そのものが国民に道徳から法的規範を強制するという、、だから本来の憲法と逆転している。」
斎藤氏「ぼちぼちここ何年かそれを先取りした形で、国民の責務を定めた法律が凄くたくさん出てきた(健康増進法・食育基本法とか)」
下村氏「ああいうものは個人が自由にやれば良いもので、国から言われてやらなきゃならないなんて・・」
(口々に文句タラタラ 略)
愛川氏「・・・なんでそうなっちゃったんでしょうかね? 我々が死んじゃって口きけなくなれば、次の世代(大人しい団塊世代)を乗り越えて、その次の(世代)が出てきたら、これが爺さんたちと繋がるわけだ。これがなんでこうなったかね?」
下村氏「そうそうだから、(団塊世代が)大人しかったから、(次の世代)が元気よくってってなんかそういう(笑)」
二木氏「でも、割と20代30代の人は、『今みたいな憲法だから竹島が盗られるんだ!』みたいになって(そうそうそうそう:下村) 『イケイケーー』って感じ(そう!そう!:下村)(それ、ゲーム感覚ですかねー:斎藤)
うん、でもボクらの世代からするとゲーム感覚っていうけど、その小僧たちも一票持ってるわけでね、ボクらが物凄く考えて、愛川さんと一緒に考えた一票と『イケー』ってな一票おんなじだという事で言うと、、」
愛川氏「なんでそういう人達が増えちゃったのかね? 」
斎藤氏「まぁありがちな説明だが、やっぱりこれだけ頑張っても報われない社会だと、なんか拠り所がほしいと。その時"国家"というのが手近なんじゃないか。(スカッとしたいってのがあるだろうし:二木) (スカッとしたいんですよ:下村)
だって全然自分がダメなんだけど『竹島で韓国と戦ってカッコイイ、ニッポン』とか、こういうのがうれしいというかね。」
下村氏「言いたいけど言えない事、パッパッパッパとね、言ってくれる、そういうなんか快感、、」
愛川氏「言いたいこと、そういう事言いたいんですかね?強い国家?! 」
下村氏「そうだと思う。今の若い人はやっぱり本能的にそれを求めてるとこあります。」
「何年か前「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター。希望は、戦争。(赤木智弘ですね:斎藤) っていうね、
で、オレなんか『何言ってやがんだ!』と思って読んだら、なるほどこういう時代の気分の若者が出てきたんだと思った。」
斎藤氏「今、普通に暮らしてる人が既得権益に見えちゃうわけですよ。だったらもうガラガラポンで、戦争でも起きたら、自分も浮上できると、、」
愛川氏「しかしねぇ、それは先に生まれた人間として、さっきまで静かに、、イヤになっちゃったけど、オレ、続けるよ、やっぱし」(スタジオ 笑い)
下村氏「ただ、我々世代の責任でもあるんですよね。」(全体が身分保証を求める・より強いもの、スカッとするものに傾倒したり、内向きで日本から出ないという話など 略 )
愛川氏「分かりました。えー、正式発表を申し上げます。4/7(土)から愛川欽也パックインジャーナルという名前は変わるが、インターネットテレビで続けますっ。
でー、出たくない方はもういいやっ。出たい人は出てちょーだい。
で、5日には私の劇場で記者会見をやります。で各記者には連絡済です。番組出演者が出席して一言ずつ話してもらう。
私は自慢でもなんでもなく、誰が作ろうがマッカーサーだろうがチャッカーサーでも何でも良い。良いものは良い!
その良いものの基準はっ、やっぱり戦争をしない国というのが中心。それから個人の自由が大事。という事を書いたら、世界一立派な憲法だとまた堂々という。
こんな事を堂々と言わなきゃ済まないテレビなんてロクなテレビじゃないですよ。どんなタレントでもアナウンサーでも何でも、自分がテレビでものを言ってるのなら、今の日本の憲法は好きか嫌いかぐらいは言いなさいよっ。あえてボクから提言します。
で、その立場で話してるのに決まってるんだ。だからそっから始まると色んな事がね、スゴク分かりやすいんですよ、原発の問題もしかり、軍隊の問題もしかり。消費税の問題もしかり。
憲法はっ、よく読むと、そんなに細かく書いてるもんじゃないけど、良~い国家を作ろうとしてんですよ。で、出来てません、まだ。その途中です。じゃまた来週。」以上
なんかこの人達のトークを聞いて、自民党の新憲法原案なかなか良いじゃん☆って思いました。
でも、憲法改正の話になると、ツバ飛ばして戦前の話をしたあと、目を剥き鼻剥き猛批判するキンキンがある理由で大人しかったんです。
正式発表と言ってたでしょ? それはこういう流れがありまして・・
①番組冒頭10分以上、「止めないでくれ」という視聴者の声に押されて、インターネット放送「キンキン ドットコム TV」をやる事に決まったと宣伝しまくり、やる気マンマン↓
②番組中盤、発送電分離の事で、キンキンとコメンテーターが少し言い合ったら、キンキンがふてて、「もうインターネットテレビやるのやめようかな」と文句タラタラ言い出し↓
③最後に「護憲派として、やっぱやらねば!」みたいな(・・;) 何故なら「民主主義は長い革命だ」からだそうです。
キンキンは、かつて《インターネットは「暴力を使わない”核”」「渋谷の駅の便所の落書き」by愛川欽也 【パックインジャーナル】》 なんて言ってたのに、インターネット放送をやるようになるとは・・成長しましたねぇ~(゚ー゚) まぁ、せいぜい仲間割れしないように頑張ってください。
ペイ制度にすると言っていたので、インターネット放送になったら多分見ない。お金払ってまで見る価値ないもん。朝日ニュースター閉鎖まで3回か~
自民党の憲法改正原案の主な新設条文
【第1章 天皇】
第1条 天皇は、日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
第3条 国旗および国歌は、日本国の表象として法律で定める。
2 日本国民は、国旗および国歌を尊重しなければならない。
3 元号は、法律の定めるところにより、皇位の継承があったときに制定する。
第6条 5 第1項および第2項に掲げるもののほか、天皇は、国又は地方自治体その他の公共団体が主催する式典への出席その他の公的な行事を行うことができる。
【第2章 安全保障】
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇および武力の行使は、国際紛争を解決する手段として用いない。
2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
第9条の2 わが国の平和と独立ならびに国および国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する。
5 自衛軍に属する軍人、その他の公務員がその職務の実施に伴う罪または自衛軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、自衛軍に審判所を置く。この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。
第9条の3 国は、主権と独立を守るため、領土、領海および領空を保全し、その資源を確保し、環境を保全しなければならない。(続きを読む・・)
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【愛川欽也パックインジャーナル】(2/25)で、
(5)南京大虐殺はなかった、と河村名古屋市長 というテーマで議論していたんですが、
河村市長から援護射撃を頼まれていたらしいマエキタミヤコ氏が、サヨコメンテーターに敢え無く撃沈される様子を記録しました(ただし、マエキタ氏の説明があまりにたどたどしいので、流れはそのまま要約)
愛川氏「これ、新聞記事のままだとアノ河村さんが本当に話しちゃったのかなと思ったら、まぁマエキタさんはそうでもないと。どんな事?」(怪訝な感じ)
マエキタ氏「えっ、あのですね、『映像を見てくれ』と(電話で)訴えてきて、とにかく『南京虐殺はなかった』と、いう趣旨で南京の人達をお迎えしたわけではないと。
要するに、名古屋と南京市は友好都市で、もっとたくさんの名古屋の人が南京へ行くにはどうしたらいいか。もっとああしようこうしようという場で、『もっと仲良く乗り越えていきましょう』と言っていたのに、何故か抜粋されて『南京事件はなかった』という見出しになって困っているかのようで、色々なデータとか新聞記事とか送られて来て、、要は『話し合いをしたかった』と、、」
愛川氏「南京大虐殺について『話し合いをしたい』って言ったの?!」
マエキタ氏「あの、あの・・・虐殺された人達の人数が30万40万2万3万4万と色々な事を言っている人がいるのはもちろん知っていると。政府もそう言っているのも知っていると。それを踏まえて、要は一般市民の感情として『南京大虐殺記念館っ!』みたいなのがあると、やっぱり名古屋氏から南京市へ経済進出しようとする企業が少なくなっちゃうと。だからもう少し上手く出来ないですかねっていう趣旨だったと。そもそもは。」
川村氏「私、日本記者クラブの会見の司会進行をやった。その時に『何故こういう発言をしたのか?』と、つまり34年間に亘って名古屋市と南京市は姉妹・友好都市で、常にこれまでも確かに衆議院議員時代から、あの南京大虐殺事件というのはなかったのではないかという発言はしているが、それを丁度、南京市の表敬訪問団が来た時に、敢えて何故持ち出したのか、その真意と背景と根拠をと、いう質問させて頂いた。
その時の彼の答えは、マエキタさんの言われた事も含めて、要するに根拠は3つあると。①父親が終戦時南京にいて、南京の人達はとても大事にして暖かくしてくれたお陰で早く日本に帰れた。それでオミャァが生まれたと。だから日本人に対して憎悪は なかったから南京事件はなかったのではないかという認識。 だけどそれは早く占領から開放されたくて、日本軍に帰ってもらいたいからかも知れない。
②知り合いの日系の女性の子供がロスに行った時に、母親から日本軍は南京で酷い事をしたと言われたと。娘のアメリカの教科書に『40万人の虐殺を非戦闘員・一般市民に対して行ったと』 しかし、中国は30万人と言っている。日本の研究者は5~6万人。 秦郁彦さんは2万~3万人と言っている。つまり1/10なので、これだけ数字が違うのはなかったかも知れない。 何故ならば虐殺の目撃者が誰もいないからと。
だけど目撃者が本当にいないのかと言ったら、私の大学の友人のお父さんは南京に行ってたが、死ぬまで南京の事は一切語らなかった。何か語っていたら記録に残せたのに。そういう人もいる。だから、、(それは膨大な目撃集がありますよー!:早野)
だからそれは実際にアノ南京の記念館に行くと、書いたものとか、かなり残虐な女性に対する写真などもある。つまり非戦闘員に対しての虐殺は確実に何万人とは言えないが、河村さんの認識の偏っててズレているのは、全て戦闘員に対して行ったのではないのかと。よく百人斬りとかそういうことも含めて、自分が思うに言われているほどのものでもないというのが頭の中にある。
だけど40万と30万が違うから矛盾しているというのは否定の根拠にはならない。だったらアメリカに対して抗議すべきであると私は思う。(中略)その事を考えても数の問題ではないと思う。」
愛川氏「ボクだって思いますね。チャプリンの映画にもある。ね。」
マエキタ氏「あったなかったの事は、ある種子供の頃の思い出。
この場はそもそも友好確認のおしゃべりが抜粋されてって、、根拠と言うほどの根拠というよりは、何でそういったのかと言われれば、別に信念があって言い張っているのではなくぅ、まだまだ不勉強だというのももちろんあるが、
メディアの滑り方、報道の仕方で、本当はそういう事じゃなかったのに、そっちへ行っちゃう時もあるんだなと思う。」
横尾氏「今、新しい歴史教科書を作る会でも、『南京大虐殺はなかった』という論調がスゴイ強い。メディアもやっている。
で、石原さんも昨日の記者会見で(ほめてたよ!:愛川)(ほめてた?(笑):マエキタ)そういう評価をしてましたよね。」#や マエキタ氏「あー、そういう風にあげ足取られちゃうのね。」
早野氏「そういう歴史認識が果たしていいのかどうかね、きちんとやっぱり事実関係、、重大な目撃証言もあるし、その時の記録なんかも結構ある。」
川村氏「政治家なのに、日中両国で歴史的な共同研究やってきて、膨大な研究者同士の業績の積み重ねがあるのを否定する事にもなりかねない。それは歴史研究者がお互いにここまで研究してきたその成果をまず尊重するのが先だと思う。
私の印象論だが、やはり今後の国政の絡みで言うと、自分が橋下・大村氏と連携したいという中で、自分の存在を強調したいというのも、まぁあるのではないかなと。」 今井氏「正解だと思いますね。」
マエキタ氏「河村さんは「地域委員会」とか『国民の知る権利』を熱心にやっているのに、この(笑)歴史認識のズレというのは、むかーーしからアタシも、『なんでそこズレてるだろう?』と。 でもまぁ個人の思い出って自由だから、、ただ、まだまだ途上途中なので、、まぁ風貌がオヤジっぽいからぁ(笑)、右寄りでそういう、、」
愛川氏「右とか左よりね、だってアメリカでは原爆落としたエノラゲイが飾られてるんだよっ、ピカピカになって! つまりそういうことなんだよ! 国家と国家は。研究家はもちろん必要だよ、だけどその前に・・・人数の問題じゃないと思うんだよ。つまりそこを政治家なら思って!、しかも姉妹都市の南京については勉強してなきゃダメだよっ、彼はっ!」 マエキタ氏「そうですね、それはそうだと思います。」
愛川氏「つまり大事な事はそういうことだよ! 姉妹都市を続けたいなら。なんかね、橋下流儀で、ケンカ売るのが今流行だなんて思ったらね、ほんっとに良くないよ。」
川村氏「ただ河村氏の立場に立てば、自分の言ったことはYouTubeでUPされているから全てを見てほしいと。日本記者クラブの方もHPで見られる。」
愛川氏「友好都市の関係で話し合いを始めるときに、南京大虐殺について語ったんですかっ?!」
マエキタ氏「南京大虐殺が心のしこりで、名古屋の人たちがなかなか進出できてないんじゃないかってお話したらしい。」
愛川氏「それホントなんですか、名古屋の人達はっ?! そういうことなんですよ!」
川村氏「名古屋市長としてこういう事言ったらどういう反応が中国から返ってくるかはある程度分かるわけ、、で、、」
早野氏「もう少し大きく日本が歩んだ歴史へのやっぱり敬虔な思いを持っててほしいな。そこはな。」
マエキタ氏「でも、ちゃんとデータがあって、北京や上海と比べて南京に進出している企業は確かにケタ違いに少ないんです。でもでもそれは解釈の事だからぁ。
要は、その南京の人たちが来ていた時もテレ朝が撮っていたけどオンエアしてないと。それをオンエアしてほしいと言ってました。言い逃れもしないし、隠れもしないと。本人が一生懸命ファックスで送ってきてるのは、要はケンカを売ったわけじゃなくて、仲良くしたくて言ったからそこを取り違えないでほしいと。」
早野氏「そういうのなら、そういう言い方をしなきゃいけませんよ(そうそうそうそう:今井) 河村さんは昔から知ってるけど、非常に民衆的・大衆的なところもあるし、しかし、やはり言い方が雑だっ! ね。やっぱりデマゴーグみたいな要素もあったりして、やっぱり選りすぐった政治家の発展途上とマエキタさん、仰るならばやっぱりそこを考えなくちゃいけない。
やっぱり大ーきな歴史の流れと国際関係と、、やっぱり市長だから何喋ってもいいんだぞなんて事になっては困るなー。
しかし、石原・橋下、それから名古屋という地方連合が、なんか発想がこういう感じなとこがあるんだよなぁ。」
横尾氏「そういう体質、、もうほんっとに暗黒ですよ。」
今井氏「偶然じゃないですよ。」 マエキタ氏「そこに落ちちゃイヤっていうのありますね(笑)」
愛川氏「そうねぇ、まぁ政治家が何を大切にしているかっていうのがね、言葉の端々で見えてくるんですよっ。(河村さんも昨日あたりからトーンダウンしてますね:川村)なんか興奮した時には、、だから石原さんが憲法なんかない方が良いって、、オレはこうこうこうでそう言う意味で言ったんじゃないってみなさん仰いますけれどね、そうはなかなか行かないぞっていう風に私たちは見つめてなきゃダメだよっっ!ホントに!
だってね、正直言ってこういう時代なんですよ、????の「第三帝国」も。そういう時代を経てきてやっと民主主義。
早野さんの仰るとおり、民主主義ってのは永遠の革命なんだよ。それはきっとね、良い革命に向かっているのは確かじゃなきゃね、ねっ。ありがとうございました。また来週です。」以上
キンキンは興奮すると、要約できないくらい言葉があっちこっち踊るから、まとめるのに頭痛い💦
今回は、全部がツッコミどころです。それにしても河村市長、頼んだ相手が悪すぎっ!・・マエキタ(電通出身)さんって相当アレだもん。
で、YouTubeを探したら、日本記者クラブの長ーいは動画も出てきたけど、川村さんの主張ってコレかな??
怒り狂う共産党議員に、自民党議員が河村氏側に参戦して面白かったですよ~
あと、テレ朝が、その南京市側表敬訪問時の場面を撮ってたのなら、アカヒの川村晃司氏が働きかけてワイスクぐらいで流せばいいじゃん!「抜粋されて『南京事件はなかった』という見出し」になったのかどうか証明すべし。
まっ、流さないしょうけどね。そのへんがマスコミってフェアじゃないから。
関連記事
蛇足ですが、「テレビにだまされないぞぉ」は、2/25日で丸三年でした。忘れてた!^^; 4年目もお付き合い頂きますよう、よろしくね♪
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【青木理の眼】(2/1)(2/2)という番組で、
メディアのタブーの正体を2日間に亘って語っていたので記録しました(ただし回りくどく、繰り返しが多いので要約)3月に朝日ニュスターが消滅するので、青木氏がこれを取り上げたんだそうです。
この人の皇室への攻撃は筋金入り。今回は拉致被害者家族もターゲットに!(-_-;)
2/2(木) タブーの正体 その1
超自然的な危険な力を持つ事柄に対して社会的に厳しく禁止される特定の行為を「タブー」と呼びます。
具体的には、触れたり口に出したりしてはならないとされる物・事柄とされ、禁忌とも言われますがメディアの世界でも、取り上げることをあえて避けるタブーが確実に存在します。
メディアにとっての「タブー」とは、どのようなものなのでしょうか。タブーを恐れない青木理氏が改めて「タブー」の本質を探ります。キーワードは「タブーの理由」です。
青木氏「この番組は3月で終わってしまうので、今日のテーマはメディアの根本的なものについて『タブーの正体』というタイトルで今日と明日考えてみたい。
アシ「(タブーとは何だと思うか?) 皆がおかしいと思っていても触れてはいけないもの?」
青木氏「オー、鋭い。そうですね。(《タブーの正体!》という、噂の真相の副編集長・川端幹人 氏の書籍の紹介)
朝日ニュースターをご覧の多くの方はよくご存知だと思うが、非常ーに興味深い本。これにボクも触発されて自分もメディアのタブーの正体・『タブーの理由』を考えてみたい。
その前に何がタブーなのかという事だが、(タブーの語源の話 略)メディアのタブーって何だと思いますか?」
アシ「マスメディアにおいては、特にスポンサー企業の批判とか?」
青木氏「そうですね。例えばニュースターだと大丈夫だが(笑)、例えばトヨタ・パナソニック・花王とか大企業3社は多くの広告を出しているので当然そういう所には批判しにくい。僕は批判すべきだと思うが、批判しにくいので段々批判がタブー化していく経済的理由。
その他一番代表的タブーは、やっぱり皇室。
皇室というのは馬鹿にしたりする必要はないが、批判は非常にタブー視されている。それは簡単に言えば右翼団体、、要するに暴力を加えられるんじゃないかという、、
この川端さんの本にも書いてあったが、昔はもっと自由だったと。例えば戦後すぐに出来たカストリ雑誌 というちょっと部数は少ないけど乱暴な雑誌なんかは、天皇家や皇室に対してスゴイ批判を加えていたり、
今有名な皇室ジャーナリストとして活動している人がかつて女性誌で、①例えば皇居の中で警備員の目をかいくぐって入って行ってその様子をルポで書いてるとか、かつては相当自由だったんだけど、最近は出来なくなった。
やっぱり大きな転機になったのは1961年に風流夢譚事件(ふう
りゅうむたんじけん) ってのがあって、要するに深沢七郎さんっていう作家が発表した「風流夢譚」って小説で、天皇や皇族が殺されるシーンがあった。それに立腹した民族派右翼の人たちが、それを載せた『中央公論』という雑誌だったが、その雑誌の社長さん・嶋中さんの家を襲って奥さんが重傷を負って、お手伝いさんが死亡する事件が起きたりして、これはやばいと。で、ドンドンドンドンやっぱりタブー化していった。だからかつてのような自由というか、ある意味乱暴な報道は姿をなくした。これは暴力の影に怯えているというのがタブーの原因。
スポンサーなんていうのは経済的理由だが、それ以外にもタブーって結構あってね、
少し前だと検察・警察もタブー。まぁ警察より検察。これは新聞・テレビがなかなか批判できなかったから。その理由は二つあって、凄い権限を持っている権力装置なので、批判したら色んなリアクションを受けかねない。
例えば北海道新聞が警察の裏金問題をやったら、その後、『強制捜査するぞー』とか色々やられて腰砕けになっちゃった。 というような権力に対する恐怖心もあるし、もっと言うと、情報源。警察や検察を批判すると事件報道の情報が取れなくなるから困るというので検察がタブーになっちゃった。
スポンサータブーのついでで言うと、例えば原発や電力会社もタブーだったのは、これも一種のスポンサータブー。
それ以外にも国税も警察・検察タイプのタブー。権力もってて情報をくれなくなっちゃうタブー。
もっと言うと、大手の芸能プロダクション。例えばジャニーズとかバーニングとか最近はAKBとか、これもテレビとか雑誌はなかなか批判できない。
これは人気タレントを抱えていてお金になると。だから得られる対価の大きさからなかなかそれに批判が出来ないというこれも一種、経済的な理由。
それ以外だと、例えば雑誌を持ってる出版社だと、コンビニの批判は出来ない。それはコンビニの雑誌の売り上げが凄く大きいから、タブーになっちゃった。
あるいは書籍だと、取次ぎと言って、本屋さんに納入している会社がタブーになったりする。
少し前だと、拉致問題の時に、家族会と救う会の周辺にいる被害者の方々・支援者はタブーになっちゃった。
実はその前までは、北朝鮮とか朝鮮総連とかはどっちかというとタブーだったが、2002年の日朝首脳会談以降、ナショナリズムが凄い強まって、②家族会とか救う会の人たちがメディアに対して物凄い抗議をする。変な事を書くとね。だからみーんな縮こまって一種タブーになっちゃった。
まぁ、トヨタとか皇室に比べるとちょっと小さなタブーだが、タブーになっちゃった。
タブーは山のようにあって、実際に新たに作り出されているタブーもたくさんある。このタブーの弊害について明日もう一回考えてみたいと思う。」 以上
2/3(金) タブーの正体 その2
「みんながおかしいと思っても言えない」タブー。メディアにとってのそれは「皇室」「宗教団体」「検察」「スポンサー」などが上げられます。
かつて「原発」はその一つとされ、危険性を知りながらメディアの批判がゆるかったことから、今回の福島原発事故を防げなかったと考えられています。
幅広く取材し正確に伝える使命を担うメディアになぜ「タブー」が存在するのでしょうか。
メディアの役割を青木理氏が再確認します。キーワードは「タブー多き社会は息苦しい」です。
青木氏「今日は『タブーの正体』その2だが、実を言うと"タブー多き社会は息苦しい"んです。
例えば、電通なんてタブーだが、要するに新聞社・テレビ局にしてもみんな広告による収入は凄く大きいので、それを一手に引き受けている電通のような巨大広告会社も一種タブーになる。
で、タブーの理由は色々で暴力だとか、かつての部落開放同盟とか朝鮮総連なんかがタブーになったのは物凄い抗議をしてくるとか、あるいは宗教団体なんかもそうで物凄い勢いで抗議をしてくると面倒だからって言ってタブーにしちゃう。
もちろん僕もだけど誰だって暴力は怖いし、権力に寄り添ったほうが楽だし、戦うといろいろとやられるから、長いものに巻かれたほうが、経済的に得だし、楽。暴力も抗議も嫌だし、面倒くさいしでドンドンドンドンタブーがいろんな領域に広がっていく。
でもメディアの役割は、やっぱり基本的に、知り得た国民が知るべき事実をボクらは取材して、出来るだけ広い情報を幅広く正確に伝えることが仕事。
それをきちんとしてないと、ドンドンドンドンタブーって増殖していっちゃう。
で、タブーが多い社会は、未開社会で非常に息苦しい。非民主的な社会ということ。
例えば、報道の自由とかメディアの自由とか言論の自由の度合いは、社会の民主度とイコールなわけ。
みんながおかしいと思っているのに言えない社会って、息苦しいわけ。だからタブーは出来るだけ少ないほうがいい。その方が極めて民主性の高い社会だということ。(検察批判と原発の話 略)
でも悲しいかななんでこんなにタブーが増えたのかというと、もちろん暴力とか猛抗議は怖いが、基本的には自主規制。自分で規制してドンドンドンドンタブーの領域を増やしていってるわけ。
この本によると、そもそも最近の出版社やテレビ局の連中と話をしているとタブーなのは知っているけど、どうしてタブーになったのか知らないと。
こうなってくると末期症状で、なぜタブーになったのかを知らなければ、自主規制しているだけで、それを突破しようとする意欲もなくなっちゃうわけで最悪なんだけども、
どうしてタブーになっているのかっていうのを知った上で、なかなかスポンサー批判なんかしにくいのもやむを得ないが、出来る範囲で精一杯僕らメディア人がやっていくということが大切。
さっきスタッフが『いやネット時代はタブーが無くなったんじゃないか』と言うんだけど、僕はそうでもないと思っていて、
例えば、③ある有名タレントがラジオで発言したのが問題だと、番組全部下ろされちゃった事件があった。その時にネット上に流され情報はほとんどことごとく、間違ってた。とろが下ろされた理由がある芸能プロダクションが原因だった。それをテレビも新聞も雑誌もその芸能プロダクションが怖くて一切書かなかった。そうするとネットに流れた情報は、間違った情報が凄く氾濫しちゃった。
やっぱりネットって第1次情報を発信出来るんだけども、基本的には新聞・テレビ・雑誌・取材しているジャーナリストのネット情報によって色んな議論が展開されたり意見が飛び交うわけで、やっぱり第1次情報を発信するボクみたいな人たちがきちんとタブーを出来るだけ減らして、どんな分野に関しても出来るだけ正確な情報を発信しないと、
いわゆるガセ情報が流れちゃったりとか、ガセ情報に踊らされちゃったりとか、すべてアメリカの陰謀じゃないかというような謀略情報とかが蔓延しちゃったりとかする。
だからネット時代だからタブーが少なくなった面ももちろんあるが、やっぱり基本的に正確な1次情報どーんなテーマであれ、皇室問題・スポンサー問題・電通だろうが、警察だろうが、芸能プロダクションだろうがありとあらゆる分野で出来るだけタブーを作らないようにして、正確な情報をきちんと伝えていく事をしないといけない。
それがボクらの仕事だし、タブーが多い社会ってのは非常に息苦しいと言うことをボクら考えなくちゃいけないと思う。
朝日ニュースターが無くなっちゃうかもしれないって事なんで、ボクは最後にこのテーマを言いたいと思って2日間考えてみましたっ。」
全体的に見た率直な感想ですが、相変わらず日本人にとっての皇室というものを理解できない人だなと思いました。あと、特権意識を感じました。で、ちょっと気のなるところを抜き出すと・・
①皇居の中で警備員の目をかいくぐって入って行ってその様子をルポで書いてる
これはタブー云々じゃなくて犯罪行為。 取り締まり等が厳しくなって当然なのに「かつては相当自由だったんだけど、最近は出来なくなった」・・・なんてよく言えるなぁ。
で、その今でもご活躍の皇室ジャーナリストの名前はタブーなんでしょうか?! 何故言わない?
②家族会とか救う会の人たちがメディアに対して物凄い抗議をする。変な事を書くとね
これも「変な事を書くと」って白状してる(笑) 抗議するのが当然ですね。どんな「変な事」なのか言わなくちゃ、意味が分かりません。
③ある有名タレントがラジオで発言したのが問題だと、番組全部下ろされちゃった事件があった。その時にネット上に流され情報はほとんどことごとく、間違ってた。とろが下ろされた理由がある芸能プロダクションが原因だった。それをテレビも新聞も雑誌もその芸能プロダクションが怖くて一切書かなかった。
そうするとネットに流れた情報は、間違った情報が凄く氾濫しちゃった。
これ、、北野誠 (有名タレントというのには引っかかる)の話だと思うけど、青木氏が固有名詞をタブー化して話しているような気が・・^^;
「第1次情報を発信するボクみたいな人たちがきちんとタブーを出来るだけ減らして、どんな分野に関しても出来るだけ正確な情報を発信しないと」・・・と言ってるクセにおかしくないですか?!
そもそも、この人の主張は、こんなイデオロギー↓から来ているし、全く信用できない自称ジャーナリストだと私は思っています。
《青木理解説「"竹島問題"なぜ韓国がこんなに怒るのか」 【ニュース解説 眼】》 より
『相手の気持ちを知ろう』というフリップを出した後・・)
皇室に敬語を使うべきではないという主張も私には理解できません↓
ただ、これね、メディアの役割から言って、、メディアとは、ありとあらゆる権力・権威から、理想論だが、独立して、いろんな批判・批評・事実の指摘をしなきゃいけない。するべきというのがメディア・ジャーナリズムの役割だ。
ところが、敬語を使った瞬間にね、やっぱりそりゃ批判や批評はしにくくなる。要するにある対象に対して自分の価値基準を決めちゃうって事なので、
やっぱり敬語を使うって事は基本的にはボクはおかしいと思う、メディアやジャーナリズムってのは。
例えば、ある新聞社の社内文書なんかを見ると『相手に対して、敬語や敬称を多用すると、率直な意見を述べたり批判をしたりするのは難しくなる』ということ。まさにボクはその通りだと思う。
青木理氏を知らない人はこれも一読を^^;
「日本が謝るのは当然!」「安倍や民主党の若手も器が小さすぎ!」
「何故日本に在日が多いか考えるべき!」「参政権は当然付与すべき!」
「靖国(笑)」
なんか、いつも朝鮮側の主張と重なっているんですが、偶然でしょうかね。
メディアの正体を扱うのなら、「韓流ごり押し」も取り上げたら、ちょっとは見直したのに(;一一)
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【西部邁・佐高信の学問のすゝめⅢ】(1/28)で、
日米開戦70年を記念して 昨年末から公開されている歴史大作映画、
成島出監督 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」
第二次世界大戦に日本がいかに突入していったのか。その戦争を阻止すべく異論を唱えた山本五十六はじめ、海軍大臣米内光政や軍務局長井上成美などの姿を描いている。
を、当時の背景を踏まえて西部・佐高両氏が1時間語るという番組をやっていたので記録しました(ただし流れはそのまま要約)この事を知った上で、この映画を見ると深い部分が見えてきそう。
特に東京裁判・ミッドウェー海戦・戦争賛美の新聞社(朝日・毎日)・現在のイランの立場と、当時の日本の比較・パンパンの話など、興味深かったです。
佐高氏「西部さん、今回は山本五十六という事になったが、予告編を、、」
(映画 山本五十六の予告編)
佐高氏「実は、山本五十六の評伝を書こうと思った事があって、西郷隆盛書いて、福沢諭吉書いて、次に五十六かなと。ある新聞でアレしたが編集長が替わって、原敬になったが。西部さんは五十六については?」
西部氏「1ページもないが、山本五十六は長岡の人で、僕も1/4長岡人。その前の幕末の河井継ノ助も長岡で、河井、山本と来ると1/4位は同郷のよしみで(笑)ある好意を感じる。
僕は成島監督とあるバーで1年に1ぺん位接触がある。最近凄く活躍している若い監督。
ただこの成島映画をまとめていうと・・・丁度去年真珠湾攻撃の70周年か、それを気にして作ったんだろうが、
例えば、映画評論家の寺脇研さん(元文部官僚)・脚本家の荒井晴彦さんたちが僕に、『山本五十六はもしも生きていたらA級戦犯でしょう』と。
それはそうだと思うが、ちょっとまとめて言うと、つまり東京裁判って言うのは、つまりアメリカのね、日本に対する一種の復讐裁判劇というか、法律的裁判を装った見せしめ劇だと思うが、その見せしめ劇に山本五十六が生きていたら主犯だとなっていた。なんせ真珠湾攻撃を始めた人だから。
とすると、、あんな裁判は見せしめ裁判にすぎんという事を、山本五十六という人物を描く事によって、五十六はなかなかの面白い人物だったと描く事によって、
いわゆる渡部昇一さんなんかが言ってた、東京裁判史観というか、あの戦争は悪い戦争であの戦争を推し進めた人達はね、悪い政治家で、悪い軍人さんなんだというね、で、66年戦後続いたそういうものをね、ある程度払拭するっていう意味で、
山本五十六はなかなか面白い人物であったと。この人が戦争を始めたんだと。それ故にといっちゃ、、あの戦争に対するものの見方をね、大きく軌道修正しても良いんじゃないかって、、
もちろんこれ政治映画でもイデオロギー映画でもないので、そういう解釈は強引だが、でも、でもそういう事で作ったのかな~となるんですかね? 良く分からないんだ。」
佐高氏「私はそう深くは考えないで見たが、つまり指導者の責任みたいな事は、きちっと描いていると思った。
つまり、私は書こうと思ったくらいだから、ある程度の親近感はあるわけで、
つまり、最初は開戦反対で、陸軍から暗殺されかねない形で頑張って、始まったらやっぱりその場の責任としてやると。(あ~そういう事か) だから責任っていうのを引き受けてると。指導者、、」
西部氏「仰る通りかも知れない。でもですな、あの戦争は最初から、自由民主主義 対 言わば全体主義というイデオロギー的構図の中で戦った世界戦争で、総力戦と言われているもの。
あれは当初からね、大戦争が始まったら、地域的には首都を落とすまでね、あるいは相手の軍隊を壊滅させるまで、もっと言うと、相手の国民・民族にね回復不可能なダメージを与えるまで終わるはずのない戦争だと。
これはね、日本がそういう風に深く考えていなかった。日清・日露はいくつかの戦役で勝利を収めれば講和で、賠償金払って領土を一部割譲して、戦争お仕舞いという事だったが、
総力戦なので相手の国家の背骨を折るまで止めないって戦争を分からなかった日本。あるいはその1人である山本五十六が、これ有名な話だけど、『半年ぐらいなら存分に暴れてみせましょう』 と言ったと。
そんな半年でやったって、これ古い戦争だから。半年で真珠湾襲って、例えばミッドウェーで勝ったとして、アメリカがダメージ大きいから負けたことにするというような、生易しい戦争じゃなかったのに、山本五十六は始めちゃった。
これは悪い戦争を始めた責任じゃなくて、軍人として総力戦において見通しのないまま戦争を始めた軍事的責任のようなものは残るんだろうね。」
佐高氏「私は石原莞爾という人を書いた者から見ると、石原莞爾は逆に戦争の火をけておきながら、戦後は責任取らないで、『俺を戦争犯罪人に何故しないんだ』と言ったと。ここは山本五十六と逆転していると思う。山本五十六は反対していながら突っ込まざるを得なくなった。で、講和というのは軍人の責任かっていうのがある。
つまり日露の場合は、ルーズベルトを引っ張り出しているが、今回はアメリカを叩いちゃってるから講和で頼るところがない。」
「そうだよね。最終段階ではソ連に頼もうという(笑)」
佐高氏「なんか責任とかいうものも、ある種限定的に考えなければならないとすると、石原莞爾よりは数段(笑) アレじゃないかと。」
西部氏「それはそうだ。僕はそれはわかる。軍人だから言わば政治が始めることに、軍人はその場で辞めないとしたら、命令だからやるしかない。ただそこの問題は残る。軍人は辞めることができる。
もしも、しかし半年で終わるはずのない戦争、アメリカのワシントンを奪わない限り終わらない戦争を、、 辞めることも出来たんだよね、本当はね。(でもー、あの状況だと) 出来ないよね(笑) (あのままだと暗殺されますよね?) そう。陸軍の過激派にね。」
佐高氏「それとある種、こういう山本五十六は偉かったという映画の場合の常だが、マイナス面が出てこない。」
西部氏「あなたになり代わって言うと、要するに山本五十六は2号さんがいたわけよね。モテた男。もっと言えば女遊びが激しい、、その辺りのことはきれいさっぱり削られてるのね。
でも事情があるらしいよ。この映画は山本五十六の遺族会のサポートを受けて作られているので(エピソードをもらうとか)、遺族会の気持ちを傷つけるような場面は、、映画といえども一つの商売だからね。」
佐高氏「評伝・人物スケッチする場合、必ずそれがネックになる。遺族は自分の身内のものだと独占しがちだけど、ある種、それを超える側面があるわけで。」
西部氏「そう、それで、これは言っていいのかな~?? 僕はあの硫黄島(いおうとう)にね、一度行ったことがある。昔そこに暮らしていた人・遺族は行けるが、今は簡単にいけないくて、自衛隊員が二百何十人いるだけ。遺族団の許可を得て行った時に、埼玉の入間の自衛隊飛行基地から輸送機みたいなので出発して、
前の晩に遺族団の集まりで、その時僕、硫黄島の西大佐ね、オリンピックのバロン・ニシ。 あの人の末息子さんが遺族団の団長で、『遺族団以外の人が参加しているけども、この戦争について、この遺族団はある悲しみの気持ちをもって、弔ったりなんなりするんであって、それ以上のあれこれの言動は差し控えて頂きたい』と言われたとき、
僕はその気持ちは重々分かりながらも、でも同時に硫黄島のね、激戦は別に遺族団の私物じゃないし、そこで何を感じて何を考えるかというのは公の問題でそこまでチェックされる謂れはないのになと、ある不満を心に持ったのは確か。
まぁ別にそれに逆らう気もないんだけど、得てして戦争の遺族団にそういう傾きがありそう。これは私の先祖とか、、でも、あれは国家の問題ですからね。」
佐高氏「そうなんですよね。だから山本五十六の戦略・戦術を論ずる場合に、確かこの中(映画)で激しくやっている時に、将棋を指してるのが出てくるが、その場面だけだと、逆に山本五十六という人が矮小化されていきますよね。」
西部氏「しかも、僕は将棋ってのはある話だとは思うが、とにかく大将たる者、そこで気が動転したり焦ったりしたらダメなので、泰然自若と将棋を指しているという貫禄によって、全軍にある落ち着きを与えるという芝居だろうが、でもそこは難しくて、どういう風に受け取られるかね。」
佐高氏「それとやっぱり女性に博愛の人がすべて良いという話じゃないが、やっぱり男に好かれる人は女にも好かれるという側面はありますよね。」
西部氏「アンタ、優しいのにね(笑) 」
佐高氏「いやいやリーダーの条件って言うか、、そこを描かないっていうのは山本五十六を逆に小っちゃくしていると思う。」
西部氏「そう。ただ僕はもうちょっと、、確かに時代が時代だし、ましてや指導者だから、2号さんや10号さんが居ようがいいが、案外、その異性の存在は、男にとって女性の存在は危ない面もあって、
これは勝手な想像だが、これから何百万死ぬだろう大戦争を仕掛ける時に、本人だって大不安なわけで、その不安は不安でじっと自分で引き受けて、あれこれ考えて決断するのは物凄い厄介なことで、
その時に簡単に女の所に簡単に行っちゃうと、自分の不安を中途半端にして、大物は結構女性の前で見栄を張る。そうすると奥さんじゃない女性は『すばらしいわ』となって、、案外男なんて山本五十六と言えども誰でも、後でヒーローとして扱われているけど、現場感覚だとそんなヒーローなんてほとんど居ない。と考えてると、女の問題は、どう描くかは別として重要なファクターであるんだよね。」
佐高氏「つまり、悩まないって問題は大きいわけで、悩まない人として描かれちゃってる。賢婦人がいて、、」
西部氏「結構こういう弱っている男たちがね、実は、表は大言壮語しているが、心の中で女に救いを求めているという、そういう男たちを本当に山ほど見た。
僕だって、しがみ付きたくなかったわけじゃないけど、それをやったらオシマイだという感覚が根強くあった。まぁ美学と言うか、北海道から来た田舎者の限界かもしれないが。
それを1万倍膨らますと、五十六さんだって危ないとこあったんじゃないかなって気になる。違うかも知れないんだけどね。」
佐高氏「だから揺れを描いてほしかったと言うかね。だから揺れが将棋しかないっていう、それがちょっと五十六ってそんな人だったのかという、、」
西部氏「そう、ヒットラーだって、エヴァ・ブラウンとねぇ、もちろんあの人はアドルフ君はどっかちょっと精神がノーマルじゃないとこあるからだけど、
でも、ヒットラーという人物を描くときに、いっつもエヴァ・ブラウンの事も合わせ鏡のように描かないと分からないってことがある。」
佐高氏「なんか、物凄く謹直な人として描かれすぎる。」西部氏「本当に良きパパみたいなね」
佐高氏「遺族の気持ちも分からないではないが、どうぞお好きに描いてくださいというのが遺族の態度ではないかなと。」
西部氏「特に硫黄島の栗林中将は本当にひたすら良きパパなので、それとの対比で山本がどういう人だったかが気になる。恐らくかなり栗林中将と隔たった生き方・人柄だったんだろうね。」
佐高氏「原田美枝子演ずる奥さんが賢婦人で、そうかも知れないけどというのがある。」
西部氏「例えば真珠湾攻撃の南雲中将に任せとか、肝心要の半年後のミッドウェーも南雲に任せて、成功とは言えない状態に、、
もしもその時、どうして自分が信頼もしていないどっか疑っている南雲に任せたかってな事まで気になったりね。
そういう山本五十六の人柄のブレをね、描くためにはプライベートライフのブレを同時に描いてくれた方が分かりやすかった。」
佐高氏「あのー、ヒトラーのマインカンプに、日本人を劣等民族視している指摘があると。でそういうのを若い将校たちに嗜めたりする場面もあったので、その辺はかなり丁寧に描いている反面、ちょっと神様にしちゃったなと。」
西部氏「例えば真珠湾でも『失敗だった』というセリフがあったが、これはアメリカの空母が実際に居なかったんだよね。だから戦艦をやっつけただけなんだけど、
それもアメリカ軍軍事基地の徹底的破壊を南雲がしないで帰っちゃった。(ある種の派閥争いの中で、、) そうなんだよね。
これも山本五十六のせいじゃなくて、海軍全体の東条英機派・統制派の息のかかった人たちを送り込まれているから、五十六さんにはどうしようもなかったのかも知れないけど。」
佐高氏「まっ、全体的にはかなり丁寧な映画だなと思うが、、」
西部氏「そう思いますよ、特にこの時期にこういう形で、これまでは戦争反対でさぁ、帝国軍人は悪い人たちだと子供っぽい色づけ、それから遠く離れたまぁ、ちゃんとした映画だと思う。 」
西部氏「この映画、奇しくもタイムリーなことになってると思うのは、いわゆるABCD包囲網が、日本に対して経済封鎖を仕掛けてきて、最終段階で油を売らないくて日本は干上がってくる。
それで突破口を求めて、なんとか大東亜共栄圏と言われていたが、それ以上にもう遮二無二でもこの経済封鎖の網を破らなければ国家として自存できないというギリギリまで来てたのは、ちょっと描かれているが、もう一つは援蒋ルートを、、だから日本が真珠湾を襲う前から、既に戦争は始まってる。
奇しくもと言ったのは、現在イラン・ベルシャ湾でホルムズ海峡封鎖あれ、アメリカ・イギリスなどが完全に経済封鎖を仕掛けて、イスラエルその他も加担しながら最終的にはイランの核開発施設を軍事的攻撃する寸前まで行っている。
そこでイランがその突破口を求めてホルムズ海峡封鎖に出るという相当キナ臭い、、
恐らく、あの時の日本もそれに近い感じの、少なくとも為政者にとってはジワジワと首を絞められてるっていうね、そこでバーンと爆発したのが日本として軍事的・政治的に巧みだったか下手だったかという議論は可能かと思うが、
大きなマクロ的な歴史の振り返りから言えば、起こるべくして起こった戦争だと。
ペルシャ湾のホルムズ海峡はどうなろうが、あそこまで状況が煮詰まってきたら、何が起こっても不思議じゃない、その寸前まで来ている。
そんなことを考えさせられるという意味で、僕は観客がそこを分かってほしいなと思う。
よくさ、白人帝国主義なんて一言で言うけど、具体的に、、
例えば日本人がアジアを侵略したと、この場合の侵略って言うのは、あってないような国際法を、、自分の方から、軍事的先制攻撃を仕掛けるという意味での日本の侵略は数々あるが、
でも、その前にインド・ビルマにイギリスはいる。フランスはインドシナにいる。オランダはインドネシアにいる。アメリカはフィリピンにいるって、、オマエたちどうしてそこに居るんだよって言われたらね、人種の問題じゃないけど、白人たちが権力を握っているその当時の帝国主義諸国が、偉そうにね、日本のことをああだこうだ騒ぐなんてのは、僕に言わせりゃ子供の時から思ったけど、1ミリも出来るわけないでしょと、。
そういうことを考えさせる映画、、考えてくれと、、」
佐高氏「つまり、繰り返してるなと思うのは、アメリカとイギリスが大量破壊兵器云々で爆撃したが、大量破壊兵器はイラクになかった。あれは侵略ですよね。(間違いなく侵略だよ ) そうすると、それがまた違った形になると。
今、新聞なんか見てても、やっぱりイランは悪者で・・みたいな論調ですよね。だから私はこの映画を見て一番思うのは、そういう状況の中で山本五十六に無限の責任はない。有限の責任の中でそれなりのことをやったと。
だから無限責任でやると凄い辛い評価になるが、あの状況の中で敢えて無限責任を要求するでしょ。山本五十六だったら全部何でも出来たような、でも出来るわけがないわけで、、」
西部氏「本当にそういう事を色々と考えさせられる。映画では、具体的に言われてないけど、僕はあの当時の諜報合戦・スパイ合戦が、真珠湾を襲ってみたら実は空母が居なかったり、、
そうすると、少なくとも仮説でいいけどさ、やっぱりアメリカは戦争に引き込んだんじゃないかと。空母が一隻も居ないようなパールハーバーというのは、アメリカは相当程度のことを分かった上で、日本に襲わせたかもね?!と。
何もそれを書かなくてもそういう風に感じて、それでアメリカの『リメンバー・パールハーバー』なんて戯言にね、よくもまぁ66年前から言い始めたもんだと。
ちょっと話し外れるが、本当に杜撰だなと思うのは、例えば1時間前までに宣戦布告する云々なんて言うが、真面目に考えてくれと。
もちろんワシントンの日本大使館が翻訳が遅れたとか馬鹿な事はあったが、それ以上に、
そもそも戦争というのは、先制攻撃から始まる。どうぞ皆さん存分に備えた上で始めましょうねって、別に将棋さしてるんじゃないから、やっぱり勝つために襲うわけなので、ギリギリまで相手に教えない。
厳密に言うと、あの宣戦布告事自体ね、単なる飾りの、、
そのそこだけ膨らましちゃってね、日本は不法な戦争を始めたなんてね、そういうちゃちな話に戦後の日本は全部巻き込まれるんだから。」
佐高氏「ちょっと話変えるが(笑)、真珠湾のかなり難しい攻撃は、北海道で、、」
西部氏「そうそう、千島でのあそこからずっと南下してった。」
佐高氏「エトロフ発緊急電で、佐々木譲さんが書いてる。あの段階で、やっぱ察知されてますよね。」 西部氏「と思うよ僕は。」佐高氏「察知されてないということはないでしょうね。」
西部氏「よく言われているが、日本が襲ったときにさ、チャーチルが手を叩いて喜んだと。要するにアメリカを巻き込みたいわけね、イギリスは。
ルーズベルトもやりたかったんだけど、開戦の口実がなかなか見つからないと。そこで『リメンバー・パールハーバー』と。
リメンバーという言葉には『記憶せよ』と『思い出す』と言う意味がある。
僕は日本人は『思い出せ 真珠湾を。あれはやむ終えなかった』とかさぁ(笑)『なかなか山本五十六はがんばったんだ』とかさぁ、そういう意味でのリメンバーをしてもらいたと思う(笑)」
佐高氏「石川好はアメリカ人が『ノーモア・ヒロシマ』で、日本人が『リメンバー・パールハーバー』と言うべきだと。
まぁしかしあまりに戦争は、具体的にどういう形で起こるかを知らなすぎるから、丁度良い映画、、」
西部氏「ホントに、ホントにそう思いますよ。それから今の日本人には分からないことかも知らないが、第一次世界大戦が終わって、パリ講和条約で集まったときに、日本は講和会議で提案した。
要するに人種差別をやめようと、ガンガン頑張った。ところがそれを適当に誤魔化したのがウッドロー・ウィルソンだ。アイツらですよ。巧みに日本の提案をチェアマンとしてすっぽかして、人種差別廃止国際条約みたいなのをすっぽかした。
案の定、それから5,6年経って、カリフォルニアで日本人移民排斥って、、そんなことにヒステリー起こしているんじゃないが、
帝国主義が絶頂に達したと同時に、やっぱり人種差別もね絶頂に達してたんだよね。
要するに民族皆殺しっていうジェノサイドっていうのは、別にユダヤ人だけの問題じゃなくて、あの時に帝国主義戦争が勃発した時には、他国民・他民族は絶滅しても構わないという、だからアメリカだってそういう思想のつながりで原爆も落とせるし、東京空襲その他で何十万もねずみのように焼き殺すって事、、怒ってるんじゃない、そういうもんだったって事を、、」
佐高氏「ウィルソンがアイツになってました(笑)
ただ、この映画で強調したかった事で、私もそのとおりと思うのは、当時は新聞ですね、つまりメディアの責任。新聞が煽ってんですよね、完全に。軍部の方がむしろ、特に五十六なんかは戦争したくなかった方だから、躊躇っていると、『そんな事で!』って煽るわけでしょ、新聞が。」
西部氏「いやこれ恐らく映画のレベルでここまでハッキリと主張したのはこの成島映画が最初じゃないかな。ちょこまかはあっただろうけどもあの戦争を強引に押してったのはメディアであるというね、小さい声で言うけど、あの映画に出てくるあのナントカ新聞ってのは朝日新聞の事だよね(笑)
佐高氏「まぁ、朝日、毎日が競ってね」
西部氏「毎日もやってたんだけどね。本当に敗戦の日まで頑張ってるからね、メディアはね。でも世間に知らされてないけども、実は意見を変えたんじゃなくて、新聞社内での権力の転覆が起こるんだよ。それまでジッと控えてたリベラル派が、敗戦と同時に会社の編集権とかを握って、そういう形で戦後が始まるんですがね。」
佐高氏「それがある種の政権交代みたいにして、新聞の責任はなかったみたいになっちゃったんです。」
西部氏「この映画はそれが執拗に描かれてますよね。」
佐高氏「香川照之、編集局長みたいな人がね」
西部氏「三国同盟を結んで、これぞわが民族の正しい道だと言って、山本五十六他にプレッシャーをかけ続けると」
佐高氏「だから昭和20年8月15日に、新聞の戦争責任で辞めた人って、朝日新聞を辞めたむのたけじしかいなかったんですって。一人でもいたのが救いなのか、一人しか居なかったっていうことなのか(笑)」
西部氏「これはちょっとズッコケた話だけど、好戦主義。(戦争の女神の話 略)メディアも戦争が大好きなんだけど、この映画でもちょっと描かれていたけど、やっぱり女たちも、男たちが戦うのを見るのが好きなんですよね。
結構、あの時代の女たちは戦後、夫と子供を戦争に取られてかわいそうな女たちみたいな話か出てこないが、同時にいかに女たちが戦争を煽るのが好きかというのを僕はもうちょっと描いてほしかった。」
佐高氏「なるほど~。まぁ煽られて行くのが男ですからね。そういえば戦後パンパンという変な言葉ありましたよね、娼婦。米軍相手の。
で、あの人たちの事を書いた中で、彼女たちから見ると、日本の男は打ちひしがれてて魅力なかったと。(そうね~) 敗戦国の男たち。で、やっぱり米兵の方が魅力があったと、、」
西部氏「女はやっぱりね、危機的な状況では、金と権力の周りに女たちは群がるんですよね。だからパンパンもそうだと思うけど、
ところでね、たまたまテレビ見てたら、フィリピンの米軍基地があった時の話で、パンパンって言葉が出てきた。米軍基地があった近所の村の名前がパンパンだった。そこに米軍相手の娼婦が、、それ(言葉)が日本に持ち込まれた。
それを見ただけでも米軍が、フィリピン経由で日本にやってきたっていう事は、タガログ語のパンパンという言葉を見ても明らかなんだよね。」
佐高氏「でも、新聞の責任っていうのはもう少ししつこく丁寧に言わないとアレだ。」
西部氏「それと世論というものの怪しげさね。そういうメディア世論の作り出すひとつのムード・雰囲気・気分の中に、多くの人がワーーッとなだれ込むという、やっぱりデモクラシーの根本にはそういう動きがある。
ですから大戦争こそはまさにギリシャの昔から民主主義につきものみたいなところがある。アメリカだって民主党時代に大戦争やることが多い。
だから民主主義はね、平和主義なんて、、平和と民主なんて言葉はねそう簡単に吐くなよと。
だって民主主義というのは多くの民衆の気分を集めないと民主主義は成り立たない。それが世論だが、それは雰囲気であり気分であると。.そうすると戦争と結びつきやすいものだ。」
佐高氏「だから民衆が愚かであるか賢明であるか。賢明だという前提に立っちゃうからね。(西部氏の弟分の佐伯啓思が竹中平蔵を産経新聞でこてんぱんにやったのと話など 略)」
佐高氏「山本五十六って、米内光政とか井上成美とか海軍三羽烏とか言われて、、この映画見る限り、それなりにもちろん山本五十六の支持者も居るが、強力な反対者も海軍の中に居て、そういう人たちに対する働きかけっていうのはあまりないですね。
俺は俺、あいつはあいつの道を行けみたいな、、」
西部氏「昔、戦記物をまとめて読んだ時に、海軍の中にドイツ帰りで、鹿児島出身の神重徳が中堅幹部でいて、強烈に三国同盟で対米決戦、、
陸軍は親米英で、海軍はドイツ派だという単純な対比があるけど、どうも海軍だって中堅幹部たちはドイツ帰りでしょ。1930年代ナチズム・ファシズムが熱狂を持って一般民衆から支持されているという光景を見て帰って、、なんか滅びつつある帝国のねぼやけた戦略・戦術を真似してどうするんだー!っていうね、強烈にドイツ派が海軍の中に居たんでしょうね。
したがって上の方は若干、米内光政から始まって親米なんだけど、やっぱりその中堅と上層部の間に乖離があったんでしょうね。」
佐高氏「だから城山三郎さんは、17歳で海軍の海兵団に入って、ハンモックの上で寝かされて、夜中にそれを訓練だー!と切られて、、だから海軍が合理的だなんて戯言だって書いてある。」
西部氏「(この映画は)歴史の大きなひとコマをもう一度66年ぶりに新しい角度で描こうとした、、」
佐高氏「海軍の山本五十六が居る所にむ、陸軍の青年将校が押しかけて、鉄砲を向けて。そういう対立みたいなものもあったという事が丁寧に描かれているという。」
西部氏「やっぱりね、始めた以上は、本土決戦まで行っちゃったらどうなんだと、徳富蘇峰は言ってたし、それから何十年か経ったら、ベトナムはまさに自分たちの本土で十年戦争をやってアメリカを追い返したし、アラブも色々とがんばってるしね。
日本は見事な戦争をやったんだけども、結構なんか負け方は不甲斐ねーなって(笑) 僕の子供の時からの(笑) もっとがんばりゃ良かったのにって、、」
佐高氏「なんか、急に咳き出てきました、はははははは。」
西部氏「でも彼は戦争始まって2年半で、現地視察に行って墜落事故(ほぼ自殺みたいなもんで) でも不時着した後も生きてて、最後に動けなくなってピストル自殺したと。
でも、そういう時代だから我々のような戦後に生まれた人間があんまり大言壮語できないからね。
なかなか立派な長岡人でしたと。」
佐高氏「なるほど。私がもし書いてればどういう結果になったか分からないが、軍人だからということで否定されるような人ではなかったということですよね。」西部氏「そうそう」
佐高氏「その点は見事に浮き彫りにされているような気もしますですね。」
「週刊金曜日」発行人の佐高氏も、西部氏の前では大人しい(苦笑)
二人は真逆のイデオロギーを持っているけど、映画評のトークとしては知識が豊富で、引き出しが多いので面白かったです。この二人共が高評価するぐらいだから、相当良い映画なんだと思いました。
ちなみに私はまだ見ていません^^;
この番組の関連記事
《従軍慰安婦小説 対談 (西部邁・佐高信) 【学問のすゝめ】》
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【愛川欽也パックインジャーナル】のオープニングで、
元ゲンダイの二木氏が紹介した小学生新聞の記事に、強い違和感を感じたので記録しました(ただし、ダラダラなので要約)
この番組は私がブログを始めるきっかけとなったもので、毎度、愛川氏の機嫌取りのヨイショが激しいのですが、それにしても・・ねぇ(呆)
二木氏「・・・私は、毎日の小学生新聞をここんとことっているが、
先週の記事で、パックインジャーナルの愛川欽也さん。これは『君たちの時代に』という、先輩方から色んなメッセージを贈るという記事。
小学生新聞はエライなと思うのは、
『知らない事をなぁにと聞いちゃう。恥ずかしくなんかないよ。知らないものは知らないんだから、素朴に知りたいだけだから。何がいけないかと普通思うでしょ。僕が判れば大概の人は判る。みんなで知ろうよって14年間パックインジャーナルをやってきました。』
って、コレ小学生向けなんですよ。物凄いコレ書いてる記者もスゴイと思うが、物凄く的確に愛川さんの言う事を書いている。
小学生新聞は、普通の新聞よりはるかに読みやすい。物事がどういう事が起きているか背景を書いているから。
で、編集長に聞いたらスゴク面白い事を言っていた。普通の新聞は何か起きたら先の事を書くが、小学生に読ませるには何で起きたのか遡る事を書くんだと。
僕も知ったかぶりしてかなりいい加減な事を言っているが(笑)、本当は本質が判らない時は(これで)こっそり調べているわけ。子供には、これが起きたのは何故?という事を教えると。
これを見て、なーんだパックインジャーナルじゃんって感じがあった。(中略)
子供には是非こういうのを読んでもらって、そのまま中学生になったら普通の新聞読めるように!というようなことで、
愛川さんのこの記事は、非常ーーに子供には響いたろうなと思った。」(以下 略)
という事で、その小学生新聞の記事を一部引用(ただし、ふりがなは省略)
君たちの時代に:先輩からの手紙/28 愛川欽也さん/上 - 毎日jp(毎日 ...
・・・・番組は、愛川さんの軽快な口調で進みます。テレビの視聴率のためにお世辞を言いったりこびを売うることはなく、自分の意見を自分の言葉ではっきり言いいます。
「もともと探究心が強つよいんだよね。モストポピュラージャパニーズ(最も普通な日本人)だよ。何がいけないか知りたいと思うでしょ。ぼくが分わかれば大概の人が分わかる。大手マスコミは、ニュースをちゃんと伝えていないんだよね。みんなで知ろうよって、14年間やってきた。そこだよね、この番組をやってる意味は」
新聞記者でもアナウンサーでもない愛川さんが、なぜこれほどまでに政治や国際の動うごきに関心を持つようになったのでしょうか。それは、小学生の時の戦争体験が根底にあったのです。【篠口純子】 毎日小学生新聞 2012年1月7日
・・・・そんな愛川少年に希望を与たえる出来事がありました。終戦の翌年、戦争放棄をうたった日本国憲法ができました。中学2年生だった愛川さんは、その日のことを今もはっきりと覚えています。
「中学2年の時の担任に平和憲法の意味を教えてもらいました。先生は兵隊に行き、運んよく死なないで乾パン1個こと毛布1枚もらって引揚げてきた人です。『これからは民主主義を勉強しないといけない』と憲法の大切さを教えてくれました。驚いたね。感動したね。本当にいい憲法だと思いました。この通りの国になれたら、日本はすごいと」
◇今もカバンの中に2冊 それ以来、憲法は、愛川さんが戦後の社会の中で生きていく大きな柱となりました。現在でも、いつもカバンの中には、井上ひさしさんが書いた日本国憲法の本と条文集が入っています。
「日本には、この憲法を変えようと思っている人もいます。憲法の価値が分っていない人たちがいるんです。でもね、おれたちがいるうちは、変えさせませんよ。戦争がどんなものか、今の子どもに伝たえるのは難しい。今、とても幸せだから。それを守っていくのが私たちの世代の人間の務めでしょう。日本をあの時代に戻させないために、憲法が大切なんですよ。おれって、中学2年生から何も変っていないんだよなぁ」
そう話す愛川さんの目が、きらきらと輝かがやいていました。
【篠口純子】 毎日小学生新聞 2012年1月14日
※(下)はまだUPされていません。1/15日にUPされたら追加します。
こんな記事、愛川さんのこの記事は、非常ーーに子供には響いた・・・」のでしょうかねぇ? でも、マジで恐ろしいわっ。子供だと洗脳しやすいもの。
そもそもインタビューする相手が悪すぎる。
キンキンは社民党支持で、保守思想が死ぬほどキライな人。
それに、9条手帳を手に持ってかざしながら、日本一の偏向番組の司会やってる人だもん。
まぁ確かに、憲法の話をする時は興奮して目がギラギラしているんですけどね(苦笑)
あまりの異常さにブログを始めてすぐに記録しましたわ~(遠い目)
-自衛隊は外に出て行くべきじゃない。世界から軍隊や自衛隊がなくなる時代を夢みて生きていくのがるのが人間の正しい姿。核廃絶を宣言したオバマ氏を高く信頼評価。ソマリア海賊のこと。、普通の国とは戦争の出来る国。改憲をテーゼにしている自民党批判等々、をあーだこーだのトーク。
愛川氏「憲法9条ってのは本当に理想ですよ。」「僕は東京新聞でちっちゃいの書いていますけど、日本が世界に誇れるのは日本国憲法。このほかに何があるんだろうと思うくらい素晴らしいと僕は思う。思わない人もいて結構なんです。それを発言できるのがこの憲法の中身だから・・・」
「憲法は文化だと思うんです。・・・良いものは誰が作ろうといいんです。マッカーサーだろうがサッカーサーだろうがなんでも結構。・・・やっぱり中身だよね。
9条の理想ってのは日本でも完全に果たしえていないくらいの、これは夢なんですよね。物語の中での文化の頂点ですね。・・・・僕も学童疎開して行って、戦争のために本当に苦労しました、おかげさんで。戦争のために本当は苦労なんかしちゃいけないんですよ。そういうことの中からこの憲法9条に関しては、どっかでね意思表示してなかったら、段々しかしそういうやつらが死にます。そうするとねぇ、これはねぇ大きく変わるような気がするんですよ。」
-ソマリア、手練手管で誘導して自衛隊の存在をアピールしなきゃという人たちが着実にポイント稼いでる。武器使用させようとか。麻生さんが集団的自衛権を言い出している。9条賛美。あと学校教育(憲法成り立ちを教えていない)に問題ありの布石トーク。
愛川氏、おもむろに薄い赤い手帳を取り出してかざし、
「僕ね、年中鞄で憲法(の手帳)持って歩いているんです。これになって15年位になりますかねぇ、・・・何で持ってるかと言ったら・・・ただ入れてるとねぇ、日本人なんですねぇ、お守りなんです。(笑)」
山田「それね、みんなで持つ運動を起こすだけでも意味ありますよ。・・・コレ、毛沢東の感じかなんか・・・わかんないですけど。これね、手帳ですからこれを持つってのがファッショナブな時代になるといいですよね、コレ(手帳)がね」山田厚史
。。💦 子供に朝日・毎日の小学生新聞を読ませるなんて、こういうお花畑人間を増やすだけ。
二木氏が気に入って読むぐらいだから、どんな事が書いてあるか想像するだけでゾッとします。
だって「なーんだパックインジャーナルじゃん」ですよ・・
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
テレビ朝日【やじうまテレビ】で、
産経新聞の『死刑執行、19年ぶり「ゼロ」濃厚』の記事に、真っ当なコメントをしている女性弁護士と、同じ記事に江田五月が全く逆の話を一時間番組で喋っていたので両方記録しました。
アナ「・・・さっ、続いてこちらはどうなんでしょうか。」(アンダーライン部分のみ読み上げ)
■確定囚130人、遺族の悲嘆平成23年の死刑執行は27日現在、行われておらず、4年以降19年ぶりに「執行ゼロ」となる見通しとなった。刑事訴訟法の規定では死刑執行には法相の命令が必要だが、複数の法務省関係者によると、平岡秀夫法相が年内に執行を命じる動きはないという。
死刑執行は昨年7月28日に千葉景子元法相が行ったのを最後に止まっている。戦後、執行がなかったのは昭和39、43年と、平成2、3、4年だけだ。
平岡氏は27日の閣議後会見で、19年ぶりに執行ゼロとなる可能性について、「いろんな検討をした結果なので、それ自体、大きな意味があるとは受け止めていない」と述べた。
一方、27日現在の確定死刑囚は130人で、戦後最多を更新。昨年末時点での確定囚は111人だったが、今年1年間で22人の死刑が確定し、3人が病死した。
■法相ずらり慎重派、「時間稼ぎ」勉強会死刑執行が止まる中、膨れあがる一方の確定死刑囚。平岡秀夫法相は死刑制度について「考えを整理したい」「国民的な論議を呼びかけたい」などと繰り返し、9月の就任以降、慎重な姿勢を貫いている。民主党政権になって法相は次々と交代した。法相個人の意思で執行が止まっている現状に犯罪被害者や遺族からは、刑事訴訟法の改正を求める声も出始めた。◆平岡氏の真意不明
今月19日、法務省内で開かれた「死刑の在り方についての勉強会」。死刑廃止国のイギリス、フランスの専門家が、廃止の経緯や現状などの説明を行い、平岡氏らが熱心に聞き入った。
死刑執行がストップしている間、法務省内で続けられてきたのが、この勉強会だ。昨年8月、当時の千葉景子法相が「国民的議論の契機としたい」と設置し、計10回開かれたが、進展はない。法曹関係者からは「勉強会は執行しないための時間稼ぎにすぎないのでは」との声も上がる。
平岡氏は27日の閣議後会見で、「勉強会が何らかの結論を出す性格のものではない以上、個々の問題をしっかり考えていかなければならない」と述べ、勉強会を開く間も執行に含みを残したが、真意は不明だ。
◆「どちらが残酷か」
法相の姿勢に、いらだちを隠せないのが遺族だ。
「死刑が執行されない限り事件は終わらない」と語るのは、平成11年の池袋通り魔事件で長女を殺害された宮園誠也さん(77)。加害者は19年に死刑が確定したが、現在も執行されていない。
高齢となり、心配なのは自身の健康問題だ。「犯人より早く死ねない」と体を鍛えるため、週4、5回のジョギングに励み、今年の夏は富士山にも登った。死刑廃止論者の中には「絞首刑は残酷」との意見もあるが、「娘は何時間も苦しんで死んでいった。一体どちらが残酷なのか考えてほしい」と訴え、「法相は死刑を執行したくないから、逃げているだけじゃないのか」と批判する。
◆法改正求める声も
死刑囚の数は増える一方だ。今年6月には、強盗殺人事件の被告が控訴を取り下げ、裁判員裁判で初めて死刑が確定。オウム真理教の一連の事件でも幹部3人の死刑が今年確定し、刑事裁判が終結した。麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(56)を含め13人の死刑が確定しているが、いまだに執行されていない。
21年9月の民主党政権発足後、死刑を執行したのは千葉氏だけ。千葉氏の後任の柳田稔氏、仙谷由人氏(兼任)は短命で執行せず、今年1月に就任した江田五月氏は廃止派で、現法相の平岡氏も「これまで執行に前向きな姿勢はない」(法務省幹部)という。
全国犯罪被害者の会(あすの会)顧問の岡村勲弁護士は「法相は法を守るべき国の最高責任者であり、法を守らないことは許されない。これ以上、執行しない状態が続くならば、法相から死刑執行命令権を取り上げ、検事総長に移す方向で、刑事訴訟法を改正すべきだ」と指摘している。まぁこれは萩谷さん、ちょっとどうなんだろうなという感じはしますけどねー。」萩原氏「あの、法律上は、死刑判決確定から6ヶ月以内に執行することになっているわけですね。で、裁判員裁判になってから量刑が重くなる傾向にありますから、今後も死刑判決は増えていくだろうと思いますけれども、まぁあの、死刑制度というものが存知している限りは、やはり法務大臣の思想信条によって、執行されたりされなかったりっていう事があってはいけないと思うんです。誰が法務大臣になっても公平に執行が行われると、そこが担保されなければかえって被害者のご遺族であるとか、あるいは死刑囚にとっても非常に残酷であると思うので、法務大臣になってから勉強するではなくて(そうですねー)法務大臣になる段階で、覚悟を持って就任しなければいけないと思いますねー。」アナ「そうですねー、まぁあの戦後最多という確定囚130人という事になっているんだそうですね。」
■死刑ゼロにしようと思ってやったのではなく、自然にゼロになった。■ずーーーーっと遡ると、平安時代には2,3百年ゼロだった。■人間は必ず死ぬので、その寿命ぐらいは国家の意思で断ち切るのはやらない方がいいというのが死刑反対者の一番深い気持ち
■団藤 重光先生の「死刑廃止論」の中に、死刑廃止派理論の実践であり、実践の理論だと言っている。人を良くして行くのが刑事法ではないかと。死刑は取り返しがつかないこと。■世界的な流れでも、死刑執行国の中に人権問題に問題がある国の中に日本が入ってしまっている。
■7,8割の日本人が死刑制度賛成だが 今の日本はみーんな今の自分とは関係ない、自分は安全なコチラで世の中の事を観客席で解説している。誰もが犯罪者になりうるのに、■悪いのがいたら『アイツを潰せー、良くやった!』という感じで怖い。■ゆとりのある話し合いの出来る社会でなければいけない。■大臣就任の時「悩ましい制度だ」と言ったら、たちまち「臆病者ー」とかスゴイメール・電話・ファックスが来て残念なことだった。■死刑は勧善懲悪で良いっ!となっちゃうが制度というのはそう単純じゃない。■先進国は死刑をやってないという話・韓国も何年も執行してない。モンゴルも死刑廃止した。■平岡大臣は今悩んで苦しんでいる。■原発問題とある意味似ている。■絞首刑と当日死刑宣告される日本はユニーク。■よく死刑制度は抑止力になるというが、死刑廃止している国はそんなことにはなってない。■法務大臣一人が悩むんじゃなくて、日本全体が悩まなくてはいけない問題だ。
朝日ニュースター【愛川欽也パックインジャーナル】で、
(5)秘密保全法ってナニ
社団法人日本新聞協会は先月29日、政府が来年の通常国会に提出する方針の「秘密保全法案」について、
「国民の『知る権利』や取材・報道の自由を阻害しかねない」として、法制化に反対する意見書を藤村官房長官宛てに送付しました。同法案は、外交や治安に関する国家機密を公務員が漏えいした場合の罰則強化が柱となっています。
というのをやっていたんですが、この法案の事を全然知らなかったので記録しました(ただし、流れはそのまま要約)
弁護士の梓澤和幸氏の説明ではかなりヤバそうな法案みたいに熱弁をふるっていたけど、アエラの]田岡俊次氏もこの法案を否定。コレ、どう思います?!
(新聞読み上げ 略 )
愛川氏「記事はとっても小さいが、梓澤さんね、秘密保全法は前々から警察官僚にはあったものだが、これ見ると「指定された秘密への取材をしただけで10年以下の懲役。取材だけで群れ異常な衆議院の緊急逮捕。逮捕に伴いメディアの捜索。取材メモ、マスターテープの差押 と、昔の治安維持法が文書変えて残ってるみたいな気がして、
早い話が、指定された秘密への取材をしただけで、政局ではなく自由の問題でと頭についているが、、」
梓澤氏「政局ではなくというのは、いわゆるアノ海上保安庁のあのテープが出て公開された時に、政権危機になったので、その政権危機が度々起こっては困るからと、有力な政治家が、官僚に秘密保全の法制を検討したらどうだという諮問をした。
ところが多くのメデイアの人達は、政局、すなわち政治部の問題だと考えていたフシがある。
でも、そうではなくて、1987年、25年前に廃案になった国家秘密法の再登場だ。
で、国家秘密法よりもっと凄いのは、あの時はスパイ防止法と言われたので、防衛と外交の秘密だけが保全されるという事だったが、今度は更に加わって、公安情報・警察情報も秘密の対象になった。そして秘密を漏らした公務員及び秘密を漏らさせようとする取材側・メディア。
これは秘密を漏らすもらさないに関らず、「秘密を出して」と言いかけた記者が、それだけで問題になる。(今でも教唆になるから:田岡)
そう!、今でも国家公務員法で教唆になる。今までは教唆した相手が秘密を漏らした時だけ問題にされた。今度の法律は独立教唆罪と言って、働きかけただけで、だけでっ、懲役10年以下の処罰にすると、有識者懇談会が報告書で出している。
10年以下の懲役の意味は、今まで国家公務員法では法定刑が1年以下だが、10年以下になるという事は、懲役が3年以上と法定刑が決まっている場合には、令状なしの緊急逮捕が出来るということ。
それは、逮捕に格好つけて、捜索・差押できる。で、実際にはそういう事を1件起こせばいい。西山記者問題を1件起こす、あるいは起こすぞという脅しをかけるだけで萎縮が起きるので、公務員の方で慎重になる。
それからメディアの方は大会社なのでコンプライアンスで止めておこうという事になる。
それを今、新聞協会や弁護士会からこれに反対する声明が出ているが、今言った様な重大性についてちゃんと勉強をして、これは警察官僚が作ってもう法案がほとんど出来上がっているという、この危機感が社会部の人達に浸透してない。だから記事が全然出てない。」
田岡氏「これね、法案がまだ出来ていない。なかなかこれ難しいと思うのは、まず例の尖閣衝突事件のビデオ、あれは結局、刑事訴追できなかったわけで、国家公務員法でも出来なかったのは、アレ秘密かどうかよく分からないと。何故かというと一時は誰でも見られる状況だったし、それは訴追できなかったわけ。
今回、こういう法案作っても秘密であるかどうか分からん物を訴追はしにくいし、
第二に、警視庁の公安のイスラム捜査の話が表に出ちゃってけしからんという話なんだけども、あれに関してはもっと訴追できなくて、それは警察が認めてないから(笑)
だから今回、その尖閣問題とテロ捜査の問題は両方、法律作ったところで処罰はしにくい。
で、10年にするのは、防衛の秘密保護は5年なので、どう考えても均衡を欠くのでそれも難しい。だからなかなかこれを、、(ムリだ)」
梓澤氏「いやいや、MSA秘密保護法(米軍の秘密)については10年以下の懲役というのがある。」
横尾氏「ただ問題は粛々とこれが進んでいて、来年の通常国会に出すよう公聴会で準備してるんじゃないですか?」
梓澤氏「民主党政権っていうのはね、情報公開がウリだった。(岡田氏が暴いた沖縄密約の例) それが逆に情報公開を閉めるこの秘密保全法を出すというのは、まっなんというか国民に対する裏切りと言わざるを得ない。」
田岡氏「自民党政権の頃は、こういうのを出そうとしても野党がガンガンやってそれを潰していたが、いまや民主党自身がこれを言うと。多分自民党は反対しないから、これに関しては挙国一致体制になっちゃって、、」
梓澤氏「メディアの田岡さんに申し上げたいが、今、野党体制が弱い中で有力な反対機能はメディアが果たせる。メディアがあなた方を許さないと発言する事が非常に大事。弁護士会もやりますけどね。」
横尾氏「朝日新聞でも、こんなにちっちゃい(記事) ほんのここんとこだけ。」
池田氏「こういうのが今出てきたって事は、ウィキリークスなんかを意識してるんですか? (うーん、でしょうね:梓澤) なんかアメリカの愛国法みたいな、、とっても嫌な感じがしますねぇ。指定されたっていうのは曖昧だが、裁量権が広いと法律は出来が悪いと私は思う。なんっだって出来ちゃうから。」
田岡氏「だから指定された秘密だったら今回の尖閣のビデオなんか、指定されてないわけですよ。だから取り締まるって言ったって、そういうのは取り締まれない。」
梓澤氏「原発のスピーディー情報・全国の航空調査による放射能の土壌汚染情報、こういうものも指定秘にされたら、それを取材しようとした記者にお呼び出しがかかるというのはおかしいし、それを許していたらまた福島第一原発事故が他の所で起こるという事になる。」
愛川氏「ただっ。問題はね、これがね、国民の誰もが大半が知らないっていう事実。(そうだっ!)(そうそう)(それ)
つまり私達はこういう事を知らない内に、、これ読み方変えりゃ戦前の治安維持法ですよ。僕ら新劇の先輩たちはこの程度のもので捕まって牢屋に入っちゃった。
ボクはこういう事を知らない。そしてきちんと伝えてないメディアは、責任がありますよ~。」(あります)(ホンットに)
川村氏「まぁ一種、独裁国家的な管理になりますからね。」(ですよねぇ)
愛川氏「ホントなんだよ、冗談じゃない。
これ北朝鮮の法律なら分かるんだけど、なんで日本でまたこんなものを作ろうとして。しかしこれは次の国会で、、今反対しようとしていた野党・民主党は今、与党ですから、それが出すんですからね、反対なんか、自民党も公明党も言やせんよっ。(みんな大きく頷く)
色んなことが起きてますねぇ、続きは大晦日でーーす。3時間です。」
ちょっとこの番組はマトモじゃないので、この説明を鵜呑みにして良いものか迷います^^;
(外国人参政権や夫婦別性には大賛成だから、感覚が真逆なわけ)
この「秘密保全法案」調べても、これ↓くらいしか分かりません。
スパイを防ぐ法制の必要性は、自民党内において1980年代前半から活発に議論されるようになり、当時の内閣の元でその気運が高まった。しかし本法案が一般国民の権利制限に直結する法律であることや報道の自由が侵害されることに対する懸念から、大多数のマスメディアが反対に回った[1][2]。そのため、政府は内閣法案として提出することを断念したものの、通常国会の閉会を間近に控えた1985年6月6日に伊藤宗一郎ら10名が衆議院に議員立法として法案を提出した。
これに対し、当時の野党(日本社会党・公明党・民社党・日本共産党・社会民主連合他)は断固反対を主張。法案は継続審議となるが、10月に開会した第103臨時国会でも野党は徹底して審議拒否を貫き、12月21日の閉会に伴い廃案となった。
その後2001年に自衛隊法が改正されて従来の第59条における「秘密を守る義務」規定に加え第96条の2に「防衛秘密」規定が新設され、廃案となったスパイ防止法案の一部と同趣旨の規定が盛り込まれた。2007年2月には航空自衛隊の一佐が読売新聞記者に機密情報を漏洩し、この規定に違反したとして警務隊が事情聴取や家宅捜索を行ったと報じられている[3]。
近年では、2008年に結成された改革クラブ(現・新党改革)が公約としてスパイ防止法の成立を掲げていた。また2011年10月、民主党政権の野田内閣が「秘密保全法制」を提案。
スパイ防止法の事?? なんか良さそうな気もする・・・
で、、田岡俊次氏は、「尖閣ビデオは別に秘密じゃないから~・・」とここでは言っていますが、
巡視船の乗組員、海上保安庁の職員(一色正春さん)が『自分が流出させた』と名乗り出た直後、こんな風に強く糾弾していました・・・
《尖閣ビデオ流出事件、田岡俊次と大谷昭宏のとんでもコメント【スーパーJチャンネル】》 より一部抜粋
大谷氏「ですから共犯者の存在とですねぇ、動機の解明ですよ。で、今の段階でですね、やっぱり義憤にかられたとかっていうのは軽率であってですねぇ、
義憤にかられたねずみ小僧なのか、単なる泥棒ネコなのか、それはこれから動機を解明してですねぇ、しっかりと、、」
田岡氏「泥棒ネコの方がマシでね、意図的にやったとすれば、それは国家公務員法じゃないけどもですねぇ、軍で言ったら、抗命罪なわけです。上で政府の方針と上の上官の命令に逆らって逆の事やるというのをほおっておけばね、
しかも大谷氏は「例えば被害者の遺体をですね写真をドンドン流出するというのと同じ」だから厳しく立件せよとまで。
この人達、凶悪犯を取り締まれというような話をしていたのに、どっちやねん??
コメンテーターって、ホントいい加減だわ。
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく
朝日ニュースター【愛川欽也パックインジャーナル】(12/10)は、
※「パックインジャナール」は、1998年8月第1週から放送を開始して以来、
今回の放送で700回を迎えます。ここまで歩んでこられましたことを、心よりお礼申しあげます。なお記念として当日はスタジオに視聴者の皆さんをお招きします。
という事で、終盤に視聴者代表の質問コーナーをやっていたんですが、
という件について、愛川氏をはじめ朝日系コメンテーターがコメントしていたので記録しました。
今日も要約できません。何故かというと・・・まっ読めば分かります(苦笑)
視聴者「700回記念おめでとうございます。えーっとちょっとおめでたい席でネガティブな話で恐縮なんですけど、12/10日の週刊現代で、朝日ニュースターが消滅というセンセーショナルな記事を読みました。えー、今ボク毎週楽しみに観てるんですけれども、4月以降あの楽しみがなくなってしまうんではないかと不安でいっぱいなんですけども、その辺っていうのは、お聞かせ頂けるもんなんでしょうか?」
愛川氏「まぁあのー、誰が返事してって誰か探しちゃいけないんで、まぁまぁボクもどうなるかは、ハッキリした結論は分かりません。
で、えー、ただまぁたくさんの方がね、正直言って570万世帯ってのをこれっていうのを、これ偶然誰かが出したんじゃなくて実際にあのケーブルテレビジョンってのは全部繋がってるんですよ。ですから数字を出し易いんです。しかも本当の数字をね。で、そういうとこら出てきて、
えー、とうとうこの朝日ニュースターっていうチャンネルは、その全国でよ、見てもらえるとするならばって、つまり繋がったっていう事なんですよ。で、今日現在この生放送を見ている方が570万世帯とは思いませんけど、かなりの方が見てくれているという事があるんですが、えー、朝日ニュースターっていう会社が、自体が、テレビ朝日さんに、売却しちゃうんです。そこまではボクもあの聞いてます。
まぁこの番組持って10年やってますから。で、そっから先の事については、まっこれから色んな結論が出てきたら番組の中で発表出来る事はさせて貰おうと思います。
それはこの番組の象徴にも繋がりますから。ただ前時々ボクがねぇ、さっき言ったファンの仲間たちがいるんですよ、まっ、新劇の世界ですけど。
ボクも時々くたびれちゃってね、もうそろそろいいよって言っちゃうことをいう事で、どのくらいその連中に怒られたか分からない。
で、一時はもう言わなくなった。でも最近また口走ってんのは、まっそういう状況にあるって、その週刊誌やなんかが書いたっていうのはよく知りませんけど、これはちゃんと新聞にも載りましたし、その通りなんです。
恐らく皆さんもまだ何もお分かり頂けてないと思うんだけど、そういう意味で、まぁ12月がもう半分だね、だけど4月の話ですからね、来年になったら番組の中で皆さんにご報告できるような事があると思います。その時は、、(いいですか、ひとつ) あっ、はいはい。どうぞ」
山田氏「あのねぇ、あのさっき700回私は通過点だと申し上げたんだけども、いや朝日ニュースターっていうこの局、無くなるんですよ。でー、だけども、この番組続くかどうかわかんないんですよ。
だからそれは当然、あの朝日新聞が売っちゃった訳だから、朝日新聞が手を離して新しいとこが考えるのかも分かんないけど、
それは制作する側だけが考える事じゃなくて、
読者がどう考えるんですか、あるいは視聴者がどういう風な声を上げるんですかという事との相関関係だと思うんですよ。
だから皆さんが一方的に、ねっ、流されて見てる事かも分かんないけど、逆に皆さんから声を上げて『ああいう番組を続けろ』っていう運動をしたら絶対に残りますよ。それはだから僕達がここで一生懸命そのこの番組を意味あるものにする為に登場してんだけど、我々だけじゃ限界ある。それは逆に500万世帯の人たちからどんな声が上がってくるかっていうのを最後に決めるのはそこだと思いますね。これが民主主義ですよ。」(朝日新聞社編集委員)
横尾氏「私からも一言あのーアレしたいんですけどもぉ、あのー今欽也さん570万世帯って言いましたけども、その世帯の方々ってのは皆さん自分でお金を払って見て頂いている訳ですね。地上波って言うのはうちもそうですけど、まぁチャンネルひねれば自動的に映る訳ですけれども、
皆さん有料放送ですから、有料放送ですから皆さんの視聴者がやっぱり番組の質とか、番組のいろんなどういうコンテンツだとかそういう事を決めていくのかなって間接的にはそういう風に思っていますんで、いろいろ是非あの全国の皆さん、今日スタジオに来てない全国の皆さんも是非いろいろこれからも応援いただければなぁという風に思っています。」
愛川氏「あのねぇ、地上波ってタダだっていうけど、あれはあのスポンサーの商品にそこに広告費出してるから、結局はお金皆さんが払ってんですよ。その放送局の会社は民営ですからね、だから商売してなきゃ出来ないから。
だから結局はホントにテレビとかこういう、新聞だってそうですよ、朝日新聞だってそっくり返ってやってるわけじゃなくて、買ってくれるからそのお金で運営してやってるんで、皆さんなんだけど、ただボクちょっと山田さんとちょっと違うのは、皆さんの運動を待っていて、そういうのがあったとして(笑)だからこれを続けるとか続けないとかっていう前にね、一体どういう形になるかって、ボクは自分の看板背負ってる番組ですから、報告は最初にあのテレビを見ている皆さんにしたいと思いますが、
えー、今日現在、まだ分かりません。他に何か? 他の方何聞いてもいいですよ・・」(以下 略)
キンキンが「10年やってる」と言っていますが、毎度「14年目に入りました」と言っているので間違いです(苦笑)
うちも570万世帯?の中に入っているんですが、たまたまケーブル局のパックになっているコースに朝日ニュースターがあっただけ。
こんな偏向放送局、マトモな日本人なら好き好んでわざわざチョイスしないわっ!
あっ!でも、反原発派とか反日思想の人は好きみたい。
この放送局、例えばこの山田厚史・田岡俊次とかトンデモ論を撒き散らしているし、
青木理・上杉隆・金慶珠などは自分の番組持たしてもらってるし、
過去にはシンスゴと反日日本人が、1時間半の間に日本を罵倒するという、私も卒倒しそうな酷い番組もありましたわ(遠い目)
朝日新聞がテレビ朝日に売り渡したところで、新生朝日ニュースターが変わるとは思えないけど、さて4月にどうなることか。
で、「570万世帯が見ようと思えば見れる番組」とキンキンは最近いつも言ってるけど・・、一般的に全然支持されてないようです。(コアな支持者は確かにいるけど)
ちなみに、前記した記事についたコメント 結構いいとこついてる。
001昼行燈2011/11/12 11:00002自己矛盾だろw2011/11/12 12:21おいおいおい、テレ朝系列がスタッフ全員解雇って許されるわけ無いだろw
かつてリーマンショック後、自動車メーカーが、社員でも何でもない、自分ところは何の関係もない「派遣社員」の契約を延長しなかったとき、彼らを殺人犯のごとく叩いてたよなテレ朝は。
そもそも派遣社員が解雇(というか契約中止)されたとき、彼らが文句を言うべきは、”お客様”である自動車メーカーでなく、派遣会社だっつのw。当時の現象は自分の商品が売れなくて、「客の野郎、俺の商品買わないなんて許せねえ」と言うようなトンチンカンだったんだが、当時朝日はギャーギャー騒いでた。
朝日ニュースターのスタッフも、資料整理だろうとなんだろうと、会社に置いとけよオイw003愛川欽也が2011/11/12 12:24でてるやつでしょ?家族が好きで見るときあるけど、愛川欽也が、よく知りもしないで、ガーガー言ってるだけ。せいせいする。
004Twisaramix2011/11/12 13:11朝日ニュースターは、ニュースの深層はじめ、大変有益な情報源を多く抱える番組だと思います。是非に真実のジャーナリズムならびに視聴者目線に立った番組編成を望みます。
005えーとね2011/11/12 13:21ネットで有料配信すればいいのに、なぜか媒体を超えて放送するつもりがない。
006朝日はダブスタ2011/11/12 14:28全員解雇で事実上消滅ってSDNみたいやな
007どうでもいい2011/11/12 15:58己の無知を認識しないばかりか、特定のイデオロギーを絶対的なものとして押し付ける報道紛いの番組は、見ていて不愉快の一言に尽きた。別にマスメディアに公正中立を求めはしない(どだい無理な話だ)が、それにしたって過ぎたるは何とかで、需要が無くなって当然だろうと思わざるを得ない。
008それでも朝日派2011/11/12 16:01CSの前に、地上波の立て直しが必要だ。最近は、ゴールデンタイムでも、民放もNHKも、ろくな番組やってない日が、しょっちゅうある。
ニュースターの番組でも、地上波に耐える番組なら、放送すればいい。
デブやら、バカやらが、ブツブツ愚痴ってるだけの番組を、1時間も垂れ流してるより、よほど良いだろう。009ジョル2011/11/12 16:48あーそれで宮哲っちゃんの番組がなくなったんだ。トーキングヘッズ良い話題、ゲストが多かったのに。
010朝日ニュースターって2011/11/12 16:58見てた人いたんだね~
だいたい、CSも地デジも、チャンネル多すぎ。くだらない番組多すぎ。
テレ朝も、CS2放送って、いずれは1つにするんだろうから、はっきり言えばいいじゃん。なんで言えないのかがわからない。011Piichan2011/11/12 17:41TBSや 日本テレビが やっているような 24時間ニュースチャンネルに なると おもわれます。
012パイインザスカイ2011/11/12 20:53BS移行と多チャンネルケーブルテレビの普及で、CSの衛星放送自体の先行きが・・・・・。
013多チャンネル2011/11/13 00:23CSもせっかくの多チャンネルなのに、ニュース系は国内局の割合が多すぎる気がするな。もっといろんな国の放送(ニュース)を観たいんだけど・・・ ペイしないのかな?
014あず2011/11/13 00:32多チャンネル化しても日本人の殆どがアニメ、映画、音楽といった娯楽番組を放送しているチャンネルがなんとか利益を出してる状態で、ニュースチャンネルに至っては赤字を出しているそうです。
確かに朝日ニュースター(朝日新聞)の左翼イデオロギーは見ていてウンザリでしたけど、3.11以降は結構重宝する番組が多かったです。
そのチャンネルが無くなるということは、もう日本人は目の前に現実から目を逸らすために、アニメやアイドル(偶像)という仮想世界に依存することを選択したんだなと思います。015ナナシ2011/11/13 04:17そもそも反原発を「報道」といえるのか
016日向の猫2011/11/13 07:38結局なんのかんのと言ったって左巻は同じさ。解散にしろ何にしろ別にかまわないよ僕は。地上波の朝日グループも詰まらないけど偏った報道はどちらにせよ要らないな。さよなら朝日ニューススター。
017要するに2011/11/13 08:27愛川欽也も完全失業するって話か。
018パックインジャーナル好き2011/11/13 11:43残念。。。貴重な存在だったのに。
019じゃりてん2011/11/13 20:25日本の事実上の権力であるマスコミが 潰れていく事実をこれからまだまだ 見ることになりそうだな 特に正論を伝えないで 公平な報道をしない マスコミは窮地に立たされていくでありましょう まあインターネットがあるからね
020言い様2011/11/14 01:36自業自得としか言い様が無いです。はい。
ある意味本望を果たしたんだからお祝いを言ってあげなきゃ。021チャンネル桜はつぶれない2011/11/14 09:33左に対する右の勝利ということでOK?
022G党2011/11/14 11:37宮崎哲弥トーキングヘッズは面白くみさせてもらった。残念だよね。
でも宮崎哲弥は今後も他の番組で見られそうだからいいとする。
まぁ自己批判しないチャンネルお花畑が枯れ果てる事は日本の為に素晴らしいことだよ。023残念太郎2011/11/14 23:57こうして、息のかかった、都合の良いニュース番組だけになるのだろうか。
今の地上波のニュースは、9割方、意味を為してないと思う。
脱原発が左とか未だに言う連中も、
どこまでバカを続けるのか気がしれ無い。
ジャーナリズムの気概を持った人達は気概をもって、不屈の気持ちで頑張って欲しい。
解雇するのは、やり過ぎだと思う。
志のある場所に移って活躍される事を、
願っています。024貴重な2011/11/15 01:50朝日ニュースターというチャンネルについて震災後に初めて知り、それからずっと見ていました。wikiで2012年4月からテレ朝に譲渡とあり、本記事になる前から日テレニュース24みたいになるのかと残念に思っていました。ニュースの深層、パックインジャーナル、トーキングヘッズ、神保哲雄の眼など大手メディアが報道しない真実を知る事が出来ました。期待出来ないとなれば、今後は外国メディアを見て出来るだけ正しいニュースの見方を知るしかないですね。
025まじっすか2011/11/15 11:05は~、自分の周りでは結構見てる人多いよ。チャンネル多いからこそ立場をとった発言が聞ける朝日ニュースターって価値あると思ってたんだが。あれぐらいの報道で「やりすぎ」感があるってこと?視聴者は情報の判断できるくらい成熟してるんだと思うけどねえ。
026かい2011/11/15 13:03ザ・サヨクだったね
反米、親中、反原発、反自民、反基地、等等々027ミギだのヒダリだのは昭和世代老害の妄想の産物2011/11/15 17:27いまだにウヨサヨとほざいてる情弱がいるのか
産経新聞でさえ左翼ミンスのTPP推進を絶賛してるのにな
世の中ってのは簡単に左右に分けられるものじゃないよ028世の中ってのは簡単に左右に分けられるものじゃないが2011/11/16 14:55このチャンネルは、どう考えても左。その思想が後世から見てもまっとうかどうかは別として、いま現在、右より金がとれないのは事実として受け止めないと。
029ある一人のおばさん2011/11/17 10:12たいへん残念、ショックです!朝日ニュースターは、勇気を持って真の情報を伝え、様々な社会の問題を真剣に提起するチャンネルだと思います。スタッフが変わっても、その姿勢を失わないで‼
030ムーミン谷より2011/11/17 13:47やはり原発を叩いた為でしょうなー 原子力帝国恐るべし
031日本は一体どこへ行くのか2011/11/22 19:55朝日ニュースキャスターはCSにしておくにはもったいないくらい実に骨のある番組作りでよく見るようになったのに、全員解雇なんて一体この世の中どうなってるんだ?もうTVでは本当に見る価値のある番組はなくなってしまうのか。やりきれない思いと憤りを覚えます。
032conpira32011/11/24 21:33左?、ま右寄りとは言えなかったと思うが、二大政党交代論を民主政治の理想なんて思い違いをして、司会者のタレントさんなんか民主党が政権党になるよう論陣を張っていたが、いざ政権党になってからの民主党の自民党化で、ずいぶん論理の矛盾をきたしていたように思う。民主党を第2自民党と見破れなかった司会者もある意味ではホッとしているのでは?あくまで体制側の報道番組と私は思いながら批判的に観てました。
033あちゃあ2011/11/27 12:11電力会社の圧力ですかね?
朝日は○ジに比べてがんばってると思ったのに残念。左右うんぬん言ってる人は団塊世代の方でしょうか。そろそろ時を昭和の時代から進めた方が良いと思いますよ。
034saa2011/12/ 1 04:29これでクロスオーナーシップや記者クラブ批判できるメディアがなくなる・・・。
まぁ言論統制したいからこそこうなるんだろうけど。035ヘンジン2011/12/ 6 02:24あとはBSイレブンだけが頼りです。ネットプラットホームは既存のメディアを搾取し、最後はジャーナリズムを亡ぼすのかもしれない
にほんブログ村 ←ちょっと共感!の方はポチッとよろしく