2016年03月

2016年03月31日13:05「朝鮮通信使」を世界記憶遺産に!日韓タッグで申請。 韓国の教科書との齟齬の問題 【NEWS23】

TBS【NEWS23】で、

"「朝鮮通信使」を世界記憶遺産に"と、日韓共同の申請書を両国の関係者が30日午後、釜山の中央郵便局からパリのユネスコ本部に発送したニュースをやっていたんですが

「江戸時代、朝鮮王朝の文化を日本に伝えた「朝鮮通信使」…」と報じていたので記録しました(青字はナレーション)

人さし指歴史の事実を登録するのは良いとして、韓国韓国の教科書では、「日本は朝鮮を文化の先進国と考え、使節を派遣するよう要請。 国賓として待遇を受けた。日本は通信使を通して先進学問と技術を学ぼうと懸命だった。通信使は外交使節としてだけでなく、朝鮮の先進文化を倭奴(日本)に伝播する役割も果たした」 と載ってる。果たして「真実」を共有出来るんでしょうか!?

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女子アナ日本と韓国が共同で世界記憶遺産登録を目指す事になりました。」

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江戸時代、朝鮮王朝の文化を日本に伝えた「朝鮮通信使」について、日本と韓国は共同でユネスコの世界記憶遺産にしようと登録申請を行いました。
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申請したのは日韓にまたがって残っている朝鮮通信使の記録333点です。

歴史認識をめぐっては摩擦の絶えない日韓両国ですが、かつての友好の象徴とされる朝鮮通信使ではタッグを組んで来年夏の世界遺産登録を目指ざします以上

上のニュースでは日本政府がやっているように思えますが、民間の登録申請です右

朝鮮通信使日韓共同申請 民間団体「異文化尊重に価値」 世界記憶遺産

 【釜山・中野雄策】江戸時代に朝鮮から日本に派遣された外交使節「朝鮮通信使」の関連資料を、[E:danger]長崎県対馬市のNPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」(縁地連)と韓国の「釜山文化財団」が30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に共同で登録申請した。来年のユネスコ国際諮問委員会で登録の可否が決まる。 

 通信使は1607~1811年に12回来日した。申請資料は、漢陽(現ソウル)から江戸までの旅程と外交、交流について記録した文書や絵画など日本側48件209点、韓国側63件124点。豊臣秀吉による文禄・慶長の役後、両国が通信使の往来を通して国交を回復した様子を伝えている 

 申請書は資料を平和遺産と位置付け、日韓友好だけでなく、「平和共存と異文化尊重を志向する人類共通の課題を解決するものとして普遍的な価値がある」と指摘。両団体は資料を活用して、データベース作成や歴史記録館運営、観光ルート策定などに取り組む。 

 この日、韓国・釜山市で申請書を発送した縁地連の阿比留正臣事務局長は「登録には日韓両国で国民の盛り上がりが必要。今後PR活動に力を入れていきたい」と語った。 

 日本関連の記憶遺産は、2011年に初めて登録された山本作兵衛の炭坑記録画をはじめ計5件がある。 

    ◇    ◇ 

 海峡越え「誠信の交わり」 

 日韓の民間団体が朝鮮通信使関連資料の世界記憶遺産登録を目指すのは「平和的関係を構築、維持する方法と知恵が凝縮した記録」だからだ。資料選定をめぐっては「負の歴史」の認識の違いゆえに意見が対立する場面もあった。それでも地道な交流で培った信頼で乗り越え、共同申請にこぎつけた。 

 「二つの国をつなぐ重要な役割を果たした対馬は、対立の海ではなく平和の海でこそ生き残れる」 

 縁地連理事長の松原一征さん(71)は、故郷対馬と福岡を拠点に海運会社を営む傍ら、1995年に各地の自治体に呼び掛け、縁地連を結成した。活動の原点は、その5年前に来日した韓国の盧泰愚(ノテウ)大統領の宮中晩さん会スピーチだった。 

 盧氏は通信使に同行した対馬藩の儒学者雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)に言及。芳洲は「互いに欺かず争わず真実をもって交わり」と、外交方針「誠信の交わり」を説いた。記憶遺産申請のニュースを聞いた松原さんは「誠信の交わりの精神を日韓で共有したからできた」と振り返る。 

 釜山文化財団は2009年設立。釜山の大学総長だった姜南周(カンナムジュ)さん(77)らが、前身の顕彰団体を立ち上げた。きっかけは95年の松原さんとの出会い。対馬で通信使行列が再現され、夏祭りのハイライトになっていると聞いて驚いた。「祖先の文化が継承されているのに感激しながらも、日本の取り組みを知らず恥ずかしかった」。釜山でも団体設立を呼び掛け、行列が再現された。 

 記憶遺産申請を提唱したのは姜さんだ。「韓国と日本が手を携えて通信使の精神を広げるべきだ」と松原さんに訴えた。 

 両国の専門家による資料選定が始まったのは一昨年。初代対馬藩主宗義智(よしとし)を通信使再開に貢献した人物として日本側が評価し、肖像画をリストに挙げると韓国側は難色を示した。義智は文禄・慶長の役で朝鮮に出兵していたため、韓国国内の反発を買いかねないと懸念したからだ。 

 「姜先生との友情も終わりか」と憤った松原さんも「目標は日韓共同で世界の遺産にすること。譲り合うしかない」と判断。申請リストはそうした協議を重ねた末に完成した。 =2016/03/31付 西日本新聞朝刊=

人さし指あと、偏った評論家も、この朝鮮通信使を通して日韓関係を見直そうなどとテレビで力説していました・・(;一一)

《日米韓首脳会談模索。寺島実郎「深呼吸して日韓関係を見直そう」 【サンデーモーニング】》 2014年3月17日

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寺島氏「あの、ここんとこ日本の雑誌の企画なんか見てるとですね、その韓国・中国に対する嫌悪感をぶつける様な企画がこう続いててね、

マトモな日本人だったら読んでるうちに自分自身も??中毒になってですねイヤになっていっちゃうっていうようなねついこの間までの韓流ブームって何だったんですか?って言いたくなる位ですねぇ、ひっくり返ってきている訳ですね。

で、ボク、こういう時こそね、深呼吸がいるっていうかね、歴史の中での日韓関係、ボク真剣に見直そうと思ってて、ま、例えば遡れば仏教伝来に始まるわけですけれども、百済だ、やれ高句麗だの力でですね、日本に仏教が伝わりましたと

で、あのー、秀吉の朝鮮出兵の後ねっ、いかに家康っていう男がですねぇ、見識のある男だったかですねぇ、国交正常化する為に彼の配慮ってのが凄いんだなって、

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今、ボクは岩波の、世界に連載しているですねぇ、今月書いているやつの中に、朝鮮通信使の事を書いてるんですよ、12回江戸時代やってきたね。なるほどなとうなるようなですねぇ、、それがやっぱり近代史に埋め込まれて来てるんですよ。

で、そういう最も近隣の国、朝鮮半島とのですね、長い歴史をやっぱり深呼吸してね、、

で、今問題抱えてることは事実だけども、ボクは段階的接近法って言ってですね、お互いにプラスになることから積み上げていくと

欧州だってかつてですねぇ、睨みあってたんだけども、フランスとドイツなんてのは。プラスになることから努力して積み上げましょうよって事をですね、今日のEUの基盤を作ってきたんですよね。

ですから、日韓って一番近いところにいる人間とですね、信頼関係を構築できないような国はね、国際社会の中で胸をはれるはずがないっていう事をね、日本人としてそれ位のやっぱり見識を共有しなきゃいけないという、そういう時代だと思いますよね。」

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関口氏「そうでしょうねー。」(中略)

寺島氏が個人的に日韓関係を見直すのは結構だけど、日本人みんなを巻き込むコメントするのは止めてほしい。真っ平ごめんなんです、もうそういうの!勝ち誇り

で、雑誌の嫌韓企画って、今まで配慮して隠してた"事実"を書きはじめただけでしょ!? 真実を知った日本人がその理不尽さに嫌悪感を抱くのは仕方がないことです。

"知ってしまった"からには韓国を軽蔑する気持ちはもう誰にも止められません。

あと、「ついこの間の韓流ブームは何だったのか?」・・それは電通に聞けばいい。

とにかく日韓関係改善なんて、韓国韓国の捏造グセと、いちゃもんグセと、「恩を仇で返す性根」が治ってからの話です(;一一)

人さし指あ~、それから、韓国は深刻な歴史捏造教育するのも直ちにやめるべし!

例えば寺島氏が言ってた、朝鮮通信使

通信使自身が書いた『日東壮遊歌』等の道中記と教科書が違いすぎるとかあり得ない

韓国の歴史教育における朝鮮通信使[編集]

韓国の歴史教育においては、朝鮮通信使と、そのきっかけとなった文禄・慶長の役で日本に連行された捕虜について以下のように教えている。

朝鮮通信使について

壬辰倭乱をきっかけに朝鮮と日本の外交関係は断絶していた。したがって、日本は経済的に困難に陥った。ために戦乱後成立した日本の徳川幕府は先進文物を受け入れるために、対馬島主をとおして交渉を許可するように朝鮮に懇請した。朝鮮では日本が犯した誤りを恨みながらも建国以来の交隣政策の原則に照らし、制限された範囲内での交渉を許した(1609年(光海君2年)、己酉約条)。そうして富山浦に再び倭館が設置され、そこで日本人は米、木綿、人参などを求めていった。
また日本は朝鮮を文化の先進国と考え、使節を派遣するよう要請してきた。これに対し朝鮮では通信使を派遣したが、その一行はおよそ400余人になり、国賓として待遇を受けた。日本は通信使の一行をとおして先進学問と技術を学ぼうと懸命であった。したがって通信使は外交使節としてだけでなく、朝鮮の先進文化を倭奴(日本)に伝播する役割も果たした[34]

文禄慶長の役と捕虜について

倭乱でわれわれが勝利をおさめることができたのは、わが民族がもっていた潜在的力量がすぐれていたためである。つまり、官軍次元のわが国防能力は日本に劣っていたが、全国民的次元の国防能力は日本を凌駕した。わが民族は身分の貴賎や男女老若を問わず、文化的な優越感に満たされて自発的な戦闘意識をもっていた。こうした精神力が国防能力に作用して倭軍を撃退させることができる力になった。(中略)そして東アジアの文化的後進国であった日本は、朝鮮から活字、書籍、絵画、陶磁器などの文化財を略奪し、多くの技術者と学者等を拉致していった。これとともに朝鮮の性理学も伝えられ、日本の文化発展に大きな影響を及ぼした[35]

しかし実際の歴史では、当時の朝鮮通信使が書いた『日東壮遊歌』等の道中記に、進んだ文化と社会体制を営んでいる日本への嫉妬と羨望が描写されていたり、当時の日本の社会や文化の発展の様子を鑑みれば、韓国の歴史教科書の記述は史実と相当の相違があるといえる。 また、日本の学者等によって、上述のような韓国の歴史教科書の歴史的事実を誇張・歪曲した「文化先進国の朝鮮と文化劣等国の日本」という自民族優越主義的な記述が、韓国社会に蔓延する「韓国起源説」の温床になっていると批判されている[36]。また、韓国人や在日韓国人が四天王寺ワッソ等の朝鮮通信使を再現するパレードを日本各地で主催する行為には、「歴史的な文化先進国の朝鮮と文化劣等国の日本」という歴史認識を日本に広める意図が込められていると指摘する識者もいる。

関連記事

《韓国KBS「"仏像問題"対馬アリラン祭朝鮮通信使パレード中止で、韓日友好の最大の危機です」 【ワールドWave】》

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女子アナ日韓友好のシンボルで33年間続いた朝鮮通信使パレードが中止の危機に晒されています

日本側が開催の条件として韓国人窃盗団に盗まれた仏像の返還を求めている為です。(中略)

・・人さし指そもそも「アリラン祭」ってなんでー?!ってカンジだったんですが、

やはりえげつない事をやっていたようですよ

対馬が韓国に”侵略”された日  

「WiLL」11月号に、「対馬が韓国に”侵略”された日」という、対馬協議会事務局長の友納徹氏の論文が載っています。
それによれば、対馬の「港まつり」という由緒正しい祭りに、20年前に祭りを主催している厳原町の商工会の一部の役員により、
半ば強引に「アリラン祭」という名称を
つけられてしまったそうです。
島民には反対派もいて、「アリラン祭」では島民からの寄付金が集まらないため、
「アリラン祭」は「みなとまつり」の副題としてつけられることになったのですがふたを開けてみると、
「アリラン祭」の文字の方が大きく扱われることに

(以下略)

あらら、深呼吸して考えてたらますます韓国韓国がキライになっちゃいました~

ユネスコへの申請内容が、韓国の教科書に沿ったものになるのか?

Photo朝鮮聘礼使淀城着来図の一部『鶏を盗んで町人と喧嘩する朝鮮通信使』

「進んだ文化と社会体制を営んでいる日本への嫉妬と羨望」を描写をした『日東壮遊歌』等の道中記もちゃんと登録資料に含まれているのか??

人さし指韓国の歴史教科書の歴史的事実を誇張・歪曲した「文化先進国の朝鮮と、文化劣等国の日本」という自民族優越主義的な記述が、韓国社会に蔓延する「韓国起源説」の温床 なんだから、日本は要注意です。

関連記事

《「朝鮮通信使を世界遺産へ 日韓で連携を」 それを画策している人達 【NHKニュース】》 2014年6月17日

・・今後、日本側と連携することで、悪化したままの両国の政治や外交関係も動かしたいなどといった意見が出されました。

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大学総長過去の先祖たちは朝鮮通信使を通じ、軋轢を意思疎通で解決する知恵をみせた。

朝鮮通信使を(日本と)共同でユネスコに登録することで日韓両国の意思疎通を図り理解を広げるきっかけになったらと思う。」・・

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2016年03月30日15:41【安保関連法施行】 自民党・小野寺元五典防衛相 vs 民進党・辻元清美議員 生討論 【NEWS23】

TBS【NEWS23】(3月29日)で、

「安保法施行で何が変わる?(国会周辺では今もデモが)」と題して、自民党の小野寺五典政調会長代理、民進党の辻元清美議員が生討論していたので記録しました(やや要約)

人さし指生討論というのはとても良い手法。どっちがおかしいのか視聴者が自分で判断できますからね。

辻元氏の「今日は国の在り方が戦争できる国に強引に変えられた日」「専守防衛で日本は世界の赤十字になるべき」「多数決で決めてしまう」発言に、キョトンとする小野寺さんの表情が印象的でした。


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星浩氏「・・これまで禁じられていた集団的自衛権の行使、限定的とはいえ出来るようになる。安全保障関連法が今日施行されたためだが、果たして自衛隊の活動はどう変わっていくのか、今夜は自民党・民進党から論客を招き、徹底議論したいと思う。」

この法律の最大のポイントは集団的自衛権行使が一部可能となる事で、自衛隊の活動範囲も大きく広がる。世界中で他国軍の後方支援が可能となり、PKO活動の場では襲撃を受ける民間人を助ける、駆け付け警護も適用可能となる。安倍首相、中谷元防衛相は戦争を抑止し、平和を維持するためと語った。

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広島市や長崎市など各地で抗議デモが行われている。自衛隊員とその家族を対象に弁護士らが行なった電話相談には不安な声が寄せられた。安保法を巡って、町の人からは賛否両論の意見。

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国会前の、学生団体SEALDsの「戦争反対!」「集団的自衛権はいらない!」という、太鼓に合わせたラップ。参集した人々は十分な説明がないまま、戦後の日本を大きく転換する法律が決められたことに義憤を感じ、声を上げているという長いVTR 略)

(VTR終了 スタジオへ)

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星氏「スタジオには元防衛大臣の自民党の小野寺五典政調会長代理、民進党の辻元清美議員をお招きした。2人とも衆議院・特別委員会で議論したメンバー。今回、この法律の集団的自衛権が肝だがその辺の意味をどう捉えるか?」

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小野寺政調会長代理「実際に防衛大臣として日本を守る仕事をしたが、様々な法の抜け穴があることを感じた。、

例えば北朝鮮の弾道ミサイル対応では日米が一緒に日本を守る。今までは日本の船が攻撃されたら日米が守るが、米国の船が攻撃されたら日本は守れない。あるいは日本を助ける為に米国の輸送艦が多くの日本の民間人を輸送して日本に避難する時に、攻撃されても公海上では日本はその日本人を守れないというような抜け穴がたくさんある。これを埋めるのが仕事。

誰が見ても日本人を自衛隊が守ってくれと思うが、国際法上は集団的自衛権として解釈される。その穴を埋める為今回議論しているので、今後も丁寧な説明をしていきたいと思う。」

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辻元議員「私は先程国会前に行ってきたが、多くの若者が声を上げていた。今日、この法制度が施行された日は国の形が変わった日だと思う。

それは、時の政権が日本の存立危機・明白な危険と判断すれば、いつでもどこでもどこの軍隊とでも戦争できるという事に憲法を変えずに、法理上変えたから。これは大ーきく日本の国のあり方そのものを変えたと私は思う。」

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小野寺議員「今の」話の中で(ちょっと待ってね)、たぶん、前提を理解していないと思う、、」

星氏「あの、その前に、私が注目しているのは辻元さんも言われた後方支援の問題。ここでそれをおさらいしてから次の議論に入りたい。」

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自衛隊の活動範囲・・今までは主に日本周辺を想定→地理的制約を無くし、世界中・地球規模でどこでも他国軍への支援が可能になる。(非戦闘地域の縛りをなくし、「現に戦闘行為を行っている現場」ではない場所とした)

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支援内容・・物資の補給、輸送に加えて、発信準備中の戦闘機への給油、弾薬の提供まで可能になった。

星氏「国会審議でも法理論上は出来るが政策上やらないというのがいくつかあって、その辺が国民が見て心配だと思っていると思うが?」

小野寺議員「まず、全ての前提が、このまま放置すると日本国民の生命、財産が脅かされる、あくまでも平和が脅かされる事態となって動くという前提を理解して頂きたい。日本人を守るという事がたまたま国際法上集団的自衛権に一部解釈されてしまう。

日本人を守るための穴を塞ぐ話で、こうなったら・・ああなったら・・危ないと言うが、前提があって初めて動く話なのでご理解いただきたい。」

辻元議員「ところがね、誰もが理解できるとか、誰が総理になるかわからない、安倍さんは立派かも知れないが。

その時に、これは日本にとって存立危機事態と認定すれば戦争できる

憲法9条では、少なくても認定しても戦争できない事になっていたそれをやる為には憲法改正しないと。だから若い人達が立憲主義が破壊されると言っているわけだ。

後方支援は、武器・弾薬を米軍の後ろから運びに行って自衛隊のリスクは高まらないとか、戦争参加と違うというのは国際的に通用しない。ここに踏み切るのも憲法違反で私達は問題にしている。」

小野寺議員基本的な前提『わが国の平和が脅かされる』が前提なので、辻元さんは政権が恣意的に出来ると話したが、これはあくまでも国会が最終的に決める話なので、逆に国会のチェックを軽んじている話だと思う。」

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辻元議員ところが国会というのは時の多数。多数が決めるという事それを縛るのが憲法だ。その枠を超える時は、国民投票をして憲法を戦争できる国に変えていいか国民に投票してもらってからやるのが筋だ。」

小野寺議員「今回の憲法の議論では、憲法の最終判断は最高裁が持っている。時の政権・政府が憲法に抵触しないと判断し進めている。最高裁の最終判断をすべて飛ばして、憲法違反だと逆にレッテルを貼ってると思う。」

星氏「自民党内にも本来は憲法改正して集団的自衛権をやるべきといった意見(山崎拓元防衛相など)いる。小野寺さんも本音ではそうではないか?

小野寺議員「わが党にも民進党にも様々な意見があるが、憲法の範囲内でギリギリできるのが今回の一部行使容認という事で、憲法違反とは思っていない。」

辻元議員「実際、国の形が変わる中には南スーダンのPKOをどうするのか、平時からアメリカの艦船と一緒に活動できるようになるが不測の事態が起こらないとも限らない。

国民が反対し、憲法違反と言われている中、自衛隊を出すのか。自衛隊員の身になっても皆に応援されて出て行くのは良いが、それも問題だと思う。」

小野寺議員「日米が一緒にパトロールしていてというのは、あくまでも日本を守る為なので、全て前提を飛ばしてこんな事も・・あんな事も・・というのは無い。そういう法案で今後も丁寧に説明するが、実は法案成立時は、賛成3反対6だったが、直近では賛成6反対3になっている。ただSEALDsのような声も重く受け止め、今後も丁寧な説明していきたい。」

辻元議員「いや私はね、日本の良さは憲法9条で専守防衛に徹底してきた事でだからこそ出来ることがいっぱいあった。私は専守防衛で日本は世界の赤十字になるべきだと言ってきた。イスラム国が出てきて難民が出ているところに中立だからこそ出来た援助がいっぱいあった。私は憲法9条で守られてきたと思う。

抑止力の為に集団的自衛権の一部行使を認めたが、抑止力が高まると言っているのに、北朝鮮がポンポン撃ってますやんか。抑止力全然高まっていないじゃないか。どういうことか!?いつになったら抑止力が高まるのか!? 」

小野寺議員専守防衛は今でも機能している。自衛隊が他国領土で武力行使をすることはない。専守防衛は今も同じ。北朝鮮については、警戒監視をしっかりやっており、ただ国際社会で解決すべき問題。」(中略)

・・星氏「民進党にもいろいろな意見があると思うが?」

辻元議員「今まで日本が平和ブランドを築いてきた貢献があると思う。

かつての民主党政権の時にアフガニスタンの武装解除を日本がリーターシップをとってやった。日本がアフガンの空爆、後方支援に不参加・、中立な立場だったから出来た。

是非国会で私達が出した安全保障関連法廃止法案も審議させて欲しい。」

星氏「小野寺さんが辻元さんを追及する場面があってもいい」

小野寺氏「私が不思議なのは元々民進党の中には、廃止じゃない方もたくさんいるのに今回は共産党と選挙協力をする為に、廃止法案に同意したとすれば、国の安全保障を党利党略に使ってほしくないと思う。」

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辻元議員「まったく今みたいな話を小野寺さんがするのはとっても、今の『立憲主義を守れ』と言っている人達の声や、、それからはっきり今日は国の在り方が戦争できる国に強引に変えられた日だと深刻な気持ちなので、非常に残念だ。」(時間切れで強引に星氏が〆)

星氏「議論が非常に白熱してきました。田原総一郎さんみたいになったが、今日はこのへんで締めさせて頂いて、また続編をやりますので是非スタジオにきてください。・・」

岸井成格のように自分の考えをダラダラ喋るのではなく、テレビメディアはこれで良い。 

人さし指何も足さず何も引かずそのままを国民に見せれば良いんです。 

さて、視聴者はこの議論を見て、安保関連法案に関してどう思ったでしょうね。

人さし指そうそう、民進党の代表らも集団的自衛権一部容認派でしたね、辻元さん。 

今度お宅の代表代行になった江田憲司氏も、アナタの嫌いな橋下氏以上に推進派だったそうですよ。 

結いの党が維新に擦り寄っていた2014年の話ですけど、「安倍政権よりも、むしろ、維新と結いの党は、より自衛権については踏み込んで、もっと前にね、出ていきますよ」と右

《【検証】「(2014総選挙)集団的自衛権は争点ではなかった」と今更テレビで言っている人に呆れる・・(・・;)》2015年09月20日

・・★橋下氏と江田氏の集団的自衛権への解釈です。自民党・公明党より踏み込んでいてビックリしたのを憶えています

《岸井氏「(集団的自衛権解釈変更は)国民不在!密室協議!異常!」&自民党よりもっと積極的な維新の会・結いの党 【NEWS23・たかじんのそこまで言って委員会】》 2014年7月 1日

・・井上氏「僕はどうも、胡散臭い感じがして、もう結論言えば、憲法の9条の問題。ずばり、これ、どうですか?」 

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橋下市長憲法の問題、まず憲法改正である、ここは全く一致してます。
これは統治機構改革といって、国の中央集権体制を変えていこうというところで、憲法改正をやろうということは一致しています。
それから自衛権の問題も、これはもう、『江田さんのところと僕のところが一致してない、一致してない』って言われていますけれども、これはね、勘違いされています。

きちっと僕が新しく、これから説明しますけれども、あれね、個別的自衛権と集団的自衛権というものを、分離して考えていますけれどもね、実は個別的自衛権と、集団的自衛権というのは重なる円なんですよ。

今議論している、安倍政権が議論しているのは、個別的自衛権と集団的自衛権が重なっている部分なんです。
ここをきちっと新しい概念整理をすれば、僕は結いの党と、それから維新の会、一致しますし、7月の18、19日に、維新の会ときちっと合宿をしますけれども、新しいこの概念整理についてきちっと見解をまとめます。
で、重要な事はですね、あれ、結いの党、集団的自衛権の行使反対”みたいな書き方をしていますけれども、これ注意してほしいんです。
僕は江田さんと徹底議論をしましたけれどもね、政府が出した今回の15事例、あれ結いの党は、全部認めると言っているんです。
ただ説明の仕方として、彼らは個別的自衛権と、警察権の範囲内ということで説明はしますけれども、しかし政府が出した15事例については、全部法改正をして、自衛権を整備するといってるんです。
ところが見てください。
自民党と公明党の協議の中では、あの15事例のうち7つか8つは、これは無理だということは、公明党、言っているわけでしょ。

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ヤマヒロ氏「このあとで憲法学者としては? 先に竹田さんに聞きたいと思うんですよ、 憲法学者として。」

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竹田氏「要するにですね、集団的自衛権と個別的自衛権というのは、よく普通に使われるようになりましたけど、国際社会においては、こういう分類はしてないですよね。」  橋下氏「ないです。ないんです。」

竹田氏「つまりパリ不戦条約においても、国連憲章においても、自衛権というのは、一つのものとして理解してるわけです。だからこれをあえて2つに分離するといっても、完全に分離しきれないわけですから、橋下さんがおっしゃるとおり、当然重なる概念があってもおかしくない訳ですね。」

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長谷川氏「それにねぇ、具体的に法律案が出てきた時に、これは個別的自衛権で対処しますなんて書くわけじゃない。」

橋下氏「書くわけじゃないです。」

長谷川氏「全然。集団的自衛権っていう言葉も出てきませんから。」
橋下氏「そうなんです。」
長谷川氏「要するに、書く者はポジティブリストでこういう時にはこういうことをしますということを書くだけなので、頭の整理を皆さんがどのようにされても、法律案として一致できるのであれば、私は何の問題もないと。」

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橋下氏「そうなんです。 江田さんとは、もうそこはしっかりと協議をしまして、15事例に関する法律が出てきた時には、全部賛成するということで一致していますから。
これ、安倍政権はあの15事例について全部法律出してきません。公明党との事があるので

ということは、結局集団的自衛権という言葉に拘っているだけであってね、本当に日本が必要な自衛のための法整備、今の政権だったら出来ないんです。
だから、今の安倍政権よりも、むしろ、維新と結いの党は、より自衛権については踏み込んで、もっと前にね、出ていきますよ。」以上

人さし指NEWS23のVTRの話に戻りますが、 

国会前のリポートで、「・・今日は主催者発表で3万5000人もの人が集まりました。5歳と1歳のお子さんと来たという女性は、子供達の為にも平和な未来を残したいと話していました・・」 

なんて言っていたけど、警察発表では5000人だそうです。 

主催者発表なんて盛り盛りのウソなんだから、報じる必要あるのかなぁ(;一一)  

あと、夜中の11時過ぎに太鼓叩いて大声張り上げる人達に注意した方が良いと思いました。

もし、未だに「戦争法!」なんて言ってる人がいたら素早く離れましょう。バカが移りますよ。

関連記事

《佐藤正久議員が、民主党の代表など(岡田克也・野田佳彦・前原・長島)がかつての集団的自衛権の容認発言を暴露し議会紛糾! 書き起こし 【国会中継】》2015年9月15日

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2016年03月29日19:43チャンドラ・ボースの遺骨が日本に!(・・;) 「祖国に帰れず70年・日本に眠るインド人秘話」 【未来世紀ジパング】

BSジャパン 【未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~】(3/27)で、

「日本とインドが急接近!親日家のキーマン」というテーマの中、

あのチャンドラ・ボースの供養の様子を東京の寺でやっていてビックリ!

遺骨が日本の地に眠っているのを初めて知ったので、その部分のみ記録しました(青字はナレーション)

人さし指日本では「インド独立の父はガンジー」と習うだけで、チャンドラ・ボースの事を知る人は少ないと思います。

モディ首相が『チャンドラ・ボースの勇気と愛国心を忘れてはならない』とした事で、インドで再評価されているのは非常に素晴らしい☆ この際、「大東亜会議」についておさらいしましょうか。

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(2014年に首相に就任し、主要国の中で最初に日本に訪問したモディ首相。新幹線の導入も、モディ首相の力が大きく、俄然日本にラブコールを送ってきている。という話のあと・・・)

女子アナ「そのモディ首相も関わる秘話が日本にあったんです。」

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東京杉並区。ここで一風変わった供養が行われていた。

一見、ごく普通の読経のようだが、祈りを捧げていたのは全員インド人

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実はこの蓮光寺、インドの歴史に埋もれたある人物の遺骨が眠っている。

チャンドラボース第二次大戦中、インド独立を目指し、宗主国イギリスに少数のインド人部隊で戦いを挑んだ男だ。

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非暴力主義のガンジーに対し、イギリスとの徹底抗戦を主張。
旧日本軍と行動を共にし
戦後すぐに
(1945年8月18日)台湾で事故死した。 

それから70年、封印された歴史が明らかに

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連合国から追われていたボースの遺骨は、母国インドに帰れず、密かに日本へと持ち込まれて今に至る。

蓮光寺の望月教善住職「当時、政情が不安定で遺骨を引き受ける所がなかったんですけれども、霊魂に国境はないのみならず、死者を弔うのは僧侶としての役目と言って先々代が引き受けられたと聞いております。」

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戦後のインドの歴史から忘れ去られたチャンドラ・ボース。しかし今、再評価の兆しが。

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独立の為に戦ったボースを弔う事はインド人として当然です」

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実はあのモディ首相もボースの名誉回復を進める1人だ。

この日、新たな訪問客が。 モディ首相とも親しいインド政界の大物(人民党のギリッシュ・バパト氏)訪日中の忙しい政務の合間を縫ってお忍びでやってきた。

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ギリッシュ我々の代わりに彼の供養を続けてくれた日本に、インド人はみな深く感謝しています。」

日本とインドを繋ぐ知られざる歴史が東京の片隅にあった。

(VTR終了 スタジオへ)

女子アナ「この話、私も知らなかったんですけども、佐々木さんはこのチャンドラ・ボースの再評価をどんな風に。。」

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佐々木俊尚氏「あの、凄い実は微妙な政治的問題があって、戦前ね、そのイギリスの植民地でそこから独立しようと思って、でもまぁイギリスの弾圧が凄かったので日本に逃れてきてですね、日本の軍部に協力した人じゃないかっていう事になってしまったんですよね。

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やっぱりモディさんは日本と仲良くしたいってのがあるので、その日本とインドの急接近の中で、かつてのチャンドラ・ボースも評価も高まってきたっていうそういう流れはあるんでしょうね」

「モディ首相もこのように言っています。『チャンドラ・ボースの勇気と愛国心を忘れてはならない』と・・・」(以下 略)

人さし指ちなみにウィキによると・・・右

スバス・チャンドラ・ボース - Wikipedia

9月5日、ボースの遺骨は日本に運ばれ、9月7日には参謀本部の元に届けられた[19]日本陸軍はインド独立連盟東京代表ラマ・ムルティに遺骨を引き渡した[21]東京都杉並区日蓮宗蓮光寺の住職望月教栄が葬儀を引き受け、9月18日にボースの葬儀が行われた[21]。葬儀はビハーリー・ボースのそれとして行われ、ビハーリー・ボースが寄居していた中村屋菓子が供えられたという。ムルティは大部分の遺骨を蓮光寺に託し、以降蓮光寺によって遺骨は保存されたが、望月住職はネルー派による遺骨奪回を怖れて、遺骨を抱いて眠ったこともあるという[22]。またムルティは遺骨の一部を個人的に保管し、その死後にはムルティの弟の元に渡り、2006年にはボースの兄の孫に返還されている[23]

蓮光寺には、インドのプラサード大統領ネルー首相インディラー・ガンジー首相などが訪問しており、その時の言葉も碑文として残されている。また、多くの在日インド人も訪れている。

人さし指元ニューヨークタイムズ東京支局長から見たチャンドラ・ボースです右

《元ニューヨークタイムズ東京支局長、ヘンリー・ストークス氏「河野談話はプロパガンダに利用」&「日本はアジアの希望の光」 【新報道2001】》より一部抜粋

2013年11月6日 憲政記念館にて

大東亜会議70周年記念大会 ⑦  ヘンリー・ストークス「日本はアジアの希望の光だ」 

(元ニューヨークタイムズ東京支局長で、三島由紀夫と深い親交があり、日本の歴史や文化について極めて客観的な立場から正当な評価を与えてこられた方という紹介のあと・・) 

皆様、こんばんは。ヘンリー・ストークスです。

このシンポジウムは1943年の11月5日、6日に東京で開催された大東亜会議の70周年を記念して開催されております。

このような歴史的な瞬間を皆様と共にできることをたいへん光栄に存じます。
20世紀で最も驚くべき展開は、500年続いた植民地支配、その禍が終焉を迎えたことにあります。

白人による支配が霧散してしまいました。
誰もがまったく予想しなかったことです。

1930年代末に「インドの独立はいつになるか」と問われたネルーは、「70年代には実現するかもしれない」と答えました。

つまりそれは、「私の亡き後に」という意味です。
ところが1940年代初頭には、インド人たちの間に独立の気運が突如として高まりました。
なぜ独立の気運が高まったのでしょうか。答えは簡単です。
第二次大戦が勃発し白人の植民地支配500年のドラマに出現した新興勢力が、白人の植民地支配に痛烈な打撃を与えたからです。その新興勢力こそ、日本でした。
インド独立のタイムテーブルは、ネルーの「70年代に達成できるかもしれない」というものから、一気に第二次世界大戦の終焉時へと短縮されたのです。

ここで、歴史の時間を20世紀から17世紀初頭まで少しもどしてみましょう。
インドでは、イギリスが1600年に東インド会社を設立し、植民地支配に着手しました。

イギリスはマドラス(1637年)、ボンベイ(1661年)  、カルカッタ(1690年)に東インド会社を進出させました。
イギリスの侵略は、プラッシーの戦い(1764年)、マイソール戦争(1799年)、シーク戦争(1845年)と続き、

1957年から59年にかけては、反イギリス民族闘争で 有名な「セポイの乱」が起こりました。
こうしてイギリスがインドを抑圧支配する中で、1868年、日本で明治維新が起こりました。

ほぼ同じころに、インドでは独立のために戦った歴史的な人物が生まれています。
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1869年にはマハトマ・ガンジーが生まれ、1897年には、チャンドラ・ボースが誕生しています。
1877年、イギリスが直接インド全土を統治するインド帝国が成立し、ビクトリア女王が「インド皇帝」として即位しました。
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つまり、ボースはイギリスのインド植民地支配の絶頂期に誕生したのです。

ボースは今でもインドで「ネタージ」と呼ばれています。
ネタージとは「偉大な指導者」という意味です。59736e09.jpg

日本の支援を得て、ボースはINAを結成しました。
Indian  National Army インド国民軍です。

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非暴力主義でイギリスの植民地支配と戦ったガンジーと 対照的に、ボースは司令官として戦闘を率いました

1943年5月16日、ボースは来日し、嶋田海軍大臣、永野軍令部総長、重光外務大臣などと面会し、

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その上で、東條英機首相と会談しました。ボースは日比谷公会堂で講演しました。

そのメッセージは当時のアジアの人々の気持ちを代弁していました。

「私が小学校に通い始めた頃に、アジア人の国が世界の巨人・白人帝国のロシアと戦いました。」

このアジアの国はロシアを大敗させました。  そしてその国こそが、日本だったのです。」

「このニュースがインド全土に伝わると、興奮の波がインド全土を覆いました。」

「インドのいたるところで、旅順攻撃や、奉天大会戦、  日本海海戦の勇壮な話が、沸き立っていました。」

「インドの子供たちは、東郷元帥や乃木大将を素直に慕いました。」
「親たちが競って、元帥や大将の写真を手に入れようとしましたが、できませんでした。」

「その代わりに市場から日本製の品物を買ってきて、  家に飾りました。」
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ボースは「日本はアジアの希望の光です。」とハッキリ語っています。ボースはこう続けます。「このたび日本はインドの仇敵のイギリスに宣戦しました。」

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日本はインド人に、独立のための千載一遇の機会を与えてくれました
われわれはそのことを自覚し、心から日本に感謝しています。」

ひと度この機会を逃せば、今後100年以上にわたりこのような機会が訪れることはないでしょう。」

勝利はわれわれのものであり、インドが念願の独立を果たすと確信しています。」
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重要なのは、言葉より行動でした。ビクトリア女王が「インド帝国」皇帝に即位して66年目にあたる1943年10月、自由インド仮政府が樹立されました。

シンガポールでの大会で、ボースは満場の拍手をもって、仮政府首班に推挙されました。

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ボースは「チャロ・デリー」 つまり「デリーへ!」と、 進撃を宣言し、人々はその メッセージを掲げて行進 しました。祖国インドへ向けた歴史的な進撃の開始でした。

インド国民軍INAの将兵は日本軍とともに、インド・ビルマ国境を越え、インパールを目指し「チャロ・デ  リー!」と雄叫びをあげ、進撃しました。

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われらの国旗を、レッド・フォートに掲げよ」そう言ってボースは将兵たちを激励しました。

自由インド仮政府は、日本とともに、イギリス、アメリカに対して宣戦布告をしました。
同年(1943年)11月5日より6日間にわたって、東京で大東亜会議が開催されました。

これは人類の長い歴史において「有色人種によって行われた最初のサミット」となりました。
東條首相、満州国の張景恵国務総理、中国南京政権の汪兆銘行政院長、フィリピンのラウレル大統領、ビルマのバー・モウ首相、タイのピブン首相代理であるワイワイタヤコン殿下の首脳が一堂に会し、ボースはインド代表を務めました。
今日、日本の多くの学者が大東亜会議は日本軍部が「占領地の傀儡」を集めて行った国内向け宣伝だったと唱えています

しかし、そのようなことを言う日本人こそ、日本の魂を売る外国の傀儡というべきです。

会議では大東亜共同宣言が満場一致で採択されました。

ボースは「この宣言がアジア諸国民のみならず、全世界の被抑圧民族のための憲章としようではないか」と訴えました。 

ボースは、日本は「全世界の有色民族の希望の光だ」と宣言しました。
この500年の世界史は、白人の欧米キリスト教諸国が、有色民族の国々を植民地支配した壮大なドラマでした。

そのなかにあって、日本は前例のない国でした
第一次世界大戦の後のパリ講和会議で、日本は人種差別の撤廃を提案したのです。
会議では各国首脳が、国際連盟の創設を含めた大戦後の国際体制づくりについて協議しました。
人種差別撤廃提案が提出されると、白豪主義のオーストラリアのヒューズ首相は、「署名を拒否して帰国する」と言って退室しました。
議長であるアメリカのウィルソン大統領は「本件は平静に  取り扱うべき問題だ」と、日本に提案の撤回を求めました
日本で外務大臣も務めた日本代表団の牧野伸顕男爵は、ウィルソン議長に従わず採決を求めました。

イギリス、アメリカ、ポーランド、ブラジル、ルーマニアなどが反対しましたが、出席16カ国中11カ国の小国が  賛成し、圧倒的多数で可決されました。
あろうことかウィルソン大統領は「全会一致でない」として、この採決を無効としました
牧野は多数決採択を求めましたが、議長のウィルソン大統領は「本件のごとき重大な案件は従来から全会一致、少なくとも反対者なきによって議事を進める」と採択を無視したのでした。
人種差別撤廃提案が11対5の圧倒的多数で可決したにもかかわらず、ウィルソン大統領はこの議決を葬ったのです。

今日の文明世界ではありえないことです。いまアメリカの大統領は黒人ですが、そのようなことは当時は全く考えら  れないことでした。
日本人も白人ではなく有色民族です。
同じ有色民族として誇りある日本人は白人の植民地支配を看過することができ  なかったのです。
ここでインドネシアについても触れておきましょう。
インドネシアの植民地支配は、1596年にオランダが艦隊をインドネシアに派遣したことに始まります。
オランダの350年以上に及ぶ植民地支配に終止符が打たれたのは、1942年の日本軍の進攻によるものでした。
オランダ軍は、わずか7日で降伏してしまいました。(以下 略)

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大東亜会議に参加した各国首脳。左からバー・モウ張景恵汪兆銘東條英機ナラーティップポンプラパンホセ・ラウレルスバス・チャンドラ・ボース

人さし指チャンドラ・ボースの再評価、インドと日本の接近は、「日本のアジアを侵略した」という汚名を雪ぐ一歩になるかもしれません。

パール判事、チャンドラ・ボースにしても、日本とインドの関係は深いし、

インド国内にまだまだ問題は多いけど、ウィンウィンの関係になれる国第一位だと思います。

関連記事

次期インド首相のモディ氏を中国は何故安倍総理に例えたのか? 安倍総理とモディ次期首相の接点 【いま世界は】2014年5月19日

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《安倍総理が自ら京都案内。インドのモディ首相を異例歓待のワケ 【いま世界は】》 2014年9月 1日

・・・アメリカの外交専門誌「フォーリン・ポリシー」によると、2012年末、再登板が決まった安倍総理に真っ先に祝福の意を伝えた海外要人の一人が当時グジャラート州の首相だったモディ氏だったという。

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この両国首脳の親密ぶりの裏にあるのはどんな思惑なのか。・・・

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2016年03月29日14:03与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊が発足した件で、中国がレーダー設置を非難・安全保障関連法の施行も懸念  【韓国KBS】

NHK-BS【ワールドWave】韓国KBSで、

与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊が発足した件で、中国が日本のレーダー設置を非難し、安全保障関連法の施行を懸念。というニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)

中国中国は既に黒龍江省の大規模(監視範囲5000km超、THAADのレーダーより高性能)で、朝鮮半島全域を感知できるレーダーを保有しています。

人さし指なのに、他国のレーダー設置を非難するわけですが、今回は韓国のTHAAD配備に対してのコメントよりかなりゆる~い。

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アナ東シナ海では中国と日本の対立が深まっています

中国は日本のレーダー設置を非難し、安全保障関連法の施行に対しても懸念を示しています。」

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日本の防衛省は昨日、日本で最も西に位置する島に沿岸監視部隊を配備しました。

この部隊は島周辺の海上と上空を往来する船舶や航空機をレーダーで24時間監視します。

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部隊が駐留する島は、尖閣諸島から150km、中国本土からは350kmの距離に位置しています。

中国の評論家日本はこの海域で中国と軍事衝突をする事が出来ないから、こうした偵察や監視する事にしたのでしょう。」

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日本政府はこの島に陸上自衛隊まで配備し、中国を牽制する布石と見られます。

更に、他の島にも陸上自衛隊の配備を広げる方針で、中国政府は警戒しています。

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中国外務省報道官「尖閣諸島や東シナ海に対する中国の立場は一貫しています。私達は日本が地域の平和や安全に努める事を希望しています。」

中国政府は、安全保障関連法が施行される事に関しても懸念を示しています。

レポーター中国は日本の安保法は再軍備の本格的なシグナルとみており特に中国包囲網の新たな根拠となる可能性についても神経を尖らせています。以上北京からお伝えしました。」以上

「東シナ海では中国と日本の対立が深まっている」と言っているけど、中国の評論家の言う通り、中国と衝突しない為の装備で、KBSがムリムリ大げさに報じた感がありますね。

とはいえ、日本の島嶼防衛としては大変重要な第一歩です右

与那国島に沿岸監視部隊を設置 本島より西では初 (テレビ朝日)
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沖縄県与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊が発足しました。沖縄本島より西側に自衛隊が配備されるのは初めてです。
 与那国島に新設された陸上自衛隊の沿岸監視部隊は、周辺の航空機や艦船の動きを見張り、有事やグレーゾーン事態などの兆候を一早く察知するのが目的です。

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約160人の自衛隊員が島内2カ所の監視レーダーを使い、警戒監視活動にあたります。この部隊新設により、防衛省は空白となっていた南西諸島の防衛体制の充実を図るとしています。

今後、さらに石垣島や宮古島などにもミサイル部隊などを配置する予定で、東シナ海などで海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあります。以上

韓国にとってはTHAAD問題が微妙なので、日中のこういう動きには敏感なんでしょうね右

《アナ「(中国の)自分のレーダーは自衛権の行使で、韓国へのTHAAD配備は反対というのは矛盾!」 【韓国KBS】》2016年2月25日

・・韓国KBSが2つのニュースを取り上げ、自国のレーダーは自衛権の行使だとしながら、韓国の配備には反対する中国の態度は矛盾だと伝えていたので記録しました(青字はナレーション)

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THAAD配備をずっと渋っていた韓国。ここまで内政干渉されても「矛盾ニダ!」とはまだまだぬるいなぁと思っていたら、与党幹部が「脅迫のような発言!韓国の主権を無視し無礼!」「周辺国が干渉する問題ではない!」と言い出したようですが、中国さまを怒らせるとすぐに制裁されるそうで、超大変みたいですよ。(中略)

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・・中国は既に朝鮮半島全域を感知できるレーダーを保有しています。黒龍江省の大規模なレーダーは監視範囲が5000kmを超え、THAADのレーダーより高性能のものです。 しかしTHAADの配備を巡っては自衛権を認めようとしません。 

中国のレーダーは自衛権の行使で、韓国に配備されるレーダーは認めないというは矛盾ではないかと批判が相次いでいます。北京からでした。・・

人さし指あと、島嶼防衛の意味では、コチラも!右

《島根・隠岐諸島への自衛隊常駐を政府に要請へ 【TSKスーパーニュース】》2012年5月15日

・・今年に入ってからも隠岐には北朝鮮から来たとみられる小型の船が相次いで流れついています。

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門脇副町長国境の島として、国益を、、この島の島民の利益、あるいは我が日本の国民の利益をしっかり守るために、国防上の対策が必要であると、、」(隠岐の島町)

県は自衛隊を常駐させる事で住民の不安解消を図りたい考えです。・・

国境の小さな島の小さな町は、日本が守ってくれるのか本当に不安だと思います右

《「竹島を知ってください」隠岐の島住民の資料収集と思い  【NHK広島 フェイス】》 2013年2月26日

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先月下旬、松田町長は東京を訪れました。問題の解決に向けて国の協力を取り付けるためです。政権交代後、新しくできた領土問題を担当する大臣に地元の強い思いを伝えました。

松田町長「未だにですね、竹島や尖閣やあるいは沖ノ鳥島を所管するような部局がないというのは、いかにも主権国家として私は不納得だと、、」

山本大臣「いわゆる領土に関する事をですね、しっかり過去の歴史も含めて検証してどうやってそれを内外に発信していくかと。体制をですねまだこれから作っていきたいと思いますので、、」

2週間後、領土問題の専門部署が内閣官房に新設されたという知らせが町に届きました。 ・・

隠岐の島の松田町長もずっと自衛隊の駐在を要請しています。 海に囲まれた日本。 

遅まきながら、安倍政権になってやっと領土問題の専門部署が出来、島嶼防衛の整備が始まったのは喜ばしい限り☆

内閣官房 領土・主権対策企画調整室

東シナ海だけでなく、日本海側の対馬・壱岐・隠岐の島あたりも早めにお願いします

関連記

《タックル外交委員会。”国境で領土を返せ!”と叫ぶ   【TVタックル】》 2011年9月28日

・・日本海に囲まれた島根県隠岐(おき)の島へ。人口はおよそ1万5000人。漁業が中心の穏やかな島だ。

003_2(フェリーの中 略)

隠岐の島にやってきた二人を出迎えたのはこんな看板。

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山際氏ここは竹島奪還運動の最前線です。『竹島は今も昔も隠岐の島』、、」

実は竹島の住所は、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地で、隠岐の島との距離はおよそ157km。・・

「韓国は安全保障のパートナーになりうるか?」(韓国軍の軍事力・済州島の軍事基地・GSOMIA(ジーソミア)ドタキャンなど) 前半 【プライムニュース】

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勝股氏「(韓国の国防費が2.6倍)理解できない部分がいっぱいあって、経済が大きくなり、先進国の軍事編成を取りたいなという希望の中で韓国軍は陸上戦略プラスこういう船をたくさん造って来たが中途半端で、
例えば、P3Cが16機位あって、P3Cはあるがアスロックというミサイルは持ってなかった。持っているのはハプーンという対艦ミサイル。
イージス艦から対艦ミサイルで撃つ弾で沈める目標の船が北朝鮮になく、非常にバランスの悪い戦略

佐藤議員独島という揚陸艦はヘリ空母のイメージで造ったが、乗せるヘリがないとか、目標はあるが後追い。」

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勝股氏「ただ仮想敵は海上自衛隊という人もいる。

象徴的なのは、佐世保から200キロしか離れていない済州島に海軍基地を造って、そこをイージス艦、強襲艦・独島の停泊港にし、滑走路も造ると。

怖いのは韓国と中国の関係が良いので、中国海軍が済州島、釜山に寄港したいと強く要請している。

中国資本が済州島の民有地を大幅に買い占めているが、韓国は対馬に同じことをしているので文句が言えない。」・・

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2016年03月28日12:01韓国メディアが報じた(保坂祐二発見の)『平和線宣言で独島占拠」日本の主張覆す証拠』、その第24回国会・法務委員会の重光外務大臣答弁全文

「李承晩ラインを日本が認めていたという文書を保坂祐二見つけた!」「日本の主張覆す証拠発見!」と中央日報が報じました

戦後、韓国が李承晩ラインを勝手に引き、(日本漁船に対して容赦なく発砲し、 拿捕200隻以上 抑留4000人 死傷44人)  日本の漁民が韓国側の人質された時代の国会での会議録からということですが、

下條正男教授に悉く論破されている人なので、どーせ眉唾だろうなと思いながら、その日本側の文書(国会議事録)を読んだら、

李承晩ラインで人質のようにされた漁民の奪還と、大村収容所の韓国人問題、朝鮮人の国籍問題、日韓条約との狭間で苦慮する国会のやりとりが非常に興味深かったので記録しました(覚書です)

本当に重光大臣は李承晩ラインを認めていたのか?・・人さし指結論から言えば、保坂氏指摘箇所直後に「それから、新聞記事を引用して色々言われました。李ラインの問題を認めるとかなんとかということは一切やってはおりません。李ラインの問題は常に抗議に抗議を重ねて今日までやっておりますと反論しているし、「李承晩ラインを認めてない」と繰り返しています

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「平和線宣言で独島占拠」日本の主張覆す証拠見つかる2016年03月27日13時18分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]

韓国の李承晩(イ・スンマン)政権が一方的に平和線を宣言し、独島(ドクト、日本名・竹島)を不法に占拠した」という日本政府の公式の立場と異なり、日本の外相が平和線設定4年後の1956年に「平和線は韓国の主権行為」と認めたことを証明する日本側の文書が発見された。日本政府がこれまで李承晩大統領の平和線画定自体の不法性を提起し「韓国の独島不法占拠」の主張を展開してきただけに議論が予想される。
  世宗(セジョン)大学教養学部の保坂祐二教授は、1956年4月13日に当時の日本の重光葵外相が衆議院法務委員会に出席し、平和線について「韓国が独立国としてやった処置…日本がこれを否認していくことはできぬこと」と発言した衆議院速記録を発見したと明らかにした。これは「外相が李承晩ライン(平和線)を認めるようなこと言ってもいいのか」というある国会議員の批判的な質問に対する答弁だった。日本の安倍政権は島根県の「竹島の日」の行事に次官級政府高官を4年連続で派遣し独島領有権主張を強化している。 ・・

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日韓条約締結(1965年・昭和40年)に至るまでの日韓交渉に14年間かかっています。

人さし指条約締結の9年前の交渉中の国会でのやりとりになりますね。

(※行が詰まって非常に見にくいので、改行・強調しました)(李承晩ラインに関する部分はピンク字)(保坂氏指摘部分は緑字)(※長文なので、強調箇所以外は読み飛ばして結構です。緑字前後だけでも良いです)

第024回国会 法務委員会 第24号
昭和三十一年四月十三日(金曜日)     午前十一時十八分開議

(中略)

○高橋委員長 次に、外国人の出入国に関する件に関し調査を進めます。すなわち、先般来の日韓会談における諸問題、なかんずく大村収容所の韓国人問題等について調査を進めます。
 質疑の通告がありますので順次これを許します。高瀬博君。

○高瀬委員 今回、去る二日の新聞報道によりますと、日本側の朝鮮に抑留されている漁夫の一部分の者と大村収容所に収容されている密入国者及び戦争前よりわが国に在住しておって法を犯し大村収容所に刑余者として収容されております朝鮮人との相互釈放の問題が報道されました。

これは国内的にも非常に重大なる関係もあり、また国民感情にも相当重大なる影響を及ぼすものであり、また日韓関係の現在未解決のままでありますところの李ラインの将来の問題についても非常に影響するところが大でありますので、これは当委員会といたしましても非常に重大なる関心を持たざるを得ないのであります。

私は、与党議員の一人といたしまして、国会における正しい公明なる論議を通してわが外交のあり方を国民にはっきりと知らすということは、与党の立場から言いましても非常に必要であることを痛感いたすと同時に、また、巷間伝えられておりますいわゆる日本の法の擁護という立場から、法務省の事務当局と外務省の事務当局との間にも多少の意見の相違があるやに見られますので、私は、重光外務大臣に、おもに外交と内政との調整の問題につきまして、いかなる所見をお持ちになっておるか、二、三点について伺いたいと思うのであります。

 まず第一に、外務省で発表された文書によりますと、在韓抑留日本人漁夫と在大村韓人問題解決に関する件という項目についてこういうような文書が作られておるのであります。

「在韓抑留日本人漁夫と在大村韓人の問題については、左記要領により、これを解決することとする。」、すなわち、第一に、「韓国政府は刑期を了した日本人漁夫を釈放する。」、第二に、「韓国政府は密入国者(終戦時以後の者)を引取る。」、第三に、「日本政府は終戦時以前から日本に在住する韓人にして大村収容所にある者を釈放する。」とあり

「但し、これらの者が日本に留まるや帰国するや否やは、その自由意思に任せる。」、そして、「なお、釈放の実際的方法については、在日韓国代表部側委員と、日本政府側委員との間において事務的に協議決定する。」というのであります。

これは大体外務省の文書と新聞に出ております点と符合いたしておりますので、この点については政府の方針としてかくのごときがきめられたと思うのでありますが、ただ、私がここに問題にいたしたいのは、これらの取りきめがいかなる形でなされたか、韓国公使金君と重光大臣との間にどういうような形でなされたかその点をまず最初に伺いたいのであります。

○重光国務大臣 これは、金韓国代表部代表と日本国外務大臣との間にかような了解に達したわけでございます。

○高瀬委員 それでは、これは、わが国の、いわゆるわが党の政府といたしましては、閣議決定事項としてなされたのであるか、それとも外務大臣のお立場からこれを取りきめられたのであるか。この点は、実は、われわれ党内におきましても、昨日も、外交調査会におきましても、あるいは総務会におきましても、いろいろ論議されたのでありますが、いまだその点について明らかでないのであります。

なぜわれわれがこういうことを伺うかと申しますると、要するに、外交と内政の調整がいまだ紛溶してはっきりした調整ができていないように思いますので、これがもし閣議決定事項としてなされたのならばいざ知らず、この点の関係が明らかでないのでありまして、これは一般の世論にも国民の感情にも影響するところ大でありますから、その点を、この取りきめについていかがなされてあるか、伺いたい。

○重光国務大臣 かような了解に達する場合には、外交上の手続をとる場合には、国内において政府の意向がはっきりきまった後でなければできません。この方針でやるという政府の意向がはっきりした上で韓国側との間にさような了解をしたわけでございます。

○高瀬委員 そういたしますると、伺いますが、これはおそらく私のみではないと思いますが、朝鮮と日本との関係は、敗戦後その外交関係もいろいろ不明でありまして、私どもは非常に疑問に思うのでありますが、朝鮮公使の金君という人は一体いかなる立場でわが方の外務大臣と交渉されておるのか、それからまた、将来の国交の是正をするというのに、わが方から外交代表も何も朝鮮に全然行けない、そういう状態で本質的な外交調整をやるというわけでありますが、一体日韓の外交関係というものはどういうふうな立場に置かれておるのか、また朝鮮公使の金君は重光外務大臣と五分に取っ組んで十分なるステイタスを持っておるのかどうか、そういう点についてもわれわれ一向わからないのであります。この点一つお教えをいただきたいと思います。

○重光国務大臣 これはもう、お話の通り、また御承知の通りに、韓国と日本との間にはまだ国交が開かれておりません条約関係はございません韓国は、御承知の通りに、サンフランシスコ平和条約によってできた国であるのであって、平和条約それ自身の当事者となっておるわけではございません

しかしながら、日韓の両国の間を調節するということは、どうしてもこれは日本の利害関係上特別に必要な事項であることは何人も異論のないところでございます。そこで、国の関係が条約上ないからといって、毎日起るような事柄について話し合いをする機関のないことは、実際問題として非常に不便でございます。

そこで、正式の代表機関を置くに至っておらないわけでございますから、正式の外交機関として認めたものでなくても、実質上両方の政府の代表をする機関がなければならぬ、こう考えます。そこで、わが方においてはむろんさような意向をもって双方の間に接触してきたのでございますが、まだ今日までさような機関を韓国に設定するということに折り合いがつかないのでございます。

しかしながら、そうかといって、こちらは向うに行き、向うはこちらに来るということを今日厳格にする必要も実はないので、そこで、韓国の代表部というものは、これは終戦直後において占領軍時代においても置かれたのでありますが、それをそのままこちらに代表として残っておることを認めた

そうして、その代表部の代表は事実韓国政府を代表するということを確かめまして、諸般のことを打ち合せをし交渉をしておるわけでございます。それは、実際問題としてさようにすることが日本の立場から言ってみても適当なことであろう、また有益なことであろう、こう考えて今日までやっておるわけであります。

○高瀬委員 そういたしますと、私どもの考えでは、根本的に日韓関係の国交是正をする場合には、やはり対等の立場で、韓国が独立国であるならば何らの理由はないのでありますから、わが方からも適当なる正当なる資格を持った外交代表をまず設定して、その前提の上に立って本質的に日韓関係の問題を討議すべきものである、かように考えておるわけでありますが、その点に対する外務大臣の所見を拝聴いたしたい。

○重光国務大臣 今申します通りに、日韓の外交関係が開かれますならば、これは正式の外交代表が交換ざれることは容易であると考えます。それはそうしたいと存じます。しかし、それまでは双方事実上の交渉機関を設けてやることが時宜に適しておる、こう考えておるのでございます。

○高瀬委員 それでは、その問題については近い将来に正式代表がどうせできることでありましょうから、それは大臣の所見に従っておやりになっておることをわれわれは誹議するわけではありませんが、一刻も早く外交関係を正常なルートに乗せていただきたいことが、与党の議員の一人として熱望にたえないところなのであります。

 そこで、私は、重光大臣並びに金公使の間に取りきめられたこの了解事項について触れて参りたいと思いますが、なぜ私どもが法務委員会においてこの問題を重視するかという点であります。

 それは、すなわち、まず第一に、韓国政府は刑期を終了した日本人漁夫を釈放するという点、しかもこの刑期を終了したというところに問題があるのでありまして、

わが方から言えば、あの公海自由の原則に従って漁獲に従事しておった善良なるわが国の国民が朝鮮側において犯罪者として扱われて、しかも刑期を終った者、終らざる者という区別をわが方で承認いたしまして、終った者だけを日本に引き取るということであります。

これは、われわれといたしましても、日本人漁夫が一刻も早くその家庭に帰って生業につくことを希望するのは国民として当然でありますけれども、

大臣も御承知のように、かつてこの国会におきまして李承晩ラインについて非常に強硬なる決議をいたして、世論に訴え、また韓国側の反省を促したことは御承知であろうと思うのであります。

従って、わが方として、犯罪人でない者を朝鮮側が犯罪人として、しかも朝鮮側の法律から見て刑期の終った者だけを釈放するということは、すなわち、とりもなおさず、常識的に見まして、これは李ラインを一部分わが方が承認したような形相なるわけでありまして、この点はどうしても国民感情が許さぬ点なのであります。

 しかも、一方、なお後の方の取りきめを見ますと、日本国政府は終戦時以前から日本に在住する韓人にして大村収容所にある者を釈放する、こういうことがありますその前に、密入国者を韓国政府は引き取る、これは当然であります。

しかしながら、ただいま読み上げましたところの終戦時以前から日本に在住する韓人にして大村収容所にある者、これは非常な犯罪者であり、日本において犯罪を犯し、刑余者として当然国際法の原則に従って朝鮮に送還せらるべき運命にある連中でありまして、

これらがわが方の善良なる漁民と対等の立場において釈放が交換されるという、これはどうしてもやはり公平に見て国民感情を刺激せざるを得ないと思うのであります。

その中で、具体的に言いますれば、大臣も御存じでありましょうが、前科九犯ないし十二犯の者が十三人、六犯ないし八犯の者が八十人、三犯ないし五犯の者が二百四十人、こういうことで、これらの者を釈放いたしますれば、かつても騒擾を起した事件もあり、また、すでに新聞の報道するところによりますと、大村近辺において警官並びに住民が非常に不安の念にかられておるという事実あるわけであります。

 つまり、私が問題にするのは、李ラインを一部容認したかごとき感を与えるということと、それから、第一に、わが方から見れば罪人でない者を、明らかに刑余者であり国際法上朝鮮に帰さなければならぬ者と五分の立場で交換するということ、これは非常に問題であろう。

しかも、それは、釈放した場合、朝鮮側においてはこれらの者が日本にとどまるやいなやはその自由意思にまかせるとこの協定にもありまするごとく

また、朝鮮側といたしましても、この理由ある引き取りについて非常に無責任な放言をなしておる事実があるのであります。

たとえば、新聞の報道によりますと、イ正換という朝鮮の外相代理でありますが、彼は記者会見をしてこういうことを言っておるのであります。韓国は大村収容所の韓国人の送還を個々の状況に基き受け入れるが、その場合自由送還の原則を守らなければならない、北鮮への送還はかたく反対する

米国の仲介と日本の態度の変化によって日韓関係は幾らか改善のきざしを見せておるが、日韓交渉の現段階においては国交是正の正式の話し合いとは何ら関係がないというのであります。

従って、私は、この朝鮮の外相代理の言った言などを照合してみまして、法務省の主張しておりますところの、今後刑余者の釈放については絶対に韓国側が引き取るという保障がなければ、国内治安については責任が持てないから困るという、いわゆる法厳守の建前がくずれるのではないかということ、

それから、これを総括的に言いますると、一体、こういうようなことを日韓国交是正の前提にいたしまして、たとえかりに百歩を譲って取りきめたといたしましても、それによって本質的な日韓の国交の是正ができますかどうか、こういうような点について総括的な外務大臣の所見を私はお伺いしたい。

 特に、本日のニッポン・タイムスによりますと、これは大臣もごらん下すつたと思うのですが、アミティ・ウイズ・ジャパン・イズ・セラウトという見出しで、これは、今回の選挙において、だれか反対党の大統領の候補でありましょう、それが、日本との国交の是正が非常に必要であるという演説をやったわけでありますが、

それに対して、李承晩は強く反対して、日本とのいわゆるアミティをやるということは国を売るものである、五十年前に朝鮮においてわれわれがなめたと同じようなことを再び繰り返すようなものであるから、これはすなわちアンティジャパニーズ・ポリシー・オブ・ザ・コリアン、――朝鮮人の反日的政策に反するものであると言って、強く彼は反対の演説をしているのであります。

こういう点を総合いたしますと、こういうような国内の世論を刺激し、また法の解釈がまだ不確定のうちに、同じ立場でできない、漁夫といわゆる刑余者との対等交換を行なって、果して日韓関係の本質的な国交の是正ができるかどうか、これは実に問題であろうと私は考えるわけであります。

 その他、そういう見通しについて私の所見を忌憚なく大臣の前に申し上げますならば、たとえば、沢田さんと金公使の会談において、李ラインの問題については多少話はするが、竹島問題については何らわれわれはやらない、もうすでにそういうことをはっきりしておるのであります。

それから、久保由発言につきましても、久保田さんの言ったことは多少の言い過ぎがあるにしましても、事実を事実として述べたのであって、朝鮮側の世論を刺激したかもしれませんが、日本も多少言われるところがありましょうが、朝鮮の開発のいろいろな面については貢献しておる。それを、明らかに取り消すのだ、竹島問題はやらないという。

それから、李承晩ラインについて、なお驚くべきことは、これは朝鮮側から出た報道であろうと思うのでありますが、おそらく朝鮮の代表部ではないかと思う。

今の久保田発言については、日本側は取り消しに同意しておるということを言っておるようでありますが、李ラインについては、日本側は李ラインを認めていないが漁族保有の見地から出漁漁船の型や隻数を制限する話には応ずるという意向を示しておると、かなり日本側の内かぶとを見通したようなけしからぬことを言っておるわけであります

従って、この重光・金会談においてなされたこれらの取りきめが、本質的に日韓の国交の是正にはならない。日本との国交の是正は朝鮮を売ることだなどという演説を李承晩がやっておるような現状においては、大臣のお見通しがうまくいくかどうか、しかもそれが日本の外交と内政の調整もできないような形においてされるという点において、私は非常に疑問を持っておるのであります。
 これらの点について総括的な大臣の御所見を伺いたい。

○重光国務大臣 今表示なされたお考えは、日韓関係の全部にわたっておりまして、これを項目分けにしてもずいぶん多数で、実は私は一々記憶をいたしませんから、一々の問題についてまた御質問を繰り返されるならば私はそのことについて一々お答えいたしますが、漏れがあるかもしれません。
 私は、今表示された御意見には遺憾ながら御賛成をすることができません。与党の方であっても、できません。それはどういうことであるか。

私は、日韓の関係は、これは議会における全般的の外交問題として意見を表したものにおいてもはっきり私は申し上げておきました。また、政府としてはその問題について総理大臣も言及しておったと思います。隣国として、この日韓の関係は、これは一番近い関係、つまり地理的にも近い関係はだれでも疑いを持たない。歴史的に見てもそうである。私は、日韓の関係が近き過去においていろいろ不幸な歴史をたどってきたということは、これは認めざるを得ません。

しかし、両国の関係が、また両民族の間がきわめて密接である、いかなる方面から見ても密接であることは、これは争うことができません。この密接な関係が親密な関係を持っていくということは、日本民族の発展の点から言ってみても、私はこれは基礎的なことだと思います。これは、遠方の国との親密が非常に重要である場合もありましょう。それは私も少しもいなむことではございませんが、しかし、一衣帯水の間にある韓国との親密な関係を打ち立てるということが非常に必要なことで、これすらできぬようなことで、一体、世界中の国の親和を進めていこう、平和外交を進めていこうということは、ほとんど望み得ないとすら極言してもいいような問題であると私は思います。

そこで、韓国との間にいい関係を作るということが日本の平和外交の政策としては重要な一つの礎石であることは、これはもう申すまでもございません。そこで、不幸にしていろいろ感情のいきさつがあるということはお話の点によっても、私はそれを否定するものではございません。しかし、先ほど国民感情が許さぬという御発言がたびたびでございました。

すなわち、国民感情というのは、韓国人の釈放等をやるということは日本の国民感情ではこれは許されないということですが、韓国が独立国としてやった処置、これがいいか悪いかは別問題だありますが、しかし、独立国としては、今日日本は条約も認めておかなければならぬ。サンフランシスコ平和条約以来韓国は独立国となっておる。それが独立国の主権を運用して、その運用の仕方の批評は国際的にいろいろあって差しつかえはないものとも思いますが、そのことについて日本がこれを否認していくということはできぬことであります

もしさようことが自由にできる立場をとったならば、親善友好の関係は樹立ができぬと思います。そこで、国民感情と申しますのは、私は一方的に考えられることには御賛成を申すわけにはいきません。私の大局上の見地から申して、国民感情としては一方的に見るべきものではなくして、わが方、当方の国民感情を見なければならぬし、同時に相手方の国民感情も十分に尊重していってこそ、両国の関係がよくいくのであると考えます。

いわんや、日本の今日の国民感情というのは、私がはかっているところによれば、韓国人の釈放ということは不都合であるという点にいろいろ議論のあることは私は承知をいたしております。それからまた、そのことについて従来のいきさつもあるし、また取り扱っている関係当局においていろいろ困難があるということも私は重々お察しをいたしております

しかし、今日の国民感情というのは何であるかというと、日本の帰ってこない漁夫を一日も早くその家庭に帰してもらいたいということが、日韓問題では国民感情の一番大きな問題であると私は考えます。

しかし、それだからといって、漁夫を帰すために何でもかんでもそれに必要なる条件として韓国側の言うことを受け入れるべきであるとは私は申しません。申しませんが、しかし、受け入れられるリミットはありましょうが、これはできるだけ寛容な態度をもって、この漁夫の帰還ということを実現したいと私は考えます。そこでいろいろ問題が進むわけでございます。

 そこで、漁夫の問題について、、国民感情の間堰から私はそう申し上げますが、なぜそれじゃ外交上漁夫の帰還に重きを置くか。日韓関係は、御指摘もありましたが、日韓の国交を正常化していくという根本問題がございます。これはずいぶん大きなことでございます。交渉案件も非常に多岐にわたり、困難なものが多い

たとえば、お話しの李ラインの問題はむろんこれに入るそれから、その他の問題もいろいろあります。数え上げれば相当ございます。それらの問題を解決するのには、これは解決の必要に迫られた問題から一つ一つ進めていくということが必要でございます。

のみならず、漁夫の帰還問題も、これをそのままにしておいて本交渉を進めるということは、悪い空気の中で大きな仕事をしようというのでありまして、これはなかなか困難であります。それよりも、漁夫の問題のごとき、今、日々多数の日本人、特に日本の西部の方面の人々の感情を刺激しておるこの問題をとにかく解決をする、少くとも努力をして解決するということになれば、そこで一段次の問題に進んでいけます。そこで、大きな本交渉の問題も割合にいい空気の中にいこうというものでございます。さような意味において、この漁夫の帰還の問題は一日もすみやかに解決しなければならぬという羽目に迫られております。
 それから、新聞記事を引用していろいろ言われました
李ラインの問題を認めるとかなんとかということは一切やってはおりません。李ラインの問題は常に抗議に抗議を重ねて今日までやっております

竹島の問題云々ということがありましたが、これはむろんのことであります。そこで、こういう問題はすべて本交渉と申しますか全般の国交を回復する問題を処理する交渉をするときに出て参りますそのときにわが方の従来の立場を十分に主張しなければならぬのでございます。そういうことについては、相当国際的の関係もございますので、いろいろと手は打っておるつもりであります。それは今回の漁夫の問題とは少しも関係はございません。また、関係のないことをはっきりして進んできておるわけでございます。

 朝鮮側が国際法問題で無責任であるというような御議論がございました。いろいろございましたが、それは、その主権に対する国際法の問題を十分御検討になれば、私はそれはすぐわかることだと思いますから、そういうことに今深く取り入らぬでもいいかと考えます。

 この問題についていろいろ御指摘がございましたが、要するに、現在大村にある問題は、私の当局から得ておる報告によれば、従来から日本におった朝鮮人で刑期を過ぎた人間を収容しておるのが四百人ばかりある。密入国者と称するのはおもに韓国独立後の韓国人、つまり独立後の韓国に住んでおった韓国人の密入国者、これは向うが引き取ると言う。これは問題がございません。当然そうしてもらわなければいかぬ。

しかし。その前の収容者四百人が問題になるわけでございます。それについては、今いろいろお話しの、日本国の側の不便も非常にあるわけでございます。しかし、これは、ここに書いてある通りに、主義としては釈放する、実際的にどういうふうにこの人間を扱うかということについては、双方、韓国側からも委員が出、日本側からも委員が出て、そして一々検討する、こういうことに私は取りきめておるのであります。

それによって、実際的に、これを引き取り手がある場合に引き取り手のところに引き取らせるということは、私は日本側として何も不便はないと思う。治安の問題には関係がないと思う。しかし、引き取り手も何もない者を、路頭に迷うような人間を一体そういう工合にしていいか悪いかということは、日韓両国の委員がそこに出て審査をすればいいので、また、本人の意思によるということであるから、本人が路頭に迷うことを希望するかどうかということも、これは聞かなければならぬ。

あるいはしばらく大村にそのままにしておいてくれということになるかもしれないそういうようなことば、日本側が一方できめることではなくして、一方でそういうことを思い込んできめなくて、双方話し合いをしてきめるというのだから、それでなめらかにいき得るわけで、そういうようなことは、私が最初に申し上げた、日韓の関係を今後どうしてもよくしようということについて御賛成ならば、少しはそういうことに熱心になっていただきたいと思うのであります。

ただ、不熱心で、これはどうも日本の国民感情だ国民感情だと言ってどなられても、国民感情もいろいろありますから、一つよほどこれは大きくそういうくらいな気持でなければ、お前のやったことは何もいかぬのだということでは解決しない。日本の漁夫をつかまえたのはいかぬ、それはわれわれがそう言っておる。お前日本の漁夫をつかまえたのはげしからぬじゃないか、こう言っておる。言っておるけれども、向うは、おれはおれの主権があって、裁判にかけてちゃんとやっておるのだと言う。それをしも、それはいかぬのだ、こちらの思う通りにお前言わなければけしからぬのだと言えば、向うから言えば、それは併合時代の考れ方であって、私は今独立しておるのだ、こう向うの言うことに何も不思議はない。そのくらいのことはこちらで十分考えて向うの立場も理解してやらなければ、親善を言う基礎が私はなくなってくると思う。どうか一つ、さような意味において、この日韓の関係を非常によく親善に導くというこの大事業にほんとうに御協力を願いたい、こう思うのであります。

○高瀬委員 だいぶ大臣からいろいろ御高説を拝聴いたしまして、よく了解するところがありました。しかしながら、私が国民感情を刺激すると言うのは、決してわれわれは感情的に申し上げておるのではなくて漁民を帰すということについては、先ほども私が申し上げました通り、どうしてもこれは、それこそ日本の国民感情から、一刻も早く帰したい。たとえばシベリアにもまだ十年以上も抑留された者が帰らない。いろいろなことがございます。ロシアに対してはわれわれは堂々とやる

ただ、この朝鮮に対しては李ラインは一切認めるとか認めないとか言ったことはないとおっしゃるけれども、事実問題として、やはり漁夫の一部分しか、刑余者、刑期の終った者しか帰さないということを交換条件にするのでは、やはり外務大臣は李ラインを少し認めておるのじゃないか

そうすると、法務省の方から言うと大臣は大きなことばかりおやりになっておるから、事務当局がどんな議論をされておるか、御存じにあるいはなっておると思いますけれども、詳しくは御存じない。

実際問題として、大村の収容所にある刑余者を釈放した場合に、朝鮮側が責任をもって、今後これらを引き取るというならば、今回だけはがまんしょうというのが法務省側の言い分ようであります。

私は別に法務委員なるがゆえに法務省側を支持するとか何とかというのではありませんけれども、もしそれがはっきり行われる保障も何もなければ、わが方の漁民は人質に向うに置かれてしまって、その人質を少しずつ小出しに出しては、抑留者をおっ放せおっ放せと言われて、これを釈放すれば、果して国内が欄乱されないかどうか、これは、過去の実績についても大臣はおわかりになる通り、ほんとうに問題である。

この点、いまだに外交と内政の調節が完全にできていないような状態でこれをおやりになり、しかもこれが日韓国交是正の基礎的条件になるがごとき感を与え、大臣もそういうふうにお思いになって私の説に反対だと言われるのですが、それじゃ、私は一つ伺います。

二の漁夫と大村の刑余者を交換しなければ、日韓の国交の是正は絶対にできないかどうかということとまた、それを前提条件にしなければ予備会談も何もできないのか、あるいは予備会談の中に――これは国会の決議もあることでありますから、当然李ラインの問題も含めて予備会談に一括して入れていいのだと私は思っているのですが、これらの点、いわゆる漁夫を交換するということが前提条件でなければ談判が全然開始できないのかそれをしなければ全然日韓の国交の是正は根本的にできないのか、一種の人質外交みたいな感じを与えている点は私はいなめないと思うのでございますが、いかがでございましょうか。

○重光国務大臣 それは、ちょっとどうお答えしていいか私も少し迷うのでありますが、日韓関係の全面的の改善といべことはどうしてもやらなければならぬので、できるならばどれから始めてもいいと思います。だから、どれからでなければならぬとか、この問題をこうしなければならぬ、これが前提条件になるとかならぬとかいうことは、理屈から考えてみてもあるわけはありません。

しかし、ここに非常に考えていただかなければならぬ。それは、日韓の交渉をして大きな目的を達するためには、つまり両方の関係の親善を持ち来たして実現するということを目ざしておる以上は、その方向に向っていけるような実際的な交渉をやらなければなりません。それから、さらに加えて、私は、日本を代表してやっている以上は、日本の将来の利益ということを考えてやらなければならない。どの問題をまず取り上げて解決するのが全局の目的を達するのに一体一称いいか悪いか、さらに加えて、日本の利益を擁護するためにどの問題から取り上げるのがいいかということをはっきり頭に持って進めなければなりません。

だから、今お話しのような何が前提条件であるかとかなんとかいうことは、私には意味がわからないのであって、それはどこから始めても差しつかえございません。しかし、今私の申すような大きな考え方は、これははずしてはならぬと思います。交渉したけれども、交渉の目的の日韓関係を改善するということに反するような交渉のやり方をしては何にもなりやしません。

初めからラインだとかどうとか、李ラインなんぞをもってこれがいかぬとかいくとか言って交渉の上でちゃんちゃんばらばらやってそれでまた話が分れる、こういうことになるなら、これはやらぬ方がいいと思う。目的も何も達しやしない。

しかし、目的を達するためには、焦眉の急務である問題から取り上げて、空気を改善しつつ――あなたの言われる国民感情は、こっちもありましょう、向うにもありましょう。それもだんだん下火にして、下火にするというか、やわらげるようにして、そしてだんだん大きな目的を達するようにすべきが当然のことであり、これがまた日本の利益に合致するものであろうとこの場合は思うのであります。

 そこで、私は、今さしあたって困っておる漁夫の問題しかもそれはおおよそこうすれば解決の見込みが立つということがはっきり出できたのでありますから、これは当然取り扱うべきだ、それが日本の国の利益を代表しておる外交の責任だ、こう私は考えております。しかし、それだからといって、あとは全部無視してその問題に直進していいというわけではございません。

日韓関係を全体的に改善するために、李ラインの問題むろんこれは取り上げなければなりません。それを取り上げ、それからその他の問題についても取り上げなければならぬ問題は数多ございます。これはやらなければならぬ。また漁夫の釈放の問題について、日本側の非常に取り扱いに不便なことというのは十分考慮に入れて、そして解決をしなければならぬ。これは当然でございます。私はそういう問題を無視してやっていけばいいというようなことは少しも申しません。これは、端的に申し上げれば、法務省あたりで従来取り扱っておりました苦心もありましょうし、技術もある。これは全部取り入れてやるつもりであります。

しかし、それならば四百名の従来おった者を全部韓国側が引き受けるということを言わなければこれはできないということには私は賛成ができない。韓国側が引き受けてくれればよろしいと言うことはよろしい。私は引き受けたがいいじゃないかということは言うのであります。しかし、それは向うが承諾しない。それだから、この際国土の問題などが根本的に解決しない前にそういうことを持ち出すことは順序を誤まっておる、そいつは実際的方法によってやろう、こういうことで私は行き得ると思う。それだけのがまんを一つ願いたい。日韓の関係は重要でございます。将来アジア問題を解決する端緒となる第一歩でございますから、十分御考慮を願いたいと思います。

○高瀬委員 だいぶいろいろ伺いましたから、あと一、二点でとどめますが、私は日韓関係の国交を是正することに反対しているのでは毛頭ないのであります。現に行われているロンドンの交渉におきましても、わが方の領土の問題のごときは、とうていだれが見たって今度の会談で妥結するなどと思っておる人はなかろう、おそらく重光大臣もその点はいかがかと私は思う。

ですけれども、この問題について特に私どもが問題にしておるのは、やはり刑余者とわが方の善良な漁夫と同じレベルで交換し、しかもその一部分しか帰ってこないので、また人質のような形で残される、こういう点であって、漁夫の家族の方にはほんとうに同情いたしますけれども、やはりわが方の権威もある。

日韓との親善ということはもちろん私は大臣同様日本国民として熱望しているものでありまするから、決して私はこれについて否認するものではありませんけれども、こういうような前提条件で一体果して本質的な解決になるかどうか。

たとえば、先ほど李承晩大統領の選挙における演説などを援用して――これを新聞記事だとおっしゃってしまえばそれだけでありますけれども、とにかくもニッポン・タイムスにちゃんと大きく載っているのでありますから事実であろうと思うのであります。そういう排日的思想を持ったアンチジャパニーズ・コリアン・ポリシーというのですか、これは私はひどいと思うのです。そういう人を相手にして、いわゆる大臣の日韓親善の熱意が果して徹底するかどうか。これでは日本の方は曲げて譲って、同一のレベルで扱えないものを扱って、あとでへんなことになってしまう。その点は、私は、日韓国交の根本的是正を熱望する一人として、いささか、与党の議員の一人としてではありますけれども、私は大臣と見解を異にするわけです。非常に妙な言い方をしますけれども。

 そこで、私は最後に一つ伺いますけれども、ここで特に法務委員会として問題にしておりますのは、いわゆる外政と内政の調節の問題でありますが、法務省の方では、たとい今回それは大きな日韓親善という目的からなされた処置であったにしても、今後はこれらの問題について必ず朝鮮が刑余者を引き取るという保障がなければ国内の治安なり国法の維持ができないという意見があるわけで、その点はわれわれ法務委員としてもまことにもっともだと思っておるわけであります。ただ、そういう点について外務大臣はいかが御承知相なっておられるのか、その点を一つ伺っておきたい。

○重光国務大臣 今御質問の直接の問題に入られる前に、全局の問題について再び御意見の御開陳がございました。私と意見が違っておるというお言葉がございましたが、私から考えてみると、私の意見とほとんど違わないような御意見を表示されたことを私は非常に感謝をいたします。またそうでなければならぬと私は思う。

 それから、日ソ国交の問題についていろいろ御懸念がありました。これは議論の外の問題でございます。しかし、こういう問題は非常に困難があるということについては私もその通りに認めます。しかし、あくまで、日ソ交渉にしても、日韓関係にしても、改善をしたいという熱意だけは持って一つ困難にぶつかっていきたい、こう思うのが今の心境でございます。

 そこで、それならば日韓の関係は全部できるか。これはいろんな条件がありますので、そういうことを私は実は申し上げているのではないのです。これはむずかしいのです。いろいろなことがございます。それを一つあなた方と一緒になって日本の行く道を開いていきたい、こういう気持で申し上げておるのであります。もちろん、何もこっちの条件通りということを申す意向はございません。しかし、できるだけそれを実現していきたいという意向を持っておることを申し上げる次第でございます。

 それから、今の必ず引き取るというのは、私は今後の問題であると思います。それは韓国人であれば引き取る、これだけははっきりしておる。今後韓国人はすべて引き取る、こういうこと

ただ、それじゃ、これは何と言うか、合併時代に韓国人じゃなかった、日本人であった、それを今後全部引き取るかといえば、それはこの国籍問題が解決しなければわからない。国籍問題が解決して韓国人であるということになれば喜んで引き取る、こういうことをはっきり言っておるのであります。

しかし、これは理屈上はそうなりますが、不幸にして戦争に負けて、韓国は独立したのであります。独立前は国境はなかったのでありますから、いろいろな問題がそこに起ってくる。それは今後の韓国との交渉によって処理しなければならぬ。その処理で初めてきまる問題であります。将来韓国人は引き取る、これはそう言っておりますそれだから、向うに韓国人でない者を引き取れと言っても、これはできぬというかもしれません。そこにまた問題がある。懸念がある。

しかし、私は、実際そういうことを両方の関係で見ますと、今後両方の感情がやわらいでよくなるということになれば、さよなうことも解決の端緒につき得ると思います。そういう私は見込みに立ってこれを進めておる。
 それで、今回の問題でも、従来はほとんど問題にならなかったのです。それが、いろいろな関係、これは米国関係もあるのでありますが、
そこで韓国側の気持がよほど変ってきたということを異口同音に申します。そうして話をだんだん進めていけば、そうむずかしい問題は起らないと思うということをみずから言うくらいであります。そうでありますから、やはりそういう空気の改善ということがすべての問題の前提であるということは争うことはできません。

 それから李承晩氏の発言についてお話がございましたが、実は、けさのタイムスですか、私は用事ばかりでそこまでまだいっておりませんが、それは十分検討して……。しかし、新聞記事などをあまり権威がある国会議員の皆さんがお取り上げになるということもどうかと思います。外務当局としてはそういうことに対処する十分の処置はとることにいたします。

○高瀬委員 あまり長くなりまして恐縮でありますが、それでは、今後は、大村の収容所における刑余者を釈放する場合には、漁夫とは関係なく、いかなる理由を問わず今後は韓国側に韓国人は引き取らせる、こういうことでよろしいわけですね。――それでは、大臣もそういうことにするんだというお話ですが、法務省の方の見解をちょっと最後に岸本次官に聞いておきたい。

○重光国務大臣 ちょっと私発言を求めます。この問題は閣議の了解を経て法務大臣とはずいぶん前から打ち合せをした問題であるのであります。最近は法務大臣は病気のために閣議に欠席をいたしておりましたが、前回から出ております。今日再びこの問題で十分閣議で説明をして了解を得ております。私は、閣議の了解を祷るときに、政務次官も出席をして、その問題を話したのであります。

将来すべての大村の韓国人を引き取るということを前提とする、これはできぬと思います。しかし、将来さような希望を日本側として先方に伝えることは、これはあらゆる力を尽して私はやろうと思っております。それを向うが認める認めぬは交渉の結果でありまして、これが順当な解釈であります。さようなわけでございますから、私はここで閣議の決定について十分責任をもって今までお話をしたわけであります。そういう細目についていろいろ事務当局に御質問があるならば、これは私に関係のないことであります。

○高瀬委員 実は、この外務省から発表された文書についても、特に韓人と書いてある。韓国人と言わないで韓人とある。つまりコリアン、これは一体北鮮人も含んでいるのかどうかこれだけ一言伺いたい。

○重光国務大臣 これはえらいこまかな点まで御指摘があって、私もいささか恐縮するのでありますが、実は日本語ではむずかしいのですたとえば、日本に従来合併時代からいるのは、日本語で言えば朝鮮人であるということは言えますが、韓国人であるかどうかということが問題になります。

朝鮮人という言葉は日本人の間ではあまりょくないらしいのです。私は、従来、支那人を支那人と呼んで何にも悪いことはない、中国人と言うのはかえっておかしいから、今も支那人と言いますけれども、これはお話の通りコリアン。ところが、これを韓国人とこう言ってしまうと、ここで国籍がきまっているようになってしまって、少し正確を欠くということがございましたから、それじゃ韓人にしようじゃないか、コリアンでいいじゃないかということでしたのであります

○高瀬委員 そうすると、北鮮人もこの中に入っているわけですね。

○重光国務大臣 これは、われわれが言ういわゆる朝鮮人というものすべて、こういうふうな考え方です。

○高瀬委員 それでは、その点については、この点は実は私にとっては非常に重大なのですけれども、いずれ当委員会において伺うことにいたしまして、私は、日韓関係の親善、国交の回復ができればわれわれの考えているような方法で適当に樹立されることを希望するわけなんです。重光大臣は高瀬の言うていることとおれの言うことと全然変っていないとおっしゃいましたが、多少やり方について私のやり方は変っているわけですから、その点も一つ御参考にして、ぜひ正常な国交回復をせられるよう念願いたしまして、質問を終ります。

○高橋委員長 武藤運十郎君。

○武藤委員 われわれ社会党といたしましては、日韓関係の正常な回復、それからいろいろな問題、ことに抑留者帰還というようなことについて、一日も早く解決をしたいという点については、何人にも劣るものではございません

しかしながら、外交というものは、私は筋を通さなければならないと思うのであります。今大臣の答弁を囲いておりますと、何でもかんでも何とかなるだろうというようなお言葉に弾くのでありまして、そういうことでは、いわゆる無原則な妥協といりものが出てくるだろうと思うのであります。外交というものは、やはり国際法にも従い、国際慣行も考えまして、その線の上に乗って行わなければならないと思うのであります。この日韓関係につきましては、すでに言論機関などにおきましても、非常に無原則な交渉である、筋が通っていないという批判があるのであります。われわれも同じように考えております。

たとえば、まず第一に、李承晩ラインの問題でありますけれども、今高瀬君の質問に対して、李承晩ラインは認めたような認めないような――認めないのだという御答弁のように聞えます

しかし、この李承晩ラインというものは、外務省が、さきに大臣の言葉にもありますように、抗議に抗議を重ねておって、はなはだ不都合なものだということが言われておるのです。もし、この李承晩ラインが――私どもはそう思いますが、国際法上不当なものであるということになりますれば、韓国側が、これを侵したという理由によって抑留をし処刑をすることは、間違いだと思うのです。もし李承晩ラインが国際法上あるいは慣行上正当なものだということになれば、反対に韓国の行なった日本漁夫の抑留、逮捕あるいは処刑というものは正当なものだということになると思うのです

私どもの考えでは、やはり外務省と同じ見解でありまして、この李承晩ラインというものは不当なものだ、不法なものだと考えておるわけであります。不法であるということになれば、抑留、逮捕ということはありませんし、また処刑ということもないと思うのです。処刑ということが不当だということになりますれば、刑期というものはないわけです。刑期がなければ、刑期が満了したとか満了をしないとかいうことは出てこないと思うのであります。こういう点は明確にしなければならぬと思うのであります、

一体外務省はこの際李承晩ラインというものを認めておるのか認めないのか、もし認めないとすれば、なぜ刑期満了というよりな問題について外務省が了解を与えたのか、その点をまず第一に伺いたいと思うのであります。

○重光国務大臣 李承晩ラインを認めないのだ、認めなければ、それを侵したからといって処刑されるわけはない、こういうわけであります。そうならば、漁夫の抑留とか日韓関係の交渉ということはいらぬはずであります。

あなたは今筋が通らぬと言うが、あなたの御議論は私には少しも筋が通らない。一体朝鮮の独立ということは認めないのですか。私は朝鮮の独立ということは認め、独立国が独立国としてやったということを主張する以上は、これは外交交渉になります。それが筋だと思います。その筋が意見が違うかもしれない。意見が違う場合においては、意見を十分戦かわすべきだと思い間す。だから、向うと交渉するから李承晩ラインを認めたのだというような結論を下されることは、筋も何も通らぬ話だと思います。

われわれは李承晩ラインは認めておらぬ。おらぬからこそ、今までも交渉し、これからも交渉しなければいかぬ。できならばこれは国際問題として取り上げたい考えているのです。これが私は行くべき筋だ、こう思っておるのであります。さような方向で私は進めていきたいと思っております。

○武藤委員 私は独立国としての韓国との交渉を反対するものではないのです。そうではなくて、その行き方において、すでに刑期満了をした漁夫を送還するということであれば、李承晩ラインは認めたことにならないかということを言っておるのです。別に韓国を独立国として認めないということを言っておるわけではありません。

あなたの議論を聞いておると、たとえば、重光さんに――これは大へん失礼な話ですけれども、重光さんに対して貸し金がある、債権を持っているんだから金を返してもらいたい、こういう要求がかりにあった場合に、重光さんは、私は借金はないけれども金だけは返しますよ、金は払いますけれども債務を認めたものではない、こういうようなことが通りますか。そういう筋の通らない交渉はないと私は思うのです。

私は交渉そのものを否定しているのではないのであって、交渉の方法なり過程なり、よって立つところの根本原則というものをなぜそんなに曲げなければならないかということを言っておる。債務は認めない、金だけは払うということがありますか。また、金だけ払っても債務は認めないのだということを言いますか。こういうことは、国際法とか国際慣行の問題だけではなくて、外交のイロハであり常識ではないかと思うのです。

○重光国務大臣 日韓の重要な国際問題について非常に変な個人的な例を引かれた。これは何のためですか。私は、そういう例は何にもあてはまりもしないし、筋も通っていないと思います。私は、日韓の間において問題があれば、国際間においては、たとえば国際司法裁判所に訴えるとかなんとかして、公平な国際法の裁判があってしかるべき問題であって、それはそれでいいと思うのです。

しかしながら、韓国が日本側の正義として主張する点を認めない、認めさせないのは筋が通らぬと言う。私も日本側の主張が正しいと思う。正しいと思うから、あくまでこれはしなければならぬと思う。しかしながら、韓国が独立国として同じ見解をとっていないということは、これは認めて差しつかえないと思う。そうでなければ外交交渉はできない一方的にやろうといえば、それは戦争になってしまうそれが国際法上の筋であり道である。それをやって交渉をしようというのに御異存もないようだから、それをやるのは当然のことであります。債務を認めるとか認めないとかいうのは、何のことかわけがわかりません。国際法というのはそういうものだということを私ははっきり申し上げておきます。そうして、交渉に移して、日本側の正しい主張をあくまでも通すように努力をする、こういうことが道だと考えております。

○武藤委員 今大臣の御答弁を伺っておりますと、独立国は何をしてもいいということになると思う。大体、韓国が独立国としてやったことは認めなければならぬ、それを反対する見解は反対の見解であってやむを得ぬという御趣旨のように聞えますけれども、そういうことになりますと、日本は日本で重光ラインをしいてもいいということになり、それを認めないのは向うの見解が不都合だということにもなるのではないかと思うのです。

やはり、外交というものは国際法上の慣行の水準に従っていかなければならないのであって、幾ら独立国でありましても、慣行や国際法を無視して、独立国だからこういう主張をしても当然なんだということにはならないし、それをまた、それは仕方がないのだということで相手の国が受け入れなければならぬということでありますならば、国際法上の外交のルールというものはなくなると思うのです。

あなたはいろいろ詭弁を弄しておられますけれども、とにかく、刑期が満了した者を釈放する、引き取るということは、根本においてやはり一応李承晩ラインというものは正しいものである、国際法上韓国がこれを主張したのは一応認めるという立場、その前提に立たなければ、刑期満了という問題は出てこないのではないですか。私はあなたの詭弁には承服することはできません。もう一ぺん答弁をして下さい。

○重光国務大臣 私の申すことが詭弁と言われる。その御批評は私は受けるわけに参りません。私から申しますれば、あなたの方が詭弁だと思うのです。しかし、そういう議論をここで言っておってもしょうがございませんから、私、はっきり申し上げますが、李承晩ラインは認めないのです。日本側の立場としては認めないのでありますが、その認めないということを、なるほどその方がいいのだということを韓国側に承認せしめるだけの努力を今後払わなければ、一方的にこれを言ったって解決はつきません。そこで、その努力をいたしておるわけであります。

そこで、漁夫を帰してもらったら李承晩ラインを認めたことになる、また半ば認めたことになる、これは私はどういう論法かわからない。認めないということをはっきりして、漁夫だけは帰してもらうということは、実際的の処置として、人道上の問題として、これはやっても差しつかえない問題である、私はそう考えます。そういうことが悪ければ、全部交渉はできないことになりますから、私は、悪いことじゃない、いいことだと思ってやっておるわけであります。そういうことで一つ漁夫は帰すようにしていただきたい、こう思うのであります。

○武藤委員 その問題はとても話になりませんから、次の問題に移ります。
 金公使とあなたと交渉をされたときに、大村に収容されておる朝鮮人を引き取ることはできないということを言われたようでありまして、あなたがそれを了解されたようですけれども、その引き取らない理由というのは、韓国の国籍がないから、国籍が不明であるからという理由であったように聞いておりますけれども、その通りでございますか。

○重光国務大臣 どこから聞かれたか知りませんが、そういうことはございません。私と話をしたのは、大村におるのを引き取るとか引き取らぬとかいうようなことは全部あとの実際的方法にまかしていこうこういうことで、実はそうした方が一番双方の合意するところに達すると思ってそうやったのであります。引き取るとか引き取らぬということは、まだそこに出てこないのであります。この次の実際的方法によって協議をするときに、いろいろ話は起り得るかと考えます。

○武藤委員 さきに高瀬君からも質問なされたようですけれども、ほんとうのことを言ってもらいたいのです。国籍の問題については何か議論があったに相違ないのです。もしそうであるならば、コリアンという言葉を使う必要はないんであって、明らかに韓国人ということにしたらよかろうと思うのです。

何か韓人というような訳をされておるそうですけれども、韓人というふうなあいまいな言葉でとりきめがなされておるように聞いております。そこが問題だと私は思うのです。どうしてもはっきりしなかったならば、これは交渉にならぬと思う。もし韓国が、大村収容所に収容されておる朝鮮人を韓国人であるということを認めないならば、どういう根拠に立ってその釈放を求めるのか、自分の国の国民でない者に対して釈放を求める理由はないではないか。内政干渉になるではないか。それをこちらが釈放するという了解を与える以上は、韓国人であることを前提として、その要求に応ずるのではないかと思うのです。

この点が、今の大臣の答弁では、はなはだぼやかされておるか、あるいは事実を言っておらないと思うのです。大村収容所の朝鮮人は韓国人とするか、韓国の国籍を認めないか、こういう問題が必ず起ったに相違ないと思うのであります。その結果韓人というようなあいまいな言葉で表現されたのではないかと思いますけれども、その点はいかがですか。

○重光国務大臣 その点は先ほど御説明を申し上げた通りであります。そういうことに関して、いかにも事実を曲げて言っておるとか、また私がいかにも虚偽の陳弁でもしておるかのごとく言われますけれども、そうではないのであります。私は全部ありのままに申し上げておるのであります。

従来、日韓合併時代において、国籍の問題は、その当時は韓国人ということではなかった。みんな日本人であった。それらの人間がしかし将来韓国人になることがあり得べきことは当然のことであります。

そこで、韓国人になればみんな引き取る、こういうのです。これは筋は何も違っておることはないのです。

しかしながら、韓国人ということに全部今正式の外交文書にきめてしまうことはできません。そこに問題がある。その問題は将来本交渉にはっきりきめなければいかぬ。日韓の条約をこしらえるときには、第一に国籍の問題ははっきりきめなければならぬ。また別に国籍条約というものもあり得る。そのときにはっきりきめなければならぬ

しかしながら、将来韓国人となることがあるべき人間について、外交上、拘禁しないで釈放してくれということはあり得ることでそれを釈放するとしないとはまた別問題で、実際的方法についてよく検討をしていけばいいことなんであって、筋が少しも通っていないことはないと私は思っております。

(質疑を早く終われという委員長と武藤議員のやりとり 略)

○高橋委員長 武藤君、はなはだ恐縮ですが、外務大臣の方を早く済ませて下さい。

○武藤委員 それじゃ外務大臣に伺います。今、韓国籍の問題について、はっきりきめないで、あとできめるようなお答えでありましたけれども、私はこれはどうしてもはっきりきめなければまずいと思うのです。

法務省の方の見解として伝えられておるところを見ますと、とにかく、この際、大村に収容されている者は韓国の国籍を明らかにすること、第二には、今後入所の刑余者も韓国で必ず引き取るという条件をつけてもらいたいのだということを言っておられるようであります。これはもう当然過ぎるほど当然のことでありまして、外務省の方としてはこれを受け入れてこの立場に立たざるを得ないと考えるのでありますけれども、外務省の見解はいかがですか。

○重光国務大臣 この問題を閣議で決定するときに、法務政務次官が私に、大村に収容しておる者を将来韓国人として向うに引き取ってもらうことを向うに承諾させることが法務省の希望である、こういうことを言いました。私は、それは今はできぬことだと言ってお断わりしました

何となれば、今国籍の問題をきめるということは、これは国籍の交渉を経なければきまりませんから、これは間に合いませんしかしながら、これははっきりと私は引き受けました。

それは、大村におる韓国人が韓国人であるという法務省の建前はあくまで私は主張しょう、この主張は日本の主張として外交交渉のときにしてみよう、しかし、韓国が今すぐその通りだと言う言わぬは、これは私今承諾する限りではない、それは主張はしてみよう、こういうことは言いました。それはむろんその意味だという政務次官の話があって、それならばそれはやってもよい、こういうことで、法務省の考え方はその通りに了解して私は今日まで進んできておるのであります。国籍の問題は大きな問題でありまして、その問題を解決するために交渉をそこにするときには、なかなかこれは時日を要して、漁夫の救出も急にはできぬものでありますから、これはいわゆる本交渉でやる、こういう建前をとっております。

○武藤委員 国籍を明らかにしないままで釈放するというようなことになりますと、また、法務省からも発表されているのを見ますと、とにかく収容された刑余者は前科何犯という人が多いのでありまして、また犯罪を犯すおそれがある思うのであります。そういう場合に、国籍が明らかになっていないとまた送還問題がきまらないということになると思います。

新しく収容する者についてもやはり韓国で引き取るということをはっきりしておかないならば李承晩ラインというものを理由にして逮捕をしてはそれと交換にというようなことになって、いつまでたってもこれを韓国に送還することができない。今収容している者はもちろんでありますけれども、今後収容した者も韓国送還の要求を国際法並びに慣行に従ってすることができないだろうと思うのであります。

そういう意味で、どうしてもこの際韓国の国籍を明らかにすること、それから、今後入所の刑余者は韓国で引き取るというようなことについて、交渉の際希望として話だけはしましょうというようなことではなくて――私は何も法務省の見解を代弁するわけではありませんけれども、それは当然のことであろうと考えるのであります。この点をもっと明確にしなければならないと思いますが、外相の決意を承わりたいと思うのであります。

○重光国務大臣 交渉のやり口について今御意見が述べられましたが、私は目的を達するために最善を尽したいという考え方で先ほどいろいろ御説明を申し上げました。しかし、お考えも一つの貴重なるお考えでございますから、それは十分参考にしてやりたいと考えます。その通りにやるというお約束を今いたしかねることを遺憾といたします。

○武藤委員 そういたしますと、結局は、政府部内におきましては法務省の見解とか外務省の見解とかいうことでなしに統一されておるというふうに承わってよろしいでしょうか。

○重光国務大臣 さようでございます。

○武藤委員 日韓関係については、李承晩政権というのは横車を押すことは今まで再々でありまして、これとの交渉はなかなか大へんだと私は思うのです。しかも、重光外務大臣がはなはだもって弱腰でございまして、私どもの納骨できないようなやり方であると考えます。

ことに日韓関係につきましても非常にあせっておるように考えられます。これは日ソ交渉が失敗に帰したということについての埋め合せをこちらに持ってこようというようなお考えがあるのかもしれませんけれども、日韓関係は、李承晩ラインの問題はもちろんでありますが、国交正常化の基本的な条約の問題、あるいは今申しました国籍、処遇の問題、財産請求権の問題というように、まだ問題が非常に多いと思うのでありますけれども、外務大臣のような無軌道、無原則な、何でもとにかくやってみようというようなことでは、必ず失敗をすると私は考えます。

相子はなかなかそういうふうなことできまりがつくような相手ではなかろうと思います。今重光・金会談で取りきめをされたそうであります。しかも、その取りきめのうちには、先ほど来指摘しましたように、はなはだ筋の通らないのみならず、日本がほとんど韓国側の要求を無条件で受け入れた、のんでしまったというような取りきめのように思います。こういうふうな弱腰の、自主性のない取りきめをして、そして、これはしかし日韓関係を正常化するためにはやむを得ないのだというような御見解が響いておると思うのでありますけれども、こういうふうな譲歩に譲歩をしておって、これで日韓関係の正常化の条約が必ずできるというお見込みでありますか。

もしできるかできないかわからないのにこういうふうな譲歩をしたということになりますとはなはだもってこれは問題だと思うのであります。また、もしできなかって場合に、このような筋の通らない譲歩をしてしまって、その責任はどういうふうなことになるのか、この点について最後に外務大臣の意向を承わりたいと思うのであります。

○重光国務大臣 いろいろ御質問に対して、私はでき得るだけの材料及び誠意をもってお答えしてきておるわけでございますが、御了解を得る点が少しもないようでございます。すべて私の言うことは無軌道であって、むちゃくちゃに軟弱外交である、こういう御批評でございます。そうなると、御批評は御批評として伺わなければなりません。果してそうであるかどうかということは、一つ天下公論に訴えてみるよりほかにしようがございません。

私の言うことは無軌道でもなければ何でもない。そういうふうに進んでいくことが日韓将来の親善関係を回復する最も現実的な実際的な方法である、私はこう信じて参っておるわけでございます。しかし、これについて私はだれもの批判を制肘するわけにはむろん参りませんし、またその意向はございません。最善を尽していきたい、こう考えております。それが私のやらなければならぬ仕事であると考えておる次第でございます。

○武藤委員 私の質問に答えておらない。こういうふうな取りきめをしたけれども、これで日韓関係の正常化ができるかどうかという見通しを聞いておるのです。できなかった場合に、こんなに譲歩してしまってその責任をどうするかということを聞いておるのであって、やってみなければわからないというような、そういう答弁は責任者の答弁ではないと思うのです。もう少し明確に答弁してもらいたい。

○重光国務大臣 私は明確に答弁しております。それが私の責任を果すゆえんだ、こう考えております。この交渉は最善を尽しても必ず成立する、こう、今日断言するわけにはいきません。もしそういうことを責任者の口からどんどん言ったならば、これは交渉について決して有利な言論ではございません。そういうことは私は申しません。ただ、今まで申し上げたような大体の順序、心構えでもってあらゆる努力をしてみたい、それが私の責任を果すゆえんだ、こう考えております。

○高橋委員長 志賀義雄君。

○志賀(義)委員 差し迫った実務的な問題で、しかも人道上ゆるがせにできない問題について外務大臣に質問いたします。
 それは、十七日に舞鶴を出る船「こじま」に乗せて朝鮮民主主義人民共和国へ帰してくれという希望者が九日から東京芝の日赤本社前ですわり込みをやっておるのであります。

平壌会談の結果、朝鮮民主主義人民共和国から日本人を帰してもらうのですが、こちらからこれを帰すことについてどういう差しつかえがあるのかという点は、一問一答をやる必要はありませんが、外務省の言われるところでは、たしか、朝鮮で取りきめたのは日本人を帰してもらうことで、こちらが帰すことは取りきめをしなかったというのが一点、もう一つは、李承晩政権の方で日本から朝鮮人を乗せていくことを承知しないから、この二つの理由があげられておるのであります。

一体、大村収容所にいる朝鮮人にしても、朝鮮民主主義人民共和国に帰る希望を持つ者も、これは出入国管理令の五十三条によって本人の希望のところに帰すことになっておるのでありますが、外務大臣としてはそれを認められるのかどうか、その点について御答弁願いたいと思います。

○重光国務大臣 お答えします。それは今後双方の当局者において実際的方法について打ち合せをいたします。その打ち合せによってきまることだと考えております。
○志賀(義)委員 その打ち合せをしておるのでしょうか。
○重光国務大臣 まだそこまでいかぬようでございます。これからぼちぼちやります。

○志賀(義)委員 どうも、李承晩の方で横やりを出すと、すぐそれには従われるようでありますが、向うから帰してもらう、こちらから帰す、これは人道上から言っても当然のことで、外務大臣としてもその点について十分考慮されてしかるべきであろうと思うのであります。この際国際赤十字あるいは第三国の船で送るという方法を講ずれば、このことはできるのじゃないでしょうか。そういうことを現にやっておられますかどうか、その点についてお答え願いたい。そういう点を考えておるかどうか。
○重光国務大臣 済みませんが、質問のポイントだけをおっしゃって下さいませんか。
○志賀(義)委員 私はごく簡単に要点だけを言っておるのですから、よく聞いて下さいよ。とにかく、向うから帰してくれるというのですから。あなたは最初に相手が無法者でもこれと交渉するのが外交だと言われた。
相手が帰してくれるというのは、これは向うの好意もあります。それなら、こちらも帰すということを考えなければならぬが

李承晩という無法者にあなたもだいぶ手をやいておられる。そこで、ここに一つの方法として、今「こじま」に乗せると李承晩が安全を保障せずに禽捕するということがあるならば、それを押し切ってやって保障をつけるには国際赤十字の方の協力も必要でありましょう。そういうことを考えておられるかどうか、それができなければ国際赤十字船でやるということを考えておられるか、また第三国の船でやられるということを考えておられるか、またそういう方法を現にとっておられるかどうか、この点をお答え願いたい。

○重光国務大臣 今の現実問題はこじま丸の問題であります。こじま丸の問題は、御承知の通り、今赤十字社がこれを管理していこう、こういうわけであります。それに例の政府コンダクト、安全保障をまず取ろうというわけでありますから、それを取って行くことが一番手続上当然のことで、そうして一番安全な方法をとらなければなりませんから、それでやっておるわけでございます。それはそれでいいと思う。しかし、その政府コンダクトを取るためにいろいろな条件があれば、これは赤十字社の方でそれを聞くよりほかにしようがないと私は思います。しかし、とにかく早くやって、そうして日本の抑留者を帰してもらいたい。
○志賀(義)委員 あなたの方で早くやっておられるかどうか。

○重光国務大臣 それはやっております。それは促進しておるわけです――いや、向うから帰してもらうことを促進しております。
○志賀(義)委員 これではどうも与党の高瀬君も手をやかれるはずだ。自分の方だけ都合のいいようにやって、向うの都合をはからない。こんな外歩はないでしょう。これでいよいよ期日が来てこじま丸が出て行った場合に、あとはどうなりますか。あなたは力ずくで向うから日本人を乗せて帰るという方針をとられるかどうか。それができますか。それを無理押しにやられるかどうか。
○重光国務大臣 とんでもない飛ばっちりを受けましたが、いや、もうそれは力ずくで帰さそうとか何とかいうことじゃございません。赤十字がこういう問題を扱っておるので、赤十字にすべてそういうことを取り扱わしておるわけでありまして、その取り扱わせることを外務省は促進しておるわけであります。
○志賀(義)委員 もう一問だけ。そこで、今のようなことをやっておられたら、向うに行ったときに大へん工合が悪くなるのです。これはもうわかり切ったことなんです。だから、現実にすぐ次の手を打つようにやって下さいよ。実は、打ちあけ話のところ、法務省の方でもそこで手をやいておる。だから、一つ野党の委員にも頼むから、何とか外務省がしりを上げてそれをやるようにやってくれと言われるのですよ。

 もう一つの問題は、大村の収容所にいてまだ国籍を明らかにしていない人もいるのです。これは直接法務省が関係しておりますが、今後、これが、あそこで今のようなまるで暗黒状態かなくなれば、いろいろと自分の帰りたい国を、朝鮮民主主義人民共和国あるいは大韓共和国かをはっきり言う人が出るでしょう。

今後次々にそういうことを言う人が出てくるのであります。ここで、こじま丸を、無理に朝鮮人を乗せないで、帰国希望者を乗せないでやって、向うでまたもめて、そのときになって、今度は国際赤十字ということになると、あなたの面目まるつぶれになるから、今からおやりなさいと申し上げておきます。そのお心組みがおありになりますかどうか、それだけを最後に伺っておきます。
○重光国務大臣 大村収容所におる……。
○志賀(義)委員 その方はいいです。とにかく、向うに行って面目まるつぶれになっちゃ、あなたもお困りだろうから。
○重光国務大臣 面目はまるつぶれにならぬと私はお答えしましょう。御心配はないと申し上げておきましょう、
○志賀(義)委員 それではお手並みを拝見しましょう。

○高橋委員長 猪俣委員。
○猪俣委員 ただいま大臣の答弁で少しはっきりいたしませんところがありましたのは、この大村収容所の韓国人を国内に釈放する、それと引きかえに皇捕せられておりまする漁師を帰してもらうということであります。このことは閣議に正式に決定せられましたものであるか、ただ何か申し合せみたいなことか、あるいは法務大臣にただ耳打ちして了解を得たという程度のものであるか。法務大臣は御存じのように病気で、しかも高血圧で入院したというような人なんです。出てきたばかりにちやかちゃかとやられたのでは、はっきり判断ができたかどうかわからぬから、そこで、この法務省側の憂慮する点――これは私は非常に筋道が立っておると思うのです。しかし、それは、今あなたがおっしゃったように、韓国との全体の外交調整のためにはまた必要な点もあると思いますが、いずれにしても鳩山内閣の責任においてやらなければならぬそこで、これは正式な閣議決定をされたものであるかどうか、その点を伺いたい。

○重光国務大臣 正式、不正式ということはございません。閣議でこれはきめたことでございます。
○猪俣委員 閣議できめたといたしますと、いつきめられたのですか、及びそのきめられた閣議の範囲はどういう条項まできめられたのですか。

○重光国務大臣 この問題が閣議に持ち出されたのはずいぶんたびたび持ち出されました。持ち出されましたが、これが閣議できまったのは三月の三十日でございます。そのときには法務大臣は欠席でございました。そこで、私は、特に法務大臣にその前に面会をして打ち合せをいたしたいと思いましたが、話をすることができませんでした。そこで、政務次官がかわってこの閣議の席へ出席をいたしました。なお、今日は法務大臣も出席しておるので、さらにこの問題を再び持ち出して、この通りに一つやろう、こういうことに再確認をいたしておるわけでございます。
○猪俣委員 そうすると、三月三十日に正式に一回、本日また一回再確認をされて、閣議の決定事項になっておる、こういう御答弁でございますが、さよう承知いたしておきます。
 それから、私は実は十ばかり外務大臣におただししたいことを用意したのでありますが、これは月曜日に回すことにいたします。ただ、宿題として私どもあげ足をとったり言質をとったりしたくないので、責任ある御答弁をいただきたいと思いますので、宿題を申し上げておきたいのは、韓国の軍隊かどうだか知らぬが、
いわゆる李ラインを越したものなりとして日本の漁船を拿捕することは一種の侵略行為じゃなかろうか。

国際公法の教えるところによれば、侵略とは国土に対するのみならず国民に対する不法な攻撃も侵略だという定義になっておる。そこで、これが侵略だということになると、これは一体日米安全保障条約の前文に触れることじゃないだろうか。

すなわち、アメリカがかような行動は積極的にとめるべき責任があるのじゃなかろうかという点であります。これを一つ御考慮願いたい。それから、いま一点は、沖縄の人権問題について月曜日にはお尋ねしたい。毎回私はこれを申し出ておるのでありますが、外務大臣がおいでになりませんが、沖縄の人権問題について、大村収容所の問題のほかにお尋ねしたいことを予告いたしまして、私、終りたいと存じます。
○高橋委員長 本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十二分散会

このやり取りを通して日本全体が、李承晩大統領は無法者で、李承晩ラインを認めず、大村収容所に収容されている朝鮮人の処分に苦慮していた様子がわかりますね。

要するに、韓国の日本の漁夫を人質にした「人質外交」にやられたんです。

人さし指結局、野党は採決に反対したんですけどね右

朝日放送の倉庫に眠っていた「秘蔵映像40年前の竹島」映像。日韓条約強行採決の様子 【ムーブ】2015年02月21日

・・人さし指ウィキ によると、日本の左翼政党が猛反対その反対理由に笑っちゃいますけどー右

反対運動[編集]

条約締結に際し、日韓両国で激しい反対運動が起こった。韓国では南北分断が固定化され、冷戦に日本が巻き込まれることで、「日本の平和」が奪われ、日本が戦争に参加するようになるとして批判された[10]

1965年8月14日韓国国会は条約批准の同意案を可決した[31]日本での反対運動は学生活動家や旧社会党などによって展開された[注釈 3]。そこでは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を無視した韓国との単独国交回復に反対するものが主であった。これは、当時の社会党、共産党などは、北朝鮮を朝鮮半島の唯一正統な政権と認識していたからであり、韓国を唯一正統な政権と認める本条約は受け入れがたい内容だったからである。

結局、衆参両院の日韓特別委員会に於いて与党の自民党がこの条約の委員会採決を強行。本会議でも自民党と民社党のみが出席(他党は審議拒否)して条約の承認を可決した。

一方で韓国側の反対運動は感情的な反日論特に歴史認識請求権李承晩ライン破棄等で、韓国側は従来の主張を大幅に譲歩させたためこれに対して「売国奴。」「豊臣秀吉朝鮮出兵以来の日帝侵略の償いをはした金で許すのか。」「屈辱的譲歩。」というものが大勢ではあったがその他にも朴政権【当時の朴政権は軍事独裁政権であった。

(中略)

なお日本の左翼はこの時点ではさほど韓国には肩入れしておらず、前述のように北朝鮮を朝鮮半島の正統な政権と認識する前提で、あるいは少なくとも南北対等の前提で反対していた[要出典]。そのため、後年のような歴史認識の相違等は主たる反対理由にはしていなかった[要出典]韓国側は最終的に戒厳令を敷いてデモを鎮圧している。

人さし指で、韓国は日韓条約の交渉中に何度もゴネて、たびたび中断し、締結までにナント14年の歳月を要しました。例えば、真実を言った久保田発言を取り消せ言ったり右

《「日韓条約 知られざる交渉の内幕」 その1 【NHK】 (再)》

日本と韓国の14年間に亘る、凄まじい交渉の様子や、韓国人の証言、交渉した人達の証言などなど(ただし、徴用された韓国人と慰安婦の証言は信憑性が薄いし、ナレーションも突っ込みどころアリ)

流れ的には、韓国政府のネコババが分かりやすく、良い番組だったと思います。

政権末期になり、また慰安婦問題を蒸し返してきた韓国・・(呆)

日韓条約で完全に解決済みのため、全くの韓国国内問題だという事を再確認するためと、とにかくスゴイ動画のため消されないか心配で^^;、頑張って文字起こししました(青字はナレーション)(昔のテレビのアナウンサーの声はピンク字)

(中略)・・一方、国土全体が戦場となった韓国の経済は最悪状態が続いていました。

軍事費が財政を圧迫し、アメリカの援助に頼る経済状態が続きました。

第1次会談の直前からイ・スンマン大統領は日本に対して強硬な政策を打ち出していました。

(朝日ニュース)    李承晩ライン問題

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「遥かに朝鮮半島を望んで果てしなく広がる海原。この自由な公の海上で、しばしば日本漁船に対する不法事件が繰り返されており、日韓の海を遮るリショウバンラインが一方的にされているのです。」

イ・スンマン大統領はリショウバンラインと呼ばれる境界線を設定しこれを超えた日本漁船を拿捕しました。国家の防衛と漁業資源の保護がその理由でした。

日本では、激しい抗議の声が巻き起こりました。

(つづく)

次は、久保田発言を巡る紛糾の様子や徴兵・徴用された韓国人の証言・李ラインの事などです。・・

関連記事右

《竹島が日本領である理由! 李承晩ライン・不法占拠で44人の日本人死傷、韓国側の3つの根拠 【朝ズバッ!】》2012年08月24日

014

その翌年、1952年(昭和27年)韓国側は一方的に軍事境界線を引く・・・イスンマン(李承晩)ライン

李承晩大統領は日本漁船の侵入も禁止した。

更に2年後 竹島領有宣言し不法占拠が続いている。

日本漁船に対して容赦なく発砲し、拿捕200隻以上 抑留4000人 死傷44人・・

人さし指結局、中央日報の記事は、2003年に韓国に帰化した日系韓国人の保坂祐二さんが、また都合よく一部切り取ったものでした(;一一)

しかしこの度は、保坂氏のトンデモ主張によって、貴重な資料を読むことが出来たので一応感謝しなくちゃ

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2016年03月27日18:18激論!日中韓「教科書」対立 なぜ日本は批判されるのか 【新報道2001】

フジテレビ【新報道2001】で、

日本の教科書検定に中韓が反発。そもそも何故中国・韓国が日本の教科書に口出しするのか。というのを議論していたんですが、そのVTRが良くできていたので、VTR部分だけ記録しました(青字はナレーション)

人さし指「日韓歴史共同研究会」の委員だった、木村幹教授のコメントが問題の根源だと思います。

人さし指で、結論としては、議論部分冒頭のケント・ギルバートさんの「内政干渉ですよ」が全て!

新報道2001 -[2016-03-27]   動画 ⇒https://www.youtube.com/watch?v=ZVu6l90-oiU&feature=youtu.be&t=16m13s


001

女子アナ「さて、先日、文部科学省が高校の教科書の検定の結果を公表しましたが、これに中国と韓国が猛反発です。何故日本の教科書を批判するのか。今日は教科書問題から東アジアの歴史認識について考えます。」

002 003

先月22日 竹島の日に、ソウルの日本大使館前に集まった韓国の人達が行った事。それは・・・

004 005

竹島の領有権が日本にある事が記載された日本の歴史教科書が破られた

日中韓の間に横たわる教科書問題  今月18日にも新たな火種が。高校の教科書の検定結果が公表されたのだ。

006 007

馳浩文科相領土に関する記述内容が増加し、日本史の全ての図書でも北方領土、竹島、尖閣諸島について記述されている事。」

今回の検定から竹島・尖閣諸島は日本固有の領土であるという政府見解を記載する事が必要になった。従って領土の記述の分量が1.6倍に増えたこれに対して中国・韓国両国ともその日に反発

008 009
(中国外務省報道局長           韓国韓国外務省報道官)

歴史認識問題として日中韓の大きな外交課題となっている教科書問題。そもそも日本の歴史教科書はどのように作られるのか。 昔は政府が編集した国定教科書だった。ところが、第二次世界大戦にかけて軍国教育が推し進められた反省から1947年に検定制度が導入された。

010

まず民間の出版社が教科書を編集する。その教科書を文科省が国の定めた学習指導要領に沿っているかどうかを審査し合格したものが教科書として認められる。どの教科書を使うかは教育委員会や高校が決める。つまり国の定めた基準に基づいて日本の教科書は作られている。 では日韓の間で歴史認識にどの位隔たりがあるのか。

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これはサッカーの日韓選で韓国の選手が掲げた(ロンドン五輪3位決定戦)竹島の所有権を主張するプラカード更に、東アジアカップでは巨大な安重根の肖像画

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韓国の若い世代が竹島と安重根を反日の象徴として掲げた理由。  それは日韓の歴史教科書を比べると分かる。竹島について日本の歴史教科書では、1950年代から「韓国が不法占拠している」などの表現が数行あるだけ

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ところが韓国の教科書では数ページに亘って記載がある

『日露戦争中に日本が竹島を不法に編入』

『竹島は日本の韓国侵略過程で最初に犠牲になった領土である』

つまり、1905年の日本の竹島編入は韓国侵略の過程で行われたものであるから無効だというのが韓国の主張だ。 そして東アジアカップの日韓戦に掲げられた安重根という人物は。

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日本の教科書には1909年伊藤博文の暗殺者として登場する。

一方で、韓国の教科書ではこう記されている。『安重根は朝鮮の植民地化を主導した伊藤博文を射殺した』

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『東洋平和論を執筆中に処刑された安重根は、伊藤博文を殺したのは東洋の平和のための戦争だと宣言した』韓国では侵略した日本と戦った正義の兵士とされているのだ。そして中国でも安重根は英雄として讃えられてきたと中国人ジャーナリストは語る。

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周来友氏「やっぱりあの英雄だろうな、民族英雄だろうな。だって侵略者を暗殺したんだから。(伊藤博文が)近隣の国々をね、侵略したりいじめたりというのは多分あっただろうし、、」

2年前には暗殺が行われた中国ハルビンで、安重根義士記念館がオープン。抗日のシンボルとして安重根の評価が中国でも高まっているという。 何故、同じ場所・同じ人物でありながらここまで認識の違いがあるのか。

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2010年にアメリカのスタンフォード大学がアジアの歴史教科書の比較研究を行った。

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執筆者のスナイダー教授は、

ダニエル・スナイダー研究主幹韓国と中国の教科書は積極的かつ明確に愛国主義を示しています。戦争で受けた被害、抵抗した話を利用し国民の帰属意識を作るためです。

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一方、日本の教科書はフラット。ほぼ中立的論調で書かれていて、戦争に導いた過程の話に関してはかなり公正な記述をしていると思います。」

韓国や中国が批判している日本の教科書が最も公正な記述をしているというのだ。この差を埋める事は可能なのか。 去年、安倍総理は、植民地支配など歴史認識を問われてこう答えた。

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安倍総理基本的には歴史のここの問題につきましては、歴史家に任せるべきだろうという風に考えております。」

実は日韓首脳会談の合意に基づき、日本と韓国の歴史の専門家が共通の歴史認識を持つため共同研究を行った事があった ところが、中身の議論に入る前に揉めたと日本側委員として参加した木村教授は言う。

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木村幹教授そもそも何をこの会議で議論すべきなのかという時点で揉める典型的なのが竹島だったんですね。

(韓国側は)韓国の領有権は当然の事であって、議論の対象にもならないと。領土紛争がそもそも存在し得ないと。従って共同研究から外すという話になるわけですよ。」(神戸大学大学院)

更に、韓国側は韓国の教科書には問題がないのだから、日本の教科書だけを検証すれば良いと主張したという。何を議論するかだけで延々揉めて時間切れになってしまった。

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木村幹教授「まっ我々、何かしら幻想を持っていたんだと思うんですよ。一生懸命話し合えば歴史認識は一緒になると。それはそういう事は無い。時間稼ぎができるんだというような役割を(政治家によって)させられたかなというのが、ま、率直な意見ではありますね。」

歴史認識問題の解決の道はあるのだろうか。

(VTR終了 スタジオトへ ここから要約)

須田アナ「では、ここで中国や韓国の教科書の記述を改めて見てみましょう。」

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中国の教科書・・南京大虐殺について、ナチスの600万人近いユダヤ人の殺害と同じように、日本ファシストも30人あまりを虐殺した」と記述し、それぞれの写真を並べて掲載

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韓国の教科書・・竹島については日本が不法に編入」したと記述。

慰安婦に関しては、数十万人の若い女性を日本軍慰安婦として連れて行き性奴隷とした」と記述。

安重根「侵略の元凶である伊藤博文を処断したヒーロー」として記述。

ケント・ギルバート氏「(中韓の批判をどう感じるか?)いや、内政干渉ですよ。日本の教科書は日本が書けばいい。別に中国や韓国の意見なんかいらないと僕は思う。」

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金慶珠氏「私はそう単純な問題ではなくて・・」(以下 略)

人さし指そもそも、中韓は教科書でプロパガンダしてるんだから、日本とすり合わせなんて絶対に出来るわけがありません 

日本の教科書に口出すのは中韓だけ。明らかに内政干渉なんだから、産経新聞以外の日本のマスコミも「言われる筋合いは無い!」と反論すべきだと思いますよ。

6年前の記事ですが、韓国の教育の歪みがこのアンケートに出ています右

《『日本の、これから』ともに語ろう日韓の未来 崔洋一の思い上がり 【NHK】》より2010/08/15

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韓国人の安重根への思い入れは異常!右

《中国ハルビン駅に韓民族の魂のシンボル安重根の記念館設置&各国大使の世界規模の宣伝戦 【朝ズバッ!】》2014年1月21日

・・・人さし指で、安重根記念館なら韓国にもスゴイけったいなもんもあるそうです。とにかく韓国人の安重根に対する思いは異常(笑)右

《韓国「安重根狂詩曲(アンジュングンラプソディー)」記念館・切手・USBメモリー、潜水艦、テコンドー技、暗殺100周年記念エレキギター・・・ 【朝ズバッ!】》2013年11月20日

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人さし指あと、4年前の記事でも安重根への異常な思い入れで骨を探し出すらしい・・・何故なら民族の魂のシンボルだから(゚ー゚)・・

韓国の英雄って作りあげられたもので、実体は違います右

《韓国の英雄? 金嬉老(キム・ヒロ)、安重根(アン・ジュングン)と金基宗(キム・ギジョン) 【韓国KBS・TBSニュース】》2015年3月 6日

・・韓国では「差別と戦った民族の英雄」「抗日闘争の英雄」だそうですが、ただの殺人鬼と暗殺者です。

ニュースになかった、金嬉老(キム・ヒロ)元受刑者の帰国後の様子

韓国政府から助力を得、釜山にて新生活を始め結婚もした。だが2000年に講演会がきっかけで親密になった愛人の夫への殺人未遂放火および監禁事件を引き起こした為、逮捕され服役した。そのため、韓国での彼の人気は地に落ちたという。(Wikipediaより)

結局こういうオチつきなんですが・・・「英雄扱い」も空しいですね。

挙句の果てに、安重根が安倍総理を暗殺する小説がベストセラー右

《「3年半ぶり日韓首脳会談・賛否両論・揺れる韓国」。植民地支配を題材にし大ヒットした映画『暗殺』。大ベストセラー小説『安重根アベを撃つ』 【情報7days Nキャス】》2015年11月 1日

・・そして去年、こんな小説まで出版された。そのタイトルは「安重根アベを撃つ」

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伊藤博文を暗殺した韓国の英雄・安重根が現代に蘇り、アベという名の安倍総理に見立てた人物を暗殺するという何ともいい難い内容 

発売時は韓国メディアの注目も集めた。Nキャスは小説を書いた作家、キム・ジョンヒョンさんに話を聞く事が出来た。・・

実は、韓国自体の教科書問題もトンデモ状態です右

《【教科書国定化問題】 韓国の(左派、右派・ニューライト)歴史教科書を徹底比較検証 【未来世紀ジパング・池上彰が徹底解説SP!】》2016年1月12日

★「朝鮮半島を日本が統治していた時代(1910-1945)」の記述

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左派の教科書は、日本の統治を「民族抹殺統治」と大変厳しい指摘をしており

「日本が戦争に必要な人材と物資を過酷に収奪したため、大多数の韓国人の生活は困窮した」として、悪人面の日本の軍人が韓国人を踏み潰すような画を記載し、日本の統治を物凄い「悪」としている。

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右派の教科書は、日本の統治を全体として批判しつつ人口が増えている(グラフ)」「公衆保健と伝染病予防に力を注いだ結果、幼児死亡率が大きく減少した」

「都市の発展、街灯などのインフラ整備と共に、百貨店・商店街・銀行などが建つ近代的な都市の姿だった(当時のソウルの写真)」などを記載。」 池上氏「同じ時期なのに随分評価が違う。」

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坂下千里子氏左派と右派で勉強する韓国の子供達はだいぶ考えが変わりますよね。」・・

関連記事

《稲田朋美氏質疑「訟務局復活・アメリカの教科書の(慰安婦を「天皇からの贈り物」)慰安婦・(40万人虐殺)南京事件記述問題」書き起こし 【NHK国会中継】》2015年01月30日

・・アメリカのマグロウヒル社の(カリフォルニア州の公立の高校の)教科書の慰安婦に関しての記述は、

軍用売春婦で働かせる為に最大20万人の14歳から20歳までの女性を強制的に募集し、天皇からの贈り物だとして軍隊に供用したと。そして売春サービスに強制的に組み込まれた慰安婦の方々は、多くが殺害され、戦争終結にはもみ消しの為、多数の慰安婦が殺害されたという、

全く事実に反する虚偽の、日本の名誉を毀損する、私達の先人が強姦・殺人・誘拐犯の集まりだと教えられている

南京事件についても、日本軍は2ヶ月以上に亘って7000人の女性を強姦し、数十万人の非武装兵士と民間人を殺害し、40万人の中国人を殺したと。もう東京裁判にすら書かれていない事がアメリカの教科書で教えられている。

これは決して過去の問題ではなく、現在進行形の、、例えばアメリカに居る日本の子供達の人権が侵害されているものだと思っている。

一番問題なのは、日本のマスコミ右

《日本の教科書(竹島記述)に、韓国政府「強く慨嘆し是正を求め、独島関連の教育を強化する方針」【韓国KBS】》2016年3月18日

韓国がケチつけるのはまーだ分かるけど・・・

日本のメディアが「領土問題は書くな」「周辺国に配慮せよ」と言うんだから・・・狂ってますよね

人さし指反日モンスターは治りません。手遅れです。クレイマーの隣国とは出来るだけ距離を置くしかありません。

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2016年03月26日12:03岸井成格「極端な見方に偏らず、人間としての常識良識を信じ」・膳場貴子「様々な立場からの視点や健全な批判精神」ラストコメント 【NEWS23】

TBS【NEWS23】(3/25)で、

番組のラストで、岸井成格と膳場貴子が出演最後の挨拶をしていたので記録しました

人さし指あと、岸井氏の高市発言を「どこまでも追及する」宣言と、「降板は圧力ではない」証言も紹介します。

膳場氏は様々な立場からの視点や健全な批判精神を大切に考えて、皆様に未来を考える材料を提供出来たらと取り組んできた」

岸井氏は極端な見方に偏らないで、そして世の中や人間としての常識良識を信じて、それを基本にすると。 そして何よりもやっぱり真実を伝えて、権力を監視するジャーナリズムの姿勢を貫く事がますます重要」だそうです、間違っちゃいないけど・・この人達が「それを言うか!?」と笑える(;一一)

001 002

膳場貴子氏「さて、岸井さんと私膳場、蓮見さん、古谷さん、そして國本さん、この5人でお伝えするニュース23は今夜が最後になります。

私がこの番組に加わったのは2006年の秋。当時は筑紫哲也さんがアンカーでした。それからあっという間の9年半。

リーマンショックに見舞われ、人口減少の時代を迎え、そして東日本大震災、原発事故を経験しと、変化の時代を生きているという実感を持ちながらの毎日でした。

えー、そんな中、様々な立場からの視点や健全な批判精神を大切に考えて、皆様に未来を考える材料を提供出来たらと取り組んで参りましたが、如何でしたでしょうか。

少しでもニュース23がお役に立てていたなら、そんな嬉しい事はありません。」

003

岸井氏「そうですねぇ、私はこの3年間アンカーを務めて参りましたけども、
今、世界も日本も歴史的な激動期に入ったんですね。
そういう中で新しい秩序とか、あるいは枠組み作りって模索が続いてるんですね。

それっだけに報道は変化に敏感であると同時に、やはり極端な見方に偏らないで、そして世の中や人間としての常識良識を信じてっ、それを基本にすると。そして何よりもやっぱり真実を伝えて、権力を監視する、、そういうジャーナリズムの姿勢を貫くという事がますます重要になってきてるなって感じがします、はい。」

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膳場氏「そうですね、そしてニュース23は来週月曜日からこの方がメインキャスターになります 星浩さんです 星さん、一言。」

星浩氏「はい、皆さんどうもお疲れ様でした。皆さんの思いをしっかり引き継いでですね、一所懸命やっていきますので、これからも見守って頂ければ助かります、よろしくお願いします。」

005 006

岸井氏「どうも期待してます、頑張って下さい。」 (手を差し伸べる)

星氏「(握手しながら)どうも有難うございます。」

膳場氏「来週からもニュース23に引き続きご期待下さい。では、今夜はこんなところで。」以上

昨日の記事で紹介した外国特派員協会での残念な会見(苦笑)の、

岸井成格氏たちが、高市大臣が「電波を止める」と言った(※法律を解説しただけで、実際は一度も発言していない)  として批判、自分達こそが「放送法」を恣意的に解釈している記者会見発言の要旨(BLOGOSより)右

岸井氏「どこまでも追及していくつもり」
Ref_m岸井成格氏

岸井氏高市総務大臣の発言は黙って聞き逃すことのできない暴言です。謝罪して撤回するのか、このまま開き直るのか、非常に重大な局面です。発言が憲法と放送法の精神に真っ向から反するということを知らなかったとすれば、担当大臣として全く失格であり、知っていて故意に曲解したのであれば言論統制への布石であり、安倍政権全体の責任であることは免れません。どこまでも追及していくつもりです。
私の場合、どうもターゲットの一つになっていたようでありますが、「ニュース23」という番組で、安保法制が手続き的にも中身的にも問題がありすぎると40回にわたって、どちらかというと批判的に展開しました。公平公正とは何か。最も大事なことは、ジャーナリズムとして政権がおかしな方向に行ったときはそれをチェックし、ブレーキをかけるのが最終的な使命です。それが果たせなかったとすればジャーナリズムは死んだと同じことであります。その役割を果たしたことがひょっとして偏向報道だと言うのであれば、これと真っ向から対決せざるを得ないということです。

物凄い驕りで呆れますね(呆) 毎日新聞ではそういう論調で許されてもテレビは違う。 

会見でつっこまれていたけど、国民の電波を割り与えているだけのテレビ局は、法律(放送法)に従うべきと多くの国民は思ってる。 

人さし指そこまで言うのなら、あんた達に疑問をもってる「視聴者の会」との討論から、「気持ち悪い!」と吐き捨てるな。逃げるな だから辛坊氏にバカにされるんです。 

人さし指あと、「NEWS23の降板を政府の圧力だ」と、野党や特定新聞・特定週刊誌・韓国メディアなどが報じましたが、そこは本人がきっぱり否定しているのでついでにその部分も右

「政権からの圧力」と「マスコミの堕落」

ー中国ではジャーナリスト逮捕されたりと、非常に厳しいですよね。アメリカでも国が監視したり法的に追及したり、日本よりある意味ではひどい状況だと思うんですよ。にも関わらずなぜ、日本のメディアがこれほど萎縮するのか、そのメカニズムはなんでしょうか。どういう圧力のかけ方があるのか。もう一つは、朝日新聞の吉田調書の問題が一つの転換期というか、今の萎縮問題の始まりなのか。(マーティン・ファクラー氏)
岸井氏:私は明日で「ニュース23」のアンカーを降ります。いろんなことを言われましたが、私に対して少なくとも直接・間接の圧力は一切ありません。それを感じさせるものも私の周辺ではありません。相手もそれをやれば、私がそれを番組で批判することを察知しているからでしょう。しかしタイミングが非常に悪かった。テレビ局の人事がちょうど動き出した時に、ご存知のとおり私を批判する、飛んでもない、信じられないような気味の悪い意見広告が載った。それと時期を同じくして、古舘さんの交代や、国谷さん降板が一斉に起きて、萎縮してやっているんじゃないかという見方が出ている。
政権側の今のやり方は非常に巧妙です。悪く言うと狡猾です。正々堂々と言ってこない。そういう意味では高市発言はやりすぎちゃったんでしょうね。でもやらざるえ得なかったんだと思います。
また、私は今の流れは吉田調書からだとは思いません。ただ同じ時期にああいうことが起こると、ちょっと待てよ、という雰囲気が出てくる。
それよりも日本のメディアの構造的に、なぜ一斉に反発できなかったかと言うと、まさか想像もしなかったからでしょう。あんな暴言。憲法否定でしょ?そんなことを言う大臣が出るとは想像もできなかった。だからそれに対する対応が鈍かったんだと思う。それから、どうしても新聞同士、テレビ同士はライバル意識が強く、連携しようという発想がない。しかし、そこまでやらなきゃいけないような状況というのもこれまでは幸い無かった。ですから今初めて。現在進行形です。
また、メディアの分断があります。私が信頼する内部告発などを総合すると、個別の記者を呼んで厳しく言う。それが局内で広がって、段々上の方に行く、ということが日々やられているように思います。

そんなことを言う大臣が出るとは想像もできなかった」って・・野党が質問したから、高市大臣が法律を読んで解説しただけですけど!?(苦笑)

飛んでもない、信じられないような気味の悪い意見広告」と言うのなら、影で悪口ばかり言ってないで討論で主張すべしそれでも言論人か!?(呆)

【高市停波発言】「放送法遵守を求める視聴者の会」の、3対3の公開討論呼びかけを完全無視した、鳥越俊太郎・田原総一朗・岸井成格たち!(・・;) 2016年03月11日

膳場氏は晴れやかな顔をしていました。まっ、母として育児を考えれば毎日真夜中のお仕事より、週一夕方の番組担当の方が良いもん。岸井成格も、どっちかというと昇格です。TBS初のスペシャルコメンテーター就任なんだから。二人ともTBSの意向に適って、喋るので安泰ですね。

まっ、せっかく「岸井成格 のカテゴリー」を作っているので、ご活躍を監視させて頂きます

関連記事[

高市大臣の“電波停止”発言に抗議のジャーナリスト5人(大谷、青木、岸井、田原、鳥越)が外国特派員協会で会見。鳥越俊太郎指摘の『NHK番組改変問題』が全くの事実誤認の件2016年03月25日

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2016年03月25日14:32高市大臣の“電波停止”発言に抗議のジャーナリスト5人(大谷、青木、岸井、田原、鳥越)が外国特派員協会で会見。鳥越俊太郎指摘の『NHK番組改変問題』が全くの事実誤認の件

24日、高市大臣の“電波停止”発言への抗議の記者会見を有名ジャーナリスト5人が日本外国特派員協会で行いました。

その内容は見る価値も無いもので一言で言うと5人とも妄想全開の勘違い男たちのいちゃもんという感想です。

大谷氏は「(この問題に)海外メディアは高い関心があるのに、NHKは見向きもしない」「大臣の意に沿わないのなら、一つの番組から電波を止めるいう。こんなのは近代国家としてはありえない」と。

そして「これが日本の言論だと世界に発信してくれ」とまで言ってました

あと、「えーっ!?」と思った部分は、質疑応答の時の、鳥越氏の安倍総理に関する発言。

いくらアベ憎しでも、一応ジャーナリスト名乗ってるんだから、ウソをつくな!

とりあえず、BLOGOSの書き起こしと、動画です

【詳報】岸井氏、鳥越氏らが「日本のメディアの苦境」を海外メディアに訴え〜田原氏からは異論も (BLOGOSより)

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24日、高市早苗総務大臣による"電波停止"発言を受け、日本外国特派員協会でジャーナリストによる会見が開かれた。登壇したのは大谷昭宏氏、青木理氏、岸井成格氏、田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏の5人(予定されていた、金平茂紀氏はブリュッセルでの取材のため欠席)・・


人さし指ここから、外国人記者の質問と、鳥越発言の問題箇所右

「政権からの圧力」と「マスコミの堕落」

ー中国ではジャーナリスト逮捕されたりと、非常に厳しいですよね。アメリカでも国が監視したり法的に追及したり、日本よりある意味ではひどい状況だと思うんですよ。にも関わらずなぜ、日本のメディアがこれほど萎縮するのかそのメカニズムはなんでしょうか。どういう圧力のかけ方があるのか。もう一つは、朝日新聞の吉田調書の問題が一つの転換期というか、今の萎縮問題の始まりなのか。(マーティン・ファクラー氏)


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鳥越氏:わかりやすい形でメディアがプレッシャーをかけられて萎縮しているということではなく、目に見えない形で、気がついたら後退していたのが現実でしょう。
いくつか理由があると思いますけれど、一番大きいのは、安倍政権は内閣支持率をなんとか維持したい。内閣支持率を保つには、テレビに安倍批判をさせないことなんです。
国民は新聞も読んでますけれども、テレビから情報を得ていますから、誰かのスキャンダルがあったという話がでてくると、支持率下がってくる。最近いくつかのスキャンダルが出て、一頃よりは下がっている。それをなんとか食い止めたい。だからこれ以上、安倍内閣の批判をテレビで言わせない
どういう風な手を使っているかというと、証拠はなかなか見つからない。文書があるとか、証言をするということでの証明は難しいんですけれども、聞いたところによると、菅官房長官が恐ろしいのはオープンな会見ではないんです。"オフ懇"、つまり大臣と記者クラブとの間のオフレコ懇談。「これはオフレコですよ、書いちゃダメですよ」といいながら話をする。その場で、例えば「昨日のニュース23の岸井キャスターのあのコメントはちょっといただけないね、あれ困るよ」みたいなことを"つぶやく"わけですね。それは表には出ませんけれども、TBSの記者はメモをして上司に上げるわけです。上司はさらに上にあげて、どんどん上がっていきます。それで、「どうも政府筋は岸井のコメントに嫌悪感を抱いているらしい」という空気感が広がっていく。そうすると現場が反応する。街頭で話を聞くときも、できるだけ穏当な話だけを聞くとか、問題の設定もできるだけ柔らかめにするとか、萎縮をしていくわけです。毅然として切り込んでいく姿勢がなくなっていく。
そういうことがずっと前からある。それを安倍政権がさらに明確にした。それまでの政権は、そこまで個々のキャスターのコメントとか、個々のテレビ番組の放送内容について、いちいち文句を言ったりしたことはない。
ただ一つだけあるのは、安倍さんがまだ一国会議員であるときに、NHKの従軍慰安婦の問題で番組に介入して内容を変えさせたというある事象があるわけです。これで安倍さんは味をしめたんだと思う。それで、メディアというのは政治が手を突っ込んでいけば、後ろに下がってしまうという経験を安倍さん自身がした。第一次安倍政権ではお腹の具合が悪いとかって辞めちゃいましたけれもメディアをきっちり監視しろとつまり、メディアが権力を監視するというのが世界の常識。しかし日本では権力がメディアを監視する。 (以下 略)

この直後、官房長官のオフ懇に関する話、田原氏が全面否定。岸井も否定してました(苦笑)

で、鳥越氏は知らないのかわざとなのか知らないけど、NHK番組改変問題の件、酷い歪曲しています。安倍さんも中川さんも全面否定していたし、「介入なし」の判決も出ています右

《NHK「ETV2001  問われる戦時性暴力」番組改変問題も、そもそも朝日新聞捏造記事の波及から》2014年8月11日

NHK番組改変問題を憶えてますか?

人さし指ザックリ言うと、「ETV2001  問われる戦時性暴力」(2001年放送)で、政治家が介入したと朝日新聞が騒ぎ立て、NHKと朝日新聞が紙面と放送でガチバトルしていたアレです。

私はそのNHKの番組自体を見てないけど、当時、サヨク番組で何週にも亘ってずーーっとこの話題を取り上げていたので良く憶えています。(その泥仕合の模様はwiki で)

そのサヨク番組では、朝日新聞を大応援してNHKと安倍さん・中川さんをボッロクソに言ってました。CS朝日ニュースターの【愛川欽也パックインジャーナル】なんですけどね(笑)

NHK VS 朝日新聞  ←BPO より一部抜粋

昨日の愛川欣也パックインジャーナル も、相変わらず麻生総理・安倍元総理をアホ扱い、小沢氏過擁護。地上波はマスコミが自民寄りで大政翼賛会のようでけしからんとか、15兆の半分はムダとか、給付金でありがたがるのはバカだとか、1000円高速道路批判とか、13日の党首討論で国民の目が覚めるとか・・・トホホな内容。  

これは、いつもの悪口の繰り返しだからレポートするのやめよっかな~と思っていたら、  

吉岡忍氏の発言にピキッ[E:annoy]ときました。安倍さんは政権を下痢になって放り投げたから、反省しろ。敵前逃亡だ。自民は除名しろ。とのこと。  

で、次の項目が例のBPOが「NHKに「自主・自立を危うくする」と意見した」という項目で、ナントこの吉岡氏、BPOの役員だそうです。・・・

NHK VS 朝日新聞  ←BPO その2より一部抜粋

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吉岡氏「・・NHKの最高責任者・番組制作局長が放送前に政治家に、当時の安倍、当時副官房長官・中川さんあの~後に酔っ払って大変な問題を起こした人ですけど、その人たちにこういう番組になりますよ。ということを説明したんですよ。これから放送する番組ですよ。そりゃやっぱまずいだろうと。だって普通やんないでしょ。絶対。新聞だってやんないでしょ。で、NHKってのは特殊なとこがあって、放送法によって予算だとかそういうものを国会で承認もらわなくちゃいけない。・・・それで頻繁に政治家に会うということは、仕組みとしてあるから。・・

人さし指そもそも、この原点の話ですが、ある集団がこういうアホな事をやっていたんです

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民衆法廷である日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷(略称:女性国際戦犯法廷)は、VAWW-NETジャパンが主催した民衆法廷で、「従軍慰安婦」など日本軍の戦時犯罪の責任は昭和天皇および日本国家にあるとして提訴され、2000年12月12日、「天皇裕仁及び日本国を、強姦及び性奴隷制度について、人道に対する罪で有罪」との判決を言い渡した[2]

人さし指そして、NHKが番組にする訳ですが、その辺はやはりNHKにいた池田信夫氏が詳しい

NHKの「番組改編問題」についての誤解

NHKの籾井会長が慰安婦問題で失言して「炎上」する原因になったのは、2001年に放送されたETV特集の「番組改編問題」である。これは今では覚えている人も少ないと思うが、ナンセンスな記事が週刊誌に出て、それを信じる人もいるようなので、事実関係を確認しておこう。
この番組は日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷という模擬裁判を教育テレビの番組にしたものだ。この「戦犯法廷」は「従軍慰安婦」を戦争犯罪として糾弾し、昭和天皇を被告人として弁護人もつけないで欠席裁判して「有罪」を宣告したもので、とてもNHKが番組を丸ごと1本費やして紹介するようなイベントではない。
この裁判を企画したのはVAWW-NET JAPANという団体だが、番組を企画した池田恵理子氏(私とは関係ない)はその発起人だ(これは彼女の部下をCPにして隠蔽していた)。彼女はNHKの中でも「チャイナスクール」として知られる極左集団のリーダーで、「戦犯法廷」の運営委員だった。つまり主催者が番組の実質的なプロデューサーなのだから、もともと中立な報道ができるはずがなかったのだ。
この内容が事前に右翼にもれ、安倍晋三氏などが問題にした。それがNHK予算審議の直前だったものだから、幹部が介入して番組を大幅に編集し、政治家に「ご説明」に回ったことが問題をかえって大きくしてしまった。これを朝日新聞が「政治家の介入を受けてNHKが番組を改竄した」と騒ぎVAWW-NET側が「取材されたとき期待した内容と違う」として訴訟に持ち込んだ。
二審まではNHKが敗訴したが、最高裁で逆転勝訴した。これは当然だ。下級審の判決のように取材された側が「期待」した通りにNHKが番組をつくる法的義務はない。使えない映像はカットするのが当たり前で、これは憲法で保障されたNHKの編集権である。撮影した映像をすべて流したら、NHKスペシャルなどは20時間ぐらい放送しなければならない。
この「戦犯法廷」は常軌を逸した極左的プロパガンダであり、検事役として登場した黄虎男は北朝鮮の工作員だった。NHK幹部が介入したのは当然であり、むしろすべて没にすべきだった。本来この番組は最初から企画として通すべきではなく、NHKの責任が問われるとすればその点である。以上

NHKがこれを番組にすること自体アレだけど、この時の朝日新聞の異常な安倍さん・中川さん攻撃も信じられませんでした

朝日新聞が「慰安婦の強制連行捏造を認めた記事」を出した今、振り返ると尚更おぞましい。

という訳で、この番組を是非記録したいと探したんですが、動画が見つかりませんでした。

人さし指でも画像入りのとても分かりやすいサイト☆を見つけたので、

「加害ウイルス」の散布者たち  ― やはり 朝日とNHK ― さまの記事を引用させていただきます・・・(以下 番組内容など 略)

中川昭一さんが朝日のウソを暴いた番組右

《【朝日の三ホンダ】 故・中川昭一氏VSと朝日新聞OB・武藤正武氏のバトルで見える、朝日新聞の庇い合い体質  【ニュースの深層】》2014年9月18日

2006年5月放送分の、CS朝日ニュースター【ニュースの深層】という番組で、

上杉隆がキャスターの日、ゲストの中川昭一氏と朝日新聞OBの武藤正武とのバトルが、朝日新聞内部の庇い合い体質をよく表していたのを思い出したので、文字起こしして記録しました(やや要約)

人さし指NHK番組改変問題「朝日新聞虚偽報道」事件を知らない方も(あとで解説しますが)とりあえず読んでみてください。

1a3a5287.png(中略)

で、えー、朝日新聞というと丁度今から1年位前、NHKの番組改編問題に関して中川さんの記事が出ました。これですね。

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まあ番組改編が。NHKの番組に事前に、中川さんが介入して結果として圧力をかけたという(朝日新聞の)記事なんですが、まっ率直なところこれ圧力をかけたんですか?

中川昭一氏まっっったく事実無根ですね。・・


会見の件に話を戻しますが・・

人さし指なんでこの人達、「視聴者の会」との討論から逃げ回って、外国向けの会見で好き勝手や喋ってんの??

【高市停波発言】「放送法遵守を求める視聴者の会」の、3対3の公開討論呼びかけを完全無視した、鳥越俊太郎・田原総一朗・岸井成格たち!(・・;) 2016年03月11日

人さし指民主党政権の時の同じような発言、今回も完全にスルーだった事だけでも、この5人(6人)に不信感しか持てません 右

《「私たちは怒っています!高市『電波停止』発言は憲法・放送法の精神に反している」(青木理、大谷昭宏、金平茂紀、岸井成格、田勢康弘、田原総一朗、鳥越俊太郎)》2016年3月 1日

TBS系・テレビ朝日系で重用されているジャーナリスト達6人が、恥ずかしい会見を開きました。

もともと偏った人達なので、高市発言も「恫喝」「驚く」「呆れる」「大臣失格」と色眼鏡的にしか見えず、「高市さんに恥ずかしい思いをさせなければならない」そうです(呆)

あまりに呆れて怒りを覚えたので、人さし指この際、この6人の過去発言(安倍総理・自民党への敵対視発言など)と、民主党政権の時のマスコミへの恫喝を再掲します。

まずはこの特定のジャーナリスト6人の会見での発言(画像はTBS・ニュース23から)

001

鳥越のウソに呆れて怒っています!(;一一)

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2016年03月24日14:24「韓国人武装すり団」の元メンバーら日韓男女28人を逮捕・送検 。密航ブローカー組織・タッチ&ゴー方式の犯罪 

日本の28都府県で窃盗などをしていた、韓国人武装すり団元メンバーら日韓男女28人が逮捕・送検されましたが、一番気になるのは、「日本籍の23人」の存在

人さし指純粋な日本人も加わっていたんでしょうか??去年の12月に密航ブローカーが検挙された時、「日本国内の協力者を早急に洗い出すべき」と書きましたが、早く背景・全体像の解明してほしいです。 

すり、空き巣繰り返し全国行脚…日韓窃盗団を摘発 大阪府警、2・2億円被害確認 2016.3.23

 日本全国ですりや空き巣を繰り返したとして、大阪府警捜査3課などは23日、窃盗容疑などで韓国籍で住所不定の無職、金上煥(キム・サンファン)被告(49)=窃盗罪などで公判中=ら韓国籍と日本籍の男女グループ23人を逮捕、韓国籍の5人を書類送検し、261件の被害(総額2億2700万円相当)を裏付けたと発表した。

 同課によると、金容疑者らグループの中心だった韓国籍の8人は母国のブローカーを頼って平成27年3月、韓国・釜山から佐賀県唐津市へ漁船を改造した船で密入国在日韓国人や日本人の協力を得ながら、すりや空き巣など4グループに分かれて犯行を重ねていた。

 28人はいずれも容疑を認め、金容疑者は「借金もあり、(仲間の)日本人の儲け話に乗って密入国した」と供述。同課によると、金容疑者は催涙スプレーやナイフを使う武装すり団を率いていたという。

 逮捕・送検容疑は16年11月上旬~昨年8月中旬、東京や大阪など1都2府25県ですりや空き巣などを繰り返したとしている。以上

去年の密輸ブローカー摘発された時の記事です右

《【韓国人武装スリ団】改造漁船で窃盗団を日本に運んでいた密航ブローカー組織摘発 【韓国KBS】》2015年12月 1日

NHK-BS【ワールドニュースアジア】韓国KBSで、

エンジン3個搭載に改造した漁船で、窃盗団を日本に運んでいた密航組織を摘発したニュースをやっていたので記録しました(青字はナレーション)

実は、この窃盗団は10年程前に「韓国人武装すり団」と呼ばれ、日本で不法滞在中に催涙スプレーやナイフを使って強盗をして外交問題になってました。

そして国外退去処分になった「韓国人武装すり団」の元メンバーが、この改造漁船で日本に再密入国し、また窃盗を繰り返していたという経緯。 人さし指日本国内の協力者を早急に洗い出すべきです。

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女子アナスリの一味を日本に密入国させた密航ブローカーらが警察に摘発されました。韓国と日本の警備艇が追いつけないよう時速100キロ近いスピードを出せるよう漁船を改造していました。」

慶尚南道の海岸に留められているこの漁船はエンジンを3個装着しています。普通の速度の3倍、時速92キロまで出せます。

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プサン警察庁の関係者日本まで高速船で3時間近くかかります。高速船は時速90キロですからこの小さな漁船はそれより早いわけです。」

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警察は、この漁船を使ってスリの一味8人を日本に密入国させた韓国人の密航ブローカーら5人を摘発しました。
これら8人は、今年3月1人当たり2000万ウォンをブローカーらに支払い、この漁船で日本に密入国し、1ヵ月後そのうちの7人が窃盗などで日本の警察に捕まりました

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残りの1人は同じ漁船で韓国に逃げています

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8人は、9年前に東京で催涙スプレーなどを使ってスリを行い、外交問題を起こした経緯があります。警察は密航組織の余罪を追及するとともに、刑期を終え日本から追放されたら、密航取り締まり法違反で処罰する事にしています。以上

当時マスコミは、「韓国人武装スリ団」と呼んでいたけど・・スリなんて生易しいもんじゃありません。想像以上の凶暴さでその手口は右

「韓国武装すり団」繰り返される10年前の悪夢 元メンバー2人、再入国で荒稼ぎ逮捕2015.8.11

 約10年前まで手荒な手口のすりや強盗を繰り返し、日本を震え上がらせた「韓国人武装すり団」。一時はなりを潜めていたようだが、今年6月以降、服役後に帰国していた元メンバーの男2人が日本に再入国し、数十件の窃盗などを繰り返して逮捕された。

Photo

共犯者がいるとみられ、かつては駅で催涙スプレーをまき散らして20人以上を負傷させるなどの凶暴さを見せていただけに、捜査当局が警戒を強めている。(夕刊フジ)

 大阪市西区のショッピングモールで今年5月、買い物用カートに掛けられていた女性のバッグを盗んだとして、大阪府警は6月10日、窃盗容疑で韓国籍の金上煥容疑者(49)と李橿●(=日へんに文)容疑者(54)を逮捕。いずれも窃盗罪で起訴された。

 捜査関係者によると、2人は武装すり団の元メンバー。金容疑者は日本での服役を終えて韓国に帰国し、3月に密入国していた。窃盗を繰り返しながら、九州から関西へ移動したとみられ、西日本の少なくとも6府県で発生した数十件の窃盗事件などへの関与をほのめかした

大阪府河内長野市の郵便局で4月9日に発生した強盗致傷事件も金容疑者らの犯行だった。盗難届が出ている預金通帳を使ってATM(現金自動預払機)から現金を引き出そうとし、声を掛けてきた男性局員にスプレーを吹きかけて車で逃走。男性局員を含む局員や客ら計6人が病院搬送され、目などに軽いけがをした。

 通帳は直前に同市内のスーパーで置引されており、防犯カメラには4人組が写っていたため、府警は仲間や関与した人物がいるとみている。

 武装すり団はもともと韓国で暗躍していたが、韓国国内の取り締まりが強化されたことなどから、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」で、観光客にまぎれて大挙して入国したとみられ、日本で被害が続出した。実行役や見張り役に分かれて組織的に動き、刃物でバッグを切り裂いて財布を盗むなどの手荒な手口が目立った。

 2006年6月には東京都荒川区の西日暮里駅構内で、5人前後の男が刃物を振り回して乗客らに軽傷を負わせた上、取り押さえようとした警察官にも催涙スプレーなどで抵抗して、警察官が発砲し韓国人の男1人を逮捕。20人以上が負傷するという事件に発展した。

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犯行を短期間に集中させて帰国する「ヒットアンドアウェー」を繰り返していたが、00年代半ばに韓国ドラマ「冬のソナタ」などで韓流ブームに火が付くと、韓国を訪れる日本人観光客にターゲットを変更。ここ10年ほどは日本での被害は表面化していなかったが、元メンバーの再入国により危機が再燃した。

 韓国事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖氏は「韓流ブームが終わって日本人観光客が減ったといっても、ウォン高・円安の今、武装すり団がわざわざ日本に来て犯罪収益を得るうま味は薄くなっている。それでも再入国したということは、日本国内での犯行を容易にする協力者との強いコネクションがあるためだろう」と指摘している。

日本は密入国の取り締まりを見直すべき。朝鮮日報の記事です右

改造漁船で窃盗団を日本に 密航組織摘発=韓国警察

・・・釜山警察庁国際犯罪捜査隊の隊長は同組織の改造漁船について、取り締まる艦艇をレーダーで確認しても速度差のために追跡できないと説明した。

 警察は指紋採取などの導入により、パスポートを偽造する手法の密入国が減った反面、船を利用した密入国が増えるとみて、海洋警備安全本部などと共同で密航の取り締まりを強化する計画だ。

この「韓国人武装すり団」の事件はもっと大きく報道すべきだと思います。

人さし指未解決の凶悪事件も、ひょっとしたらコイツらの犯行かも知れないしね。

それにしても、韓国の法律がゆるすぎる・・右

韓国の取り締まり法

第3条(密航・離船等)①密航又は離船・離機した者は、3年以下の懲役又は300万ウォン以下の罰金に処する。<改正75・12・31、89・12・27>

②第1項の未遂犯は、処罰する。

③第1項の罪を犯する目的で予備をした者は、1年以下の懲役又は100万ウォン以下の罰金に処する。<改正75・12・31、89・12・27>[全文改正63・12・16] 

第4条(教唆・幇助等)①第3条第1項の罪を教唆又は幇助した者は、1年以下の懲役又は100万ウォン以下の罰金に処する。<改正75・12・31、89・12・27>

②報酬を受けることを目的として第3条第1項の行為を斡旋し、又は常習で又は営利を目的として第3条第1項の罪を教唆又は幇助した者は、3年以下の懲役又は300万ウォン以下の罰金に処する。<改正75・12・31、89・12・27>

③第2項の場合に収受又は約束した報酬は、これを没収する。その物を没収することができないときは、その価額を追徴する。

直系血族・配偶者・同居親族・戸主・家族又はその配偶者のために第1項の行為をしたときは、罰しない。[全文改正63・12・16] 

第5条(刑の加重)①この法律施行後第3条及び第4条の罪を2回以上犯したときは、その刑を2倍まで加重する。

②第1項の場合にその犯罪に供与され、又は供与しようとしていた船舶等道具であって犯人以外の者の所有に属しないものは、これを没収する。[全文改正63・12・16]

こんなヌルさじゃ繰り返すでしょ?

あと、直系血族・配偶者・同居親族・戸主・家族又はその配偶者のために第1項の行為をしたときは、罰しない  。って意味が分かりませーん

以前、外交問題にもなり、日韓28人のグループという驚くべき人数で、しかも日本中広域に亘っての犯罪なのに、 テレビでは今のところまだ報じられていません。なぜでしょう??

関連記事デジャブですね

関東朝鮮人強盗団事件

関東朝鮮人強盗団事件(かんとうちょうせんじんごうとうだんじけん)とは、第二次世界大戦終戦直後より関東地方を股に掛けた朝鮮人強盗団による連続強盗事件である。その内1件は強盗殺人犯していた。

1949年9月13日警視庁捜査第三課は、関東一帯を荒らしまわっていた十数人規模の朝鮮人強盗団の取調べをしていたところ、ある被疑者が背後にある200人規模の大強盗団の存在を自供し、発覚した。

同年12月1日、警視庁は「集団強窃盗特別捜査本部」を設置するとともに、東京都神奈川県など55ヶ所を家宅捜索し、79人を検挙した。その後の捜査で、最終的に260人(朝鮮人215人、日本人45人)を検挙した。

捜査の結果、強盗殺人1件、強盗45件、窃盗861件の犯行が明るみに出た。・・

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2016年03月23日12:12【人種差別撤廃施策推進法案・参考人質疑】スティーブン・ギブンズ氏「ヘイトスピーチ法はアメリカ憲法違反」&TBSの報じ方 

人種差別撤廃施策推進法案・参考人質疑で、 

外国法事務弁護士のスティーブン・ギブンズ氏が、「アメリカの憲法の歴史は人種差別と平等及び言論の自由の理念と深く関わっており、少なくても参考材料になる」と、

アメリカ憲法修正第1条の視点から口述していたので書き起こして記録しました(やや要約です)

で、同委員会の様子をTBSが報じていたんですが・・目線が180度違う(苦笑)

その比較もしてみてください。

【第190回国会 参議院・法務委員会】人種差別撤廃施策推進法案・参考人質疑 2016年3月22日    
参考人 外国法事務弁護士 
スティーブン・ギブンズ 

 「スティーブン・ギブンズです。アメリカ出身だが人生の半分は日本に住んでいる。1982年にハーバード、ロースクールを卒業し、アメリカの弁護士資格を取得した。その後長い間ニューヨーク・東京で企業の国際取引業務を中心にやってきた。

10年前からもう1つの仕事として、日本のいくつかの大学でアメリカの法を教えている。現在は上智大学の法学部専任教授としてアメリカのロースクール教育の基礎となる科目(アメリカ憲法全般・言論の自由を保障する米国憲法修正第1条の専門的な授業を含む)を教えている。 

 今日は、アメリカ憲法、特に修正第1条の視点から日本のヘイトスピーチ法案についてコメントする。もちろん日本はアメリカ憲法とアメリカ最高裁判所の判決に従う必要はない。
しかし皆さんご存知のとおり、アメリカの歴史、アメリカの憲法の歴史は人種差別と平等及び言論の自由の理念と深く関わっており、少なくても参考材料になると思う。

 まず結論から言うと、仮にヘイトスピーチ法案をアメリカ最高裁判所の判断に委ねる事になったとしたら、公案第3条1項の『特定のものについてそのものの人種等を理由とする侮辱・嫌がらせ、その他の不当な差別的言動を禁じる条文及び、同条第2項の不特定のものについて人種等を共通の属性を理由とする不当な差別的言動を禁じる』条文は、アメリカ憲法修正第1条に抵触し、違憲とされることは明確だ。

実際、アメリカが人種差別撤廃条約に加盟した時には、1つの条件として条約のヘイトスピーチ関連の条項を除外した。
アメリカ憲法修正第1条のその根本的な考え方は、国家が国民に所謂正しい思想や発言を押し付ける事。逆に国家が不適切とされている発言を禁じ処罰する事は憲法上できないというもの

アメリカ憲法修正第1条は、ヨーロッパの絶対君主制や宗教迫害から逃げる為に体制を当たった建国の父達と基本的な価値観を反映しているといえる。

この原則により、いくら過激であっても思想の表現、例えばナチス風にユダヤ人を野次るデモ。クークラッスガー??の十字架燃やし大会、同性愛者は罪人であると叫ぶキリスト教原理主義者のパレードを行う権利は全て憲法上保障されている

この事は数多くの最高裁判決に見ることができる。もちろん多くの人はこのような行いに対して強い嫌悪感を感じる。私自身も道端で在日特権を許さない市民の会のうるさいデモを見るといやな気持ちになるし、街宣車もやめてほしいと思うことはしばしばある。

蛇足だが、不用品回収トラック、駅前での議員のメガホン演説、騒音選挙カー、ニューアルバムの広告トラックを全面的に廃止できないかと思う事もあるが、残念ながら言論の自由の裏面は聞きたくない情報も耳や目に入る不都合と付会だ。

公案第3条第1項及び同条第2項は、先述の通りアメリカ憲法修正第1条に抵触して違憲だと考えるが、それらの規定に現れている問題点として2つほど申し上げる。

1つは、条文には非常に曖昧な主観的な解釈によって意味が大きく異なる文言が含まれている。侮辱という文言は刑法で使われていてその意義が明確化されているが、その他の嫌がらせ・迷惑・不当 その他の差別的言動などがあげられる。どのような発言、どこまで言って良いのかは極めて不明確だ。

もう1つは、条文に曖昧な文言が含まれている事と関係するが、重要な政治社会問題に関して活発で、率直な議論が出来なくなったりする事も用意に想像出来る。

移民問題・慰安婦問題・教科書問題・観光客マナー問題、率直な議論ができないと日本の国民は大きく損をすると思う。

また公案第3条のような禁止規定が仮に設けられたとしても、この規定は実際のところ、救済を定めていないと理解する。
という事は、仮に誰かが条文に引っかかる差別的言動を行ったとしても、警察も被害者も法的には何もできないような結果になる。

先述したような、曖昧で、率直な議論が出来なくなる事は大きな問題だが、救済のない禁止規定を設ける事にどれ程の意味があるのか疑問を感じる。以上です。

大変重要な参考意見ですね。特に日本人にとって。法律で口に蓋をしたところで何の解決にもなりません。憎悪の原因を元から断たなきゃダメでしょうに(呆)

一方、TBSの報道ではこのスティーブン・ギブンズ氏の存在すら完全スルーで、取り上げたのは在日女性の「傷ついているので何とかしてほしい」という口述のみ(青字はナレーション)

タイトルもこんな風になります→「人種差別禁止法案の参考人質疑、在日韓国人らが証言 」

1

特定の民族や人種に対する差別をあおる「ヘイトスピーチ」などの人種差別を禁止する法案の参考人質疑が行われ、在日韓国人の女性らが被害の実態を証言しました。
 「ヘイトスピーチ」などの人種差別を禁止し、国や自治体が差別をなくすための施策をとることなどを盛り込んだ法案の参考人質疑が行われ、川崎市に住む在日韓国人の女性らが、相次ぐヘイトデモの被害の実態を証言しました。
2 3

 「真綿で首を絞めてやる、空気が汚れるから空気を吸うなと言われる。もしかして、同じエレベーターに乗った人がヘイトスピーチをする人だったらと、(中学生の息子が)エレベーターに乗ることが怖くなったと言います」(在日韓国人3世の崔江以子さん)

4 5

 川崎市では3年前からこれまでに12回ヘイトデモが相次いでいて、去年11月と今年1月のヘイトデモは、在日韓国・朝鮮人が多く暮らす住宅街でも行われました。

 川崎市は「自治体では手立てがない」として、今月14日、国に対し法整備などを求める要望書を提出しています。法案は、民主、社民など野党が去年5月に共同で提出し、継続審議となっています。以上

TBSは自分達の主張だけを報じてますね。これ放送法的にどうなのかな~??(;一一) 

で、ヘイトスピーチ法案って、日本社会でモノ言えない空気を作るものだけど、 

「もの言えぬ空気がー」「あってはならぬ議論封じ」といつも言ってる岸井成格さんは如何お考えでしょうね??

《「安保法シンポは政治的」立教大が場使用不許可。放送大学が問題文を削除で「過剰な自己規制」と教授が辞意。学問の府に“物言えぬ空気”。ジュンク堂騒動。岸井成格「あってはならぬ“議論封じ”」 【NEWS23】》2015年10月27日

001

ヘイトスピーチ法案可決なら、野党側の暴言も一切ダメになるよ、分かってる!?有田芳生さん

《共産党・金子洋区議がツイッターで「死ね」と暴言を投稿し、引責辞職 【グッド・モーニング】》2014年07月16日

・・これはセクハラヤジどころの問題じゃないですよ。

国民に対して言葉の暴力。しかも「死ね」とはねぇ・・

確かにこの金子洋区議、逃げ足は速いけど、マスコミ達は取材に押しかけないのかなぁ?? なんかあんまり話題になってないの方が気になります。

人さし指で、日本共産党の熱心な活動家だった両親の下で育ったこの人も、一応国会議員だけども、国民を「ゴキブリ呼ばわり」。 そしてその弟もそれに参戦して暴言・・

親の顔が見てみたい・・


有田芳生のヘイトスピーチに関する質問に、安倍総理「ヘイトスピーチ残念、日本の品位に関わる」 【NHK国会中継】2016年03月19日

・・安倍総理が「残念。あってはならない。日本の品格に関わる」と答弁したのは当然です。「死ね」「殺せ」は、デモで絶対に使うべきではありません。

当然、安倍総理に対してもだよっ(;一一)

それはそうと、有田氏が委員会に持ち込めなかったフリップをネットで流し、その仲間たちが「拡散しよう!」と運動しています。・・

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