誰のための労組か 「北教組」"政治活動とカネ"独占潜入取材
昨年の小林千代美議員の北教組と一体化した選挙活動と、
事実上北教組トップの長田秀樹委員長代理への小林議員当選直後のインタビューなどを記録しました。(以前書いたサンプロ特集と重複する部分も敢えてそのまま記録)
さくらにゃん
その1【驚愕!日教組の現実】に続き【日教組の正体】という動画を文字起こししました
もうじき卒業式・入学式の季節ですが、学校の紅白幕じゃない学校があるなんてビックリ!
あと、小・中学校の性教育がトンデモないことに・・
日本の教育界を圧倒的影響力を持って、戦後コントロールして来た日教組、、」
犬伏秀一議員「大森のある中学校の、保健体育のですねぇ、試験問題!今日は女性の方がいて品がなくて申し訳ないが、これは試験に出た問題でありますから。
『男性性器の受精に必要な勃起時の長さを書け』 これ保健体育の問題ですよ、ふざけんんじゃねぇって言うんですねぇ。
で、僕は教育長を呼んで『なんでこんな問題を出したか、本人に聞いて来い』と言ったら、『思春期の子供たちはおチンチンが長いか短いか心配しているから12cmあれば大丈夫だということを教えたかった』と、、」(大田区議会)
(手作りのチンチンを「飛ぶ!飛ぶ!」と言いながら激しく振り回す教師の映像 など)
ナレーション「男性教師が穿いているタイツは排尿の仕方を教えるために教師が工夫した手作りの教材だ。」
犬伏秀一議員「同じ教員が書いた保健体育の問題であります。これ女生徒の問題です。『あなたが初めてSEXする相手は誰でしょうか。・夫のある人 ・恋人 ・おじさん ・夫 』とこういう風に書いてあるんです。
なんでこんな問題を書かなきゃいけないのかと言ったら、えー『性病、エイズに罹らないように』と、、ほんっとに頭が狂ってるとしか思えない、、日教組の教育ってバカですね。」
伊藤玲子氏「教室では、国旗・国歌・道徳教育反対。それから平和教育では『君たちのおじいちゃんは戦争で人殺しをした。とにかく外国の人を殺したというような教育ばかりしております。』」(建て直そう日本・女性塾 幹事長)
三宅博議員「日教組がですねぇ、何故あっこまで横暴を繰り返す事が出来るのか。この秘密がまさに部落開放同盟の存在にあるんですよ。部落開放同盟、これでみんなやられるんですよ。日教組と闘おうとすればですよ、部落開放同盟が前面に出てくる。これで多くの地方議員もみんな怖気づいてですねぇ、引き下がってしまうと。
この部落開放同盟っていうのは日教組の、まぁ言ってみれば用心棒なんですよ。この用心棒の存在があるからですよ、あの日教組があっこまで横暴を極めることが出来る。この部分をみなさんねぇ、あのーしっかりと見極めていただきたいと思うんです。」(大阪府八尾市議会議員)
義家弘介議員「輿石氏がこう発言している。『教育に政治的中立などあり得ない。私は生涯、日教組の一員である。一緒にがんばっていきましょう。』
彼らは今まで何と言ってきたのか。まさにこれが輿石氏の日教組の本音だったわけです。『国の不当な介入、政治の教育への不当な介入は許さない』という事で、様々なストライキとかボイコットとか起こしてきた。
しかし、本音を返せば『我々が牛耳るんだ』という思いがアリアリのあのトンデモない発言が、、取り上げたのは産経新聞だけですよ!
更に同じ席上で鳩山幹事長、『日教組の皆様とこの国を担っていきます』と宣言しております。どーなるんですか、じゃあこの国は!」
三宅博議員「で、彼らはですねぇ、結ぶ思想っていうんですか、これは反日革命思想なんです。で、その究極の目標は打倒天皇制度ということなんですよ。
これは部落開放同盟の綱領にですよ、『差別観念を生み支える諸条件を打ち砕き・・』という風な事が前文に書かれてる。ね、その差別観念を生み支える諸条件を打ち砕き・・、その本文の3にはですねぇ、『差別を生み支える天皇制度、これを打倒しなければならない』と、こういうことが部落開放同盟に堂々と書かれている。
で、これと全く同じ主張を日教組がするんです。彼らの目標っていうのはやっぱりあくまで反日。反日革命なんですよ。革命闘争です。日本を倒そうと、その中核は天皇陛下・皇室の存在をなきものにしようという、許しがたいこの連中なんですね。
その部分で彼らはですね、密接に血の友誼を結んでいるということであります。
これは悪意であって、憎悪であって、腐心であって、妬みであって、????なんです。これが彼らの本質なんですよ。こういう連中が国の政治を司ったら、国がガタガタになってですよ、百万の自国民が餓死したりとかって、当たり前でしょう!
保守思想っていうのはそうじゃなくて、全く正反対なんですよ。保守思想の本質的なものはですねぇ、信頼であり、善意であり、愛であり、慈悲であり、寛容な精神なんですよ!
この事によって、国を運営していかなければ、私はならないと思います。」
犬伏秀一議員「これは日教組ではありませんけれど、職員労働組合って日教組とタッグを組んでですねぇ、日本をぶっ潰そうとしている、、ここに給食のオバサンってのがいる。
給食のオバサン、大田区ではですねぇ、年間190回お昼ご飯作るだけの仕事。ナント平均年収826万円。素晴らしいですねぇ。そしてこのオバサン達の出勤簿を開示請求したらですねぇ、女性の方、本当に御免なさいね、品がなくて。ナント60歳の定年まで毎月3日間生理休暇を几帳面にお取りになっていてですねぇ、その生理が必ずゴールデンウィークの中日に来る。どういうことだ?これは、ふざけんじゃないってですねぇ、この権利だけを主張する日教組と同じ輩でありますよ、皆さん。
そしてこういう人達が学校で子供たちを教えているんです。子供たちに『規則を守れ』と言いながらですねぇ、学校では教員が規則を破っている、こんなバカな話はないわけであります。
先ほど、小林先生が仰った。どうか皆さん、地域の学校に行って下さい。そして授業を見てください。子供たちの教員がどういう事を教えているか見てください。」
土屋敬之議員「"日教組がガン"と言って悪いのならですねぇ、日教組は悪性腫瘍だと言い直さなきゃいけないのかと、私は思います。
国立市でも同じような問題があり、紅白の玉入れが出来ない。つまり紅白というのは、今までの白と赤を表すから、玉入れは白と青にしろと。
そして、紅白の天幕というのがありますけれども、これも日の丸を連想するから使わないと。何を使うかというと、まっ、お葬式の時に近頃よく使うブルーと白の天幕を使って卒業式や入学式をやっていると。そして新しく出来たある中学校では、校章や校歌はない。」(東京都議会議員)
自分の国の国旗・国歌を否定して、その国家から給料貰った上に、その国を貶めるような活動をして、敵対国家を崇拝するなんて、人間として恥ずかしくないんでしょうか??
その上、とんでもない性教育をして、キチガイですね。
幸い、うちの子供たちは、そんな先生に当たらなかったし、通った学校は全部紅白幕だったし、日教組教育に悩まされたことはないけど、もし、こんな先生に当たったら、取り返しがつかないことになりそう・・・
だって、手作りチンチンつけた腰を激しく振り回している先生見て、子供が悲鳴上げてたもん・・
日教組の先生のお陰で、君が代を知らなくて恥ずかしい思いをした人もいます。
日本がそんなに嫌いなら、そんな国の公務員にならなきゃいいじゃん。公僕ですよっ
朝鮮学校にでも雇ってもらった方が、本人も君が代と日の丸で苦しまなくても済むし、生徒が変な思想に染まらなくて済むよ。
あと、義家さんが取り上げたのは産経新聞だけと言っていますが、
実はナント!テレビ朝日が詳しくコレ取り上げていました!(・・;)
《民主党の死角"日教組" (テレ朝 サンプロ) その2》より
輿石氏「政権交代にも手を貸す『教育の政治的中立』などと言われてもそんなものはあり得ないっ。私も日政連議員として日教組と共に闘って行く事をお誓いをし、、」
今年1月、日教組主催の新年会でこう述べた輿石氏。
日教組は、組合員28万人の数を背景に参議院選挙で毎回一人の組織内候補を送り出すほか、複数の候補を支援してきた。彼らは日政連議員と呼ばれ、その代表的存在が参議院民主党のトップ、輿石氏だ。.
二年に一度開かれる日教組の定期大会。地方組織の幹部が全国から集まる中、壇上には社民党の福島党首が立った。
福島氏「政権が代われば教育基本法を元に戻したい。そう思いますっ。日教組の躍進を心から期待をしていますっ。一緒に頑張りましょう。」
そして、もちろんこの人も駆けつけていた。
鳩山氏「日教組さんのますますのご発展を心からお祈りを申し上げて、、」.総選挙の決起集会を思わせる会場では、日教組が支援する候補者も紹介された。
その一人が、北海道5区、民主党から出馬を表明した小林千代美氏だ。
内田氏「まぁ組合員が求めている活動との間にズレがあるんじゃないかという事なんですよ。例えば学校の中で先生っていうのは、もう毎年毎年ドンドン忙しくなってるんですね。
で、教師の労働条件を改善するっていうのは、これ組合員である教師にとっては切実な願いなわけですよね。
しかし日教組は例えばそういった課題でさえも、政権交代によって実現するんだと言わんばかりに選挙闘争に邁進したきらいがあるわけです。
で、民主党政権になったら、じゃあそういう問題が解決するかっていうと、そこはイコールではないはずですね。で、末端の組合員からすれば今度は逆に何の為につらい選挙運動をやったのかということになりかねないと思うんですね。」
アナ「さて、鳩山内閣の内、労働組合出身が4人、赤く囲った方達ですね。連合の支援を受けたのが3人。オレンジで囲った方達、結構な割合なんですが、民主党政権と労働組合、特に連合との関係はこの先どうなっていくと思われますか。」
内田氏「はい、今回の選挙ではその連合の応援もあって民主党は政権交代に成功したわけですけれども、
しかも鳩山総理に直に陳情もしてですね政権との距離は大変こう近づいているという風に思います。
問題はその結果として何が実現されていくのかという事だと思うんですね。
もう一度日教組に話を戻しますと、一般の組合員の中には、今出てましたけれども、政権交代を折角したんだからこれは教育基本法は元に戻してもらえるんでしょうという風に考えている人も多いんですよ。
しかし鳩山政権が実際にそうする保障は実はないですね。
それから日教組の幹部もですね、実は現段階では具体的な目標には掲げていないんですよ。
その組合員の期待が失望に変わってしまった時に、政治や選挙闘争に傾倒しすぎた労働組合ってのは果たして生き残っていけるのかと、そこに原点に立ち戻ってもらいたいと思いますね。」以上
日教組の上層部は、日本の政治を牛耳ろうとしたり、裏金作ったり、腐りきっているから救いようがないけど、底辺の日教組の教師は、組合員の前に子供達のことをまず最初に考える先生であってほしいです。
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今日は建国記念の日です。
そこで敢えて【驚がく!日教組の現実】という動画を書き起こしました(青字はナレーション)
日教組が反日革命思想で、究極の目標が打倒天皇制度だからです。(この根拠はその2で)
こういう教師に、日本の未来を担う子供たちを託せますか?!
(2007年7月1日放送 TBS【報道特集】シリーズ参院選(1)安倍教育改革を問う!
日教組徹底研究 最大の対抗勢力 日教組の今 安倍首相教育改革 VS 日教組)
森政文委員長「特に日教組のこの教研活動は世界に類を見ない誇れるものなんだと、、」(大分県教祖)中村譲書記長「平和と人権という事になると思いますね。"教え子を再び戦場に送らない"というスローガンは、どんなことがあっても捨てませんしぃ、、」
日教組が重視する教育の大きな2つの柱は人権教育と平和教育だ。
教研集会の人権教育分科会。冒頭、来賓として招かれた朝鮮学校の組合代表と、部落開放同盟の代表が挨拶した。
キム・ジョンテ氏「私たちはいわゆる美しい国によって国家的にいじめられています。」(朝教同・朝鮮学校の組合)岡田健悟中央執行委員「今の流れは非常に厳しい。そういう意味では部落開放同盟の私たちも皆さん方と連携しながらしっかりですねぇ、取り組みを強めていかなければならないから、、」(部落開放同盟)
”「チョソンマル(朝鮮語)、わがいのち」に取り組んで” という朝鮮語のセリフの入った演劇の授業を通しての人権教育。部落差別や障害者差別などさまざまな人権問題をどう克服するのか、実際に行われた授業の報告が続く。
だが、安倍総理が人権問題として最重要視する拉致問題を主題に据えたリポートはなかった。
高嶋伸欣教授「確かに横田さん一家の苦しみというのも考えなければいけませんけれども、だからといって分かっているはずの助けられる命を助けないで平然としている日本の世論というのはやっぱり朝鮮半島の人を差別してないかと、、」(琉球大)
「毎日あの、国会前に小学生たち、中学生たちが来るんですね。あのー、国会見学で相当来ます。"闘う教員"の姿を見せるっていう事はですね、極めて重要じゃないかなぁと、、」教育基本法の改正反対で国会前に座り込んだのは、教育効果があった。そう語るのは、高校で世界史を教える渡部秀清教諭(59)
渡部氏「日の丸君が代についてもこれだけ危険なのに何も言わないっ、、」卒業式の君が代斉唱の際、起立せずに東京都教育委員会から、停職6ヶ月の処分を受けた根津君子教諭。
次に処分される時は、「解雇の可能性が高い」と訴えると、小野教諭が大きな声で呼びかけた。
小野政夫教諭「私達は根津さんやカワラウチ?さんを見殺しにしていいのでしょうか。」われら~わ~れら~わ~れら~の日教組(日教組組合歌)
「東京の(学校の)荒れる実態というのはまさに競争原理で競争させることによって競わせる事によって、子供が高まるという明らかに間違った幻影にね、とらわれて教育改革が進められていると、、」
杉並区教職員組合の前委員長、長谷川和男教諭(60)。長谷川教諭の父親も元日教組。社会党代議士を6期務めた。
長谷川教諭「尻たたきに使っているわけです。でーお互いに競争させて少しでも平均点良くさせていくっていう、それが学力向上の近道だっていうような発想でしょ。
そのドリルの中でね、1点2点が良くなったと、その事がね、学んでうれしいっていう風に思う子ってのはそんなに多くないですよ。ハッキリ言って。」
「国会に日教組の旗を立てましょう!」「黙って聞けよっ!」「海兵隊はアメリカへ帰れー!」
「あのー、観客席にお座りの全国からお集まりの皆さん!皆さんもこのシュプレヒコールを言ってこの舞台劇に参加しませんか?!」「日米合同軍事演習反対ー!」「日米合同軍事演習反対ー!」以上
日教組の教育論って、日本のためのものじゃないのがよく分かりますね。
こんな教研活動が世界に誇れると言っている事自体、恥ずかしい。
しかも、自衛隊は人殺しのビラを配り、国歌として「北朝鮮を祖国という事で祖国の歌だと歌わせたり・・・!
日教組と保守派の戦いはずっと続いてきました。
《民主党の死角"日教組" (テレ朝 サンプロ) その1》より抜粋
男性教師「あの安倍晋三が、私達の憲法であった教育基本法を全く異質な物に変え、教員免許更新制を導入し、全国学力テストを復活させたわけです。
それもこれも私達が4年前の衆議院選挙に敗北したからです。
日教組の全存在を賭けて選挙闘争を闘いぬかなければならないと思います。」
政権交代を求める世論が高まる中、日教組の最高幹部たちの間でもその機運は最高潮に達した。
中村氏「選挙は日教組方針の実現の為の日教組運動そのものです。組織の総力を挙げて政権の交代を実現させましょう。」
「総選挙による政権交代に向けて団結して頑張ろうーー」「おーー」「頑張ろうーー」「おーー」
日教組が民主党を操っている、今のこの政治を一刻も早く止めさせるべきです。
日本の建て直しの第一歩は「教育」なのに、それをことごとく邪魔しているのが日教組だから。
次の記事は、もっと驚愕の教育現場の具体的な話です。
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TBS【朝ズバッ!】の8時またぎで、
09年マニフェスト「最低保障年金7万円」をめぐる、昨日の岡田副総理と稲田議員のバトルに少し触れていたので、そのVTR部分のみ記録しました(青字はナレーション)岡田副総理の逆切れ答弁の意味が分かりません。
稲田議員「・・民主党のマニフェストではですねぇ、『最低保障年金7万円、全ての人にタダで配る』と書いてあるんですよ。ですから、そんなうまい話はないんです。
・・・『全ての人がですねタダで、最低保障年金7万円もらえる』とみんな誤解してるんです、、」
岡田副総理「ま、今日はあの・・NHKテレビも入っておりますのでっ、国民のみなさんに正しく伝わる必要があると・・いう風に思います。
我々はあの全員に最低保障年金7万円を、全員に配るななどということマニフェストにどこにも書いてございませんし、えー、そりゃ、あの、何を根拠に言っておられるのかですね。
我々は『月額7万円の最低保障年金を実現します』と・・いう事を言っているだけです。(それは同じことだ! ←ヤジ)2009年の衆議院選挙で民主党が掲げたマニフェストの目玉、最低保障年金月額7万円。 私たちの今と未来の生活に最も大切な年金制度。しかし、その中身を議論するはずの与野党協議は一向に前に進んでいません。その大きな要因のひとつが・・・
町村氏「私だって持ってますよ、この資料。民主党って書いてあるんですよ、皆さん、これ」
民主党が去年3月密かにまとめた最低保障年金月額7万円を実現するための試算。その試算では全ての人が月額7万円を受け取るために2075年度で最大17.1%の消費税率が必要になるというのです。
その試算の公表をめぐって政府民主党は迷走を続けているのです。(輿石幹事長「試算というのはない」→翌日、自民党が資料の存在を提示岡田副総理「党で決める事で政府はどうこう言う問題でない」→藤村官房長官「民主党が公表する方針」→夕方「決めていない。時間がかかる話」→輿石氏「必要があれば出せば良い」)
民主党の試算は今日公表されます。以上
で、稲田さんと岡田氏のやりとりには続きがあります(NHK国会中継より)
岡田副総理「・・そして、、いやいや、、それで最低保障年金7万円を全員に配るのではなくて、結果的に、、最低7万円、、全ての人が年金を貰えるようにするという、、これは所得比例年金と組み合わせでそういった形をとるということを言ってるわけで全く委員の言っておられる事は事実に反します。」
稲田氏「そんなことないんですよ。マニフェスト読めばですね、『無年金をなくして、掛け金が払ってない人も、全ての人に最低保障年金7万円を保障する』と書いてあるんですよ、2009年のマニフェストに。
ですから、それをですね、そういう無理な事を私は撤回をされるべきだということを言ってるんです。そして、『全ての人が最低保障年金7万円もらえる』と思って、民主党に投票して、そういう偽りの選挙でですね、どこまでこの最低保障年金7万円のですね嘘の上塗りをされるのか、その点を指摘したいと思います。」
中井委員長「質疑者申し上げますが、私はあの質疑者は、あのー、書かれているようにどんな質問をしても何も申し上げるつもりはありません。
しかし『嘘』という言葉は、、お使いにならん方が僕はいいと思います。」岡田副総理「我々は2009年のマニフェストなどでですね、使ってる絵はこういう絵です。
どこに最低保障年金全員にもらえる絵になっていますか?!
全くそうなってないじゃないですか?!訂正してくださいっ! 」
稲田氏「えー、2009年のマニフェストの18ページには、『全ての人が7万円以上の年金を受け取れる最低保障年金を創設する』と書いてあるんです。
それで、いつから7万円を貰えますかという、そういう問い合わせが殺到したと聞いております。ですから国民は、『最低保障年金全ての人が掛け金何もかけてなくても貰える』ということで誤解をして皆さん方に投票したということを指摘致しております。」
岡田副総理「我々が2009年のマニフェストに書いておりますのは、消費税を財源とする"最低保障年金"を創設し、全ての人が7万円以上の年金を受け取れるようにする。
「所得比例年金」を一定額以上受給できる人には、「最低保障年金」を減額する。
と書いてあるんです。」稲田氏「ですから、『全ての人が7万円以上年金を受け取れるようにする』ということで、私は最低保障年金7万円、受け取れるという風に誤解をして、、で、ですね投票した人がいると、いつまでそういう嘘を、、あの誤魔化しをされるのかということを申し上げているわけです。次の質問に移ります。」
この「国民を誤解させている」という稲田さんの発言に、民主党議員席で口々に「誤解なんかしてない」「してねーぞ」というヤジが凄かったのが超不快でした。
私はもちろん民主党に投票していないけど、民主党マニフェストを稲田さんの指摘どおりにすっかり誤解してたから
だって、民主党はわざと誤解させるように?選挙前、テレビでしゃべってたし・・
《太田総理 選挙直前「あなたが投票する党が変わるかもSP」》より抜粋
Q.日本でもらえる年金は少なすぎる?
民主「我々はですね、最低年金保障で、大体月額7万円ほどを考えてるんですよ。今例えば、安い年金で暮らされてるお年寄りが、いっぱいおられるんですよ。
そうすると、生活保護より安いんですよ。ですから年金から貰ってる保護よりも、年金払われた方がね、貰う額が少ないっておかしくないですか。それは正さしてください。我々に。」公明「今の、最低保障年金が最大の問題でね、民主党さんが言われている、最低保障年金ってのは、国民年金基礎年金を全部税金でみるってんですよ。今払ってる1万4000円を払わなくても、7万円差し上げますよって言ってんです。
で、民主党は、これ23兆円掛かるんですが、これもハッキリ党首討論でおっしゃってる。消費税でみると言ってんですよ。そうすると、23兆円を消費税でみるって事は、(消費税が)10%必要なんですよ。」
民主「おっしゃるデーターは古いんですよ。今は我々は(収入が)低い方に対してはね、最低保障していくけど、ある程度年金を貰った方たちには減らしていくんですよ。我々が計算上は約6兆3000億円から6兆4000億円あればその7万円っていう最低の保障はできるという風になってますんで。」
公明「でも、それ年収いくらとかおっしゃってないでしょ。いくらから下げるんだって。」
この番組だけじゃないけど・・、民主党の年金の話は、一元化も最低保障年金7万円の話も簡単にすぐにでも出来るようなおいしい話に感じたのをよく憶えています。
どう考えても不可能なのに、ニンジンぶら下げて、詐欺師の手口かよ~と思った!(遠い目)
私の友人もみんな最低年金7万円はすぐにでも貰えると思っていたしね^^;
厳密に読めば岡田氏の言うような事かも知れないけど?、多くの国民に誤解を与えたのは間違いないと思う。
でも、岡田氏の態度を見て、「そんな事は書いてない!自分らは悪くない!」「理解できない方がアホ」と見下されている気になりました。誤解した方が悪いんでしょうよっ。
ちなみに稲田さんが言われた、2009年のマニフェストの18ページにはこう明記
○消費税を財源とする「最低保障年金」 を創設し、全ての人が7万円以上の年金を受け取れるようにする。「所得比例年金」を一定額以上受給できる人には、「最低保障年金」を減額する。
これ、私には自動的に全員が7万円もらえるようになると読み取めちゃうんですけどー・・
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TBS系【ニュースバード】あさいちニュースで、韓国関連のニュースを立て続けに二本していたんですが、韓国の不正体質をよく表していると思ったので記録しました。まずは、韓国スポーツ界不正発覚のニュースから・・
女子アナ「韓国でプロサッカーに続きバレーボールのプロリーグでも八百長が発覚し、現役選手を含む4人が逮捕されました。」
逮捕されたのは韓国のプロバレーボール「Vリーグ」の現役選手や元選手、ブローカーの合わせて4人で、
検察当局によりますと、2009~2010年にかけて4試合で八百長に関与した国民体育振興法違反の疑いが持たれています。
選手らはブローカーの要求に応じて所属チームが負けるよう、わざとプレーを失敗するなどしていたとみられています。検察当局は関係者がこうした不正により違法スポーツ賭博で得た金を分配していたとみていて、実態解明を進めています。
韓国のスポーツ界では去年、プロサッカー「Kリーグ」で大規模な八百長事件が発覚、現役選手やブローカーら57人が起訴されていますが、韓国メディアは「今後、捜査が野球やバスケットボールにも拡大される見通し」だと報じています。
この件に関しては、中央日報の記事へのコメントが秀逸だったので引用
acimuteho* 2012-02-09 07:35:26
「歴史」はもちろん、全てが「ウソ」と「虚構」。
さすが「ウソ」で塗り固められた国家。
驚異的な「英語能力」検定など、一言も話せないのに「満点」と「朝鮮日報」も皮肉る始末。
そういえば、金と権力があれば、「裁判」も「八百長」です。
「財閥」家族は「犯罪人」だらけ。経済も「八百長」。企業も「八百長」。
かの世界一と自称する「三つ星」や「金星」。「パクリホンダイ」などの財務諸表なども全く信用ならない事は「世界の常識」。「ウソ」だらけです。
この韓国の真の姿をまとめたコメントにすかさず推薦! しておきました~
韓国は、「スポーツは正々堂々とするもの」ということをちゃんと認識するべきです。
だかかさまざまな国際大会に関してもトラブルだらけなんですよっ。
で、もうひとつ。扱いは小さいけど、けしからんと思ったニュース。
女子アナ「韓国人に長期の滞在ビザを取得させるため、司法書士の資格がないのに実体のない会社の設立登記をしたとして、行政書士の男が逮捕されました。」
司法書士法違反の疑いで逮捕されたのは東京・墨田区の行政書士・伊東秀樹容疑者です。警察によりますと、伊東容疑者は司法書士の資格がないにもかかわらず、おととし4月までの1年間で横浜市の韓国人7人をそれぞれ代表取締役とする会社の設立登記をした疑いが持たれています。
この韓国人7人は日本で会社経営などをする外国人に対し1年から3年の滞在が認められる「投資経営ビザ」を取得していましたが、会社の実体はなく、全員、飲食店などで働いていたということです。
伊東容疑者は韓国人から報酬を得ていて、取り調べに対し容疑を認めているという事です。
この件については、日テレのニュースで「伊東容疑者は報酬として1人あたり15万円ほどを受け取り、他にも同じ手口で100人以上の韓国人を日本に不法滞在させていた疑い」と言っていました。
で、映像にあった【石嶋法務事務所】というのがちょっと引っかかったので検索してみたところ・・・、日本消費経済新聞 06月-07というサイトが出てきた
2005年06月24日
東京都は21日、行政書士である石嶋 秀樹(本名:伊東 秀樹、所在:台東区、石嶋法務事務所)が、委任状を偽造したり、戸籍謄本等を不正に取得していたとして、8カ月間の業務停止を命じた。
本名 伊東秀樹????名前がいっぱいありそうだわ。なんか悪質な不正を繰り返していた行政書士のようですね。こんな怪しい人物、日本にあとどのくらいいるのか・・・と想像するだけでも恐ろしくなりました。
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TBS【朝ズバッ!】のお出かけ前の朝刊チェックで、
鳩山由紀夫元首相に外交問題、菅直人前首相にエネルギー問題それぞれ重要政策を担当させる方針というトンデモない記事を取り上げていたので記録しました。
民主党、マジでいい加減にしろっ!
女子アナ「・・この人材はどうなのか?!、下の記事です。毎日新聞です。民主党なんですが、ベテランに政策を任せたいというこの人材です。(アンダーライン部分のみ読み上げ)輿石氏は同日の常任幹事会で「外交、防衛、エネルギー、震災復興などのテーマで最高顧問、副代表に先頭に立ってほしい」と要請した。同党は政府に入っていないベテラン議員に党内での役割を与えることで、党内の結束を維持したい考え。だと毎日新聞は伝えています。」
若狭氏「ベテランが良いという訳じゃ決してないわけだし、鳩山さんに関して言うと少なくとも失政のベテランだと思うんですけどね、ほんっとに沖縄の基地問題についても、あの鳩山さんはそもそも最初にホントに問題を引き起こしたと言っても過言ではないような感じがするんですね。そういう所をきちんと見据えないで、どーしてこういうような事で鳩山さんをベテランとしてというような話になっていくのか全く信じられない、、」
みの氏「ついていけない面ありますよね。しかも鳩山さんの場合には、申し訳ないけど、自分のお口から『総理大臣の経験者、辞めた人間がね変に影響力を出すよりはボクはもう辞めるよ』と言った人ですから。なんでこうなるんですかね、日本の政治家って。」
逢坂氏「だらしないですよね。まっ、人事もセンスがないと思います。これ海外の人が見たらなーんと思うんだろう、とりわけアメリカなんかは、まぁ色々今ねぇ揉めてる訳ですから、こういうちょっとセンスない事はもういい加減にしてほしいなと思いますけどねー。」
みの氏「いや、ホント。失敗した人たちがね、もう一度ベテランだから、、ベテランっていうより長く居たってだけですよ。
その方たちはトップの座について失敗してるんですからね、そりゃ堪りませんよ。」
女子アナ「今、人事のセンスという発言がありましたが、続いてネーミングセンスはこれどうだったのか・・・(岡田副総理一夜で撤回GKB47の記事へ)」(以下 略)
最善・最強の内閣に、ポポとイラ菅ですか・・・なんの罰ゲームなんでしょう?!
人事のセンスないというより、ふざけてるんじゃないの?!
鳩山氏の外交って、夫人を伴って派手なパフォーマンスしていたのしか思い出せんわっ。
そもそもこんな考えで外交やられちゃ堪んない!
【ニコニコ動画】民主党・鳩山由紀夫幹事長がニコニコ生討論会に登場!Part4
「参政権ぐらい」「排他的な日本だとおかしくなる」「日本人であることに誇りを持てば許せる」「日本列島は日本人だけの所有物ではない」・・
これで、日本の国益のための外交なんて出来る訳がない(呆)
ポッポもイラ菅も政治とカネの問題などでも、常識外の事をやらかしていしたよねぇ・・・(遠い目)
鳩山氏は、影響力云々の前に、もう既にバッジ外しておくべき人だし、
・・・一方、わが国のking of スべ~ると言えば鳩山総理。ついつい口がすべっての発言なのか、総理就任以前からとにかく笑えないすべーる話のオンパレード。今回は、その中からベスト5をご紹介。
第5位
永住外国人への地方参政権付与が必要だとした上で・・
『日本列島は日本人だけの所有物じゃない』
第4位 巨額の資産報告漏れ問題の解釈にて・・
『恵まれた家庭に育ったもんですから・・・』
第3位 偽装献金事件で元秘書2人が起訴され、支持率が下落した時には・・『元々総理の職にかじりついてもやりたいという思いでいるわけではありません・・・』
第2位 温室効果ガスの25%削減が日本企業の競争力をそぐとの批判に対し・・『国益も大事です。しかし地球益というのも大変大事で・・・』
そして第1位 温室効果ガスの25%削減に向けたイベントにて・・
『地球から見れば、人間がいなくなるのが一番地球にとって優しい自然に戻るんだ・・・』
更におよそ5年前、当委員会に出演した鳩山さんは日本の防衛ミサイルシステムについての討論中、どーーんずべりしていたのであーる。鳩山氏「私はね、民主党の考え方MD賛成しちゃってるんですけれども、そんな簡単に撃ち落とせないですよ。
そうじゃなくて、私はレーザーディフェンスを造るべきなんです。日本の国内にこの、レーザーの網を張るわけですよね、それはあくまでも防衛案ですよ。レーザービームの力を(SFっぽくないですか?)SFっぽいんですよっSFっぽいから、まだこれから開発しなきゃいけないんです(スタジオ爆笑)・・・(バリアーを張れば良いわけですね?)
あっそうそうバリアー♪ こういうものをこういう風に(身振り)まず当たらない・・・」
菅氏も、
《続報!菅総理、北朝鮮との闇 (文字起し) 【TVタックル】》より
山際氏「日本の総理大臣がですね、日本の総理大臣が北朝鮮のですね
あのスパイじゃないかと、、これ工作員じゃないかと、、言われてもですね、仕方がないね、スキャンダルなんですよ!」》
民主党の人材不足も深刻ですね。一番やっちゃいけない人事やっちゃうのね・・・
キャパ的に限界なんだから!もう無理しないでとっとと下野しなさいよ。 ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
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朝日ニュースター【青木理の眼】(2/1)(2/2)という番組で、
メディアのタブーの正体を2日間に亘って語っていたので記録しました(ただし回りくどく、繰り返しが多いので要約)3月に朝日ニュスターが消滅するので、青木氏がこれを取り上げたんだそうです。
この人の皇室への攻撃は筋金入り。今回は拉致被害者家族もターゲットに!(-_-;)
2/2(木) タブーの正体 その1
超自然的な危険な力を持つ事柄に対して社会的に厳しく禁止される特定の行為を「タブー」と呼びます。
具体的には、触れたり口に出したりしてはならないとされる物・事柄とされ、禁忌とも言われますがメディアの世界でも、取り上げることをあえて避けるタブーが確実に存在します。
メディアにとっての「タブー」とは、どのようなものなのでしょうか。タブーを恐れない青木理氏が改めて「タブー」の本質を探ります。キーワードは「タブーの理由」です。
青木氏「この番組は3月で終わってしまうので、今日のテーマはメディアの根本的なものについて『タブーの正体』というタイトルで今日と明日考えてみたい。
アシ「(タブーとは何だと思うか?) 皆がおかしいと思っていても触れてはいけないもの?」
青木氏「オー、鋭い。そうですね。(《タブーの正体!》という、噂の真相の副編集長・川端幹人 氏の書籍の紹介)
朝日ニュースターをご覧の多くの方はよくご存知だと思うが、非常ーに興味深い本。これにボクも触発されて自分もメディアのタブーの正体・『タブーの理由』を考えてみたい。
その前に何がタブーなのかという事だが、(タブーの語源の話 略)メディアのタブーって何だと思いますか?」
アシ「マスメディアにおいては、特にスポンサー企業の批判とか?」
青木氏「そうですね。例えばニュースターだと大丈夫だが(笑)、例えばトヨタ・パナソニック・花王とか大企業3社は多くの広告を出しているので当然そういう所には批判しにくい。僕は批判すべきだと思うが、批判しにくいので段々批判がタブー化していく経済的理由。
その他一番代表的タブーは、やっぱり皇室。
皇室というのは馬鹿にしたりする必要はないが、批判は非常にタブー視されている。それは簡単に言えば右翼団体、、要するに暴力を加えられるんじゃないかという、、
この川端さんの本にも書いてあったが、昔はもっと自由だったと。例えば戦後すぐに出来たカストリ雑誌 というちょっと部数は少ないけど乱暴な雑誌なんかは、天皇家や皇室に対してスゴイ批判を加えていたり、
今有名な皇室ジャーナリストとして活動している人がかつて女性誌で、①例えば皇居の中で警備員の目をかいくぐって入って行ってその様子をルポで書いてるとか、かつては相当自由だったんだけど、最近は出来なくなった。
やっぱり大きな転機になったのは1961年に風流夢譚事件(ふう
りゅうむたんじけん) ってのがあって、要するに深沢七郎さんっていう作家が発表した「風流夢譚」って小説で、天皇や皇族が殺されるシーンがあった。それに立腹した民族派右翼の人たちが、それを載せた『中央公論』という雑誌だったが、その雑誌の社長さん・嶋中さんの家を襲って奥さんが重傷を負って、お手伝いさんが死亡する事件が起きたりして、これはやばいと。で、ドンドンドンドンやっぱりタブー化していった。だからかつてのような自由というか、ある意味乱暴な報道は姿をなくした。これは暴力の影に怯えているというのがタブーの原因。
スポンサーなんていうのは経済的理由だが、それ以外にもタブーって結構あってね、
少し前だと検察・警察もタブー。まぁ警察より検察。これは新聞・テレビがなかなか批判できなかったから。その理由は二つあって、凄い権限を持っている権力装置なので、批判したら色んなリアクションを受けかねない。
例えば北海道新聞が警察の裏金問題をやったら、その後、『強制捜査するぞー』とか色々やられて腰砕けになっちゃった。 というような権力に対する恐怖心もあるし、もっと言うと、情報源。警察や検察を批判すると事件報道の情報が取れなくなるから困るというので検察がタブーになっちゃった。
スポンサータブーのついでで言うと、例えば原発や電力会社もタブーだったのは、これも一種のスポンサータブー。
それ以外にも国税も警察・検察タイプのタブー。権力もってて情報をくれなくなっちゃうタブー。
もっと言うと、大手の芸能プロダクション。例えばジャニーズとかバーニングとか最近はAKBとか、これもテレビとか雑誌はなかなか批判できない。
これは人気タレントを抱えていてお金になると。だから得られる対価の大きさからなかなかそれに批判が出来ないというこれも一種、経済的な理由。
それ以外だと、例えば雑誌を持ってる出版社だと、コンビニの批判は出来ない。それはコンビニの雑誌の売り上げが凄く大きいから、タブーになっちゃった。
あるいは書籍だと、取次ぎと言って、本屋さんに納入している会社がタブーになったりする。
少し前だと、拉致問題の時に、家族会と救う会の周辺にいる被害者の方々・支援者はタブーになっちゃった。
実はその前までは、北朝鮮とか朝鮮総連とかはどっちかというとタブーだったが、2002年の日朝首脳会談以降、ナショナリズムが凄い強まって、②家族会とか救う会の人たちがメディアに対して物凄い抗議をする。変な事を書くとね。だからみーんな縮こまって一種タブーになっちゃった。
まぁ、トヨタとか皇室に比べるとちょっと小さなタブーだが、タブーになっちゃった。
タブーは山のようにあって、実際に新たに作り出されているタブーもたくさんある。このタブーの弊害について明日もう一回考えてみたいと思う。」 以上
2/3(金) タブーの正体 その2
「みんながおかしいと思っても言えない」タブー。メディアにとってのそれは「皇室」「宗教団体」「検察」「スポンサー」などが上げられます。
かつて「原発」はその一つとされ、危険性を知りながらメディアの批判がゆるかったことから、今回の福島原発事故を防げなかったと考えられています。
幅広く取材し正確に伝える使命を担うメディアになぜ「タブー」が存在するのでしょうか。
メディアの役割を青木理氏が再確認します。キーワードは「タブー多き社会は息苦しい」です。
青木氏「今日は『タブーの正体』その2だが、実を言うと"タブー多き社会は息苦しい"んです。
例えば、電通なんてタブーだが、要するに新聞社・テレビ局にしてもみんな広告による収入は凄く大きいので、それを一手に引き受けている電通のような巨大広告会社も一種タブーになる。
で、タブーの理由は色々で暴力だとか、かつての部落開放同盟とか朝鮮総連なんかがタブーになったのは物凄い抗議をしてくるとか、あるいは宗教団体なんかもそうで物凄い勢いで抗議をしてくると面倒だからって言ってタブーにしちゃう。
もちろん僕もだけど誰だって暴力は怖いし、権力に寄り添ったほうが楽だし、戦うといろいろとやられるから、長いものに巻かれたほうが、経済的に得だし、楽。暴力も抗議も嫌だし、面倒くさいしでドンドンドンドンタブーがいろんな領域に広がっていく。
でもメディアの役割は、やっぱり基本的に、知り得た国民が知るべき事実をボクらは取材して、出来るだけ広い情報を幅広く正確に伝えることが仕事。
それをきちんとしてないと、ドンドンドンドンタブーって増殖していっちゃう。
で、タブーが多い社会は、未開社会で非常に息苦しい。非民主的な社会ということ。
例えば、報道の自由とかメディアの自由とか言論の自由の度合いは、社会の民主度とイコールなわけ。
みんながおかしいと思っているのに言えない社会って、息苦しいわけ。だからタブーは出来るだけ少ないほうがいい。その方が極めて民主性の高い社会だということ。(検察批判と原発の話 略)
でも悲しいかななんでこんなにタブーが増えたのかというと、もちろん暴力とか猛抗議は怖いが、基本的には自主規制。自分で規制してドンドンドンドンタブーの領域を増やしていってるわけ。
この本によると、そもそも最近の出版社やテレビ局の連中と話をしているとタブーなのは知っているけど、どうしてタブーになったのか知らないと。
こうなってくると末期症状で、なぜタブーになったのかを知らなければ、自主規制しているだけで、それを突破しようとする意欲もなくなっちゃうわけで最悪なんだけども、
どうしてタブーになっているのかっていうのを知った上で、なかなかスポンサー批判なんかしにくいのもやむを得ないが、出来る範囲で精一杯僕らメディア人がやっていくということが大切。
さっきスタッフが『いやネット時代はタブーが無くなったんじゃないか』と言うんだけど、僕はそうでもないと思っていて、
例えば、③ある有名タレントがラジオで発言したのが問題だと、番組全部下ろされちゃった事件があった。その時にネット上に流され情報はほとんどことごとく、間違ってた。とろが下ろされた理由がある芸能プロダクションが原因だった。それをテレビも新聞も雑誌もその芸能プロダクションが怖くて一切書かなかった。そうするとネットに流れた情報は、間違った情報が凄く氾濫しちゃった。
やっぱりネットって第1次情報を発信出来るんだけども、基本的には新聞・テレビ・雑誌・取材しているジャーナリストのネット情報によって色んな議論が展開されたり意見が飛び交うわけで、やっぱり第1次情報を発信するボクみたいな人たちがきちんとタブーを出来るだけ減らして、どんな分野に関しても出来るだけ正確な情報を発信しないと、
いわゆるガセ情報が流れちゃったりとか、ガセ情報に踊らされちゃったりとか、すべてアメリカの陰謀じゃないかというような謀略情報とかが蔓延しちゃったりとかする。
だからネット時代だからタブーが少なくなった面ももちろんあるが、やっぱり基本的に正確な1次情報どーんなテーマであれ、皇室問題・スポンサー問題・電通だろうが、警察だろうが、芸能プロダクションだろうがありとあらゆる分野で出来るだけタブーを作らないようにして、正確な情報をきちんと伝えていく事をしないといけない。
それがボクらの仕事だし、タブーが多い社会ってのは非常に息苦しいと言うことをボクら考えなくちゃいけないと思う。
朝日ニュースターが無くなっちゃうかもしれないって事なんで、ボクは最後にこのテーマを言いたいと思って2日間考えてみましたっ。」
全体的に見た率直な感想ですが、相変わらず日本人にとっての皇室というものを理解できない人だなと思いました。あと、特権意識を感じました。で、ちょっと気のなるところを抜き出すと・・
①皇居の中で警備員の目をかいくぐって入って行ってその様子をルポで書いてる
これはタブー云々じゃなくて犯罪行為。 取り締まり等が厳しくなって当然なのに「かつては相当自由だったんだけど、最近は出来なくなった」・・・なんてよく言えるなぁ。
で、その今でもご活躍の皇室ジャーナリストの名前はタブーなんでしょうか?! 何故言わない?
②家族会とか救う会の人たちがメディアに対して物凄い抗議をする。変な事を書くとね
これも「変な事を書くと」って白状してる(笑) 抗議するのが当然ですね。どんな「変な事」なのか言わなくちゃ、意味が分かりません。
③ある有名タレントがラジオで発言したのが問題だと、番組全部下ろされちゃった事件があった。その時にネット上に流され情報はほとんどことごとく、間違ってた。とろが下ろされた理由がある芸能プロダクションが原因だった。それをテレビも新聞も雑誌もその芸能プロダクションが怖くて一切書かなかった。
そうするとネットに流れた情報は、間違った情報が凄く氾濫しちゃった。
これ、、北野誠 (有名タレントというのには引っかかる)の話だと思うけど、青木氏が固有名詞をタブー化して話しているような気が・・^^;
「第1次情報を発信するボクみたいな人たちがきちんとタブーを出来るだけ減らして、どんな分野に関しても出来るだけ正確な情報を発信しないと」・・・と言ってるクセにおかしくないですか?!
そもそも、この人の主張は、こんなイデオロギー↓から来ているし、全く信用できない自称ジャーナリストだと私は思っています。
《青木理解説「"竹島問題"なぜ韓国がこんなに怒るのか」 【ニュース解説 眼】》 より
『相手の気持ちを知ろう』というフリップを出した後・・)
皇室に敬語を使うべきではないという主張も私には理解できません↓
ただ、これね、メディアの役割から言って、、メディアとは、ありとあらゆる権力・権威から、理想論だが、独立して、いろんな批判・批評・事実の指摘をしなきゃいけない。するべきというのがメディア・ジャーナリズムの役割だ。
ところが、敬語を使った瞬間にね、やっぱりそりゃ批判や批評はしにくくなる。要するにある対象に対して自分の価値基準を決めちゃうって事なので、
やっぱり敬語を使うって事は基本的にはボクはおかしいと思う、メディアやジャーナリズムってのは。
例えば、ある新聞社の社内文書なんかを見ると『相手に対して、敬語や敬称を多用すると、率直な意見を述べたり批判をしたりするのは難しくなる』ということ。まさにボクはその通りだと思う。
青木理氏を知らない人はこれも一読を^^;
「日本が謝るのは当然!」「安倍や民主党の若手も器が小さすぎ!」
「何故日本に在日が多いか考えるべき!」「参政権は当然付与すべき!」
「靖国(笑)」
なんか、いつも朝鮮側の主張と重なっているんですが、偶然でしょうかね。
メディアの正体を扱うのなら、「韓流ごり押し」も取り上げたら、ちょっとは見直したのに(;一一)
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テレビ朝日【お昼のANNニュース】で、
大阪市市長選で労組が"脅し"をしていたという証拠入手という独自取材のニュースをやっていたので取り急ぎ記録しました(青字はナレーション)
アナ「スクープです。大阪市交通局の労働組合が、去年の大阪市長選挙で『現職市長の支援に協力しなければ不利益がある』と、職員を脅すよう指示していた疑いが独自の取材で明らかになりました。」
大阪市交通局の労働組合は、去年11月の市長選で、勤務時間中に現職の平松氏支援のための「知人紹介カード」を集めていたことが発覚し、橋下市長に謝罪しています。
さらに今回、ANNが独自に入手した紹介カードの回収リストには、「非協力的な組合員がいた場合は、今後、不利益になることを本人に伝える」との指示が書き込まれていました。内部告発者「あのー、正直、恐怖を覚えましたね。(人を脅す)ヤクザと言っていいぐらいの団体だと思っています、はい。」
内部告発を受けた維新の会の市議が、今朝、事実確認のため交通局に出向きました。
市議「はっきりとしたこれは恫喝ですよね?!」(大阪維新の会)大阪市交通局・総務課長「う~ん、あのー、(リストを)ざっと見る限りにおいて、えーーーー、(交通局に)在籍している職員で、氏名コード・職員コードについてもほぼ間違いないと、、」
リストには、交通局職員の3割に当たる1867人が並び、政治活動が制限されている管理職もいます。総務部しか知らないはずの非組合員のコード番号も記され、組織ぐるみの疑いが強まっています。以上
まっ、市職員労組・日教組については、公務員でありながら、組織ぐるみの違法選挙運動している事実はどこでも一緒なので別に驚きませんけどね(呆)
あまり他の自治体のことは報道されないので、この機会に是非、
北海道庁などで働く職員で構成する自治労・全道庁労連と、日教組の組織ぐるみの選挙活動についてもこの記事で実態を知ってください ↓
《【宜野湾市長選】沖縄防衛局長より、市職員労働組合の選挙運動の実態がスゴイ 》
宜野湾市長選で、沖縄防衛局長が講和をやったと、鬼の首でも取ったようにテレビマスコミは騒いでいますが、労組の方はモロに凄い選挙運動しているんですけどねぇ。
今日は、チャンネル桜でその文書を公開していたので紹介します(続きを読む)
この、宜野湾市長選の市職員労組の件(伊波洋一候補の方)は取り上げないマスコミって・・・、一体どうなってるんでしょうねぇ?!
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朝日ニュースター【西部邁・佐高信の学問のすゝめⅢ】(1/28)で、
日米開戦70年を記念して 昨年末から公開されている歴史大作映画、
成島出監督 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」
第二次世界大戦に日本がいかに突入していったのか。その戦争を阻止すべく異論を唱えた山本五十六はじめ、海軍大臣米内光政や軍務局長井上成美などの姿を描いている。
を、当時の背景を踏まえて西部・佐高両氏が1時間語るという番組をやっていたので記録しました(ただし流れはそのまま要約)この事を知った上で、この映画を見ると深い部分が見えてきそう。
特に東京裁判・ミッドウェー海戦・戦争賛美の新聞社(朝日・毎日)・現在のイランの立場と、当時の日本の比較・パンパンの話など、興味深かったです。
佐高氏「西部さん、今回は山本五十六という事になったが、予告編を、、」
(映画 山本五十六の予告編)
佐高氏「実は、山本五十六の評伝を書こうと思った事があって、西郷隆盛書いて、福沢諭吉書いて、次に五十六かなと。ある新聞でアレしたが編集長が替わって、原敬になったが。西部さんは五十六については?」
西部氏「1ページもないが、山本五十六は長岡の人で、僕も1/4長岡人。その前の幕末の河井継ノ助も長岡で、河井、山本と来ると1/4位は同郷のよしみで(笑)ある好意を感じる。
僕は成島監督とあるバーで1年に1ぺん位接触がある。最近凄く活躍している若い監督。
ただこの成島映画をまとめていうと・・・丁度去年真珠湾攻撃の70周年か、それを気にして作ったんだろうが、
例えば、映画評論家の寺脇研さん(元文部官僚)・脚本家の荒井晴彦さんたちが僕に、『山本五十六はもしも生きていたらA級戦犯でしょう』と。
それはそうだと思うが、ちょっとまとめて言うと、つまり東京裁判って言うのは、つまりアメリカのね、日本に対する一種の復讐裁判劇というか、法律的裁判を装った見せしめ劇だと思うが、その見せしめ劇に山本五十六が生きていたら主犯だとなっていた。なんせ真珠湾攻撃を始めた人だから。
とすると、、あんな裁判は見せしめ裁判にすぎんという事を、山本五十六という人物を描く事によって、五十六はなかなかの面白い人物だったと描く事によって、
いわゆる渡部昇一さんなんかが言ってた、東京裁判史観というか、あの戦争は悪い戦争であの戦争を推し進めた人達はね、悪い政治家で、悪い軍人さんなんだというね、で、66年戦後続いたそういうものをね、ある程度払拭するっていう意味で、
山本五十六はなかなか面白い人物であったと。この人が戦争を始めたんだと。それ故にといっちゃ、、あの戦争に対するものの見方をね、大きく軌道修正しても良いんじゃないかって、、
もちろんこれ政治映画でもイデオロギー映画でもないので、そういう解釈は強引だが、でも、でもそういう事で作ったのかな~となるんですかね? 良く分からないんだ。」
佐高氏「私はそう深くは考えないで見たが、つまり指導者の責任みたいな事は、きちっと描いていると思った。
つまり、私は書こうと思ったくらいだから、ある程度の親近感はあるわけで、
つまり、最初は開戦反対で、陸軍から暗殺されかねない形で頑張って、始まったらやっぱりその場の責任としてやると。(あ~そういう事か) だから責任っていうのを引き受けてると。指導者、、」
西部氏「仰る通りかも知れない。でもですな、あの戦争は最初から、自由民主主義 対 言わば全体主義というイデオロギー的構図の中で戦った世界戦争で、総力戦と言われているもの。
あれは当初からね、大戦争が始まったら、地域的には首都を落とすまでね、あるいは相手の軍隊を壊滅させるまで、もっと言うと、相手の国民・民族にね回復不可能なダメージを与えるまで終わるはずのない戦争だと。
これはね、日本がそういう風に深く考えていなかった。日清・日露はいくつかの戦役で勝利を収めれば講和で、賠償金払って領土を一部割譲して、戦争お仕舞いという事だったが、
総力戦なので相手の国家の背骨を折るまで止めないって戦争を分からなかった日本。あるいはその1人である山本五十六が、これ有名な話だけど、『半年ぐらいなら存分に暴れてみせましょう』 と言ったと。
そんな半年でやったって、これ古い戦争だから。半年で真珠湾襲って、例えばミッドウェーで勝ったとして、アメリカがダメージ大きいから負けたことにするというような、生易しい戦争じゃなかったのに、山本五十六は始めちゃった。
これは悪い戦争を始めた責任じゃなくて、軍人として総力戦において見通しのないまま戦争を始めた軍事的責任のようなものは残るんだろうね。」
佐高氏「私は石原莞爾という人を書いた者から見ると、石原莞爾は逆に戦争の火をけておきながら、戦後は責任取らないで、『俺を戦争犯罪人に何故しないんだ』と言ったと。ここは山本五十六と逆転していると思う。山本五十六は反対していながら突っ込まざるを得なくなった。で、講和というのは軍人の責任かっていうのがある。
つまり日露の場合は、ルーズベルトを引っ張り出しているが、今回はアメリカを叩いちゃってるから講和で頼るところがない。」
「そうだよね。最終段階ではソ連に頼もうという(笑)」
佐高氏「なんか責任とかいうものも、ある種限定的に考えなければならないとすると、石原莞爾よりは数段(笑) アレじゃないかと。」
西部氏「それはそうだ。僕はそれはわかる。軍人だから言わば政治が始めることに、軍人はその場で辞めないとしたら、命令だからやるしかない。ただそこの問題は残る。軍人は辞めることができる。
もしも、しかし半年で終わるはずのない戦争、アメリカのワシントンを奪わない限り終わらない戦争を、、 辞めることも出来たんだよね、本当はね。(でもー、あの状況だと) 出来ないよね(笑) (あのままだと暗殺されますよね?) そう。陸軍の過激派にね。」
佐高氏「それとある種、こういう山本五十六は偉かったという映画の場合の常だが、マイナス面が出てこない。」
西部氏「あなたになり代わって言うと、要するに山本五十六は2号さんがいたわけよね。モテた男。もっと言えば女遊びが激しい、、その辺りのことはきれいさっぱり削られてるのね。
でも事情があるらしいよ。この映画は山本五十六の遺族会のサポートを受けて作られているので(エピソードをもらうとか)、遺族会の気持ちを傷つけるような場面は、、映画といえども一つの商売だからね。」
佐高氏「評伝・人物スケッチする場合、必ずそれがネックになる。遺族は自分の身内のものだと独占しがちだけど、ある種、それを超える側面があるわけで。」
西部氏「そう、それで、これは言っていいのかな~?? 僕はあの硫黄島(いおうとう)にね、一度行ったことがある。昔そこに暮らしていた人・遺族は行けるが、今は簡単にいけないくて、自衛隊員が二百何十人いるだけ。遺族団の許可を得て行った時に、埼玉の入間の自衛隊飛行基地から輸送機みたいなので出発して、
前の晩に遺族団の集まりで、その時僕、硫黄島の西大佐ね、オリンピックのバロン・ニシ。 あの人の末息子さんが遺族団の団長で、『遺族団以外の人が参加しているけども、この戦争について、この遺族団はある悲しみの気持ちをもって、弔ったりなんなりするんであって、それ以上のあれこれの言動は差し控えて頂きたい』と言われたとき、
僕はその気持ちは重々分かりながらも、でも同時に硫黄島のね、激戦は別に遺族団の私物じゃないし、そこで何を感じて何を考えるかというのは公の問題でそこまでチェックされる謂れはないのになと、ある不満を心に持ったのは確か。
まぁ別にそれに逆らう気もないんだけど、得てして戦争の遺族団にそういう傾きがありそう。これは私の先祖とか、、でも、あれは国家の問題ですからね。」
佐高氏「そうなんですよね。だから山本五十六の戦略・戦術を論ずる場合に、確かこの中(映画)で激しくやっている時に、将棋を指してるのが出てくるが、その場面だけだと、逆に山本五十六という人が矮小化されていきますよね。」
西部氏「しかも、僕は将棋ってのはある話だとは思うが、とにかく大将たる者、そこで気が動転したり焦ったりしたらダメなので、泰然自若と将棋を指しているという貫禄によって、全軍にある落ち着きを与えるという芝居だろうが、でもそこは難しくて、どういう風に受け取られるかね。」
佐高氏「それとやっぱり女性に博愛の人がすべて良いという話じゃないが、やっぱり男に好かれる人は女にも好かれるという側面はありますよね。」
西部氏「アンタ、優しいのにね(笑) 」
佐高氏「いやいやリーダーの条件って言うか、、そこを描かないっていうのは山本五十六を逆に小っちゃくしていると思う。」
西部氏「そう。ただ僕はもうちょっと、、確かに時代が時代だし、ましてや指導者だから、2号さんや10号さんが居ようがいいが、案外、その異性の存在は、男にとって女性の存在は危ない面もあって、
これは勝手な想像だが、これから何百万死ぬだろう大戦争を仕掛ける時に、本人だって大不安なわけで、その不安は不安でじっと自分で引き受けて、あれこれ考えて決断するのは物凄い厄介なことで、
その時に簡単に女の所に簡単に行っちゃうと、自分の不安を中途半端にして、大物は結構女性の前で見栄を張る。そうすると奥さんじゃない女性は『すばらしいわ』となって、、案外男なんて山本五十六と言えども誰でも、後でヒーローとして扱われているけど、現場感覚だとそんなヒーローなんてほとんど居ない。と考えてると、女の問題は、どう描くかは別として重要なファクターであるんだよね。」
佐高氏「つまり、悩まないって問題は大きいわけで、悩まない人として描かれちゃってる。賢婦人がいて、、」
西部氏「結構こういう弱っている男たちがね、実は、表は大言壮語しているが、心の中で女に救いを求めているという、そういう男たちを本当に山ほど見た。
僕だって、しがみ付きたくなかったわけじゃないけど、それをやったらオシマイだという感覚が根強くあった。まぁ美学と言うか、北海道から来た田舎者の限界かもしれないが。
それを1万倍膨らますと、五十六さんだって危ないとこあったんじゃないかなって気になる。違うかも知れないんだけどね。」
佐高氏「だから揺れを描いてほしかったと言うかね。だから揺れが将棋しかないっていう、それがちょっと五十六ってそんな人だったのかという、、」
西部氏「そう、ヒットラーだって、エヴァ・ブラウンとねぇ、もちろんあの人はアドルフ君はどっかちょっと精神がノーマルじゃないとこあるからだけど、
でも、ヒットラーという人物を描くときに、いっつもエヴァ・ブラウンの事も合わせ鏡のように描かないと分からないってことがある。」
佐高氏「なんか、物凄く謹直な人として描かれすぎる。」西部氏「本当に良きパパみたいなね」
佐高氏「遺族の気持ちも分からないではないが、どうぞお好きに描いてくださいというのが遺族の態度ではないかなと。」
西部氏「特に硫黄島の栗林中将は本当にひたすら良きパパなので、それとの対比で山本がどういう人だったかが気になる。恐らくかなり栗林中将と隔たった生き方・人柄だったんだろうね。」
佐高氏「原田美枝子演ずる奥さんが賢婦人で、そうかも知れないけどというのがある。」
西部氏「例えば真珠湾攻撃の南雲中将に任せとか、肝心要の半年後のミッドウェーも南雲に任せて、成功とは言えない状態に、、
もしもその時、どうして自分が信頼もしていないどっか疑っている南雲に任せたかってな事まで気になったりね。
そういう山本五十六の人柄のブレをね、描くためにはプライベートライフのブレを同時に描いてくれた方が分かりやすかった。」
佐高氏「あのー、ヒトラーのマインカンプに、日本人を劣等民族視している指摘があると。でそういうのを若い将校たちに嗜めたりする場面もあったので、その辺はかなり丁寧に描いている反面、ちょっと神様にしちゃったなと。」
西部氏「例えば真珠湾でも『失敗だった』というセリフがあったが、これはアメリカの空母が実際に居なかったんだよね。だから戦艦をやっつけただけなんだけど、
それもアメリカ軍軍事基地の徹底的破壊を南雲がしないで帰っちゃった。(ある種の派閥争いの中で、、) そうなんだよね。
これも山本五十六のせいじゃなくて、海軍全体の東条英機派・統制派の息のかかった人たちを送り込まれているから、五十六さんにはどうしようもなかったのかも知れないけど。」
佐高氏「まっ、全体的にはかなり丁寧な映画だなと思うが、、」
西部氏「そう思いますよ、特にこの時期にこういう形で、これまでは戦争反対でさぁ、帝国軍人は悪い人たちだと子供っぽい色づけ、それから遠く離れたまぁ、ちゃんとした映画だと思う。 」
西部氏「この映画、奇しくもタイムリーなことになってると思うのは、いわゆるABCD包囲網が、日本に対して経済封鎖を仕掛けてきて、最終段階で油を売らないくて日本は干上がってくる。
それで突破口を求めて、なんとか大東亜共栄圏と言われていたが、それ以上にもう遮二無二でもこの経済封鎖の網を破らなければ国家として自存できないというギリギリまで来てたのは、ちょっと描かれているが、もう一つは援蒋ルートを、、だから日本が真珠湾を襲う前から、既に戦争は始まってる。
奇しくもと言ったのは、現在イラン・ベルシャ湾でホルムズ海峡封鎖あれ、アメリカ・イギリスなどが完全に経済封鎖を仕掛けて、イスラエルその他も加担しながら最終的にはイランの核開発施設を軍事的攻撃する寸前まで行っている。
そこでイランがその突破口を求めてホルムズ海峡封鎖に出るという相当キナ臭い、、
恐らく、あの時の日本もそれに近い感じの、少なくとも為政者にとってはジワジワと首を絞められてるっていうね、そこでバーンと爆発したのが日本として軍事的・政治的に巧みだったか下手だったかという議論は可能かと思うが、
大きなマクロ的な歴史の振り返りから言えば、起こるべくして起こった戦争だと。
ペルシャ湾のホルムズ海峡はどうなろうが、あそこまで状況が煮詰まってきたら、何が起こっても不思議じゃない、その寸前まで来ている。
そんなことを考えさせられるという意味で、僕は観客がそこを分かってほしいなと思う。
よくさ、白人帝国主義なんて一言で言うけど、具体的に、、
例えば日本人がアジアを侵略したと、この場合の侵略って言うのは、あってないような国際法を、、自分の方から、軍事的先制攻撃を仕掛けるという意味での日本の侵略は数々あるが、
でも、その前にインド・ビルマにイギリスはいる。フランスはインドシナにいる。オランダはインドネシアにいる。アメリカはフィリピンにいるって、、オマエたちどうしてそこに居るんだよって言われたらね、人種の問題じゃないけど、白人たちが権力を握っているその当時の帝国主義諸国が、偉そうにね、日本のことをああだこうだ騒ぐなんてのは、僕に言わせりゃ子供の時から思ったけど、1ミリも出来るわけないでしょと、。
そういうことを考えさせる映画、、考えてくれと、、」
佐高氏「つまり、繰り返してるなと思うのは、アメリカとイギリスが大量破壊兵器云々で爆撃したが、大量破壊兵器はイラクになかった。あれは侵略ですよね。(間違いなく侵略だよ ) そうすると、それがまた違った形になると。
今、新聞なんか見てても、やっぱりイランは悪者で・・みたいな論調ですよね。だから私はこの映画を見て一番思うのは、そういう状況の中で山本五十六に無限の責任はない。有限の責任の中でそれなりのことをやったと。
だから無限責任でやると凄い辛い評価になるが、あの状況の中で敢えて無限責任を要求するでしょ。山本五十六だったら全部何でも出来たような、でも出来るわけがないわけで、、」
西部氏「本当にそういう事を色々と考えさせられる。映画では、具体的に言われてないけど、僕はあの当時の諜報合戦・スパイ合戦が、真珠湾を襲ってみたら実は空母が居なかったり、、
そうすると、少なくとも仮説でいいけどさ、やっぱりアメリカは戦争に引き込んだんじゃないかと。空母が一隻も居ないようなパールハーバーというのは、アメリカは相当程度のことを分かった上で、日本に襲わせたかもね?!と。
何もそれを書かなくてもそういう風に感じて、それでアメリカの『リメンバー・パールハーバー』なんて戯言にね、よくもまぁ66年前から言い始めたもんだと。
ちょっと話し外れるが、本当に杜撰だなと思うのは、例えば1時間前までに宣戦布告する云々なんて言うが、真面目に考えてくれと。
もちろんワシントンの日本大使館が翻訳が遅れたとか馬鹿な事はあったが、それ以上に、
そもそも戦争というのは、先制攻撃から始まる。どうぞ皆さん存分に備えた上で始めましょうねって、別に将棋さしてるんじゃないから、やっぱり勝つために襲うわけなので、ギリギリまで相手に教えない。
厳密に言うと、あの宣戦布告事自体ね、単なる飾りの、、
そのそこだけ膨らましちゃってね、日本は不法な戦争を始めたなんてね、そういうちゃちな話に戦後の日本は全部巻き込まれるんだから。」
佐高氏「ちょっと話変えるが(笑)、真珠湾のかなり難しい攻撃は、北海道で、、」
西部氏「そうそう、千島でのあそこからずっと南下してった。」
佐高氏「エトロフ発緊急電で、佐々木譲さんが書いてる。あの段階で、やっぱ察知されてますよね。」 西部氏「と思うよ僕は。」佐高氏「察知されてないということはないでしょうね。」
西部氏「よく言われているが、日本が襲ったときにさ、チャーチルが手を叩いて喜んだと。要するにアメリカを巻き込みたいわけね、イギリスは。
ルーズベルトもやりたかったんだけど、開戦の口実がなかなか見つからないと。そこで『リメンバー・パールハーバー』と。
リメンバーという言葉には『記憶せよ』と『思い出す』と言う意味がある。
僕は日本人は『思い出せ 真珠湾を。あれはやむ終えなかった』とかさぁ(笑)『なかなか山本五十六はがんばったんだ』とかさぁ、そういう意味でのリメンバーをしてもらいたと思う(笑)」
佐高氏「石川好はアメリカ人が『ノーモア・ヒロシマ』で、日本人が『リメンバー・パールハーバー』と言うべきだと。
まぁしかしあまりに戦争は、具体的にどういう形で起こるかを知らなすぎるから、丁度良い映画、、」
西部氏「ホントに、ホントにそう思いますよ。それから今の日本人には分からないことかも知らないが、第一次世界大戦が終わって、パリ講和条約で集まったときに、日本は講和会議で提案した。
要するに人種差別をやめようと、ガンガン頑張った。ところがそれを適当に誤魔化したのがウッドロー・ウィルソンだ。アイツらですよ。巧みに日本の提案をチェアマンとしてすっぽかして、人種差別廃止国際条約みたいなのをすっぽかした。
案の定、それから5,6年経って、カリフォルニアで日本人移民排斥って、、そんなことにヒステリー起こしているんじゃないが、
帝国主義が絶頂に達したと同時に、やっぱり人種差別もね絶頂に達してたんだよね。
要するに民族皆殺しっていうジェノサイドっていうのは、別にユダヤ人だけの問題じゃなくて、あの時に帝国主義戦争が勃発した時には、他国民・他民族は絶滅しても構わないという、だからアメリカだってそういう思想のつながりで原爆も落とせるし、東京空襲その他で何十万もねずみのように焼き殺すって事、、怒ってるんじゃない、そういうもんだったって事を、、」
佐高氏「ウィルソンがアイツになってました(笑)
ただ、この映画で強調したかった事で、私もそのとおりと思うのは、当時は新聞ですね、つまりメディアの責任。新聞が煽ってんですよね、完全に。軍部の方がむしろ、特に五十六なんかは戦争したくなかった方だから、躊躇っていると、『そんな事で!』って煽るわけでしょ、新聞が。」
西部氏「いやこれ恐らく映画のレベルでここまでハッキリと主張したのはこの成島映画が最初じゃないかな。ちょこまかはあっただろうけどもあの戦争を強引に押してったのはメディアであるというね、小さい声で言うけど、あの映画に出てくるあのナントカ新聞ってのは朝日新聞の事だよね(笑)
佐高氏「まぁ、朝日、毎日が競ってね」
西部氏「毎日もやってたんだけどね。本当に敗戦の日まで頑張ってるからね、メディアはね。でも世間に知らされてないけども、実は意見を変えたんじゃなくて、新聞社内での権力の転覆が起こるんだよ。それまでジッと控えてたリベラル派が、敗戦と同時に会社の編集権とかを握って、そういう形で戦後が始まるんですがね。」
佐高氏「それがある種の政権交代みたいにして、新聞の責任はなかったみたいになっちゃったんです。」
西部氏「この映画はそれが執拗に描かれてますよね。」
佐高氏「香川照之、編集局長みたいな人がね」
西部氏「三国同盟を結んで、これぞわが民族の正しい道だと言って、山本五十六他にプレッシャーをかけ続けると」
佐高氏「だから昭和20年8月15日に、新聞の戦争責任で辞めた人って、朝日新聞を辞めたむのたけじしかいなかったんですって。一人でもいたのが救いなのか、一人しか居なかったっていうことなのか(笑)」
西部氏「これはちょっとズッコケた話だけど、好戦主義。(戦争の女神の話 略)メディアも戦争が大好きなんだけど、この映画でもちょっと描かれていたけど、やっぱり女たちも、男たちが戦うのを見るのが好きなんですよね。
結構、あの時代の女たちは戦後、夫と子供を戦争に取られてかわいそうな女たちみたいな話か出てこないが、同時にいかに女たちが戦争を煽るのが好きかというのを僕はもうちょっと描いてほしかった。」
佐高氏「なるほど~。まぁ煽られて行くのが男ですからね。そういえば戦後パンパンという変な言葉ありましたよね、娼婦。米軍相手の。
で、あの人たちの事を書いた中で、彼女たちから見ると、日本の男は打ちひしがれてて魅力なかったと。(そうね~) 敗戦国の男たち。で、やっぱり米兵の方が魅力があったと、、」
西部氏「女はやっぱりね、危機的な状況では、金と権力の周りに女たちは群がるんですよね。だからパンパンもそうだと思うけど、
ところでね、たまたまテレビ見てたら、フィリピンの米軍基地があった時の話で、パンパンって言葉が出てきた。米軍基地があった近所の村の名前がパンパンだった。そこに米軍相手の娼婦が、、それ(言葉)が日本に持ち込まれた。
それを見ただけでも米軍が、フィリピン経由で日本にやってきたっていう事は、タガログ語のパンパンという言葉を見ても明らかなんだよね。」
佐高氏「でも、新聞の責任っていうのはもう少ししつこく丁寧に言わないとアレだ。」
西部氏「それと世論というものの怪しげさね。そういうメディア世論の作り出すひとつのムード・雰囲気・気分の中に、多くの人がワーーッとなだれ込むという、やっぱりデモクラシーの根本にはそういう動きがある。
ですから大戦争こそはまさにギリシャの昔から民主主義につきものみたいなところがある。アメリカだって民主党時代に大戦争やることが多い。
だから民主主義はね、平和主義なんて、、平和と民主なんて言葉はねそう簡単に吐くなよと。
だって民主主義というのは多くの民衆の気分を集めないと民主主義は成り立たない。それが世論だが、それは雰囲気であり気分であると。.そうすると戦争と結びつきやすいものだ。」
佐高氏「だから民衆が愚かであるか賢明であるか。賢明だという前提に立っちゃうからね。(西部氏の弟分の佐伯啓思が竹中平蔵を産経新聞でこてんぱんにやったのと話など 略)」
佐高氏「山本五十六って、米内光政とか井上成美とか海軍三羽烏とか言われて、、この映画見る限り、それなりにもちろん山本五十六の支持者も居るが、強力な反対者も海軍の中に居て、そういう人たちに対する働きかけっていうのはあまりないですね。
俺は俺、あいつはあいつの道を行けみたいな、、」
西部氏「昔、戦記物をまとめて読んだ時に、海軍の中にドイツ帰りで、鹿児島出身の神重徳が中堅幹部でいて、強烈に三国同盟で対米決戦、、
陸軍は親米英で、海軍はドイツ派だという単純な対比があるけど、どうも海軍だって中堅幹部たちはドイツ帰りでしょ。1930年代ナチズム・ファシズムが熱狂を持って一般民衆から支持されているという光景を見て帰って、、なんか滅びつつある帝国のねぼやけた戦略・戦術を真似してどうするんだー!っていうね、強烈にドイツ派が海軍の中に居たんでしょうね。
したがって上の方は若干、米内光政から始まって親米なんだけど、やっぱりその中堅と上層部の間に乖離があったんでしょうね。」
佐高氏「だから城山三郎さんは、17歳で海軍の海兵団に入って、ハンモックの上で寝かされて、夜中にそれを訓練だー!と切られて、、だから海軍が合理的だなんて戯言だって書いてある。」
西部氏「(この映画は)歴史の大きなひとコマをもう一度66年ぶりに新しい角度で描こうとした、、」
佐高氏「海軍の山本五十六が居る所にむ、陸軍の青年将校が押しかけて、鉄砲を向けて。そういう対立みたいなものもあったという事が丁寧に描かれているという。」
西部氏「やっぱりね、始めた以上は、本土決戦まで行っちゃったらどうなんだと、徳富蘇峰は言ってたし、それから何十年か経ったら、ベトナムはまさに自分たちの本土で十年戦争をやってアメリカを追い返したし、アラブも色々とがんばってるしね。
日本は見事な戦争をやったんだけども、結構なんか負け方は不甲斐ねーなって(笑) 僕の子供の時からの(笑) もっとがんばりゃ良かったのにって、、」
佐高氏「なんか、急に咳き出てきました、はははははは。」
西部氏「でも彼は戦争始まって2年半で、現地視察に行って墜落事故(ほぼ自殺みたいなもんで) でも不時着した後も生きてて、最後に動けなくなってピストル自殺したと。
でも、そういう時代だから我々のような戦後に生まれた人間があんまり大言壮語できないからね。
なかなか立派な長岡人でしたと。」
佐高氏「なるほど。私がもし書いてればどういう結果になったか分からないが、軍人だからということで否定されるような人ではなかったということですよね。」西部氏「そうそう」
佐高氏「その点は見事に浮き彫りにされているような気もしますですね。」
「週刊金曜日」発行人の佐高氏も、西部氏の前では大人しい(苦笑)
二人は真逆のイデオロギーを持っているけど、映画評のトークとしては知識が豊富で、引き出しが多いので面白かったです。この二人共が高評価するぐらいだから、相当良い映画なんだと思いました。
ちなみに私はまだ見ていません^^;
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《従軍慰安婦小説 対談 (西部邁・佐高信) 【学問のすゝめ】》
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宜野湾市長選で、沖縄防衛局長が講和をやったと、鬼の首でも取ったようにテレビマスコミは騒いでいますが、労組の方はモロに凄い選挙運動しているんですけどねぇ。
今日は、チャンネル桜でその文書を公開していたので紹介します。
::
高清水氏「宜野湾市長選に関連致しまして、講和問題で検証チーム、沖縄防衛局長、この週内にも更迭される方針ということなんですが、それと同時にですねぇ、ナント、こちら、宜野湾市の職員労働組合、コチラは選挙活動をしている。協力を呼びかけているという風なことも紹介されています。」
水島氏「はい、まぁそういう事で、これがその、市職労働、、だから市の労働組合ですよ。
委員長・川上さんって人(川上一徳・執行委員長)がね、
【政治闘争(宜野湾市長選挙)の取り組みについて】
しっかりもう伊波さんに推薦をしましたんで、みんな応援をしてくださいと。協力してくださいと、これ、完全に選挙運動ですよね。(そうですよねぇ)」 こんなことやっているわけですよ。これは凄い問題だと思いますよ。(大きな問題ですよね)
大阪市でね、大阪府とかあったじゃないですか。これ政治問題やったらクビだぞってね、土下座したっていう話があったじゃないですか。これ、とんっでもないですよ。この行動提起・・・・
●伊波さんの勝利を目指し、1人20人以上取り込みって、、
●勝利を目指し一人当たり週に2回行動に取り組めと
●県内各単組をはじめ他の労働組合の輪を広げる取り組みを展開しろと、、(↑伊波洋一氏)
まっとにかく市長選挙に勝利するためにがんばろうと、こういう、、こんなことをやっているわけですよっ、ね。(ダメでしょ、こんなことをしたら)
ダメですよ。これだって、公務員ですよ、コレ(そうですよ) こういう事をやっているのに比べて、私はね沖縄の防衛局長はちょっと、、という言い方もあるかも分かんないけど、
基本的には何が悪いんだっていうね、とこ、あると思いますよ。彼が言ったのはとにかくね、選挙行ってちゃんとね投票しようと。大事な選挙だからと。これだけでしょ。
それをまぁ勘ぐって、なんかね、防衛省??の者に投票しろと言ったかどうかわかりませんけど。
だって我々だって、とにかく選挙行きましょうねと呼びかけますよ。私が言ったら保守系入れろっていうことになっているのかっていうね。(中略)
それともうひとつは、もちろん調べたっていうね、家族の人数をリストアップさせたというね、李下に冠を正さずということでね、まぁ誤解を受けることをやってしまったっていうことは、まぁ百歩譲ってあるかもわからない。しかし、基本的にはそんな無茶苦茶な事をね、やったとは私は思えませんけどね。
それで大騒ぎするっていうのは、私は筋があまり通っていない。むしろ市の労働組合側のこのことの方がよっぽど問題だろうと。コイツをクビにしろよと。なんでクビにしないんだってね。こんなものをクビにするのは当たり前ですよね、これね、、 と私は思います。」
高清水氏「はい、同感です。」以上
【以下は文書のコピー画像です。←あたたさん提供
【政治闘争(宜野湾市長選挙)の取り組みについてhttp://up3.viploader.net/news/src/vlnews050799.jpg】
以前から、あからさまな公務員の選挙活動は問題になっていました。北海道庁の例です↓
《労組丸抱えの北海道補選、朝鮮学校無償化問題(国会中継・下村博文氏)【NHK】》 より一部抜粋
下村氏「国庫補助負担金が1/3で、会計検査院が動くという事は大変な事だとよく認識してほしい。
北教組事件は政治とカネ、政治と教育、政治と労働組合、という問題が集約され極めて重大な事件にも関わらず、
全く反省していない事が、更に今回明らかになった。
10/1、北海道庁などで働く職員で構成する自治労・全道庁労連が、北海道5区の補欠選挙に関して、
勤務時間中に職場の公用FAXで、民主党候補者の選挙支援を行っていた事が明らかになった。(9:44AM 勤務時間中, 電話番号→道庁の代表番号) 役所で堂々と勤務時間中に全ての労働組合の支部に送りつけた。
選挙期間中なので名前は消しているが、決起大会の参加について・・ 明確に分かるが衆議院5区の補選の選挙活動で、「自民党政治に『時計の針を戻さない』「参加要請」などと反省も何もない。
参加氏名を書くようにノルマになっている。
これは地方公務員法35条の職務専念義務違反だ。
この民主党候補必勝決起集会は公選法129条に該当する。
この文章も法定外文章の頒布違反に該当する恐れがある。公選法142条243条
これは明らかに選挙違反で、調査する必要があると思うが民主党代表としてどう思うか。」・・・
そういう組合の活動は、例えば日本教職員組合(日教組)でも。
《北教組"政治活動とカネ"独占潜入取材 その1 【サンデープロジェクト】 》
テレビ朝日【サンデープロジェクト】誰のための労組か 「北教組」"政治活動とカネ"独占潜入取材
昨年の小林千代美議員の北教組と一体化した選挙活動と、
事実上北教組トップの長田秀樹委員長代理への小林議員当選直後のインタビューなどを記録しました。(以前書いたサンプロ特集と重複する部分も敢えてそのまま記録)
《北教組"政治活動とカネ"独占潜入取材 その2 【サンデープロジェクト】》
前記事の続きです(青字はナレーション)日教組のトップ中村委員長は我々にこう述べていた。
Q.「組合組織が特定の政党を支持するような機関決定をして良いのか」
中村氏「ひとりひとりが意思を持って組合員になっている組合ですから、
外からとやかく言われる筋合いじゃないなという風に思いますし、
強制をしていくっていうようなそういう事はしていないし、すべきではない。
教育という営みに強制は一番ね、遠い行為だなぁーという風に思います。」
そして我々は前回こう指摘した。
内田氏「その組合員の期待が失望に変わってしまった時に、
政治や選挙闘争に傾倒しすぎた労働組合ってのは果たして生き残っていけるのかと、そこに原点に立ち戻ってもらいたいと思いますね。」
北教組事件で次第に明らかになる労組丸抱えの組織選挙の実態。北海道の教師は半ば強制によるものだと証言する。
「(どういった動員があるか) まぁ、チラシ撒き、電話かけにしても事務所からバンバン電話をかける。
嫌な顔をする教師もいる明らかに自主的じゃない。多数決という名の全体主義ですよ。」
労組丸抱え選挙は、北教組に留まらない。
日教組加入率が7割を超える三重県。三重教組に所属する教師もこう述べた。
女性「(選挙が始まると何をするのか) 紹介カードをあげる、集会に参加する。」
「(個人運動で組織でやってないと?)違いますね。はい。組織運動だと思います。」
さらに、別の元組合員は違法の疑いがある選挙活動にまで、かつて駆り出された事を明かした。
元組合員「自分の担任している子供の家とかにに行って、保護者の方にお願いするとかそういう事もあったと思います。」三重教組は法令を遵守していると組織的な関与を否定したが、
証言から見えてきたのは教師たちに組織型選挙活動を強いる日教組の姿だった。
日教組の違法政治活動をもうひとつ↓
《義家議員、日教組の裏授業マニュアルと違法政治活動暴露! 【国会中継】》 より一部抜粋
義家氏「(20ミリシーベルトの批判) 教育の政治的中立はこれからもと言っているが、今回の統一地方選・昨年の参議院選も先生方は大幅に動員されて、ビラ配らされたり、本当はイヤなのに動員で呼び出されていた。私の所に寄せられる声の多くは日教組の組合員。
日教組の中村委員長は、『政治の壁が低くなり社会的パートナーとして認知された今、私達は公教育の中心にいる』とうそぶいた。
ちなみに平成20年度の民主党の政治資金パーティー、日教組と日本民主教育政治連盟、上限の150万合わせて300万寄付しているが、突出している。
選挙のとき、人・票・名簿をもらうから。表面上は政治的政治活動はダメだと。勤務中の組合活動はダメだと繰り返しておきながら、現場で起こっている事は見て見ぬ振りと。
例えば、昨年も具体的にファックスを示し、学校の職員室で公然と組合活動が行われていた事について追求したが、すぐに面白いファックスがまた出回って、私のもとに寄せられた。
『義家弘介・プロジェクトチームが、政治活動や勤務中の組合活動について再調査を指示し、道教委が見聞きしたものを再調査決定をしている。』『胸を張って堂々と勤務に支障をきたさない範囲で勤務時間中であっても組合活動をしてどこが違法なのだ。訴えるべきではないか。日曜の教員の勤務実態を見てしっかりと考えろ。我々は勤務時間中に組合活動をする事は適法だ』と
さらに『私文書を勝手に持ち出した資料に基づき組合活動に調査をするやり方はそれこそ違法である』 と開いた口が塞がらないような話し合いでペーパをーまとめている。
民主党は、元北教組の小林千代美議員に多額の献金をした。原資はまさに先生方からピンハネしたお金(口座振替で) 。
こういう、まったく懲りてない民主党の有力支持母体である日教組の活動について菅総理、どう考えるか。」
もう結局、こういう組織はただの集票巨大団体・集票マシーンになっているような・・・。
上層部はその金をいいように使っているし(飲み食い・裏金作り)
この沖縄防衛局長の方を選挙活動だと言うのなら、
全国の公務員の政治活動全般を調査し、処分し、正しい選挙が行われるように正すべきだと思います。
支持組織が違法な政治活動してでも勝たせるような選挙では、日本の政治は良くならない。
民主党最大の支持母体に今の政権が切り込めるかといえば・・・絶望的ですけどね。
こういう時にマスコミは調査報道すべきなんだけど、今のとこ産経新聞だけかな。
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在中国・日本大使館移転をめぐる中国と日本政府との密約の件ですが、
自民党の小野寺五典議員が2日の衆院予算委員会で、玄葉外務大臣に質問をしていたのでその部分のみ文字起こししました[E:downwardleft](ただし、流れはそのまま要約です)
小野寺議員「・・・大変言い難い質問だが外務大臣に質問したいと思う。
内容は、北京にある日本大使館の移転をめぐる中国との密約の問題について伺いたい。
実は北京の日本大使館、約70億で新築した。そして昨年7月に建物が完成した。そして8月に中国に建築確認の申請をしたら、申請にない一部の増築があったということでダメと言われたので、古い大使館は毎月家賃が2000万以上かかっている。ですから移れば移るほどそれだけ税金がドンドン失われていく。
で、外務省は『どうやったらこの建築確認が下りるか』と中国側に聞いたら、普通なら『建物の中のここを直せば建築確認を下ろします』 というのが常識だが、
中国から来た内容は、昨日外交部会で確認したが、『・日本にある東京の大使館の公邸を造りたい広い土地 ・あるいは様々問題になっている新潟の領事の土地 ・名古屋の領事の土地について便宜を図ってくれれば、日本の大使館の建築確認は配慮する』って・・・これを昨日の話では口頭と文書で言われたと。
そしてこれに対して日本政府は、これは大臣の許可も得て、1月19日日本大使館の口上書という形で、国際関係の法規、国内法に則り対応すると。
逆に言えば配慮すると、口上書で日本政府が出したと。そしてその2日後に建築確認が下りてめでたく引越しできましたと。
私の所にはめでたく引越しできましたって話は来なかった。この口上書の話は知らなかった。報道で聞いたのでまさかと思って聞いたら、『いや、出しました』と。
この構図は、外務省が建築確認でミスを犯したのを、中国側にシッポを捉まれて、そして日本にある、住民が反対している様々な土地。領事館造るのにこんなに土地要るのかっていう指摘に関して、外務省として『配慮する』って文書で出したってことにならないか?
言ってみれば、日本政府が中国側の政府ぐるみでハニートラップにかかったんじゃないかと。この口上書の有無と、中国側の要求について外務大臣に伺う。」
玄葉大臣「えっーとですね、これは在中国大使館事務所の移転手続きにかかる調整の過程で、中国側から在日公館建設施設の建設について日本側の協力を得たいとの要請があった。
で、我が方は一貫して、我が方在中国大使館事務所の移転と、中国側の在日公館施設の建設は別問題との立場を維持した上で、中国側の要請に関しては、わが国として関連の国際法に従い、中国国内法令の範囲内で協力する」とするという、いわば他国に対するものと同じ立場を表明した。
でその際、中国側から日本の立場を文書にしてもらえないかとの依頼があったため口上書にして中国側に伝えた。
尚、ご存知のようにウイーン条約等で、中国に限らず在日外国公館の整備の問題については、わが方としては関連の国際法に従って接受国として公館の取得等を支援すべき立場にあり、国内法令の範囲で対応してきているということだが、
もっとざっくばらんに言うと、えーっとですね、これ元々2008年の6月なんですね。2008年の6月にその増床工事をする、、確かに日本側のミスはあった。中国側にその時通報しなきゃいけなかった2008年の6月に。
本来通報すべきだったのにしなかったのは2008年の時のミスだと思う。そのミスに付け込もうとしたのかはわからないがっ、その後なかなか大使館の移転が進まなかったということで、私も大臣になって相談を受けた。
私からは中国に対して、国内の法令を超える対応はすべきではない。という事と、我が方大使館の移転の問題と、この中国の在日公館建設問題は別の問題であると。バーターはダメだと指示していた。
もっと具体的にいうと、土地の話をされたが、要請はあったが土地の話はない。断っ
たので結局、他国から求められたら行う内容だが、さっき言ったことと、在日中国公館の建設工事の請け負いに関する中国側の希望に関して、日本の国内法令に基づき可能な範囲で????の精神に立脚していくんだという内容と、あとは要因の査証ですね、それだけであって、土地の問題は全くないのでそこは誤解のないように。
つまり、ミスに付け込もうとしたのかも知れないけど、そうはさせなかったと申し上げたほうが正しいと思う。」 (謎の大拍手)
小野寺議員「すいません。実はこういう口上書を中国以外の国に今まで出したことがないと聞いているし、今回、中国に対してこういう口上書を出したことは初めてだと聞いている。
ということは、なぜこんな異例なことをわざわざ口上書で出すのか。
委員長にお願いしたいのは、是非この日本政府が出した口上書と、それから中国政府からこれは文書で来たって言ってましたので、その両方を提出していただけるよう理事会の方で協議していただけるようお願いしたい。」
中井委員長「理事会で協議いたします。」小野寺議員「はい、以上で質問を終わります。」以上
玄葉大臣の答弁、なーんか誠実さがありませんねぇ。この説明だとバーターとしか思えませんけど~
しかも、2008年のミスと印象付けてジミンガーと言いたげ・・
で、日本大使館をめぐる一連の時系列にまとめてみました。
平成18年6月 在北京の新大使館着工
平成21年9月 政権交代
平成23年7月 完成
(中国側は、当初計画になかった吹き抜けを設けたことなどを理由に「竣工検査に合格していない建物を使用することはできない」として移転許可を留保)
平成24年1月19日 中国の在日公館の移転・整備に協力するとの趣旨の「口上書」を提出
平成24年1月21日 中国政府が移転許可を出す
平成24年1月31日 JNN スクープ報道
小野寺議員の指摘はもっともです。日本政府と中国がこそこそやっていたんだから、密約ですね。
中国は土地取得が目的なのに、建築許可と日本の国土を交換条件で差し出すような売国行為は許せません。
しかも、外務省のミスかトラップか知らないけどとにかく、その尻拭い!
あとは、口上書と中国からのその要請の文書の現物の検証待ちですね。
異例の口上書を出したその理由を知りたいわっ。口上書とは・・
一般公開で +1 しました 取り消す口上書(こうじょうしょ、note verbale)は、外交文書の一つであり、公式な信書である。 目的. 国家間、もしくは国家と国際機関の間で交換(「発出」および「受領」)されるものであり、署名はされない(署名がされる文章は note signée と呼ばれる)。口上書 - Wikipedia
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