民主党の小沢代表代行は24日、東京都北区で記者会見し、8月30日投開票の衆院選で東京12区(北区など)に同党参院議員の青木愛氏(43)を擁立すると発表した。
同区は公明党の太田代表が立候補を予定しており、小沢氏は太田氏と直接対決するため、自らの出馬を検討していたが、見送った。地元の岩手4区から出馬する見込みだ。
小沢氏は記者会見で、「国替え」見送りの理由について、「今日の全国の選挙情勢から判断した」とだけ語った。自らが出馬する選挙区も明言しなかった。
青木氏は、2003年の衆院選比例南関東ブロックで初当選した。05年の前回衆院選は千葉12区で落選したが、07年の参院比例選で当選を果たした。青木氏の出馬に伴い、07年参院比例選で落選した元議員の広野